柳ヶ瀬裕文
柳ヶ瀬 裕文 やながせ ひろふみ | |
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生年月日 | 1974年11月8日(50歳) |
出生地 | 日本 東京都大田区 |
出身校 | 早稲田大学文学部 |
前職 |
ジェイアール東日本企画従業員 蓮舫参議院議員秘書 |
所属政党 |
(民主党→) (東京維新の会→) (旧日本維新の会→) (維新の党→) (おおさか維新の会→) 日本維新の会 |
公式サイト | やながせ裕文 オフィシャルサイト |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年7月29日 - 現職 |
選挙区 | 大田区選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2009年7月23日 - 2019年6月11日 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2007年 - 2009年 |
柳ヶ瀬 裕文(やながせ ひろふみ、1974年〈昭和49年〉11月8日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の参議院議員(1期)。
大田区議会議員(1期)、東京都議会議員(3期)、旧日本維新の会東京都総支部幹事長、東京維新の会代表、日本維新の会総務会長(第2代)等を務めた。
来歴
[編集]東京都大田区生まれ[1]。生家は大田区武蔵新田のカメラ屋[1]。丸子幼稚園、大田区立矢口西小学校、海城中学校・高等学校、早稲田大学文学部卒業[1]。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程在学中[2]。
1997年、ジェイアール東日本企画に入社[1]。
2007年、大田区議会議員選挙に民主党公認で立候補し、トップ当選[1]。
2009年、東京都議会議員選挙に大田区選挙区から出馬し、当選した[1]。
2012年8月29日、野田内閣の原子力行政(大飯原子力発電所再稼働等)を批判し、民主党に離党届を提出[3]。
2012年9月10日には柳ヶ瀬と、同じく民主党を離党した栗下善行、自由民主党を離党した野田数の3名で東京都議会に新たな会派「東京維新の会」を設立し[4]、同月27日には東京維新の会を政治団体(地域政党)として届出を行った[5]。その後、東京維新の会は現行憲法の無効を主張する請願に賛成したことから、日本維新の会から一時連携を停止される事態に陥ったが、11月14日に正式に日本維新の会の地方組織として認可された[6]。
2013年の東京都議会議員選挙では、日本維新の会公認で大田区選挙区から出馬し、再選[1]。その後、日本維新の会の合従連衡に伴い、維新の党を経て、おおさか維新の会に所属[1]。
2015年12月には、おおさか維新の会の政党支部として東京維新の会を再設立した[7]。2017年の東京都議会議員選挙では、日本維新の会公認で大田区選挙区から出馬し、再選[1]。
2019年6月、日本維新の会は第25回参議院議員通常選挙に柳ヶ瀬を比例区で擁立する方針を表明[8]。6月11日、都議会に辞職願を提出し、許可された[9]。日本維新の会は参院選の比例区で5議席を獲得し、最後の5議席目で当選した[10][11]。
2021年11月30日、日本維新の会の総務会長に就任した[12]。2024年12月、総務会長を退任[13]。
政策・主張
[編集]- 第9条を含む日本国憲法の改正に賛成[14]。
- アベノミクスは「成果を上げているとは思わない」としている[14]。
- 日本の原子力発電について「当面は必要だが、将来的には廃止すべきだ」としている[14]。
- 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきではない」としている[14]。
- 同性婚を認めることに賛成[14]。
- 女性宮家の創設に反対[14]。
- 2019年10月に行われる予定の消費税増税に反対している[15]。
- 日本ウイグル国会議員連盟に所属。
人物
[編集]- 民主党時代はUIゼンセン同盟の組織内候補だった[16]。
- 同じく日本維新の会所属の参議院議員である音喜多駿は中学・高校・大学の後輩。2018年には都議会で音喜多と新会派「維新・あたらしい・無所属の会」を結成したほか[17]、2019年の参院選では出馬を渋る音喜多を自ら口説き落とした[18]。当選後の8月1日、全議員中で最も早い朝5時半に音喜多と共に初登院した[11]。
- 自身のユーチューブチャンネル「やなチャン」を立ち上げ、2019年7月の参院選では選挙期間中欠かさず東京選挙区の音喜多駿とともにライブ放送をした。当選後もユーチューブ活動は続けている[19]。
- 子供への新型コロナワクチン接種に懐疑的な立場であり、国会でそれに対する質疑を行っているほか[20]、上記の「やなチャン」で新型コロナに関して独自の主張を行う宮沢孝幸との対談を行ったりしている[21]。
- 家族は自身、妻、息子の3人[1]。
著書
[編集]- 『東京都庁の深層』小学館〈小学館新書 298〉、2017年5月15日。ISBN 9784098252985。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k プロフィール-やながせ裕文 オフィシャルサイト
- ^ “プロフィール”. やながせ裕文 オフィシャルサイト (2011年8月18日). 2020年6月6日閲覧。
- ^ “民主都議2人が離党届 原発、消費増税など理由に”. 産経新聞. (2012年8月29日). オリジナルの2012年9月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ “都議会:3議員が新会派「東京維新の会」”. 毎日新聞. (2012年9月10日). オリジナルの2012年9月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “東京維新の会、地域政党に”. 産経新聞. (2012年9月28日). オリジナルの2012年9月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “東京維新も地方組織に あす協定”. 東京新聞. (2012年11月13日). オリジナルの2012年11月25日時点におけるアーカイブ。 2012年11月21日閲覧。
- ^ “「東京維新の会」正式に設立 参院選の候補者擁立も視野”. 産経新聞. (2015年12月16日) 2019年7月2日閲覧。
- ^ “維新、参院東京で音喜多元都議を擁立へ 比例には現職都議”. 産経新聞. (2019年6月1日) 2019年8月11日閲覧。
- ^ “柳ケ瀬氏の辞職議決”. 産経新聞. (2019年6月12日) 2019年8月11日閲覧。
- ^ “維新の柴田、柳ヶ瀬両氏が当確 全当選者が確定”. 産経新聞. (2019年7月22日) 2019年8月11日閲覧。
- ^ a b “維新音喜多氏と柳ケ瀬氏が朝5時半到着の一番乗り”. 日刊スポーツ. (2019年8月1日) 2019年8月11日閲覧。
- ^ “維新・馬場幹事長、共同代表に 幹事長は衆院当選2回の藤田氏”. 共同通信. (2021年11月30日) 2021年11月30日閲覧。
- ^ “維新、共同代表に前原誠司氏 幹事長は岩谷良平氏を起用”. 日本経済新聞. (2024年12月2日) 2024年12月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “2019参院選 維新 比例 柳ケ瀬裕文”. 毎日新聞 2019年8月11日閲覧。
- ^ “消費税アップは凍結!改革で財源を作った大阪モデルを国政へ!”. アゴラ 言論プラットフォーム. 2019年9月21日閲覧。
- ^ “私達の声を政治に 活動紹介 UIゼンセン同盟”. 2009年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月5日閲覧。
- ^ まさかの音喜多&柳ヶ瀬タッグ!記者会見を政局的に裏読み - アゴラ・2018年11月1日
- ^ 音喜多氏と柳ヶ瀬氏が維新から出馬へ - サンケイスポーツ・2019年6月3日
- ^ “やなチャン!”. YouTube. 2019年9月21日閲覧。
- ^ (日本語) 5~11才のワクチンは必要か?⚡3/1のやなチャン国会質疑! 2022年4月11日閲覧。
- ^ (日本語) 激論!ワクチン後遺症は?教えてにゃんこ先生、最終回!?⚡️4月3日のやなチャン! 2022年4月11日閲覧。
関連項目
[編集]- 宮沢孝幸 - 柳ケ瀬自身のYouTubeチャンネルで複数回共演。
外部リンク
[編集]- やながせ裕文 オフィシャルサイト
- やながせ裕文 (参議院議員) (@yanagase_ootaku) - X(旧Twitter)
- やなチャン! - YouTubeチャンネル
党職 | ||
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