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第23回衆議院議員総選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 日本の旗 第23回衆議院議員総選挙 国会議事堂
内閣 第1次吉田内閣
解散日 1947年(昭和22年)3月31日
解散名 新憲法解散
公示日 1947年(昭和22年)3月31日
投票日 1947年(昭和22年)4月25日
選挙制度 中選挙区制
改選数 466(増減なし
議席内訳

選挙後の党派別議席数
有権者 満20歳以上の日本国民
有権者数 4090万7493人
投票率 67.95%(減少4.13%)
各党別勢力
党順 第1党 第2党 第3党
画像
党色
党名 日本社会党 日本自由党 民主党
党首 片山哲 吉田茂 (不在)
就任日 1946年9月 1946年8月
前回選挙 93 140 新党
選挙前議席 99 139 145
獲得議席 143 131 124
増減 44 8 21
得票数 717万6882票 731万2524票 696万270票
得票率 26.23% 26.73% 25.44%
得票率増減 8.33% 2.37%
党順 第4党 第5党 第6党
画像
党色
党名 国民協同党 日本農民党 日本共産党
党首三木武夫[注釈 1] 中野四郎 徳田球一
就任日 1947年3月 1947年2月 1945年12月
前回選挙 新党 新党 5
選挙前議席 63 4 6
獲得議席 31 5 4
増減 32 1 2
得票数 191万5948票 21万4754票 100万2883票
得票率 7.00% 0.78% 3.67%
得票率増減 0.18%
選挙状況


各選挙区における党派別獲得議席及び得票率
野党(社会・民主・国民協同連立政権)
  日本社会党   民主党   国民協同党
与党
  日本自由党
その他野党
  日本農民党   日本共産党   諸派
無所属

  無所属
 < 1946年1949年 > 

第23回衆議院議員総選挙(だい23かいしゅうぎいんぎいんそうせんきょ)は、1947年昭和22年)4月25日日本で行われた国会衆議院議員総選挙である。

概要

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衆議院第一党である日本自由党の総裁ではあったものの貴族院議員である吉田茂総理大臣となっていた第1次吉田内閣は、「天皇の大命により組閣する」という大日本帝国憲法下の手続きを経て作られたものであったので、日本国憲法の施行を直前にして自らの正統性を世に問う目的で行われた。

総選挙実施に先立って衆議院議員選挙法の別表改正が行われ、戦前の第16回1928年)から第21回1942年)まで用いられた中選挙区が復活。但し、ソ連占領下の北方領土(選挙区上は北海道5区の一部)及び米国占領下の小笠原諸島(選挙区上は東京2区)には衆議院議員選挙法を適用しない旨が明記された。また、同様に米国占領下にあった奄美群島(選挙区上は鹿児島3区)及び沖縄県全県区)については当分の間、衆議院議員選挙法を適用しないこととされた。また伊豆諸島青ヶ島村は日本施政下にあったものの「通信困難地域」に指定されていたため、選挙が実施されなかった。

選挙データ

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内閣

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解散日

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解散名

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公示日

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投票日

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改選数

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  • 466

選挙制度

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投票方法
秘密投票単記投票、1票制
選挙権
満20歳以上の日本国民
被選挙権
満25歳以上の日本国民
有権者数
40,907,493(男性:19,577,766 女性:21,329,727)

選挙活動

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党派別立候補者数

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党派 内訳 男性 女性 公示前
日本民主党 350 83 145
日本自由党 326 92 139
日本社会党 289 86 99
国民協同党 108 41 63
日本共産党 120 6 6
日本農民党 12 1 4
諸派 143 3 3
無所属 242 4 6
合計 1,590 316 1,505 85 465
出典:『朝日選挙大観』

選挙結果

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党派別獲得議席

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e • d  日本の旗 第23回衆議院議員総選挙 (1947年(昭和22年)4月25日施行)
党派 獲得
議席
増減 得票数 得票率 公示前
与党 131 減少008 7,312,524 26.73% 139
日本自由党 131 減少008 7,312,524 26.73% 139
野党無所属 335 増加009 20,049,083 73.27% 326
日本社会党 143 増加044 7,176,882 26.23% 99
日本民主党 124 減少021 6,960,270 25.44% 145
国民協同党 31 減少032 1,915,948 7.00% 63
日本農民党 5 増加001 214,754 0.78% 4
日本共産党 4 減少002 1,002,883 3.67% 6
諸派 16 増加013 1,174,662 4.29% 3
無所属 12 増加006 1,603,684 5.86% 6
欠員[注釈 2] 0 減少003 3
総計 466 減少002 27,361,607 100.0% 468
有効票数(有効率) 27,361,607 98.43%
無効票・白票数(無効率) 436,141 1.57%
投票者数(投票率) 27,797,748 67.95%
棄権者数(棄権率) 13,109,745 32.05%
有権者数 40,907,493 100.0%
出典:総務省統計局 衆議院議員総選挙一覽. 第23回
投票率:67.95%(前回比:減少 4.13%)
【男性:74.87%(前回比:減少 3.65%) 女性:61.60%(前回比:減少 5.37%)】

党派別当選者内訳

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党派 内訳 男性 女性
日本社会党 143 70 3 70 135 8
日本自由党 131 71 1 59 128 3
日本民主党 124 63 3 58 121 3
国民協同党 31 24 0 7 30 1
日本農民党 5 1 0 4 5 0
日本共産党 4 2 0 2 4 0
諸派 16 2 0 14 16 0
無所属 12 4 0 8 12 0
総計 466 237 7 222 451 15
出典:『朝日選挙大観』

政党

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日本自由党:131議席[2]
総裁:吉田茂
幹事長    :大野伴睦
総務会長   :星島二郎
政務調査会長 :芦田均
日本社会党:143議席[2]
委員長片山哲
書記長    :西尾末広
政策審議会長 :森戸辰男
国会対策委員長:浅沼稲次郎
日本民主党:124議席[2]
総裁:(不在)
最高委員  :斎藤隆夫 芦田均
       一松定吉 河合良成
       木村小左衛門 犬養健
       楢橋渡
幹事長   :石黒武重
政務調査会長:矢野庄太郎
国民協同党:31議席[2]
委員長:(不在)
書記長      :三木武夫
政務調査会長   :船田享二
中央常任委員会議長:岡田勢一
日本農民党:5議席[2]
委員長:中野四郎
日本共産党:4議席[2]
書記長 :徳田球一
政治局員:志賀義雄 野坂参三
諸派:16議席[2]
  • 2議席(1団体)
秋田県民主党   :平沢長吉(秋田1区)、根本龍太郎(秋田2区)
  • 1議席(14団体)
社会革新党    :外崎千代吉(青森2区)
日本人民党    :只野直三郎(宮城1区)
立憲養正会    :齋藤晃  (福島3区)
日本農民組合   :山口武秀 (茨城2区)
農民連盟     :加藤吉太夫(福井全県区)
革新社会党    :今村忠助 (長野3区)
新日本建設同盟  :田中久雄 (三重1区)
鳥取県農民総同盟 :堀江実蔵 (鳥取全県区)
協同農民党    :重富卓  (山口2区) 
救国青年連盟   :織田正信 (香川1区)
福岡県農村青年連盟中村寅太 (福岡1区)
農村連盟     :寺崎覚  (福岡3区) 
農漁民協同党   :綱島正興 (長崎2区)
民権同志会    :石原登  (鹿児島2区) 

議員

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当選者

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 日本社会党   日本自由党   民主党   国民協同党   日本農民党   日本共産党   諸派   無所属 

北海道 1区 苫米地英俊[自 1] 椎熊三郎 正木清 境一雄[社 1] 小川原政信[自 1] 2区 河口陽一[農 1] 和田敏明 佐々木秀世[民 1] 坂東幸太郎[自 1]
3区 冨永格五郎[自 1] 館俊三[社 2] 川村善八郎[自 1] 4区 岡田春夫[社 2] 北二郎[農 1] 三好竹勇 山中日露史[社 1] 松浦栄[自 1]
5区 森三樹二 高倉定助[農 1] 伊藤郷一[自 1] 永井勝次郎 飯田義茂
青森県 1区 小笠原八十美[自 1] 山崎岩男 苫米地義三 夏堀源三郎[自 1] 2区 笹森順造 工藤鉄男[民 1] 外崎千代吉[諸 1]
岩手県 1区 野原正勝[自 1] 石川金次郎 山本猛夫[民 2] 鈴木善幸[社 3] 2区 小沢佐重喜[自 1] 志賀健次郎 高田弥市[自 1] 浅利三朗[自 1]
宮城県 1区 庄司一郎[自 1] 本間俊一[民 1] 竹谷源太郎 佐々木更三 只野直三郎 2区 日野吉夫 大石倫治[自 1] 角田幸吉[自 1] 内海安吉[自 1]
秋田県 1区 平沢長吉[諸 2] 石田博英[自 1] 島田晋作 細野三千雄 2区 田中健吉[社 4] 鈴木弥五郎[民 3] 根本龍太郎[諸 2] 村上清治[自 1]
山形県 1区 小野孝 大滝亀代司[自 2] 松浦東介[自 1] 海野三朗 2区 図司安正 泉山三六[自 1] 金野定吉 上林与市郎
福島県 1区 八百板正 大内一郎[自 1] 原孝吉[民 2] 榊原千代 2区 中野寅吉[自 2] 鈴木義男 林平馬 山下春江 円谷光衛[自 1]
3区 関内正一[自 1] 齋藤晃 小沢専七郎[民 3]
茨城県 1区 葉梨新五郎[自 1] 小野瀬忠兵衛[民 2] 山口武秀[諸 3] 飯村泉 2区 山崎猛[自 1] 萬田五郎 石野久男[社 2]
3区 鈴木明良[民 4] 谷口武雄 菊池豊 原彪 菊池重作
栃木県 1区 相馬助治[無 1] 矢野政男 戸叶里子 船田享二 高瀬伝[社 4] 2区 山口好一[自 1] 金子益太郎 小平久雄[民 4] 大澤嘉平治[民 2] 栗田英男
群馬県 1区 石井繁丸 生方大吉 鈴木強平 2区 松井豊吉[民 2] 大島義晴 野本品吉
3区 中曽根康弘 小峰柳多[自 1] 武藤運十郎 最上英子
埼玉県 1区 川島金次 松永義雄 田島房邦 田口助太郎[自 1] 2区 平岡良蔵 師岡栄一 山口六郎次[自 1]
3区 青柳高一[民 4] 関根久蔵 松崎朝治[自 1] 4区 古島義英[自 1] 佐瀬昌三[自 1] 馬場秀夫
千葉県 1区 成島憲子 吉川兼光 多田勇[自 1] 渋谷雄太郎[自 1] 2区 山村新治郎[自 1] 寺島隆太郎 仲内憲治[自 1] 竹尾弌[自 1]
3区 水田三喜男[自 1] 富田照[自 1] 田中豊 野老誠[無 2] 片岡伊三郎[自 1]
神奈川県 1区 松尾トシ子 門司亮 高橋長治 三浦寅之助[自 1] 2区 土井直作 笹口晃 白井佐吉[自 1] 小暮藤三郎[自 1]
3区 片山哲 鈴木雄二 萩原寿雄 岩本信行[自 1] 磯崎貞序[自 1]
山梨県 全県 天野久 松沢一[社 4] 鈴木正文[自 1] 平野力三[社 5] 樋貝詮三[自 1]
東京都 1区 浅沼稲次郎 櫻内義雄 原彪 野坂参三 2区 松岡駒吉 加藤シヅエ 菊池義郎[自 1]
3区 鈴木茂三郎 広川弘禅[自 1] 徳田球一 4区 花村四郎[自 1] 荒畑勝三[社 5] 菊川忠雄
5区 田川大吉郎 鈴木仙八[自 1] 石田一松 加藤隆太郎[自 1] 6区 島村一郎[自 1] 林連 島上善五郎 山口シヅエ 中島守利[自 1]
7区 松谷天光光[社 2] 栗山長次郎[自 1] 並木芳雄 山花秀雄 八並達雄
新潟県 1区 北昤吉 笠原貞造 石山賢吉 2区 高岡忠弘 井伊誠一 渡辺良夫[自 1] 玉井祐吉[社 2]
3区 亘四郎[自 1] 神山栄一 田中角栄[民 2] 清沢俊英 稲村順三 4区 猪俣浩三 塚田十一郎[自 1] 荊木一久
富山県 1区 佐伯宗義 鍛冶良作[自 1] 矢後嘉蔵 2区 内藤友明 橘直治 綿貫佐民
石川県 1区 井村徳二 竹田儀一[無 3] 東舜英[民 2] 2区 大森玉木 益谷秀次[自 1] 五坪茂雄
福井県 全県 長谷川政友 坪川信三 加藤吉太夫[諸 4] 青木清左衛門
長野県 1区 倉石忠雄[自 1] 小坂善太郎 本藤恒松[社 4] 2区 井出一太郎 唐木田藤五郎 小林運美
3区 野溝勝 吉川久衛 今村忠助[諸 5] 林百郎 4区 増田甲子七[自 1] 降旗徳弥[民 1] 植原悦二郎[自 1]
岐阜県 1区 平工喜一[社 4] 大野伴睦[自 1] 武藤嘉一[民 2] 木村公平[自 1] 山本幸一 2区 長谷川俊一[民 3] 安東義良[自 1] 伊藤恭一 岡村利右衛門[自 1]
静岡県 1区 原栄作[自 1] 神田博[自 1] 加藤静雄 池谷信一 岡野繁蔵 2区 石橋湛山 宮幡靖[自 1] 小松勇次 山崎道子 勝間田清一
3区 竹山祐太郎 鈴木里一郎[自 1] 坪井亀蔵 川合彰武
愛知県 1区 服部崎市 赤松勇 加藤勘十 辻寛一[自 1] 橋本金一 2区 早稲田柳右衛門 深津玉一郎[自 1] 田中斉 水野實郎[社 4]
3区 江崎真澄[自 1] 河野金昇 佐藤観次郎 4区 中垣國男 中野四郎 千賀康治[民 2] 酒井俊雄
5区 青木孝義[自 1] 八木一郎[民 2] 林大作
三重県 1区 川崎秀二 水谷昇[自 1] 田中久雄 松田正一[民 4] 松本一郎[民 2] 2区 尾崎行雄 足立梅市 石原円吉[自 1] 生悦住貞太郎
滋賀県 全県 森幸太郎[自 1] 今井耕 矢尾喜三郎 長野重右衛門 花月純誠[自 3]
京都府 1区 水谷長三郎 竹内克巳 小川半次 辻井民之助 川橋豊治郎[自 2] 2区 芦田均 太田典礼[社 2] 中野武雄[自 1] 大石ヨシエ[社 4] 奥村竹三[自 1]
大阪府 1区 一松定吉 大矢省三 河井栄蔵 有田二郎[自 1] 2区 西尾末広 前田種男 細川八十八 中山マサ[自 4]
3区 幣原喜重郎[民 2] 井上良二 松原喜之次 原田憲[自 1] 4区 田中萬逸[民 2] 叶凸[社 4] 久保田鶴松 喜多楢治郎
5区 小西寅松[無 4] 西村栄一 平島良一[自 1]
兵庫県 1区 松沢兼人 佃良一 永江一夫 2区 原健三郎[民 1] 米窪満亮 中村俊夫 山下栄二 後藤悦治
3区 河合義一 細田忠治郎 田中源三郎 4区 木下栄 山名義芳[自 1] 堀川恭平 大上司[民 4]
5区 斎藤隆夫[民 4] 小島徹三 佐々木盛雄[自 1]
奈良県 全県 北浦圭太郎[自 5] 伊瀬幸太郎 中村元治郎[農 2] 東井三代次[無 5] 前田正男[無 4]
和歌山県 1区 田中織之進 山口喜久一郎[自 1] 今村長太郎[自 1] 2区 松本真一[社 4] 世耕弘一[自 2] 早川崇[協 1]
鳥取県 全県 稲田直道[自 1] 庄司彦男 堀江実蔵[諸 6] 梶川静雄
島根県 全県 木村小左衛門 中崎敏 松本淳造 生越三郎[民 2] 木村栄
岡山県 1区 黒田寿男[社 2] 大村清一[自 1] 小枝一雄 西山冨佐太 榊原亨[自 2] 2区 星島二郎[自 1] 中原健次[社 2] 近藤鶴代[自 1] 重井鹿治 多賀安郎
広島県 1区 松本瀧藏 藤田栄[社 4] 佐竹新市 2区 谷川昇[自 1] 前田栄之助 武田キヨ[自 6] 大原博夫[協 1]
3区 森戸辰男 原侑[自 1] 大宮伍三郎 高津正道 田淵実夫
山口県 1区 今澄勇 坂本実[自 1] 周東英雄[自 1] 庄忠人[民 2] 2区 重富卓[諸 7] 受田新吉[無 6] 田村虎一[自 1] 守田道輔 中嶋勝一[民 2]
徳島県 全県 三木武夫 成瀬喜五郎 柏原義則[自 1] 岡田勢一 秋田大助[協 2]
香川県 1区 織田正信 成田知巳 溝淵松太郎 2区 豊沢豊雄 福田繁芳 矢野庄太郎
愛媛県 1区 岡井藤志郎[自 1] 米田吉盛 安平鹿一 2区 赤松明勅[社 4] 村瀬宣親 馬越晃
3区 井谷正吉 高橋英吉[自 1] 明礼輝三郎[自 1]
高知県 全県 吉田茂[自 1] 林譲治[自 1] 黒岩重治[無 7] 佐竹晴記[社 4] 長野長広
福岡県 1区 田中松月 中村寅太[諸 8] 中島茂喜 大神善吉[無 8] 福田昌子 2区 西田隆男 岡部得三 伊藤卯四郎 松本七郎 淵上房太郎[自 1]
3区 荒木万寿夫 石井光次郎 寺崎覚[諸 9] 古賀喜太郎[民 2] 田中稔男 4区 衛藤速[社 4] 長尾達生[民 4] 成重光真[社 4] 平井義一[自 1]
佐賀県 全県 中村又一 森直次[自 1] 大島多蔵 梁井淳二[自 1] 角田藤三郎
長崎県 1区 本多市郎[自 1] 今村等 本田英作[自 2] 若松虎雄[自 1] 久保猛夫[民 3] 2区 北村徳太郎 綱島正興[諸 10] 藤原繁太郎 西村久之[自 1]
熊本県 1区 松野頼三[自 1] 打出信行 坂口主税 宮村又八[社 4] 寺本斎[民 3] 2区 吉田安 園田直 細川隆元 坂田道太[自 1] 福永一臣[自 1]
大分県 1区 梅林時雄 村上勇[自 1] 金光義邦 野上健次 2区 安田幹太 松原一彦 宇都宮則綱[民 5]
宮崎県 1区 片島港 押川定秋[無 5] 川野芳満[協 3] 2区 川越博 石神啓吾 森山武彦[社 2]
鹿児島県 1区 井上知治[民 2] 上林山栄吉[自 1] 中村嘉寿[民 2] 村尾薩男 2区 冨吉榮二 石原登[諸 11] 尾崎末吉[民 2]
3区 前田郁[無 4] 的場金右衛門[協 3] 佐藤通吉[民 2]

補欠当選等

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月日 選挙区 新旧別 当選者 所属党派 欠員 所属党派 欠員事由
1947 12.19 新潟1区 松木弘[自 1] 日本自由党 北昤吉 日本自由党 1947.7.20辞職[辞 1][3]
舟崎由之 民主党 石山賢吉 日本自由党 1947.11.17辞職[辞 1][4]
- 東京6区 (未実施) 林連 民主党 1947.5.21辞職[辞 1][5]
兵庫3区 (未実施) 細田忠治郎 民主党 1947.5.21辞職[辞 1][5]
愛知1区 (未実施) 服部崎市 民主党 1947.6.2死去
富山2区 (未実施) 綿貫佐民 日本自由党 1947.6.3辞職[辞 1][6]
静岡1区 (未実施) 原栄作 日本自由党 1947.6.5辞職[辞 1][7]
福岡3区 (未実施) 石井光次郎 日本自由党 1947.6.10辞職[辞 1][8]
静岡2区 (未実施) 石橋湛山 日本自由党 1947.6.10辞職[辞 1][9]
埼玉2区 (未実施) 平岡良蔵 日本自由党 1947.7.27辞職[辞 1][10]
東京5区 (未実施) 田川大吉郎 日本社会党 1947.10.9死去
愛知2区 (未実施) 田中齊 日本社会党 1947.11.7辞職[辞 1][11]
茨城1区 (未実施) 葉梨新五郎 日本自由党 1947.11.26辞職[辞 1][12]
群馬1区 (未実施) 生方大吉 民主党 1947.12.5辞職[辞 2]
1948 4.4 広島3区 高橋禎一 民主党 大宮伍三郎 民主党 1947.12.13辞職[辞 1]
平川篤雄 国民協同党 原侑 無所属 1948.1.30辞職[辞 3][14]
5.21 宮城2区 大石武一 民主自由党 日野吉夫 日本社会党 1947.6.2辞職[辞 1]
高橋清治郎 民主党 大石倫治 民主自由党 1948.3.30死去
11.26 長崎1区 坪内八郎 民主自由党 今村等 日本社会党 1947.7.11辞職[辞 1]
岡西明貞 民主自由党 本田英作 新自由党準備会 1948.10.4死去
- 山梨全県区 (未実施) 平野力三 無所属 1948.2.4辞職[辞 1]
茨城2区 (未実施) 山崎猛 民主自由党 1948.10.14辞職[辞 4][15]
兵庫1区 (未実施) 永江一夫 日本社会党 1948.11.9辞職[辞 5][16]
山形2区 (未実施) 泉山三六 民主自由党 1948.12.14辞職[辞 6][17]
出典:戦後の補欠選挙

初当選

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計222名
○:貴族院議員経験者
日本自由党
59名
日本社会党
70名
民主党
58名
国民協同党
7名

 

 

 

日本農民党
4名
日本共産党
2名
諸派
14名

 

 

無所属
8名

 

 

 

返り咲き・復帰

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計7名
日本自由党
1名
日本社会党
3名
民主党
3名

引退・不出馬

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計149名
△:公職追放による不出馬
●:第1回参議院議員通常選挙当選者
日本自由党
47名
日本社会党
13名

 

 

民主党
62名
国民協同党
22名
日本農民党
3名
無所属
2名

落選

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計79名
日本自由党
21名
日本社会党
16名

 

民主党
20名

 

国民協同党
17名

 

日本共産党
4名
諸派
1名

記録的当選者・落選者

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氏名 政党 選挙区 記録
最年少当選者 織田正信 諸派 香川1区 25歳4ヶ月
最高齢当選者 尾崎行雄 無所属 三重2区 88歳4ヶ月
最多得票当選者 木村小左衛門 民主 島根全県区 124,443票
最少得票当選者 生悦住貞太郎 民主 三重2区 14,587票
最多得票落選者 川西清 自由 兵庫3区 32,482票
最多当選 尾崎行雄 無所属 三重2区 23回(連続)

選挙後

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国会

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第1回国会特別会
会期:1947年5月20日 - 12月9日
松岡駒吉 (社会党) :274
山崎猛  (自由党) :126票
綱島正興 (日本農民党) :007票
生方大吉 (民主党) :001票
齋藤隆夫 (民主党) :001票
無効          :006票
  • 衆議院副議長選挙(1947年5月21日 投票者数:420 過半数:211)
田中萬逸 (民主党) :287
大石倫治 (自由党) :121票
高倉定助 (日本農民党) :007票
山崎猛  (自由党) :001票
田中健吉 (社会党) :001票
無効          :003票
  • 内閣総理大臣指名選挙(1947年5月23日)
衆議院議決(投票者数:426 過半数:214)
片山哲  (社会党) :420
吉田茂  (自由党) :001票
齋藤晃  (立憲養正会) :001票
無効          :004票
第2回国会臨時会
会期:1947年12月10日 - 1948年7月5日
  • 内閣総理大臣指名選挙(1948年2月21日)
衆議院議決(投票者数:421 過半数:211)[19]
芦田均  (民主党) :216
吉田茂  (自由党) :180票
片山哲  (社会党) :008票
徳田球一 (共産党) :003票
無効          :014票
第3回国会臨時会
会期:1948年10月11日 - 11月30日
  • 内閣総理大臣指名選挙(1948年10月14日)
衆議院議決(投票者数:400 過半数:201)
吉田茂  (民自党):184票
片山哲  (社会党):087票
三木武夫 (国民協同党):028票
黒田寿男 (労働者農民党):009票
徳田球一 (共産党):004票
齋藤晃  (立憲養正会):001票
無効        :087票
衆議院決選投票(投票者数:399 過半数:200)
吉田茂  (民自党):185
片山哲  (社会党):001票
無効        :213票

政党

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1947年5月18日、民主党は不在であった総裁に芦田が就任し、幣原喜重郎が名誉総裁に就任することを承認した。

脚注

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注釈

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  1. ^ 委員長は選出せず、三木書記長が党を率いた。
  2. ^ 改正前の選挙法では米軍占領下で選挙未実施の沖縄全県区(定数2)が規定されていた。
  3. ^ 衆議院解散後の1947年4月11日に急死した。
  4. ^ 秋田県民主党公認。

当選者注釈

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  • 日本自由党
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd de df dg dh di dj dk dl 自由党解党後、民自党結成に参画。
  2. ^ a b c d e f 自由党解党後、新自由党結成に参画。
  3. ^ 自由党解党後、社会党に入党。
  4. ^ 自由党離党後、民主党、民主クラブを経て、民自党結成に参画。
  5. ^ 自由党解党後、民主党に入党。
  6. ^ 自由党離党後、民主党に入党。
  • 日本社会党
  1. ^ a b 社会党離党後、労農党を経て、社会党に復党。
  2. ^ a b c d e f g h i 社会党離党後、労農党結成に参画。
  3. ^ 社会党離党後、社革党を経て、民自党に入党。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 社会党離党後、社革党結成に参画。
  5. ^ a b 社会党離党。
  • 日本民主党
  1. ^ a b c d e 民主党除名後、同志クラブ、民主クラブを経て、民自党結成に参画。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 民主党離党後、同志クラブ、民主クラブを経て、民自党結成に参画。
  3. ^ a b c d e 民主党離党後、新自由党結成に参画。
  4. ^ a b c d e f g 民主党離党後、民主クラブを経て、民自党結成に参画。
  5. ^ 民主党離党後、新自由党を経て、民主党に復党。
  • 国民協同党
  1. ^ a b 国協党離党後、社革党結成に参画。
  2. ^ 国協党離党後、社革党を経て、民主党に入党。
  3. ^ a b 国協党離党後、民自党に入党。
  • 日本農民党
  1. ^ a b c 農民党離党後、農民新党結成に参画。
  2. ^ 農民党で当選後、無所属で活動。
  • 諸派
  1. ^ 地域政党の社会革新党を経て、社革党結成に参画。
  2. ^ a b 秋田県民主党、民主党、同志クラブ、民主クラブを経て、民自党結成に参画。
  3. ^ 日本農民組合を経て、労農党結成に参画。
  4. ^ 農民連盟、農民党を経て、農民新党結成に参画。
  5. ^ 革新社会党を経て、民自党結成に参画。
  6. ^ 鳥取県農民総同盟を経て、労農党結成に参画。
  7. ^ 協同農民党、自由党を経て、民自党結成に参画。
  8. ^ 福岡県農村青年連盟、農民党を経て、農民新党結成に参画。
  9. ^ 農村連盟、農民党を経て、農民新党結成に参画。
  10. ^ 農漁民協同党、農民党を経て、民自党結成に参画。
  11. ^ 民権同志会、自由党を経て、民自党結成に参画。
  • 無所属
  1. ^ 社会党支持。
  2. ^ 労農党結成に参画。
  3. ^ 自由党を経て、民主党に入党。
  4. ^ a b c 自由党を経て、民自党結成に参画。
  5. ^ a b 民主党に入党。
  6. ^ 社会党に入党。
  7. ^ 国協党を経て、無所属。
  8. ^ 社革党に入党。
  • 辞職
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 公職追放のため。
  2. ^ 本会議場で泥酔・放尿したことによる引責のため[13]
  3. ^ 詐欺罪に関する逮捕許諾請求が行われたことによる引責のため。
  4. ^ 首班指名を回避するため(山崎首班工作事件)。
  5. ^ 東洋製粉事件に関与した引責のため。
  6. ^ 国会キス事件の引責のため。

出典

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  1. ^ 「ごめんね カオナシ 自民党 お手上げ――解散、名付けると」『朝日新聞』2009年7月22日付朝刊、第13版、第38面。
  2. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史』545頁
  3. ^ 『官報号外』昭和22年8月12日 第1回国会 予算委員会議録第3号
  4. ^ 『官報号外』昭和22年11月19日 第1回国会 衆議院会議録第60号
  5. ^ a b 『官報号外』昭和22年5月22日 第1回国会 衆議院会議録第2号
  6. ^ 『官報号外』昭和22年6月4日 第1回国会 衆議院会議録第5号
  7. ^ 『官報号外』昭和22年7月29日 第1回国会 通信委員会議録第2号
  8. ^ 『官報号外』昭和22年7月9日 第1回国会 図書館運営委員会議録第1号
  9. ^ 『官報号外』昭和22年7月9日 第1回国会 財政及び金融委員会議録第3号
  10. ^ 『官報号外』昭和22年8月6日 第1回国会 衆議院財政及び金融委員会議録第9号
  11. ^ 『官報号外』昭和22年11月8日 第1回国会 衆議院会議録第56号
  12. ^ 『官報号外』昭和22年11月28日 第1回国会 衆議院会議録第67号
  13. ^ 『官報号外』昭和22年12月6日 第1回国会 衆議院会議録第72号
  14. ^ 『官報号外』昭和23年1月31日 第2回国会 衆議院会議録第11号
  15. ^ 『官報号外』昭和23年10月15日 第3回国会 衆議院会議録第4号
  16. ^ 『官報号外』昭和23年11月10日 第3回国会 衆議院会議録第8号
  17. ^ 『官報号外』昭和23年12月15日 第4回国会 衆議院会議録第12号
  18. ^ 『官報号外』昭和22年5月22日 第1回国会衆議院会議録第2号
  19. ^ 『官報号外』昭和23年2月22日 第2回国会衆議院会議録第19号

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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