増井慶太郎
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増井 慶太郎(ますい けいたろう、1883年(明治16年)12月27日[1] - 1977年(昭和52年)6月28日[2])は、大正から昭和時代の政治家。実業家。衆議院議員。
経歴
[編集]静岡県安倍郡静岡横内町(現静岡市葵区横内町)の米穀商の長男として生まれる[3]。1914年(大正3年)押麦製造機械および押麦製造販売会社の不二商会を設立し、1920年(大正9年)には静岡米穀商組合長に就任した[3]。
1933年(昭和8年)から静岡市会議員を連続3期務め、同議長を歴任した[3]。1946年(昭和21年)4月の第22回衆議院議員総選挙では静岡全県区から出馬し当選[4]。衆議院議員を1期務めた[4]。議員在任中は国民協同党会計監督、代議士会副会長を務めた[4]。
1951年(昭和26年)静岡商工会議所会頭、1954年(昭和29年)静岡県商工組合中央会会長を経て、静岡県中小企業団体中央会会長を21年間務めた[3]。
ほか、鎌倉合同乗合自動車、日本玩具、トモエ商会、不二工機、葵酒造、静岡米穀各社長、富士製粉、清水銀行各取締役、静岡県商工経済会評議員、静岡信用、静岡市購買利用組合、経済団体連合会各理事、日本商工会議所常議員を歴任した[5]。
栄典
[編集]- 位階
- 勲章等
伝記
[編集]- 秋吉茂著『玄米にて候 増井慶太郎翁伝』フリーダムプロダクト、1973年。
脚注
[編集]- ^ 衆議院事務局 1946, 15頁.
- ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』588頁。
- ^ a b c d 静岡新聞社出版局 1991, 426頁.
- ^ a b c 衆議院、参議院 1962, 457頁.
- ^ 衆議院、参議院 1962, 456-457頁.
参考文献
[編集]- 『第九十回帝国議会 衆議院議員名簿 昭和二十一年十月十一日現在』衆議院事務局〈衆議院公報附録〉、1946年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 静岡新聞社出版局 編『静岡県歴史人物事典』静岡新聞社、1991年。ISBN 4783804249。