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神本美恵子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神本 美恵子
かみもと みえこ
神本美恵子
生年月日 (1948-01-22) 1948年1月22日(76歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県朝倉郡
出身校 福岡教育大学教育学部
前職 日本教職員組合中央執行委員教育文化局長
所属政党民主党→)
民進党→)
旧立憲民主党赤松グループ)→)
立憲民主党
称号 教育学士
公式サイト 参議院議員 神本美恵子

選挙区 比例区
当選回数 3回
在任期間 2001年7月23日 - 2019年7月28日
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神本 美恵子(かみもと みえこ、1948年昭和23年)1月22日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の元参議院議員(3期)。中央選挙管理会委員、立憲民主党福岡県総支部連合会顧問。

選挙活動等においては「神本みえ子」と表記される場合が多い。日本教職員組合(日教組)中央執行委員教育文化局長、日本ユネスコ国内委員会委員、文部科学大臣政務官野田内閣野田改造内閣)などを歴任。

概要

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福岡県朝倉郡出身。1970年3月、福岡教育大学教育学部卒業後、横浜市立下野谷小学校教諭になる[1]

筑紫野市立二日市東小学校教諭などを経て1991年6月福岡県教職員組合組織部執行委員・女性部長就任。同時期より連合福岡女性委員会副委員長を兼任し1995年まで連合福岡女性委員会で活動。その後、1996年から2001年まで日本教職員組合(日教組)中央執行委員。

2000年からは日本教職員組合中央執行委員教育文化局長を務めた[1]

2001年7月の第19回参議院議員通常選挙において民主党より比例区に立候補し初当選[1]

民主党に所属する他、日本民主教育政治連盟(日政連)に所属する。民主党における位置付けとしては旧社会党の流れを汲む横路グループに分類される。

参議院において内閣委員会決算委員会、少子高齢社会に関する調査会、教育基本法に関する特別委員会の委員を務めた。民主党においては民主党男女共同参画推進本部事務局次長、民主党参議院比例区第31総支部代表を務める。地元は福岡であるが民主党福岡県連(民主党福岡県総支部連合会)には所属していない。

2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙で民主党は議席を「177」から「113」に減らし、9月12日、党代表の岡田克也は引責辞任を表明[2]。岡田の辞任に伴う代表選挙(9月17日実施)では菅直人の推薦人に名を連ねた[3]

2007年7月の第21回参議院議員通常選挙に比例区で出馬し、再選。

2011年9月2日に発足した野田内閣文部科学大臣政務官に就任し、2012年1月13日に発足した野田改造内閣でも留任したが、2012年9月民主党代表選挙では赤松広隆の推薦人に名を連ねていた。

2011年12月14日日本軍『慰安婦』問題解決全国行動が開催した韓国水曜デモ1000回アクション in Tokyoに参加した[4][5]

2013年7月の第23回参議院議員通常選挙に比例区で出馬し、3選[1]

2016年1月、参議院内閣委員長に就任。

2017年10月末に希望の党に合流する前原誠司代表が、民進党の衆院選後の方針を決める立場にいることを反対して民進党代表の辞任を求めた[6]

2018年5月の民進党と希望の党による新党には参加せず、5月7日に民進党を離党、立憲民主党に入党を申請、翌8日の常任幹事会で入党が承認された[7]

2019年7月の第25回参議院議員通常選挙には、出馬せず引退[8]。日教組の組織内候補の後継として前職の水岡俊一が立候補し当選[9]

引退後は立憲民主党福岡県総支部連合会の顧問を務める[10]

2022年4月に中央選挙管理会委員に就任(立憲推薦、任期は3年間)[11]

政策・思想・活動

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  • 2013年参院選 毎日新聞候補者アンケートによると
    • 憲法9条と共に憲法改正自体に反対。
    • 集団的自衛権の行使容認に反対。
    • 総理や閣僚は靖国参拝すべきでない。
    • 村山談話・河野談話は引き継ぐべきだ。
    • TPP交渉参加に反対。
    • 雇用の金銭解決に反対。
    • 最も重視する2国間関係は日米関係より日中関係。
    • 死刑制度に反対。
    • 年金は国民の負担を増やしても給付水準は維持すべき。
    • 安倍政権の経済政策「アベノミクス」で雇用や所得が増えると思わない。
    • 原発は日本に必要ない。
    • 外務大臣は英語が話せる人に限るべきではない。
    • 選挙権は18歳に引き下げるべき。
    • 自衛隊は軍隊である。
    • 2020年の東京オリンピックに反対。
    • 2013年の参院選から解禁されたネット選挙でも禁じられている有権者によるメールでの他の有権者への投票呼びかけを認めるべき。
    • 原発は再稼働・海外への輸出とも必要ないとしている[12]

人権問題

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教育問題

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外交

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武力攻撃自体対処関連三法への反対

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慰安婦問題

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所属団体・議員連盟

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役職

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参議院
  • 文教科学委員会・理事[1]
  • 行政監視委員会・委員[1]
  • 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会・委員[1]
民主党
  • 民主党副代表[1]
  • 民主党男女共同参画推進本部長[1]
  • 民主党新緑風会副会長[1]
  • 参議院比例区第31総支部代表[1]

著書

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 公式プロフィール
  2. ^ 岡田代表 辞任を表明 12日未明の会見で”. 民主党 (2005年9月12日). 2021年12月1日閲覧。
  3. ^ “菅、前原両氏の一騎打ちに 民主代表選”. 朝日新聞. (2005年9月17日). https://www.asahi.com/senkyo2005/news/TKY200509170064.html 2021年12月1日閲覧。 
  4. ^ 韓国水曜デモ1000回アクション”. 週刊金曜日オンライン (2012年1月20日). 2021年3月28日閲覧。
  5. ^ 韓国水曜デモ1000回アクション 東京行動 報告”. 日本軍『慰安婦』問題解決全国行動. 2021年3月28日閲覧。
  6. ^ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000061-san-pol
  7. ^ 【常任幹事会】国会議員11名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定 立憲民主党、2018年5月8日
  8. ^ “参院選:日教組も立憲支援へ 比例代表に水岡氏擁立”. 毎日新聞. (2018年3月23日). http://mainichi.jp/senkyo/articles/20180324/k00/00m/010/108000c 2018年3月24日閲覧。 
  9. ^ 時事通信 2018/03/23-18:51 参院選候補、立憲から擁立=日教組[1]
  10. ^ 役員紹介 立憲民主党福岡県総支部連合会”. 立憲民主党. 2021年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月23日閲覧。
  11. ^ 報道資料 令和4年3月18日 中央選挙管理会委員及び同予備委員の指名”. 総務省. 2023年1月15日閲覧。
  12. ^ 2013参院選 毎日新聞候補者アンケート
  13. ^ a b 神本みえ子 公式サイト 政策 > あんしん(平和)[2]
  14. ^ 第162回国会 - 参議院 - 少子高齢社会に関する調査会 - 8号 平成17年05月18日
  15. ^ 女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准にむけて意見交換
  16. ^ 神本みえ子 公式サイト 今年は戦後60年、被害者に70年はない [2005年2月28日] [3]
  17. ^ 神本みえ子 公式サイト 国会活動 2007年5月21日(月)[4]
  18. ^ 神本みえ子 公式サイト[5] 教育基本法「改悪」ストップ!
  19. ^ 神本みえ子 公式サイト6.5「教育関連三法案」阻止!中央集会請願デモでシュプレヒコール
  20. ^ 神本みえ子 公式サイト "朝鮮学校にも『高校無償化』を求める要請行動に参加" [6]
  21. ^ アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 - ITmedia News [7] "民主党の神本美恵子参院議員は、近く同党内に作業チームを立ち上げ、児童ポルノ問題について具体的な協議を始めると説明。「単純所持の違法化と、架空のものが大きな論点になるだろう。ゲームの中で児童はひどい虐待を受けており、しかも児童は『虐待を受けて良かった』という作りになっている」と批判した。"
  22. ^ 神本みえ子 公式サイト 中国の細菌戦被害者、研究者と一緒に参院議長を訪問
  23. ^ a b c 聯合ニュース日本語電子版「韓国女性家族部長官が日本議員と面談=慰安婦問題で」
  24. ^ a b c 女性家族部長官、日本政府に日本軍慰安婦被害者問題解決要求
  25. ^ a b 第3回 韓国訪問報告書 [8]
  26. ^ 読売新聞 2003年6月13日
  27. ^ 産経新聞 記事
  28. ^ 神本みえ子 公式サイト "人権教育と慰安婦問題で政府の姿勢を質す" [2004年3月18日][9]
  29. ^ 民主党:民主党などが「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を再提出 [10]
  30. ^ 神本みえ子 公式サイト [11]
  31. ^ 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟(副会長)

関連項目

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外部リンク

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公職
先代
笠浩史
林久美子
日本の旗 文部科学大臣政務官
城井崇と共同

2011年 - 2012年
次代
那谷屋正義
村井宗明
議会
先代
大島九州男
日本の旗 参議院内閣委員長
2016年
次代
難波奨二
先代
家西悟
日本の旗 参議院決算委員長
2009年 - 2010年
次代
鶴保庸介