石田真敏
石田 真敏 いしだ まさとし | |
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総務大臣就任に際し公表された肖像写真 | |
生年月日 | 1952年4月11日(72歳) |
出生地 | 日本 和歌山県海南市 |
出身校 | 早稲田大学政治経済学部政治学科 |
前職 | 衆議院議員秘書 |
所属政党 | 自由民主党(山崎派→無派閥→岸田派→無派閥) |
称号 | 政治学士 |
公式サイト | 石田真敏ホームページ |
内閣 | 第4次安倍第1次改造内閣 |
在任期間 | 2018年10月2日 - 2019年9月11日 |
選挙区 |
(和歌山県第2区→) (比例近畿ブロック→) (和歌山県第2区→) 比例近畿ブロック |
当選回数 | 9回 |
在任期間 | 2002年 - 現職 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1995年 - 2002年 |
選挙区 | 海南市・海草郡選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1983年 - 1995年 |
その他の職歴 | |
自由民主党広報本部長 (総裁:岸田文雄) (2022年8月10日 - 2023年9月13日) |
石田 真敏(いしだ まさとし、1952年〈昭和27年〉4月11日[1] - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)。
衆議院地方創生に関する特別委員長、総務大臣(第22代)、財務副大臣(麻生内閣)、和歌山県海南市長(2期)、和歌山県議会議員(3期)、衆議院法務委員長を歴任した。
概説
[編集]和歌山県海南市生まれ。海南市の洋服商を父に、5人兄姉の末っ子[2]。和歌山県立海南高等学校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。大学卒業後、坊秀男衆議院議員の秘書を務める[2]。
1983年、和歌山県議会議員選挙に出馬し、初当選した[2]。県議を3期務めた後、1995年に海南市長選挙に出馬し、当選。市長を2期務める[2]。
2002年、岸本光造の死去に伴う衆議院和歌山2区補欠選挙に自由民主党公認で出馬。約1万票差で岸本光造の息子の岸本健を破り初当選。
2005年9月、第3次小泉内閣で国土交通大臣政務官(安全危機管理関係施策及び交通関係施策、航空関係事務の担当[3])に就任。
2009年3月、麻生内閣で財務副大臣に就任。同年8月の第45回衆議院議員総選挙では、和歌山2区で民主党新人の阪口直人に敗れたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、4選[2]。
2012年の自由民主党総裁選挙後には、初当選以来所属していた山崎派を退会した[要出典]。同年12月の第46回衆議院議員総選挙で阪口を破り5選(阪口も比例復活)。選挙直後の12月27日、衆議院法務委員長に就任[4]。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙で、阪口に比例復活を許さず6選[5]。
2016年8月、自民党道州制推進本部長に就任[6]。2017年10月の第48回衆議院議員総選挙で7選。
2018年10月2日、第4次安倍改造内閣にて総務大臣に就任[7]。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で8選[8]。2022年1月、宏池政策研究会に入会した[9]。
2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、小選挙区の区割り変更に伴い比例近畿ブロック単独2位で出馬し9選[10]。
政策
[編集]- アベノミクスを評価する[11]。
- 原発は日本に必要[11]。
- 特定秘密保護法は日本に必要[11]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に反対[12][13]。
- NHKの放送を契約者だけが見られるようにする「スクランブル化」に反対[14]。
- たばこ税の増税に反対しており、2010年の財務金融委員会で提出された「公平性を欠くたばこ税増税反対に関する請願」の紹介議員に名を連ねている[15]。
政治献金
[編集]不祥事
[編集]公職選挙法違反問題
[編集]- 2014年12月の第47回衆議院議員総選挙において、石田の選挙運動員が、有権者に電話で投票を依頼した女性らに現金で報酬を渡したとして、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された[17]。
人物
[編集]- 2014年の第186回国会において、大臣、副大臣、政務官、補佐官、議長、副議長、委員長のいずれの要職にもついていなかったのみならず、質問、議員立法、質問主意書提出のいずれもなかったことが指摘された[18][16]。
所属団体・議員連盟
[編集]- 自民党たばこ議員連盟[19]
- ボーイスカウト振興国会議員連盟
- 神道政治連盟国会議員懇談会[20]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[20]
- 日韓議員連盟
- 高速道路建設推進議員連盟
- 北京オリンピックを支援する議員の会
- トラック輸送振興議員連盟
- 日朝国交正常化推進議員連盟
- TPP交渉における国益を守り抜く会
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 1983年和歌山県議会議員選挙 | 1983年4月10日 | 30 | 海南市・海草郡選挙区 | ーー | ーー票 | ーー | ー | ー/ー | / |
当 | 1987年和歌山県議会議員選挙 | 1987年4月12日 | 35 | 海南市・海草郡選挙区 | ーー | ーー票 | ーー | ー | ー/ー | / |
当 | 1991年和歌山県議会議員選挙 | 1991年4月7日 | 38 | 海南市・海草郡選挙区 | ーー | ーー票 | ーー | ー | ー/ー | / |
当 | 1995年旧海南市議員選挙 | 1995年4月23日 | 43 | ーー | ーー | ーー票 | ーー | 1 | 1/ー | / |
当 | 1999年旧海南市議員選挙 | 1999年4月25日 | 47 | ーー | ーー | ーー票 | ーー | 1 | 1/ー | / |
当 | 第42回衆議院議員補欠選挙 | 2002年4月28日 | 50 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万1631票 | 49.36% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 51 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万7102票 | 50.97% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 53 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 8万8915票 | 54.07% | 1 | 1/3 | / |
比当 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 57 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万1343票 | 43.35% | 1 | 2/3 | 5/9 |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 60 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万2957票 | 52.65% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 62 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万1167票 | 56.31% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 65 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万5772票 | 58.35% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 69 | 和歌山県第2区 | 自由民主党 | 7万9365票 | 57.74% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 72 | 比例近畿ブロック | 自由民主党 | ーー票 | ーー | 28 | / | 2/6 |
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、319頁。
- ^ a b c d e “石田真敏のプロフィール - 石田真敏(衆議院議員 和歌山2区選出、自民党)” (日本語). 石田真敏(衆議院議員 和歌山2区選出、自民党) 2018年8月29日閲覧。
- ^ “第163回国会 国土交通委員会 第1号(平成17年10月7日(金曜日))”. www.shugiin.go.jp. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “第182回国会 法務委員会 第1号(平成24年12月28日(金曜日))”. www.shugiin.go.jp. 2024年12月6日閲覧。
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “和歌山 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “自民、行革本部長に河野氏”. 日本経済新聞 (2016年8月24日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “総務大臣 石田 真敏 (いしだ まさとし) | 第4次安倍改造内閣 閣僚名簿 | 安倍内閣総理大臣(第98代)”. 首相官邸ホームページ. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “2021衆院選:1区、野党が制する 2区、3区自民盤石(その1) /和歌山”. 毎日新聞. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “岸田派、党内第4勢力に 石田元総務相が入会”. 産経新聞 (2022年1月20日). 2022年1月21日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “衆議院選挙 比例近畿 石田真敏氏 自民・前 当選確実|NHK 関西のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c 毎日新聞第47回衆議院選挙特設サイト 小選挙区和歌山二区 石田真敏
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 第174回国会 - 衆議院 - 法務委員会 - 10号 平成22年04月27日
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年7月23日). “石田総務相「NHKスクランブル化は放送制度を崩しかねない」”. 産経ニュース. 2019年7月23日閲覧。
- ^ “第174回国会 13 公平性を欠くたばこ税増税反対に関する請願”. 衆議院. 2020年11月22日閲覧。
- ^ a b “衆議院議員鈴木宗男君提出社団法人全日本トラック協会への補助金のあり方に関する質問に対する答弁書”. www.shugiin.go.jp. 2024年12月6日閲覧。
- ^ 「石田議員の運動員逮捕=電話依頼に報酬、買収容疑―和歌山県警」時事通信、2015年1月12日。
- ^ 「国会議員三ツ星データブック」、186国会版 国会議員三ツ星データブック、特定非営利法人「万年野党」著。ISBN 978-4905239239
- ^ “2021年7月号_7面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2021年6月25日) 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 石田真敏 (ishida.masatoshi.net) - Facebook
- 石田真敏 (@ishidamasatoshi) - X(旧Twitter)
- 石田真敏 - YouTubeチャンネル
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