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若松謙維

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若松 謙維
わかまつ かねしげ
東北中央自動車道泉田道路開通式にて
(2022年11月20日)
生年月日 (1955-08-05) 1955年8月5日(69歳)
出生地 日本の旗 日本 福島県石川郡石川町
出身校 中央大学商学部2部
前職 公認会計士
現職 参議院議員
所属政党公明党→)
新進党→)
(新党平和→)
公明党
公式サイト 公明党 若松かねしげ OFFICIAL SITE

選挙区 参議院比例区
当選回数 2回
在任期間 2013年7月29日 - 現職

選挙区旧埼玉5区→)
埼玉6区→)
比例北関東ブロック
当選回数 3回
在任期間 1993年 - 2003年
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若松 謙維(わかまつ かねしげ、1955年8月5日 - )は、日本政治家公認会計士税理士行政書士公明党所属の参議院議員(2期)、若松公認会計事務所代表。

参議院災害対策特別委員長衆議院議員(3期)、復興副大臣第3次安倍第1次改造内閣)、総務副大臣NPO法人「行政再生」理事長、参議院総務委員長などを歴任。

経歴

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福島県石川郡石川町生まれ。1978年3月、中央大学商学部2部を卒業[1]

1978年11月、有限責任監査法人トーマツに入社[1]1983年よりシアトル翌年よりロンドンに赴任。1988年、ロンドン事務所・国際投資コンサルタント部に配属となり、1990年よりサンフランシスコに赴任。1992年、退社[1]

1993年第40回衆議院議員総選挙旧埼玉5区公明党から出馬し、初当選。

1996年第41回衆議院議員総選挙埼玉6区では新進党から出馬し、2期目の当選を果たす。1999年7月、政治家事務所としては初めてISO認証を取得。

2000年第42回衆議院議員総選挙では民主党の新人大島敦に2342票差で敗れるが、比例北関東ブロック復活当選した。2002年第1次小泉内閣改造内閣総務副大臣を務め、三位一体の改革の原案を作成する。

2003年第43回衆議院議員総選挙で落選。2005年第44回衆議院議員総選挙比例東北ブロックに単独立候補するが落選。公認会計士事務所を東京都港区新橋に開設する。

2009年第45回衆議院議員総選挙の比例東北ブロック公明党公認候補となる。公認会計士事務所を郡山市に移転。2009年、第45回衆議院議員総選挙の比例東北ブロックで名簿順位2位となるが落選。

2012年、公明党から第23回参議院議員通常選挙比例代表候補に公認された[2]

2013年7月、第23回参議院議員通常選挙に公明党公認の比例代表候補として出馬し、参議院議員選挙で初当選。10年ぶりに国政に復帰した。

2015年10月、第3次安倍第1次改造内閣にて復興副大臣に就任(2016年8月退任)。

2019年7月の第25回参議院議員通常選挙では、党の規約では「任期中に69歳を超える場合は公認しない」とある[3]が、当時63歳11ヶ月で特例で公認されて立候補した[4]

2019年10月、参議院総務委員長に就任[5]

政策・主張

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選択的夫婦別姓
選択的夫婦別姓導入に「どちらかと言えば賛成」としている[6]
日本国憲法
2013年の第23回参議院議員通常選挙においては、日本国憲法第9条改正に反対を表明した[7]
集団的自衛権
2013年の第23回参議院議員通常選挙に際し、集団的自衛権の行使を認めるため憲法解釈を変更すべきか問われ、憲法解釈の見直しに反対すると表明していた[7]。しかし、集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法案が2015年に審議されることになったため、選挙当時の主張について毎日新聞社からあらためて確認されると「政府の努力を覆すような報道はフェアではない」[8] と回答し、マスコミを批判した。
消費税
2019年10月に予定されている消費税増税に賛成[9]
その他
普天間基地辺野古への移設に賛成[7]普天間基地移設問題参照)。
アベノミクスは成果を上げていると思う[7]

役職歴

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公明党

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  • 中央幹事
  • 機関紙推進委員会委員長
  • 復興・防災副部会長
  • 税制調査会副会長
  • 東北方面本部顧問
  • 福島県本部常任顧問

参議院 

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  • 参議院総務委員長
  • 東日本大震災復興特別委員会委員
  • 資源エネルギーに関する調査会委員

著作

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単著

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  • 私も取れたISO14001―環境先進議員の挑戦(東洋経済新報社、2000年3月)
  • 地方公共団体再生工程表(ぎょうせい、2002年2月)
  • 財政会計改革工程表(ぎょうせい、2003年7月)

共著

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  • 企業のリストラ(共著:田中亀雄・土屋章・原田進安・中村清、商事法務研究会、1993年6月)
  • 新・行財政構造改革工程表(共著:上山信一・樫谷隆夫、ぎょうせい、2005年4月)

脚注

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  1. ^ a b c 総務副大臣
  2. ^ 日本経済新聞 (2012年9月20日). “公明、衆参5人を追加公認”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2001J_Q2A920C1PP8000/ 2012年10月24日閲覧。 
  3. ^ 【政界徒然草】ついに「定年制」に着手した公明党 世代交代は進むか”. 産経新聞 (2019年6月25日). 2019年7月20日閲覧。
  4. ^ 公明・山口那津男代表、定年制例外で公認 参院選1次公認13人を発表”. 産経新聞 (2018年7月2日). 2019年7月20日閲覧。
  5. ^ “臨時国会開会、新たな常任委員長決まる”. Qnewニュース. https://qnew-news.net/news/2019-10/2019100711.html 2019年10月18日閲覧。 
  6. ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
  7. ^ a b c d 「候補者アンケートの回答」『2013 参院選 比例代表 公明党 若松謙維 - 開票速報 - 毎日jp(毎日新聞)毎日新聞社
  8. ^ 樋岡徹也・林田七恵「2年前、全員『認めない』…解釈改憲巡り参院議員11人」『安保法案:公明離れの学会員次々…自民と協調に「失望」 - 毎日新聞毎日新聞社2015年7月27日
  9. ^ 2019参院選 公明 比例 若松謙維”. 毎日新聞 (2019年7月4日). 2019年7月20日閲覧。

外部リンク

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議会
先代
秋野公造
日本の旗 参議院総務委員長
2019年 - 2020年
次代
浜田昌良
先代
長沢広明
日本の旗 参議院災害対策特別委員長
2016年 - 2017年
次代
河野義博
公職
先代
長島忠美
浜田昌良
西村明宏
日本の旗 復興副大臣
長島忠美
山本順三と共同

2015年 - 2016年
次代
橘慶一郎
長沢広明
末松信介
先代
遠藤和良
小坂憲次
日本の旗 総務副大臣
佐田玄一郎
加藤紀文と共同

2002年 - 2003年
次代
田端正広
山口俊一