笹口晃
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笹口 晃(ささぐち あきら、1904年(明治37年)2月16日[1] - 1989年(平成元年)3月3日[1][2])は、昭和期の実業家、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]東京府出身[1][注 1]。中央大学専門部法律科[注 2]を中退した[2]。
輸出雑貨製造業を営む[2]。神奈川県製綿工業組合専務理事、全国製綿工業協同組合理事、横須賀商工会議所理事などを務めた[2]。
政界では、横須賀市会議員、神奈川県会議員に選出され、社会大衆党執行委員を務めた[1][2]。1947年(昭和22年)4月の第23回衆議院議員総選挙で神奈川県第2区から日本社会党公認で出馬して当選し[3]、衆議院議員に1期在任した[1][2]。この間、社会党神奈川県支部連合会執行委員、原水爆禁止神奈川県協議会常任幹事などを務めた[2]。その後、第27回総選挙まで連続4回立候補したがいずれも落選した[4]。
その他、横浜地方裁判所調停委員、日本モーターボート選手会初代事務局長、社会福祉法人・普仁会理事、北海道医療団理事長、同顧問、台和工業顧問などを務めた[2]。
親族
[編集]- 長男 笹口穣(ニコン常務)[1]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第23回』衆議院事務局、1948年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。