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小林仲次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 仲次(こばやし なかじ、1850年3月21日(元治元年3月1日[1][注釈 1])- 1944年昭和19年)2月29日[2][3])は、明治から昭和前期の農業経営者、実業家政治家衆議院議員愛知県宝飯郡御津村長。

経歴

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三河国宝飯郡西方村[4]愛知県[2]宝飯郡御津村[5][3]御津町を経て現豊川市御津町西方)で、小林仲三郎の長男として生まれた[6]御馬村の石黒須賀雄に学んだ[4]。素封家[5]・小林伝八郎の養子となり1883年(明治16年)家督を相続した[6]。農業、金融業を営んだ[6]。社会公共のため、御油海水浴場の開設、港湾修築、道路開削などに私財を提供した[5]

1884(明治17年)西方村戸長に就任した[4]山本三太郎の死去に伴い1897年(明治30年)3月に実施された第4回衆議院議員総選挙愛知県第10区補欠選挙で初当選し[2][4][7]、その後、第9回第12回総選挙でも再選され[4]、衆議院議員に通算3期在任した[2][3]。1806年(明治39年)御津村長に就任したが、分村問題で辞任した[4]

国政選挙歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『現代日本の政治家』同志会263頁では3月9日。

出典

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  1. ^ 衆議院『第三十六回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1915年、12頁。
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』529頁。
  3. ^ a b c 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』179頁。
  4. ^ a b c d e f 『愛知県姓氏歴史人物大辞典』471-472頁。
  5. ^ a b c 『現代日本の政治家』同志会263-264頁。
  6. ^ a b c 『人事興信録 第8版』コ51頁。
  7. ^ 『官報』第4113号、昭和30年3月23日。
  8. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』27頁。
  9. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』87頁。
  10. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』15頁。
  11. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』55頁。
  12. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』89頁。

参考文献

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  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 細井肇『現代日本の政治家』國光社、1916年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 衆議院参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会『愛知県姓氏歴史人物大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典23、角川書店、1991年。