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{{政治家 |
{{政治家 |
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|人名 = 小池 百合子 |
| 人名 = 小池 百合子 |
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|各国語表記 = こいけ ゆりこ |
| 各国語表記 = こいけ ゆりこ |
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|画像 = Yuriko Koike |
| 画像 = Yuriko Koike 20241007.jpg |
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| 画像サイズ = 200px |
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| 画像説明 = [[内閣広報室]]より公表された肖像<br/>([[2024年]]撮影) |
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|画像説明 = |
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|国略称 = {{JPN}} |
| 国略称 = {{JPN}} |
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|生年月日 = {{生年月日と年齢|1952|7|15}} |
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| 出生地 = {{JPN1947}} [[兵庫県]] |
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| 没年月日 = |
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| 死没地 = |
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|出身校 = |
| 出身校 = [[カイロ大学]][[文学部]]社会学科卒業<ref name="mod"/><ref name="metro-tokyo-profile"/><ref name="nikkansports20200609"/> |
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|前職 = [[ニュースキャスター]]<br />[[アラビア語]]通訳 |
| 前職 = [[ニュースキャスター]]<br />[[アラビア語]]通訳 |
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|現職 = |
| 現職 = |
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|所属政党 = ([[日本新党]]→)<br />([[新進党]]→)<br />([[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]→)<br />([[保守新党|保守党]]→)<br />(保守クラブ→)<br />[[自由民主党 (日本)|自由民主党]] |
| 所属政党 = ([[日本新党]]→)<br />([[新進党]]→)<br />([[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]→)<br />([[保守新党|保守党]]→)<br />(保守クラブ→)<br />([[自由民主党 (日本)|自由民主党]]<small>〈[[清和政策研究会|清和会]]→無派閥〉</small>→)<br />([[都民ファーストの会]]→)<br />([[希望の党 (日本 2017)|希望の党]]/都民ファーストの会→)<br />都民ファーストの会 |
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|称号・勲章 = [[社会学士]] |
| 称号・勲章 = [[学士(社会学)|社会学士]](カイロ大学・[[1976年]]) |
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|親族(政治家) = |
| 親族(政治家) = [[小池勇二郎 (実業家)|小池勇二郎]](父親) |
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|配偶者 = |
| 配偶者 = |
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|サイン = |
| サイン = Yuriko Koike Signature.svg |
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|ウェブサイト = |
| ウェブサイト = https://www.yuriko.or.jp/ |
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|サイトタイトル = 小池ゆりこ オフィシャルサイト |
| サイトタイトル = 小池ゆりこ オフィシャルサイト |
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|国旗 = |
| 国旗 = 東京都 |
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|職名 = 第 |
| 職名 = 第20-22代 [[東京都知事]] |
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| 当選回数 = 3回 |
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|内閣 = [[第1次安倍内閣]] |
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| 就任日 = [[2016年]][[8月2日]]<ref name="kokuji-h280802">平成28年(2016年)8月2日東京都選挙管理委員会告示第108号(東京都知事選挙における当選人) : 『東京都公報』 平成28年8月2日 増刊第68号</ref> |
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|就任日 = [[2007年]][[7月4日]] |
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|退任日 = |
| 退任日 = 現職 |
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|国旗2 = 日本 |
| 国旗2 = 日本 |
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| 職名2 = 第2代 [[防衛大臣]] |
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|職名2 = [[内閣府特命担当大臣]]<br />[[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)|(沖縄及び北方対策)]] |
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| 内閣2 = [[第1次安倍内閣]] |
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|内閣2 = [[第2次小泉内閣_(改造)|第2次小泉改造内閣]]<br />[[第3次小泉内閣]]<br />[[第3次小泉内閣_(改造)|第3次小泉改造内閣]] |
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|就任日2 = [[ |
| 就任日2 = [[2007年]][[7月4日]] |
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|退任日2 = |
| 退任日2 = 2007年[[8月27日]] |
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|国旗3 = 日本 |
| 国旗3 = 日本 |
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| 職名3 = [[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)|内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)]] |
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|職名3 = 第5-7代 [[環境大臣]] |
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|内閣3 = |
| 内閣3 = [[第2次小泉内閣_(改造)|第2次小泉改造内閣]]<br />[[第3次小泉内閣]]<br />[[第3次小泉内閣_(改造)|第3次小泉改造内閣]] |
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|就任日3 =[[ |
| 就任日3 = [[2004年]][[9月27日]] |
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|退任日3 = 2006年9月26日 |
| 退任日3 = [[2006年]][[9月26日]] |
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|国旗4 = |
| 国旗4 = 日本 |
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|職名4 = [[ |
| 職名4 = 第5-7代 [[環境大臣]] |
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| 内閣4 = [[第1次小泉内閣_(第2次改造)|第1次小泉第2次改造内閣]]<br />[[第2次小泉内閣]]<br />第2次小泉改造内閣<br />第3次小泉内閣<br />第3次小泉改造内閣 |
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|内閣4 = |
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| 就任日4 = [[2003年]][[9月22日]] |
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|選挙区4 = ([[兵庫県第2区 (中選挙区)|旧兵庫2区]]→)<br />([[兵庫県第6区|兵庫6区]]→)<br />([[比例近畿ブロック]]→)<br />([[東京都第10区|東京10区]]→)<br />([[比例東京ブロック]]→)<br />東京10区 |
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| 退任日4 = 2006年9月26日 |
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|当選回数4 = 8回 |
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| 国旗5 = JPN |
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|就任日4 = [[1993年]][[7月19日]] |
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| 職名5 = [[内閣総理大臣補佐官]]<br />(国家安全保障問題担当) |
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|退任日4 = [[2016年]][[7月14日]] |
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| 内閣5 = [[第1次安倍内閣]] |
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|所属委員会4 = |
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| 選挙区5 = |
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| 当選回数5 = |
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| 就任日5 = 2006年9月26日 |
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|職名5 = [[参議院議員]] |
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| 退任日5 = 2007年7月4日 |
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|選挙区5 = [[参議院比例区|比例区]] |
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| 所属委員会5 = |
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|当選回数5 = 1回 |
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| 議員会館5 = |
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|就任日5 = [[1992年]][[7月26日]] |
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| 国旗6 = 日本 |
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|退任日5 = 1993年 |
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| その他職歴1 = [[衆議院|衆議院議員]]<br /> '''([[兵庫県第2区 (中選挙区)|旧兵庫2区]]→)'''<br />'''([[兵庫県第6区|兵庫6区]]→)'''<br />'''([[比例近畿ブロック]]→)'''<br />'''([[東京都第10区|東京10区]]→)'''<br />'''([[比例東京ブロック]]→)'''<br />'''東京10区<br/>当選回数 8回''' '' '' |
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| 就任日6 = 1993年[[7月19日]] |
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| 退任日6 = 2016年[[7月14日]] |
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| 国旗7 = 日本 |
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| その他職歴2 = [[参議院|参議院議員]]<br /> '''[[参議院比例区|比例区]]<br/>当選回数 1回''' '' '' |
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| 就任日7 = [[1992年]][[7月26日]] |
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| 退任日7 = 1993年7月4日 |
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| その他職歴3 = [[ファイル:Logo of Kibō no Tō.svg|20px]] 初代 [[希望の党 (日本 2017)#歴代代表一覧|希望の党代表]] |
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| 就任日8 = [[2017年]][[9月25日]] |
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| 退任日8 = 2017年[[11月14日]] |
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| その他職歴4 = [[ファイル:Logo of Tomin First no Kai.svg|20px]] 第3代 [[都民ファーストの会#歴代代表一覧|都民ファーストの会代表]] |
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| 就任日9 = 2017年[[6月1日]] |
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| 退任日9 = 2017年[[7月3日]] |
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| その他職歴5 = [[File:Liberal Democratic Party (Japan) Emblem.svg|20px]] 第49代 [[自由民主党総務会#歴代の総務会長|自由民主党総務会長]] <br /> '''総裁:[[谷垣禎一]]''' '' '' |
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| 就任日10 = [[2010年]][[9月9日]] |
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| 退任日10 = [[2011年]] |
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| その他職歴6 = [[ファイル:Liberal Democratic Party (Japan) Emblem.svg|20px]] [[自由民主党広報本部|自由民主党広報本部長]]<br /> '''総裁:谷垣禎一、[[安倍晋三]]''' '' '' |
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| 就任日11 = [[2009年]] - 2010年9月9日)<br/>([[2012年]] |
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| 退任日11 = [[2014年]] |
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'''小池 百合子'''(こいけ ゆりこ、[[1952年]]〈[[昭和]]27年〉[[7月15日]]<ref name="ngaprf325">{{Cite web |url=https://www.nga.gr.jp/pref_info/chijifile/profile/325/ |title=小池 百合子 - 知事プロフィール |publisher=全国知事会 |date= |accessdate=2024-11-18}}</ref> - )は、[[日本]]の[[政治家]]<ref>[https://kotobank.jp/word/小池百合子-1123458 デジタル版 日本人名大辞典+Plus] [[コトバンク]]. 2019年2月22日閲覧。</ref>。[[東京都知事]](第20・21・22代)。[[都民ファーストの会]]特別顧問<ref>{{Cite web2|df=ja|title=特別顧問挨拶|url=https://tomin1st.jp/greeting/|website=都民ファーストの会|accessdate=2024-04-16}}</ref>。[[無所属]]<ref>[https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/syozoku/index.html 総務省 地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等]</ref>。 |
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'''小池 百合子'''(こいけ ゆりこ、[[1952年]]([[昭和]]27年)[[7月15日]] ‐ )は、[[日本]]の[[政治家]]、[[ニュースキャスター]]。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]所属。 |
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[[アラビア語]]通訳者<ref name="Proflie">[https://www.yuriko.or.jp/profile オフィシャルプロフィール] 小池ゆりこオフィシャルサイト</ref>、[[ニュースキャスター]]<ref name="Proflie"/><ref name="hufpos20160731">{{Cite news2|df=ja|url=https://www.huffingtonpost.jp/2016/07/31/yuriko-wins-at-election_n_11284158.html |title=【都知事選】小池百合子氏が当選 増田氏、鳥越氏ら抑え初の女性都知事に(UPDATE) |date=2016-08-01 |newspaper=[[ハフィントン・ポスト]]}}</ref>を経て、[[1992年]]に政界へ転身した<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.asahi.com/articles/ASJ7S7FJWJ7SUTIL023.html|title=小池百合子氏 「当たり前」から「変革」訴え 都知事選|publisher=朝日新聞デジタル|date=2016-07-28|accessdate=2021-05-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160729174446/https://www.asahi.com/articles/ASJ7S7FJWJ7SUTIL023.html|archivedate=2016-07-29}}</ref>。 |
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[[参議院議員]](1期)、[[衆議院議員]](8期)、[[総務庁|総務]][[政務次官]]([[細川内閣]])、[[経済企画庁|経済企画]]総括政務次官([[小渕内閣 (第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]・[[第1次森内閣]]・[[第2次森内閣]])、[[環境大臣]](第[[第1次小泉内閣_(第2次改造)|5]]・[[第2次小泉内閣|6]]・[[第3次小泉内閣|7]]代)、[[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)]]、[[防衛大臣]]([[第1次安倍内閣|第2代]])、自由民主党広報本部長、[[自由民主党総務会長]](第49代)などを歴任した。 |
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[[テレビ東京]]『[[ワールドビジネスサテライト]]』キャスター(「小池ユリ子」名義<ref>{{Cite web2|df=ja|title=「ワールドビジネスサテライト」の歴代メインキャスターで好きな人は誰?|url=https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/172148/|website=ねとらぼ調査隊|date=2021-04-27|accessdate=2022-01-09}}</ref>)<ref name="Proflie"/>、[[参議院|参議院議員]](1期)、[[衆議院|衆議院議員]](8期)、[[総務庁#総務政務次官|総務政務次官]]、[[経済企画政務次官|経済企画総括政務次官]]、[[環境大臣]]、[[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)]]、[[防衛大臣]]、[[自由民主党広報本部|自由民主党広報本部長]]、[[自由民主党総務会|自由民主党総務会長]]、[[自民党国際人材議員連盟|自由民主党国際人材議員連盟]]会長、[[都民ファーストの会]]代表、[[希望の党 (日本 2017)|希望の党]]代表を歴任した。 |
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自由民主党[[電線類地中化|無電柱化]]小委員会(委員長)、[[自民党国際人材議員連盟]](会長)。 |
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== 来歴 == |
== 来歴 == |
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=== 生い立ち === |
=== 生い立ち === |
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[[兵庫県]][[芦屋市]]で育った。父・[[小池勇二郎 (実業家)|小池勇二郎]]<!--パナソニックの技師は同姓同名の別人なのでリンクしないこと-->は戦時中、[[仲小路彰]]、[[小島威彦]]らが創設した思想団体「スメラ学塾」のメンバーとして活動し、石油関連の貿易商として戦後に財を成した<ref>{{Cite news2|df=ja|url= https://www.dailyshincho.jp/article/2016/12270810/ | title= “一家心中する”に泣きじゃくった小池百合子…「父」との知られざる関係 | newspaper= デイリー新潮 | date= 2016-12-27 | accessdate = 2020-06-09 }}</ref>。また、政治家への転身を考えていた父親は[[末次一郎]]に心酔していた。 |
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[[兵庫県]][[芦屋市]]生まれ。[[甲南女子中学校・高等学校|甲南女子中学校、甲南女子高等学校]]卒業。在学中は、テニス部・ソフトボール部、E.S.Sに所属。高校在学中の[[1969年]]、[[神戸市]]で衣料関連の貿易商を営んでいた実父が、[[石原慎太郎]]による将来的な新党結成を見据えた「日本の新しい世代の会」の推薦を受けて[[兵庫県第2区_(中選挙区)|旧兵庫2区]]から同年12月の[[第32回衆議院議員総選挙]]に立候補したが落選している。 |
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1959年、末次の主催する日本健青会が[[エジプト]]との交流事業を行い、その一環としてアラブ、アフリカ諸国に視察団を送る。視察団に参加した勇二郎はエジプトの[[カイロ]]で感激し「自分はここに残って商売がしたい」と言い出した。結局、周囲に説得させられて帰国するが、小池百合子とエジプトの縁はここに端を発した{{Sfn|石井|2020|pp=36-37}}。 |
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高校卒業後、[[関西学院大学]][[社会学部]]に入学するも、「[[国際連合]]の[[公用語]]に[[アラビア語]]が加わる<ref group="注釈">国連発足時からの公用語は、英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語の5言語であったが、1973年の第30回総会においてアラビア語が追加された。詳細は[[国際連合]]参照。</ref>」旨を伝える新聞記事をきっかけに、アラビア語通訳を目指すことにし、[[1971年]]9月に大学を中退してエジプトへ留学。[[カイロ市]]の{{日本語版にない記事リンク|カイロ・アメリカン大学|en|American University in Cairo}}でアラビア語を修めた後<ref>[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum99/corum990601.shtml KOIKE Yuriko *私の留学体験談*] - 1999年4月MYCOM留学タイムズ</ref>、[[カイロ大学]]に進学した。[[1976年]]10月、カイロ大学文学部社会学科を首席で卒業<ref>{{Cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20110208/Leafhide_election_news_Wy49cmxfS.html|title=カイロ大学首席卒業の小池百合子、エジプト情勢に「暗殺の企て」|publisher=exciteニュース|date=2011-02-08|accessdate=2016-04-07}}</ref>([[学位]]は[[社会学士]])。エジプト滞在中に[[ピラミッド]]を登り、その天辺で[[茶道]]の形式に則りお茶を点てたこともある<ref name="president20081013">{{Cite journal | 和書 | url = http://president.jp/articles/-/4099 | title = 衆議院議員 小池百合子さん エジプト・カイロへ大学留学中、ピラミッドの頂上でお茶を点てました | journal = プレジデント | issue = 2008年10月13日号 |publisher = [[プレジデント社|PRESIDENT Online]] | date = | accessdate = 2015-01-09 }}</ref><ref group="注釈">ピラミッドへの登頂は文化財の破壊につながるため、現在はエジプト政府により禁止されている。</ref>。 |
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==== 学生時代 ==== |
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[[芦屋市立岩園小学校]]、[[甲南女子中学校・高等学校|甲南女子中学校]]を経て、1968年に[[甲南女子中学校・高等学校|甲南女子高校]]に進学。在学中は、[[テニス]]部、[[ソフトボール]]部、[[ESS]]部に所属した。 |
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高校2年の[[1969年]]12月、父親の勇二郎は[[第32回衆議院議員総選挙]]に、[[石原慎太郎]]による将来的な新党結成を見据えた「日本の新しい世代の会」の推薦を受けて[[兵庫県第2区 (中選挙区)|旧兵庫2区]]から無所属で立候補したが落選<ref name="yujiro">{{cite journal |和書 |url=https://dot.asahi.com/articles/-/110191?page=2 |title="官軍"小池百合子新都知事の勝負勘 野心の原点は父親の会社倒産、街金に追われた過去 |date=2016-08-10 |journal=dot asahi}}(週刊朝日 2016年8月19日号より抜粋)。</ref>。業者間転売品の仕事が立ち行かなくなった父親は、1970年に[[ムハンマド・アブドゥル・カーデル・ハーテム]]が来日すると、日本アラブ協会が主催した歓迎パーティーに出席しハーテムに自分を売り込んだ。帰国したハーテムを追いかけ、同協会に所属する国会議員の紹介状を手にエジプトに飛んだ。さらにハーテムの知遇を得た勇二郎は帰国後の同年10月14日、[[大阪倶楽部]]で講演を行う。「[[中東]]から日本に入ってくる[[石油]]はすべて[[ユダヤ人]]が経営する企業を経由している。今回の中東訪問で自分は人脈を築いたので、ユダヤ企業を通さず石油を仕入れられるが、足りないのは自前の[[タンカー]]である」と述べて投資を募り、商売を続けた{{Sfn|石井|2020|pp=50-53}}。 |
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1971年3月、甲南女子高校卒業。同年4月、[[関西学院大学]][[社会学部]]に入学<ref name="noda1">{{Cite book|和書 |author = [[野田数]] |year = 2016-12-27 |title = 都政大改革 小池百合子知事&「チーム小池」の戦い |publisher = [[扶桑社]] |ISBN = 9784594075958}}</ref>。[[朝堂院大覚]]によれば、その後ほどなくして父親の会社が倒産し、一家は東京都の[[六本木]]に引っ越して朝堂院の事務所で働いたという<ref name="yujiro"/>。 |
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=== エジプト留学 === |
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1971年9月、大学を中退して父親の貿易先でもあったエジプトへ留学した<ref name="noda1" />。「[[国際連合]]の[[公用語]]に[[アラビア語]]が加わる<ref group="注釈">国連発足時からの公用語は、英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語の5言語であったが、1973年の第30回総会においてアラビア語が追加された。詳細は[[国際連合]]参照。</ref>」旨を伝える新聞記事を読んだのがきっかけだった。小池はアラビア語通訳を目指し、カイロ市の{{仮リンク|カイロ・アメリカン大学|en|American University in Cairo|preserve=1}}東洋学科に入学{{Sfn|小池|1982|p=279}}<ref name="tokyo-kaigiroku20200324">{{cite web | url=https://www.recordm.gikai.metro.tokyo.lg.jp/664236?Template=view&Id=14999 | title=令和2年予算特別委員会(第5号) 本文 開催日 2020-03-24 | publisher=東京都議会 会議録検索 | date= | accessdate=2024-04-08 }}</ref>。ここでアラビア語を学んだ<ref>{{Cite news2|df=ja|author= |url= https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_918/ | title= 初の女性東京都知事にして、アラビア語が堪能な小池百合子氏 | newspaper= ARAB NEWS JAPAN | date= 2019-07-06 | accessdate = 2020-06-10 }}</ref>。エジプト滞在中にカイロ近郊にある[[ギザの大ピラミッド]]を登り、その天辺で[[茶道]]の形式に則りお茶を点てたことがある<ref name="president20081013">{{Cite journal | 和書 | url = http://president.jp/articles/-/4099 | title = 衆議院議員 小池百合子さん エジプト・カイロへ大学留学中、ピラミッドの頂上でお茶を点てました | journal = プレジデント | issue = 2008年10月13日号 |publisher = [[プレジデント社]] | date = | accessdate = 2015-01-09 }}</ref><ref group="注釈">ピラミッドへの登頂は、遺跡の保護と墜落事故防止のため、1983年にエジプト政府により禁止されている。</ref>。両親は朝堂院([[松浦良右]])の資金援助で[[カイロ市]]で[[日本食レストラン]]を経営するが、その会社は小池の留学中に倒産した<ref name="diamond20170306">{{Cite news|df=ja|author= |url= https://diamond.jp/articles/-/119966 | title= 小池都知事がキャスターから政治家を志した理由『挑戦――小池百合子伝』 | newspaper= ダイヤモンド・オンライン | date= 2017-03-06 | accessdate = 2020-06-09 }}</ref>。 |
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1972年9月、[[カイロ大学]]の入学手続きを行う。同年10月、同大学文学部社会学科に入学{{Sfn|小池|1982|pp=16, 279}}。小池の著書によれば1年目に落第したとされる{{Sfn|小池|1982|p=58}}。1974年、同大学の3歳年上の日本人留学生と結婚。夫はその後同大学で進級できず卒業をあきらめ、サウジアラビアに引っ越して就職。結婚から3年ほどで離婚した<ref>{{cite web |url=https://www.news-postseven.com/archives/20170606_561059.html?DETAIL | title=21歳で学生結婚した小池百合子知事 プロポーズは自分から | publisher=NEWSポストセブン | date=2017-06-06 | accessdate=2024-04-11 }}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.sanspo.com/article/20170428-3S2WXY7J2ZLPTDEI2LMZRFTKJY/ | title=【二十歳のころ 小池百合子氏(4)】22歳で結婚。3年で離婚も感謝しています | publisher=サンケイスポーツ | date=2017-04-28 | accessdate=2024-04-11 }}</ref>。 |
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1976年、[[日本航空]]カイロ支店の現地スタッフとして働き始める<ref name="gendai-business20231109">{{cite web |author= | url=https://gendai.media/articles/-/118959 | title=【実名告発】「そういうことにしちゃったの?」「うん」と…小池百合子「虚飾の履歴」を50年間秘めていた「カイロ時代の同居人」の思い | publisher=現代ビジネス | date=2023-11-09 | accessdate=2024-04-11 }}</ref><ref name="yomiuri19760824"/>{{efn|1976年8月23日に[[エジプト航空321便ハイジャック事件|カイロを離陸したエジプト航空321便がハイジャックされる事件]]が発生した。同機の乗客に日本人28人が含まれていたことから、小池は事件直後、国際電話で読売新聞の取材を受けている<ref name="yomiuri19760824">『読売新聞』1976年8月24日、「国内観光線で油断?」。</ref><ref name="bunshun-channel20231110-1">{{cite web | author= | url=https://www.youtube.com/watch?v=oz_o5qGlpms | title=小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(前篇) | publisher=「週刊文春&文春オンライン」公式チャンネル | date=2023-11-10 | accessdate=2024-04-11 }}</ref>。}}。同年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業<ref name="ngaprf325" /><ref name="mod">{{cite web | author= |url=https://www.kantei.go.jp/jp/abedaijin/060926/14koike.html | title=防衛大臣 小池百合子 | publisher=首相官邸ホームページ | date= | accessdate=2024-04-08 | archivedate=2022-09-14 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20220914002901/https://www.kantei.go.jp/jp/abedaijin/060926/14koike.html }}</ref><ref name="metro-tokyo-profile">{{cite web | author= |url=https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/goaisatsu/index.html | title=ごあいさつ・プロフィール | publisher=東京都公式ホームページ | date=2021-12-28 | accessdate=2024-04-08 | archivedate=2023-12-05 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20231205084706/https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/goaisatsu/index.html }}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.record.gikai.metro.tokyo.lg.jp/606901?Template=document&Id=19051#one:99 | title= 令和5年第4回定例会(第17号) 本文 2023-12-13 | publisher=東京都議会 会議録検索 | date= | accessdate=2024-4-24 }}</ref><ref name="ryugaku">[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum99/corum990601.shtml KOIKE Yuriko *私の留学体験談-*] - 1999年4月MYCOM留学タイムズ {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160731124742/https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum99/corum990601.shtml |date=2016年7月31日 }}</ref>。小池によるとカイロ大学は[[首席]]で卒業したという<ref name="furisode">{{Cite book|和書 |author = 小池百合子 |date = 1982年10月20日 |title = 振り袖、ピラミッドを登る |publisher = [[講談社]] |ISBN = 978-4062002707}}</ref><ref name="3days">{{Cite book|和書 |author = 小池百合子 |year = 1983-5|title = 3日でおぼえるアラビア語 |edition = 第1版 |publisher = 学生社 |ISBN = 4311700148}}</ref><ref name="current198608">『月刊カレント』1986年8月号、株式会社カレント、4-19頁、「矢野弾が聞く! (47) 国際派女性からみた日本の政治 小池百合子」。</ref>。来日するエジプトの[[アンワル・アッ=サーダート|サダト大統領]]夫人のジハン・サダトをエスコートするために、同年10月11日、一時帰国<ref>『サンケイ新聞』1976年10月22日付朝刊、15版、18面、「エスコート役に芦屋のお嬢さん 25日来日のエジプト大統領夫人 小池百合子さん 令嬢とは同級生 カイロ大新卒、唯一の日本女性」。</ref>。11月にまたエジプトに戻り、12月に正式に帰国した。{{see|#カイロ大学卒業について}} |
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=== 通訳・ニュースキャスター時代 === |
=== 通訳・ニュースキャスター時代 === |
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帰国後はアラビア語の通訳として活動<ref name="president20081013"/>。父・[[小池勇二郎 (実業家)|勇二郎]]の友人で民族主義者の[[中谷武世]]が会長を務める日本アラブ協会の嘱託となり通訳兼アラビア語講師を担当する(1989年には同協会の事務局長に就任){{Sfn|大下|2016|pp=89-90}}<ref>{{Cite book|和書 |
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カイロ大学卒業後はアラビア語の通訳として活動<ref name="president20081013"/>。[[パレスチナ解放機構|PLO]]議長[[アラファト|ヤーセル・アラファート]]や[[リビア]]の[[ムアンマル・アル=カッザーフィー|カダフィ]]の会見では、コーディネーター兼インタビュアーを務めた<ref name="president20081013"/>。[[1984年]]、[[東京大学]]に在籍していた[[トルコ人]]留学生[[ヌスレット・サンジャクリ]]の抗議を受け、「[[トルコ風呂 (性風俗)|トルコ風呂]]」の名称が「[[ソープランド]]」に改められた。小池はこの青年を当時から支援しており、本人も後日新聞報道でそれを認めている<ref>1985年4月11日[[毎日新聞]]夕刊</ref>。小池によれば、トルコ留学生の熱心な訴えを聞き、国家の尊厳を守るという「大義」に加えて、氏への個人的な共感の結果だったという<ref>『小池式コンセプトノート』P235</ref>。 |
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|author = 木下宏一 |year = 2021-01 |title = 二〇世紀ナショナリズムの一動態 中谷武世と大正・昭和期日本 |publisher = 三元社 |page = pp235-236 |ISBN = 9784883035205}}</ref>。 |
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1978年、テレビ局のコーディネーター兼インタビュアーとして、PLO議長の[[ヤーセル・アラファート]]やリビアのカダフィと単独会見を行った<ref>『政経人』2003年7月号、政経社/総合エネルギー研究会。</ref><ref name="president20081013"/>。 |
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[[1979年]]から[[1985年]]まで、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]『[[竹村健一の世相講談]]』でアシスタントキャスターを務めた後、[[1988年]]より[[テレビ東京]]『[[ワールドビジネスサテライト]]』初代メインキャスターを務めた<ref group="注釈">この時は、テレビ東京専属「パーソナリティー」(事実上局アナウンサーの業務を担当)</ref>。 |
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[[1979年]]、日本テレビのトーク番組『[[竹村健一の世相講談]]』のアシスタントキャスターに抜擢された<ref name="diamond20170306" />。『[[海外ウィークリー]]』の[[幸田シャーミン]]や[[野中ともよ]]、『[[BIG NEWS SHOW いま世界は]]』の[[安藤優子]]より1年早いデビューで、元々フリーから出発した女性キャスターとしては草分け的存在であった。竹村健一の番組のアシスタントは1985年まで務めた。 |
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[[1990年]]度の[[日本女性放送者懇談会賞#1990年度|日本女性放送者懇談会賞]]を受賞した<ref>{{cite web|url=http://sjwrt.org/award/winner_list.html|accessdate=2016-06-21|title=歴代受賞者 | publisher=[[日本女性放送者懇談会]] SJWRT}}</ref>。 |
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[[1984年]]、[[ヌスレット・サンジャクリ]]の抗議により「[[トルコ風呂 (性風俗)|トルコ風呂]]」の名称が「[[ソープランド]]」に改められた際、小池はこの運動を支援しており、本人も後日新聞報道でそれを認めている<ref>1985年4月11日[[毎日新聞]]夕刊より。</ref>。小池によれば、トルコ留学生の熱心な訴えを聞き、国家の尊厳を守るという「大義」に加えて、個人的な共感の結果であったという<ref>『小池式コンセプトノート』P235</ref>。自ら[[厚生省]]に乗り込み、当時大臣だった[[渡部恒三]]に「日本中でトルコの名前が出ているが、これはやめてくれ」と直談判、渡部の指導により『トルコ風呂』という名称は使用されなくなった<ref name=cambria160929>{{Cite web2|df=ja|date=2016-09-29|url=http://www.tv-tokyo.co.jp/txbiz/if/gen/cambria_column/smp/2016/0929/|title=知られざる小池百合子~「東京大改革」新リーダーの次なる一手は?|publisher=テレビ東京 カンブリア宮殿|accessdate=2016-11-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161106061249/http://www.tv-tokyo.co.jp/txbiz/if/gen/cambria_column/smp/2016/0929/|archivedate=2016-11-06}}</ref>。 |
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=== 政界入り === |
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==== 参議院議員 ==== |
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[[1992年]]の[[第16回参議院議員通常選挙]]を前に、複数の[[政党]]から立候補の誘いを受けていたが、「[[政治]]を変えるには大きな中古車を修理するのではなく、小さくても新車の方がいい」<ref>鯨岡仁「政権選択『93世代』はいま――対談小池百合子氏前原誠司氏」『[[朝日新聞]]』43724号、[[朝日新聞社|朝日新聞東京本社]]、[[2008年]][[1月7日]]、2面。</ref>との理由で、前[[熊本県知事一覧|熊本県知事]]の[[細川護熙]]が結党した[[日本新党]]に入党し、[[参議院比例区|比例区]]から出馬して[[参議院議員一覧|参議院議員]]に初当選した。 |
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[[1988年]]、[[テレビ東京]]『[[ワールドビジネスサテライト]]』初代メインキャスターに就任<ref group="注釈">この時期は、テレビ東京専属の「パーソナリティー」の立場だった。</ref>。[[1990年]]度の[[日本女性放送者懇談会賞#1990年度|日本女性放送者懇談会賞]]を受賞<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://sjwrt.com/award/winner_list.html|accessdate=2016-06-21|title=歴代受賞者 | publisher=[[日本女性放送者懇談会]]}}</ref>。 |
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==== 衆議院議員 ==== |
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[[1993年]]、参院議員を任期途中で辞職。[[第40回衆議院議員総選挙]]に[[兵庫県第2区_(中選挙区)|旧兵庫2区]]から日本新党公認で出馬し、当選した。同年、[[細川内閣]]で[[総務省|総務]][[政務次官]]に就任。 |
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=== 日本新党公認で参議院議員に初当選 === |
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[[1994年]]、日本新党の解党に伴い[[新進党]]結党に参加する。[[1996年]]の[[第41回衆議院議員総選挙]]では、[[小選挙区比例代表並立制]]の導入に伴い[[兵庫県第6区|兵庫6区]]([[伊丹市]]・[[宝塚市]]・[[川西市]])から出馬し、再選。新進党では、初代幹事長でありのちに新進党党首に就任した[[小沢一郎]]の側近であり、[[1997年]]の新進党解党後は小沢が党首を務める[[自由党_(日本 1998-2003)|自由党]]の結党に参加。[[1999年]]、[[小渕内閣_(第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]で[[経済企画庁|経済企画]][[政務次官]]に任命され、[[第1次森内閣]]まで務める。 |
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[[1992年]]7月の[[第16回参議院議員通常選挙]]を前に、複数の[[政党]]から立候補の誘いを受ける。[[細川護熙]]は同年5月発売の『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』に「『自由社会連合』結党宣言」と題する論文を寄稿し、新党旗揚げを発表した。ニュース番組に次々と出演するが、その中のひとつに小池がメインキャスターを務める『ワールドビジネスサテライト』があった。番組出演後、元『[[朝日ジャーナル]]』編集長の[[伊藤正孝]]が間に入り、朝日新聞社鹿児島支局で同僚だった細川<ref name="diamond20160718">{{cite web |author=[[佐高信]] | url=https://diamond.jp/articles/-/95392 | title=たくましい花 小池百合子 | publisher=ダイヤモンド・オンライン | date=2016-7-18 | accessdate=2024-5-7 }}</ref>に小池を新党に誘うよう話を進めたと言われている{{Sfn|石井|2020|p=164}}。細川が参議院議員候補として小池に白羽の矢を立てると<ref name=cambria160929/>、「[[政治]]を変えるには大きな中古車を修理するのではなく、小さくても新車の方がいい」<ref>鯨岡仁「政権選択『93世代』はいま――対談小池百合子氏前原誠司氏」『[[朝日新聞]]』43724号、[[朝日新聞社|朝日新聞東京本社]]、[[2008年]][[1月7日]]、2面。</ref>との理由で、5月22日に結成された[[日本新党]]に、[[野田佳彦]]、[[前原誠司]]らとともに入党した。『ワールドビジネスサテライト』では6月26日が最後の出演となり、このときは特に出馬は番組で触れられず本人からの挨拶もなかったが、翌27日の[[日刊ゲンダイ]]のトップの見出しが出馬を伝え、29日放送からのメインキャスターには代役が立てられた。 |
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当時の[[参議院比例区]]は[[厳正拘束名簿式|拘束名簿式]]であったが、党代表の細川は公示日前日の7月7日に比例順位をようやく立候補者に伝えた。1位の細川に次いで2位に記載されたのは小池だった。日本新党の政策を立案した組織委員長の[[松崎哲久]]は5位、「ニコニコ離婚講座(現・[[離婚と母子の110番]])」の創立者の[[円より子]]は7位、テニス選手の[[佐藤直子]]は9位に記載された。この措置に対し、小池が参加する前から細川を支えてきた党員の一部から強い不満の声が上がる。佐藤は、小池より自分が下位に置かれたことにショックと怒りを覚え、比例順位が伝えられたその日に出馬を取り止めた{{Sfn|石井|2020|p=170}}。 |
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[[2000年]]の自由党分裂に際して小沢と決別し、保守党結党に参加した。[[2002年]]、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]を離党した[[熊谷弘]]らの合流に伴う[[保守新党]]結成を前に保守党を離党し、保守クラブ(自民党へ合流するため、一時的に結成した形式上の政治団体)を経て[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]に入党。[[清和政策研究会]]に入会した。 |
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ニュースキャスター時代から脚を見せることを好んだ小池は、自分の強みで選挙戦を優位に進めようと考えた。マスコミに向かって「選挙もハイヒールとミニスカートで通します」と宣言し、街宣車のはしごに足をかけるときはローアングルで構えるカメラマンたちに「それ以上、近づいちゃだめよ」と笑顔で注意した{{Sfn|石井|2020|p=171}}。7月26日に行われた参院選で日本新党は比例区で4議席を獲得し、初当選。当選後、小池はいきなり週刊誌3誌で連載コラムを持った。そのうちの一つ『[[週刊ポスト]]』のコラムのタイトルは「ミニスカートの国会報告」であり、毎回ミニスカート姿の写真を添えた{{Sfn|石井|2020|pp=172-173}}。 |
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=== 小泉政権 === |
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==== 環境大臣 ==== |
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[[2003年]]、[[第1次小泉内閣_(第2次改造)|第1次小泉第2次改造内閣]]で[[環境大臣]]に任命され、初入閣した。同年の[[第43回衆議院議員総選挙]]では、[[比例近畿ブロック]]単独で立候補し、4選。[[第2次小泉内閣_(改造)|第2次小泉改造内閣]]より[[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)|内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)]]を兼任。環境大臣は[[第3次小泉内閣_(改造)|第3次小泉改造内閣]]まで務め、[[2005年]]夏の軽装化キャンペーン「[[クール・ビズ]]」の旗振り役を務める。 |
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翌[[1993年]]、[[第40回衆議院議員総選挙]]に日本新党公認で鞍替え立候補し、[[兵庫県第2区 (中選挙区)|旧兵庫2区]](定数5)において[[日本社会党]]元委員長の[[土井たか子]]に次ぐ得票数2位で当選した<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=dz6PR-lCeEA&t=38s 「新党躍進自民体制に幕 -衆院総選挙」No.1670_2] 中日映画社</ref>。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]は選挙前の党分裂により減少した議席数を回復できなかったのに対して、日本新党は躍進し、非自民非[[日本共産党|共産]]の連立による[[細川内閣]]が成立した。小池は[[総務庁#総務政務次官|総務政務次官]]に就任するが、連立政権は1年足らずで崩壊する。 |
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==== 2005年衆議院議員総選挙 ==== |
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[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では、[[郵政国会]]で[[郵政民営化法|郵政民営化法案]]に反対票を投じた[[小林興起]]の当選を阻止するため、[[東京都第10区|東京10区]]に[[小泉劇場#刺客|刺客]]として国替えする意向を表明。この総選挙では、[[小泉純一郎]]の意向で女性候補が比例区の名簿で上位に優遇される措置が取られ、小池もその対象であった。しかし、小池は対立候補から事実上当選が確実な状態であることを指摘され、選挙区での戦いが不利になることを懸念。優遇の措置を辞退して選挙に臨んでいる。選挙の結果、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[鮫島宗明]]や小林を大差で破り、5選。 |
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[[1994年]]、日本新党を含む旧連立派各党を糾合した野党第一党となる[[新進党]]の結党に参加する。[[1996年]]の[[第41回衆議院議員総選挙]]では、[[小選挙区比例代表並立制]]の導入に伴い[[兵庫県第6区|兵庫6区]]([[伊丹市]]、[[宝塚市]]、[[川西市]])から出馬し、自民党の[[阪上善秀]]に競り勝ち再選。新進党では、初代幹事長でありのちに新進党党首に就任した[[小沢一郎]]の側近となり、[[1997年]]の新進党解党後は小沢率いる[[自由党_(日本 1998-2003)|自由党]]に参加。 |
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=== 第1次安倍政権 === |
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==== 防衛大臣 ==== |
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[[ファイル:Koike_-_Rice_usa-600.jpg|300px|thumb|[[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]][[コンドリーザ・ライス]]と会談後に握手(2007年8月9日)]] |
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[[ファイル:Defense.gov photo essay 070817-F-0193C-008.jpg|300px|thumb|[[アメリカ統合参謀本部議長]][[ピーター・ペース]]と(2007年8月17日)]] |
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[[2006年]]に発足した[[第1次安倍内閣]]では、[[内閣総理大臣補佐官]](国家安全保障問題担当)に任命される。その後、[[2007年]][[7月3日]]、[[防衛大臣]][[久間章生]]の辞任後の後任の防衛大臣に起用された。 |
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=== 自由党・保守党時代 === |
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防衛大臣就任後、 [[テロ対策特別措置法]]の延長問題に関して、民主党が求めている[[自衛隊]]派遣に関する[[国会 (日本)|国会]]の事前承認について「国会がチェック機能を果たす観点から1年ごとの(法改正による)延長という仕切りがある。今の制度でも十分役割を果たしている」と否定的な見方を示した<ref>{{Cite news | url = | title = テロ対策特措法:国会の事前承認に否定的…小池防衛相 | newspaper = 毎日新聞 | date = 2007-08-03 | accessdate = }}</ref>。 |
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[[File:Vladimir Putin 25 March 2001-7.jpg|thumb|220px|[[内閣総理大臣]][[森喜朗]]らと共に[[ロシア大統領]][[ウラジーミル・プーチン]]と面会(2001年3月)]] |
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[[1999年]]、自民党と自由党の連立([[自公連立政権|自自連立]])に伴う[[小渕内閣 (第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]の発足に際して[[経済企画政務次官]]となり、[[第1次森内閣]]まで務める。 |
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[[2000年]]の自由党分裂に際して小沢と決別して連立与党に残留、保守党結党に参加した。 |
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[[2007年]]8月には、[[米下院慰安婦決議]]問題で[[内閣総理大臣]][[安倍晋三]]、[[外務大臣 (日本)|外務大臣]][[麻生太郎]]、駐米[[特命全権大使|大使]][[加藤良三]]が[[日米関係]]に与えていたマイナス・イメージを払拭すべく、[[第167回国会]]を欠席して[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を電撃訪問し、[[アメリカ合衆国国防長官|国防長官]][[ロバート・ゲーツ]]や[[アメリカ合衆国副大統領|副大統領]][[ディック・チェイニー]]と会談する。[[野党]]が[[テロ対策特別措置法]]の延長に反対している状況を説明した上で、「これからも引き続き、役割を果たしていきたい」と、[[インド洋]]での[[自衛隊]]の給油活動を継続する方針を伝えた。[[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]][[コンドリーザ・ライス]]との会談では「私は『日本のライス』と呼ばれているようですが、日本でライスは[[米]](こめ)になります。よって、マダム・スシと呼んでみてはいかがでしょうか」などと[[英語]]でジョークを飛ばした<ref>アサヒコム 2007年8月11日配信など</ref>。なお、訪米のための国会欠席について[[8月9日]]に行われた自民党国防部会などの合同会議で、[[山崎拓]]から「いささか当を得ない行動ではないか。今、党はテロ対策特別措置法を抱えている」と批判されている<ref>[[読売新聞]]2007年8月10日</ref>。 |
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同年6月の[[第42回衆議院議員総選挙]]では保守党公認に加えて[[コスタリカ方式]]を条件とする連立与党の推薦を受け当選(3選目)し、今回比例単独に回った自民党の阪上に次回選挙の選挙区出馬枠を譲ることとした。 |
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[[8月24日]]、訪問先の[[インド]]・[[ニューデリー]]にて、同行した記者団に対し[[防衛秘密の漏洩#イージス艦情報漏洩|イージス艦機密情報漏洩事件]]に言及。「防衛省内で誰も責任を取っていない。私は責任を取りたい」と述べた上で、3日後に行われる[[内閣改造]]で自身の再任を固辞し、防衛大臣を離任する意向を表明した<ref>{{Cite news | url = http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007082401000781.html | title = 小池防衛相、続投希望せず 情報漏えいで「引責」 | agency = [[共同通信社]] | publisher = [[47NEWS]] | date = 2007-08-24 | accessdate = 2015-01-09 }}</ref>。 |
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=== 自由民主党に入党、女性初の総裁選出馬 === |
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[[2002年]]12月、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]を離党した[[熊谷弘]]らの合流に伴う[[保守新党]]結成を前に、党首の[[野田毅]]および[[月原茂皓]]と共に、保守党を離党。保守クラブ(自民党へ合流するため、一時的に結成した形式上の政治団体)を経て[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]に入党。[[自由民主党の派閥|党内派閥]]に関しては、野田と月原が[[近未来政治研究会]]に入会したのに対し、小池は[[清和政策研究会]](当時は[[森喜朗|森]]派)に入会した。 |
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[[2008年]]9月、[[福田康夫]]の辞任に伴って実施された[[2008年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]に20人の推薦人を確保し、立候補した。自民党結党以来、女性の自民党総裁選出馬は史上初である。 |
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[[2003年]]9月、[[第1次小泉内閣 (第2次改造)|第1次小泉第2次改造内閣]]で[[環境大臣]]として初入閣。同年10月の[[第43回衆議院議員総選挙]]では、保守党時代のコスタリカ方式の約束により自民党から比例単独で立候補。[[比例近畿ブロック]]の自民党候補名簿で重複組のひとつ上の3位に記載され、比例近畿で自民党が9議席獲得したため4選。[[第2次小泉内閣 (改造)|第2次小泉改造内閣]]より[[内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)|内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)]]を兼任。環境大臣は[[第3次小泉内閣_(改造)|第3次小泉改造内閣]]まで務め、[[2005年]]夏の軽装化キャンペーン「[[クール・ビズ]]」の旗振り役を務める。 |
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「[[霞が関]]をぶっ壊す」をスローガンに[[聖域なき構造改革|構造改革]]路線の継承を掲げた{{要出典|date=2013年11月}}が、[[麻生太郎]]、[[与謝野馨]]に次ぐ3位の得票数で、地方票は0票であった。ただし、党員票では麻生に次ぐ2位に付けており与謝野を大きく引き離している。これは多くの都道府県が地方票の1位総取り方式を採用したためである。 |
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2005年8月8日、[[参議院]][[本会議]]で[[郵政民営化法|郵政民営化関連法案]]が否決。同日、小泉純一郎は衆議院を[[郵政解散|解散]]し、「反対票を投じた自民党議員は公認せず、全員に対立候補を立てる」と発表した。小池は素早く[[内閣総理大臣秘書官]]の[[飯島勲]]の携帯電話に連絡を入れ、「[[小林興起]]の対立候補として[[東京都第10区|東京10区]]に立ちます」と告げた。以前から東京に選挙区を替えたがっていた小池にとって、郵政法案反対派の急先鋒として各種メディアで認知度が高まっていた小林は恰好のターゲットだった。小泉に恩は売れるし、マスコミには自分を宣伝できると考えた{{Sfn|石井|2020|pp=242-243}}<ref name=cambria160929/>。[[小泉劇場#刺客|刺客]]として東京10区から出馬した[[第44回衆議院議員総選挙]]で[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[鮫島宗明]]や[[新党日本]]の小林を大差で破り、5選。 |
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=== 2009年衆議院議員総選挙 === |
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[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では、[[公明党]]の推薦を受け<ref>[http://www.komei.or.jp/news/2009/0807/15251.html 衆院選小選挙区 自民128人推薦] [[公明新聞]] 2009年8月7日{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>、再び東京10区から出馬。また、同じ東京10区に候補者を擁立していた[[幸福実現党]]に選挙協力を打診し、幸福実現党は候補擁立を取り止めて小池を支援した<ref name="sportshochi20090818">{{Cite news|date=2009-08-18|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090818-OHT1T00025.htm|title=小池氏、幸福実現党とタッグ結成も「金正日拘束」「ミサイルUターン」にドン引き…東京10区|publisher=[[スポーツ報知]]}}{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>。 |
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「風車のお百合」をキャッチフレーズに、自身が所有する[[電気自動車]]を使用して環境を前面に押し出した選挙運動を展開し、選挙協力を得た幸福実現党と共に演説を行ったが、民主党新人の[[江端貴子]](105,512票取得)に敗れ、[[重複立候補]]していた[[比例東京ブロック]]で復活した。小池が獲得した96,739票は、比例東京ブロックで復活した自民党候補の得票数では下から2番目に低く、[[惜敗率]]の低さから比例東京ブロックで復活できなかった[[石原宏高]]や[[佐藤ゆかり]]、[[伊藤公介]]の得票数を下回っている(ただし、東京10区は東京都で2番目に[[有権者]]数が少ない選挙区である)。[[9月3日]]、「派閥単位でなく、党全体で結束すべき」として町村派を退会し、無派閥となった<ref>{{Cite news|date=2009-09-03|url=http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090301000648.html|title=小池百合子氏が町村派を退会 「派閥の時代でない」|publisher=共同通信|accessdate=2011-02-15}}</ref>。 |
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|width = 220 |
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|image1 = Koike_-_Rice_usa-600.jpg |
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|caption1 = [[アメリカ合衆国国務長官|米国務長官]][[コンドリーザ・ライス]]と会談前に握手(2007年8月9日) |
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|image2 = Defense.gov photo essay 070817-F-0193C-008.jpg |
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|caption2 = 答礼訪日時に[[旭日大綬章]]を受勲した[[アメリカ統合参謀本部議長]][[ピーター・ペース]]と(2007年8月17日) |
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}} |
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[[2006年]]に発足した[[第1次安倍内閣]]では、[[内閣総理大臣補佐官]](国家安全保障問題担当)に任命される。 |
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[[2007年]][[7月3日]]、[[防衛大臣]][[久間章生]]が自身の失言のために辞任。同月4日、後任として就任。'''女性初の[[防衛大臣]]'''となった。在任中、[[テロ対策特別措置法]]の延長問題に関して、民主党が求めている[[自衛隊]]派遣に関する[[国会 (日本)|国会]]の事前承認について「国会がチェック機能を果たす観点から1年ごとの(法改正による)延長という仕切りがある。今の制度でも十分役割を果たしている」と否定的な見方を示した<ref>{{Cite news2|df=ja| url = | title = テロ対策特措法:国会の事前承認に否定的…小池防衛相 | newspaper = 毎日新聞 | date = 2007-08-03 | accessdate = }}</ref>。 |
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麻生総裁退陣に伴う[[2009年自由民主党総裁選挙]]には立候補せず、[[谷垣禎一]]の推薦人に名を連ね、谷垣総裁の下で党広報本部長を務める。[[2010年]][[6月9日]]の[[自民党ネットサポーターズクラブ]](J-NSC)設立総会で、相談役に就任した。 |
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[[2007年]]8月、[[米下院慰安婦決議]]可決を受けての[[日米関係]]の動揺を防ぐため、[[第167回国会]]を欠席して[[米国]]を訪問し、[[アメリカ合衆国国防長官|国防長官]][[ロバート・ゲーツ]]や[[アメリカ合衆国副大統領|副大統領]][[ディック・チェイニー]]と会談する。[[野党]]が[[テロ対策特別措置法]]の延長に反対している状況を説明した上で、「これからも引き続き、役割を果たしていきたい」と、[[インド洋]]での[[自衛隊]]の給油活動を継続する方針を伝えた。[[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]][[コンドリーザ・ライス]]との会談では「私は『日本のライス』と呼ばれているようですが、日本でライスは[[米]](こめ)になります。よって、マダム・スシと呼んでみてはいかがでしょうか」などと[[英語]]でジョークを飛ばした<ref>アサヒコム 2007年8月11日配信など</ref>。なお、訪米のための国会欠席について[[8月9日]]に行われた自民党国防部会などの合同会議で、[[山崎拓]]から「いささか当を得ない行動ではないか。今、党はテロ対策特別措置法を抱えている」と批判されている<ref>[[読売新聞]]2007年8月10日</ref>。 |
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[[防衛秘密の漏洩#イージス艦情報漏洩|イージス艦機密情報漏洩事件]]について、「防衛省内で誰も責任を取っていない。私は責任を取りたい」として、[[内閣改造]]で自身の再任を固辞、離任した<ref>{{Cite news2|df=ja| url = http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007082401000781.html | title = 小池防衛相、続投希望せず 情報漏えいで「引責」 | agency = [[共同通信社]] | publisher = [[47NEWS]] | date = 2007-08-24 | accessdate = 2015-01-09 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20150109052915/http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007082401000781.html | archivedate = 2015年1月9日}}</ref>。 |
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=== 自由民主党総務会長 === |
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[[ファイル:Rt Hon Edward Davey at the GLOBE Japan Symposium.jpg|300px|thumb|[[英国]][[エネルギー・気候変動省|エネルギー・気候変動大臣]]{{仮リンク|エド・デイヴィ|en|Ed Davey}}と(2013年6月13日)]] |
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2010年9月の党役員人事で、谷垣総裁の下、第49代[[自由民主党総務会長]]に就任した。党三役に女性が就任するのは結党以来初めてだった。[[2011年]]9月、自民党総務会長を退任した。 |
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[[2008年]]9月、[[福田康夫]]首相の辞任に伴って実施された[[2008年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]に立候補した。自民党結党以来、'''女性の[[自由民主党総裁選挙|自民党総裁選]]出馬は史上初'''であった(推薦人代表は[[衛藤征士郎]]。選挙責任者は[[杉浦正健]]<ref>『[[東京新聞]]』2008年9月10日付夕刊、2面、「自民党総裁選の推薦人」。</ref>)。ただ憲政史上初の女性総理誕生とはならず、結果は、[[麻生太郎]]、[[与謝野馨]]に次ぐ3位。党員票は麻生に次ぐ2位であったが、地方票は0票であった。 |
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[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では、東京10区で前回敗れた江端を大差で破り7選。選挙後、自由民主党広報本部長に就任する。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]では、東京10区で8選。 |
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[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では自民党への逆風を受けて小選挙区では民主党新人の[[江端貴子]]に敗れ、[[比例東京ブロック]]で復活当選した。この選挙の際、[[幸福実現党]]が小池に選挙協力し、幸福実現党の政策に協力する代わりに候補予定者が立候補を取りやめ、共同で街頭演説を行った<ref name="book-mondai19">{{Cite book|和書|author=合同会社宗教問題 |title=宗教問題19:総力特集 小池百合子の宗教"怪"人脈 |publisher=[[白馬社]] |date=2017-8-31 |page=75-80 中山雄二「幸福の科学と同盟し危機を脱した2009年の小池百合子」 |isbn=978-4990852689}}</ref><ref name="book-zouho">{{Cite book|和書|author=[[ASIOS]] |title=増補版 陰謀論はどこまで真実か |publisher=[[文芸社]] |date=2021-7-15 |page=37-55 [[藤倉善郎]]「Qアノンは日本人にも大事な真実を伝えている(Jアノン陰謀論)」 |quote=(P50)現都知事の小池百合子氏も、このときの衆院選では幸福実現党と選挙協力し共同街宣もしている。|isbn=978-4286228426}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://web.archive.org/web/20160604091405/https://www.sponichi.co.jp/society/special/2009politics/KFullNormal20090818083.html |title=幸福実現党とタッグ!小池百合子元防衛相が共同演説 |publisher =スポニチアネックス |date=2009-08-18 |accessdate=2024-06-17}}</ref>。政権交代により野党議員となって[[9月3日]]、「派閥単位でなく、党全体で結束すべき」として町村派を退会し、無派閥となった<ref>{{Cite news2|df=ja|date=2009-09-03|url=http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090301000648.html|title=小池百合子氏が町村派を退会 「派閥の時代でない」|publisher=共同通信|accessdate=2011-02-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090906235747/http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090301000648.html|archivedate=2009年9月6日}}</ref>。麻生退陣に伴う[[2009年自由民主党総裁選挙]]で推薦人に名を連ねた[[谷垣禎一]]が当選(首相を兼任しない自民党総裁としては、[[河野洋平]]以来2人目)、谷垣総裁の下で[[自由民主党広報本部|党広報本部長]]を務める。[[2010年]][[6月9日]]の[[自民党ネットサポーターズクラブ]](J-NSC)設立総会で、相談役に就任した。 |
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=== 2016年東京都知事選挙 === |
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[[2016年]][[6月29日]]に記者会見を開き、[[舛添要一]]の辞任に伴う[[2016年東京都知事選挙|同年7月の東京都知事選挙]]に立候補する意向を表明する<ref>[http://www.jiji.com/jc/p?id=20160629113638-0021759848 小池元防衛相が出馬表明=都知事選] 時事通信 2016年6月29日</ref>。自民党東京都連会長[[石原伸晃]]に推薦を依頼するも、「[[7月10日]]の[[第24回参議院議員通常選挙|参院選]]の投開票後に結論を出したい」と返答された<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20160705-OYT1T50054.html 石原氏、会談で小池氏に「参院選後に結論出す」](2016年7月5日、読売新聞)</ref>。[[7月6日]]、「このままでは(自民党東京都連の)推薦が得られない中での立候補になるが、東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」として正式に立候補を表明した<ref>[http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160707/k00/00m/010/016000c 都知事選:議会解散を公約に 小池氏出馬表明](2016年7月6日、毎日新聞)</ref>。その後、自民党では[[増田寛也]]の推薦を正式に決定し、都連では石原と東京都連幹事長[[内田茂]]らの連名で、自民党が推薦していない候補者を応援した場合は「除名などの処分対象になる」との文書を自民党所属の国会議員や地方議員に配布した<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130024-n1.html 小池百合子氏を応援したら「除名対象」!!自民都連が文書で警告 石原伸晃会長らが所属議員を引き締め]『産経ニュース』2016年7月13日</ref>。 |
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2010年9月の党役員人事で、[[自由民主党総務会長]]に就任した。党三役に女性が就任するのは結党以来初めてであった。[[2011年]]9月退任。 |
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== 政策・主張 == |
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=== 外交・安全保障 === |
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[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では、東京10区で前回敗れた江端を大差で破り7選。選挙後、[[自由民主党広報本部|自由民主党広報本部長]]に就任する。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]で8選。 |
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; 核武装 |
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: [[2003年]]11月、[[毎日新聞]]の衆議院議員アンケートで、日本の[[日本の核武装論|核武装]]について「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答した<ref>2007年7月21日 毎日新聞 東京朝刊</ref>。 |
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[[2016年]]2月、[[フランス]]政府より[[レジオン・ドヌール勲章]]オフィシエを受章<ref name="Legion">{{Cite web2|df=ja|url=https://jp.ambafrance.org/article9767 |title=小池百合子衆議院議員がレジオン・ドヌール勲章を受章|publisher=[[駐日フランス大使館]]|date=2019-01-17|accessdate=2021-06-17}}</ref>。 |
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; リビア |
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: 日本の国会議員きっての親リビア派とされる。日本リビア友好協会では会長に就任しており<ref>『[http://www.jlfa.gr.jp/association_2.html 協会概要]』日本リビア友好協会。</ref>、日本とリビアとの関係の強化、発展を狙っている。なお、この日本リビア友好協会は、リビアからの要求に基づき、政府に代わり「日本リビア間の経済、産業、科学技術、文化等の協力促進に関する合意書」を締結した団体である<ref name="ayumi">『[http://www.jlfa.gr.jp/association_2.html 日本リビア友好協会の歩み]』日本リビア友好協会。</ref>。[[国際連合]]によるリビア[[経済制裁|制裁]]の間も、日本とリビアとの関係強化を図るためさかんに活動しており<ref name="ayumi"/>、同国の革命指導者である[[ムアンマル・アル=カッザーフィー]]の二男のサイフルイスラーム・ムハンマド・アル・カッザーフィーや、三男のアル=サアディー・カッザーフィーに対し、日本訪問を要請したのもこの団体である。 |
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: 小池はリビアを訪問した経験もあり、複数回にわたって同国の革命指導者ムアンマル・アル=カッザーフィーと直接会談している<ref name="jcast20110222">『[http://www.j-cast.com/2011/02/22088721.html カダフィ氏「大佐」の理由 執務室には「明治天皇の写真」 (1/2) : J-CASTニュース]』[[ジェイ・キャスト]]、[[2011年]](平成23年)[[2月22日]]。</ref>。さらに、カッザーフィーに招かれ執務室の中に入ったこともあるという<ref name="jcast20110222"/>。 |
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Yuriko Koike - World Economic Forum on the Middle East 2008.jpg | [[世界経済フォーラム]](2008年) |
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: カッザーフィーは[[民主主義]]国家の樹立を目指し、[[明治維新]]を参考にしている、などと主張している<ref name="jcast20110222"/>。 |
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Yokomitsu Katsuhiko 20120601a-l3.jpg|歴代[[環境大臣]]の[[斉藤鉄夫]]、[[小沢鋭仁]]、[[江田五月]]、[[環境副大臣]]の[[横光克彦]]と(2012年6月1日) |
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: [[2009年]]にはカッザーフィーに対してゲーム機「[[Wii]]」をプレゼントしたこともあるという。<ref>『[http://twitter.com/ecoyuri/status/5883654473 Twitter / 小池百合子: ちなみに、リビアのカダフィ指導者へのお土産はWiiに ...]』[[Twitter]]、[[2009年]][[11月19日]]。</ref> |
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Rt Hon Edward Davey at the GLOBE Japan Symposium.jpg|{{仮リンク|エド・デイヴィ|en|Ed Davey}}[[エネルギー・気候変動省|英国エネルギー・気候変動大臣]]と(2013年6月13日) |
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: 2011年8月には、日本の政治家として初めて[[リビア国民評議会]]のトップである[[ムスタファ・モハメド・アブドルジャリル]]議長らと会談した<ref>{{cite news |language = | author = | url =http://sankei.jp.msn.com/world/news/110806/mds11080616430001-n1.htm | title = リビア反体制トップ、自民小池氏と会談 日本に支援要請| publisher =| date= 2011-08-6 | accessdate =2011-08-6}}{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>。 |
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=== 東京都知事就任、都民ファーストの会 === |
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{{Multiple image|direction = vertical|width = 220|image1 = 2016日本前衆議院議員及内閣大臣小池百合子競選東京都知事 Former Member of Japanese House of Representatives and Cabinet Minister Yuriko Koike Runs for Governor of Tokyo 1.png|caption1 = [[2016年東京都知事選挙|東京都知事選]]で[[衆議院議員]][[若狭勝]]とともに街頭演説(2016年7月、[[新宿駅]]東南口)}} |
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[[File:Koikeyuriko-kitasenju-japan-may4-2017.webm|thumb|thumbtime=16|(ビデオ) 小池百合子(2017年5月4日)]] |
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2016年5月27日、[[東京新聞]]は、[[週刊文春]]のスクープに端を発した東京都知事の[[舛添要一]]の公私混同問題<ref name="mainichi20160427">{{cite web |url=https://mainichi.jp/articles/20160427/k00/00e/040/217000c | title=舛添都知事:公用車で別荘へ…湯河原、1年に48回 | publisher=毎日新聞 | date=2016-4-27 | accessdate=2024-6-3 }}</ref><ref name="bunshun20160505-0512">{{cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/46930 | title=週刊文春 2016年5月5日・12日 ゴールデンウィーク特大号 | publisher=文春オンライン | date= | accessdate=2024-6-3 }}</ref>をめぐり、都民らから都に寄せられた苦情や意見は計1万9千件余りにのぼると報じた<ref name="tokyo20160527">{{cite web | author=松村裕子、石川修巳 |url=https://web.archive.org/web/20160529004859/https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016052702000133.html | title=舛添知事資金疑惑 追及どこまで 都議会与党ジレンマ「辞められては…」 | publisher=東京新聞 | date=2016-5-27 | accessdate=2024-6-3 | archivedate= | archiveurl= }}</ref>。5月30日頃、小池と自民党の[[若狭勝]]は、実施が予想される都知事選の出馬について協議した<ref name="hanada201610">{{Cite web|url=https://www.fujisan.co.jp/product/1281697388/b/1464858/ | title=月刊 Hanada 2016年10月号 (発売日2016年08月26日) | publisher=Fujisan |date= | accessdate=2023-1-26 }}</ref>。 |
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同年6月15日、舛添が辞職願を都議会に提出<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/160615/plt1606150030-n1.html 舛添知事、辞表を提出 7月14日告示・31日投開票か7月21日告示・8月7日投開票で調整] 産経新聞 2016年6月15日</ref>。同年6月17日、小池は、舛添の辞職に伴う[[2016年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]への出馬の可能性について記者団から問われると「ノーコメント」と述べ、否定しなかった。6月29日、出馬表明<ref>{{Wayback|url=http://www.jiji.com/jc/p?id=20160629113638-0021759848|title=自民党の小池百合子元防衛相(63)は…:小池元防衛相が出馬表明=都知事選:時事ドットコム|date=20160813224626}}</ref>。当初は自民党東京都連に推薦を依頼したが、「東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」として無所属での出馬を宣言して推薦を取り下げ<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.sankei.com/article/20160710-YNYTETXXLNO6HKHT7MQFJHA2KI/ |title=【東京都知事選】小池百合子氏が自民都連に推薦依頼取り下げ 増田寛也氏は出馬表明を通知 |date=2016-07-10 |newspaper=産経新聞}}</ref>、自民党に進退伺を提出する。自民党は小池を応援した者の処分などを通達したが<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130024-n1.html |title=小池百合子氏を応援したら「除名対象」!!自民都連が文書で警告 石原伸晃会長らが所属議員を引き締め |newspaper=産経ニュース |date=2016-07-13}}</ref>、選挙戦では前任の舛添や[[東京都議会]]の自民党会派の体質などを批判した。7月31日、投開票。2位以下の候補を大きく引き離す291万2628票を獲得して当選し<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://web.archive.org/web/20160802050411/http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20160731-OYT1T50100.html |title=都知事に小池氏…初の女性、増田・鳥越氏に大差 |date=2016-08-01 |newspaper=読売新聞}}</ref>、'''女性初<ref name="hufpos20160731"/>'''の[[東京都知事]]に就任した。 |
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同年9月16日、小池を支援する政治団体として「[[都民ファーストの会]]」が発足<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://web.archive.org/web/20160921232211/http://www.hochi.co.jp/topics/20160921-OHT1T50008.html |title=小池都知事の政治団体「都民ファーストの会」発足 |newspaper=報知新聞 |date=2016-09-21}}</ref><ref name="nikkei20170603">{{cite web | url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO17218170S7A600C1000000/ | title=都民ファーストに期待しますか 第323回 | publisher=日本経済新聞 | date=2017-6-3 | accessdate=2024-4-24 }}</ref>。2017年1月23日には小池系の議員による[[地域政党]]となる<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.sankei.com/politics/news/170123/plt1701230037-n1.html |title=【東京都議選】地域政党「都民ファーストの会」始動 事実上の"小池新党"旗揚げ 現職と新人の計4人公認 |newspaper=産経新聞 |date=2017-01-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170203084104/http://www.sankei.com/politics/news/170123/plt1701230037-n1.html|archivedate=2017-02-03}}</ref>。6月1日、都民ファーストの会の代表に就任し、同日自民党に離党届を提出した<ref name="nikkei20170601">{{Cite news2|df=ja|title=小池氏が代表就任 都民ファーストの会|newspaper=日本経済新聞|date=2017-06-01 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H5O_R00C17A6000000/|accessdate=2019-06-09}}</ref>(離党届は7月3日に受理<ref>{{Cite news2|df=ja|title=自民、小池都知事の離党届を受理 若狭・衆院議員らも|newspaper=朝日新聞|date=2017-07-03 |url=https://www.asahi.com/articles/ASK73543GK73UTFK00S.html|accessdate=2019-06-09}}</ref>)。 |
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2017年7月2日に行われた[[2017年東京都議会議員選挙|東京都議会議員選挙]]においては小池が主催する政治塾『'''希望の塾'''』の塾生などを擁立し<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.jiji.com/jc/article?k=2016103000020&g=pol |title=小池都知事の政治塾開講=2900人参加、新党へ布石も |agency=時事通信 |date=2016-10-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161031152311/http://www.jiji.com/jc/article?k=2016103000020&g=pol|archivedate=2016-10-31}}</ref>、選挙の結果、都議会で小池系の勢力が過半数を占めた。都議選後、すぐに党の代表を辞任したため、選挙だけが目的の食い逃げと批判された<ref>{{Cite web2|df=ja| url = http://www.asahi.com/articles/ASK735R33K73UTIL03J.html| title = 小池知事の代表辞任「選挙のため露骨」「すっきりした」| publisher = 朝日新聞| date = 2017-07-04| accessdate = 2017-10-08}}</ref>。都知事就任後は、[[築地市場移転問題]]等の対応にあたった。 |
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=== 希望の党結成 === |
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2017年9月17日未明、NHKが「9月28日召集の[[第194回国会|臨時国会]]の冒頭で衆議院解散の見通し」と報道<ref>{{Cite news2|df=ja|author= |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/k10011142751000.html |title=臨時国会の冒頭 衆院解散の見通し |newspaper=NHK |date=2017-09-17 |accessdate=2022-02-14 |archivedate=2017-09-17 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170916202821/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/k10011142751000.html }}</ref>。これを受けて[[民進党]]代表の[[前原誠司]]は同日、小池に密かに連絡をとった<ref name="mainichi20171203">{{Cite news2|df=ja|author=影山哲也 |url=https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171203/ddm/010/010/165000c | title=野党第1党、枝野氏の戦い(その2止)「旗への結集」可視化 | newspaper=毎日新聞 | date=2017-12-03 | accessdate=2022-02-04 }}</ref>。 |
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同年9月25日、小池は記者会見し、自らが代表となる新党「[[希望の党 (日本 2017)|希望の党]]」の結成を発表<ref>{{Cite news2|df=ja|title=小池都知事、「希望の党」代表に 「大義なき解散」と発言 |newspaper=[[ロイター]] |date= 2017-09-25| url=https://jp.reuters.com/article/koike-politics-idJPKCN1C00IP |accessdate=2022-02-14}}</ref>。「これまで若狭さん、細野さんらが議論してこられたが、リセットして、私自身がたちあげるということで直接絡んでいきたい」と述べた<ref>{{Cite news2|df=ja|author=[[安積明子]] |url=https://toyokeizai.net/articles/-/190425 | title=小池知事が「公明党のご機嫌取り」に走る事情 首班指名は「山口那津男さんがいい」 | newspaper=東洋経済オンライン | date=2017-09-26 | accessdate=2022-02-09 }}</ref>。同日付で東京都選挙管理委員会を通じて総務大臣に設立を届け出て受理された<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://news.ntv.co.jp/category/politics/373542 | title=「希望の党」設立を届け出 国会議員は9人 | newspaper=日本テレビ | date=2017-09-25 | accessdate=2022-02-09 }}</ref><ref name="tokyo20170926">{{Cite news2|df=ja|author= |url=https://static.tokyo-np.co.jp/tokyo-np/archives/senkyo/shuin2017/shuin_article/zen/CK2017092602100006.html | title=小池氏、新党代表に 「原発ゼロ」「改憲」掲げる | newspaper=東京新聞 | date=2017-09-26 | accessdate=2022-02-11 }}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja| url = https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170925/k00/00e/010/248000c| title = 小池知事:「希望の党」結成 代表就任「消費増税凍結」| publisher = 毎日新聞| date = 2017-09-25| accessdate = 2017-10-08}}</ref>。 |
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同年9月26日夜、小池、前原、[[日本労働組合総連合会|連合]]会長の[[神津里季生]]は極秘に会談。民進党と希望の党の合流が協議され、これについて最終調整に入ることで合意がなされた<ref name="tbs20170927">{{Cite news2|df=ja|author= |url=http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3169657.html |title=民進党、希望の党に事実上合流へ 統一名簿は「希望」 |newspaper=TBS |date=2017-09-27 |accessdate=2022-02-10 |archivedate=2017-09-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170927184808/http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3169657.html }}</ref><ref name = NTV-NEWS24_201709271503>{{Cite news2|df=ja|author= |url=https://news.ntv.co.jp/category/politics/373671 | title=「民進党」が「希望の党」に合流で最終調整 | newspaper=[[日本テレビ|日テレニュース24]] | date=2017-09-27 | accessdate=2022-02-10 }}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|url =https://static.chunichi.co.jp/chunichi/archives/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017092702100021.html |title = 民進「希望」参加容認を検討 前原、小池氏ら極秘会談 |publisher = 中日新聞 |date=2017-09-27 |accessdate =2022-02-10}}</ref>。9月27日夜、[[BSフジ]]の報道番組『[[BSフジLIVE プライムニュース|プライムニュース]]』に出演し、希望の党参加の条件について、[[憲法改正論議|憲法改正]]と[[平和安全法制|安保法制]]への姿勢を重視する考えを示した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.asahi.com/articles/ASK9W7HDWK9WUTIL065.html | title=希望への参加条件、安全保障と憲法への姿勢重視 小池氏 | newspaper=朝日新聞 | date=2017-09-27 | accessdate=2022-02-21|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170927164741/https://www.asahi.com/articles/ASK9W7HDWK9WUTIL065.html|archivedate=2017-09-27 }}</ref>。 |
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同年9月29日午前、小池と前原は新宿区内のホテルで衆院選候補者の決め方について話し合い、合意した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20170929-OYT1T50076.html | title=候補者調整急ぐ方針を確認…小池、前原氏が会談 | newspaper=読売新聞 | date=2017-09-29 | accessdate=2022-02-08 }}</ref>。会談後、小池は記者団に「様々な観点から絞り込みをしていきたいと考えております。全員を受け入れるということは、さらさらありません」と述べた<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000111108.html | title=小池氏「希望リストから絞り込み早急に調整で合意」 | newspaper=テレビ朝日 | date=2017-09-29 | accessdate=2022-02-08 }}</ref>。同日午後、記者クラブ主催の都庁記者会見で、挙手をしてもほとんど当てられることのなかったフリージャーナリストの[[横田一 (1957年生のジャーナリスト)|横田一]]を小池は指名。横田が「[[前原誠司]]代表の昨日の『公認申請すれば排除されない』という発言について、小池知事は『安保、改憲で一致しない人は公認しない』と述べた。(小池知事は)前原代表を騙したのか」と質問すると、小池は「『排除されない』ということはございませんで、排除いたします」と笑顔で言い切った{{Sfn|石井|2020|pp=370-373}}<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.youtube.com/watch?v=e5EzfzKA3Sg | title=東京都・小池百合子知事が午後2時より定例会見(2017年9月29日) | website=[[THE PAGE]] |date=2017-09-29 | accessdate=2022-02-16 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170930/ddm/003/010/105000c |title=希望、排除の論理 小池氏「全員受け入れ、さらさらない」 民進、広がる反発 |newspaper=毎日新聞 |date=2017-09-30}}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja| author=小泉耕平 |url =https://dot.asahi.com/articles/-/112926 | title =小池百合子をリセットした「排除」発言 引き出したジャーナリストが語る真相 | newspaper =AERA | date=2017-10-15 | accessdate =2019-12-04 }}</ref>。これを聞いて、民進党内では怒号が飛び交った。 |
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小池の「排除発言」をきっかけとして、9月30日未明に「[[枝野幸男]]が考え方の近い前議員らとの新党結成を視野に入れている」との記事が配信された<ref>{{cite news|url=https://www.kanaloco.jp/article/281133 |title=小池氏、憲法・安保で選別 枝野氏は無所属、新党視野 |newspaper=共同通信 |publisher=神奈川新聞 |date=2017-09-30 |accessdate=2022-02-21 |archivedate=2017-10-3 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20171003080206/https://www.kanaloco.jp/article/281133 }}</ref>。同日、民進党の前職、元職計15人の「排除リスト」が党内に出回る{{efn|2017年9月30日に出回った「排除リスト」15人の内訳は以下のとおり。前職は[[安住淳]](宮城5区)、[[枝野幸男]](埼玉5区)、[[野田佳彦]](千葉4区)、[[長妻昭]](東京7区)、[[初鹿明博]](東京16区)、[[菅直人]](東京18区)、[[阿部知子]](神奈川12区)、[[篠原孝]](長野1区)、[[近藤昭一]](愛知3区)、[[赤松広隆]](愛知5区)、[[岡田克也]](三重3区)、[[辻元清美]](大阪10区)。元職は[[海江田万里]](東京1区)、[[手塚仁雄]](東京5区)、[[櫛渕万里]](東京23区、報道時)<ref>{{cite news |author= |url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214651/2 | title=「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前 (2ページ目) | newspaper=日刊ゲンダイ | date=2017-09-30 | accessdate=2022-02-04 }}</ref><ref>{{cite news |url=https://mainichi.jp/articles/20171001/ddm/003/010/056000c | title=衆院選2017:民進分裂、新党模索も 希望が「排除リスト」 | newspaper=毎日新聞 | date=2017-10-01 | accessdate=2022-02-23 }}</ref>。}}。混乱の中で旧民進党リベラル派が10月3日に[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]を結党した<ref name="nikkei20171003">{{Cite news2|df=ja|title=衆院選、3極走る 公示まで1週間|newspaper=日本経済新聞|date=2017-10-03 |accessdate=2022-02-05 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21818450T01C17A0MM0000/}}</ref>。希望の党の幹部にすり寄らなければ議員でいられないと考える旧民進党の議員は多かったが{{Sfn|石井|2020|pp=370-373}}、野党が2分された結果、[[第48回衆議院議員総選挙]]で希望の党は自民党に大敗し、野党第一党の座も立憲民主党に奪われた<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22592450T21C17A0MM8000/ |title=衆院選、全議席が確定 自民は284に |newspaper=日本経済新聞 |date=2017-10-23}}</ref>。この結果、党内の求心力は低下し、11月14日に代表を辞任した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://web.archive.org/web/20171114202221/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/11/14/kiji/20171114s00042000169000c.html |title=小池氏 希望の党代表辞任 衆院選不振で引責 後任は玉木氏 |newspaper=スポニチアネックス |date=2017-11-14}}</ref>。11月20日、後任代表の[[玉木雄一郎]]の要請で特別顧問に就任した<ref>{{Cite news2|df=ja|title=小池百合子都知事が希望の党の特別顧問就任発表 |newspaper=産経新聞 |date=2017-11-21|url=https://web.archive.org/web/20171201032128/http://www.sankei.com/politics/news/171121/plt1711210026-n1.html}}</ref>。 |
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同年10月、[[舛添要一]]前東京都知事の下で選任された3名の[[東京都副知事]]を任期途中で解任し、[[猪熊純子]]ら2名を新たに副知事として選任した<ref>{{Cite web2|df=ja|url=http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140023-n1.html|title=小池百合子知事、22年ぶり女性副知事に辞令「都庁にガラスの天井はない」|publisher=産経ニュース|date=2017-10-14|accessdate=2017-10-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20171027024901/http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140023-n1.html|archivedate=2017-10-27}}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21880580U7A001C1CC1000/ |title=22年ぶり女性副知事起用へ、小池知事が人事案提案 |newspaper=日本経済新聞 |date=2017-10-04}}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLZO03646070V10C16A6L83000/ |title=都、副知事1人を回避 人事案同意 安藤氏、3度目の知事代理 |newspaper=日本経済新聞 |date=2016-06-16}}</ref>。2019年には民間出身副知事として[[宮坂学]]を起用<ref>[https://mainichi.jp/articles/20190904/k00/00m/010/180000c 東京都副知事に元ヤフー会長、宮坂氏起用へ 民間出身は猪瀬氏以来]毎日新聞2019年9月4日</ref>。 |
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その後、野党再編の有り方を巡り希望の党が分裂。2018年5月7日に[[国民民主党 (日本 2018)|国民民主党]]が結成された。分党措置により保守系議員らが新たに結成した[[希望の党 (日本 2018)|希望の党]]から特別顧問就任を打診されたものの固辞し<ref>{{Cite news2|df=ja|title=小池百合子都知事「改革保守路線を継いで頑張って」、新「希望の党」にエール|newspaper=産経新聞|date=2018-05-09|url=https://www.sankei.com/article/20180509-PUMWYLC4RJLSXMQMSEYN76MQJI/}}</ref>、国政からは距離を置くことを表明した<ref>{{Cite news2|df=ja|title=国民民主党:「分かれて活動、大変残念」小池都知事|newspaper=毎日新聞|date=2018-05-07|url=https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/010/083000c}}</ref>。 |
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=== 東京都知事に再選 === |
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[[ファイル:Yuriko Koike and Fumio Kishida 20221221 (1).jpg|サムネイル|220x220ピクセル|[[内閣総理大臣]][[岸田文雄]]と(2022年12月)]] |
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2020年7月5日に行われた[[2020年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]で、[[宇都宮健児]]、[[山本太郎]]、[[小野泰輔]]らを破り、[[2012年東京都知事選挙]]での[[猪瀬直樹]](433万票)に次ぐ、都知事選史上2番目の得票数となる366万1371票で東京都知事に再選された<ref name="nhk20200705">{{Cite news |df=ja|title=東京都知事選 現職の小池百合子氏 2回目の当選確実 |newspaper=NHKニュース|date=2020-07-05|url=https://web.archive.org/web/20200705112010/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/k10012497581000.html|accessdate=2020-07-05}}</ref>。 |
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2021年5月14日、弁護士の[[宇都宮健児]]は、[[2020年東京オリンピック・パラリンピック|東京オリンピック・パラリンピック]]開催中止を求める小池宛ての要望書を東京都に提出した。中止を求めるオンライン署名は世界133カ国から集まり、同日正午時点で約35万人を超えた<ref>{{Cite news2|df=ja|author=軽部理人 |url=https://www.asahi.com/articles/ASP5G4J9LP5GUTIL01K.html | title=五輪中止、署名は35万人に 宇都宮氏が都に要望書提出 | newspaper=朝日新聞 | date=2021-05-14 | accessdate=2021-07-02 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.youtube.com/watch?v=gO70RXRQ3sk | title=Petition to cancel Olympics amid 4th wave of COVID-19 submitted to Tokyo's governor | newspaper=[[:en:Global News|Global News]] | date=2021-05-15 | accessdate=2021-07-02 }}</ref>。5月24日、30代男性が、開催中止についての検討プロセスを都に開示請求。6月4日、東京都は男性に、「実施機関では当該文書を作成および取得しておらず、存在しない」ことを理由とする非開示決定通知書を渡した<ref name="friday20210702">{{Cite news2|df=ja|author=田幸和歌子 |url=https://friday.kodansha.co.jp/article/191223 | title=開示請求で発覚!35万人「五輪反対署名」を東京都が無視していた | newspaper=フライデー | date=2021-07-02 | accessdate=2021-07-02 }}</ref>。 |
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同年5月末、飼い犬(メス、[[ヨークシャーテリア]])を亡くす。18歳だった<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/06/25/kiji/20210624s00042000796000c.html | title=小池氏 5月末に20年前から飼っていた愛犬失う、SNSの動画配信でも紹介 | newspaper=スポーツニッポン | date=2021-06-25 | accessdate=2021-06-29 }}</ref><ref>[https://www.facebook.com/yuriko.koike.96/posts/1205965569588312/ 小池百合子 Facebook 2019年11月24日 18時06分]</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|author=小倉貞俊 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/37799 | title=<小池百合子さんの横顔> さまざまな課題 発想転換に | newspaper=東京新聞 | date=2020-06-25 | accessdate=2021-06-30 }}</ref>。同年6月22日、通常通り都庁に登庁。都医師会や自治体とワクチン接種について協議するオンライン会議に出席したあとの午後、都内の病院に入院した。過度の疲労で静養が必要になったとされる<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20210622-OYT1T50243/ | title=小池都知事、過労で入院…「声がかれて」と息切らす | newspaper=読売新聞 | date=2021-06-22 | accessdate=2021-06-29 }}</ref>。6月25日には[[2021年東京都議会議員選挙|都議選]]が告示されるが、姿は現さなかった<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/113169 | title=小池都知事、入院延長へ 「疲れが取れていない」と医師が判断 さらに数日公務外れる | newspaper=東京新聞 | date=2021-06-27 | accessdate=2021-06-29 }}</ref>。6月30日午前に退院。医者の判断により、7月1日以降は[[テレワーク]]で公務を行うとされた<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://mainichi.jp/articles/20210630/k00/00m/040/051000c | title=小池百合子都知事が退院 1日以降の公務はテレワーク | newspaper=毎日新聞 | date=2021-06-30 | accessdate=2021-06-30 }}</ref>。 |
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同年7月2日、東京五輪中止を求める要望書を都が受け取っただけで何の検討もせず放置していたことが、週刊誌によって報じられた。宇都宮健児は「陳情とか請願という形式ではなくとも、数十万の人の声を代表しているのだから、きちんと検討するべきだ」と、小池の対応を批判した<ref name="friday20210702"/>。 |
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同日、小池は10日ぶりに登庁し、定例記者会見で「東京都にとって、今ほど重要な時期はないと考えております」「どこかでばたっと倒れてるかもしれませんが、それも本望だと思ってやり抜いていきたい」と述べた<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2021/07/02.html | title=小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和3年7月2日) | publisher=東京都庁 | date=2021-07-02 | accessdate=2021-07-06 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/114197 | title=小池知事「五輪無観客も軸」「倒れても本望と思いやり抜く」 退院後初会見 | newspaper=東京新聞 | date=2021-07-02 | accessdate=2021-07-06 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73530830S1A700C2L83000/ | title=都知事「倒れても本望」 コロナ対策、復帰後会見で決意 | newspaper=日本経済新聞 | date=2021-07-03 | accessdate=2021-07-06 }}</ref>。 |
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7月3日、突如として都民ファ候補者の事務所18カ所を訪れ激励した。滞在時間はわずか数分で、街頭でマイクを握ることは一度もなかったが、メディアは選挙参戦の模様をすぐに取り上げた。「がんばるのよ、最後までがんばるのよ」と都民ファ代表の[[荒木千陽]]都議に声をかけたとする記事も配信された<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202107030000369.html | title=公務復帰の小池百合子都知事、選挙戦最終日にサプライズ参戦「頑張るのよ」 | newspaper=日刊スポーツ | date=2021-07-03 | accessdate=2021-07-06 }}</ref>。また小池は「○○○(候補者名)へあなたの一票を託してください。これからも私とともに東京を発展させます」と呼びかける録音メッセージを一部の有権者に電話で流した<ref>{{Cite news2|df=ja|author=軽部理人 |url=https://www.asahi.com/articles/ASP756QS4P75UTIL01K.html | title=最終盤に動いた小池氏 演説なしでも第2党に導いた作戦 | newspaper=朝日新聞 | date=2021-07-06 | accessdate=2021-07-06 }}</ref>。 |
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7月4日、[[2021年東京都議会議員選挙|東京都議会議員選挙]]投開票。毎日新聞社が6月26日に実施したインターネット調査では「自公で過半数の勢い」との結果が出ていたが、自民党・公明党は過半数をとれず、「5~22」と言われた都民ファーストの会は31議席を確保した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://mainichi.jp/articles/20210628/ddm/001/010/146000c | title=都議選情勢 自公、過半数の勢い 都民フ、大幅減か | newspaper=毎日新聞 | date=2021-06-28 | accessdate=2021-07-06 }}</ref>。ただし都民ファは翌7月5日、選挙期間中に無免許運転した板橋区選挙区の[[木下富美子]]を除名した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/114747 | title=都議選で当選の都民ファ木下氏、選挙期間中に無免許運転か 除名処分に | newspaper=東京新聞 | date=2021-07-06 | accessdate=2021-07-06 }}</ref>。 |
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=== 2023年以降 === |
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2023年10月24日、江東区長の[[木村弥生]]が同年4月の[[2023年江東区長選挙|江東区長選挙]]をめぐり公職選挙法違反の疑いにより家宅捜索を受け、11月15日付で区長を辞職した<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/286065 「区政を混乱させてはならない」江東・木村弥生区長が辞職願 選挙中ネット広告で引責] - 東京新聞 2023年10月26日</ref>。木村の辞職に伴う区長選挙に小池は都職員の[[大久保朋果]]を擁立<ref>{{cite web |author= | url=https://www.asahi.com/articles/ASRD16374RCYOXIE02Y.html | title=逆境の自民、遺恨の小池百合子知事と共闘へ 事件渦中の江東区長選 | publisher=朝日新聞 | date=2024-12-2 | accessdate=2024-4-24 }}</ref>。12月10日に投開票が行われ、大久保は4人の候補者を破り、初当選した<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASRDB3SCWRD6OXIE00Q.html 江東区長選、元都部長の大久保朋果氏初当選 「政治の信頼回復」焦点] 朝日新聞 2023年12月10日</ref>。 |
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同年12月28日、東京地検特捜部は、木村弥生を支援した[[東京都第15区|東京15区]]選出の[[柿沢未途]]衆議院議員を公職選挙法違反(買収)などの疑いでを逮捕した<ref name="nhk20231228">[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231228/k10014302151000.html 柿沢前法務副大臣逮捕 江東区長選挙めぐる 買収などの疑い 東京地検特捜部] - NHK NEWS WEB 2023年12月28日</ref>。[[2024年日本の補欠選挙#衆議院東京都第15区|同選挙区の補欠選挙]]が4月28日に行われる可能性が高くなると、2024年1月から小池の衆院選出馬の観測が流れ始めた<ref name="gendai-business20240129">{{cite web | author= | url=https://gendai.media/articles/-/123397 | title=「いまなら勝てる」…!「女帝」小池百合子・都知事が意欲を示す「衆院選出馬」と、狙っている「選挙区」 | publisher=現代ビジネス | date=2024-1-29 | accessdate=2024-4-22 }}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.news-postseven.com/archives/20240211_1940310.html?DETAIL | title=小池百合子氏が動き出した「総理へのショートカット戦略」 4月の東京15区補選出馬で「自民党の救世主」になる可能性も | publisher=NEWSポストセブン | date=2024-2-11 | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。小池は江東区を選挙区とする東京15区に縁はなかったが、先の区長選で激戦を制した大久保の応援に入る中で「ここでも勝てる」と手ごたえを得たとされる。小池の側近はメディアの取材に応じ、「小池さんの目標は女性初の総理になることです。今がその時(注・国政転出)、と決意を固めたようです」と答えた<ref name="gendai-business20240129"/>。 |
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2024年3月15日に産経新聞が「東京15区は小池百合子都知事の出馬の臆測が出ており、(自民党は)その動向を探りつつ『相乗り』も模索している」と報じた<ref>{{cite web |url=https://www.sankei.com/article/20240315-VV7E4MHWURLHTMYHHVLZSAJZTY/ | title=1カ月後に迫る衆院3補選 焦点の東京15区、自民は小池百合子知事の動向探る | publisher=産経新聞 | date=2024-3-15 | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。3月25日には[[二階俊博]]が次期衆院選に出馬せず今季限りで引退すると表明した<ref name="tokyo20240328">{{cite web | author=佐藤裕介、宮尾幹成 | url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/317663 | title=小池百合子都知事に「国政復帰」チャンス到来…4月の衆院補選に出る? 自民都連最高顧問に見立てを聞いた | publisher=東京新聞 | date=2024-3-28 | accessdate=2024-4-25 }}</ref>。3月26日、東京新聞記者は自民党都連最高顧問の[[深谷隆司]]の浅草の自宅に訪ね、「小池氏は東京15区補選に出るか出ないか、どちらの可能性が高いと思うか」と質問した。小池と付き合いの長い深谷は「半々だ。国政の舞台に立ちたいというのが本音だろう」と答えた<ref name="tokyo20240328"/>。3月28日付の同紙朝刊は深谷とのやりとりを記事にし、「最大の後ろ盾になると目されていた実力者の二階氏の『不在』は小池氏の判断に影響するのか」とコメントした<ref name="tokyo20240328"/>。 |
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同年3月28日、小池は東京15区補選について「うち(注・都民ファーストの会)は乙武さんでいきますから」と主だった関係者に直接電話し、[[乙武洋匡]]の擁立を決めた<ref>{{cite web |url=https://friday.kodansha.co.jp/article/367738 | title=小池知事が「乙武洋匡」氏を衆院東京15区補選に擁立も自民党内部で「強烈な反発」が起きているわけ | publisher=FRIDAY | date=2024-4-8 | accessdate=2024-4-8 }}</ref>。自民党幹部にも乙武の擁立が内々に伝達された<ref name="gendai-business20240412">{{cite web |author=宮原健太 | url=https://gendai.media/articles/-/127723 | title=女帝・小池百合子氏が大誤算で窮地へ…補選に向けて発覚した「驚きの数字」 | publisher=現代ビジネス | date=2024-4-12 | accessdate=2024-4-12 }}</ref>。乙武は、小池が都民ファーストの会の国政進出を目指して設立した「[[ファーストの会]]」の副代表に同日付で就任し<ref>{{cite web |url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202403290000419.html | title=乙武洋匡氏が「ファーストの会」副代表に就任 同党が発表、4月の衆院東京15区補選に擁立へ | publisher=日刊スポーツ | date=2024-3-29 | accessdate=2024-4-8 }}</ref>、4月8日に無所属での出馬を表明した<ref>{{cite web |url=https://mainichi.jp/articles/20240408/k00/00m/010/092000c | title=乙武洋匡氏、衆院東京15区補選への出馬を正式表明 |publisher=毎日新聞 | date=2024-4-8 | accessdate=2024-4-8 }}</ref>。 |
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=== 東京都知事に3選 === |
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[[File: Yuriko Koike 2024-7-6(3).jpg |thumb|220px|[[銀座四丁目交差点]]で演説する小池(2024年7月)]] |
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2024年5月25日、小池は3選目指して都知事選に出馬を固めたと報じられた<ref name="nhkk10014460291000">{{Cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240525/k10014460291000.html |title=東京都知事選挙 小池知事 立候補の方向で調整 3期目を目指す |publisher=NHK |date=2024-05-25 |accessdate=2024-05-25}}</ref>。都議会定例会の最終日に当たる同年6月12日、小池は本会議において3選目を目指して立候補する意向を表明した<ref>{{Cite web |title=東京都知事選挙 小池知事 3期目を目指し立候補の意向を表明 {{!}} NHK |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240612/k10014478471000.html |website=NHKNEWSWEB |date=2024-06-12 |access-date=2024-06-14 |publisher=日本放送協会}}</ref>。 |
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同年7月7日、[[2024年東京都知事選挙]]が投開票された。[[石丸伸二]]、[[蓮舫]]らを破り、291万8015票(得票率42.8%)で東京都知事に再選された<ref name="nhk20240708">{{Cite news |df=ja|title=都知事選 現職の小池氏が3回目の当選 石丸氏 蓮舫氏らを抑える |newspaper=NHKニュース|date=2024-07-08 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240707/k10014502181000.html |accessdate=2024-07-08}}</ref>。 |
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同年8月6日、[[明治神宮野球場]]で開催された[[日本プロ野球]]の[[JERA セ・リーグ]]公式戦、[[東京ヤクルトスワローズ]]対[[阪神タイガース]]14回戦の[[始球式]]に登場したが、投球の際に膝をひねり、退場後は[[車椅子]]で球場を後にした。左[[膝関節]]の[[剥離骨折]]で全治2か月程度との診断を受け、当面は公務を[[テレワーク]]でこなすこととなった<ref>{{Cite news ja|title=東京都の小池百合子知事、プロ野球の始球式で膝を剥離骨折 全治2カ月でテレワークへ|newspaper=産経ニュース|date=2024-08-07|url=https://www.sankei.com/article/20240807-NE2JPIQSBBJO5GBYFE36VXVRE4/|accessdate=2024-08-07}}</ref>。同月15日に開催された東京都戦没者追悼式には車いすで参列した<ref>{{Cite news|url= https://www.asahi.com/articles/ASS8H21XTS8HOXIE01FM.html |title= 小池都知事、車いすで戦没者追悼式に参列「苦難の歴史を語り継ぐ」 |newspaper= 朝日新聞デジタル |publisher= 朝日新聞社 |date= 2024-08-15 |accessdate= 2024-08-16 }}</ref>。 |
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== 政策 == |
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=== 都政 === |
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==== 7つのゼロ ==== |
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2016年7月の都知事選挙の選挙公報で「7つの0(ゼロ)を目指します」として、以下の7項目を挙げた。 |
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* 待機児童ゼロ |
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* 介護離職ゼロ |
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* 残業ゼロ |
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* 都道電柱ゼロ |
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* 満員電車ゼロ |
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* 多摩格差ゼロ |
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* ペット殺処分ゼロ |
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このうち「ペット殺処分ゼロ」 は2018年度および2019年度に部分的に実現した。ただし、病気や怪我などを理由とするペット殺処分は未だ存在する<ref name="jcp20200628">{{Cite news |和書 |title=小池都知事 公約どうなった? 「7つのゼロ」苦しい言い訳 |newspaper=赤旗電子版 |date=2020-06-28 |author= |url=https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-06-28/2020062804_01_1.html |access-date=2024-05-27}}</ref>。 |
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「満員電車ゼロ」について、小池は、[[2階建車両]]を導入するとともに、駅のホームも2階建てとする計画を示していた。いずれも実現できておらず、主要路線の混雑率も2019年度までは減少しなかったが、2020年度になると[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]の拡大により企業の在宅勤務や時差通勤への取り組みが進展したため、満員電車の問題は解消された<ref name="tokyo20200602">{{Cite web2|df=ja|title=小池氏4年前公約「7つのゼロ」大半未達成 都知事選あと2カ月|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/16950|website=東京新聞 TOKYO Web|accessdate=2020-06-02}}</ref>。その後、コロナウイルス感染症が終息するにつれて再び満員電車の問題が顕在化してきている。 |
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そのほかの「待機児童ゼロ」「介護離職ゼロ」「残業ゼロ」「都道電柱ゼロ」「多摩格差ゼロ」については達成できていないと指摘される<ref name="jcp20200628" /><ref name="tokyo20200602" />。 |
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==== 築地市場の移転延期 ==== |
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[[築地市場]]の移転先となる[[豊洲市場]]の全施設は2016年5月に完成し、11月10日の完全移転・開業を予定していたが、8月31日に「土壌汚染対策に不安が残る」として開場の延期を宣言した。その後、2017年6月20日に「一度豊洲に移転し、5年後再び築地に戻す」としたが、12月20日には「2018年11月10日に移転し、築地市場は解体する」と改めた。延期決定から築地市場解体決定までに1年4ヶ月弱を要し、その間に小池が度々姿勢を転換させたため、市場関係者以外にも大きな混乱を招いた。2018年7月31日、土壌汚染対策の追加工事が完了し、「将来リスクを踏まえた安全性が確保された」として、小池百合子により豊洲市場の安全宣言が出された。同年9月13日に開場記念式典が行われ、10月11日に取引を開始した。 この移転延期により、巨額の損害が生じたことが指摘された<ref>{{Cite web2|df=ja|title=【豊洲問題】小池百合子知事を提訴 豊洲移転めぐり水産仲卸業者ら 「延期は不当」と損害賠償求める|url=https://www.sankei.com/affairs/news/170606/afr1706060035-n1.html|website=産経ニュース|date=2017-06-06|accessdate=2020-05-31|publisher=[[産経デジタル]]}}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|title=小池都知事の「豊洲延期」は巨額損害を招いた |url=https://toyokeizai.net/articles/-/176103|website=東洋経済オンライン|date=2017-06-15|accessdate=2020-05-31}}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|title=小池百合子知事「築地に市場作る気ない」損害317億円を生んだトンデモな政治感覚|url=https://news-vision.jp/article/188097/|website=New's vision|date=2018-04-01|accessdate=2020-05-31|last=麻布市兵衛}}</ref>。 |
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''詳細は「[[築地市場移転問題]]」を参照'' |
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==== 子どもを受動喫煙から守る条例 ==== |
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自らの意思で[[受動喫煙]]を避けることが困難であり、保護の必要性が高い子どもを守ることを目的とした条例を制定した。[[2018年]]4月1日施行<ref>{{Cite web2|df=ja|url = http://www.gikai.metro.tokyo.jp/bill/2017/3-2.html |title = 東京都子どもを受動喫煙から守る条例 |accessdate = 2018-06-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180628015530/http://www.gikai.metro.tokyo.jp/bill/2017/3-2.html|archivedate=2018-06-28 }}</ref>。 |
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条例は保護者に対し、18歳未満の子どもがいる室内や車内で[[喫煙]]をしないことや、[[分煙]]が不十分な施設に立ち入らせないことなどを求めるものであり、[[努力義務]]のため罰則規定はない<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.sankei.com/article/20180401-MG6MDICZVRNUXP2XGBIADI4PQY/ |title = 子供いる家や車内禁煙 都条例施行、罰則はなし |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-04-01 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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この条例に対し、[[自由民主党 (日本)|自民党]]は「条例が家庭内にまで踏み込むのは『法は家庭に入らず』の原則から納得できない。継続審議すべきだ」として反対していたが、[[2017年]]10月5日に自民党を除く賛成多数で可決、成立した<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21937200V01C17A0EA2000/ |title = 受動喫煙防止「家庭でも禁煙を」 都の条例成立 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2017-10-05 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://web.archive.org/web/20180627230932/http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO001599/20171004-OYT1T50027.html |title = 子どもを受動喫煙から守る条例、都議会で成立へ |newspaper = [[読売新聞]] |publisher = [[読売新聞社]] |date = 2017-10-05 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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==== 受動喫煙防止条例 ==== |
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従業員を雇う飲食店に原則屋内[[禁煙]]を義務づけるなどした罰則付きの[[受動喫煙]]防止条例を制定した。[[2020年]]4月1日までに段階的に施行される<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3229152027062018000000/ |title = |
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東京都の受動喫煙防止条例、賛成多数で可決 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2018-06-27 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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一時は「国との整合をとる」という理由で条例案の提出を見送っていたが、政府が客席面積100平方メートル以下の飲食店で[[喫煙]]を認めるなど例外が多い内容の[[健康増進法]]改正案を[[閣議 (日本)#閣議の意思決定|閣議決定]]したことを受け、国の方針より厳しい条例の制定を目指したものである<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.sankei.com/article/20180130-KRWUEPRKSRKQHPMBJWHUCUDH2M/?pdm_ref=rna |title = 東京都、「屋内禁煙」条例案提出先送りへ 小池知事「国との整合必要」 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-01-30 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.sankei.com/article/20180420-4W7D4CMJMJKPFBB4NWJ3X3U2GM/ |title = 受動喫煙対策、国より厳しく 小池色アピール 都条例骨子案 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-04-20 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。政府案で規制されるのは国内の飲食店の45%にとどまるが、当条例では都内の飲食店の84%が規制対象となる<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://web.archive.org/web/20180628181725/http://www.yomiuri.co.jp/national/20180627-OYT1T50087.html |title = 8割超の飲食店が禁煙へ…都の喫煙防止条例成立 |newspaper = [[読売新聞]] |publisher = [[読売新聞社]] |date = 2018-06-27 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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当条例については、飲食組合やたばこ販売店などから強い反対があり<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.sankei.com/article/20180424-6HFEZMK3PVKT3HXYUO6V22PIIY/ |title = 飲食店業界「一律な規制は廃業を生む」 東京都の受動喫煙防止条例骨子案を批判 小池知事に署名提出 |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-04-24 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>、[[区長|杉並区長]]の[[田中良 (政治家)|田中良]]も「都が一律に規制するのは[[ファシズム|ファッショ]]的だ」と批判していた<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23470310U7A111C1L83000/ |title = 都受動喫煙条例「分権に反する」 杉並区長 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2017-11-15 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。[[東京都議会|都議会]]においては、[[自由民主党 (日本)|自民党]]が規制対象外とする飲食店を増やす修正案を提出するなどして反対しており、[[高橋信博]]都議からは「実効性がない荒唐無稽な基準だ」という批判もあったが、[[2018年]]6月27日に自民党を除く賛成多数で可決、成立した<ref>{{Cite news2|df=ja|url = http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000130214.html |title = 受動喫煙防止条例案 自民党と共産党が修正案提出へ |newspaper = テレ朝news |publisher = [[テレビ朝日]] |date = 2018-06-23 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00m/040/021000c |title = 東京都議会厚生委で可決 |newspaper = [[毎日新聞]] |publisher = [[毎日新聞社]] |date = 2018-06-25 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url = http://sp.m.jiji.com/pickup/article/id/2037192 |title = 受動喫煙防止条例が成立=飲食店の対策強化-五輪へ国より厳格化・都議会 |newspaper = 時事通信 |publisher = [[時事通信社]] |date = 2018-06-27 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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小池都知事は条例の成立について「以前は反対される飲食店も、より多かった。この1年間いろいろと訴えをし、途中で条例の設計の見直しも要したが、ご理解いただいて、今回の成立につながった」と述べた<ref>{{Cite news2|df=ja|url = http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3407368.html |title = 従業員雇う飲食店は原則禁煙、国より厳しい都条例が成立 |newspaper = [[TBS NEWS (ニュースサイト)|TBS NEWS]] |publisher = [[TBSテレビ]] |date = 2018-06-27 |accessdate = 2018-06-28 }}</ref>。 |
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==== 新型コロナウイルス対策 ==== |
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2020年3月12日、新型コロナウイルス感染症の拡大により[[世界保健機関|WHO]]の[[テドロス・アダノム|テドロス]]事務局長が「パンデミックと言える」と発言したことについて、「都として準備を重ねてきたことであり、中止という選択はない」と述べ、予定通り同年夏の[[2020年東京オリンピック|東京五輪]]開催を目指す考えを示した<ref> {{Cite news2|df=ja|author=|title=小池都知事、パンデミックの五輪影響「ないことはない」「中止ない」|newspaper=産経新聞|date=2020-03-12|url=https://www.sankei.com/tokyo2020/news/200312/tko2003120003-n1.html|accessdate=2020-03-16}}</ref>。3月22日にIOCが東京五輪の延期を検討すると発表した翌23日、新型コロナ関連で最初の記者会見を開き、[[3つの密]]を避けることなどを要請した<ref>{{Cite web2|df=ja|title=東京都/小池知事4月12日までの「イベント自粛」を強く要請|url=https://www.ryutsuu.biz/government/m032339.html|website=流通ニュース|accessdate=2020-05-30|last=株式会社ロジスティクス・パートナー}}</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|title=新型コロナ「東京での拡大」のウラにある、小池百合子知事の失敗(週刊現代) @gendai_biz|url=https://gendai.media/articles/-/72292|website=現代ビジネス|accessdate=2020-05-30}}</ref><ref name=":0">{{Cite web2|df=ja|title=小池百合子がどうも苦手…な、お父さんたちが続出中(週刊現代) @gendai_biz|url=https://gendai.media/articles/-/72842|website=現代ビジネス|accessdate=2020-05-30}}</ref>。4月23日の臨時記者会見では「4月25日からの12日間を、『いのちを守るステイホーム週間』とします」「『STAY HOME』。おうちにいましょう」と強く要請した<ref name=":0" />。 |
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[[週刊新潮]]は、2020年5月21日号(5月13日配信)で、東京都が入院患者数をごまかし、より深刻に装っていたと報道した。東京都の感染症対策課によると、5月11日現在、3300床が確保されているという。同誌は小池について「3月下旬の3連休前、五輪を気にして手を打たず、感染拡大させた張本人が、命を削る自粛を強いながらも、その前提となる数字を示さないのは、都民ひいては国民への背信行為。徹底的な検証が不可避であろう」と指摘した<ref>{{Cite web2|df=ja|title=【コロナ禍】小池知事はなぜ都の「入院患者数」をごまかし「病床使用率」を隠すのか|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2020/05190801/|website=デイリー新潮|accessdate=2020-05-30}}</ref>。 |
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2020年5月12日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる「抗体検査」を6月から月3千件のペースで実施すると発表し、「継続的に抗体検査を実施して地域ごとの抗体保有率を調査し、感染拡大防止対策に役立てていきたい」と述べた<ref>{{Cite web2|df=ja|title=東京都、来月から抗体検査 23区などで月3千件ペース|url=https://www.asahi.com/articles/ASN5F6D8KN5FUTIL014.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-05-30}}</ref>。 |
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2020年5月19日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長に伴う休業要請の追加協力金930億円などを含む5832億円の2020年度補正予算案を発表し、小池は「感染の拡大を防止するという大きな目標には、(経済的な)セーフティーネットが必要だ。対策を切れ目なく講じていくことで効果が出る」と述べた<ref>{{Cite web2|df=ja|title=東京都、新型コロナ対策に5800億円 補正予算案の総額1兆円超に|url=https://web.archive.org/web/20200528194645/https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200520/ecb2005200632003-n1.htm|website=SankeiBiz|date=2020-05-20|accessdate=2020-05-30|publisher=[[産経デジタル]]}}</ref>。新型コロナ対策費の総額は、4月に想定した8000億円から約1兆円に拡大した。これに対し、自民党の都議は「小池百合子都知事は、新型コロナウイルス対策の1兆円で再選を買ったも同然だ」と指摘した<ref>{{Cite web2|df=ja|title=小池百合子のコロナ対策「1兆円の大盤ぶるまい」ツケは誰が払うのか|author=松岡久蔵|url=https://gendai.media/articles/-/72814|website=現代ビジネス|accessdate=2020-05-30}}</ref>。 |
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2020年5月22日、緊急事態宣言が解除された場合、休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」を発表した<ref>{{Cite web2|df=ja|title=東京都、休業要請の段階的緩和まとめた「ロードマップ」を発表|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL22HRS_S0A520C2000000/|website=日本経済新聞 電子版|accessdate=2020-05-30}}</ref>。この政策について、元衆院議員でタレントの[[東国原英夫]]は、小池のロードマップでは完全解除まで2カ月と推察し、経済がもたないのではないかと指摘した<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/23/kiji/20200523s00041000261000c.html|website=スポニチアネックス|accessdate=2020-05-30|title=東国原英夫氏 小池都知事のロードマップでは完全解除まで2カ月と推察「ちょっと経済もたないかな」|publisher=}}</ref>。 |
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2021年2月2日、政府の緊急事態宣言延長決定を受けて臨時会見を行う。感染拡大防止策説明の際は、「飲み会、家で友人との飲食もなし。社会人の方も歓送迎会、仕事の打ち上げもなし、でお願いします。イベント後の飲んで楽しく食事もなし。カラオケ、ゲームセンターもなしで」。さらに「学生の皆さんは卒業の季節ですが、追い出しコンパや謝恩会、今年はぜひなしで。友人との旅行、卒業旅行もなし、でお願い申し上げます」と「ナシ」「ナシ」を連呼して、若者に対し娯楽を自主的に制限することを推奨した<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202102020001072.html|website=日刊スポーツ|accessdate=2020-06-05|title=小池知事「追い出しコンパなし、卒業旅行なしで」}}</ref>。 |
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==== ドクターヘリ事業 ==== |
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小池の2020年出馬時の公約<ref>週刊文春2024年6月13日号19ページ「小池百合子 公約ドクターヘリで2.7億円ムダ遣い」</ref><ref>https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8828</ref>によって東京都から委任杏林大学医学部附属病院によって2021年「東京都ドクターヘリ運航事業」(以下、DH<ref>https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8828</ref>)として公募された結果、ヒラタ学園が1億9520万円で落札<ref name="bunshun20240613">週刊文春2024年6月13日号20ページ「小池百合子(71)の公約「ドクターヘリ」で都民の血税2.7億円ムダ遣い」</ref>。しかし、実際にヒラタ学園に支払われた額は2億6504万と入札時の金額を大幅に上回っている<ref name="bunshun20240613"/>。[[五十嵐衣里]]は「本来、入札時に想定した額よりも高くなれば、『契約内容の変更合意』が必要です。ところが、それを行っておらず非常に問題です」と指摘<ref name="bunshun20240613"/>。更に全日本航空事業連合会作成の2023年度ドクターヘリ運航実績」によると運行回数1360回中患者を運ばずに戻ってきたキャンセルは1054回とキャンセル率が77%になっている<ref name="bunshun20240613"/>。日本航空医療学会理事長の猪口貞樹も「東京都のキャンセル率はあり得ない数字」と首をかしげる<ref name="bunshun20240613"/>。航空会社関係者は「公告されたDH事業の入札要綱には「契約内容の変更はない」と明記されているにもかかわらず、実際は実費で支払われている。これはどう考えてもおかしい。入札時の契約金額に関係なく支払額が増えるならば、最初からゼロ円で入札したっていいわけですから」と語る<ref name="bunshun20240613"/>。ヒラタ学園も国交省大阪航空局から2024年5月28日に「事業改善命令」「警告書」が出されている<ref name="bunshun20240613-2">週刊文春2024年6月13日号21ページ「小池百合子(71)の公約「ドクターヘリ」で都民の血税2.7億円ムダ遣い」</ref>。航空局は、耐空証明の有効期限が切れた機体からの部品の流用、不具合を解消しない状態での運航など30項目に及ぶ不正を指摘したうえで、DHなどの公益性が高い事業を実施するために十分な予備品が配備されていないと非難、更に航空日誌に不具合が発生したと記載しないなど、航空法違反行為を繰り返していて航空局はこうした違反行為を整備部長及び整備管理課長も認識しており、組織的な違反だったと断じた<ref name="bunshun20240613-2"/>。 |
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ヒラタ学園が神戸空港で事故を起こした5月31日に週刊文春が杏林学園理事長の松田剛明を直撃すると「(事業改善命令が出た後)彼らが「改善しました」というから信用したが、今日事故があったなら話は別。本当に安全か確認するまで、飛ぶなと指示を出しますよ。」「委託会社の変更も真剣に検討する。」と応じた<ref name="bunshun20240613-2"/>。 |
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=== 内政 === |
=== 内政 === |
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==== 経済 ==== |
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; 選択的夫婦別姓制度 |
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[[財政政策]]は「財政に家計の常識を入れる」ことを基本にしており、[[赤字国債]]による景気対策に否定的である<ref name="reuters">{{Cite news |url=https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-33690120080910 |title=自民党総裁選:小池百合子氏の公約 |publisher=[[ロイター]] |date=2008-09-11 |accessdate=2017-09-29}}</ref>。財政出動は[[変動相場制]]の下では効果が無いとの立場を取る<ref name="reuters" />。[[日本国憲法]]に財政規律条項を加えることを提案している<ref>{{Cite news |title=小池知事に聞く都議選 勝敗分けた戦略と決断 |publisher=[[BSフジLIVE プライムニュース]] |date=2017-07-03}}</ref><ref>{{Cite news |url=http://www.asahi.com/articles/ASK9Z56XZK9ZUTFK00B.html |title=保守の立場、「ぶれぬ」小池氏 安保政策や憲法観 |publisher=[[朝日新聞]] |date=2017-10-01 |accessdate=2017-10-01}}</ref>。2017年には、希望の党を率いて戦った衆院選の公約として、当時の安倍晋三首相が掲げる経済政策「[[アベノミクス]]」に対抗し「[[ユリノミクス]]」を掲げた<ref>{{Cite web2|df=ja|title=希望公約:ユリノミクスで消費増税凍結、内部留保課税検討も|url=https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-06/OXCSIY6JIJUQ01|website=Bloomberg.com|accessdate=2021-07-11}}</ref>。 |
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: [[党議拘束]]を外す場合、選択的[[夫婦別姓]]については選択制であることから賛成するとしている<ref>[http://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum97/corum9703.shtml KOIKE Yuriko *臓器移植は条件つき賛成*] - 1997年3月24日スポーツニッポン(東日本版)掲載 一筆啓上より</ref>。一方、2014年の調査では、「どちらとも言えない」としている<ref>[http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/asahitodai/ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査]</ref>。<!--出典中に夫婦別姓に関するコメントがあるが、これからは賛成か反対かわからないため、コメントアウト; しかし、[[鳩山由紀夫内閣]]の選択的夫婦別姓法案には反対した<ref>日本インタビュ新聞 2010年2月7日</ref> --> |
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; 表現規制 |
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==== 選択的夫婦別姓制度 ==== |
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: 表現規制に反対していない。国会議員時代は「[[マンガ]]や[[アニメ]]、[[映画]]、[[ゲーム]]における描写を規制する青少年健全育成基本法案」の請願を[[国会 (日本)|国会]]に提出した。[[2016年東京都知事選挙]]でも、小池の選挙対策事務所は「表現の自由は、しっかりと守るべき」とした上で「目をそむけたくなるものも中にはあり、そこをどのように線引きするか議論が必要」として表現を規制することには反対しなかった<ref>[http://www.j-cast.com/2016/07/18272776.html J-CASTニュース:小池百合子氏のコミケ応援宣言が波紋 本当に「漫画表現」は守られるのか](2016年7月18日)</ref>。 |
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[[党議拘束]]を外す場合、選択的[[夫婦別姓]]については選択制であることから賛成するとしている<ref>[http://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum97/corum9703.shtml KOIKE Yuriko *臓器移植は条件つき賛成*] - 1997年3月24日スポーツニッポン(東日本版)掲載 一筆啓上より</ref>。一方、2014年の調査では、「どちらとも言えない」としている<ref>[http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/asahitodai/ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査]</ref>。<!--出典中に夫婦別姓に関するコメントがあるが、これからは賛成か反対かわからないため、コメントアウト; しかし、[[鳩山由紀夫内閣]]の選択的夫婦別姓法案には反対した<ref>日本インタビュ新聞 2010年2月7日</ref> --> |
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==== 女性宮家 ==== |
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2012年の毎日新聞の調査では、[[女性宮家]]創設に賛成と述べている<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A13010003003 |title=2012衆院選 東京10区 小池百合子 |newspaper=毎日新聞 |date=2009-08-30}}</ref>。 |
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==== 表現規制 ==== |
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国会議員時代は「[[マンガ]]や[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]、[[映画]]、[[ゲーム]]における描写を規制する[[青少年有害社会環境対策基本法案|青少年健全育成基本法案]]」の請願を[[国会 (日本)|国会]]に提出した<ref>[https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1693212.htm 第169回国会 3212 青少年健全育成のための有害図書類・有害情報規制に関する法整備を求めることに関する請願]</ref>。[[2016年東京都知事選挙]]でも、小池の選挙対策事務所は「表現の自由は、しっかりと守るべき」とした上で「目をそむけたくなるものも中にはあり、そこをどのように線引きするか議論が必要」とした<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.j-cast.com/2016/07/18272776.html |newspaper=J-CASTニュース |title=小池百合子氏のコミケ応援宣言が波紋 本当に「漫画表現」は守られるのか |date=2016-07-18}}</ref>。 |
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なお、東京都では[[東京都青少年の健全な育成に関する条例|青少年健全育成条例]]により、主にマンガを対象として[[有害図書|不健全図書]]の指定が行われているが、小池が都知事に就任した2016年以降、特に[[ボーイズラブ]]作品の不健全指定が増えている<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/tomin_anzen/jakunenshien/jyourei-unyou/eiga-tosyo-ichiran/index.html|title=8条指定図書類、8条指定がん具類・刃物一覧|accessdate=2023年3月13日 |author=東京都}}2018〜2020年度はBL作品が約8割、2021年度はBL作品が約9割、2022年度はBL作品が10割を占めている。</ref>。不健全指定された作品は都内で青少年向けに販売できなくなるほか、[[Amazon.co.jp]]における販売が停止される<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/200329080?language=ja-JP&ref=mpbc_200460840_cont_200329080|title=Amazon.co.jp 商品登録ルール|accessdate=2020年6月13日 |author=Amazon.co.jp}}</ref>。[[参議院議員]]の[[山田太郎 (参議院議員)|山田太郎]]は、こうした青少年健全育成を理由としたBLの規制に危惧を表明している<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://raku-job.jp/news/companyrep/20063/|title=スペシャルインタビュー企画・山田太郎参議院議員に聞く!(前編):BLも違法に?!「表現の自由」はいかに危機に瀕しているか。|accessdate=2021年1月14日 |author=RAKUJOB}}</ref>。 |
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==== 無電柱化 ==== |
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自民党無電柱化小委員会の委員長として日本全国の[[電線類地中化|無電柱化]]を推進し、「[[無電柱化の推進に関する法律]]」の成立を目指している<ref>{{Cite news2|df=ja| url = http://www.japanmetal.com/news-to2015110962482.html | title = 無電柱化で成長戦略 ■衆議院議員 小池百合子氏 防災面で高い必要性 | publisher = [[日刊産業新聞]] | date = 2015-11-09 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja| url = https://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00e/040/175000c | title = 無電柱化:視界良好? …国・自治体始動、世論の後押し期待 | work = [[ニュースサイト「毎日新聞」]] | publisher = [[毎日新聞社]] | date = 2016-02-01 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja| url = https://mainichi.jp/articles/20160307/org/00m/010/036000c | title = 毎日フォーラム・ファイル:無電柱化 推進法案の今国会成立目指す 自民党 | work = [[ニュースサイト「毎日新聞」]] | publisher = [[毎日新聞社]] | date = 2016-03-10 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref>。 |
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=== 外交・安全保障 === |
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==== 核武装 ==== |
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[[2003年]]11月、[[毎日新聞]]の衆議院議員アンケートで、日本の[[日本の核武装論|核武装]]について「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答した<ref>2007年7月21日 毎日新聞 東京朝刊</ref>。 |
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==== 対リビア外交 ==== |
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日本リビア友好協会の会長を務めており<ref>『[http://www.jlfa.gr.jp/association_2.html 協会概要]』日本リビア友好協会。</ref>、日本と[[リビア]]との関係の強化、発展を目指している。日本リビア友好協会は、リビア側の要望に応えて、政府間協定に代わる新たな合意書を締結した団体である<ref name="ayumi">『[http://www.jlfa.gr.jp/association_2.html 日本リビア友好協会の歩み]』日本リビア友好協会。</ref>。[[国際連合]]によるリビア[[経済制裁|制裁]]の間も、日本とリビアとの関係強化を図るためさかんに活動しており<ref name="ayumi" />、同国の革命指導者である[[ムアンマル・アル=カッザーフィー]]の二男の[[サイフ・アル=イスラーム・ムアンマル・アル=カッザーフィー]]や、三男の[[アッ=サーディー・アル=カッザーフィー]]に対し、日本訪問を要請したのもこの団体である。 |
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リビアを訪問した経験もあり、複数回にわたってカッザーフィーと直接会談している<ref name="jcast20110222">{{Cite news2|df=ja|url=https://www.j-cast.com/2011/02/22088721.html |title=カダフィ氏「大佐」の理由 執務室には「明治天皇の写真」 (1/2) : J-CASTニュース |newspaper=[[ジェイ・キャスト]] |date=2011-02-22}}</ref>。さらに、カッザーフィーに招かれ執務室の中に入ったこともあるという<ref name="jcast20110222" />。小池によると、カッザーフィーは[[民主主義]]国家の樹立を目指し、[[明治維新]]を参考にしているという<ref name="jcast20110222" />。 |
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2011年8月には、日本の政治家として初めて[[リビア国民評議会]]のトップである[[ムスタファ・モハメド・アブドルジャリル]]議長らと会談した<ref>{{Cite news2|df=ja| url =http://sankei.jp.msn.com/world/news/110806/mds11080616430001-n1.htm| title =リビア反体制トップ、自民小池氏と会談 日本に支援要請| newspaper =産経新聞| date =2011-08-06| accessdate =2011-08-06| archiveurl =https://web.archive.org/web/20110807001147/http://sankei.jp.msn.com/world/news/110806/mds11080616430001-n1.htm| archivedate =2011年8月7日}}</ref>。 |
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==== 守屋防衛事務次官更迭 ==== |
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[[2007年]]に防衛大臣に就任した小池は、[[内閣総理大臣補佐官]]時代からの懸案であった[[防衛省]]の「情報保全」システムの確立を理由に、[[防衛事務次官]][[守屋武昌]]を退任させ、[[警察庁]]出身の[[防衛省大臣官房|官房長]][[西川徹矢]]を防衛事務次官に起用する人事案を作成した。しかしこの人事情報が防衛省中枢から[[マスコミュニケーション|マスコミ]]に漏洩され、更に守屋が小池の頭越しに[[内閣総理大臣]][[安倍晋三]]や[[内閣官房長官]][[塩崎恭久]]に対して直接、人事案の撤回を直訴。塩崎が小池に対し、人事案の再考を求める事態に発展した。小池は人事案の撤回を迫られ、安倍・塩崎らは守屋留任でも西川でもない「第三の(人事)案」を小池に要求して事態の収拾を図り、守屋同様防衛省[[プロパー]]である人事教育局長[[増田好平]]を後任の事務次官に起用する「第三の案」で決着させた。なお、守屋は事務次官を退任後、[[山田洋行事件]]によって国会での[[証人喚問]]の後に[[逮捕]]、[[起訴]]された。小池は「オンナの直感で『これはよろしくない』と思った」と述べた<ref>{{Cite news2|df=ja| url = |
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http://www.asahi.com/special/071029/JJT200711290007.html | title = 「女の直感で『よろしくない』と思った」 小池元防衛相 | publisher = [[朝日新聞デジタル]] | date = 2007-11-29 | accessdate = 2016-07-16 }}</ref>。 |
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== 批判 == |
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=== 拉致被害に関する不適切発言 === |
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[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]からの[[拉致]]被害者である[[蓮池透]]によれば、2002年に拉致被害者の[[横田めぐみ]]の両親が記者会見を行った直後、同行していた小池が[[鞄]]を置き忘れて取りに戻った際、「あったあ!バッグ」「私のバッグ、拉致されたかと思った」と発言したという。蓮池は「あれ以来彼女のことは信用していない」と批判している<ref>{{Cite web |url=https://x.com/1955Toru/status/1032121675502870528 |title=蓮池透 @1955Toru 2002年9月17日、涙の記者会見をしている横田さんご夫妻の真後ろに立っていたのは小池百合子氏。 終了後、一度出て行った小池氏、戻って来て一言。「あったあ!バッグ」「私のバッグ、拉致されたかと思った」 あれ以来彼女のことは信用していない。 |access-date=2024-07-05 |publisher=[[X]] |date=2018-08-22 |author=[[蓮池透]]}}</ref><ref>{{Cite news|和書 |title=「だって、バレちゃうからね」――臆面も節操もない"女帝"小池百合子の本当の顔 |newspaper=[[プレジデントオンライン]] |date=2020-07-17 |author=[[松井清人]] |url=https://president.jp/articles/-/36609?page=2 |access-date=2024-07-05}}</ref>。 |
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=== 玉城デニーへの差別的発言 === |
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[[沖縄県]]知事の[[玉城デニー]]によれば、2013年の[[特定秘密の保護に関する法律|特定秘密保護法案]]を審議する委員会の最中、[[日本の国会議員|衆議院議員]]であった玉城が法案を批判したところ、小池が背後から「[[日本語]]読めるんですか?分かるんですか?」と[[やじ|野次]]を飛ばしたという<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.j-cast.com/2018/09/25339501.html?p=all|title=小池知事、なぜか沖縄知事選参戦 でも陣営から「スルー」される「古傷」とは |newspaper=J-CASTニュース|date=2018-09-25|accessdate=2024-06-16}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://x.com/tamakidenny/status/754212682148880384 |title=玉城デニー @tamakidenny そういえば思い出した。特定秘密保護法を審議していた委員会。法案の中身について法案の危険性を危惧する国民からのfaxを示して追及していた玉城の背後から女性の声で「日本語読めるんですか?分かるんですか?」と呟く声がした。質問を終えて振り返ると今をお騒がせの女性都知事候補その人だった。 |access-date=2024-07-05 |publisher=[[X]] |date=2016-07-16 |author=[[玉城デニー]]}}</ref>。なお玉城の母は[[沖縄県]]の[[伊江村]]出身で、父は[[在日米軍|在日アメリカ軍]]兵士であった。 |
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=== 水俣病患者の調査拒否 === |
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1950年代に[[熊本県]]で発生した[[公害]]問題である[[水俣病]]に関して、2004年に[[最高裁判所]]が初めて「日本国と熊本県には、水俣病の被害者に対する[[損害賠償|賠償]]責任がある」と判断した。これを受けて熊本県[[知事]]の[[潮谷義子]]は新たに住民への健康調査を提案した<ref name=":2">{{Cite news|和書 |title=【水俣病埋もれた報告】住民健康調査 熊本県が15年前に方法まとめるが国は今も「手法開発」 |newspaper=[[くまもと県民テレビ]] |date=2024-04-30 |url=https://news.ntv.co.jp/n/kkt/category/society/kkc163dceb86ba4086a64413464a44d562 |access-date=2024-07-05 |agency=[[日本テレビ]]}}</ref>。しかし当時[[環境大臣]]であった小池は熊本県による提案を拒否し、追加調査や賠償基準の見直しを実施しなかった<ref>{{Cite news|和書 |title=『女帝 小池百合子』著者に聞く、小池都知事に賛同できない理由 |newspaper=[[ダイヤモンド・オンライン]] |date=2020-06-17 |access-date=2024-07-05 |author=岡田 悟 |url=https://diamond.jp/articles/-/240531?page=3}}</ref>。また任期中に潮谷と面会することはなかった。以後、2024年4月現在まで熊本病患者に対する追加調査は実施されていない<ref name=":2" />。 |
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===関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文送付を中止=== |
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1973年9月29日、[[関東大震災]]の際に[[デマゴーグ|流言]]を原因として虐殺された[[在日韓国・朝鮮人|朝鮮人]]の供養のため「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」が墨田区の[[横網町公園|都立横網町公園]]に建立された<ref name="tanaka-masataka2018">{{cite web | author=田中正敬 | url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsci/53/9/53_31/_pdf/-char/en | title=関東大震災朝鮮人虐殺の否定・隠蔽について─小池都知事の追悼辞送付取りやめと関連して | publisher=日本の科学者会議 | year=2018 | accessdate=2024-6-13 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://chosonsinbo.com/jp/2024/01/19-142/ | title=事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 追悼 関東大震災朝鮮人犠牲者 | publisher=朝鮮新報 | date=2024-1-19 | accessdate=2024-6-13 }}</ref><ref>{{cite web | url=https://tokyoireikyoukai.or.jp/park/shisetsu.html | title=施設案内 {{!}} 都立横網町公園 | publisher=公益財団法人 東京都慰霊協会 | date= | accessdate=2024-6-13 }}</ref>。1974年9月1日、追悼碑前で第1回「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」が開かれた。[[美濃部亮吉]]知事は「51年前のむごい行為は、いまなお私たちの良心を鋭く刺します」と追悼のメッセージを寄せた。以来、主催者の実行委員会は毎年追悼文の送付を要請し、歴代知事もこれに応じてきた<ref name="gendai-media20190921">{{cite web | author=[[安田浩一]] | url=https://gendai.media/articles/-/67331 | title=朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭 | publisher=現代ビジネス | date=2019-9-21 | accessdate=2024-6-13 }}</ref>。 |
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2017年3月2日の[[東京都議会]]本会議で、自民党の[[古賀俊昭]]都議が、「虐殺の犠牲者数について、式典の主催者が表明する『6千余名』という説は根拠が希薄である」などと問題視し、追悼文の送付を見直すことを求めた<ref name=gikai2017>“[https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/netreport/2017/report03/08.html 平成29年第1回定例会 一般質問2日目(古賀俊昭) | 本会議ネットリポート]”. 東京都議会</ref>。 |
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同年8月24日、各紙の報道により、小池が要請を断ったことが明らかとなった<ref name="tokyo20170824-1">{{cite web | author=辻渕智之、榊原智康 |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082402000130.html | title=関東大震災の朝鮮人虐殺 小池都知事が追悼文断る | publisher=東京新聞 | date=2017-08-24 | accessdate=2024-7-1 | archivedate=2017-08-24 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20170824052003/https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082402000130.html }}</ref><ref>{{cite web |author= | url=https://mainichi.jp/articles/20170825/k00/00m/040/092000c | title=小池知事:朝鮮人犠牲者慰霊式典へ追悼文送付を取りやめ | publisher=毎日新聞 | date=2017-8-24 | accessdate=2024-7-1 }}</ref>。週刊文春は古賀の要求による影響を指摘している<ref name=":3" />。8月30日、墨田区長の[[山本亨 (政治家)|山本亨]]が小池に追随し、追悼文送付を取りやめたと報じられた<ref>『東京新聞』2017年8月30日付夕刊、1頁、「朝鮮人犠牲者追悼文 墨田区長も取りやめ」。</ref>。日本共産党東京都議団は小池に対し追悼文の送付中止を撤回するよう要請し<ref>{{cite web |url=https://www.jcp-tokyo.net/2017/0907/16166 | title=関東大震災時の朝鮮人虐殺 速やかに追悼文の送付を/共産党都議団、小池知事に要請 | publisher=日本共産党東京都委員会 | date=2017-9-7 | accessdate=2024-7-1 }}</ref>、NPO法人「[[ウィメンズアクションネットワーク]]」など各団体はウェブ上に[[墨田区役所]]や[[東京都庁]]の住所や電話番号を記し、「東京都知事と墨田区長に追悼文拒否の撤回の声を届けよう」と訴えたが<ref>{{cite web |url= https://wan.or.jp/article/show/7405| title=東京都知事と墨田区長に追悼文拒否の撤回の声を届けよう | publisher=[[ウィメンズアクションネットワーク]] | date=2017-8-31 | accessdate=2024-7-1 }}</ref>、9月1日、小池も山本も結局送らなかった。2017年から2023年まで東京都知事からの追悼文送付は停止されている<ref name=":3">{{Cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/71315 |title=記者会見ではしどろもどろに…関東大震災「朝鮮人虐殺」をめぐる、小池都政の“負の遺産” |access-date=2024年6月22日 |publisher=[[文春オンライン]] |author=プチ鹿島 |date=2024-06-11}}</ref>。小池は理由について「毎年(都慰霊協会が営む)大法要において、都知事として犠牲となった全ての方々への哀悼の意を表している」と説明している<ref>{{Cite web |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023090100788 |title=小池知事、今年も追悼文送らず 関東大震災の朝鮮人慰霊式典―東京 |access-date=2024年6月22日 |publisher=[[時事通信]] |date=2023-09-01}}</ref>。 |
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この対応には批判する声が上がり、式典実行委員長で、[[日朝協会]]東京都連合会会長の宮川泰彦は「悲惨な虐殺の歴史を受け入れない、認めないという姿勢の表れではないか」と述べている<ref>{{Cite web |url=https://www.asahi.com/articles/ASR8K5600R8KOXIE01J.html |title=朝鮮人虐殺の追悼文、今年も送らず 小池都知事、関東大震災の式典で |access-date=2024年6月22日 |publisher=[[朝日新聞デジタル]] |author=土舘聡一 |date=2023-08-17}}</ref>。また、小池は関東大震災における朝鮮人虐殺に関して「何が明白な事実かについては、歴史家がひもとくものだ」と述べており、虐殺の有無について明確な認識を表明していない<ref>{{Cite news|和書 |title=大震災の朝鮮人虐殺、小池知事「歴史家がひもとく」 有無を明言せず |newspaper=[[朝日新聞デジタル]] |date=2023年2月21日 |url=https://www.asahi.com/articles/ASR2P7D63R2POXIE02G.html |access-date=2024-07-05 |author=土舘聡一}}</ref>。 |
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2024年8月5日、東京大学の教職員が小池に対し、朝鮮人虐殺の史実を認め、犠牲者へ追悼メッセージを出すよう求める要請文を提出した。要請文は[[外村大]]、[[市野川容孝]]ら83人の連名で書かれ、小池が「虐殺の事実があったかどうかの認識を示さないあいまいな回答」しか述べないことで「評価が定まった学説への信頼を毀損している」と批判した<ref>{{cite web |author=北野隆一 | url=https://www.asahi.com/articles/ASS85351QS85UTIL009M.html | title=「小池都知事は関東大震災の虐殺認め追悼文を」 東大教員有志が要請 | publisher=朝日新聞 | date=2024-8-5 | accessdate=2024-8-5 }}</ref>。8月14日、東京都は、式展実行委員会からの追悼文送付要請に対し、ファクスで「送付しません」と返信した<ref name="asahi202408261700">{{cite web |author=北野隆一 | url=https://digital.asahi.com/articles/ASS8V22TVS8VUTIL00LM.html | title=「逃げ回る姿、恥ずかしい」朝鮮人追悼文不送付で小池都知事に抗議 | publisher=朝日新聞 | date=2024-8-26 | accessdate=2024-9-1 }}</ref>。8月26日、実行委員会は都庁で記者会見を開き、「知事の要請拒否は看過できない」との抗議声明を発表し、公園緑地部の職員に提出した。宮川委員長は会見で「虐殺された朝鮮人犠牲者への追悼は必要ないというのに等しい。歴史的事実から目をそむけ、なかったことにしたいのではないか」と批判した<ref name="asahi202408261700"/>。 |
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{{see also|関東大震災朝鮮人虐殺事件#横網町公園における朝鮮人犠牲者追悼式典}} |
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=== 阪神大震災での労働組合に関する発言 === |
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[[2007年]][[7月26日]]、[[青森県]][[弘前市]]で行なわれた[[第21回参議院議員通常選挙]]の[[参議院比例区|比例区]]に立候補した候補者の応援演説において、[[1995年]]の[[阪神・淡路大震災]]における救援活動について「アメリカが支援に神戸港に入ろうとしても、港湾組合が厳しくてなかなか着岸できなかった」と発言。これに対して港湾労組協議会は「拒否した事実はない」と否定したとされるが、小池側は「非核証明がない限り入港できないという、[[非核神戸方式]]を念頭に置いた発言」、当時の首相である安倍晋三は「港湾労働組合による反対の事実があったとは承知していない」とした<ref>小池防衛相:「神戸の港湾組合、震災支援を阻害」発言(毎日新聞大阪本社兵庫版2007年7月26日)</ref><ref>https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b167007.htm</ref>。 |
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=== 政治資金規正法違反問題 === |
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[[しんぶん赤旗]]は、小池が代表を務めた資金管理団体「フォーラム・ユーリカ」(2017年6月解散)は94年~16年までに収入が1000万円以上の「特定パーティー」を18回開いたと報じた<ref name="akahata2024">しんぶん赤旗日曜版2024年6月30日号31頁「小池都知事 規正法違反か」</ref>。規正法は特定パーティーについて、パーティー券の購入人数にあたる「対価の支払をした者の数」を政治資金収支報告書に記載するように求めている<ref name="akahata2024"/>。 |
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しかし特定パーティーを赤旗が調べると15年と16年のパーティー収入を1枚のパーティー券代(2万円)で割った数字と同じ数字=パーティー券の販売枚数と同じ数字を購入者数として記載していたが、収支報告書に記載する購入者数は、1人が1枚ずつ購入しない限り、パーティー券の販売枚数と一致することはあり得ないと報じた<ref name="akahata2024"/>。そして政治団体「全日本トラック事業者政治連盟」は16年8月31日、「政治資金パーティー会費」として6万円(3枚分)をフォーラム・ユーリカに支出したと収支報告書に記載している<ref name="akahata2024"/>。16年5月18日にも、「全国住宅産業政治連盟」が「パーティー券購入」として、10万円(5枚分)を支出したと記している<ref name="akahata2024"/>。この為赤旗は、一つの政治団体が複数枚のパーティー券を購入していれば、販売枚数と購入者数が一致することはあり得ず、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いがあると報道した<ref name="akahata2024"/>。 |
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=== 豊洲市場移設に関する発言 === |
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2017年8月10日の都知事定例記者会見で、知事が公表した豊洲と築地の双方に市場機能を残す方針について財源や運営費など検討した記録が都に残ってないことの所見を尋ねられた。小池は「情報というか、文書が不存在であると、それは"[[人工知能|AI]]"だからです。私があちこち、それぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと考え方を聞いてまいりました。いくら金目がかかるかということについては、関係局長が集まった会議で、既にA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。よって、試算については既に公表されているものがあります。最後の決めはどうかというと、[[人工知能]]です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。」と述べた<ref>[https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2017/08/10.html 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年8月10日)]</ref>。上記の発言が意味不明であるとしてネットユーザーが困惑を示したと産経新聞が報じた<ref>{{Cite news2 |date=2017-08-15 |title=小池知事の「人工知能、つまり私」発言にネット困惑 |newspaper=産経ニュース |url=https://web.archive.org/web/20170815065556/http://www.sankei.com/politics/news/170815/plt1708150045-n1.html |df=ja}}</ref>。 |
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=== 志村けんの死去に関する発言 === |
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2020年3月30日、タレントの[[志村けん]]が[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|COVID-19肺炎]]で死去したことについて、小池は「悲しみと[[SARSコロナウイルス2|コロナウイルス]]の危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その最後の功績も大変大きいものがあると思っています」と発言した。「功績」という表現に多くの批判が集まった<ref>{{Cite web2 |date=2020-03-30 |title=小池都知事、志村けんさんの死去を「最後の功績」。ネット上で批判の声 |url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e819fdfc5b6256a7a2d8a9a |accessdate=2020-05-30 |website=ハフポスト |language=ja |df=ja}}</ref><ref>{{Cite web2 |date=2020-03-31 |title=志村けんさん死去を「最後の功績」、小池知事発言に「コロナの怖さを伝えた衝撃はそのとおり」「人として心がない」の賛否激論 |url=https://www.j-cast.com/tv/2020/03/31383354.html |accessdate=2020-05-30 |website=J-CAST テレビウオッチ |language=ja |df=ja}}</ref><ref>{{Cite web2 |title=小池都知事 志村けんさんへの「最後の功績」発言が賛否両論 {{!}} 女性自身 |url=https://jisin.jp/domestic/1846228/ |accessdate=2020-05-30 |website=WEB女性自身 |language=ja |df=ja}}</ref>。 |
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=== 辺野古移設案に関する非公式約束疑惑 === |
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[[普天間飛行場]]の[[普天間基地移設問題|辺野古への移設案]]に関して、2007年に小池が防衛大臣在任中に、いわば空約束を沖縄県知事に非公式に与えていたことが記されたアメリカの「秘」(confidential)扱いの公電を、[[ウィキリークス]]が暴露したと報じられる<ref name="朝日新聞20110504">{{Cite news2 |date=2011-05-04 |title=沖縄知事に「空手形」 |publisher=朝日新聞 |df=ja}}</ref><ref>{{Cite web2 |date=2007-11-07 |title=07TOKYO5134_a |url=https://wikileaks.org/plusd/cables/07TOKYO5134_a.html |accessdate=2016-07-21 |publisher=[[ウィキリークス]] |df=ja}}</ref>。 |
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末尾に「SCHIEFFER」と記された公電は、在沖縄総領事[[ケビン・メア]]が2007年11月2日に小池と昼食を共にした際の内容を伝えている(これに先立つ8月に小池は防衛相を辞任している)。2006年に日米で合意した移設案に関して、沖縄県知事[[仲井真弘多]]は滑走路を少しでも沖合へと修正するよう求めていた。ウィキリークスによると、小池は、[[環境影響評価]]後を条件に、政府が滑走路を50メートル沖合に移すことを同意するとの「非公式な『約束』」を知事に与えていたことをメアに認めたとされる{{efn| 2007年3月付の公電によれば、小池の前任の[[久間章生]]は、仲井真に環境影響評価で協力するよう同意させるためには、50メートルの修正が必要である、とメアに強く述べている<ref name="朝日新聞20110504"/><ref>{{Cite web2|df=ja| title=07NAHA47_a | url=https://wikileaks.org/plusd/cables/07NAHA47_a.html | publisher=ウィキリークス | date=2007-03-12 | accessdate=2016-07-21 }}</ref> }}。メアは小池に、滑走路を移動する科学的根拠が環境影響評価により与えられなかった場合にどうするのか、を尋ねた。これに対し、2009年までには別の政権になっており、我々が知事に現時点までに何を約束したかが問題になることはない、と小池は答えたという<ref group="注釈">2007年7月の参議院選挙で与党は大敗している。</ref>。ウィキリークスによると、公電は、日本の内閣がこのような非公式な示唆を沖縄県知事に続ける事への懸念、また小池によりそのような非公式な約束が為されたとの噂をアメリカ側が事前に聞いていた事を記しているとされる。小池は約束を与えたことを否定し、「その場に総領事が来たという記憶もないし、必然性もない」と主張している<ref>{{Cite news2 |date=2011-05-04 |title=登場の政治家ら相次ぎ「ノーコメント」 |publisher=朝日新聞 |df=ja}}</ref>。 |
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; 無電柱化 |
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: 自民党無電柱化小委員会の委員長として日本全国の[[電線類地中化|無電柱化]]を推進し、「無電柱化推進法」の成立を目指している<ref>{{Cite news | url = http://www.japanmetal.com/news-to2015110962482.html | title = 無電柱化で成長戦略 ■衆議院議員 小池百合子氏 防災面で高い必要性 | publisher = [[日刊産業新聞]] | date = 2015-11-09 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref><ref>{{Cite news | url = http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00e/040/175000c | title = 無電柱化:視界良好? …国・自治体始動、世論の後押し期待 | work = [[ニュースサイト「毎日新聞」]] | publisher = [[毎日新聞社]] | date = 2016-02-01 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref><ref>{{Cite news | url = http://mainichi.jp/articles/20160307/org/00m/010/036000c | title = 毎日フォーラム・ファイル:無電柱化 推進法案の今国会成立目指す 自民党 | work = [[ニュースサイト「毎日新聞」]] | publisher = [[毎日新聞社]] | date = 2016-03-10 | accessdate = 2016-07-23 }}</ref>。 |
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== 人物 == |
== 人物 == |
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=== 政党遍歴 === |
=== 政党遍歴 === |
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[[日本新党]]、[[新進党]]、[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]、[[保守新党#保守党|保守党]]、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]と5つの[[政党]]に所属し<ref>日刊ゲンダイ2008年12月12日紙面より)</ref><ref name="sankei20160711-1">{{Cite |
1992年5月から2017年6月まで、[[日本新党]]、[[新進党]]、[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]、[[保守新党#保守党|保守党]]、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]と5つの[[政党]]に所属した<ref>日刊ゲンダイ2008年12月12日紙面より)</ref><ref name="sankei20160711-1">{{Cite news2|df=ja| url =https://www.sankei.com/article/20160711-HU76S3KIUZJ7NDJN75WFQISWOM/ | title = 【政界徒然草】「政界渡り鳥」の異名持つ小池百合子元防衛相にとって東京都政は新天地となるのか? (1/5) | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-11 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref><ref name="sankei20160711-2">{{Cite news2|df=ja| url = https://www.sankei.com/article/20160711-HU76S3KIUZJ7NDJN75WFQISWOM/2/ | title = 【政界徒然草】「政界渡り鳥」の異名持つ小池百合子元防衛相にとって東京都政は新天地となるのか? (2/5) | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-11 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。そのため「政界渡り鳥」と呼ばれることがある<ref name="sankei20160711-1"/>。ただし、日本新党、新進党は党そのものが解党しており<ref name="sankei20160711-1"/><ref name="sankei20160711-2"/>、自発的な離党は自由党および保守党を離党した時<ref name="sankei20160711-2"/>である。また、自由党からの離党は[[自公連立政権|自自公連立政権]]からの離脱の是非を巡り党が分裂したことに伴うものであり、[[海部俊樹]]、[[扇千景]]、[[野田毅]]、[[二階俊博]]など小池を含めて26名の議員が共に離党している。これは自由党に残留した側の人数を上回る。 |
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小池は『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』(2008年1月号)への寄稿で、「政界再編の荒波の中で生きてきた結果、自慢にはならないが、新党の立ち上げはお手のものだ。党名、綱領、政策、キャッチフレーズに、党名ロゴ作りまで、三日もあればまとめる芸当さえ身に付けたが、もうたくさんである<ref>小池百合子「小沢一郎と小泉純一郎を斬る」 『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』2008年1月号、p131</ref>」と回想している。[[2016年]]7月に[[2016年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]への立候補を表明した際には、「このところいろいろと私のこれまでの経歴などをご紹介いただく放送などを見ていて、『政党がコロコロ替わる』というようなご指摘もいただいている。しかし、改めて申し上げると、それは政党の離合集散の結果であって、政党名が変わっただけであって、私の主張、思想、そして信念は一度も変えたことがない。改めて思うと、政党というのはあくまで機能体であって、仲間内の運命共同体ではないと思う<ref> |
小池は『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』(2008年1月号)への寄稿で、「政界再編の荒波の中で生きてきた結果、自慢にはならないが、新党の立ち上げはお手のものだ。党名、綱領、政策、キャッチフレーズに、党名ロゴ作りまで、三日もあればまとめる芸当さえ身に付けたが、もうたくさんである<ref>小池百合子「小沢一郎と小泉純一郎を斬る」 『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』2008年1月号、p131</ref>」と回想している。立ち上げから参加した[[日本新党]]のシンボルカラーは自身のものと同じ緑である。なお[[新進党]]結党時には公式の英語党名として「New Progressive Party」(直訳すると新進歩党)提案したが、異論があり「New Frontier Party」(直訳すると新開拓領域党)となった。[[2016年]]7月に[[2016年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]への立候補を表明した際には、「このところいろいろと私のこれまでの経歴などをご紹介いただく放送などを見ていて、『政党がコロコロ替わる』というようなご指摘もいただいている。しかし、改めて申し上げると、それは政党の離合集散の結果であって、政党名が変わっただけであって、私の主張、思想、そして信念は一度も変えたことがない。改めて思うと、政党というのはあくまで機能体であって、仲間内の運命共同体ではないと思う<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.sankei.com/article/20160707-3IQ53B7LWZMFJKOWNPCVAOFCIU/3/ |title=小池百合子の乱勢い「韓国人学校 都の土地提供、貸し出しはまあ撤回ですね |newspaper=産経ニュース |date=2016-07-07}}</ref>」と自ら説明している。 |
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=== カイロ大学卒業について === |
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=== 病歴 === |
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1992年の[[第16回参議院議員通常選挙|参院選]]の頃から、選挙前になると[[カイロ大学]]卒業を疑う報道が行われる傾向にある<ref name="NHK20240412"/>。1993年、小池は疑惑に対抗すべく、当時連載中だった『[[週刊ポスト]]』のコラムでカイロ大学の[[卒業証書]]を写真で紹介した{{Sfn|石井|2020|p=178}}。また、2020年にカイロ大学は「1976年にカイロ大文学部社会学科を卒業したことを証明する」と声明を発表し、経歴詐称疑惑を否定した<ref name="nikkansports20200609"/>。 |
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* [[1997年]]末には[[盲腸]]の手術を、翌[[1998年]]5月には[[子宮筋腫]]の手術を受けた<ref>大下英治『小池百合子の華麗なる挑戦』川出書房新社、2008年、p169</ref>。子宮全摘出で3週間入院した<ref>[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum98/corum9807.shtml KOIKE Yuriko *手記 小池ゆりこ「子宮全摘出」の記録*] - 週刊宝石7月16日号より</ref>。 |
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入学については下記の通り1972年入学としているが、週刊文春が記録した2016年の音声データで小池本人が1971年に入学したと発言している<ref>週刊文春2024年7月4日号15頁</ref>。 |
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* [[2006年]][[3月29日]]に40度近い熱を出し[[脱水 (医療)|脱水症状]]で入院したが、翌[[4月14日]]に退院して公務に復帰した<ref>大下『小池百合子の華麗なる挑戦』p289~291</ref>。 |
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==== 公表されている学歴 ==== |
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=== 防衛事務次官更迭問題 === |
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公表されているカイロ大学卒業についての学歴は以下のとおりである。 |
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[[2007年]]に防衛大臣に就任した小池は、[[内閣総理大臣補佐官]]時代からの懸案であった[[防衛省]]の「情報保全」システムの確立を理由に、[[防衛事務次官]][[守屋武昌]]を退任させ、[[警察庁]]出身の[[官房|官房長]]西川徹矢を防衛事務次官に起用する人事案を作成した。しかしこの人事情報が防衛省中枢から[[マスコミュニケーション|マスコミ]]に漏洩され、更に守屋が小池の頭越しに[[内閣総理大臣]][[安倍晋三]]や[[内閣官房長官]][[塩崎恭久]]に対して直接、人事案の撤回を直訴。塩崎が小池に対し、人事案の再考を求める事態に発展した。小池は人事案の撤回を迫られ、安倍・塩崎らは守屋留任でも西川でもない「第三の(人事)案」を小池に要求して事態の収拾を図り、守屋同様防衛省プロパー(他省庁からの出向ではない、生え抜きの防衛官僚)である人事教育局長[[増田好平]]を後任の事務次官に起用する「第三の案」で決着させ、マスコミは「痛み分け」「けんか両成敗」などと評した。なお守屋は事務次官を退任後、国会での[[証人喚問]]の後に[[逮捕]]、[[起訴]]された。小池は「オンナの直感で『これはよろしくない』と思った<ref>{{Cite news | url = http://www.asahi.com/special/071029/JJT200711290007.html | title = 「女の直感で『よろしくない』と思った」 小池元防衛相 | publisher = [[朝日新聞デジタル]] | date = 2007-11-29 | accessdate = 2016-07-16 }}</ref>」と述べた。 |
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*1972年10月、[[カイロ大学]]文学部社会学科入学 |
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:出典:小池百合子著『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社、1982年10月20日){{Sfn|小池|1982|pp=16, 279}}<ref name="tokyo-kaigiroku20200324"/>。 |
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*1976年10月、カイロ大学文学部社会学科卒業 |
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=== 「臥薪嘗胆ヘア」と断髪式 === |
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:出典:首相官邸ホームページ(2007年7月4日の防衛大臣就任時)<ref name="mod"/>、東京都公式ホームページ<ref name="metro-tokyo-profile"/>。 |
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小池は高校時代以来髪を伸ばしたことがなく、一貫してショートカットだった<ref name="nikkansports20121220">{{Cite news | url = http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20121220-1061984.html | title = 小池百合子氏が「臥薪嘗胆ヘア」ばっさり | newspaper = [[日刊スポーツ]] | date = 2012-12-20 | accessdate = 2016-07-19 }}</ref>。自民党が政権を失った後、政権に復帰するまで髪を切らないと宣言した<ref name="nicovideo20121220">{{Cite news|date=2012-12-20|url=http://ch.nicovideo.jp/nicospa/blomaga/ar24001|title=内閣入り内定!? 小池百合子が断髪式でショートカット復活|publisher=ニコSPA!政策論壇|accessdate=2016-06-30}}</ref>。小池は「つらいこと(=伸びた髪)を自分に課そうと思った」と語り、自ら「[[臥薪嘗胆]]ヘア」と名付けた<ref name="nikkansports20121220"/>。 |
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*カイロ大学を首席で卒業 |
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2012年12月16日に行われた衆議院議員総選挙において自民党が政権に復帰し、小池自身も2期ぶりに小選挙区からの当選を果たした。この結果を受け、同年12月19日、後援会関係者らが参加して「[[断髪式]]」が行われた<ref name="nicovideo20121220"/>。1年2ヶ月の間切らなかった髪は肩下まで伸びていたが、自民党の[[河村建夫]]選対局長や[[三原じゅん子]]参院議員ら50人以上が[[大相撲]]の断髪式にならって髪にハサミを入れ、元のショートカットに戻った。会場は最初[[両国国技館]]での開催を希望したが<ref>{{Citeweb | url =https://www.yuriko.or.jp/blog/archives/3330 | title = 政権奪還!いよいよ断髪。 - コラム・寄稿 - 小池ゆりこ オフィシャルサイト| date = 2012-12-12 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>、都内のホテル<!--上記「ニコSPA!」掲載の画像から、ホテルメトロポリタン(池袋)3F宴会場「光」-->で行われた。 |
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:出典:小池百合子著『3日でおぼえるアラビア語 第1版』(学生社、1983年5月)、小池百合子著『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社、1982年10月20日)<ref name="tokyo-kaigiroku20200324"/>、『月刊カレント』1986年8月号<ref name="current198608"/>。 |
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==== 2016年都知事選 ==== |
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[[2016年東京都知事選挙|2016年の東京都知事選挙]]の際に、経歴詐称疑惑が広く報道された。同年6月30日放映のテレビ番組『[[情報プレゼンター とくダネ!]]』が学歴詐称疑惑を扱った際、資料として卒業証書と卒業証明書を担当者に送った<ref name="bunshun 20200527" /><ref>{{Cite news2|df=ja|author= |url= https://www.nikkansports.com/general/news/202006090000749.html | title= 小池都知事の告発状郵送 学歴詐称疑いで | newspaper= 日刊スポーツ | date= 2020-06-09 | accessdate = 2020-06-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200609144427/https://www.nikkansports.com/general/news/202006090000749.html|archivedate=2020-06-09}}</ref>。7月14日に告示された都知事選の選挙公報に「カイロ大学卒業」と記載した<ref>{{cite web | author= |url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/h28tochiji_kouhou.pdf | title=平成28年7月31日執行 東京都知事選挙 選挙公報 | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2016-7-14 | accessdate=2024-04-08|archivedate=2020-06-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200628070515/https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/h28tochiji_kouhou.pdf }}</ref>。 |
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* [[朝日新聞]]は2007年11月26日、[[政治資金収支報告書]]において[[2003年]]から4年連続で繰越金が0円だった団体の一つに小池が代表を務める政党支部を挙げた<ref name="asahi20071126">{{Cite news | url = http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200711260173.html | title = 政党支部、収支ピタリ一致の「怪」 「帳尻合わせない」 | publisher = [[朝日新聞]] | date = 2007-11-26 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20071128075525/http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200711260173.html | archivedate = 2007-11-28 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。小池の事務所は、「実際にかかった費用を積み上げ、法にのっとって適切に処理した結果だ」<ref name="asahi20071126"/>としている。 |
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* [[産経新聞]]は2016年7月4日、小池が代表を務める自民党東京都第10選挙区支部が、支援者が所有するビルの一室を相場価格の半額ほどで賃借しながら、差額を寄付として政治資金収支報告書へ記載する義務を怠っていたと報じた<ref name="sankei20160704">{{Cite news | url = http://www.sankei.com/affairs/news/160704/afr1607040005-n1.html | title = 【東京都知事選】小池百合子氏代表の支部事務所が支援者ビルに格安入居 政治資金規正法抵触も | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-04 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。神戸学院大学教授の[[上脇博之]]は「[[政治資金規正法]]に抵触する可能性がある」と主張した<ref name="sankei20160704"/>。小池の事務所は、「提示された金額を見て借りることにしたので、寄付という認識は全くない」と説明し<ref name="sankei20160704"/>、産経新聞の報道内容への反論をおこなった<ref>{{Cite news | url = http://www.sankei.com/affairs/news/160704/afr1607040029-n1.html | title = 【東京都知事選】小池百合子氏側が反論「報道に違和感」 支援者ビル格安入居問題 | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-04 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。 |
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同年8月2日に知事に就任<ref name="kokuji-h280802" />すると、[[東京都庁]]のウェブサイトの自身のプロフィール欄に「1976年10月 カイロ大学文学部社会学科卒業」と明記した<ref name="metro-tokyo-profile"/>。 |
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== 発言 == |
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=== 小沢一郎 === |
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* [[新進党]]、[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]に在籍していた約6年間に[[小沢一郎]]を支持していた理由について、「小沢さんが九三年に刊行された『日本改造計画』に大変な感銘を受けたからだ」<ref name="chuokoron">「それでも時代は、小沢総理を求めるのか」『[[中央公論]]』2008年10月号、p67</ref>と説明しながらも、「ところが、小沢さんが掲げた改革を断行し、[[護送船団]]の社会構造を廃して[[自己責任]]の社会を実現しようとしたのは小沢さんならぬ、[[小泉純一郎]]元総理、その人であった」<ref name="chuokoron"/>と評している。小沢の[[政治]]手法については、「極論すれば、小沢氏の政治行動の基準は、わずか二枚のカードに集約される、と。それは『政局カード』と『理念カード』である。具体的にいえば、『政局カード』とは持論である[[政権交代]]という錦の御旗を立てることであり、『理念カード』とは[[安全保障]]を中心にした[[政策]]構想である。小沢氏というと政治的駆け引きに長けているように見えるが、決してそんなことはない。むしろやり方はシンプルだ。自民党を離党し、細川政権の樹立から今日まで、手の内のカードはこの二枚を駆使することに尽きる。ある時は『政局カード』を振りかざし、それが手詰まりになると見るや、今度は『理念カード』を切る。この繰り返しである」<ref name="bungeishunju">[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/column2008/col080122.shtml 「小沢一郎と小泉純一郎を斬る」]『[[文藝春秋]]』2008年1月号、p129</ref>と評している。 |
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* また、小池が[[自由党]]を離党して[[保守新党|保守党]]に参加し、小沢と決別した理由については、「ここで[[連立政権]]を離れて[[野党]]になれば、小沢氏の『理念カード』によって、政策の先鋭化路線に再び拍車がかかることは想像できる。一方で、[[経済企画庁]]の[[政務次官]]の仕事を中途半端に投げ出すことには躊躇した」「少々心細くもあったが、実は『政局』と『理念』の二枚のカードに振り回されることにも、ほとほと疲れていた。」<ref name="bungeishunju"/>「かつて小沢さんは、自由党時代に取り組んだはずの[[国旗及び国歌に関する法律|国旗・国歌法案]]について、自民党との連立政権から離脱するなり、180度転換し、『反対』に回った。国旗・国歌法案は国家のあり方を問う重要な法案だ。政治の駆け引きで譲っていい話ではない。同じく外国人地方参政権の法案についても自由党は反対だったはずだが、[[公明党]]の取り込みという目的のために、『賛成』へと転じたことがある。国家の根幹を揺るがすような重要な政策まで政局運営の“手段”にしてしまうことに私は賛成できない。これが私が小沢代表と政治行動を分かとうと決意する決定打となった」<ref name="chuokoron"/>と説明している。一方で、自由党の参議院議員だった[[平野貞夫]]は「保守党へ移ろうとする小池さんを引き留めるため、僕は大量のパーティ券の面倒を見たりもしました。最後は、小沢さんに説得役を任せ、“次の総選挙では、比例近畿ブロック1位を約束する”と直接伝えてもらった。すると、彼女から“自由党がそこで議席を取れると思いますか?”と反論された。我々にとって、最大の屈辱の言葉でした。政治的な信念や理念があるわけではないが、彼女は機を見るに敏な才能の持ち主です」と、自由党では自分の当選が見込めないと小池自身が考えていたことが離党の原因だったと証言している<ref>「特集 権力と添い寝した『小池百合子』元防衛相の最終目的地」『[[週刊新潮]]』2016年7月14日号・[http://www.dailyshincho.jp/article/2016/07190554/?all=1 「小池百合子は『信念や理念はないが、機を見るに敏な才能の持ち主』 元小沢側近が語る」]『デイリー新潮』</ref>。 |
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* 2012年には、作家の[[大下英治]]によるインタビューで、「[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]の時に広報戦略を担当していた時の面白い資料が出てきたんです。『小沢一郎が[[永田町]]で嫌われるわけ』という[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]の、私が作った[[絵コンテ]]。『先見性がある、リーダーシップがある、決断力がある、正論を言う、実行する、先送りしない、本音を言う、役人に使われない。政策を重視する……』と続くんですが、当時は小沢さんの半面しか知らなかったから、今から考えるといくつか全く違うところもある」「政策はあるけれども、それ以上に政局が第一なんじゃないかと。今回の新党(引用者注:[[国民の生活が第一]])でつくづく感じましたね」「小沢さんは政局を目的化しすぎ。政権をとったとき、いっていた政策と行動があまりにも違う」「小沢さんは[[細川内閣]]で[[二大政党制|2大政党制]]による政権交代可能な政治制度をつくるといって[[小選挙区制]]を導入した。小選挙区制度では新党をつくるのは不利だと一番分かっているのが小沢さんなのに、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]を離党して4回目の新党をつくった」と述べた<ref>小池百合子、大下英治「小泉純一郎と小沢一郎 『勝負所』を知り尽くした2人の男について」『[[週刊ポスト]]』2012年8月31日号、p41、43</ref>。 |
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* [[週刊朝日]]による2012年のインタビューでは、「小沢さんを取り巻く人が抱く感情の変遷には、3段階ある。第1段階は、小沢さんを恐れ多く思う。私も『日本を変えるのは、そんじょそこらの人にはできないが、小沢さんならできる』と思っていた。第2段階は『すごい』と『えっ?』の間を行ったり来たりする。第3段階は『enough(もう十分)』と言って去っていく。新党についていったのは第1、第2段階の人。参加しなかったのは第3段階の人でしょう」と述べている<ref>「『小沢教』信者・脱会者14人が告白 実録 惚れた瞬間切れた瞬間」『[[週刊朝日]]』2012年7月27日号、p24</ref>。 |
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==== 2017年と2018年の文藝春秋報道 ==== |
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=== 辺野古移設案に関する非公式約束 === |
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『[[文藝春秋]]』2018年1月号(2017年12月8日発売)で、[[石井妙子 (ノンフィクション作家)|石井妙子]]がルポルタージュ「女たちが見た小池百合子『失敗の本質』」を掲載<ref>{{cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/5194 | title=【文藝春秋 目次】創刊95周年記念 完全保存版 2018年1月号 | publisher=文春オンライン | date= | accessdate=2024-04-11 }}</ref><ref>{{cite web |author=[[石井妙子 (ノンフィクション作家)|石井妙子]] | url= https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h4040| title=女たちが見た小池百合子「失敗の本質」 | publisher=文藝春秋 | date=2017-12-10 | accessdate=2024-04-11 }}</ref>。この記事を読んだ小池のカイロ大学時代の同居人とされる女性Kが、2018年1月に編集部気付で石井に「小池百合子さんはカイロ大学を卒業していません」とする手紙を出した<ref name="gendai-business20231109"/><ref name="bunshun20180608">{{cite web |和書| url=https://bunshun.jp/articles/-/7706 | title=「小池百合子さんはカイロ大学を卒業していません」と元同居女性が証言 | publisher=文春オンライン | date=2018-06-08 | accessdate=2024-04-08 }}</ref>。 |
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[[普天間飛行場]]の[[普天間基地移設問題|辺野古への移設案]]に関して、2007年に小池が防衛大臣在任中に、いわば空約束を沖縄県知事に非公式に与えていた事が記されたアメリカの「秘」(confidential)扱いの公電を、[[ウィキリークス]]が暴露したと報じられる。<ref name="朝日新聞20110504">{{cite news | publisher=朝日新聞 | date=2011-05-04 | title=沖縄知事に「空手形」}}</ref><ref>{{cite web | publisher=[[ウィキリークス]] | url=https://wikileaks.org/plusd/cables/07TOKYO5134_a.html | title=07TOKYO5134_a | date=2007-11-07 | accessdate=2016-07-21 }}</ref> |
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2018年6月8日、文藝春秋は元同居女性の証言を元にした記事を配信した<ref name="bunshun20180608"/>。これを受けて同年6月19日、自民党都議の早坂義弘は都議会本会議で記事に言及。「カイロ大学を首席で卒業したという経歴について疑義があるとの報道について、知事は、先週の記者会見において、記者からの問いに正面から答えなかった。知事の見解を伺いたい」と質問した。小池は「これまで何度も申し上げているとおり、正式なカイロ大学の卒業証書及び卒業証明書を有している。大学側も、幾度もこの卒業を認めている」「首席については、当時の担当教授の言葉をうのみにした。そのことでうれしくなって、その旨を記述した」と答弁した<ref>{{cite web |url=https://www.record.gikai.metro.tokyo.lg.jp/606901?Template=document&Id=2538#one:26 | title= 平成30年第2回定例会(第8号) 本文 2018-06-19 | publisher=東京都議会 会議録検索 | date= | accessdate=2024-4-24 }}</ref>。 |
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末尾に"SCHIEFFER"と記された公電は、[[ケビン・メア]]在沖縄総領事が2007年11月2日に小池と昼食を共にした際の内容を伝えている。(これに先立つ8月に小池は防衛相を辞任している。)2006年に日米で合意した移設案に関して、[[仲井真弘多|仲井真]]沖縄県知事は、滑走路を少しでも沖合へと修正するよう求めていた。ウィキリークスによると、小池は、[[環境影響評価]]の後である事を条件に、政府が滑走路を50メートル沖合に移す事を同意する、との『非公式な「約束」』を、大臣在任時に、知事に与えていた事をメアに認めたとされる。{{refnest | group="注釈" | 2007年3月付の公電によれば、小池の前任の[[久間章生]]は、仲井真に環境影響評価で協力するよう同意させるためには、50メートルの修正が必要である、とメアに強く述べている。<ref name="朝日新聞20110504"/><ref>{{cite web | title=07NAHA47_a | url=https://wikileaks.org/plusd/cables/07NAHA47_a.html | publisher=ウィキリークス | date=2007-03-12 | accessdate=2016-07-21 }}</ref> }} メアは小池に、滑走路を移動する科学的根拠が環境影響評価により与えられなかった場合にどうするのか、を尋ねた。これに対し、2009年までには別の政権になっており、我々が知事に現時点までに何を約束したかが問題になることはない、と小池は答えたという。<ref group="注釈">2007年7月の参議院選挙で与党は大敗している。</ref>ウィキリークスによると、公電は、日本の内閣がこのような非公式な示唆を沖縄県知事に続ける事への懸念、また小池によりそのような非公式な約束が為されたとの噂をアメリカ側が事前に聞いていた事を記しているとされる。 |
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==== 2020年都知事選 ==== |
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小池は約束を与えた事を否定し、「その場に総領事が来たという記憶もないし、必然性もない」と主張している<ref>{{cite news | publisher=朝日新聞 | date=2011-05-04 | title=登場の政治家ら相次ぎ「ノーコメント」}}</ref>。 |
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2020年5月27日、小池が[[2020年東京都知事選挙|2020年の東京都知事選挙]]への再選出馬の意思を固めたことが報道により明らかとなった<ref>{{cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59619870X20C20A5CE0000/ | title=小池東京都知事、再選目指し出馬へ 6月10日にも表明 | publisher=日本経済新聞 | date=2020-05-27 | accessdate=2024-04-08 }}</ref>。同日、[[週刊文春]]が卒業関係書類のロゴやスタンプが異なるなどと主張した<ref name="bunshun 20200527">{{Cite web| url = https://web.archive.org/web/20200527092430/https://bunshun.jp/articles/-/38052 | title = 「カイロ大学卒業は嘘」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言」 | website = [[週刊文春|文春オンライン]] | publisher = [[文藝春秋]] | date = 2020-05-27 | accessdate = 2024-04-10 | archivedate=2020-5-27 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20200527110603/https://bunshun.jp/articles/-/38052}}</ref>。 |
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同日、カイロ大学の証言をプレジデントオンラインが紹介<ref name="PRESIDENT 20200527">{{Cite web2|df=ja| url = https://president.jp/articles/-/35768 | title = 「カイロ大学卒業は本当」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 カイロ大学が詳細証言 | website = PRESIDENT Online | publisher = [[プレジデント社]] | date = 2020-05-27 | accessdate = 2020-05-27 }}</ref>。記事では大学に照会し、カイロ大文学部日本語学科の教授から「確かに小池氏は1976年に卒業している。72年、1年生の時にアラビア語を落としているが、4年生の時に同科目をパスしている。これは大学に残されている記録であり、私たちは何度も日本のメディアに、同じ回答をしている」との証言があるとした。また卒業関係書類のスタンプやロゴの疑惑についても、カイロ大学の幹部を務めた経験のある男性は「大学の記録を調べたが、間違いなく小池氏は76年10月に卒業していた」と証言した上で「学部や時代によってスタンプやスタイル、サインが違うということだ。盗難対策などで数年ごとにそれらを変えていることを知らない人間が勝手に間違えていることを言っているのだろう」と指摘している。他のカイロ大学関係者も「卒業関係書類は昔は男性形の1つのフォーマットを使い、手書きやタイプライター。ピンで留め、大学職員が何人かで手作業でスタンプを押していた。今はさすがに男女の違いはあるが、多くの学生に書類を作成するのは大変な作業で、多少異なる点があるのも当たり前」と解説した<ref name="PRESIDENT 20200527"/>。 |
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=== 沖縄メディア === |
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* [[2013年]]3月に「[[沖縄県|沖縄]]の先生(=自民党議員)方が何と戦っているかというと、沖縄のメディアなんですよ。今日はこちらに地元メディアもいると思うが、しかしながら、あれと戦って今回のご当選をされてきたということは、むしろ沖縄のメディアの言っていることが本当に県民をすべて代表しているとは、私ははっきり言って思いません。これからも堂々と地元と国会議員としての役割を果たして頂けるように後押しをさせていただきたい」と党国防部会で述べた<ref>[http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY201303260369.html 「戦っている相手は沖縄のメディア」小池元防衛相] 朝日新聞2013年3月26日</ref>。 |
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同年5月29日、石井妙子によるノンフィクション『[[女帝 小池百合子]]』が出版され<ref name="bunshun-jotei-tankobon">{{cite web | url=https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912301 | title=『女帝 小池百合子』石井妙子 {{!}} 単行本| publisher=文藝春秋BOOKS | date= | accessdate=2024-04-08 }}</ref>、元同居人Kの証言などを元にした学歴詐称疑惑がここでも綴られた。なお、2023年11月8日に本書の[[文春文庫]]版が発売。文庫化に際し、これまで仮名だった元同居人の記述部分は実名で記載された<ref>{{cite web |url=https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921316 | title=文春文庫『女帝 小池百合子』石井妙子 {{!}} 文庫 | publisher=文藝春秋BOOKS | date= | accessdate=2024-4-8 }}</ref><ref>Youtubeの「『週刊文春&文春オンライン』公式チャンネル」は、「小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言」と題して石井による元同居人Kのインタビュー動画を公開している((前編)https://www.youtube.com/watch?v=oz_o5qGlpms<nowiki/>、(後編)https://www.youtube.com/watch?v=tXm4iOCt-8o<nowiki/>)。</ref>。同月、都議の[[上田令子]]はKと面会した<ref name="tokyotogikai-kaigiroku20240229">{{cite web | url=https://www.record.gikai.metro.tokyo.lg.jp/993656?Template=document&Id=19059#all:106 | title= 令和6年第1回定例会(第4号)(速報版) 本文 2024-02-29 | publisher=東京都議会 会議録検索 | date= | accessdate=2024-4-24 }}</ref>。 |
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=== 水俣病問題 === |
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* [[水俣病]]に関して「水俣病問題に係る懇談会」を設置。学識者による適切でない認定の基準値を批判した<ref>{{どこ範囲|title=複数のリンク先があり、どのリンクか示されていない。|date=2016年7月23日|[http://www.env.go.jp/council/26minamata/yoshi26.html 水俣病問題に係る懇談会]}}</ref>。 |
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同年6月3日の都議会では、上田令子が、首席で卒業したエビデンスの提示を要求<ref name="tma20200603">{{Cite web|和書|url=https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/netreport/2020/report05/14.html|title=令和2年第2回定例会 一般質問(上田令子)|website=[[東京都議会]]|date=2020-06-03|accessdate=2024-04-15}}</ref>。小池は、すでに何度も公開してきたと述べ、担当教官から「あなたが一番だった」とのお褒めの言葉をもらったと答弁した<ref name="tma20200603"/><ref>{{Cite news|和書|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202006030000817.html|title=学歴詐称報道に小池知事「カイロ大の卒業証書公に」|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2020-06-03|accessdate=2024-04-15}}</ref>。 |
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=== 「女性は子供を産む機械」発言への批判 === |
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* 女性を「子供を産む機械」に例えた[[厚生労働大臣]][[柳澤伯夫]]の発言に対し、[[2007年]][[2月4日]]に出演したテレビ番組で「柳澤さんだけじゃなくて、[[イスラム]]の国よりも、日本における男性の、女性に対する見方は遅れてるんじゃないか」と批判した<ref>{{Cite news | url = http://www.asahi.com/politics/update/0204/005.html | title = 小池首相補佐官、厚労相の「産む機械」発言に不快感 | publisher = [[朝日新聞]] | date = 2007-02-04 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20070206021234/http://www.asahi.com/politics/update/0204/005.html | archivedate = 2007-02-06 | accessdate = 2016-07-22 }}</ref>。 |
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同年6月8日、カイロ大学のモハンマド・エルホシュト学長は小池について「1976年にカイロ大文学部社会学科を卒業したことを証明する」「卒業証書はカイロ大の正式な手続きにより発行された」「日本のジャーナリストが証書の信ぴょう性に疑義を示したことは、大学と卒業生への名誉毀損で看過できない」とする声明を発表した<ref name="nikkansports20200609">{{Cite web2|df=ja| url = https://www.nikkansports.com/general/news/202006090000992.html | title = 小池知事の卒業詐称疑惑をカイロ大が否定「正式証書」 | website = 日刊スポーツ | publisher = [[日刊スポーツ]] | date = 2020-06-09 | accessdate = 2020-06-09 }}</ref>。そのうえで「エジプトの法令にのっとり、適切な対応策を講じることを検討している」と警告を発した<ref name="asahi20200609" />。 |
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=== 外国人参政権 === |
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* [[2010年]][[1月22日]]の[[衆議院]][[予算委員会]]において外国人参政権について質問し、[[赤松広隆]][[農林水産大臣]]の「[[日本における外国人参政権|外国人参政権]]は[[在日本大韓民国民団|民団]]への[[マニフェスト|公約]]」という発言について質し、さらに[[亀井静香]][[金融担当大臣]]から「私の所属しております[[国民新党]]は付与することについては反対でありますし、私としても反対であります」との答弁を引き出した。なお、小池本人は保守党在籍当時の[[2000年]]11月に、同じ衆議院の特別委員会で法案提案者の一人として「[[税金]]を払っている在日の方々がそれに対して意見を、また参政権という形で、選挙という形で意見を述べるのは、これは当然ではないかというような意見もある」「在日の皆さま方のことを考えると同時に、日本そのものを考えるという大変大きなモメンタムである」と発言している(一方で提案説明の中で「やはり[[国民]]の声の中では幾つかの問題提起もされている」「地方の政治と国政とは実は非常に密接に関係してくる」「(南北朝鮮の民団と[[在日本朝鮮人総聯合会|総連]]という関係が敵対して)一本化されていないということに一抹の不安を覚える」「[[国籍]]を取りやすくするということも、この法案とはまた別にその選択肢も十分ある」と導入に慎重とも受け止められる意見もしている。ただし、「国籍取得をより簡便にするということをまず考えなければならない」として、国政選挙権の行使も可能となる[[帰化]]に積極的である)<ref>[http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/007115020001122014.htm 衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 2000年11月22日議事録]</ref>。なお、小池は外国人参政権に関する過去の発言をめぐる[[報道]]に関して[[2010年]][[7月]]、[[日刊ゲンダイ]]を名誉毀損で[[東京地裁]]に[[提訴]]し、[[勝訴]]した。 |
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同年6月9日、[[駐日エジプト大使館]]は、小池が1976年10月に卒業したことを証明する旨のカイロ大学の声明文を、フェイスブックで公開した<ref name="asahi20200609">{{Cite web2|url=https://www.asahi.com/articles/ASN697HGZN69UHBI02S.html|title=小池都知事は「カイロ大学を卒業」 大使館が声明文公開|accessdate=2020-06-10|author=北川学|date=2020-06-09|website=[[朝日新聞]]|df=ja}}</ref><ref>[https://www.facebook.com/Embassy-of-Egypt-in-Tokyo-520203215039491/ Embassy of Egypt in Tokyo Facebook, June 9, 2020]</ref>。 |
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=== 民主党政権及びその政策に対する批判 === |
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* [[2009年]]8月の[[第45回衆議院議員総選挙]]とその結果を受けての[[鳩山由紀夫内閣]]成立は「[[日本解放第二期工作要綱]]が決行された結果である」と自分のメールマガジンで主張<ref>[http://www.yuriko.or.jp/mail_m/090921.shtml e-コムネット第46号]{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>。[[11月26日]]には、鳩山由紀夫内閣が進める[[事業仕分け]]について、「[[中国共産党|中共]]の「[[日本解放第二期工作要綱|日本解放工作要綱]]」にならえば、[[事業仕分け (行政刷新会議)|事業仕分け]]は日本弱体化の強力な手段。カタルシスを発散させながら、日本沈没を加速させる」と述べている<ref>{{twitter status|ecoyuri|6083239039|中共の「日本解放工作要綱」にならえば、事業仕分けは日本弱体化の強力な手段。カタルシスを発散させながら、日本沈没を加速させる…。}}</ref>。 |
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ジャーナリストの[[山田敏弘]]がカイロ大学教授の[[アーデル・アミン・サーレ]]に取材して小池の在籍記録を調べたところ、小池が1976年にカイロ大学文学部社会学科を「グッド{{Efn|サーレによれば、上からエクセレント、ベリーグッド、グッド、アクセプタブル(ここまでが合格)、ウィーク、ベリーウィークの6段階評価で、小池は真ん中ぐらいの成績だったという<ref name="livedoor20170605"/>。}}」の成績で卒業した記録が残っていた。サーレは「カイロ大学は今でも4人に1人は留年するが、彼女は4年間で卒業している。これはすごいこと。10月に卒業したことになっているが、普通は7月卒業なので、2か月遅れたのは卒業前にも補習を受ける必要があったからだろう。相当に大変だったのではないか」と話していたという<ref name="livedoor20170605">[https://web.archive.org/web/20200609101125/https://news.livedoor.com/article/detail/13158175/ 「「カイロ大首席卒業」囁かれた小池知事、現地取材で真相判明」]週刊ポスト2017年6月16日号</ref>。 |
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* [[2010年]][[3月11日]]、自身のTwitterにおいて、[[朝鮮学校]]の高校無償化に反対し、「[[反日教育]]を進めている[[北海道教職員組合|北教組]]の傘下にある北海道の高校も同類」と書き込み、[[北海道]]の[[高校]]の授業料無償化にも反対の姿勢を示した<ref>{{twitter status|ecoyuri|10322465646|『朝鮮学校の無償化、首相「法案成立後に判断」』(朝日) それはないでしょ!! 絶対反対! 反日教育を進めている北教組の傘下にある北海道の高校も同類。}}</ref>。 |
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小説家で{{仮リンク|カイロ・アメリカン大|en|The American University in Cairo}}大学院修士の[[黒木亮]]は、小池のアラビア語に諸々の誤りが見られると指摘。クウェートの女性大臣と[[フスハー]]で話そうとしてしどろもどろになったり、[[カダフィ大佐]]訪問時はほとんど会話にならないといった、「お使い」レベルのアラビア語であり、到底大学教育に耐えられるものではないとしたほか<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://gendai.media/articles/-/72911?page=3 | title = 再燃する小池百合子の「学歴詐称」疑惑…首席も、卒業すらも嘘なのか | website = [[現代ビジネス]] | publisher = [[講談社]] | date = 2020-05-29 | accessdate = 2020-06-15}}</ref>、小池が『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年)の58ページに、1年目に落第し、次の学年に進級できなかったと記述していることから{{Sfn|小池|1982|p=58}}、卒業には最低で5年かかり、早くても1977年となるのだから、1976年10月卒業と記載されている「小池の卒業証書は信用出来ない」と述べている<ref>小池百合子「カイロ大卒」の真偽(最終回)[https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871 1/5][https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871?page=2 2/5][https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871?page=3 3/5][https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871?page=4 4/5] [https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871?page=5 5/5] 週刊現代</ref>。また黒木は、カイロ大学を含むエジプトの国立大学では、小池が卒業したと称している[[アンワル・アッ=サーダート|サダト政権]]時代(1970~81年)から不正な卒業証書の発行が行われており、小池の卒業証書は[[ムハンマド・アブドゥル・カーデル・ハーテム]]のコネを利用したものだ、と主張している<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://gendai.media/articles/-/72912?page=5 | title = カイロ大学の深い闇…小池百合子が卒業証書を「出せない」理由| website = [[現代ビジネス]] | publisher = [[講談社]] | date = 2020-05-30 | accessdate = 2020-06-15}}</ref>。 |
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同年7月5日、都知事選執行。小池は経歴詐称疑惑を切り抜け、得票の59.7%を獲得して再選された<ref name="nhk20200705"/>。 |
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==== 2024年都知事選 ==== |
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2024年4月9日、[[文藝春秋]]の記事で、元都民ファーストの会事務総長の[[小島敏郎]]が2020年に公表されたカイロ大学の声明文について疑問を呈した<ref name="kojima20240409">{{cite web | author=[[小島敏郎]] | url=https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7887 | title=「私は学歴詐称工作に加担してしまった」小池百合子都知事 元側近の爆弾告発 | publisher=文藝春秋 | date=2024-4-9 | accessdate=2024-4-22 }}</ref><ref>{{cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/70067 | title=文藝春秋2024年5月号 目次 | publisher=文春オンライン | date= | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。小島は4月12日の取材において、声明文の提案を自身が行ったことや提案から掲載までの期間が短かったことから「自分は偽装工作に加担してしまったのではないか」と述べた<ref name="NHK20240412">{{Cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240412/k10014420511000.html |title=小池都知事 学歴の信ぴょう性に疑問呈する雑誌記事に反論 |accessdate=2024-04-16 |date=2024-04-12 |work=NHK NEWS WEB}}</ref>。また、同誌には元同居人Kによる記事も掲載されており、それによると小池が日本の新聞に「カイロ大学文学部社会学科を日本人女性として初めて卒業した」などと取り上げられた際に「そういうことにしちゃったの?」とKが問うと、小池は「うん」と屈託なく言ったという<ref>{{Cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/71380 |title=「このまま黙って死んだら私に悔いが残る」カイロ時代の友人が明かした小池百合子都知事“疑惑の大学生活”【実名告白】(『文藝春秋』5月号掲載時の記事名は「カイロで共に暮らした友への手紙」) |access-date=2024年6月22日 |publisher=文春オンライン}}</ref>。 |
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小池は4月12日の定例記者会見で「(声明文は)カイロ大学が意思を持って出したと認識している」と述べ、カイロ大学が卒業を認めていることを指摘した。そのうえで「卒業証書や卒業証明書は公にし、記者会見や都議会などでも説明している」と反論、「選挙のたびに記事が出るのは残念だ」と述べた<ref name="NHK20240412"/>。 |
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[[舛添要一]]は、2024年[[4月15日]]公開の[[ABEMA]]ニュースで、40年前に小池と会話した際、カイロ大学の首席卒業について賛辞を贈ったところ、小池の答えは「学生は私一人しかいなかったの。だから首席でもあるしびりでもある」という回答だったという。しかし、[[2018年]]の小池の都知事就任会見で「首席」とは言わず「ベリーグッドと先生に言われた」とだけ発言したことを取り上げ、40年間騙されたとした。また、舛添によると、エジプトの大学は卒業証書の偽造などは日常茶飯でいい加減であるという。そして小池はエジプト政府に借りができているとし、そのためエジプトに頭が上がらず[[国政]]に戻って[[外交]]などできるわけはないなどと発言した<ref name="ABEMA">{{Cite web|date=|url=https://www.youtube.com/watch?v=u_MDZpL826s&t=330s|title=【暴露】小池都知事の学歴詐称疑惑が再燃「1人だったから首席だった」舛添前都知事が小池氏につかれた嘘|publisher=ABEMAニュース|accessdate=2024-4-15}}</ref>。 |
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小池は4月19日の定例記者会見で、カイロ大学の声明文の作成について「私自身が関知しているものではない」と述べ、カイロ大学の判断によるものであるという見解を改めて示した<ref name="kojima20240419">{{cite web |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/322283 | title=小池百合子知事、元側近がメール暴露した学歴詐称疑惑をまた否定 カイロ大の声明「私自身が関知してない」 | publisher=東京新聞 | date=2024-04-19 | accessdate=2024-04-02 }}</ref>。その上で「カイロ大を正式に卒業しており、大学が発行している卒業証書を公にしている」とした。 |
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6月11日、カイロ時代に小池一家の世話をした[[朝堂院大覚]]が東京都庁記者クラブで会見を開き、小池は3年生に進級できず、カイロ大学を中退したと発言した<ref>{{Cite web |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2eee91459d401f4a07c98570f902b7681882b8 |title=「小池さんはカイロ大を卒業していない」都知事の父を支えてきた“最後のフィクサー”都庁で「緊急会見」で語った中身 |access-date=2024年6月22日 |publisher=Yahooニュース}}</ref>。この件について、6月12日のぶら下がり会見において記者が「昨日朝堂院大覚さんがね…」と質問をしようとしたが、途中で途切れて他の記者による質問に移ったため、小池はコメントしていない{{efn|会見の様子はYoutube上でオンラインメディア「Arc Times」が公開している<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=dzRYdHqQdj4 (ノーカット版) 【小池百合子知事、6/12 逃亡会見の恥 /朝堂院...に激しく動揺した小池氏/佐藤章×尾形聡彦×望月衣塑子】]</ref>。}}。 |
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6月18日、小島敏郎が[[公職選挙法]]違反(虚偽事項の公表)の容疑で小池を東京地検に刑事告発した旨を公表した<ref>{{Cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/71481 |title=「小池百合子都知事を今朝、公職選挙法違反容疑で刑事告発しました」 元側近・小島敏郎氏が語る“7つの重大証拠” |access-date=2024年6月22日 |publisher=文春オンライン}}</ref>。 |
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6月21日、小池の実兄が週刊文春の取材に応じ、学歴詐称を否定した<ref name=":1">{{Cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/71679 |title=小池百合子都知事の実兄が告白70分「妹はカイロでたらいに水張って足突っ込んで勉強していた」「僕は政府転覆のためにモンゴルへ」 |access-date=2024年6月27日 |publisher=文春オンライン}}</ref>。兄によると、遅くとも1971年までに小池はカイロに行っており、カイロのアメリカンスクールに入学して2年間アラビア語を勉強、2年の時にカイロ大学に編入し、カイロ大学は1976年に卒業したと述べた<ref name=":1" /><ref>{{Cite web |title=「妹は秘密主義やから」小池百合子氏の兄が “女帝” の素顔を初告白…学歴詐称疑惑に「俺はカイロで見た」新証言 |url=https://smart-flash.jp/sociopolitics/290573/ |website=Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] |date=2024-06-16 |access-date=2024-07-04 |language=ja |last=fukushimashuichi}}</ref>。 |
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カイロ大学の名誉教授で同大の卒業実務にも関わっていたハムザ・イサム[[東京国際大学]]教授は、6月18日の小島の記者会見において「卒業証明書は本物です」と証言した<ref>{{Cite web |url=https://mag.minkabu.jp/politics-economy/26373/ |title=「これは人種差別だ!」記者会見突入の元カイロ大副学部長が訴え…“不正な卒業証明書を発行した”という指摘に「大学の名誉を傷つけられた」独占インタビュー |date=2024年7月1日 |access-date=2024年7月3日 |publisher=MINKABU}}</ref>。ハムザは[[MINKABU]]のインタビューで「(小池が)カイロ大学を卒業した記録がある」として疑惑を否定し、不正な卒業証明書を発行したとする主張は大学の名誉を傷つけるものだとした。 |
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7月7日、[[2024年東京都知事選挙]]が投開票され、291万8015票(得票率42.8%)で東京都知事に再選された<ref name="nhk20240708"/>。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
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* かつて自宅を共同で購入し(後に小池に売却)同居し会計責任者や大臣秘書官を歴任した従弟は中国当局に拘束された後、2021年に東京地検特捜部が摘発した太陽光発電関連会社との関係性が取り沙汰されている<ref>週刊文春2024年6月20日15頁</ref>。 |
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* [[2007年]][[7月26日]]、[[青森県]][[弘前市]]で行なわれた[[第21回参議院議員通常選挙]]の[[参議院比例区|比例区]]に立候補した候補者の応援演説において、[[1995年]]の[[阪神・淡路大震災]]における救援活動について「アメリカが支援に神戸港に入ろうとしても、港湾組合が厳しくてなかなか着岸できなかった」と発言。これに対して港湾労組協議会は「拒否した事実はない」と否定している。小池側は「非核証明がない限り入港できないという、[[非核神戸方式]]を念頭に置いた発言」としている<ref>小池防衛相:「神戸の港湾組合、震災支援を阻害」発言(毎日インタラクティブ 記事はサイトリニューアルにより消滅)</ref>。 |
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* [[東京都]][[練馬区]][[桜台 (練馬区)|桜台]]在住<ref>{{Cite web2|df=ja|title=練馬区で従兄弟一家と同居する都知事のご自宅訪問|小池百合子の「グランマの部屋」へようこそ|url=https://courrier.jp/news/archives/80498/|website=クーリエ・ジャポン|accessdate=2020-08-23|publisher=講談社|date=2017-03-24}}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.jprime.jp/articles/-/17795|title=小池百合子都知事、勇ましさの裏で「もう、女じゃなくなった」記者の前で涙した過去|newspaper=週刊女性PRIME|date=2020-04-30|accessdate=2021-06-30}}</ref>。 |
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* [[2016年東京都知事選挙]]に立候補する直前の2016年7月8日に[[日本外国特派員協会]]で実施された記者会見で、[[ジャーナリスト]]の[[江川紹子]]は、小池が過去に[[在日特権を許さない市民の会]]の関連団体に招かれて講演をおこなったことがあると述べた。小池は、「いろんな講演会に招かれることはしばしばございます。しかし私は在特会という、最近よく出ておりますけど、それについてはよく存じておりません。また、私を招いてくれた会は、こことどういう関係にあるか知り得なかったということでございます。よって、その認識はないということです」と返答した<ref>[http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/08/koike-yuriko-conference_n_10879790.html 小池百合子氏、在特会の関連団体での講演を指摘され「よく存じておりません」]『The Huffington Post』2016年7月8日</ref>。 |
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* 高校時代以来髪を伸ばしたことがなく、一貫してショートカットであった<ref name="nikkansports20121220">{{Cite news2|df=ja| url = http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20121220-1061984.html | title = 小池百合子氏が「臥薪嘗胆ヘア」ばっさり | newspaper = [[日刊スポーツ]] | date = 2012-12-20 | accessdate = 2016-07-19 }}</ref>。自民党が政権を失った後、政権に復帰するまで髪を切らないと宣言した<ref name="nicovideo20121220">{{Cite news2|df=ja|date=2012-12-20|url=https://ch.nicovideo.jp/nicospa/blomaga/ar24001|title=内閣入り内定!? 小池百合子が断髪式でショートカット復活|publisher=ニコSPA!政策論壇|accessdate=2016-06-30}}</ref>。小池は「つらいこと(=伸びた髪)を自分に課そうと思った」と語り、自ら「[[臥薪嘗胆]]ヘア」と名付けた<ref name="nikkansports20121220"/>。2012年12月16日に行われた衆議院議員総選挙において自民党が政権に復帰し、小池自身も2期ぶりに小選挙区からの当選を果たした。この結果を受け、同年12月19日、後援会関係者らが参加して「[[断髪式]]」が行われた<ref name="nicovideo20121220"/>。1年2ヶ月の間切らなかった髪は肩下まで伸びていたが、自民党の[[河村建夫]]選対局長や[[三原じゅん子]]参院議員ら50人以上が[[大相撲]]の断髪式にならって髪にハサミを入れ、元のショートカットに戻った。会場は最初[[両国国技館]]での開催を希望したが<ref>{{Cite web2|df=ja| url =https://www.yuriko.or.jp/blog/archives/3330 | title = 政権奪還!いよいよ断髪。 - コラム・寄稿 - 小池ゆりこ オフィシャルサイト| date = 2012-12-12 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>、都内のホテル<!--上記「ニコSPA!」掲載の画像から、ホテルメトロポリタン(池袋)3F宴会場「光」-->で行われた。 |
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* [[日本解放第二期工作要綱]]を「昭和47年に明らかになった中国共産党による秘密文書」として紹介している。[[2009年]]8月の[[政権交代]]による[[民社国連立政権]]成立によって第2期解放工作の民主連合政府の形成という目標が達成されたとしており、[[大韓民国|韓国]]が[[中国共産党]]の対日工作に呼応すれば、韓国も独自の地位を確保することが可能になるであろうとしている<ref name=koike20090921>{{cite web |
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* [[エジプト]]に留学していた21歳の頃、日本人留学生の一般人男性と[[結婚]]し、[[離婚]]している<ref>[https://cir.nii.ac.jp/crid/1523106604837005440 "藤吉雅春『小池百合子研究』週刊文春 2005年10月20日号]</ref><ref>『小池百合子 封印の二十一歳』[[光文社]] [[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]] 通巻1020号</ref>。 |
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|url = http://www.yuriko.or.jp/mail_m/090921.shtml |
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* 小池によれば、顔の頬の部分に[[痣]]があり、キャスター時代は化粧で隠すことに苦労したという。都知事選時に[[石原慎太郎]]が小池を「厚化粧の女」と発言した際は、「ちょっとぐさっときたかな」と思ったという<ref>{{Cite news2|df=ja| url = https://www.huffingtonpost.jp/2016/07/31/ikegami-vs-yuriko_n_11284602.html | title = 小池百合子氏に池上彰氏が「なんで嫌われているのですか」と質問、その答えは?【都知事選】 | publisher = The Huffington Post | date = 2016-07-31 | accessdate =2016-10-28 }}</ref>。小池によれば、猪瀬直樹の後継都知事選挙では、事前に石原から出馬の打診があったという<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186422/4 |title=小池百合子氏「私は自民ではなく都連の一部と戦っている」 |date=2016-07-27 |newspaper=日刊ゲンダイ}}</ref>。 |
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|title = No.046 小池百合子のメールマガジン『e-コムネット』 |
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* かつては喫煙者であり、1980年代には[[高須克弥]]とともに「愛煙家のためのシンポジウム」に参加し、マスコミの前で[[たばこ]]をふかすパフォーマンスを披露することもあった<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.zakzak.co.jp/article/20180703-G5D5WB7UZFPUJKMEP6JGEOI7L4/ |title = かつて小池都知事とは「愛煙家シンポ」に参加…時代の流れだね 都独自の受動喫煙防止条例 |newspaper = [[夕刊フジ]] |publisher = [[産業経済新聞社]] |date = 2018-07-03 |accessdate = 2022-08-01 }}</ref>。国会議員時代は愛煙家議員連盟[[もくもく会]]にも所属していたが、東京都知事になる頃には[[禁煙]]をしており、受動喫煙防止の旗振り役を担っている<ref>{{Cite news2|df=ja|url = https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297372/2 |title = 小池都知事は11.15開催の委員会も欠席…長引く不在で懸念される「深刻病状」 |newspaper = [[日刊ゲンダイ]] |publisher = 株式会社日刊現代 |date = 2021-11-14 |accessdate = 2022-08-01 }}</ref>。 |
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|pubilisher = 小池百合子 |
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* [[1997年]]末には[[盲腸]]の手術を、翌[[1998年]]5月には[[子宮筋腫]]の手術を受けた{{Sfn|大下|2008|p=169}}。子宮全摘出で3週間入院した<ref>[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/colum98/corum9807.shtml KOIKE Yuriko *手記 小池ゆりこ「子宮全摘出」の記録*] - 週刊宝石7月16日号より</ref>。 |
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|date = 2009/09/21 |
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* [[2006年]][[3月29日]]、肺炎<ref>[https://web.archive.org/web/20060411211417/http://www.yuriko.or.jp/060405.htm "小池百合子ホームページ*]</ref>により40度近い熱を出し[[脱水 (医療)|脱水症状]]で入院したが、[[4月14日]]に退院して公務に復帰した{{Sfn|大下|2008|pp=289-291}}。 |
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|accessdate = 2010/05/30 |
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* [[2014年]]の第186回国会において、過去に、[[国務大臣|大臣]]、[[副大臣]]、[[大臣政務官|政務官]]、補佐官、[[衆議院議長|議長]]、副議長、委員長の要職にあった衆議院議員で、質問、[[議員立法]]、[[質問主意書]]のいずれかの提出がなかった24人の議員([[野田佳彦]]、[[小沢一郎]]、[[野田毅]]、[[亀井静香]]、[[鳩山邦夫]]、[[中村喜四郎]]、[[浜田靖一]]、[[高村正彦]]、[[平沼赳夫]]、[[丹羽雄哉]]、[[額賀福志郎]]、[[大島理森]]、[[川崎二郎]]、[[金子一義]]、[[山口俊一]]、[[山本有二]]、[[大畠章宏]]、小池百合子、[[細田博之]]、[[塩谷立]]、[[渡海紀三朗]]、[[林幹雄]]、[[伊藤達也]]、[[佐藤勉]])の一人として紹介されている<ref>「国会議員三ツ星データブック」、186国会版 国会議員三ツ星データブック、特定非営利法人「万年野党」著。ISBN 978-4905239239</ref> |
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}}{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>。 |
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* [[2016年]]に第29回[[DIME (雑誌)#DIMEトレンド大賞|小学館DIMEトレンド大賞]]では、創刊30年記念として創設された「DIME創刊30周年記念 トップリーダー賞」を受賞<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081460/full/|title=吉田沙保里、「話題の人物」に 小池都知事は「トップリーダー賞」受賞|newspaper=ORICON STYLE|date=2016-11-15|accessdate=2016-11-15}}</ref>。また、「[[ヴォーグ (雑誌)|VOGUE JAPAN]] Women of the Year 2016」 <ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081875/full/|title=高畑充希、飛躍の一年を回顧「台風の目にいるような感じ」|newspaper=ORICON STYLE|date=2016-11-24|accessdate=2016-11-24}}</ref>、第45回[[ベストドレッサー賞]](政治部門)<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/01/kiji/K20161201013823560.html|title=小池知事2度目ベストドレッサー賞「あまり体形が変わってない」|newspaper=スポニチアネックス|date=2016-12-01|accessdate=2016-12-01}}</ref>を受賞。 |
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* [[2017年]]4月、[[アメリカ合衆国]]の雑誌『[[タイム (雑誌)|タイム]]』が選ぶ2017年の世界で最も影響力のある100人に選出された<ref>{{cite journal|date=2017-04-20|title=The 100 Most Influential People|url=http://time.com/collection/2017-time-100/4742712/yuriko-koike/|journal=TIME}}</ref>。 |
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== 政治資金 == |
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* [[朝日新聞]]は2007年11月26日、[[政治資金収支報告書]]において[[2003年]]から4年連続で繰越金が0円であった団体の一つに小池が代表を務める政党支部を挙げた<ref name="asahi20071126">{{Cite news2|df=ja| url = http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200711260173.html | title = 政党支部、収支ピタリ一致の「怪」 「帳尻合わせない」 | publisher = [[朝日新聞]] | date = 2007-11-26 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20071128075525/http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200711260173.html | archivedate = 2007-11-28 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。小池の事務所は、「実際にかかった費用を積み上げ、法にのっとって適切に処理した結果だ」<ref name="asahi20071126"/>としている。 |
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{{告知|situation=この節|section=「評価」節は削除すべきでは?|2=「評価」節は削除すべきでは?|date=2016年7月22日 (金) 00:41 (UTC)}} |
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* [[産経新聞]]は2016年7月4日、小池が代表を務める自民党東京都第10選挙区支部が、支援者が所有するビルの一室を相場価格の半額ほどで賃借しながら、差額を寄付として政治資金収支報告書へ記載する義務を怠っていたと報じた<ref name="sankei20160704">{{Cite news2|df=ja| url = https://www.sankei.com/article/20160704-44F47EDKZNPHJIEODRXTOKNTJQ/ | title = 【東京都知事選】小池百合子氏代表の支部事務所が支援者ビルに格安入居 政治資金規正法抵触も | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-04 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。神戸学院大学教授の[[上脇博之]]は「[[政治資金規正法]]に抵触する可能性がある」と主張した<ref name="sankei20160704"/>。小池の事務所は、「提示された金額を見て借りることにしたので、寄付という認識は全くない」と説明し<ref name="sankei20160704"/>、産経新聞の報道内容への反論をおこなった<ref>{{Cite news2|df=ja| url = http://www.sankei.com/affairs/news/160704/afr1607040029-n1.html | title = 【東京都知事選】小池百合子氏側が反論「報道に違和感」 支援者ビル格安入居問題 | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-04 | accessdate = 2016-07-21 }}</ref>。 |
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=== 都知事選立候補に際する言及 === |
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* 1992年7月に小池が参議院議員に初当選すると、それまで政治家になることに反対していた[[オリックス (企業)|オリックス]]社長の[[宮内義彦]]は小池に後援会の設立を促した。後援会は小池の下の名前もかけて「フォーラム・ユーリカ」と名付けられ、宮内が会長に就任した。このとき[[資金管理団体]]も設立されるが、同名の「フォーラム・ユーリカ」とされた{{Sfn|大下|2016|p=}}<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://pdf.openpolitics.or.jp/131401/2012.pdf |title=政治資金収支報告書 フォーラム・ユーリカ(平成24年分 定期公表) |website=[[政治資金センター]] |publisher=総務省 |date= |accessdate=2024-7-31 }}</ref>。「フォーラム・ユーリカ」は、[[2016年東京都知事選挙|都知事選]]後の2016年12月に資金管理団体の指定を取り消され、2017年6月に解散した<ref>{{Cite web2|df=ja|url=http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SD20171222/78.pdf |title=政治資金収支報告書 フォーラム・ユーリカ(平成29年分 解散分) |publisher=総務省 |date=2017-12-22 |accessdate=2019-12-04 | archivedate=2018-12-02 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20181202142405/http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SD20171222/78.pdf }}</ref>。小池は[[2017年東京都議会議員選挙|都議選]]を控えた同年6月1日、[[都民ファーストの会]]代表に就任<ref name="nikkei20170601" />。選挙大勝後の8月、政治団体「百乃会(ひゃくのかい)」を設立した。代表と会計責任者には元衆議院議員の[[杉浦正健]]が就いた{{Sfn|【政治資金収支報告書】 百乃会(平成29年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 百乃会(令和4年分 定期公表)}}。再選に向け、2019年1月4日に新たな資金管理団体「百成会」を設立した<ref>{{Cite news2|df=ja| author=原昌志、岡本太、石原真樹 |url =https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201911/CK2019112102000142.html | title =【東京】都18年 政治資金収支報告 収支は平成で最低 パーティー収入、最高13.7億円 | newspaper =[[東京新聞]] | date=2019-11-21 | accessdate =2019-12-04 }}</ref><ref>{{Cite news2|df=ja| author= |url =https://mainichi.jp/articles/20190220/ddl/k13/010/013000c | title =小池知事 2期目へ始動? 「百成会」政治資金パーティー /東京 | newspaper =毎日新聞 | date=2019-02-20 | accessdate =2019-12-04 }}</ref><ref>『[[週刊文春]]』2019年4月11日号、162頁。</ref>{{Sfn|【政治資金収支報告書】 百成会(令和元年分 定期公表)}}{{Sfn|【政治資金収支報告書】 百成会(令和4年分 定期公表)}}。 |
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* [[2016年東京都知事選挙]]に立候補する直前、小池は自民党に推薦を要請し、自民党東京都連会長の[[石原伸晃]]に面会した。しかし小池は都連の決定を待たずに出馬表明したため、同年[[7月6日]]、石原は「やっぱり小池さんは自由人なんですね、そう思った」と述べた<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/160706/plt1607060077-n1.html 「やっぱり小池百合子氏は自由人」「『時間がない』と」自民・石原伸晃都連会長、谷垣禎一幹事長との協議後、記者団に]『産経ニュース』2016年7月6日</ref>。[[7月11日]]に党本部で開催された都連会合でも、石原は「わがままだなとは思ったが推薦依頼があったので、このような席に出てきて都政にかける意気込みをぜひ聞かせていただきたく思っていた。(小池に)連絡しているが、出席には至っていないのは残念だ」と述べている<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110172-n1.html 石原伸晃自民都連会長「小池百合子氏はわがままだ」 萩生田光一官房副長官「公党への侮辱ではないか」]『産経ニュース』2016年7月11日</ref>。 |
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* 東京都医師会の政治団体が2022年に小池のパーティ券を150万円、小池が代表を務める都民ファーストのパーティ券を100万円分購入したことに対して医師会は「理念や政策が方向性が近しいと考える」というコメントを出している<ref>週刊文春2024年6月20日16頁</ref>。 |
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* [[野田聖子]]は、[[2016年]][[7月12日]]に行った[[早稲田大学]]での講演で「小池百合子さんとは同期。すばらしい女性だ。私にはない強さがある。彼女はどんどん突っ走っていくタイプ。そういった意味で、一国一城に向いている。国会は法律をつくるのに20人くらい仲間がいないと出せないので根回しが必要。いい人じゃないと『あいつは嫌なやつだから応援しない』、そういうのが渦巻くところだが、都知事はトップ。私はまったく向いていないが、彼女には資質はあると思う」と述べた<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ7D6VB3J7DUTFK016.html 「『小池百合子さんは都知事の資質ある』自民・野田聖子氏」]『朝日新聞デジタル』2016年7月13日</ref>。 |
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:{| class="wikitable" |
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=== 官僚からの評価 === |
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|+ 小池百合子個人の政治団体 |
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* 小池が[[環境大臣]]を務めた[[2003年]]から[[2006年]]にかけて[[環境省#環境事務次官|環境事務次官]]として小池に仕えた[[炭谷茂]]は、小池は外交政策や経済政策に強く、明確なビジョンを示す力や、戦略を進める人脈が広いため、「[[総理大臣]]は、小池さんで大丈夫」だと述べた<ref>大下『小池百合子の華麗なる挑戦』p392</ref>。 |
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! 区分 !! 団体名 !! 設立日 !! 解散日 !! 代表者 |
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|rowspan="2"| [[資金管理団体]] || フォーラム・ユーリカ || 1992年 || 2017年6月 || 小池百合子 |
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| 百成会(ひゃくせいかい) || 2019年1月4日 || || 小池百合子 |
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| 政治団体 || 百乃会(ひゃくのかい) || 2017年8月 || || [[杉浦正健]] |
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== 発言 == |
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=== 小沢一郎に関して === |
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==== 小沢を支持した理由 ==== |
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* [[新進党]]、[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]に在籍していた約6年間に[[小沢一郎]]を支持していた理由について、「小沢さんが九三年に刊行された『日本改造計画』に大変な感銘を受けたからだ」<ref name="chuokoron">「それでも時代は、小沢総理を求めるのか」『[[中央公論]]』2008年10月号、p67</ref>と説明しながらも、「ところが、小沢さんが掲げた改革を断行し、[[護送船団]]の社会構造を廃して[[自己責任]]の社会を実現しようとしたのは小沢さんならぬ、[[小泉純一郎]]元総理、その人であった」<ref name="chuokoron" />と評している。 |
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* 小沢の[[政治]]手法については、「極論すれば、小沢氏の政治行動の基準は、わずか二枚のカードに集約される、と。それは『政局カード』と『理念カード』である。具体的にいえば、『政局カード』とは持論である[[政権交代]]という錦の御旗を立てることであり、『理念カード』とは[[安全保障]]を中心にした[[政策]]構想である。小沢氏というと政治的駆け引きに長けているように見えるが、決してそんなことはない。むしろやり方はシンプルだ。自民党を離党し、細川政権の樹立から今日まで、手の内のカードはこの二枚を駆使することに尽きる。ある時は『政局カード』を振りかざし、それが手詰まりになると見るや、今度は『理念カード』を切る。この繰り返しである」<ref name="bungeishunju">[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/column2008/col080122.shtml 「小沢一郎と小泉純一郎を斬る」]『[[文藝春秋]]』2008年1月号、p129 {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160803133823/http://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/column2008/col080122.shtml |date=2016年8月3日 }}</ref>と評している。 |
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==== 小沢と決別した理由 ==== |
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* また、小池が[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]を離党して[[保守新党|保守党]]に参加し、小沢と決別した理由については、「ここで[[連立政権]]を離れて[[野党]]になれば、小沢氏の『理念カード』によって、政策の先鋭化路線に再び拍車がかかることは想像できる。一方で、[[経済企画庁]]の[[政務次官]]の仕事を中途半端に投げ出すことには躊躇した」「少々心細くもあったが、実は『政局』と『理念』の二枚のカードに振り回されることにも、ほとほと疲れていた。」<ref name="bungeishunju" />「かつて小沢さんは、自由党時代に取り組んだはずの[[国旗及び国歌に関する法律|国旗・国歌法案]]について、自民党との連立政権から離脱するなり、180度転換し、『反対』に回った。国旗・国歌法案は国家のあり方を問う重要な法案だ。政治の駆け引きで譲っていい話ではない。同じく外国人地方参政権の法案についても自由党は反対であったはずが、[[公明党]]の取り込みという目的のために、『賛成』へと転じたことがある。国家の根幹を揺るがすような重要な政策まで政局運営の“手段”にしてしまうことに私は賛成できない。これが私が小沢代表と政治行動を分かとうと決意する決定打となった」<ref name="chuokoron" />と説明している。 |
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==== 小沢への批判 ==== |
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* 2012年には、作家の[[大下英治]]によるインタビューで、「[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]の時に広報戦略を担当していた時の面白い資料が出てきたんです。『小沢一郎が[[永田町]]で嫌われるわけ』という[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]の、私が作った[[絵コンテ]]。『先見性がある、リーダーシップがある、決断力がある、正論を言う、実行する、先送りしない、本音を言う、役人に使われない。政策を重視する……』と続くんですが、当時は小沢さんの半面しか知らなかったから、今から考えるといくつか全く違うところもある」「政策はあるけれども、それ以上に政局が第一なんじゃないかと。今回の新党(引用者注:[[国民の生活が第一]])でつくづく感じましたね」「小沢さんは政局を目的化しすぎ。政権を取った時、言っていた政策と行動があまりにも違う」「小沢さんは[[細川内閣]]で[[二大政党制|2大政党制]]による政権交代可能な政治制度を作ると言って[[小選挙区制]]を導入した。小選挙区制度では新党を作るのは不利だと一番分かっているのが小沢さんなのに、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]を離党して4回目の新党を作った」と述べた<ref>小池百合子、大下英治「小泉純一郎と小沢一郎 『勝負所』を知り尽くした2人の男について」『[[週刊ポスト]]』2012年8月31日号、p41、43</ref>。 |
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* [[週刊朝日]]による2012年のインタビューでは、「小沢さんを取り巻く人が抱く感情の変遷には、3段階ある。第1段階は、小沢さんを恐れ多く思う。私も『日本を変えるのは、そんじょそこらの人にはできないが、小沢さんならできる』と思っていた。第2段階は『すごい』と『えっ?』の間を行ったり来たりする。第3段階は『enough(もう十分)』と言って去っていく。新党についていったのは第1、第2段階の人。参加しなかったのは第3段階の人でしょう」と述べている<ref>「『小沢教』信者・脱会者14人が告白 実録 惚れた瞬間切れた瞬間」『[[週刊朝日]]』2012年7月27日号、p24</ref>。 |
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=== 沖縄メディアへの批判 === |
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[[2013年]]3月に「[[沖縄県|沖縄]]の先生(=自民党議員)方が何と戦っているかというと、沖縄のメディアなんですよ。今日はこちらに地元メディアもいると思うが、しかしながら、あれと戦って今回のご当選をされてきたということは、むしろ沖縄のメディアの言っていることが本当に県民をすべて代表しているとは、私ははっきり言って思いません。これからも堂々と地元と国会議員としての役割を果たして頂けるように後押しをさせていただきたい」と党国防部会で述べた<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY201303260369.html |title=「戦っている相手は沖縄のメディア」小池元防衛相 |newspaper=朝日新聞 |date=2013-03-26 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130326184327/http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY201303260369.html |archivedate=2013年3月26日}}</ref>。 |
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=== 「女性は子供を産む機械」発言への批判 === |
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女性を「子供を産む機械」に例えた[[厚生労働大臣]][[柳澤伯夫]]の発言に対し、[[2007年]][[2月4日]]に出演したテレビ番組で「柳澤さんだけじゃなくて、[[イスラム教|イスラム]]の国よりも、日本における男性の、女性に対する見方は遅れてるんじゃないか」と批判した<ref>{{Cite news2|df=ja| url = http://www.asahi.com/politics/update/0204/005.html | title = 小池首相補佐官、厚労相の「産む機械」発言に不快感 | publisher = [[朝日新聞]] | date = 2007-02-04 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20070206021234/http://www.asahi.com/politics/update/0204/005.html | archivedate = 2007-02-06 | accessdate = 2016-07-22 }}</ref>。 |
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=== 外国人参政権への批判 === |
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[[2010年]][[1月22日]]の[[衆議院]][[予算委員会]]において外国人参政権について質問し、[[赤松広隆]][[農林水産大臣]]の「[[日本における外国人参政権|外国人参政権]]は[[在日本大韓民国民団|民団]]への[[マニフェスト|公約]]」という発言について質し、さらに[[亀井静香]][[金融担当大臣]]から「私の所属しております[[国民新党]]は付与することについては反対でありますし、私としても反対であります」との答弁を引き出した。 |
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なお、小池本人は保守党在籍当時の[[2000年]]11月に、同じ衆議院の特別委員会で法案提案者の一人として「[[税金]]を払っている在日の方々がそれに対して意見を、また参政権という形で、選挙という形で意見を述べるのは、これは当然ではないかというような意見もある」「在日の皆さま方のことを考えると同時に、日本そのものを考えるという大変大きなモメンタムである」と発言している(一方で提案説明の中で「やはり[[国民]]の声の中では幾つかの問題提起もされている」「地方の政治と国政とは実は非常に密接に関係してくる」「(南北朝鮮の民団と[[在日本朝鮮人総聯合会|総連]]という関係が敵対して)一本化されていないということに一抹の不安を覚える」「[[国籍]]を取りやすくするということも、この法案とはまた別にその選択肢も十分ある」と導入に慎重とも受け止められる意見もしている。ただし、「国籍取得をより簡便にするということをまず考えなければならない」として、国政選挙権の行使も可能となる[[帰化]]に積極的であった)<ref>[https://web.archive.org/web/20050420102209/http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/007115020001122014.htm 衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 2000年11月22日議事録](2005年4月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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2016年東京都知事選挙では、外国人地方参政権への反対を表明した<ref>{{Cite news2|df=ja| url = https://www.sankei.com/article/20160718-FNTO5WRO4ZMPND57NC3J7YHBBQ/2/ | title = 【政界徒然草】都知事選で小池百合子流のけんか殺法はどこまで通用するのか? 鳥越俊太郎氏の出馬でやや計算に狂いが… (2/4ページ) | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-18 | accessdate = 2017-04-12 }}</ref>。 |
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===旧統一教会との関係=== |
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*2022年7月29日、東京都庁で行った定例会見上で旧[[統一教会]]との接点を問われ「私は全く関係がない」とした<ref>{{Cite news2|df=ja| url = https://web.archive.org/web/20220806161231/https://mdpr.jp/news/detail/3278355 | title = 小池都知事、旧統一教会との接点問われ「対抗馬がそちらとどっぷりで…」と苦笑 | publisher = [[Sirabee]] | date = 2022-07-29 | accessdate = 2022-08-07 }}</ref>。 |
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**自身の衆議院議員時代に言及し、「東京10区(衆院議員時代の[[地盤]])においては、対抗馬が“そちらのほう”とどっぷりの候補者だったので、私は全く関係がないですね」とした上で、「[[合同結婚式]]とか色々な話が巷では飛び交っていました。それを支える秘書の人がいたとかなんとか...みなさんのほうがお詳しいとは思いますが。そういう事情で、関係はございません。はい」と述べ、関係を否定した。 |
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===その他=== |
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[[File:Rio 2016 termina em festa 1039570-21082016- mg 8589.jpg|thumb|[[2016年リオデジャネイロオリンピック]]閉会式に参加]] |
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[[File:Thomas Bach Crown Prince Fumihito Yoshihide Suga Yuriko Koike and Seiko Hashimoto cropped Yoshihide Suga 20210808 1.jpg|thumb|[[2020年東京オリンピック]]閉会式に参加]] |
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*日本国憲法については「借り物の憲法記念日5月3日を祝日から外します」と発言するなど、改憲派である<ref name="kinyobi">{{Cite news2|df=ja|url=https://www.kinyobi.co.jp/henshucho/?p=3233 |title=編集長後記 |newspaper=[[週刊金曜日]] |date=2016-08-05}}</ref>。 |
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*阪神淡路大震災で被災した芦屋の女性たちが1996年に陳情のため議員会館の小池を訪れた際、小池は窮状を訴える彼女らに対してマニキュアを塗りながら顔を上げることなく応じ、マニキュアを塗り終えると「もうマニキュア、塗り終わったからかえってくれます?私、選挙区変わったし」と放言したという<ref>{{Cite book|和書 |title=女帝 小池百合子 |date=2020年5月29日 |publisher=文藝春秋}}</ref><ref name="matsui2020">{{Cite news2|df=ja|url=https://president.jp/articles/-/36609?page=2|title=「だって、バレちゃうからね」――臆面も節操もない"女帝"小池百合子の本当の顔 |newspaper=プレジデントオンライン|date=2020-07-05|accessdate=2024-06-16}}</ref>。 |
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* [[2016年東京都知事選挙]]に立候補する直前の2016年7月8日に[[日本外国特派員協会]]で実施された記者会見で、[[ジャーナリスト]]の[[江川紹子]]は、小池が過去に[[在日特権を許さない市民の会]]の関連団体に招かれて講演をおこなったことがあると述べた。小池は、「いろんな講演会に招かれることはしばしばございます。しかし私は在特会という、最近よく出ておりますけど、それについてはよく存じておりません。また、私を招いてくれた会は、こことどういう関係にあるか知り得なかったということでございます。よって、その認識はないということです」と返答した<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.huffingtonpost.jp/2016/07/08/koike-yuriko-conference_n_10879790.html |title=小池百合子氏、在特会の関連団体での講演を指摘され「よく存じておりません」 |newspaper=The Huffington Post |date=2016-07-08}}</ref>。 |
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* [[2016年]][[11月7日]]掲載の[[日経DUAL]]のインタビューで、[[親学]]について、「一度だけ誘われて講演を聴きに行ったことはありますが、ちょっと私の考えとは方向性が違うと考えて、以降は何も関わっていません。それだけなんです。育休の延長プランのキャッチフレーズになった『3年間抱っこし放題』にも違和感を抱いていました」と関わりを否定している<ref>{{Cite news2|df=ja|url=https://woman.nikkei.com/atcl/dual/pwr/093/94/?P=2 |newspaper=日経DUAL |title=小池百合子都知事DUAL独占インタビュー(2)待機児童数の多い東京都で「保育士不足」が顕著。医療的ケア児を育てる家庭への対策は? |date=2016-11-07 |accessdate=2023-03-11}}</ref>。 |
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* 2019年10月17日、2020年東京五輪のマラソンと競歩について国際オリンピック委員会(IOC)が暑さ対策として、会場を東京から札幌に移す計画を発表したことについて、「青天のへきれき」と述べ、「涼しいところでというのなら、総理らが『[[北方地域|北方領土]]でやったらどうか』くらいなことを呼び掛けてみるのはありかと思う」などと批判した<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASMBK3TFVMBKUTIL012.html マラソン変更「それなら北方領土くらいで」 小池知事]朝日新聞デジタル</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51075040X11C19A0L83000/ 小池都知事、「マラソン北方領土で」 IOC案を批判]日本経済新聞</ref>。 |
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== 選挙歴 == |
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{{選挙歴 |
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|参|当落1=当|選挙名1=16|選挙区1=[[参議院比例区|比例区]]|政党名1=[[日本新党]]|得票数1=|得票率1=|定数1=50|得票順1=|候補者1=|年齢1=40|比例順1=2|当選数1=4 |
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|衆|当落2=当|選挙名2=40|選挙区2=[[兵庫県第2区 (中選挙区)|旧兵庫2区]]|政党名2=日本新党|得票数2=136,000|得票率2=15.07%|定数2=5|得票順2=2|候補者2=7|年齢2=41 |
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|衆|当落3=当|選挙名3=41|選挙区3=[[兵庫県第6区|兵庫6区]]|政党名3=[[新進党]]|得票数3=89,672|得票率3=38.28%|定数3=1|得票順3=1|候補者3=5|年齢3=44 |
|||
|衆|当落4=当|選挙名4=42|選挙区4=兵庫6区|政党名4=[[保守新党|保守党]]|得票数4=84,647|得票率4=33.81%|定数4=1|得票順4=1|候補者4=5|年齢4=47 |
|||
|衆|当落5=当|選挙名5=43|選挙区5=[[比例近畿ブロック|比例近畿]]|政党名5=[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]|得票数5=|得票率5=|定数5=29|得票順5=|候補者5=|年齢5=51|比例順5=3|当選数5=9 |
|||
|衆|当落6=当|選挙名6=44|選挙区6=[[東京都第10区|東京10区]]|政党名6=自由民主党|得票数6=109,764|得票率6=50.05%|定数6=1|得票順6=1|候補者6=4|年齢6=53 |
|||
|衆|当落7=比当|選挙名7=45|選挙区7=[[比例東京ブロック|比例東京]](東京10区)|政党名7=自由民主党|得票数7=96,739|得票率7=43.31%|定数7=17|得票順7=2|候補者7=3|年齢7=57|比例順7=4|当選数7=5 |
|||
|衆|当落8=当|選挙名8=46|選挙区8=東京10区|政党名8=自由民主党|得票数8=108,983|得票率8=53.70%|定数8=1|得票順8=1|候補者8=4|年齢8=60 |
|||
|衆|当落9=当|選挙名9=47|選挙区9=東京10区|政党名9=自由民主党|得票数9=93,610|得票率9=50.73%|定数9=1|得票順9=1|候補者9=5|年齢9=62 |
|||
||当落10=当|選挙名10=[[2016年東京都知事選挙]]|選挙区10=|政党名10=[[無所属]]|得票数10=2,912,628|得票率10=44.49%|定数10=1|得票順10=1|候補者10=21|年齢10=64|執行日10=2016年7月31日 |
|||
||当落11=当|選挙名11=[[2020年東京都知事選挙]]|選挙区11=|政党名11=無所属|得票数11=3,661,371|得票率11=59.70%|定数11=1|得票順11=1|候補者11=22|年齢11=67|執行日11=2020年7月5日 |
|||
||当落12=当 |選挙名12=[[2024年東京都知事選挙]]|選挙区12=|政党名12=無所属|得票数12=2,918,015|得票率12=42.77%|定数12=1|得票順12=1|候補者12=56|年齢12=71|執行日12=2024年7月7日 |
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}} |
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== 役職 == |
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=== テレビ関係者からの評価 === |
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*[[特定非営利活動法人]]中央アジア・コーカサス研究所(理事長<ref>[https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013001023 中央アジア・コーカサス研究所 | NPO法人ポータルサイト - 内閣府]</ref>) |
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* 『[[ワールドビジネスサテライト]]』([[テレビ東京]]系)の初代キャスターに小池を起用したテレビ制作会社社長の静永純一は、「[[女優]]のように、つねに自分を他人の目にさらす。それを見る人の目に映る自分を、新たな自分と意識していく。それに耐えられずつぶれていく人間も多い中、彼女には、打ち勝つ逞しさがあった」と評した<ref>『朝日新聞』土曜版「be」2007年12月15日「[https://www.yuriko.or.jp/bn/column-bn/column2007/col-j071215.shtml 逆風満帆(中)」]</ref>。 |
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*[[公益財団法人]][[日本国際フォーラム]](評議員<ref>{{Cite web2|df=ja|url=http://www.jfir.or.jp/j/organization/officers.html|title=評議員、役員等|publisher=日本国際フォーラム|accessdate=2014-02-25}}</ref>、政策委員<ref>{{Cite web2|df=ja|url=http://www.jfir.or.jp/j/organization/committee.html|title=委員|publisher=日本国際フォーラム|accessdate=2014-02-25}}</ref>) |
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*[[日本ウエイトリフティング協会]]会長<ref>[http://www.j-w-a.or.jp/data/top/2016/chairman_change.pdf 会長の変更について] 日本ウェイトリフティング協会</ref> |
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* [[東京都]][[銃剣道]]連盟(会長)<ref>{{PDFLink|[http://www.jukendo.info/wp-content/uploads/3ff15bc68205b8726bf6b9cfd66ef85c.pdf 都道府県銃剣道連盟事務局一覧表(平成28年7月1日現在)]}}</ref> |
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== 所属 |
== 所属議員団体 == |
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* [[日本会議国会議員懇談会]](副会長)<ref name=wa>『[[週刊朝日]]』2016年6月24日18ページ「参院選後の改憲目指す 日本会議と安倍首相 日本の右傾化進める"陰の組織"」</ref><ref>Sasagase Yuji, Hayashi Keita and Sato Kei [http://apjjf.org/-Mine-Masahiro/4410 Japan’s Largest Rightwing Organization: An Introduction to Nippon Kaigi | The Asia-Pacific Journal: Japan Focus] December 14, 2015 Volume 13 | Issue 48 | Number 5</ref> |
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* [[自民党国際人材議員連盟]](会長)<ref>[http://www.news-postseven.com/archives/20140605_255525.html 外国人労働者と労働者不足に悩む国同士はWin-Winの関係] NEWSポストセブン 2014.06.05 07:00</ref> |
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* [[自民党国際人材議員連盟]](会長)<ref>{{cite journal |url=https://www.news-postseven.com/archives/20140605_255525.html?DETAIL |title=外国人労働者と労働者不足に悩む国同士はWin-Winの関係 |journal=NEWSポストセブン |date=2014-06-05}}</ref> |
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* 自由民主党資源・エネルギー戦略調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo>[https://www.jimin.jp/member/officer/#tab_03 自由民主党 役員表 政務調査会(部会・調査会・特別委員会等)]</ref> |
* 自由民主党資源・エネルギー戦略調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo>[https://www.jimin.jp/member/officer/#tab_03 自由民主党 役員表 政務調査会(部会・調査会・特別委員会等)]</ref> |
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* 自由民主党無電柱化小委員会(委員長)<ref>[https://www.jimin.jp/news/activities/126395.html 党内活動無電柱化推進法案を了承国土交通部会・ITS推進・道路調査会合同会議] 平成26年10月28日 自民党</ref> |
* 自由民主党無電柱化小委員会(委員長)<ref>[https://www.jimin.jp/news/activities/126395.html 党内活動無電柱化推進法案を了承国土交通部会・ITS推進・道路調査会合同会議] 平成26年10月28日 自民党</ref> |
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* 自由民主党安全保障調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo/> |
* 自由民主党安全保障調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo/> |
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* 自由民主党観光立国調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo/> |
* 自由民主党観光立国調査会(顧問)<ref name=yakuinhyo/> |
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* 自民党どうぶつ愛護議員連盟(会長)<ref>{{Cite web2|df=ja|url=https://ameblo.jp/juncomihara/entry-12045369014.html|title=自民党どうぶつ愛護議員連盟総会|publisher=三原じゅん子オフィシャルブログ|date=2015年7月1日|accessdate=2016年8月2日}}</ref> |
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* {{要出典|date=2016年7月|[[自民党動物愛護管理推進議員連盟]]}} |
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* [[拉致議連|北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟]](顧問)<ref>[http://www.rachi.go.jp/jp/archives/2008/0621iwate.html 「北朝鮮による拉致被害者救出のための国民大集会in岩手」を開催しました。] [[拉致問題対策本部]] 2008年</ref> |
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* [[日本会議国会議員懇談会]](2015年時点で副会長)<ref name=wa>『[[週刊朝日]]』2016年6月24日18ページ「参院選後の改憲目指す 日本会議と安倍首相 日本の右傾化進める"陰の組織"」</ref><ref>Sasagase Yuji, Hayashi Keita and Sato Kei [http://apjjf.org/-Mine-Masahiro/4410 Japan’s Largest Rightwing Organization: An Introduction to Nippon Kaigi | The Asia-Pacific Journal: Japan Focus] December 14, 2015 Volume 13 | Issue 48 | Number 5</ref> |
|||
* [[北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟]](顧問)<ref>[http://www.rachi.go.jp/jp/archives/2008/0621iwate.html 「北朝鮮による拉致被害者救出のための国民大集会in岩手」を開催しました。] [[拉致問題対策本部]] 2008年</ref> |
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* [[国際連帯税創設を求める議員連盟]](副会長)<ref>[http://isl-forum.jp/archives/875 国際連帯税議連、菅官房長官に27年度税制要請書提出] 2014.10.15</ref> |
* [[国際連帯税創設を求める議員連盟]](副会長)<ref>[http://isl-forum.jp/archives/875 国際連帯税議連、菅官房長官に27年度税制要請書提出] 2014.10.15</ref> |
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* [[日韓議員連盟]] |
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* [[日華議員懇談会]]<ref>[http://www.taiwanembassy.org/fp.asp?xItem=176665&ctNode=5660&mp=247 馬英九総統が小池百合子・衆議院議員と会見] 発信日時:2011/1/12</ref> |
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* [[日華議員懇談会]]<ref>[<!-- http://www.taiwanembassy.org/fp.asp?xItem=176665&ctNode=5660&mp=247 -->https://archive.is/20160724025645/http://www.taiwanembassy.org/fp.asp?xItem=176665&ctNode=5660&mp=247 馬英九総統が小池百合子・衆議院議員と会見 - 発信日時:2011/1/12](2016年7月24日時点の[[archive.is|アーカイブ]])</ref> |
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* [[公益財団法人]][[日本国際フォーラム]](評議員<ref>{{Cite web |url=http://www.jfir.or.jp/j/organization/officers.html|title=評議員、役員等|publisher=日本国際フォーラム|accessdate=2014-2-25}}</ref>、政策委員<ref>{{Cite web |url=http://www.jfir.or.jp/j/organization/committee.html|title=委員|publisher=日本国際フォーラム|accessdate=2014-2-25}}</ref>) |
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* 衆議院日仏友好議員連盟(副会長)<ref |
* 衆議院日仏友好議員連盟(副会長)<ref name="Legion" /> |
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* シリア難民支援議員連盟(会長)<ref>[https://www.facebook.com/syriasupportcaucus/ シリア難民支援議員連盟 | Facebook]</ref><ref>{{Cite web2|df=ja|url=http://www.nittokai.org/news/detail100.html|title=お知らせ(【トルコ関連イベント情報(他団体)】トルコ避難中のシリア難民のための学校整備プロジェクトのご案内)|publisher= 日本トルコ文化交流会|accessdate=2016-08-04}}</ref> |
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* {{要出典|date=2016年7月|日カザフスタン友好議員連盟}} |
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* 無電柱化推進議員連盟(会長代理)<ref name=prof>[https://www.yuriko.or.jp/profile プロフィール | 小池ゆりこ オフィシャルサイト]</ref> |
* 無電柱化推進議員連盟(会長代理)<ref name=prof>[https://www.yuriko.or.jp/profile プロフィール | 小池ゆりこ オフィシャルサイト]</ref> |
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== 年譜 == |
== 年譜 == |
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{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" |
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* [[1971年]]([[昭和]]46年) - [[甲南女子中学校・高等学校|甲南女子高等学校]]卒業。[[関西学院大学]]社会学部に入学(のちに中退)。 |
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!colspan=2|年表!!経歴 |
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* [[1976年]](昭和51年) - [[カイロ大学]][[文学部]][[社会学科]]卒業。 |
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* [[1979年]](昭和54年) - [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]『世相講談』[[ニュースキャスター|キャスター]]に就任。 |
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|rowspan=2|1971年(昭和46年)||3月 |
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* [[1985年]](昭和60年) - [[テレビ東京]]『マネー情報』キャスターに就任。 |
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|[[甲南女子中学校・高等学校|甲南女子高等学校]]卒業 |
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* [[1988年]] (昭和63年) - テレビ東京『[[ワールドビジネスサテライト]]』初代メインキャスターに就任。 |
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* [[1992年]]([[平成]]4年)7月 - [[参議院議員]]に初当選([[日本新党]]公認・[[参議院比例区|比例区]])。 |
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|4月 |
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* [[1993年]](平成5年) |
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|[[関西学院大学]][[社会学部]]に入学(のちに中退) |
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** 7月 - [[衆議院議員]]に初当選(日本新党公認・[[兵庫県第2区_(中選挙区)|旧兵庫2区]])。 |
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** [[8月12日]] - [[総務庁|総務]][[政務次官]]に就任。 |
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|1976年(昭和51年)||3月 |
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|[[カイロ大学]][[文学部]]社会学科卒業<ref name="mod"/><ref name="metro-tokyo-profile"/> |
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** [[4月28日]] - 総務政務次官を退任。 |
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** [[12月10日]] - 日本新党解党、[[新進党]]結成に参加。 |
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|1979年(昭和54年)||rowspan=3|4月 |
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* [[1996年]](平成8年)10月 - 衆議院議員に再選(新進党公認・[[兵庫県第6区|兵庫6区]])。 |
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|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]『[[ルックルックこんにちは]]』の1コーナーに移行したての『[[竹村健一の世相講談]]』アシスタントキャスターに就任( - 1985年3月) |
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* [[1997年]](平成9年)12月 - 新進党解党。 |
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* [[1998年]](平成10年)1月 - [[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]結成に参加。 |
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|1985年(昭和60年) |
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* [[1999年]](平成11年)[[10月5日]] - [[経済企画庁|経済企画]]総括政務次官に就任。 |
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|[[テレビ東京]]『マネー情報』キャスターに就任( - 1988年3月) |
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* [[2000年]](平成12年) |
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** 4月 - 自由党離党、[[保守新党|保守党]]結党に参加。 |
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|1988年(昭和63年) |
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** [[4月5日]] - 経済企画総括政務次官に再任。 |
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|テレビ東京『[[ワールドビジネスサテライト]]』初代メインキャスターに就任( - 1992年6月) |
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** [[7月4日]] - 経済企画総括政務次官を退任。 |
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* [[2000年]](平成12年)6月 - 衆議院議員3選(保守党公認・兵庫6区)。 |
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|1992年(平成4年)||rowspan=2|7月 |
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* [[2002年]](平成14年)12月 - 保守党解党、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]に入党。 |
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|[[参議院議員]]に初当選([[日本新党]]公認・[[参議院比例区|比例区]]) |
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* [[2003年]](平成15年) |
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** [[9月22日]] - [[環境大臣]]に就任。 |
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|rowspan=2|1993年(平成5年) |
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** 11月 - 衆議院議員4選(自由民主党公認・[[比例近畿ブロック]])。 |
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|[[衆議院議員]]に初当選(日本新党公認・[[兵庫県第2区_(中選挙区)|旧兵庫2区]]) |
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* [[2003年]](平成15年)[[11月19日]] - 環境大臣に再任。 |
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* [[2004年]](平成16年)[[9月27日]] - 内閣府[[特命担当大臣]](沖縄及び北方対策)を兼任。 |
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|8月12日 |
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* [[2005年]](平成17年) |
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|[[総務庁#総務政務次官|総務政務次官]]に就任( - 1994年4月28日) |
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** 9月 - 衆議院議員5選(自由民主党公認・[[東京都第10区|東京10区]])。 |
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** [[9月21日]] - 環境大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)に再任。 |
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|1994年(平成6年)||12月10日 |
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* [[2006年]](平成18年)[[9月26日]] - [[内閣総理大臣補佐官]](国家安全保障問題担当)に就任。 |
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|日本新党解党、[[新進党]]結成に参加 |
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* [[2007年]](平成19年) |
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** [[7月4日]] - [[防衛大臣]]に就任。 |
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|1996年(平成8年)||10月 |
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** [[8月28日]] - 防衛大臣を退任。 |
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|衆議院議員に再選(新進党公認・[[兵庫県第6区|兵庫6区]]) |
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* [[2008年]](平成20年)9月 - [[2008年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]に立候補。[[麻生太郎]]、[[与謝野馨]]に次ぐ得票数3位で落選。 |
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* [[2009年]](平成21年) |
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|1997年(平成9年)||12月 |
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** 8月 - 衆議院議員6選(自由民主党公認・[[比例東京ブロック]])。 |
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|新進党解党 |
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** 10月 - 自由民主党広報本部長に就任。 |
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* [[2010年]](平成22年)9月 - [[自由民主党総務会|自由民主党総務会長]]に就任。 |
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|1998年(平成10年)||1月 |
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|[[自由党 (日本 1998-2003)|自由党]]結成に参加 |
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* [[2012年]](平成24年)12月 - 衆議院議員7選(自由民主党公認・東京10区)、自由民主党広報本部長に就任。 |
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* [[2013年]](平成25年) |
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|1999年(平成11年)||10月5日 |
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** 4月 - [[ルノー]]社外取締役に就任<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD170NX_X10C13A4TJ2000 仏ルノー社外取締役に自民の小池百合子氏:日本経済新聞]</ref>。 |
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|[[経済企画政務次官|経済企画総括政務次官]]に就任 |
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** 6月 - [[日本ウエイトリフティング協会]]の新会長に選任(女性初)<ref>[http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013061500269 小池氏、女性初の会長=重量挙げ協会]</ref>。 |
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* [[2014年]](平成26年)12月 - 衆議院議員8選(自由民主党公認・東京10区)。 |
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|rowspan=2|2000年(平成12年)||4月 |
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* [[2016年]](平成28年)7月 - [[2016年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]に大臣経験がある初の女性国会議員として立候補。衆議院議員を自動失職。 |
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|自由党離党、[[保守新党|保守党]]結党に参加 |
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|4月5日 |
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|経済企画総括政務次官に再任( - 同年7月4日) |
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|2000年(平成12年)||6月 |
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|衆議院議員3選(保守党公認・兵庫6区) |
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|2002年(平成14年)||12月 |
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|保守党解党、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]に入党 |
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|rowspan=3|2003年(平成15年)||9月22日 |
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|[[環境大臣]]に就任 |
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|11月 |
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|衆議院議員4選(自由民主党公認・[[比例近畿ブロック]]) |
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|11月19日 |
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|環境大臣に再任 |
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|2004年(平成16年)||9月27日 |
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|内閣府[[特命担当大臣]](沖縄及び北方対策)を兼任 |
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|rowspan=2|2005年(平成17年)||9月 |
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|衆議院議員5選(自由民主党公認・[[東京都第10区|東京10区]]) |
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|9月21日 |
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|環境大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)に再任 |
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|2006年(平成18年)||9月26日 |
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|[[内閣総理大臣補佐官]](国家安全保障問題担当)に就任 |
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|2007年(平成19年)||7月4日 |
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|[[防衛大臣]]に就任( - 同年8月28日) |
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|2008年(平成20年)||9月 |
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|[[2008年自由民主党総裁選挙|自由民主党総裁選挙]]に立候補。[[麻生太郎]]、[[与謝野馨]]に次ぐ得票数3位で落選 |
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|rowspan=2|2009年(平成21年)||8月 |
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|衆議院議員6選(自由民主党公認・[[比例東京ブロック]]) |
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|10月 |
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|[[自由民主党広報本部|自由民主党広報本部長]]に就任 |
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|2010年(平成22年)||9月 |
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|[[自由民主党総務会|自由民主党総務会長]]に就任( - 2011年9月) |
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|2012年(平成24年)||12月 |
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|衆議院議員7選(自由民主党公認・東京10区)[[自由民主党広報本部|自由民主党広報本部長]]に就任 |
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|rowspan=2|2013年(平成25年)||4月 |
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|[[ルノー]]社外取締役に就任<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD170NX_X10C13A4TJ2000 |title=仏ルノー社外取締役に自民の小池百合子氏 |newspaper=日本経済新聞 |date=2013-04-17}}</ref> |
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|6月 |
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|[[日本ウエイトリフティング協会]]の新会長に選任(女性初)<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013061500269 |title=小池氏、女性初の会長=重量挙げ協会 |newspaper=時事ドットコム |date=2013-06-15 |archiveurl=https://archive.is/20130625131929/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013061500269 |archivedate=2013年6月25日}}</ref>( - 2016年9月) |
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|2014年(平成26年)||12月 |
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|衆議院議員8選(自由民主党公認・東京10区) |
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|rowspan=2|2016年(平成28年)||7月14日 |
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|[[2016年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]告示、立候補に伴い衆議院議員を自動失職 |
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|7月31日 |
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|東京都知事選挙が執行され初当選、8月2日、知事に就任<ref name="kokuji-h280802" />(女性初<ref name="hufpos20160731"/>) |
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|rowspan=5|2017年(平成29年)||4月 |
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|地域政党『[[都民ファーストの会]]』の特別顧問に就任 |
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|6月 |
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|都民ファーストの会代表に就任 |
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|7月 |
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|都民ファーストの会代表を辞任、特別顧問に就任 |
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|9月 |
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|国政政党『[[希望の党 (日本 2017)|希望の党]]』を設立し、代表に就任 |
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|11月 |
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|希望の党代表を辞任。特別顧問に就任 |
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|2020年(令和2年)||7月 |
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|[[2020年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]に再選 |
|||
|} |
|||
=== 受賞歴 === |
|||
* 2016年2月 - フランス レジオン・ドヌール勲章オフィシエ<ref name="Legion" /> |
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* [[2021年]] 五輪オーダー功労章金章<ref>{{Cite web2|df=ja|date=2021-08-08|url=https://jp.reuters.com/article/idJP2021080801000874|title=首相と都知事に特例で五輪功労章|publisher=ロイター通信|accessdate=2021-08-11}}</ref> |
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== 著作 == |
== 著作 == |
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=== 単著 === |
=== 単著 === |
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* |
* {{Cite book ja|title=振り袖、ピラミッドを登る|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|12180339}}|url-access=registration|publisher=講談社|date=1982-10-20|isbn=4062002701}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=3日でおぼえるアラビア語|publisher学生社|date=1983-05|isbn=4311700148}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=おんなの人脈づくり : サクセスウーマンのPassport|publisher=太陽企画出版|series=Sun business|date=1985-04|isbn=4884660749}} |
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* |
* {{Cite book ja|title=永田町ブロードキャスター|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|12870223}}|url-access=registration|publisher=朝日新聞社|date=1994-06-25|isbn=4022567430}} |
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** 週刊朝日に連載した「永田町リポート」と、書き下ろした「日本新党の行方」を収録。 |
** 週刊朝日に連載した「永田町リポート」と、書き下ろした「日本新党の行方」を収録。 |
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* |
* {{Cite book|和書|title=小池式コンセプト・ノート : プロジェクトは「大義と共感」で決まる!|publisher=ビジネス社|date=2007-04|isbn=978-4828413518}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=女子の本懐 : 市ヶ谷の55日|publisher=文藝春秋|series=文春新書|date=2007-10|isbn=9784166606023}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=もったいない日本|publisher=主婦と生活社|date=2008-10|isbn=978-4391136609}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=ふろしきのココロ|publisher=小学館|date=2009-07|isbn=978-4093878487}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=議員と官僚は使いよう|publisher=小学館|series=小学館101新書 ; 055|date=2009-10|isbn=978-4098250554}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=発電する家「エコだハウス」入門|publisher=プレジデント社|date=2011-06|isbn=978-4833419550}} |
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* |
* {{Cite book|和書|title=自宅で親を看取る : 肺がんの母は一服くゆらせ旅立った|publisher=幻冬舎|date=2014-09|isbn=978-4344026469}} |
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=== 共著 === |
=== 共著 === |
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* |
* パラダイム・ファクトリー著『日本破局のシナリオ 待ったなし、日本再生構想』 新講社、1995年12月。ISBN 4915872106 |
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* |
* [[相澤英之]]ほか編『一問一答金庫株解禁等に伴う商法改正』 商事法務研究会、2001年8月。ISBN 4785709553 |
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** 共編集。他の編集者:[[長勢甚遠]]、[[谷口隆義]]、[[金子一義]]、[[根本匠]]、[[漆原良夫]]。 |
** 共編集。他の編集者:[[長勢甚遠]]、[[谷口隆義]]、[[金子一義]]、[[根本匠]]、[[漆原良夫]]。 |
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* |
* 『対論:テロは日本を変えたか』 広済堂出版、2001年12月。ISBN 4331508579 |
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** [[古森義久]]との共著。 |
** [[古森義久]]との共著。 |
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* |
* [[山本一太]]監修『私が総理になったなら 若き日本のリーダーたち』 角川書店、2002年11月。ISBN 4048837877 |
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** [[浅尾慶一郎]]、[[安倍晋三]]、[[荒井広幸]]、[[石破茂]]、[[石原伸晃]]、[[枝野幸男]]、[[大村秀章]]、[[岡田克也]]、小池百合子、[[河野太郎]]ほか29名による共著。 |
** [[浅尾慶一郎]]、[[安倍晋三]]、[[荒井広幸]]、[[石破茂]]、[[石原伸晃]]、[[枝野幸男]]、[[大村秀章]]、[[岡田克也]]、小池百合子、[[河野太郎]]ほか29名による共著。 |
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* |
* [[環境ビジネスウィメン]]懇談会編著『環境ビジネスウィメン』 日経BP社、2005年4月。ISBN 4822208575 |
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** 小池百合子、染谷ゆみ、善養寺幸子、堤恵美子、キャシー松井、薗田綾子、安井悦子、鈴木敦子、枝廣淳子、崎田裕子、谷みどりによる共編著。 |
** 小池百合子、染谷ゆみ、善養寺幸子、堤恵美子、[[キャシー松井]]、薗田綾子、安井悦子、鈴木敦子、枝廣淳子、崎田裕子、谷みどりによる共編著。 |
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* |
* TPL著『東京WOMEN大作戦』 小学館、2008年7月。ISBN 9784093877947 |
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** 小池百合子、[[猪口邦子]]、[[佐藤ゆかり]]による共著。 |
** 小池百合子、[[猪口邦子]]、[[佐藤ゆかり]]による共著。 |
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* |
* 『南地中海の新星リビア 高まる日本への期待』 同友館、2009年7月。ISBN 978-4496045516 |
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** |
** 畑中美樹との共著。 |
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* |
* 『異端のススメ』 宝島社、2013年12月。ISBN 978-4800215437 |
||
** [[林修]]との共著。 |
** [[林修]]との共著。 |
||
* |
* 『無電柱革命』 PHP新書、2015年7月。ISBN 978-4569825120 |
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** [[松原隆一郎]]との共著。 |
** [[松原隆一郎]]との共著。 |
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=== 対談等 === |
=== 対談等 === |
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* 1992年10月 [[牟田口義郎]]著『カイロ 世界の都市の物語 10』 文藝春秋、ISBN 978-4-16-509620-7 |
* 1992年10月 [[牟田口義郎]]著『カイロ 世界の都市の物語 10』 文藝春秋、ISBN 978-4-16-509620-7 |
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** 「ケイオスティック・カイロ」を寄稿。 |
** 「ケイオスティック・カイロ」を寄稿。 |
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* 1993年9月 [[佐高信]]著『日本人の死角』 徳間書店、ISBN 4191452908 |
* 1993年9月 [[佐高信]]著『日本人の死角』 徳間書店、ISBN 4191452908 |
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** 対談「私は政治改革のモルモット」を収録。 |
** 対談「私は政治改革のモルモット」を収録。 |
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* 1999年3月 [[大前研一]]、政策学校〈一新塾〉著『新しい日本をつくるために私ができることあなたができること』 ダイヤモンド社、ISBN 4478180202 |
* 1999年3月 [[大前研一]]、政策学校〈一新塾〉著『新しい日本をつくるために私ができることあなたができること』 ダイヤモンド社、ISBN 4478180202 |
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** 第3章に「政治を変える、日本を変える」 を寄稿。 |
** 第3章に「政治を変える、日本を変える」 を寄稿。 |
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* 2001年2月 [[佐和隆光]]、[[浅田彰]]著『富める貧者の国 「豊かさ」とは何だろうか』 ダイヤモンド社、ISBN 4478200653 |
* 2001年2月 [[佐和隆光]]、[[浅田彰]]著『富める貧者の国 「豊かさ」とは何だろうか』 ダイヤモンド社、ISBN 4478200653 |
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** 鼎談「機能不全に陥った日本型システム」を収録。 |
** 鼎談「機能不全に陥った日本型システム」を収録。 |
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=== 監訳書 === |
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* 2017年 ジョン・コッター、ホルガー・ラスゲバー著、[[大塚玲奈]]訳『ナディアが群れを離れる理由』ダイヤモンド社 |
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=== 論文 === |
=== 論文 === |
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* [ |
* [https://cir.nii.ac.jp/all?creator=小池百合子 CiNii収録論文] [[国立情報学研究所]] |
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== 出 |
== テレビ出演 == |
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=== |
=== バラエティ === |
||
* [[ガチャガチャポン!]] 第8話「本日実行! 今泉議定書! 大臣もやってくるヤァヤァヤァ! の巻」([[フジテレビジョン|フジテレビ]]、[[2005年]][[5月30日]]) - 小池百合子 役(本人・[[クレジットタイトル#特別出演|特別出演]]) |
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{{脚注ヘルプ}} |
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* [[SMAP×SMAP]]「[[BISTRO SMAP]]」([[関西テレビ放送|関西テレビ]]・フジテレビ、[[2016年]][[10月3日]]) |
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{{Reflist}} |
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== 秘書・支援者 == |
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{| class="wikitable" |
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! 氏名 !! 小池との関係 !! 肩書 !! 出典 |
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| [[中田宏]] || 元秘書(1992年就任) || 参議院議員、元横浜市長、元衆議院議員 || |
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| [[中山泰秀]] || 元[[国会議員政策担当秘書|政策担当秘書]](2001年就任) || 元衆議院議員 || <ref>[https://www.kantei.go.jp/jp/hukudaseimukan/070927/09nakayama.html 外務大臣政務官 中山泰秀]首相官邸</ref> |
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| [[荒木千陽]] || 元公設秘書、元私設秘書 || 元東京都議会議員、元都民ファーストの会代表 || |
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| [[野田数]] || 元秘書 || [[東京水道]]代表取締役、元東京都議会議員 || |
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| 尾島紘平|| 元秘書、元インターン || 東京都議会議員 || <ref>{{cite web |url=https://president.jp/list/author/%E5%B0%BE%E5%B3%B6%20%E7%B4%98%E5%B9%B3 | title=尾島 紘平 |publisher=PRESIDENT Online | date= | accessdate=2024-7-30 }}</ref> |
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|- |
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| [[天風いぶき]] || 元秘書 || 元[[タカラジェンヌ]] || |
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|- |
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| 森口つかさ || 元秘書(2008年に小池事務所入所) || 東京都議会議員 || |
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| [[樋口高顕]] || 元インターン || [[千代田区]]長 || <ref>{{Cite news|title=千代田区長選 主な候補者の横顔|newspaper=東京新聞|date=2021-01-26|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/82063|accessdate=2021-02-01}}</ref> |
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|- |
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| [[宮内義彦]] || 後援会会長 || 元オリックスCEO || |
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|- |
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| [[杉浦正健]] || 「百乃会」代表 || 元衆議院議員 || {{Sfn|【政治資金収支報告書】 百乃会(令和4年分 定期公表)}} |
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|} |
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== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Reflist|group=注釈}} |
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=== 出典 === |
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{{Reflist|3}} |
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== |
== 参考文献 == |
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;書籍 |
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{{commons|Yuriko Koike}} |
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* {{Cite book|和書 |
|||
* [[電線類地中化]] |
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|author = [[大下英治]] |
|||
* [[自由民主党国会議員一覧]] |
|||
|date = 2008-10-22 |
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* [[中山泰秀]](元政策秘書) |
|||
|title = 小池百合子の華麗なる挑戦 |
|||
* [[宮内義彦]](後援会会長) |
|||
|publisher = [[河出書房新社]] |
|||
* [[地域経済総合研究所]](評議員) |
|||
|isbn = 978-4309244457 |
|||
* [[世界オピニオンリーダーズサミット]](オピニオンリーダー) |
|||
|ref = {{SfnRef|大下|2008}} |
|||
}} |
|||
* {{Cite book|和書 |
|||
|author = 大下英治 |
|||
|year = 2016-10-27 |
|||
|title = 挑戦 小池百合子伝 |
|||
|publisher = 河出書房新社 |
|||
|ISBN = 978-4-309-24776-2 |
|||
|ref = {{SfnRef|大下|2016}} |
|||
}} |
|||
* {{Cite book|和書 |
|||
|author = [[石井妙子 (ノンフィクション作家)|石井妙子]] |
|||
|year = 2020-05-29 |
|||
|title = [[女帝 小池百合子]] |
|||
|publisher = [[文藝春秋]] |
|||
|ISBN = 978-4-16-391230-1 |
|||
|ref = {{SfnRef|石井|2020}} |
|||
}} |
|||
* {{Cite book|和書| author=小池百合子 |title=振り袖、ピラミッドを登る|publisher=講談社|date=1982-10-20|isbn=4062002701 |ref={{SfnRef|小池|1982}} }} |
|||
;政治資金収支報告書 |
|||
* {{Cite web |url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/01teiki-shikin-hi_13.pdf |title=【政治資金収支報告書】 百成会(令和元年分 定期公表) |publisher=東京都選挙管理委員会 |accessdate=2020-12-08 |date=2020-11-17 | archivedate=2020-11-17 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20201117051545/https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/01teiki-shikin-hi_13.pdf |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百成会(令和元年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/02teiki-shikin-hi_12.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百成会(令和2年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2021-11-17 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百成会(令和2年分 定期公表)}} }} |
|||
* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/03teiki-shikin-hi_10.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百成会(令和3年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2022-11-17 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百成会(令和3年分 定期公表)}} }} |
|||
* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/04teiki-shikin-hi_11.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百成会(令和4年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2023-11-15 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百成会(令和4年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web |url=http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/uploads/29teiki-hi_026.pdf |title=【政治資金収支報告書】 百乃会(平成29年分 定期公表) |publisher=東京都選挙管理委員会 |date=2018-11-21 |accessdate=2023-12-05 | archivedate=2019-12-04 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20191204052914/http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/uploads/29teiki-hi_026.pdf |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百乃会(平成29年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web|url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/30teiki-hi_032.pdf |title=【政治資金収支報告書】 百乃会(平成30年分 定期公表) |publisher=東京都選挙管理委員会 |date=2019-11-20 |accessdate=2023-12-5 | archivedate=2021-9-19 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20210919235630/https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/30teiki-hi_032.pdf |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百乃会(平成30年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/02teiki-hi_028.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百乃会(令和2年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2021-11-17 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百乃会(令和2年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/03teiki-hi_031.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百乃会(令和3年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2022-11-17 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百乃会(令和3年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web| url=https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/04teiki-hi_031.pdf | title=【政治資金収支報告書】 百乃会(令和4年分 定期公表) | publisher=東京都選挙管理委員会 | date=2023-11-15 | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 百乃会(令和4年分 定期公表)}} }} |
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* {{Cite web| url=https://pdf.openpolitics.or.jp/131402/2015.pdf | title=【政治資金収支報告書】 自由民主党東京都第十選挙区支部(平成27年分 定期公表) |website=[[政治資金センター]] |publisher=東京都選挙管理委員会 | date= | accessdate=2024-7-31 |ref= {{Sfnref|【政治資金収支報告書】 自由民主党東京都第十選挙区支部(平成27年分 定期公表)}} }} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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{{Sisterlinks}} |
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* [http://www.yuriko.or.jp/ 小池ゆりこ オフィシャルサイト] |
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{{Wikiquote|小池百合子}} |
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* {{Official website|https://www.yuriko.or.jp/|小池ゆりこ オフィシャルサイト}} |
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* {{Twitter|ecoyuri}} |
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* [ |
* [https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/index.html 知事の部屋 東京都公式ウェブサイト] |
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* {{YouTube|user=yurikoch|yurikoch}} |
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* [http://mudenchuka.jp/ ~上を向いて歩こう~無電柱化民間プロジェクト] |
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* [https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/rensai/soc33504.html 強く、そしてしなやかに](夕刊フジでの連載) |
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* [https://www.zakzak.co.jp/author/zakzak-koike-yuriko/ 小池百合子]-zakzak |
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* [https://www.env.go.jp/annai/kaiken/koike.html 過去の大臣記者会見・談話等(小池環境大臣)] |
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{{Succession box |
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{{Normdaten}} |
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{{デフォルトソート:こいけ ゆりこ}} |
{{デフォルトソート:こいけ ゆりこ}} |
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[[Category: |
[[Category:小池百合子|*]] |
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[[Category:東京都知事]] |
|||
[[Category:女性都道府県知事]] |
|||
[[Category:日本の防衛大臣]] |
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[[Category:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)]] |
|||
[[Category:日本の環境大臣]] |
|||
[[Category:平成時代の閣僚]] |
|||
[[Category:日本の女性閣僚]] |
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[[Category:日本の内閣総理大臣補佐官経験者]] |
[[Category:日本の内閣総理大臣補佐官経験者]] |
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[[Category: |
[[Category:都民ファーストの会]] |
||
[[Category: |
[[Category:希望の党の人物 (日本 2017)]] |
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[[Category:細川護熙]] |
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[[Category:自由民主党の衆議院議員]] |
[[Category:自由民主党の衆議院議員]] |
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[[Category:東京都選出の衆議院議員]] |
[[Category:東京都選出の衆議院議員]] |
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414行目: | 921行目: | ||
[[Category:比例区選出の参議院議員]] |
[[Category:比例区選出の参議院議員]] |
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[[Category:日本新党の国会議員]] |
[[Category:日本新党の国会議員]] |
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2025年1月5日 (日) 12:59時点における最新版
小池 百合子 こいけ ゆりこ | |
---|---|
生年月日 | 1952年7月15日(72歳) |
出生地 | 日本 兵庫県 |
出身校 | カイロ大学文学部社会学科卒業[1][2][3] |
前職 |
ニュースキャスター アラビア語通訳 |
所属政党 |
(日本新党→) (新進党→) (自由党→) (保守党→) (保守クラブ→) (自由民主党〈清和会→無派閥〉→) (都民ファーストの会→) (希望の党/都民ファーストの会→) 都民ファーストの会 |
称号 | 社会学士(カイロ大学・1976年) |
親族 | 小池勇二郎(父親) |
サイン | |
公式サイト | 小池ゆりこ オフィシャルサイト |
第20-22代 東京都知事 | |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2016年8月2日[4] - 現職 |
第2代 防衛大臣 | |
内閣 | 第1次安倍内閣 |
在任期間 | 2007年7月4日 - 2007年8月27日 |
内閣 |
第2次小泉改造内閣 第3次小泉内閣 第3次小泉改造内閣 |
在任期間 | 2004年9月27日 - 2006年9月26日 |
第5-7代 環境大臣 | |
内閣 |
第1次小泉第2次改造内閣 第2次小泉内閣 第2次小泉改造内閣 第3次小泉内閣 第3次小泉改造内閣 |
在任期間 | 2003年9月22日 - 2006年9月26日 |
内閣 | 第1次安倍内閣 |
在任期間 | 2006年9月26日 - 2007年7月4日 |
その他の職歴 | |
衆議院議員 (旧兵庫2区→) (兵庫6区→) (比例近畿ブロック→) (東京10区→) (比例東京ブロック→) 東京10区 当選回数 8回 (1993年7月19日 - 2016年7月14日) | |
参議院議員 比例区 当選回数 1回 (1992年7月26日 - 1993年7月4日) | |
初代 希望の党代表 (2017年9月25日 - 2017年11月14日) | |
第3代 都民ファーストの会代表 (2017年6月1日 - 2017年7月3日) | |
第49代 自由民主党総務会長 総裁:谷垣禎一 (2010年9月9日 - 2011年) | |
自由民主党広報本部長 総裁:谷垣禎一、安倍晋三 (2009年 - 2010年9月9日) (2012年 - 2014年) |
小池 百合子(こいけ ゆりこ、1952年〈昭和27年〉7月15日[5] - )は、日本の政治家[6]。東京都知事(第20・21・22代)。都民ファーストの会特別顧問[7]。無所属[8]。
アラビア語通訳者[9]、ニュースキャスター[9][10]を経て、1992年に政界へ転身した[11]。
テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』キャスター(「小池ユリ子」名義[12])[9]、参議院議員(1期)、衆議院議員(8期)、総務政務次官、経済企画総括政務次官、環境大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)、防衛大臣、自由民主党広報本部長、自由民主党総務会長、自由民主党国際人材議員連盟会長、都民ファーストの会代表、希望の党代表を歴任した。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]兵庫県芦屋市で育った。父・小池勇二郎は戦時中、仲小路彰、小島威彦らが創設した思想団体「スメラ学塾」のメンバーとして活動し、石油関連の貿易商として戦後に財を成した[13]。また、政治家への転身を考えていた父親は末次一郎に心酔していた。
1959年、末次の主催する日本健青会がエジプトとの交流事業を行い、その一環としてアラブ、アフリカ諸国に視察団を送る。視察団に参加した勇二郎はエジプトのカイロで感激し「自分はここに残って商売がしたい」と言い出した。結局、周囲に説得させられて帰国するが、小池百合子とエジプトの縁はここに端を発した[14]。
学生時代
[編集]芦屋市立岩園小学校、甲南女子中学校を経て、1968年に甲南女子高校に進学。在学中は、テニス部、ソフトボール部、ESS部に所属した。
高校2年の1969年12月、父親の勇二郎は第32回衆議院議員総選挙に、石原慎太郎による将来的な新党結成を見据えた「日本の新しい世代の会」の推薦を受けて旧兵庫2区から無所属で立候補したが落選[15]。業者間転売品の仕事が立ち行かなくなった父親は、1970年にムハンマド・アブドゥル・カーデル・ハーテムが来日すると、日本アラブ協会が主催した歓迎パーティーに出席しハーテムに自分を売り込んだ。帰国したハーテムを追いかけ、同協会に所属する国会議員の紹介状を手にエジプトに飛んだ。さらにハーテムの知遇を得た勇二郎は帰国後の同年10月14日、大阪倶楽部で講演を行う。「中東から日本に入ってくる石油はすべてユダヤ人が経営する企業を経由している。今回の中東訪問で自分は人脈を築いたので、ユダヤ企業を通さず石油を仕入れられるが、足りないのは自前のタンカーである」と述べて投資を募り、商売を続けた[16]。
1971年3月、甲南女子高校卒業。同年4月、関西学院大学社会学部に入学[17]。朝堂院大覚によれば、その後ほどなくして父親の会社が倒産し、一家は東京都の六本木に引っ越して朝堂院の事務所で働いたという[15]。
エジプト留学
[編集]1971年9月、大学を中退して父親の貿易先でもあったエジプトへ留学した[17]。「国際連合の公用語にアラビア語が加わる[注釈 1]」旨を伝える新聞記事を読んだのがきっかけだった。小池はアラビア語通訳を目指し、カイロ市のカイロ・アメリカン大学東洋学科に入学[18][19]。ここでアラビア語を学んだ[20]。エジプト滞在中にカイロ近郊にあるギザの大ピラミッドを登り、その天辺で茶道の形式に則りお茶を点てたことがある[21][注釈 2]。両親は朝堂院(松浦良右)の資金援助でカイロ市で日本食レストランを経営するが、その会社は小池の留学中に倒産した[22]。
1972年9月、カイロ大学の入学手続きを行う。同年10月、同大学文学部社会学科に入学[23]。小池の著書によれば1年目に落第したとされる[24]。1974年、同大学の3歳年上の日本人留学生と結婚。夫はその後同大学で進級できず卒業をあきらめ、サウジアラビアに引っ越して就職。結婚から3年ほどで離婚した[25][26]。
1976年、日本航空カイロ支店の現地スタッフとして働き始める[27][28][注釈 3]。同年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業[5][1][2][30][31]。小池によるとカイロ大学は首席で卒業したという[32][33][34]。来日するエジプトのサダト大統領夫人のジハン・サダトをエスコートするために、同年10月11日、一時帰国[35]。11月にまたエジプトに戻り、12月に正式に帰国した。
通訳・ニュースキャスター時代
[編集]帰国後はアラビア語の通訳として活動[21]。父・勇二郎の友人で民族主義者の中谷武世が会長を務める日本アラブ協会の嘱託となり通訳兼アラビア語講師を担当する(1989年には同協会の事務局長に就任)[36][37]。
1978年、テレビ局のコーディネーター兼インタビュアーとして、PLO議長のヤーセル・アラファートやリビアのカダフィと単独会見を行った[38][21]。
1979年、日本テレビのトーク番組『竹村健一の世相講談』のアシスタントキャスターに抜擢された[22]。『海外ウィークリー』の幸田シャーミンや野中ともよ、『BIG NEWS SHOW いま世界は』の安藤優子より1年早いデビューで、元々フリーから出発した女性キャスターとしては草分け的存在であった。竹村健一の番組のアシスタントは1985年まで務めた。
1984年、ヌスレット・サンジャクリの抗議により「トルコ風呂」の名称が「ソープランド」に改められた際、小池はこの運動を支援しており、本人も後日新聞報道でそれを認めている[39]。小池によれば、トルコ留学生の熱心な訴えを聞き、国家の尊厳を守るという「大義」に加えて、個人的な共感の結果であったという[40]。自ら厚生省に乗り込み、当時大臣だった渡部恒三に「日本中でトルコの名前が出ているが、これはやめてくれ」と直談判、渡部の指導により『トルコ風呂』という名称は使用されなくなった[41]。
1988年、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』初代メインキャスターに就任[注釈 4]。1990年度の日本女性放送者懇談会賞を受賞[42]。
日本新党公認で参議院議員に初当選
[編集]1992年7月の第16回参議院議員通常選挙を前に、複数の政党から立候補の誘いを受ける。細川護熙は同年5月発売の『文藝春秋』に「『自由社会連合』結党宣言」と題する論文を寄稿し、新党旗揚げを発表した。ニュース番組に次々と出演するが、その中のひとつに小池がメインキャスターを務める『ワールドビジネスサテライト』があった。番組出演後、元『朝日ジャーナル』編集長の伊藤正孝が間に入り、朝日新聞社鹿児島支局で同僚だった細川[43]に小池を新党に誘うよう話を進めたと言われている[44]。細川が参議院議員候補として小池に白羽の矢を立てると[41]、「政治を変えるには大きな中古車を修理するのではなく、小さくても新車の方がいい」[45]との理由で、5月22日に結成された日本新党に、野田佳彦、前原誠司らとともに入党した。『ワールドビジネスサテライト』では6月26日が最後の出演となり、このときは特に出馬は番組で触れられず本人からの挨拶もなかったが、翌27日の日刊ゲンダイのトップの見出しが出馬を伝え、29日放送からのメインキャスターには代役が立てられた。
当時の参議院比例区は拘束名簿式であったが、党代表の細川は公示日前日の7月7日に比例順位をようやく立候補者に伝えた。1位の細川に次いで2位に記載されたのは小池だった。日本新党の政策を立案した組織委員長の松崎哲久は5位、「ニコニコ離婚講座(現・離婚と母子の110番)」の創立者の円より子は7位、テニス選手の佐藤直子は9位に記載された。この措置に対し、小池が参加する前から細川を支えてきた党員の一部から強い不満の声が上がる。佐藤は、小池より自分が下位に置かれたことにショックと怒りを覚え、比例順位が伝えられたその日に出馬を取り止めた[46]。
ニュースキャスター時代から脚を見せることを好んだ小池は、自分の強みで選挙戦を優位に進めようと考えた。マスコミに向かって「選挙もハイヒールとミニスカートで通します」と宣言し、街宣車のはしごに足をかけるときはローアングルで構えるカメラマンたちに「それ以上、近づいちゃだめよ」と笑顔で注意した[47]。7月26日に行われた参院選で日本新党は比例区で4議席を獲得し、初当選。当選後、小池はいきなり週刊誌3誌で連載コラムを持った。そのうちの一つ『週刊ポスト』のコラムのタイトルは「ミニスカートの国会報告」であり、毎回ミニスカート姿の写真を添えた[48]。
翌1993年、第40回衆議院議員総選挙に日本新党公認で鞍替え立候補し、旧兵庫2区(定数5)において日本社会党元委員長の土井たか子に次ぐ得票数2位で当選した[49]。自由民主党は選挙前の党分裂により減少した議席数を回復できなかったのに対して、日本新党は躍進し、非自民非共産の連立による細川内閣が成立した。小池は総務政務次官に就任するが、連立政権は1年足らずで崩壊する。
1994年、日本新党を含む旧連立派各党を糾合した野党第一党となる新進党の結党に参加する。1996年の第41回衆議院議員総選挙では、小選挙区比例代表並立制の導入に伴い兵庫6区(伊丹市、宝塚市、川西市)から出馬し、自民党の阪上善秀に競り勝ち再選。新進党では、初代幹事長でありのちに新進党党首に就任した小沢一郎の側近となり、1997年の新進党解党後は小沢率いる自由党に参加。
自由党・保守党時代
[編集]1999年、自民党と自由党の連立(自自連立)に伴う小渕第2次改造内閣の発足に際して経済企画政務次官となり、第1次森内閣まで務める。
2000年の自由党分裂に際して小沢と決別して連立与党に残留、保守党結党に参加した。
同年6月の第42回衆議院議員総選挙では保守党公認に加えてコスタリカ方式を条件とする連立与党の推薦を受け当選(3選目)し、今回比例単独に回った自民党の阪上に次回選挙の選挙区出馬枠を譲ることとした。
自由民主党に入党、女性初の総裁選出馬
[編集]2002年12月、民主党を離党した熊谷弘らの合流に伴う保守新党結成を前に、党首の野田毅および月原茂皓と共に、保守党を離党。保守クラブ(自民党へ合流するため、一時的に結成した形式上の政治団体)を経て自由民主党に入党。党内派閥に関しては、野田と月原が近未来政治研究会に入会したのに対し、小池は清和政策研究会(当時は森派)に入会した。
2003年9月、第1次小泉第2次改造内閣で環境大臣として初入閣。同年10月の第43回衆議院議員総選挙では、保守党時代のコスタリカ方式の約束により自民党から比例単独で立候補。比例近畿ブロックの自民党候補名簿で重複組のひとつ上の3位に記載され、比例近畿で自民党が9議席獲得したため4選。第2次小泉改造内閣より内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)を兼任。環境大臣は第3次小泉改造内閣まで務め、2005年夏の軽装化キャンペーン「クール・ビズ」の旗振り役を務める。
2005年8月8日、参議院本会議で郵政民営化関連法案が否決。同日、小泉純一郎は衆議院を解散し、「反対票を投じた自民党議員は公認せず、全員に対立候補を立てる」と発表した。小池は素早く内閣総理大臣秘書官の飯島勲の携帯電話に連絡を入れ、「小林興起の対立候補として東京10区に立ちます」と告げた。以前から東京に選挙区を替えたがっていた小池にとって、郵政法案反対派の急先鋒として各種メディアで認知度が高まっていた小林は恰好のターゲットだった。小泉に恩は売れるし、マスコミには自分を宣伝できると考えた[50][41]。刺客として東京10区から出馬した第44回衆議院議員総選挙で民主党の鮫島宗明や新党日本の小林を大差で破り、5選。
2006年に発足した第1次安倍内閣では、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)に任命される。
2007年7月3日、防衛大臣久間章生が自身の失言のために辞任。同月4日、後任として就任。女性初の防衛大臣となった。在任中、テロ対策特別措置法の延長問題に関して、民主党が求めている自衛隊派遣に関する国会の事前承認について「国会がチェック機能を果たす観点から1年ごとの(法改正による)延長という仕切りがある。今の制度でも十分役割を果たしている」と否定的な見方を示した[51]。 2007年8月、米下院慰安婦決議可決を受けての日米関係の動揺を防ぐため、第167回国会を欠席して米国を訪問し、国防長官ロバート・ゲーツや副大統領ディック・チェイニーと会談する。野党がテロ対策特別措置法の延長に反対している状況を説明した上で、「これからも引き続き、役割を果たしていきたい」と、インド洋での自衛隊の給油活動を継続する方針を伝えた。国務長官コンドリーザ・ライスとの会談では「私は『日本のライス』と呼ばれているようですが、日本でライスは米(こめ)になります。よって、マダム・スシと呼んでみてはいかがでしょうか」などと英語でジョークを飛ばした[52]。なお、訪米のための国会欠席について8月9日に行われた自民党国防部会などの合同会議で、山崎拓から「いささか当を得ない行動ではないか。今、党はテロ対策特別措置法を抱えている」と批判されている[53]。
イージス艦機密情報漏洩事件について、「防衛省内で誰も責任を取っていない。私は責任を取りたい」として、内閣改造で自身の再任を固辞、離任した[54]。
2008年9月、福田康夫首相の辞任に伴って実施された自由民主党総裁選挙に立候補した。自民党結党以来、女性の自民党総裁選出馬は史上初であった(推薦人代表は衛藤征士郎。選挙責任者は杉浦正健[55])。ただ憲政史上初の女性総理誕生とはならず、結果は、麻生太郎、与謝野馨に次ぐ3位。党員票は麻生に次ぐ2位であったが、地方票は0票であった。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では自民党への逆風を受けて小選挙区では民主党新人の江端貴子に敗れ、比例東京ブロックで復活当選した。この選挙の際、幸福実現党が小池に選挙協力し、幸福実現党の政策に協力する代わりに候補予定者が立候補を取りやめ、共同で街頭演説を行った[56][57][58]。政権交代により野党議員となって9月3日、「派閥単位でなく、党全体で結束すべき」として町村派を退会し、無派閥となった[59]。麻生退陣に伴う2009年自由民主党総裁選挙で推薦人に名を連ねた谷垣禎一が当選(首相を兼任しない自民党総裁としては、河野洋平以来2人目)、谷垣総裁の下で党広報本部長を務める。2010年6月9日の自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)設立総会で、相談役に就任した。
2010年9月の党役員人事で、自由民主党総務会長に就任した。党三役に女性が就任するのは結党以来初めてであった。2011年9月退任。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では、東京10区で前回敗れた江端を大差で破り7選。選挙後、自由民主党広報本部長に就任する。2014年の第47回衆議院議員総選挙で8選。
2016年2月、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章[60]。
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世界経済フォーラム(2008年)
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エド・デイヴィ英国エネルギー・気候変動大臣と(2013年6月13日)
東京都知事就任、都民ファーストの会
[編集]2016年5月27日、東京新聞は、週刊文春のスクープに端を発した東京都知事の舛添要一の公私混同問題[61][62]をめぐり、都民らから都に寄せられた苦情や意見は計1万9千件余りにのぼると報じた[63]。5月30日頃、小池と自民党の若狭勝は、実施が予想される都知事選の出馬について協議した[64]。
同年6月15日、舛添が辞職願を都議会に提出[65]。同年6月17日、小池は、舛添の辞職に伴う東京都知事選挙への出馬の可能性について記者団から問われると「ノーコメント」と述べ、否定しなかった。6月29日、出馬表明[66]。当初は自民党東京都連に推薦を依頼したが、「東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」として無所属での出馬を宣言して推薦を取り下げ[67]、自民党に進退伺を提出する。自民党は小池を応援した者の処分などを通達したが[68]、選挙戦では前任の舛添や東京都議会の自民党会派の体質などを批判した。7月31日、投開票。2位以下の候補を大きく引き離す291万2628票を獲得して当選し[69]、女性初[10]の東京都知事に就任した。
同年9月16日、小池を支援する政治団体として「都民ファーストの会」が発足[70][71]。2017年1月23日には小池系の議員による地域政党となる[72]。6月1日、都民ファーストの会の代表に就任し、同日自民党に離党届を提出した[73](離党届は7月3日に受理[74])。
2017年7月2日に行われた東京都議会議員選挙においては小池が主催する政治塾『希望の塾』の塾生などを擁立し[75]、選挙の結果、都議会で小池系の勢力が過半数を占めた。都議選後、すぐに党の代表を辞任したため、選挙だけが目的の食い逃げと批判された[76]。都知事就任後は、築地市場移転問題等の対応にあたった。
希望の党結成
[編集]2017年9月17日未明、NHKが「9月28日召集の臨時国会の冒頭で衆議院解散の見通し」と報道[77]。これを受けて民進党代表の前原誠司は同日、小池に密かに連絡をとった[78]。
同年9月25日、小池は記者会見し、自らが代表となる新党「希望の党」の結成を発表[79]。「これまで若狭さん、細野さんらが議論してこられたが、リセットして、私自身がたちあげるということで直接絡んでいきたい」と述べた[80]。同日付で東京都選挙管理委員会を通じて総務大臣に設立を届け出て受理された[81][82][83]。
同年9月26日夜、小池、前原、連合会長の神津里季生は極秘に会談。民進党と希望の党の合流が協議され、これについて最終調整に入ることで合意がなされた[84][85][86]。9月27日夜、BSフジの報道番組『プライムニュース』に出演し、希望の党参加の条件について、憲法改正と安保法制への姿勢を重視する考えを示した[87]。
同年9月29日午前、小池と前原は新宿区内のホテルで衆院選候補者の決め方について話し合い、合意した[88]。会談後、小池は記者団に「様々な観点から絞り込みをしていきたいと考えております。全員を受け入れるということは、さらさらありません」と述べた[89]。同日午後、記者クラブ主催の都庁記者会見で、挙手をしてもほとんど当てられることのなかったフリージャーナリストの横田一を小池は指名。横田が「前原誠司代表の昨日の『公認申請すれば排除されない』という発言について、小池知事は『安保、改憲で一致しない人は公認しない』と述べた。(小池知事は)前原代表を騙したのか」と質問すると、小池は「『排除されない』ということはございませんで、排除いたします」と笑顔で言い切った[90][91][92][93]。これを聞いて、民進党内では怒号が飛び交った。
小池の「排除発言」をきっかけとして、9月30日未明に「枝野幸男が考え方の近い前議員らとの新党結成を視野に入れている」との記事が配信された[94]。同日、民進党の前職、元職計15人の「排除リスト」が党内に出回る[注釈 5]。混乱の中で旧民進党リベラル派が10月3日に立憲民主党を結党した[97]。希望の党の幹部にすり寄らなければ議員でいられないと考える旧民進党の議員は多かったが[90]、野党が2分された結果、第48回衆議院議員総選挙で希望の党は自民党に大敗し、野党第一党の座も立憲民主党に奪われた[98]。この結果、党内の求心力は低下し、11月14日に代表を辞任した[99]。11月20日、後任代表の玉木雄一郎の要請で特別顧問に就任した[100]。
同年10月、舛添要一前東京都知事の下で選任された3名の東京都副知事を任期途中で解任し、猪熊純子ら2名を新たに副知事として選任した[101][102][103]。2019年には民間出身副知事として宮坂学を起用[104]。
その後、野党再編の有り方を巡り希望の党が分裂。2018年5月7日に国民民主党が結成された。分党措置により保守系議員らが新たに結成した希望の党から特別顧問就任を打診されたものの固辞し[105]、国政からは距離を置くことを表明した[106]。
東京都知事に再選
[編集]2020年7月5日に行われた東京都知事選挙で、宇都宮健児、山本太郎、小野泰輔らを破り、2012年東京都知事選挙での猪瀬直樹(433万票)に次ぐ、都知事選史上2番目の得票数となる366万1371票で東京都知事に再選された[107]。
2021年5月14日、弁護士の宇都宮健児は、東京オリンピック・パラリンピック開催中止を求める小池宛ての要望書を東京都に提出した。中止を求めるオンライン署名は世界133カ国から集まり、同日正午時点で約35万人を超えた[108][109]。5月24日、30代男性が、開催中止についての検討プロセスを都に開示請求。6月4日、東京都は男性に、「実施機関では当該文書を作成および取得しておらず、存在しない」ことを理由とする非開示決定通知書を渡した[110]。
同年5月末、飼い犬(メス、ヨークシャーテリア)を亡くす。18歳だった[111][112][113]。同年6月22日、通常通り都庁に登庁。都医師会や自治体とワクチン接種について協議するオンライン会議に出席したあとの午後、都内の病院に入院した。過度の疲労で静養が必要になったとされる[114]。6月25日には都議選が告示されるが、姿は現さなかった[115]。6月30日午前に退院。医者の判断により、7月1日以降はテレワークで公務を行うとされた[116]。
同年7月2日、東京五輪中止を求める要望書を都が受け取っただけで何の検討もせず放置していたことが、週刊誌によって報じられた。宇都宮健児は「陳情とか請願という形式ではなくとも、数十万の人の声を代表しているのだから、きちんと検討するべきだ」と、小池の対応を批判した[110]。
同日、小池は10日ぶりに登庁し、定例記者会見で「東京都にとって、今ほど重要な時期はないと考えております」「どこかでばたっと倒れてるかもしれませんが、それも本望だと思ってやり抜いていきたい」と述べた[117][118][119]。
7月3日、突如として都民ファ候補者の事務所18カ所を訪れ激励した。滞在時間はわずか数分で、街頭でマイクを握ることは一度もなかったが、メディアは選挙参戦の模様をすぐに取り上げた。「がんばるのよ、最後までがんばるのよ」と都民ファ代表の荒木千陽都議に声をかけたとする記事も配信された[120]。また小池は「○○○(候補者名)へあなたの一票を託してください。これからも私とともに東京を発展させます」と呼びかける録音メッセージを一部の有権者に電話で流した[121]。
7月4日、東京都議会議員選挙投開票。毎日新聞社が6月26日に実施したインターネット調査では「自公で過半数の勢い」との結果が出ていたが、自民党・公明党は過半数をとれず、「5~22」と言われた都民ファーストの会は31議席を確保した[122]。ただし都民ファは翌7月5日、選挙期間中に無免許運転した板橋区選挙区の木下富美子を除名した[123]。
2023年以降
[編集]2023年10月24日、江東区長の木村弥生が同年4月の江東区長選挙をめぐり公職選挙法違反の疑いにより家宅捜索を受け、11月15日付で区長を辞職した[124]。木村の辞職に伴う区長選挙に小池は都職員の大久保朋果を擁立[125]。12月10日に投開票が行われ、大久保は4人の候補者を破り、初当選した[126]。
同年12月28日、東京地検特捜部は、木村弥生を支援した東京15区選出の柿沢未途衆議院議員を公職選挙法違反(買収)などの疑いでを逮捕した[127]。同選挙区の補欠選挙が4月28日に行われる可能性が高くなると、2024年1月から小池の衆院選出馬の観測が流れ始めた[128][129]。小池は江東区を選挙区とする東京15区に縁はなかったが、先の区長選で激戦を制した大久保の応援に入る中で「ここでも勝てる」と手ごたえを得たとされる。小池の側近はメディアの取材に応じ、「小池さんの目標は女性初の総理になることです。今がその時(注・国政転出)、と決意を固めたようです」と答えた[128]。
2024年3月15日に産経新聞が「東京15区は小池百合子都知事の出馬の臆測が出ており、(自民党は)その動向を探りつつ『相乗り』も模索している」と報じた[130]。3月25日には二階俊博が次期衆院選に出馬せず今季限りで引退すると表明した[131]。3月26日、東京新聞記者は自民党都連最高顧問の深谷隆司の浅草の自宅に訪ね、「小池氏は東京15区補選に出るか出ないか、どちらの可能性が高いと思うか」と質問した。小池と付き合いの長い深谷は「半々だ。国政の舞台に立ちたいというのが本音だろう」と答えた[131]。3月28日付の同紙朝刊は深谷とのやりとりを記事にし、「最大の後ろ盾になると目されていた実力者の二階氏の『不在』は小池氏の判断に影響するのか」とコメントした[131]。
同年3月28日、小池は東京15区補選について「うち(注・都民ファーストの会)は乙武さんでいきますから」と主だった関係者に直接電話し、乙武洋匡の擁立を決めた[132]。自民党幹部にも乙武の擁立が内々に伝達された[133]。乙武は、小池が都民ファーストの会の国政進出を目指して設立した「ファーストの会」の副代表に同日付で就任し[134]、4月8日に無所属での出馬を表明した[135]。
東京都知事に3選
[編集]2024年5月25日、小池は3選目指して都知事選に出馬を固めたと報じられた[136]。都議会定例会の最終日に当たる同年6月12日、小池は本会議において3選目を目指して立候補する意向を表明した[137]。
同年7月7日、2024年東京都知事選挙が投開票された。石丸伸二、蓮舫らを破り、291万8015票(得票率42.8%)で東京都知事に再選された[138]。
同年8月6日、明治神宮野球場で開催された日本プロ野球のJERA セ・リーグ公式戦、東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース14回戦の始球式に登場したが、投球の際に膝をひねり、退場後は車椅子で球場を後にした。左膝関節の剥離骨折で全治2か月程度との診断を受け、当面は公務をテレワークでこなすこととなった[139]。同月15日に開催された東京都戦没者追悼式には車いすで参列した[140]。
政策
[編集]都政
[編集]7つのゼロ
[編集]2016年7月の都知事選挙の選挙公報で「7つの0(ゼロ)を目指します」として、以下の7項目を挙げた。
- 待機児童ゼロ
- 介護離職ゼロ
- 残業ゼロ
- 都道電柱ゼロ
- 満員電車ゼロ
- 多摩格差ゼロ
- ペット殺処分ゼロ
このうち「ペット殺処分ゼロ」 は2018年度および2019年度に部分的に実現した。ただし、病気や怪我などを理由とするペット殺処分は未だ存在する[141]。
「満員電車ゼロ」について、小池は、2階建車両を導入するとともに、駅のホームも2階建てとする計画を示していた。いずれも実現できておらず、主要路線の混雑率も2019年度までは減少しなかったが、2020年度になると新型コロナウイルス感染症の拡大により企業の在宅勤務や時差通勤への取り組みが進展したため、満員電車の問題は解消された[142]。その後、コロナウイルス感染症が終息するにつれて再び満員電車の問題が顕在化してきている。
そのほかの「待機児童ゼロ」「介護離職ゼロ」「残業ゼロ」「都道電柱ゼロ」「多摩格差ゼロ」については達成できていないと指摘される[141][142]。
築地市場の移転延期
[編集]築地市場の移転先となる豊洲市場の全施設は2016年5月に完成し、11月10日の完全移転・開業を予定していたが、8月31日に「土壌汚染対策に不安が残る」として開場の延期を宣言した。その後、2017年6月20日に「一度豊洲に移転し、5年後再び築地に戻す」としたが、12月20日には「2018年11月10日に移転し、築地市場は解体する」と改めた。延期決定から築地市場解体決定までに1年4ヶ月弱を要し、その間に小池が度々姿勢を転換させたため、市場関係者以外にも大きな混乱を招いた。2018年7月31日、土壌汚染対策の追加工事が完了し、「将来リスクを踏まえた安全性が確保された」として、小池百合子により豊洲市場の安全宣言が出された。同年9月13日に開場記念式典が行われ、10月11日に取引を開始した。 この移転延期により、巨額の損害が生じたことが指摘された[143][144][145]。 詳細は「築地市場移転問題」を参照
子どもを受動喫煙から守る条例
[編集]自らの意思で受動喫煙を避けることが困難であり、保護の必要性が高い子どもを守ることを目的とした条例を制定した。2018年4月1日施行[146]。
条例は保護者に対し、18歳未満の子どもがいる室内や車内で喫煙をしないことや、分煙が不十分な施設に立ち入らせないことなどを求めるものであり、努力義務のため罰則規定はない[147]。
この条例に対し、自民党は「条例が家庭内にまで踏み込むのは『法は家庭に入らず』の原則から納得できない。継続審議すべきだ」として反対していたが、2017年10月5日に自民党を除く賛成多数で可決、成立した[148][149]。
受動喫煙防止条例
[編集]従業員を雇う飲食店に原則屋内禁煙を義務づけるなどした罰則付きの受動喫煙防止条例を制定した。2020年4月1日までに段階的に施行される[150]。
一時は「国との整合をとる」という理由で条例案の提出を見送っていたが、政府が客席面積100平方メートル以下の飲食店で喫煙を認めるなど例外が多い内容の健康増進法改正案を閣議決定したことを受け、国の方針より厳しい条例の制定を目指したものである[151][152]。政府案で規制されるのは国内の飲食店の45%にとどまるが、当条例では都内の飲食店の84%が規制対象となる[153]。
当条例については、飲食組合やたばこ販売店などから強い反対があり[154]、杉並区長の田中良も「都が一律に規制するのはファッショ的だ」と批判していた[155]。都議会においては、自民党が規制対象外とする飲食店を増やす修正案を提出するなどして反対しており、高橋信博都議からは「実効性がない荒唐無稽な基準だ」という批判もあったが、2018年6月27日に自民党を除く賛成多数で可決、成立した[156][157][158]。
小池都知事は条例の成立について「以前は反対される飲食店も、より多かった。この1年間いろいろと訴えをし、途中で条例の設計の見直しも要したが、ご理解いただいて、今回の成立につながった」と述べた[159]。
新型コロナウイルス対策
[編集]2020年3月12日、新型コロナウイルス感染症の拡大によりWHOのテドロス事務局長が「パンデミックと言える」と発言したことについて、「都として準備を重ねてきたことであり、中止という選択はない」と述べ、予定通り同年夏の東京五輪開催を目指す考えを示した[160]。3月22日にIOCが東京五輪の延期を検討すると発表した翌23日、新型コロナ関連で最初の記者会見を開き、3つの密を避けることなどを要請した[161][162][163]。4月23日の臨時記者会見では「4月25日からの12日間を、『いのちを守るステイホーム週間』とします」「『STAY HOME』。おうちにいましょう」と強く要請した[163]。
週刊新潮は、2020年5月21日号(5月13日配信)で、東京都が入院患者数をごまかし、より深刻に装っていたと報道した。東京都の感染症対策課によると、5月11日現在、3300床が確保されているという。同誌は小池について「3月下旬の3連休前、五輪を気にして手を打たず、感染拡大させた張本人が、命を削る自粛を強いながらも、その前提となる数字を示さないのは、都民ひいては国民への背信行為。徹底的な検証が不可避であろう」と指摘した[164]。
2020年5月12日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる「抗体検査」を6月から月3千件のペースで実施すると発表し、「継続的に抗体検査を実施して地域ごとの抗体保有率を調査し、感染拡大防止対策に役立てていきたい」と述べた[165]。
2020年5月19日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長に伴う休業要請の追加協力金930億円などを含む5832億円の2020年度補正予算案を発表し、小池は「感染の拡大を防止するという大きな目標には、(経済的な)セーフティーネットが必要だ。対策を切れ目なく講じていくことで効果が出る」と述べた[166]。新型コロナ対策費の総額は、4月に想定した8000億円から約1兆円に拡大した。これに対し、自民党の都議は「小池百合子都知事は、新型コロナウイルス対策の1兆円で再選を買ったも同然だ」と指摘した[167]。
2020年5月22日、緊急事態宣言が解除された場合、休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」を発表した[168]。この政策について、元衆院議員でタレントの東国原英夫は、小池のロードマップでは完全解除まで2カ月と推察し、経済がもたないのではないかと指摘した[169]。
2021年2月2日、政府の緊急事態宣言延長決定を受けて臨時会見を行う。感染拡大防止策説明の際は、「飲み会、家で友人との飲食もなし。社会人の方も歓送迎会、仕事の打ち上げもなし、でお願いします。イベント後の飲んで楽しく食事もなし。カラオケ、ゲームセンターもなしで」。さらに「学生の皆さんは卒業の季節ですが、追い出しコンパや謝恩会、今年はぜひなしで。友人との旅行、卒業旅行もなし、でお願い申し上げます」と「ナシ」「ナシ」を連呼して、若者に対し娯楽を自主的に制限することを推奨した[170]。
ドクターヘリ事業
[編集]小池の2020年出馬時の公約[171][172]によって東京都から委任杏林大学医学部附属病院によって2021年「東京都ドクターヘリ運航事業」(以下、DH[173])として公募された結果、ヒラタ学園が1億9520万円で落札[174]。しかし、実際にヒラタ学園に支払われた額は2億6504万と入札時の金額を大幅に上回っている[174]。五十嵐衣里は「本来、入札時に想定した額よりも高くなれば、『契約内容の変更合意』が必要です。ところが、それを行っておらず非常に問題です」と指摘[174]。更に全日本航空事業連合会作成の2023年度ドクターヘリ運航実績」によると運行回数1360回中患者を運ばずに戻ってきたキャンセルは1054回とキャンセル率が77%になっている[174]。日本航空医療学会理事長の猪口貞樹も「東京都のキャンセル率はあり得ない数字」と首をかしげる[174]。航空会社関係者は「公告されたDH事業の入札要綱には「契約内容の変更はない」と明記されているにもかかわらず、実際は実費で支払われている。これはどう考えてもおかしい。入札時の契約金額に関係なく支払額が増えるならば、最初からゼロ円で入札したっていいわけですから」と語る[174]。ヒラタ学園も国交省大阪航空局から2024年5月28日に「事業改善命令」「警告書」が出されている[175]。航空局は、耐空証明の有効期限が切れた機体からの部品の流用、不具合を解消しない状態での運航など30項目に及ぶ不正を指摘したうえで、DHなどの公益性が高い事業を実施するために十分な予備品が配備されていないと非難、更に航空日誌に不具合が発生したと記載しないなど、航空法違反行為を繰り返していて航空局はこうした違反行為を整備部長及び整備管理課長も認識しており、組織的な違反だったと断じた[175]。 ヒラタ学園が神戸空港で事故を起こした5月31日に週刊文春が杏林学園理事長の松田剛明を直撃すると「(事業改善命令が出た後)彼らが「改善しました」というから信用したが、今日事故があったなら話は別。本当に安全か確認するまで、飛ぶなと指示を出しますよ。」「委託会社の変更も真剣に検討する。」と応じた[175]。
内政
[編集]経済
[編集]財政政策は「財政に家計の常識を入れる」ことを基本にしており、赤字国債による景気対策に否定的である[176]。財政出動は変動相場制の下では効果が無いとの立場を取る[176]。日本国憲法に財政規律条項を加えることを提案している[177][178]。2017年には、希望の党を率いて戦った衆院選の公約として、当時の安倍晋三首相が掲げる経済政策「アベノミクス」に対抗し「ユリノミクス」を掲げた[179]。
選択的夫婦別姓制度
[編集]党議拘束を外す場合、選択的夫婦別姓については選択制であることから賛成するとしている[180]。一方、2014年の調査では、「どちらとも言えない」としている[181]。
女性宮家
[編集]2012年の毎日新聞の調査では、女性宮家創設に賛成と述べている[182]。
表現規制
[編集]国会議員時代は「マンガやアニメ、映画、ゲームにおける描写を規制する青少年健全育成基本法案」の請願を国会に提出した[183]。2016年東京都知事選挙でも、小池の選挙対策事務所は「表現の自由は、しっかりと守るべき」とした上で「目をそむけたくなるものも中にはあり、そこをどのように線引きするか議論が必要」とした[184]。
なお、東京都では青少年健全育成条例により、主にマンガを対象として不健全図書の指定が行われているが、小池が都知事に就任した2016年以降、特にボーイズラブ作品の不健全指定が増えている[185]。不健全指定された作品は都内で青少年向けに販売できなくなるほか、Amazon.co.jpにおける販売が停止される[186]。参議院議員の山田太郎は、こうした青少年健全育成を理由としたBLの規制に危惧を表明している[187]。
無電柱化
[編集]自民党無電柱化小委員会の委員長として日本全国の無電柱化を推進し、「無電柱化の推進に関する法律」の成立を目指している[188][189][190]。
外交・安全保障
[編集]核武装
[編集]2003年11月、毎日新聞の衆議院議員アンケートで、日本の核武装について「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答した[191]。
対リビア外交
[編集]日本リビア友好協会の会長を務めており[192]、日本とリビアとの関係の強化、発展を目指している。日本リビア友好協会は、リビア側の要望に応えて、政府間協定に代わる新たな合意書を締結した団体である[193]。国際連合によるリビア制裁の間も、日本とリビアとの関係強化を図るためさかんに活動しており[193]、同国の革命指導者であるムアンマル・アル=カッザーフィーの二男のサイフ・アル=イスラーム・ムアンマル・アル=カッザーフィーや、三男のアッ=サーディー・アル=カッザーフィーに対し、日本訪問を要請したのもこの団体である。
リビアを訪問した経験もあり、複数回にわたってカッザーフィーと直接会談している[194]。さらに、カッザーフィーに招かれ執務室の中に入ったこともあるという[194]。小池によると、カッザーフィーは民主主義国家の樹立を目指し、明治維新を参考にしているという[194]。
2011年8月には、日本の政治家として初めてリビア国民評議会のトップであるムスタファ・モハメド・アブドルジャリル議長らと会談した[195]。
守屋防衛事務次官更迭
[編集]2007年に防衛大臣に就任した小池は、内閣総理大臣補佐官時代からの懸案であった防衛省の「情報保全」システムの確立を理由に、防衛事務次官守屋武昌を退任させ、警察庁出身の官房長西川徹矢を防衛事務次官に起用する人事案を作成した。しかしこの人事情報が防衛省中枢からマスコミに漏洩され、更に守屋が小池の頭越しに内閣総理大臣安倍晋三や内閣官房長官塩崎恭久に対して直接、人事案の撤回を直訴。塩崎が小池に対し、人事案の再考を求める事態に発展した。小池は人事案の撤回を迫られ、安倍・塩崎らは守屋留任でも西川でもない「第三の(人事)案」を小池に要求して事態の収拾を図り、守屋同様防衛省プロパーである人事教育局長増田好平を後任の事務次官に起用する「第三の案」で決着させた。なお、守屋は事務次官を退任後、山田洋行事件によって国会での証人喚問の後に逮捕、起訴された。小池は「オンナの直感で『これはよろしくない』と思った」と述べた[196]。
批判
[編集]拉致被害に関する不適切発言
[編集]北朝鮮からの拉致被害者である蓮池透によれば、2002年に拉致被害者の横田めぐみの両親が記者会見を行った直後、同行していた小池が鞄を置き忘れて取りに戻った際、「あったあ!バッグ」「私のバッグ、拉致されたかと思った」と発言したという。蓮池は「あれ以来彼女のことは信用していない」と批判している[197][198]。
玉城デニーへの差別的発言
[編集]沖縄県知事の玉城デニーによれば、2013年の特定秘密保護法案を審議する委員会の最中、衆議院議員であった玉城が法案を批判したところ、小池が背後から「日本語読めるんですか?分かるんですか?」と野次を飛ばしたという[199][200]。なお玉城の母は沖縄県の伊江村出身で、父は在日アメリカ軍兵士であった。
水俣病患者の調査拒否
[編集]1950年代に熊本県で発生した公害問題である水俣病に関して、2004年に最高裁判所が初めて「日本国と熊本県には、水俣病の被害者に対する賠償責任がある」と判断した。これを受けて熊本県知事の潮谷義子は新たに住民への健康調査を提案した[201]。しかし当時環境大臣であった小池は熊本県による提案を拒否し、追加調査や賠償基準の見直しを実施しなかった[202]。また任期中に潮谷と面会することはなかった。以後、2024年4月現在まで熊本病患者に対する追加調査は実施されていない[201]。
関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文送付を中止
[編集]1973年9月29日、関東大震災の際に流言を原因として虐殺された朝鮮人の供養のため「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」が墨田区の都立横網町公園に建立された[203][204][205]。1974年9月1日、追悼碑前で第1回「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」が開かれた。美濃部亮吉知事は「51年前のむごい行為は、いまなお私たちの良心を鋭く刺します」と追悼のメッセージを寄せた。以来、主催者の実行委員会は毎年追悼文の送付を要請し、歴代知事もこれに応じてきた[206]。
2017年3月2日の東京都議会本会議で、自民党の古賀俊昭都議が、「虐殺の犠牲者数について、式典の主催者が表明する『6千余名』という説は根拠が希薄である」などと問題視し、追悼文の送付を見直すことを求めた[207]。
同年8月24日、各紙の報道により、小池が要請を断ったことが明らかとなった[208][209]。週刊文春は古賀の要求による影響を指摘している[210]。8月30日、墨田区長の山本亨が小池に追随し、追悼文送付を取りやめたと報じられた[211]。日本共産党東京都議団は小池に対し追悼文の送付中止を撤回するよう要請し[212]、NPO法人「ウィメンズアクションネットワーク」など各団体はウェブ上に墨田区役所や東京都庁の住所や電話番号を記し、「東京都知事と墨田区長に追悼文拒否の撤回の声を届けよう」と訴えたが[213]、9月1日、小池も山本も結局送らなかった。2017年から2023年まで東京都知事からの追悼文送付は停止されている[210]。小池は理由について「毎年(都慰霊協会が営む)大法要において、都知事として犠牲となった全ての方々への哀悼の意を表している」と説明している[214]。
この対応には批判する声が上がり、式典実行委員長で、日朝協会東京都連合会会長の宮川泰彦は「悲惨な虐殺の歴史を受け入れない、認めないという姿勢の表れではないか」と述べている[215]。また、小池は関東大震災における朝鮮人虐殺に関して「何が明白な事実かについては、歴史家がひもとくものだ」と述べており、虐殺の有無について明確な認識を表明していない[216]。
2024年8月5日、東京大学の教職員が小池に対し、朝鮮人虐殺の史実を認め、犠牲者へ追悼メッセージを出すよう求める要請文を提出した。要請文は外村大、市野川容孝ら83人の連名で書かれ、小池が「虐殺の事実があったかどうかの認識を示さないあいまいな回答」しか述べないことで「評価が定まった学説への信頼を毀損している」と批判した[217]。8月14日、東京都は、式展実行委員会からの追悼文送付要請に対し、ファクスで「送付しません」と返信した[218]。8月26日、実行委員会は都庁で記者会見を開き、「知事の要請拒否は看過できない」との抗議声明を発表し、公園緑地部の職員に提出した。宮川委員長は会見で「虐殺された朝鮮人犠牲者への追悼は必要ないというのに等しい。歴史的事実から目をそむけ、なかったことにしたいのではないか」と批判した[218]。
阪神大震災での労働組合に関する発言
[編集]2007年7月26日、青森県弘前市で行なわれた第21回参議院議員通常選挙の比例区に立候補した候補者の応援演説において、1995年の阪神・淡路大震災における救援活動について「アメリカが支援に神戸港に入ろうとしても、港湾組合が厳しくてなかなか着岸できなかった」と発言。これに対して港湾労組協議会は「拒否した事実はない」と否定したとされるが、小池側は「非核証明がない限り入港できないという、非核神戸方式を念頭に置いた発言」、当時の首相である安倍晋三は「港湾労働組合による反対の事実があったとは承知していない」とした[219][220]。
政治資金規正法違反問題
[編集]しんぶん赤旗は、小池が代表を務めた資金管理団体「フォーラム・ユーリカ」(2017年6月解散)は94年~16年までに収入が1000万円以上の「特定パーティー」を18回開いたと報じた[221]。規正法は特定パーティーについて、パーティー券の購入人数にあたる「対価の支払をした者の数」を政治資金収支報告書に記載するように求めている[221]。 しかし特定パーティーを赤旗が調べると15年と16年のパーティー収入を1枚のパーティー券代(2万円)で割った数字と同じ数字=パーティー券の販売枚数と同じ数字を購入者数として記載していたが、収支報告書に記載する購入者数は、1人が1枚ずつ購入しない限り、パーティー券の販売枚数と一致することはあり得ないと報じた[221]。そして政治団体「全日本トラック事業者政治連盟」は16年8月31日、「政治資金パーティー会費」として6万円(3枚分)をフォーラム・ユーリカに支出したと収支報告書に記載している[221]。16年5月18日にも、「全国住宅産業政治連盟」が「パーティー券購入」として、10万円(5枚分)を支出したと記している[221]。この為赤旗は、一つの政治団体が複数枚のパーティー券を購入していれば、販売枚数と購入者数が一致することはあり得ず、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いがあると報道した[221]。
豊洲市場移設に関する発言
[編集]2017年8月10日の都知事定例記者会見で、知事が公表した豊洲と築地の双方に市場機能を残す方針について財源や運営費など検討した記録が都に残ってないことの所見を尋ねられた。小池は「情報というか、文書が不存在であると、それは"AI"だからです。私があちこち、それぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと考え方を聞いてまいりました。いくら金目がかかるかということについては、関係局長が集まった会議で、既にA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。よって、試算については既に公表されているものがあります。最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。」と述べた[222]。上記の発言が意味不明であるとしてネットユーザーが困惑を示したと産経新聞が報じた[223]。
志村けんの死去に関する発言
[編集]2020年3月30日、タレントの志村けんがCOVID-19肺炎で死去したことについて、小池は「悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その最後の功績も大変大きいものがあると思っています」と発言した。「功績」という表現に多くの批判が集まった[224][225][226]。
辺野古移設案に関する非公式約束疑惑
[編集]普天間飛行場の辺野古への移設案に関して、2007年に小池が防衛大臣在任中に、いわば空約束を沖縄県知事に非公式に与えていたことが記されたアメリカの「秘」(confidential)扱いの公電を、ウィキリークスが暴露したと報じられる[227][228]。
末尾に「SCHIEFFER」と記された公電は、在沖縄総領事ケビン・メアが2007年11月2日に小池と昼食を共にした際の内容を伝えている(これに先立つ8月に小池は防衛相を辞任している)。2006年に日米で合意した移設案に関して、沖縄県知事仲井真弘多は滑走路を少しでも沖合へと修正するよう求めていた。ウィキリークスによると、小池は、環境影響評価後を条件に、政府が滑走路を50メートル沖合に移すことを同意するとの「非公式な『約束』」を知事に与えていたことをメアに認めたとされる[注釈 6]。メアは小池に、滑走路を移動する科学的根拠が環境影響評価により与えられなかった場合にどうするのか、を尋ねた。これに対し、2009年までには別の政権になっており、我々が知事に現時点までに何を約束したかが問題になることはない、と小池は答えたという[注釈 7]。ウィキリークスによると、公電は、日本の内閣がこのような非公式な示唆を沖縄県知事に続ける事への懸念、また小池によりそのような非公式な約束が為されたとの噂をアメリカ側が事前に聞いていた事を記しているとされる。小池は約束を与えたことを否定し、「その場に総領事が来たという記憶もないし、必然性もない」と主張している[230]。
人物
[編集]政党遍歴
[編集]1992年5月から2017年6月まで、日本新党、新進党、自由党、保守党、自由民主党と5つの政党に所属した[231][232][233]。そのため「政界渡り鳥」と呼ばれることがある[232]。ただし、日本新党、新進党は党そのものが解党しており[232][233]、自発的な離党は自由党および保守党を離党した時[233]である。また、自由党からの離党は自自公連立政権からの離脱の是非を巡り党が分裂したことに伴うものであり、海部俊樹、扇千景、野田毅、二階俊博など小池を含めて26名の議員が共に離党している。これは自由党に残留した側の人数を上回る。
小池は『文藝春秋』(2008年1月号)への寄稿で、「政界再編の荒波の中で生きてきた結果、自慢にはならないが、新党の立ち上げはお手のものだ。党名、綱領、政策、キャッチフレーズに、党名ロゴ作りまで、三日もあればまとめる芸当さえ身に付けたが、もうたくさんである[234]」と回想している。立ち上げから参加した日本新党のシンボルカラーは自身のものと同じ緑である。なお新進党結党時には公式の英語党名として「New Progressive Party」(直訳すると新進歩党)提案したが、異論があり「New Frontier Party」(直訳すると新開拓領域党)となった。2016年7月に東京都知事選挙への立候補を表明した際には、「このところいろいろと私のこれまでの経歴などをご紹介いただく放送などを見ていて、『政党がコロコロ替わる』というようなご指摘もいただいている。しかし、改めて申し上げると、それは政党の離合集散の結果であって、政党名が変わっただけであって、私の主張、思想、そして信念は一度も変えたことがない。改めて思うと、政党というのはあくまで機能体であって、仲間内の運命共同体ではないと思う[235]」と自ら説明している。
カイロ大学卒業について
[編集]1992年の参院選の頃から、選挙前になるとカイロ大学卒業を疑う報道が行われる傾向にある[236]。1993年、小池は疑惑に対抗すべく、当時連載中だった『週刊ポスト』のコラムでカイロ大学の卒業証書を写真で紹介した[237]。また、2020年にカイロ大学は「1976年にカイロ大文学部社会学科を卒業したことを証明する」と声明を発表し、経歴詐称疑惑を否定した[3]。 入学については下記の通り1972年入学としているが、週刊文春が記録した2016年の音声データで小池本人が1971年に入学したと発言している[238]。
公表されている学歴
[編集]公表されているカイロ大学卒業についての学歴は以下のとおりである。
- 1972年10月、カイロ大学文学部社会学科入学
- 1976年10月、カイロ大学文学部社会学科卒業
- カイロ大学を首席で卒業
- 出典:小池百合子著『3日でおぼえるアラビア語 第1版』(学生社、1983年5月)、小池百合子著『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社、1982年10月20日)[19]、『月刊カレント』1986年8月号[34]。
2016年都知事選
[編集]2016年の東京都知事選挙の際に、経歴詐称疑惑が広く報道された。同年6月30日放映のテレビ番組『情報プレゼンター とくダネ!』が学歴詐称疑惑を扱った際、資料として卒業証書と卒業証明書を担当者に送った[239][240]。7月14日に告示された都知事選の選挙公報に「カイロ大学卒業」と記載した[241]。
同年8月2日に知事に就任[4]すると、東京都庁のウェブサイトの自身のプロフィール欄に「1976年10月 カイロ大学文学部社会学科卒業」と明記した[2]。
2017年と2018年の文藝春秋報道
[編集]『文藝春秋』2018年1月号(2017年12月8日発売)で、石井妙子がルポルタージュ「女たちが見た小池百合子『失敗の本質』」を掲載[242][243]。この記事を読んだ小池のカイロ大学時代の同居人とされる女性Kが、2018年1月に編集部気付で石井に「小池百合子さんはカイロ大学を卒業していません」とする手紙を出した[27][244]。
2018年6月8日、文藝春秋は元同居女性の証言を元にした記事を配信した[244]。これを受けて同年6月19日、自民党都議の早坂義弘は都議会本会議で記事に言及。「カイロ大学を首席で卒業したという経歴について疑義があるとの報道について、知事は、先週の記者会見において、記者からの問いに正面から答えなかった。知事の見解を伺いたい」と質問した。小池は「これまで何度も申し上げているとおり、正式なカイロ大学の卒業証書及び卒業証明書を有している。大学側も、幾度もこの卒業を認めている」「首席については、当時の担当教授の言葉をうのみにした。そのことでうれしくなって、その旨を記述した」と答弁した[245]。
2020年都知事選
[編集]2020年5月27日、小池が2020年の東京都知事選挙への再選出馬の意思を固めたことが報道により明らかとなった[246]。同日、週刊文春が卒業関係書類のロゴやスタンプが異なるなどと主張した[239]。
同日、カイロ大学の証言をプレジデントオンラインが紹介[247]。記事では大学に照会し、カイロ大文学部日本語学科の教授から「確かに小池氏は1976年に卒業している。72年、1年生の時にアラビア語を落としているが、4年生の時に同科目をパスしている。これは大学に残されている記録であり、私たちは何度も日本のメディアに、同じ回答をしている」との証言があるとした。また卒業関係書類のスタンプやロゴの疑惑についても、カイロ大学の幹部を務めた経験のある男性は「大学の記録を調べたが、間違いなく小池氏は76年10月に卒業していた」と証言した上で「学部や時代によってスタンプやスタイル、サインが違うということだ。盗難対策などで数年ごとにそれらを変えていることを知らない人間が勝手に間違えていることを言っているのだろう」と指摘している。他のカイロ大学関係者も「卒業関係書類は昔は男性形の1つのフォーマットを使い、手書きやタイプライター。ピンで留め、大学職員が何人かで手作業でスタンプを押していた。今はさすがに男女の違いはあるが、多くの学生に書類を作成するのは大変な作業で、多少異なる点があるのも当たり前」と解説した[247]。
同年5月29日、石井妙子によるノンフィクション『女帝 小池百合子』が出版され[248]、元同居人Kの証言などを元にした学歴詐称疑惑がここでも綴られた。なお、2023年11月8日に本書の文春文庫版が発売。文庫化に際し、これまで仮名だった元同居人の記述部分は実名で記載された[249][250]。同月、都議の上田令子はKと面会した[251]。
同年6月3日の都議会では、上田令子が、首席で卒業したエビデンスの提示を要求[252]。小池は、すでに何度も公開してきたと述べ、担当教官から「あなたが一番だった」とのお褒めの言葉をもらったと答弁した[252][253]。
同年6月8日、カイロ大学のモハンマド・エルホシュト学長は小池について「1976年にカイロ大文学部社会学科を卒業したことを証明する」「卒業証書はカイロ大の正式な手続きにより発行された」「日本のジャーナリストが証書の信ぴょう性に疑義を示したことは、大学と卒業生への名誉毀損で看過できない」とする声明を発表した[3]。そのうえで「エジプトの法令にのっとり、適切な対応策を講じることを検討している」と警告を発した[254]。
同年6月9日、駐日エジプト大使館は、小池が1976年10月に卒業したことを証明する旨のカイロ大学の声明文を、フェイスブックで公開した[254][255]。
ジャーナリストの山田敏弘がカイロ大学教授のアーデル・アミン・サーレに取材して小池の在籍記録を調べたところ、小池が1976年にカイロ大学文学部社会学科を「グッド[注釈 8]」の成績で卒業した記録が残っていた。サーレは「カイロ大学は今でも4人に1人は留年するが、彼女は4年間で卒業している。これはすごいこと。10月に卒業したことになっているが、普通は7月卒業なので、2か月遅れたのは卒業前にも補習を受ける必要があったからだろう。相当に大変だったのではないか」と話していたという[256]。
小説家でカイロ・アメリカン大大学院修士の黒木亮は、小池のアラビア語に諸々の誤りが見られると指摘。クウェートの女性大臣とフスハーで話そうとしてしどろもどろになったり、カダフィ大佐訪問時はほとんど会話にならないといった、「お使い」レベルのアラビア語であり、到底大学教育に耐えられるものではないとしたほか[257]、小池が『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年)の58ページに、1年目に落第し、次の学年に進級できなかったと記述していることから[24]、卒業には最低で5年かかり、早くても1977年となるのだから、1976年10月卒業と記載されている「小池の卒業証書は信用出来ない」と述べている[258]。また黒木は、カイロ大学を含むエジプトの国立大学では、小池が卒業したと称しているサダト政権時代(1970~81年)から不正な卒業証書の発行が行われており、小池の卒業証書はムハンマド・アブドゥル・カーデル・ハーテムのコネを利用したものだ、と主張している[259]。
同年7月5日、都知事選執行。小池は経歴詐称疑惑を切り抜け、得票の59.7%を獲得して再選された[107]。
2024年都知事選
[編集]2024年4月9日、文藝春秋の記事で、元都民ファーストの会事務総長の小島敏郎が2020年に公表されたカイロ大学の声明文について疑問を呈した[260][261]。小島は4月12日の取材において、声明文の提案を自身が行ったことや提案から掲載までの期間が短かったことから「自分は偽装工作に加担してしまったのではないか」と述べた[236]。また、同誌には元同居人Kによる記事も掲載されており、それによると小池が日本の新聞に「カイロ大学文学部社会学科を日本人女性として初めて卒業した」などと取り上げられた際に「そういうことにしちゃったの?」とKが問うと、小池は「うん」と屈託なく言ったという[262]。
小池は4月12日の定例記者会見で「(声明文は)カイロ大学が意思を持って出したと認識している」と述べ、カイロ大学が卒業を認めていることを指摘した。そのうえで「卒業証書や卒業証明書は公にし、記者会見や都議会などでも説明している」と反論、「選挙のたびに記事が出るのは残念だ」と述べた[236]。
舛添要一は、2024年4月15日公開のABEMAニュースで、40年前に小池と会話した際、カイロ大学の首席卒業について賛辞を贈ったところ、小池の答えは「学生は私一人しかいなかったの。だから首席でもあるしびりでもある」という回答だったという。しかし、2018年の小池の都知事就任会見で「首席」とは言わず「ベリーグッドと先生に言われた」とだけ発言したことを取り上げ、40年間騙されたとした。また、舛添によると、エジプトの大学は卒業証書の偽造などは日常茶飯でいい加減であるという。そして小池はエジプト政府に借りができているとし、そのためエジプトに頭が上がらず国政に戻って外交などできるわけはないなどと発言した[263]。
小池は4月19日の定例記者会見で、カイロ大学の声明文の作成について「私自身が関知しているものではない」と述べ、カイロ大学の判断によるものであるという見解を改めて示した[264]。その上で「カイロ大を正式に卒業しており、大学が発行している卒業証書を公にしている」とした。
6月11日、カイロ時代に小池一家の世話をした朝堂院大覚が東京都庁記者クラブで会見を開き、小池は3年生に進級できず、カイロ大学を中退したと発言した[265]。この件について、6月12日のぶら下がり会見において記者が「昨日朝堂院大覚さんがね…」と質問をしようとしたが、途中で途切れて他の記者による質問に移ったため、小池はコメントしていない[注釈 9]。
6月18日、小島敏郎が公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の容疑で小池を東京地検に刑事告発した旨を公表した[267]。
6月21日、小池の実兄が週刊文春の取材に応じ、学歴詐称を否定した[268]。兄によると、遅くとも1971年までに小池はカイロに行っており、カイロのアメリカンスクールに入学して2年間アラビア語を勉強、2年の時にカイロ大学に編入し、カイロ大学は1976年に卒業したと述べた[268][269]。
カイロ大学の名誉教授で同大の卒業実務にも関わっていたハムザ・イサム東京国際大学教授は、6月18日の小島の記者会見において「卒業証明書は本物です」と証言した[270]。ハムザはMINKABUのインタビューで「(小池が)カイロ大学を卒業した記録がある」として疑惑を否定し、不正な卒業証明書を発行したとする主張は大学の名誉を傷つけるものだとした。
7月7日、2024年東京都知事選挙が投開票され、291万8015票(得票率42.8%)で東京都知事に再選された[138]。
その他
[編集]- かつて自宅を共同で購入し(後に小池に売却)同居し会計責任者や大臣秘書官を歴任した従弟は中国当局に拘束された後、2021年に東京地検特捜部が摘発した太陽光発電関連会社との関係性が取り沙汰されている[271]。
- 東京都練馬区桜台在住[272][273]。
- 高校時代以来髪を伸ばしたことがなく、一貫してショートカットであった[274]。自民党が政権を失った後、政権に復帰するまで髪を切らないと宣言した[275]。小池は「つらいこと(=伸びた髪)を自分に課そうと思った」と語り、自ら「臥薪嘗胆ヘア」と名付けた[274]。2012年12月16日に行われた衆議院議員総選挙において自民党が政権に復帰し、小池自身も2期ぶりに小選挙区からの当選を果たした。この結果を受け、同年12月19日、後援会関係者らが参加して「断髪式」が行われた[275]。1年2ヶ月の間切らなかった髪は肩下まで伸びていたが、自民党の河村建夫選対局長や三原じゅん子参院議員ら50人以上が大相撲の断髪式にならって髪にハサミを入れ、元のショートカットに戻った。会場は最初両国国技館での開催を希望したが[276]、都内のホテルで行われた。
- エジプトに留学していた21歳の頃、日本人留学生の一般人男性と結婚し、離婚している[277][278]。
- 小池によれば、顔の頬の部分に痣があり、キャスター時代は化粧で隠すことに苦労したという。都知事選時に石原慎太郎が小池を「厚化粧の女」と発言した際は、「ちょっとぐさっときたかな」と思ったという[279]。小池によれば、猪瀬直樹の後継都知事選挙では、事前に石原から出馬の打診があったという[280]。
- かつては喫煙者であり、1980年代には高須克弥とともに「愛煙家のためのシンポジウム」に参加し、マスコミの前でたばこをふかすパフォーマンスを披露することもあった[281]。国会議員時代は愛煙家議員連盟もくもく会にも所属していたが、東京都知事になる頃には禁煙をしており、受動喫煙防止の旗振り役を担っている[282]。
- 1997年末には盲腸の手術を、翌1998年5月には子宮筋腫の手術を受けた[283]。子宮全摘出で3週間入院した[284]。
- 2006年3月29日、肺炎[285]により40度近い熱を出し脱水症状で入院したが、4月14日に退院して公務に復帰した[286]。
- 2014年の第186回国会において、過去に、大臣、副大臣、政務官、補佐官、議長、副議長、委員長の要職にあった衆議院議員で、質問、議員立法、質問主意書のいずれかの提出がなかった24人の議員(野田佳彦、小沢一郎、野田毅、亀井静香、鳩山邦夫、中村喜四郎、浜田靖一、高村正彦、平沼赳夫、丹羽雄哉、額賀福志郎、大島理森、川崎二郎、金子一義、山口俊一、山本有二、大畠章宏、小池百合子、細田博之、塩谷立、渡海紀三朗、林幹雄、伊藤達也、佐藤勉)の一人として紹介されている[287]
- 2016年に第29回小学館DIMEトレンド大賞では、創刊30年記念として創設された「DIME創刊30周年記念 トップリーダー賞」を受賞[288]。また、「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」 [289]、第45回ベストドレッサー賞(政治部門)[290]を受賞。
- 2017年4月、アメリカ合衆国の雑誌『タイム』が選ぶ2017年の世界で最も影響力のある100人に選出された[291]。
政治資金
[編集]- 朝日新聞は2007年11月26日、政治資金収支報告書において2003年から4年連続で繰越金が0円であった団体の一つに小池が代表を務める政党支部を挙げた[292]。小池の事務所は、「実際にかかった費用を積み上げ、法にのっとって適切に処理した結果だ」[292]としている。
- 産経新聞は2016年7月4日、小池が代表を務める自民党東京都第10選挙区支部が、支援者が所有するビルの一室を相場価格の半額ほどで賃借しながら、差額を寄付として政治資金収支報告書へ記載する義務を怠っていたと報じた[293]。神戸学院大学教授の上脇博之は「政治資金規正法に抵触する可能性がある」と主張した[293]。小池の事務所は、「提示された金額を見て借りることにしたので、寄付という認識は全くない」と説明し[293]、産経新聞の報道内容への反論をおこなった[294]。
- 1992年7月に小池が参議院議員に初当選すると、それまで政治家になることに反対していたオリックス社長の宮内義彦は小池に後援会の設立を促した。後援会は小池の下の名前もかけて「フォーラム・ユーリカ」と名付けられ、宮内が会長に就任した。このとき資金管理団体も設立されるが、同名の「フォーラム・ユーリカ」とされた[295][296]。「フォーラム・ユーリカ」は、都知事選後の2016年12月に資金管理団体の指定を取り消され、2017年6月に解散した[297]。小池は都議選を控えた同年6月1日、都民ファーストの会代表に就任[73]。選挙大勝後の8月、政治団体「百乃会(ひゃくのかい)」を設立した。代表と会計責任者には元衆議院議員の杉浦正健が就いた[298][299]。再選に向け、2019年1月4日に新たな資金管理団体「百成会」を設立した[300][301][302][303][304]。
- 東京都医師会の政治団体が2022年に小池のパーティ券を150万円、小池が代表を務める都民ファーストのパーティ券を100万円分購入したことに対して医師会は「理念や政策が方向性が近しいと考える」というコメントを出している[305]。
小池百合子個人の政治団体 区分 団体名 設立日 解散日 代表者 資金管理団体 フォーラム・ユーリカ 1992年 2017年6月 小池百合子 百成会(ひゃくせいかい) 2019年1月4日 小池百合子 政治団体 百乃会(ひゃくのかい) 2017年8月 杉浦正健
発言
[編集]小沢一郎に関して
[編集]小沢を支持した理由
[編集]- 新進党、自由党に在籍していた約6年間に小沢一郎を支持していた理由について、「小沢さんが九三年に刊行された『日本改造計画』に大変な感銘を受けたからだ」[306]と説明しながらも、「ところが、小沢さんが掲げた改革を断行し、護送船団の社会構造を廃して自己責任の社会を実現しようとしたのは小沢さんならぬ、小泉純一郎元総理、その人であった」[306]と評している。
- 小沢の政治手法については、「極論すれば、小沢氏の政治行動の基準は、わずか二枚のカードに集約される、と。それは『政局カード』と『理念カード』である。具体的にいえば、『政局カード』とは持論である政権交代という錦の御旗を立てることであり、『理念カード』とは安全保障を中心にした政策構想である。小沢氏というと政治的駆け引きに長けているように見えるが、決してそんなことはない。むしろやり方はシンプルだ。自民党を離党し、細川政権の樹立から今日まで、手の内のカードはこの二枚を駆使することに尽きる。ある時は『政局カード』を振りかざし、それが手詰まりになると見るや、今度は『理念カード』を切る。この繰り返しである」[307]と評している。
小沢と決別した理由
[編集]- また、小池が自由党を離党して保守党に参加し、小沢と決別した理由については、「ここで連立政権を離れて野党になれば、小沢氏の『理念カード』によって、政策の先鋭化路線に再び拍車がかかることは想像できる。一方で、経済企画庁の政務次官の仕事を中途半端に投げ出すことには躊躇した」「少々心細くもあったが、実は『政局』と『理念』の二枚のカードに振り回されることにも、ほとほと疲れていた。」[307]「かつて小沢さんは、自由党時代に取り組んだはずの国旗・国歌法案について、自民党との連立政権から離脱するなり、180度転換し、『反対』に回った。国旗・国歌法案は国家のあり方を問う重要な法案だ。政治の駆け引きで譲っていい話ではない。同じく外国人地方参政権の法案についても自由党は反対であったはずが、公明党の取り込みという目的のために、『賛成』へと転じたことがある。国家の根幹を揺るがすような重要な政策まで政局運営の“手段”にしてしまうことに私は賛成できない。これが私が小沢代表と政治行動を分かとうと決意する決定打となった」[306]と説明している。
小沢への批判
[編集]- 2012年には、作家の大下英治によるインタビューで、「自由党の時に広報戦略を担当していた時の面白い資料が出てきたんです。『小沢一郎が永田町で嫌われるわけ』というテレビCMの、私が作った絵コンテ。『先見性がある、リーダーシップがある、決断力がある、正論を言う、実行する、先送りしない、本音を言う、役人に使われない。政策を重視する……』と続くんですが、当時は小沢さんの半面しか知らなかったから、今から考えるといくつか全く違うところもある」「政策はあるけれども、それ以上に政局が第一なんじゃないかと。今回の新党(引用者注:国民の生活が第一)でつくづく感じましたね」「小沢さんは政局を目的化しすぎ。政権を取った時、言っていた政策と行動があまりにも違う」「小沢さんは細川内閣で2大政党制による政権交代可能な政治制度を作ると言って小選挙区制を導入した。小選挙区制度では新党を作るのは不利だと一番分かっているのが小沢さんなのに、民主党を離党して4回目の新党を作った」と述べた[308]。
- 週刊朝日による2012年のインタビューでは、「小沢さんを取り巻く人が抱く感情の変遷には、3段階ある。第1段階は、小沢さんを恐れ多く思う。私も『日本を変えるのは、そんじょそこらの人にはできないが、小沢さんならできる』と思っていた。第2段階は『すごい』と『えっ?』の間を行ったり来たりする。第3段階は『enough(もう十分)』と言って去っていく。新党についていったのは第1、第2段階の人。参加しなかったのは第3段階の人でしょう」と述べている[309]。
沖縄メディアへの批判
[編集]2013年3月に「沖縄の先生(=自民党議員)方が何と戦っているかというと、沖縄のメディアなんですよ。今日はこちらに地元メディアもいると思うが、しかしながら、あれと戦って今回のご当選をされてきたということは、むしろ沖縄のメディアの言っていることが本当に県民をすべて代表しているとは、私ははっきり言って思いません。これからも堂々と地元と国会議員としての役割を果たして頂けるように後押しをさせていただきたい」と党国防部会で述べた[310]。
「女性は子供を産む機械」発言への批判
[編集]女性を「子供を産む機械」に例えた厚生労働大臣柳澤伯夫の発言に対し、2007年2月4日に出演したテレビ番組で「柳澤さんだけじゃなくて、イスラムの国よりも、日本における男性の、女性に対する見方は遅れてるんじゃないか」と批判した[311]。
外国人参政権への批判
[編集]2010年1月22日の衆議院予算委員会において外国人参政権について質問し、赤松広隆農林水産大臣の「外国人参政権は民団への公約」という発言について質し、さらに亀井静香金融担当大臣から「私の所属しております国民新党は付与することについては反対でありますし、私としても反対であります」との答弁を引き出した。
なお、小池本人は保守党在籍当時の2000年11月に、同じ衆議院の特別委員会で法案提案者の一人として「税金を払っている在日の方々がそれに対して意見を、また参政権という形で、選挙という形で意見を述べるのは、これは当然ではないかというような意見もある」「在日の皆さま方のことを考えると同時に、日本そのものを考えるという大変大きなモメンタムである」と発言している(一方で提案説明の中で「やはり国民の声の中では幾つかの問題提起もされている」「地方の政治と国政とは実は非常に密接に関係してくる」「(南北朝鮮の民団と総連という関係が敵対して)一本化されていないということに一抹の不安を覚える」「国籍を取りやすくするということも、この法案とはまた別にその選択肢も十分ある」と導入に慎重とも受け止められる意見もしている。ただし、「国籍取得をより簡便にするということをまず考えなければならない」として、国政選挙権の行使も可能となる帰化に積極的であった)[312]。
2016年東京都知事選挙では、外国人地方参政権への反対を表明した[313]。
旧統一教会との関係
[編集]その他
[編集]- 日本国憲法については「借り物の憲法記念日5月3日を祝日から外します」と発言するなど、改憲派である[315]。
- 阪神淡路大震災で被災した芦屋の女性たちが1996年に陳情のため議員会館の小池を訪れた際、小池は窮状を訴える彼女らに対してマニキュアを塗りながら顔を上げることなく応じ、マニキュアを塗り終えると「もうマニキュア、塗り終わったからかえってくれます?私、選挙区変わったし」と放言したという[316][317]。
- 2016年東京都知事選挙に立候補する直前の2016年7月8日に日本外国特派員協会で実施された記者会見で、ジャーナリストの江川紹子は、小池が過去に在日特権を許さない市民の会の関連団体に招かれて講演をおこなったことがあると述べた。小池は、「いろんな講演会に招かれることはしばしばございます。しかし私は在特会という、最近よく出ておりますけど、それについてはよく存じておりません。また、私を招いてくれた会は、こことどういう関係にあるか知り得なかったということでございます。よって、その認識はないということです」と返答した[318]。
- 2016年11月7日掲載の日経DUALのインタビューで、親学について、「一度だけ誘われて講演を聴きに行ったことはありますが、ちょっと私の考えとは方向性が違うと考えて、以降は何も関わっていません。それだけなんです。育休の延長プランのキャッチフレーズになった『3年間抱っこし放題』にも違和感を抱いていました」と関わりを否定している[319]。
- 2019年10月17日、2020年東京五輪のマラソンと競歩について国際オリンピック委員会(IOC)が暑さ対策として、会場を東京から札幌に移す計画を発表したことについて、「青天のへきれき」と述べ、「涼しいところでというのなら、総理らが『北方領土でやったらどうか』くらいなことを呼び掛けてみるのはありかと思う」などと批判した[320][321]。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第16回参議院議員通常選挙 | 1992年 7月26日 | 40 | 比例区 | 日本新党 | 50 | / | 2/4 | ||
当 | 第40回衆議院議員総選挙 | 1993年 7月18日 | 41 | 旧兵庫2区 | 日本新党 | 13万6000票 | 15.07% | 5 | 2/7 | / |
当 | 第41回衆議院議員総選挙 | 1996年10月20日 | 44 | 兵庫6区 | 新進党 | 8万9672票 | 38.28% | 1 | 1/5 | / |
当 | 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 6月25日 | 47 | 兵庫6区 | 保守党 | 8万4647票 | 33.81% | 1 | 1/5 | / |
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 51 | 比例近畿 | 自由民主党 | 29 | / | 3/9 | ||
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 53 | 東京10区 | 自由民主党 | 10万9764票 | 50.05% | 1 | 1/4 | / |
比当 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 57 | 比例東京(東京10区) | 自由民主党 | 9万6739票 | 43.31% | 17 | 2/3 | 4/5 |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 60 | 東京10区 | 自由民主党 | 10万8983票 | 53.70% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 62 | 東京10区 | 自由民主党 | 9万3610票 | 50.73% | 1 | 1/5 | / |
当 | 2016年東京都知事選挙 | 2016年7月31日 | 64 | 無所属 | 291万2628票 | 44.49% | 1 | 1/21 | / | |
当 | 2020年東京都知事選挙 | 2020年7月5日 | 67 | 無所属 | 366万1371票 | 59.70% | 1 | 1/22 | / | |
当 | 2024年東京都知事選挙 | 2024年7月7日 | 71 | 無所属 | 291万8015票 | 42.77% | 1 | 1/56 | / |
役職
[編集]- 特定非営利活動法人中央アジア・コーカサス研究所(理事長[322])
- 公益財団法人日本国際フォーラム(評議員[323]、政策委員[324])
- 日本ウエイトリフティング協会会長[325]
- 東京都銃剣道連盟(会長)[326]
所属議員団体
[編集]- 日本会議国会議員懇談会(副会長)[327][328]
- 自民党国際人材議員連盟(会長)[329]
- 自由民主党資源・エネルギー戦略調査会(顧問)[330]
- 自由民主党無電柱化小委員会(委員長)[331]
- 自由民主党税制調査会(副会長)[332]
- 自由民主党環境・温暖化対策調査会(顧問)[330]
- 自由民主党安全保障調査会(顧問)[330]
- 自由民主党観光立国調査会(顧問)[330]
- 自民党どうぶつ愛護議員連盟(会長)[333]
- 北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(顧問)[334]
- 国際連帯税創設を求める議員連盟(副会長)[335]
- 日韓議員連盟
- 日華議員懇談会[336]
- 衆議院日仏友好議員連盟(副会長)[60]
- シリア難民支援議員連盟(会長)[337][338]
- 無電柱化推進議員連盟(会長代理)[332]
年譜
[編集]年表 | 経歴 | |
---|---|---|
1971年(昭和46年) | 3月 | 甲南女子高等学校卒業 |
4月 | 関西学院大学社会学部に入学(のちに中退) | |
1976年(昭和51年) | 3月 | カイロ大学文学部社会学科卒業[1][2] |
1979年(昭和54年) | 4月 | 日本テレビ『ルックルックこんにちは』の1コーナーに移行したての『竹村健一の世相講談』アシスタントキャスターに就任( - 1985年3月) |
1985年(昭和60年) | テレビ東京『マネー情報』キャスターに就任( - 1988年3月) | |
1988年(昭和63年) | テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』初代メインキャスターに就任( - 1992年6月) | |
1992年(平成4年) | 7月 | 参議院議員に初当選(日本新党公認・比例区) |
1993年(平成5年) | 衆議院議員に初当選(日本新党公認・旧兵庫2区) | |
8月12日 | 総務政務次官に就任( - 1994年4月28日) | |
1994年(平成6年) | 12月10日 | 日本新党解党、新進党結成に参加 |
1996年(平成8年) | 10月 | 衆議院議員に再選(新進党公認・兵庫6区) |
1997年(平成9年) | 12月 | 新進党解党 |
1998年(平成10年) | 1月 | 自由党結成に参加 |
1999年(平成11年) | 10月5日 | 経済企画総括政務次官に就任 |
2000年(平成12年) | 4月 | 自由党離党、保守党結党に参加 |
4月5日 | 経済企画総括政務次官に再任( - 同年7月4日) | |
2000年(平成12年) | 6月 | 衆議院議員3選(保守党公認・兵庫6区) |
2002年(平成14年) | 12月 | 保守党解党、自由民主党に入党 |
2003年(平成15年) | 9月22日 | 環境大臣に就任 |
11月 | 衆議院議員4選(自由民主党公認・比例近畿ブロック) | |
11月19日 | 環境大臣に再任 | |
2004年(平成16年) | 9月27日 | 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)を兼任 |
2005年(平成17年) | 9月 | 衆議院議員5選(自由民主党公認・東京10区) |
9月21日 | 環境大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)に再任 | |
2006年(平成18年) | 9月26日 | 内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)に就任 |
2007年(平成19年) | 7月4日 | 防衛大臣に就任( - 同年8月28日) |
2008年(平成20年) | 9月 | 自由民主党総裁選挙に立候補。麻生太郎、与謝野馨に次ぐ得票数3位で落選 |
2009年(平成21年) | 8月 | 衆議院議員6選(自由民主党公認・比例東京ブロック) |
10月 | 自由民主党広報本部長に就任 | |
2010年(平成22年) | 9月 | 自由民主党総務会長に就任( - 2011年9月) |
2012年(平成24年) | 12月 | 衆議院議員7選(自由民主党公認・東京10区)自由民主党広報本部長に就任 |
2013年(平成25年) | 4月 | ルノー社外取締役に就任[339] |
6月 | 日本ウエイトリフティング協会の新会長に選任(女性初)[340]( - 2016年9月) | |
2014年(平成26年) | 12月 | 衆議院議員8選(自由民主党公認・東京10区) |
2016年(平成28年) | 7月14日 | 東京都知事選挙告示、立候補に伴い衆議院議員を自動失職 |
7月31日 | 東京都知事選挙が執行され初当選、8月2日、知事に就任[4](女性初[10]) | |
2017年(平成29年) | 4月 | 地域政党『都民ファーストの会』の特別顧問に就任 |
6月 | 都民ファーストの会代表に就任 | |
7月 | 都民ファーストの会代表を辞任、特別顧問に就任 | |
9月 | 国政政党『希望の党』を設立し、代表に就任 | |
11月 | 希望の党代表を辞任。特別顧問に就任 | |
2020年(令和2年) | 7月 | 東京都知事選挙に再選 |
受賞歴
[編集]著作
[編集]単著
[編集]- 『振り袖、ピラミッドを登る』講談社、1982年10月20日。ISBN 4062002701。
- 『3日でおぼえるアラビア語』1983年5月。ISBN 4311700148。
- 『おんなの人脈づくり : サクセスウーマンのPassport』太陽企画出版〈Sun business〉、1985年4月。ISBN 4884660749。
- 『永田町ブロードキャスター』朝日新聞社、1994年6月25日。ISBN 4022567430。
- 週刊朝日に連載した「永田町リポート」と、書き下ろした「日本新党の行方」を収録。
- 『小池式コンセプト・ノート : プロジェクトは「大義と共感」で決まる!』ビジネス社、2007年4月。ISBN 978-4828413518。
- 『女子の本懐 : 市ヶ谷の55日』文藝春秋〈文春新書〉、2007年10月。ISBN 9784166606023。
- 『もったいない日本』主婦と生活社、2008年10月。ISBN 978-4391136609。
- 『ふろしきのココロ』小学館、2009年7月。ISBN 978-4093878487。
- 『議員と官僚は使いよう』小学館〈小学館101新書 ; 055〉、2009年10月。ISBN 978-4098250554。
- 『発電する家「エコだハウス」入門』プレジデント社、2011年6月。ISBN 978-4833419550。
- 『自宅で親を看取る : 肺がんの母は一服くゆらせ旅立った』幻冬舎、2014年9月。ISBN 978-4344026469。
共著
[編集]- パラダイム・ファクトリー著『日本破局のシナリオ 待ったなし、日本再生構想』 新講社、1995年12月。ISBN 4915872106
- 相澤英之ほか編『一問一答金庫株解禁等に伴う商法改正』 商事法務研究会、2001年8月。ISBN 4785709553
- 『対論:テロは日本を変えたか』 広済堂出版、2001年12月。ISBN 4331508579
- 古森義久との共著。
- 山本一太監修『私が総理になったなら 若き日本のリーダーたち』 角川書店、2002年11月。ISBN 4048837877
- 環境ビジネスウィメン懇談会編著『環境ビジネスウィメン』 日経BP社、2005年4月。ISBN 4822208575
- 小池百合子、染谷ゆみ、善養寺幸子、堤恵美子、キャシー松井、薗田綾子、安井悦子、鈴木敦子、枝廣淳子、崎田裕子、谷みどりによる共編著。
- TPL著『東京WOMEN大作戦』 小学館、2008年7月。ISBN 9784093877947
- 『南地中海の新星リビア 高まる日本への期待』 同友館、2009年7月。ISBN 978-4496045516
- 畑中美樹との共著。
- 『異端のススメ』 宝島社、2013年12月。ISBN 978-4800215437
- 林修との共著。
- 『無電柱革命』 PHP新書、2015年7月。ISBN 978-4569825120
- 松原隆一郎との共著。
対談等
[編集]- 1992年10月 牟田口義郎著『カイロ 世界の都市の物語 10』 文藝春秋、ISBN 978-4-16-509620-7
- 「ケイオスティック・カイロ」を寄稿。
- 1993年9月 佐高信著『日本人の死角』 徳間書店、ISBN 4191452908
- 対談「私は政治改革のモルモット」を収録。
- 1999年3月 大前研一、政策学校〈一新塾〉著『新しい日本をつくるために私ができることあなたができること』 ダイヤモンド社、ISBN 4478180202
- 第3章に「政治を変える、日本を変える」 を寄稿。
- 2001年2月 佐和隆光、浅田彰著『富める貧者の国 「豊かさ」とは何だろうか』 ダイヤモンド社、ISBN 4478200653
- 鼎談「機能不全に陥った日本型システム」を収録。
監訳書
[編集]- 2017年 ジョン・コッター、ホルガー・ラスゲバー著、大塚玲奈訳『ナディアが群れを離れる理由』ダイヤモンド社
論文
[編集]テレビ出演
[編集]バラエティ
[編集]- ガチャガチャポン! 第8話「本日実行! 今泉議定書! 大臣もやってくるヤァヤァヤァ! の巻」(フジテレビ、2005年5月30日) - 小池百合子 役(本人・特別出演)
- SMAP×SMAP「BISTRO SMAP」(関西テレビ・フジテレビ、2016年10月3日)
秘書・支援者
[編集]氏名 | 小池との関係 | 肩書 | 出典 |
---|---|---|---|
中田宏 | 元秘書(1992年就任) | 参議院議員、元横浜市長、元衆議院議員 | |
中山泰秀 | 元政策担当秘書(2001年就任) | 元衆議院議員 | [342] |
荒木千陽 | 元公設秘書、元私設秘書 | 元東京都議会議員、元都民ファーストの会代表 | |
野田数 | 元秘書 | 東京水道代表取締役、元東京都議会議員 | |
尾島紘平 | 元秘書、元インターン | 東京都議会議員 | [343] |
天風いぶき | 元秘書 | 元タカラジェンヌ | |
森口つかさ | 元秘書(2008年に小池事務所入所) | 東京都議会議員 | |
樋口高顕 | 元インターン | 千代田区長 | [344] |
宮内義彦 | 後援会会長 | 元オリックスCEO | |
杉浦正健 | 「百乃会」代表 | 元衆議院議員 | [299] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 国連発足時からの公用語は、英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語の5言語であったが、1973年の第30回総会においてアラビア語が追加された。詳細は国際連合参照。
- ^ ピラミッドへの登頂は、遺跡の保護と墜落事故防止のため、1983年にエジプト政府により禁止されている。
- ^ 1976年8月23日にカイロを離陸したエジプト航空321便がハイジャックされる事件が発生した。同機の乗客に日本人28人が含まれていたことから、小池は事件直後、国際電話で読売新聞の取材を受けている[28][29]。
- ^ この時期は、テレビ東京専属の「パーソナリティー」の立場だった。
- ^ 2017年9月30日に出回った「排除リスト」15人の内訳は以下のとおり。前職は安住淳(宮城5区)、枝野幸男(埼玉5区)、野田佳彦(千葉4区)、長妻昭(東京7区)、初鹿明博(東京16区)、菅直人(東京18区)、阿部知子(神奈川12区)、篠原孝(長野1区)、近藤昭一(愛知3区)、赤松広隆(愛知5区)、岡田克也(三重3区)、辻元清美(大阪10区)。元職は海江田万里(東京1区)、手塚仁雄(東京5区)、櫛渕万里(東京23区、報道時)[95][96]。
- ^ 2007年3月付の公電によれば、小池の前任の久間章生は、仲井真に環境影響評価で協力するよう同意させるためには、50メートルの修正が必要である、とメアに強く述べている[227][229]
- ^ 2007年7月の参議院選挙で与党は大敗している。
- ^ サーレによれば、上からエクセレント、ベリーグッド、グッド、アクセプタブル(ここまでが合格)、ウィーク、ベリーウィークの6段階評価で、小池は真ん中ぐらいの成績だったという[256]。
- ^ 会見の様子はYoutube上でオンラインメディア「Arc Times」が公開している[266]。
出典
[編集]- ^ a b c d “防衛大臣 小池百合子”. 首相官邸ホームページ. 2022年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月8日閲覧。
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- ^ a b c "小池知事の卒業詐称疑惑をカイロ大が否定「正式証書」". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ. 2020年6月9日. 2020年6月9日閲覧。
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- ^ "特別顧問挨拶". 都民ファーストの会. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 総務省 地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等
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- ^ a b c "【都知事選】小池百合子氏が当選 増田氏、鳥越氏ら抑え初の女性都知事に(UPDATE)". ハフィントン・ポスト. 2016年8月1日.
- ^ "小池百合子氏 「当たり前」から「変革」訴え 都知事選". 朝日新聞デジタル. 2016年7月28日. 2016年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月28日閲覧。
- ^ "「ワールドビジネスサテライト」の歴代メインキャスターで好きな人は誰?". ねとらぼ調査隊. 2021年4月27日. 2022年1月9日閲覧。
- ^ ""一家心中する"に泣きじゃくった小池百合子…「父」との知られざる関係". デイリー新潮. 2016年12月27日. 2020年6月9日閲覧。
- ^ 石井 2020, pp. 36–37.
- ^ a b 「"官軍"小池百合子新都知事の勝負勘 野心の原点は父親の会社倒産、街金に追われた過去」『dot asahi』2016年8月10日。(週刊朝日 2016年8月19日号より抜粋)。
- ^ 石井 2020, pp. 50–53.
- ^ a b 野田数『都政大改革 小池百合子知事&「チーム小池」の戦い』扶桑社、2016年12月27日。ISBN 9784594075958。
- ^ 小池 1982, p. 279.
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- ^ a b 小池 1982, p. 58.
- ^ “21歳で学生結婚した小池百合子知事 プロポーズは自分から”. NEWSポストセブン (2017年6月6日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ “【二十歳のころ 小池百合子氏(4)】22歳で結婚。3年で離婚も感謝しています”. サンケイスポーツ (2017年4月28日). 2024年4月11日閲覧。
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- ^ “小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(前篇)”. 「週刊文春&文春オンライン」公式チャンネル (2023年11月10日). 2024年4月11日閲覧。
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- ^ 『サンケイ新聞』1976年10月22日付朝刊、15版、18面、「エスコート役に芦屋のお嬢さん 25日来日のエジプト大統領夫人 小池百合子さん 令嬢とは同級生 カイロ大新卒、唯一の日本女性」。
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- ^ 木下宏一『二〇世紀ナショナリズムの一動態 中谷武世と大正・昭和期日本』三元社、2021年1月、pp235-236頁。ISBN 9784883035205。
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- ^ 石井 2020, pp. 242–243.
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参考文献
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- 石井妙子『女帝 小池百合子』文藝春秋、2020年5月29日。ISBN 978-4-16-391230-1。
- 小池百合子『振り袖、ピラミッドを登る』講談社、1982年10月20日。ISBN 4062002701。
- 政治資金収支報告書
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外部リンク
[編集]- 小池ゆりこ オフィシャルサイト
- 知事の部屋 東京都公式ウェブサイト
- yurikoch - YouTubeチャンネル
- 強く、そしてしなやかに(夕刊フジでの連載)
- 小池百合子-zakzak
- 過去の大臣記者会見・談話等(小池環境大臣)
公職 | ||
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先代 舛添要一 |
東京都知事 公選第20・21・22代:2016年 - |
次代 現職 |
先代 久間章生 |
防衛大臣 第2代:2007年 |
次代 高村正彦 |
先代 鈴木俊一 |
環境大臣 第5・6・7代:2003年 - 2006年 |
次代 若林正俊 |
先代 茂木敏充 |
特命担当大臣(沖縄及び北方対策) 第6・7代:2004年 - 2006年 |
次代 高市早苗 |
先代 |
内閣総理大臣補佐官 (国家安全保障問題担当) 2006年 - 2007年 |
次代 |
先代 今井宏 |
経済企画総括政務次官 1999年 - 2000年 |
次代 小野晋也 |
議会 | ||
先代 佐藤敬夫 |
衆議院科学技術委員長 1997年 - 1998年 |
次代 大野由利子 |
党職 | ||
先代 結成 |
希望の党代表 初代:2017年 |
次代 玉木雄一郎 |
先代 野田数 |
都民ファーストの会代表 第2代:2017年 |
次代 野田数 |
先代 田野瀬良太郎 |
自由民主党総務会長 第49代:2010年 - 2011年 |
次代 塩谷立 |
先代 古屋圭司 高市早苗 |
自由民主党広報本部長 2009年 2012年 |
次代 茂木敏充 馳浩 |
- 小池百合子
- 東京都知事
- 女性都道府県知事
- 日本の防衛大臣
- 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)
- 日本の環境大臣
- 平成時代の閣僚
- 日本の女性閣僚
- 日本の内閣総理大臣補佐官経験者
- 都民ファーストの会
- 希望の党の人物 (日本 2017)
- 細川護熙
- 自由民主党の衆議院議員
- 東京都選出の衆議院議員
- 比例東京ブロック選出の衆議院議員
- 兵庫県選出の衆議院議員
- 比例近畿ブロック選出の衆議院議員
- 保守新党の国会議員
- 自由党 (日本 1998-2003)の国会議員
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- 比例区選出の参議院議員
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- 平成時代の衆議院議員
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- レジオンドヌール勲章オフィシエ受章者
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- 重量挙げに関する人物
- カイロ大学出身の人物
- 兵庫県出身の人物
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- 存命人物