福田又一
表示
福田又一 ふくだ またいち | |
---|---|
| |
生年月日 | 1864年9月10日 |
出生地 |
日本 武蔵国横見郡前河内村 (現・埼玉県比企郡吉見町) |
没年月日 | 1939年1月25日(74歳没) |
出身校 |
英吉利法律学校卒業 (現・中央大学) |
前職 | 弁護士 |
所属政党 |
(憲政本党→) (立憲国民党→) (無所属団→) (立憲同志会→) 憲政会[注釈 1] |
選挙区 | 埼玉県全県区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1908年 - 1917年1月25日 |
神田区会議長 | |
神田区会議員 | |
東京市会副議長 | |
在任期間 | 1907年1月24日 - 1909年7月17日 |
選挙区 | 神田区選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 |
1905年6月 - 1911年5月 1922年6月 - 1928年12月21日 |
その他の職歴 | |
東京府会議員 (1902年9月 - 1905年8月) |
福田 又一(ふくだ またいち、1864年9月10日〈元治元年8月10日[1]〉 - 1939年〈昭和14年〉1月25日[2][3])は、日本の衆議院議員(憲政本党→立憲国民党→無所属団→立憲同志会→憲政会[注釈 1])、弁護士。
経歴
[編集]武蔵国横見郡前河内村[18](その後埼玉県比企郡南吉見村を経て、現在の吉見町)に、福田沢吉の二男として生まれる[19]。1882年(明治25年)、埼玉県立中等師範学校漢学部に入学し、1885年(明治18年)に東京師範学校に入学した[20]。しかし法学・経済学を学ぶため英吉利法律学校(現在の中央大学)に転じ、1888年(明治21年)に卒業した[3]。1891年(明治24年)に代言人の資格を得て、開業した[19]。
1902年(明治35年)9月の補欠選挙で東京市選出の東京府会議員に当選した[21]。1903年(明治36年)9月から2期目になったが、1905年(明治38年)8月に辞職した[21]。同年6月から神田区選出の東京市会議員となった[22]。1907年(明治40年)1月24日から1909年(明治42年)7月17日まで東京市会副議長を務めた[23]。市会議員は2期務めて、1911年(明治44年)5月に退任した[24]。1922年(大正11年)6月に再び市会議員となった[25][26]。2期務めて、1928年(昭和3年)12月21日の議会解散で退任した[27]。
1908年(明治41年)の第10回衆議院議員総選挙に出馬し、当選[3]。3期務めた[3]。
その他、神田区会議長も務めた[注釈 2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『第拾壱回改選 代議士銘鑑』、国華新聞社、1912年。
- ^ 『新訂政治家人名事典』
- ^ a b c d 『歴代閣僚と国会議員名鑑 762コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 59コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 61コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 64コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 66コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 69コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 72コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 74コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 77コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 79コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 82コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 84コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 85コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 88コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 90コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『埼玉人物事典』685頁。
- ^ a b 『立身致富信用公録』p.25-26
- ^ 『在野名士鑑』p.97-99
- ^ a b 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 36コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 73コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 69コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 74コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 76コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 77コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『最終東京市会議員誌 155コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 63コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
参考文献
[編集]- 武部竹雨(弁次郎)編『在野名士鑑 巻之二』竹香館、1893年。
- 『立身致富信用公録 第十一編』国鏡社、1903年。
- 埼玉県教育委員会編『埼玉人物事典』埼玉県、1998年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。