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吉田実 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉田 実(よしだ みのる、1910年3月19日 - 1982年11月16日)は、日本政治家。公選3人目の富山県知事(4期)で、旧大島村長(現・射水市)。富山県販購農業協同連合会会長、全国販売農協連合会専務理事、富山県農業協同組合中央会長なども務めている。また、衆議院議員参議院議員も歴任した。勲二等に叙せられ、旭日重光章を受章、正四位に叙されている。子の吉田力は大島町長となった。

来歴・人物

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1910年3月19日、富山県大島村(現・射水市)に生まれる。1947年、37歳にして、大島村長になる。

1956年9月25日[1]、公選3人目の富山県知事となり、以降4期務めた。その間、立山黒部アルペンルートの開通や、富山新港の開港、太閤山住宅団地の開発を行った。

1969年衆議院議員(旧富山2区)に転じ、1974年には参議院議員(富山県選挙区)となる。その間、各種特別委員長を歴任した。これらの功労により1982年春、勲二等に叙せられ、旭日重光章を授けられる。また、秋には正四位に叙されている。同年11月16日、東京で72歳で死去した。

1986年11月、吉田実顕彰会によって、太閤山住宅団地の外れに銅像が立てられた。

関連項目

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議会
先代
宮崎正雄
日本の旗 参議院文教委員長
1977年 - 1978年
次代
望月邦夫
公職
先代
高辻武邦
富山県の旗 富山県知事
公選第3-7代:1956年-1969年
次代
中田幸吉
  1. ^ 『愛蔵版 石川富山 昭和あのとき ストーリー編』(2014年8月5日、北國新聞社、富山新聞社発行)469頁。