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玉井権右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉井権右衛門

玉井 権右衛門(たまい ごんえもん、文久2年2月15日[1]1862年3月15日) - 昭和11年(1936年)8月20日[2])は、日本の実業家、政治家。衆議院議員

来歴

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信濃国更級郡中沢村(現長野県長野市)に生まれる。家業の蚕種業を継ぎ、販路を拡大する。明治25年(1892年)東福寺村長となり、以後、更級郡会議員、長野県会議員を歴任し、大正4年(1915年)第12回衆議院議員総選挙立憲政友会から出馬し当選した。

政界引退後は更埴銀行の頭取を務めたが、昭和金融恐慌の影響を受け、昭和6年(1931年)に銀行が閉鎖され、私財の多くを失った。

脚注

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  1. ^ 衆議院『第三十六回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1915年、15頁。
  2. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』399頁。

出典

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  • 『長野県歴史人物大事典』郷土出版社、1989年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』 角川書店、1996年。