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清水忠史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 忠史
しみず ただし
右から二人目が清水
生年月日 (1968-05-05) 1968年5月5日(56歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府吹田市
出身校 大阪府立東淀川高等学校卒業
大阪経済大学経営学部中退
前職 お笑い芸人
日本共産党職員
しんぶん赤旗梅田出張所長[1]
現職 日本共産党大阪府委員会副委員長
所属政党 日本共産党
公式サイト 清水ただし – 日本共産党 衆議院議員

選挙区 比例近畿ブロック大阪府第4区
当選回数 2回
在任期間 2014年12月19日[2] - 2017年9月28日
2019年4月17日 - 2021年10月14日

選挙区 福島区選挙区
当選回数 1回
在任期間 2007年 - 2010年
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清水 忠史(しみず ただし、1968年5月5日 - )は、日本政治家、元お笑い芸人日本共産党所属の元衆議院議員(2期)。日本共産党中央委員、日本共産党大阪府委員会副委員長。清水ただしとも。

来歴

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大阪府吹田市生まれ[3]大阪経済大学経営学部II部中退[4]。飲食店勤務の傍ら漫才コンビ、ツインタワーを結成[3][5]1993年から1995年まで松竹芸能に所属し芸能活動を行う[3]。同期はオセロますだおかだ[6]。その後、阪神淡路大震災のボランティアを通じて日本共産党を知り、1997年4月に同党へ入党[7]

2003年大阪府議会議員選挙候補を経て[3]2007年には大阪市会議員選挙に福島区選挙区から立候補、初当選(トップ当選)を果たす[8]。なお、この選挙において、同区では20年ぶりに共産党が議席を獲得している[7]。任期途中の2010年、同市会議員を辞職し第22回参議院議員通常選挙大阪府選挙区から立候補するも当選はならなかった[3]。市議時代は場外車券売場進出反対の他、大阪厚生年金病院を守る運動を市民との共同で推進[7]

原発再稼動反対、日米安保反対などの政策をマニフェストにし、日本共産党大阪府委員会副委員長にもなっている。

2012年第46回衆議院議員総選挙大阪4区から立候補し落選。

2014年第47回衆議院議員総選挙に大阪4区から立候補。小選挙区では、中山泰秀に敗れるが重複立候補した比例近畿ブロックで順位3位で比例復活し初当選した[9]

2017年第48回衆議院議員総選挙に大阪4区から立候補。小選挙区で中山に敗れ、比例復活もならず落選した[10]

2019年4月、宮本岳志の衆議院大阪12区補欠選挙立候補に伴い、議員を退職(自動失職)したことにより、同月16日に行われた選挙会で清水の繰り上げ当選が決定し、翌17日告示された[11][12]

2020年12月、Twitter新型コロナウイルスに感染したことを公表した[13]

2021年第49回衆議院議員総選挙に大阪4区から立候補。小選挙区で日本維新の会の美延映夫に敗れ、重複立候補していた比例近畿ブロックでも党の獲得議席が2議席にとどまり、名簿登載順位3位だった清水は比例復活できず落選した。

2023年9月、日本共産党は次期総選挙において、清水を大阪4区で擁立する事を発表した[14]

2024年第50回衆議院議員総選挙では、小選挙区で美延に再び敗れ、重複立候補していた比例近畿ブロックでも党の獲得議席が2議席にとどまり、名簿登載順位3位だった清水は比例復活できず落選した[15]

2024年11月15日、2025年第27回参議院議員通常選挙に大阪選挙区から出馬することを表明した[16][17]

政策

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所属していた議員連盟

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  • 水制度改革議員連盟[21]
  • 自転車活用推進議員連盟[22]
  • 空襲被害者等の補償についての立法措置による解決を考える議員連盟(空襲議連)[23]
  • 日韓議員連合[24]

エピソード

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  • 特技は合気道バナナの叩き売り[3]。後者については「極楽亭ぺんぎん」の芸名も持つ[25]
  • 大阪市会議員辞職後の2010年2月より、大阪放送にて「ラジオ派遣村」のパーソナリティを務める(同年8月よりインターネット番組「派遣村TV」に移行し、2013年3月終了)[6]
    • パーソナリティを務めた「ラジオ派遣村」は貧困ジャーナリズム賞を受賞した[3]
  • 2013年4月から2015年2月22日まで、Kiss FM KOBEにて「Charge up RADIO」のパーソナリティを務めた。
  • 2016年12月、統合型リゾート(IR)整備推進法案の審議において、持統天皇が発令したすごろく禁止令を引き合いに「あなた方は天皇が決めたことを破るんですか」と発言し、カジノ法案に反対の意見表明を行った[26]

選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
2003年大阪府議会議員選挙 2003年4月13日 34 大阪市福島区選挙区 日本共産党 5884票 30.86% 1 2/2 /
2007年大阪市会議員選挙 2007年4月8日 38 福島区選挙区 日本共産党 6852票 32.64% 2 1/4 /
第22回参議院議員通常選挙 2010年07月11日 42 大阪府選挙区 日本共産党 36万6105票 9.36% 3 6/10 /
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 44 大阪府第4区 日本共産党 2万5694票 10.40% 1 4/5 3/2
比当 第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 46 大阪府第4区 日本共産党 3万1478票 14.83% 1 3/4 3/4
繰当 第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 49 大阪府第4区 日本共産党 3万6825票 19.45% 1 3/3 3/2
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 53 大阪府第4区 日本共産党 2万4469票 10.50% 1 4/4 3/2
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 56 大阪府第4区 日本共産党 3万3585票 15.39% 1 3/5 3/2

脚注

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  1. ^ 清水ただしTwitter @tadashishimizu
  2. ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  3. ^ a b c d e f g プロフィール | 清水ただし – 日本共産党 衆議院議員 – 党中央委員 元大阪市会議員”. www.shimizu-tadashi.jp. 2024年11月28日閲覧。
  4. ^ 参院選2010 YOMIURI ONLINE”. web.archive.org. 2024年11月28日閲覧。
  5. ^ タイタンに所属していたコンビのツインタワーとは無関係。
  6. ^ a b 弁護士 岩田研二郎 | ラジオ派遣村と村長カレー”. きづがわ共同法律事務所. 2024年11月28日閲覧。
  7. ^ a b c JCP OSAKA-日本共産党大阪府委員会: 政治動かす新しい力 参院大阪選挙区候補 清水ただし物語2 人間の幸福目指す党に人生を重ねて”. www.jcp-osaka.jp. 2024年11月28日閲覧。
  8. ^ 福島区選挙区 ザ 選挙
  9. ^ Company, The Asahi Shimbun. “大阪 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月28日閲覧。
  10. ^ 大阪-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月28日閲覧。
  11. ^ 平成31年4月17日『官報』本紙第7490号8ページ「平成二十九年十月二十二日執行の衆議院比例代表選出議員選挙近畿選挙区における名簿届出政党等に係る欠員による繰上補充による当選人の住所及び氏名に関する件(中央選挙管理会一三)」
  12. ^ 共産・清水氏の繰り上げ当選決定 衆院比例代表近畿ブロック - 毎日新聞 2019年4月16日
  13. ^ 共産の清水忠史衆院議員がコロナ感染…38・9度の発熱”. 読売新聞オンライン (2020年12月31日). 2024年11月28日閲覧。
  14. ^ 共産、大阪4区に元職 - 時事ドットコム 2023年9月4日
  15. ^ 日本放送協会. “衆議院選挙2024 大阪(堺・岸和田など)開票速報・選挙結果 NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月28日閲覧。
  16. ^ 清水ただし”. X(旧Twitter). 2024年11月16日閲覧。
  17. ^ 共産党が候補6人発表 2025年参院選”. 日本経済新聞 (2024年11月15日). 2024年11月15日閲覧。
  18. ^ 日本共産党 動画 原発いらない官邸前抗議行動
  19. ^ 2014年衆院選 毎日新聞 候補者アンケート
  20. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  21. ^ 清水ただ し”. www.facebook.com. 2022年7月26日閲覧。
  22. ^ 自転車活用推進議員連盟:メンバーリスト〜自転車活用推進研究会”. 自転車活用推進研究会. 2022年7月26日閲覧。
  23. ^ 清水ただし”. www.facebook.com. 2022年7月26日閲覧。
  24. ^ 清水ただし”. www.facebook.com. 2022年7月26日閲覧。
  25. ^ きょうの潮流 2010年7月9日(金)”. www.jcp.or.jp. 2024年11月28日閲覧。
  26. ^ 共産:カジノ法案批判「賭博は持統天皇以来禁止」”. 毎日新聞. 2024年11月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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