平口洋
平口 洋 ひらぐち ひろし | |
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生年月日 | 1948年8月1日(76歳) |
出生地 | 日本 広島県安芸郡江田島村(現・江田島市) |
出身校 | 東京大学法学部卒業 |
前職 | 国家公務員(建設省・国土交通省) |
現職 | 衆議院議員 |
所属政党 |
(無所属の会→) 自由民主党(茂木派) |
称号 | 法学士 |
公式サイト | 平口洋ホームページ |
選挙区 | 広島県第2区 |
当選回数 | 6回 |
在任期間 |
2005年9月11日 - 2009年7月21日 2012年12月16日 - 現職 |
平口 洋(ひらぐち ひろし、1948年8月1日 - )は、日本の政治家、建設・国土交通官僚。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、自由民主党広島県支部連合会長[1]。
法務副大臣、環境副大臣、法務大臣政務官、衆議院農林水産委員長、自由民主党国土交通部会長などを歴任。
経歴
[編集]広島県安芸郡江田島村(現・江田島市)生まれ[2]。現住所は広島市西区己斐本町2丁目[3]。広島学院中学校・高等学校卒業。1972年3月、東京大学法学部卒業。同年4月、建設省(現・国土交通省)入省。在職中、ペンシルベニア大学大学院に留学し、帰国後、中部地方建設局総務部長、秋田県警本部長、日本道路公団総務部長、建設省河川局次長などを歴任。2001年、国土交通省退官。
2003年、第43回衆議院議員総選挙に広島2区から無所属の会公認で立候補するが、落選。
2005年、第44回衆議院議員総選挙に再び広島2区から今度は自由民主党公認で立候補し、民主党の松本大輔を破って初当選。
2008年2月13日、平成研究会(津島派)に正式に入会。
2009年、第45回衆議院議員総選挙で前回下した松本に敗れ落選。
2012年、第46回衆議院議員総選挙で前回敗れた松本を破り当選、国政に復帰。2013年、法務大臣政務官就任(2014年9月退任)。
2014年、第47回衆議院議員総選挙で3選[4]。2015年、環境副大臣就任。
2017年、第48回衆議院議員総選挙で4選[5]。2018年、法務副大臣就任[6]。
2021年、第49回衆議院議員総選挙で5選。
2022年12月23日、改正公職選挙法が28日に執行されるのを前に自民党は72選挙区で公認候補者が決定され、自らは新広島2区の支部長に就任した[7]。
2024年、第50回衆議院議員総選挙で6選[8]。
政策
[編集]- 憲法改正に賛成[9]。
- 2030年代の原子力発電所稼働ゼロを目指す民主党政権(当時)の目標に反対[9]。
- 選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている[10]。
- 「消費税アップがいよいよ現実味を帯びてきました。しかし国民に大きな負担増を強いる前に、まずしなければならないことがあります。「①公務員を減らす②官僚の「必要経費」にメスを入れる③議員を減らす」以上の3点です。国会で行われている議論では、こうした点が抜け落ちていることが残念でなりません。まず公務員の削減から訴えたいと思います。公務員は国と地方で合わせて約360万人います。年間の人件費や物件費は約38兆円にのぼります。これを約200万人に抑えることができれば、現行の消費税(5%で約13兆円)を超える額を節約することが可能になります。」とし、公務員の削減を主張している[11]。
エピソード
[編集]選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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落 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 55 | 広島県第2区 | 無所属の会 | 6万1472票 | 28.30% | 1 | 2/5 | / |
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 57 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 12万9462票 | 50.78% | 1 | 1/3 | / |
落 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 61 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 11万238票 | 41.61% | 1 | 2/3 | 8/4 |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 64 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 10万9823票 | 49.74% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 66 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 10万2719票 | 52.21% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 69 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 9万6718票 | 47.89% | 1 | 1/5 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 73 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 13万3126票 | 65.24% | 1 | 1/2 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 76 | 広島県第2区 | 自由民主党 | 8万2443票 | 44.97% | 1 | 1/4 | / |
所属団体・議員連盟
[編集]脚注
[編集]- ^ “都道府県支部連合会”. 自由民主党. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “平口洋君_衆議院”. www.shugiin.go.jp. 2019年11月12日閲覧。
- ^ 【政治資金収支報告書】 自由民主党広島県支部連合会(令和4年分 定期公表).
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “広島 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月1日閲覧。
- ^ “広島-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月1日閲覧。
- ^ 首相官邸ホームページの名簿 2019年4月11日閲覧
- ^ “自民、次期衆院選72選挙区の公認予定者を決定 10増10減受け”. 毎日新聞. 2024年12月1日閲覧。
- ^ “広島2区で自民党の平口洋氏が当選”. 読売新聞オンライン (2024年10月28日). 2024年12月1日閲覧。
- ^ a b 毎日新聞2012年衆院選アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
- ^ “平口洋ホームページ”. hiraguchi.com. 2019年11月12日閲覧。
- ^ 日刊スポーツ 2008年3月24日
- ^ “2019年12月号_2面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年11月25日) 2020年7月21日閲覧。
- ^ a b 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
参考文献
[編集]- “【政治資金収支報告書】 自由民主党広島県支部連合会(令和4年分 定期公表)”. 広島県選挙管理委員会 (2023年11月24日). 2023年12月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 平口ひろし (754792087935566) - Facebook
- 平口 洋(ひらぐちひろし)衆議院議員 (@hiraguchi0801) - X(旧Twitter)
公職 | ||
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先代 葉梨康弘 |
法務副大臣 2018年 -2019年 |
次代 義家弘介 |
先代 北村茂男 小里泰弘 |
環境副大臣 井上信治と共同 2015年 - 2016年 |
次代 伊藤忠彦 関芳弘 |
先代 盛山正仁 |
法務大臣政務官 2013年 - 2014年 |
次代 大塚拓 |
議会 | ||
先代 浜田靖一 |
衆議院政治倫理の確立及び 公職選挙法改正に関する特別委員長 2022年 - 2023年 |
次代 亀岡偉民 |
先代 高鳥修一 |
衆議院農林水産委員長 2021年 - 2022年 |
次代 笹川博義 |
先代 鈴木淳司 |
衆議院法務委員長 2017年 - 2018年 |
次代 葉梨康弘 |