第13回衆議院議員総選挙
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第13回衆議院議員総選挙 | |||
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内閣 | 寺内内閣 | ||
解散日 | 1917年(大正6年)1月25日 | ||
公示日 | 1917年(大正6年)1月31日 | ||
投票日 | 1917年(大正6年)4月20日 | ||
選挙制度 | 大選挙区制 | ||
改選数 | 381() | ||
議席内訳 | |||
有権者 | 直接国税10円以上納税の満25歳以上の男性日本国民 | ||
有権者数 | 142万2126人 | ||
投票率 | 91.92%(0.21%) | ||
各党別勢力 | |||
党順 | 第1党 | 第2党 | 第3党 |
画像 | |||
党色 | |||
党名 | 立憲政友会 | 立憲同志会 | 立憲国民党 |
党首 | 原敬 | 加藤高明 | 犬養毅 |
前回選挙 | 108 | 新党 | 27 |
選挙前議席 | 111 | 197 | 28 |
獲得議席 | 165 | 121 | 35 |
増減 | 54 | 76 | 7 |
< 1915年1920年 > | |||
第13回衆議院議員総選挙(だい13かいしゅうぎいんぎいんそうせんきょ)は、1917年(大正6年)4月20日に日本で行われた帝国議会(衆議院)議員の総選挙である。
概説
[編集]選挙データ
[編集]内閣
[編集]解散日
[編集]公示日
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投票日
[編集]改選数
[編集]- 381
選挙制度
[編集]- 大選挙区制(一部1人区制)
- 制限投票
- 直接国税10円以上納税の満25歳以上の男性
- 有権者 142万2126
選挙結果
[編集]投票率
[編集]- 91.92%(前回比0.21%)
党派別獲得議席
[編集]- 総理=犬養毅
- 中立(無所属)61議席[1]
議員
[編集]当選者
[編集]立憲政友会 憲政会 立憲国民党 中立
※北海道の「○○等」は○○の周辺の複数の支庁管内を示す。
補欠当選等
[編集]立憲政友会 憲政会 立憲国民党 中立
年 | 月日 | 選挙区 | 選出 | 新旧別 | 当選者 | 所属党派 | 欠員 | 所属党派 | 欠員事由 |
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1917 | 7.12 | 大阪府郡部 | 繰上補充 | 元 | 井阪光暉 | 立憲政友会 | 本出保太郎 | 中立 | 1917.7.6死去 |
8.6 | 宮城県郡部 | 元 | 村松亀一郎 | 憲政会 | 斎藤二郎 | 立憲政友会 | 1917.7.22死去 | ||
10.10 | 栃木県郡部 | 新 | 秋山金也 | 立憲政友会 | 戸叶薫雄 | 憲政会 | 1917.9.26死去 | ||
10.18 | 岡山県郡部 | 新 | 赤木亀一 | 中立 | 石黒涵一郎 | 中立 | 1917.10.3死去 | ||
10.28 | 小樽区 | 新 | 寺田省帰 | 立憲政友会 | 金子元三郎 | 憲政会 | 1917.10.13選挙法違反 | ||
11.1 | 富山県郡部 | 更正決定 | 新 | 石原正太郎 | 中立 | 森丘覚平 | 憲政会 | 1917.10.19当選無効 | |
11.8 | 埼玉県 | 繰上補充 | 元 | 綾部惣兵衛 | 憲政会 | 高木利平 | 憲政会 | 1917.10.24辞職 | |
12.5 | 若松市 | 更正決定 | 元 | 柴四朗 | 憲政会 | 白井新太郎 | 中立 | 1917.11.10当選無効 | |
12.18 | 千葉県 | 再選挙 | 元 | 鵜澤總明 | 立憲政友会 | 鵜澤總明 | 立憲政友会 | 1917.12.8選挙無効 | |
元 | 吉植庄一郎 | 立憲政友会 | 吉植庄一郎 | 立憲政友会 | |||||
元 | 木村政次郎 | 立憲政友会 | 木村政次郎 | 立憲政友会 | |||||
元 | 関和知 | 憲政会 | 関和知 | 憲政会 | |||||
元 | 柏原文太郎 | 立憲国民党 | 津田毅一 | 中立 | |||||
元 | 鵜沢宇八 | 憲政会 | 鵜沢宇八 | 憲政会 | |||||
元 | 磯野敬 | 立憲政友会 | 柏原文太郎 | 立憲国民党 | |||||
元 | 鈴木久次郎 | 憲政会 | 磯野敬 | 立憲政友会 | |||||
元 | 土屋清三郎 | 立憲政友会 | 加瀬禧逸 | 中立 | |||||
元 | 津田毅一 | 中立 | 土屋清三郎 | 中立 | |||||
1918 | 2.12 | 高知県郡部 | 更正決定 | 元 | 岡田栄 | 立憲政友会 | 石本鏆太郎 | 憲政会 | 1918.2.7当選無効 |
2.28 | 大津市 | 元 | 西川太治郎 | 憲政会 | 吉村鉄之助 | 中立 | 1918.2.22当選無効 | ||
3.6 | 岐阜県郡部 | 繰上補充 | 新 | 武藤嘉門 | 憲政会 | 永田吉右衛門 | 憲政会 | 1918.2.26死去 | |
4.15 | 徳島県郡部 | 新 | 高島兵吉 | 立憲国民党 | 坂東勘五郎 | 立憲政友会 | 1918.3.23死去 | ||
4.19 | 熊本県郡部 | 新 | 大谷高寛 | 憲政会 | 岡辰喜 | 憲政会 | 1918.4.1辞職 | ||
5.18 | 愛知県郡部 | 補欠選挙 | 新 | 内藤伝禄 | 憲政会 | 大島久満次 | 立憲政友会 | 1918.4.27死去 | |
6.8 | 岩手県郡部 | 新 | 佐藤喜八 | 立憲政友会 | 阿部徳三郎 | 立憲政友会 | 1918.5.14死去 | ||
6.17 | 奈良県郡部 | 新 | 福本寅松 | 立憲政友会 | 上島長久 | 憲政会 | 1918.5.18死去 | ||
6.26 | 函館外 三支庁管内 |
新 | 前田卯之助 | 憲政会 | 吉田三郎右衛門 | 中立 | 1918.5.27死去 | ||
9.3 | 埼玉県 | 元 | 長島隆二 | 中立 | 福田辰五郎 | 中立 | 1918.8.5死去 | ||
10.23 | 若松市 | 再選挙 | 元 | 柴四朗 | 憲政会 | 柴四朗 | 憲政会 | 1918.9.30選挙無効 | |
12.7 | 山梨県郡部 | 補欠選挙 | 新 | 穴水要七 | 立憲政友会 | 牛田唯一 | 立憲政友会 | 1918.11.2死去 | |
12.22 | 徳島県郡部 | 新 | 原田佐之治 | 立憲政友会 | 川真田徳三郎 | 中立 | 1918.11.22死去 | ||
1919 | 3.4 | 愛媛県郡部 | 新 | 岩崎一高 | 立憲政友会 | 古谷久綱 | 立憲政友会 | 1919.2.12死去 | |
3.17 | 愛知県郡部 | 補欠選挙の 繰上補充 |
新 | 大島宇吉 | 立憲政友会 | 奥村三樹之助 | 立憲政友会 | 1919.3.11辞職 | |
3.21 | 高知県郡部 | 補欠選挙 | 元 | 濱口雄幸 | 憲政会 | 白石直治 | 立憲政友会 | 1919.2.17死去 | |
6.16 | 沖縄県 | 繰上補充 | 元 | 岸本賀昌 | 中立 | 我如古楽一郎 | 中立 | 1919.5.14選挙法違反 | |
8.10 | 熊本県郡部 | 補欠選挙 | 元 | 尾越辰雄 | 憲政会 | 江藤哲蔵 | 立憲政友会 | 1919.6.24死去 | |
10.3 | 宮城県郡部 | 元 | 菅原傳 | 立憲政友会 | 小山東助 | 憲政会 | 1919.8.25死去 | ||
10.8 | 神戸市 | 新 | 砂田重政 | 立憲国民党 | 野添宗三 | 立憲国民党 | 1919.8.28死去 | ||
11.27 | 奈良県郡部 | 新 | 片山太郎 | 立憲国民党 | 中山梅治郎 | 立憲国民党 | 1919.10.24死去 | ||
12.23 | 隠岐 | 繰上補充 | 新 | 佐々木武生 | 中立 | 古川清 | 中立 | 1919.11.29選挙法違反 | |
1920 | 1.16 | 奈良県郡部 | 補欠選挙の 繰上補充 |
元 | 松本強二 | 立憲国民党 | 福本寅松 | 立憲政友会 | 1919.12.29死去 |
松江市 | 補欠選挙 | 新 | 桑原羊次郎 | 中立 | 岡崎運兵衛 | 憲政会 | 1919.12.17死去 | ||
1.29 | 大阪市 | 新 | 板野友造 | 立憲国民党 | 白河次郎 | 立憲国民党 | 1919.12.25死去 | ||
出典:衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 院内会派編衆議院の部』大蔵省印刷局、1990年。 |
初当選
[編集]- 計131名
- 立憲政友会
-
- 57名
- 憲政会
-
- 24名
- 立憲国民党
-
- 9名
- 中立
-
- 41名
返り咲き・復帰
[編集]- 計61名
- 立憲政友会
-
- 39名
- 憲政会
-
- 9名
- 立憲国民党
-
- 5名
- 中立
-
- 8名
引退・不出馬・落選
[編集]- 計191名
- 立憲政友会
-
- 42名
- 憲政会
-
- 112名
- 平出喜三郎(函館区)
- 五十嵐佐市(札幌外八支庁管内)
- 阿部勇治(岩手県郡部)
- 村松山寿(仙台市)
- 村松亀一郎(宮城県郡部)
- 首藤陸三(宮城県郡部)
- 井上広居(秋田市)
- 伊藤恭之助(秋田県郡部)
- 江口勝之助(山形県郡部)
- 竹村欽次郎(山形県郡部)
- 中野悌治(山形県郡部)
- 柴四朗(若松市)
- 長沢倉吉(福島県郡部)
- 市原又次郎(福島県郡部)
- 鈴木寅彦(福島県郡部)
- 平山午介(水戸市)
- 石橋茂(茨城県郡部)
- 初見八郎(茨城県郡部)
- 横尾輝吉(栃木県郡部)
- 大久保源吾(栃木県郡部)
- 大隈信常(前橋市)
- 矢島八郎(高崎市)
- 須藤嘉吉(群馬県郡部)
- 根岸峮太郎(群馬県郡部)
- 綾部惣兵衛(埼玉県)
- 福田又一(埼玉県)
- 榎本次郎右衛門(千葉県)
- 鈴木久次郎(千葉県)
- 小林勝民(千葉県)
- 中村尚武(千葉県)
- 平沼亮三(横浜市)
- 山宮藤吉(神奈川県郡部)
- 川井考策(神奈川県郡部)
- 市川文蔵(山梨県郡部)
- 根津嘉一郎(山梨県郡部)
- 今井喜八(東京市)
- 江間俊一(東京市)
- 鈴木万次郎(東京市)
- 守屋此助(東京府郡部)
- 斎藤喜十郎(新潟市)
- 飯塚弥一郎(新潟県郡部)
- 鳥居鍗次郎(新潟県郡部)
- 目黒孝平(新潟県郡部)
- 中野貫一(新潟県郡部)
- 関野善次郎(富山市)
- 田中喜太郎(石川県郡部)
- 八田裕二郎(福井市)
- 山口嘉七(福井県郡部)
- 大橋松二郎(福井県郡部)
- 大沢辰次郎(長野市)
- 矢島浦太郎(長野県郡部)
- 風間礼助(長野県郡部)
- 坂口拙三(岐阜県郡部)
- 岡崎久次郎(岐阜県郡部)
- 安田伊左衛門(岐阜県郡部)
- 大場竹次郎(岐阜県郡部)
- 岩崎彦雄(静岡県郡部)
- 大岩勇夫(愛知県郡部)
- 小林仲次(愛知県郡部)
- 織田了(愛知県郡部)
- 早川龍介(愛知県郡部)
- 伊藤義平(愛知県郡部)
- 森田小六郎(愛知県郡部)
- 松本恒之助(津市)
- 加賀卯之吉(三重県郡部)
- 辻寛(三重県郡部)
- 西川太治郎(大津市)
- 島田保之助(滋賀県郡部)
- 加藤小太郎(京都市)
- 津原武(京都府郡部)
- 谷口武兵衛(大阪市)
- 川井為巳(大阪府郡部)
- 西田為之(大阪府郡部)
- 田村新吉(神戸市)
- 肥塚龍(兵庫県郡部)
- 鹿島秀麿(兵庫県郡部)
- 米田実(奈良市)
- 森正(奈良県郡部)
- 福井三郎(奈良県郡部)
- 小山谷蔵(和歌山県郡部)
- 保科陽治(島根県郡部)
- 遠藤嘉右衛門(島根県郡部)
- 安東敏之(岡山県郡部)
- 金尾稜厳(広島県郡部)
- 宮原幸三郎(広島県郡部)
- 龍口了信(広島県郡部)
- 福田民平(山口県郡部)
- 硲俊聡(山口県郡部)
- 雑賀信三郎(山口県郡部)
- 瀧口吉良(山口県郡部)
- 須見千次郎(徳島県郡部)
- 田淵貞四郎(香川県郡部)
- 増田穣三(香川県郡部)
- 武内作平(愛媛県郡部)
- 今西林三郎(愛媛県郡部)
- 清水隆徳(愛媛県郡部)
- 濱口雄幸(高知市)
- 奥村七郎(福岡市)
- 浅野陽吉(久留米市)
- 石田平吉(門司市)
- 大原義剛(福岡県郡部)
- 的野半介(福岡県郡部)
- 豊増竜次郎(佐賀市)
- 岡部政太郎(長崎市)
- 田川大吉郎(長崎県郡部)
- 浦瀬済之(対馬)
- 井手三郎(熊本県郡部)
- 三津家伝之(熊本県郡部)
- 尾越辰雄(熊本県郡部)
- 森環(大分県)
- 三浦得一郎(宮崎県)
- 木尾虎之助(鹿児島県郡部)
- 立憲国民党
-
- 7名
- 中立
-
- 30名
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 院内会派編衆議院の部』大蔵省印刷局、1990年。