堂故茂
堂故 茂 どうこ しげる | |
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2013年撮影 | |
生年月日 | 1952年8月7日(72歳) |
出生地 | 日本 富山県氷見市 |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部 |
前職 |
トナミ運輸従業員 綿貫民輔衆議院議員秘書 氷見青年会議所理事長 |
所属政党 | 自由民主党(茂木派) |
公式サイト | どうこ茂公式ホームページ |
選挙区 | 富山県選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2013年7月29日 - 現職 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1998年 - 2013年 |
選挙区 | 氷見市選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1991年 - 1998年 |
堂故 茂(どうこ しげる、1952年(昭和27年)8月7日[1] - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(2期)、参議院文教科学委員長。
国土交通副大臣兼内閣府副大臣兼復興副大臣、参議院農林水産委員長、文部科学大臣政務官、富山県氷見市長(4期)、富山県議会議員(2期)を歴任した。
概要
[編集]富山県氷見市生まれ。富山県立高岡高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業[2]。1979年、トナミ運輸株式会社入社。1982年、かつてはトナミ運輸の代表取締役社長も務めていた綿貫民輔衆議院議員の秘書を務める。1988年、氷見青年会議所理事長に就任。
1991年、富山県議会議員選挙に出馬し、初当選した。1995年、富山県議会議員再選。1998年、富山県議を任期途中で辞職して氷見市長選挙に出馬し、当選。以後、2013年まで4期15年間、氷見市長を務めた。2003年、観光カリスマ百選に選出される[3]。
2013年、4期目の任期途中で氷見市長を辞職。自由民主党公認で第23回参議院議員通常選挙に富山県選挙区から出馬し、当選した。
2015年10月9日、第3次安倍第1次改造内閣の文部科学大臣政務官に就任した。担当は、教育と文化[4]。
2018年10月24日、参議院農林水産委員長に就任した[5]。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙で再選。
2019年10月、自民党総務、文部科学部会長代理に就任。
2023年9月、第2次岸田第2次改造内閣にて国土交通副大臣兼復興副大臣兼内閣府副大臣に就任[6]。
2024年7月25日、翌年7月の第27回参議院議員通常選挙の富山県選挙区公認候補として擁立することが自民党から発表された[7]。同年11月28日、参議院文教科学委員長に就任した[8]。
政策・主張
[編集]- 2019年10月に予定されている消費税の10%への引き上げについて「法律に従い、引き上げるべきだ」と回答している[9]。
- 憲法9条を改正して自衛隊を他国同様「国防軍」にすべき[10]。
- 集団的自衛権の行使を認めるべき[10]。
- 日本の核武装について、国際情勢によっては検討すべき[10]。
- 首相や閣僚の靖国神社参拝は問題ない[10]。
- 2021年1月30日、堂故ら自民党国会議員有志50人は、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人に、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した。地方議員や市民団体は、地方議会の独立性を脅かす行為だとして堂故らを批判した[11][12][13][14]。
人物
[編集]旧統一教会との関係
[編集]ジャーナリストの鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2021年5月に教団系の富山県平和大使協議会主催「富山オープンカレッジ」に祝電を送ったとされる[15]。
所属団体・議員連盟
[編集]- 自民党たばこ議員連盟[16]
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- 賃貸住宅対策議員連盟
支援団体
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[16]
- 神道政治連盟[17]
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 1991年富山県議会議員選挙 | 1991年4月7日 | 38 | 氷見市選挙区 | ーー | ーー票 | ーー | / | / | |
当 | 1995年富山県議会議員選挙 | 1995年4月9日 | 42 | ーー | ーー | ーー票 | ーー | 1 | 1/ | / |
当 | 1998年氷見市長選挙 | 1998年3月 | 45 | ーー | 無所属 | ーー票 | ーー | 1 | 1/ | / |
当 | 2002年氷見市長選挙 | 2002年3月24日 | 49 | ーー | 無所属 | ーー票 | ーー | 1 | 1/1 | / |
当 | 2006年氷見市長選挙 | 2006年3月19日 | 53 | ーー | 無所属 | ーー票 | ーー | 1 | 1/1 | / |
当 | 2010年氷見市長選挙 | 2010年3月21日 | 57 | ーー | 無所属 | ーー票 | ーー | 1 | 1/1 | / |
当 | 第23回参議院議員通常選挙 | 2013年 7月21日 | 60 | 富山県選挙区 | 自由民主党 | 32万8638票 | 77.05% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第25回参議院議員通常選挙 | 2019年 7月21日 | 66 | 富山県選挙区 | 自由民主党 | 27万票 | 66.73% | 1 | 1/2 | / |
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、181頁。
- ^ Facebookプロフィール
- ^ “プロフィール – どうこ茂”. 2024年11月15日閲覧。
- ^ 2015年10月10日付北日本新聞1面より
- ^ “衆参両院の新委員長”. 日本経済新聞 (2018年10月24日). 2024年11月15日閲覧。
- ^ “氷見市出身の参議院議員・堂故茂氏が国土交通副大臣に”. NHK 富山NEWS WEB. (2023年9月16日) 2023年9月18日閲覧。
- ^ “自民党、参議院選挙1次公認45人を発表 不記載議員も公認”. 日本経済新聞 (2024年7月25日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “参議院 新たな常任委員長や特別委員長決まる”. NHK. (2024年11月28日) 2024年11月30日閲覧。
- ^ “2019参院選 自民 富山 堂故茂”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 2019年7月18日閲覧。
- ^ a b c d 2013参院選 毎日新聞候補者アンケート
- ^ “【全文】夫婦別姓反対を求める丸川大臣ら自民議員の文書、議員50人の一覧”. 東京新聞 TOKYO Web (2021年2月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ “全国40議長に別姓反対文書 自民・丸川氏、高市氏ら閣僚経験者も連名”. 東京新聞. (2021年2月25日) 2021年3月2日閲覧。
- ^ 飯田樹与 (2021年2月25日). “夫婦別姓反対を求める丸川担当相らの文書 「地方の意思決定を無視、失礼だ」埼玉県議長が不快感”. 東京新聞 2021年3月2日閲覧。
- ^ “丸川大臣「残念すぎる」選択的夫婦別姓、反対議員50人へ質問状 市民団体”. 東京新聞. (2021年2月27日) 2021年3月2日閲覧。
- ^ 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染-追跡3000日』小学館、2022年。ISBN 978-4093801232 p307~318
- ^ a b “2019年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年5月27日) 2019年6月30日閲覧。
- ^ “応援しています![リンク切れ]”. 神道政治連盟. 2019年7月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 堂故茂 (shigeru.doko) - Facebook
- 堂故茂 (@shigerudouko) - X(旧Twitter)
公職 | ||
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先代 豊田俊郎 石井浩郎 |
国土交通副大臣 國場幸之助と共同 2023年 - 2024年 |
次代 古川康 高橋克法 |
先代 小島敏文 竹谷とし子 石井浩郎 |
復興副大臣 高木宏壽 平木大作→輿水恵一と共同 2023年 - 2024年 |
次代 輿水恵一 鈴木憲和 高橋克法 |
先代 大串正樹 藤丸敏 星野剛士 和田義明 伊佐進一 中谷真一 太田房江 石井浩郎 小林茂樹 井野俊郎 |
内閣府副大臣 石川昭政 井林辰憲 工藤彰三 堀井学→古賀篤 岩田和親 酒井庸行→上月良祐 滝沢求 宮澤博行→鬼木誠と共同 2023年 - 2024年 |
次代 穂坂泰 瀬戸隆一 辻清人 鳩山二郎 大串正樹 古賀友一郎 高橋克法 中田宏 本田太郎 |
先代 赤池誠章 山本朋広 |
文部科学大臣政務官 豊田真由子と共同 2015年 - 2016年 |
次代 樋口尚也 田野瀬太道 |
先代 七尾晶一朗 |
富山県氷見市長 1998年 -2013年 |
次代 本川祐治郎 |
議会 | ||
先代 中西祐介 |
参議院文教科学委員長 2024年 - |
次代 現職 |
先代 岩井茂樹 |
参議院農林水産委員長 2018年 - 2019年 |
次代 江島潔 |