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片岡伊三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片岡伊三郎

片岡 伊三郎(かたおか いさぶろう、1894年明治27年)7月12日[1] - 1966年昭和41年)1月4日[2])は、昭和期の実業家政治家衆議院議員(3期)。

経歴

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千葉県[2]山辺郡東金町上宿(山武郡東金町[3]を経て現東金市[3])で、片岡善助の三男として生まれる[4]。1911年(明治44年)千葉県立成東中学校(現千葉県立成東高等学校)を卒業した[2][3][5]

合名会社片岡商店ゲタモに入社し呉服商も営んだ[3][4][5]。その後、大洋土地建物社長、千葉県繊維製品統制社長、千葉紡績社長などを務めた[2][3][4][5]。戦後、千葉県商工経済会評議員、千葉県衣料品小売組合連合会長、千葉商工会議所会頭などに就任[2][3][5]

1946年(昭和21年)4月の第22回衆議院議員総選挙で千葉県選挙区から日本自由党公認で出馬して当選[2][4]。その後、第24回総選挙まで千葉県第3区から出馬して再選され[2][6]、衆議院議員に連続3期在任した[2][3][5]。この間、第2次吉田内閣運輸政務次官、日本自由党総務、同千葉県支部長などを務めた[2][3][5]。その後、第25回総選挙自由党公認で立候補したが落選した[6]

政界引退後は日蓮宗の布教活動を行った[4][5]

1966年(昭和41年)1月4日死去、71歳。死没日をもって勲三等旭日中綬章追贈、正五位に叙される[7]

脚注

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  1. ^ 衆議院『第九十回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1946年、10頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』172頁。
  3. ^ a b c d e f g h 『光芒の人 千葉県人物事典2』267頁。
  4. ^ a b c d e 『人事興信録 第15版 下』補遺15頁。
  5. ^ a b c d e f g 『千葉大百科事典』169頁。
  6. ^ a b 『国政選挙総覧 1947-2016』99頁。
  7. ^ 『官報』第11720号5頁 昭和41年1月8日号

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年。
  • 『千葉大百科事典』千葉日報社、1982年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 石井暉二『光芒の人 千葉県人物事典2(政治編-国会議員)』ぎょうせい、1990年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。