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岸信夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岸 信夫
きし のぶお
内閣広報室より公表された肖像
2014年 撮影)
生年月日 (1959-04-01) 1959年4月1日(65歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
出身校 慶應義塾大学経済学部卒業
前職 住友商事従業員
所属政党 自由民主党安倍派
称号 経済学士(慶應義塾大学・1981年
配偶者 岸智香子
子女 岸信千世(長男)
親族 安倍寛(祖父)
岸信介(祖父)
岸信和(養父)
安倍晋太郎(実父)
安倍寛信(長兄)
安倍晋三(次兄)
サイン
公式サイト 岸信夫 / Official Web Site(2023年4月22日時点のアーカイブ)

日本の旗 第21-23代 防衛大臣
内閣 菅義偉内閣
第1次岸田内閣
第2次岸田内閣
在任期間 2020年9月16日 - 2022年8月10日

内閣 第2次岸田第1次改造内閣
在任期間 2022年8月10日 - 2023年2月3日

選挙区 山口2区
当選回数 4回
在任期間 2012年12月19日 - 2023年2月7日

選挙区 山口県選挙区
当選回数 2回
在任期間 2004年7月26日 - 2012年11月30日
テンプレートを表示

岸 信夫(きし のぶお、旧姓:安倍1959年昭和34年〉4月1日 - )は、日本政治家

衆議院議員(4期)、防衛大臣(第212223代)、内閣総理大臣補佐官国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当)、参議院議員(2期)、衆議院外務委員長外務副大臣防衛大臣政務官、自民党外交部会長、衆議院安全保障委員長、自由民主党山口県支部連合会会長、日華議員懇談会幹事長を歴任した。初入閣は防衛大臣となったが、「国防族というよりは外交族」と言われ、主として外交関係のポストで地歩を築いてきた[1]

実父は外務大臣内閣官房長官を歴任した安倍晋太郎、実母は安倍洋子。実兄の安倍晋三[2]、祖父の岸信介、大叔父の佐藤栄作はいずれも内閣総理大臣を務めている。既婚者で息子が2人いる。長男は元フジテレビ記者で衆議院議員の岸信千世

来歴

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安倍晋太郎洋子夫婦の三男として東京都に生まれた(現住所は山口県熊毛郡田布施町[3][4])。長兄は安倍寛信、次兄は晋三。生後間もなく母・洋子の兄、岸信和・仲子夫婦に養子として迎えられた。夫妻が子宝に恵まれず、信和自身が小児麻痺を抱えて政治活動が困難だったことに伴う縁組で[5]、両家の間で「3番目が男なら岸家の養子とする」との約束が事前に交わされていた。晋太郎夫妻の三男信夫が養子に迎え入れられたのは産まれて間もない1959年で、信夫自身は自分が養子だとも、実の両親が晋太郎・洋子で兄が寛信・晋三であることも知らずに育った[6]

松濤幼稚園慶應義塾幼稚舎慶應義塾普通部慶應義塾高校を経て、慶應義塾大学経済学部に進む[7]。自身が養子であることや晋三が兄であることを知ったのは大学進学に際し戸籍謄本を取り寄せたときで、岸は「大学入学前だったと記憶するが、提出書類として必要な戸籍謄本を取り寄せて見ると『養子』とあった。見た瞬間アレッて思いました。そのときのショックは、それは大変なものがあった。それからひと月ほど『何で教えてくれなかったんだ』という思いもあって、頭のなかが一種錯乱状態に陥りました」と述べている[6]

1981年昭和56年)3月、慶應義塾大学を卒業[7]

1981年4月、住友商事に入社し、2002年平成14年)8月まで勤めた[7]。信夫自身は、食料調達のため世界中を飛び回った商社マン時代であったと回顧している[8]

参議院議員

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2004年(平成16年)7月の第20回参議院議員通常選挙山口県選挙区から自民党公認で立候補し、民主党公認の大泉博子(元山口県副知事)らを破り初当選した[注 1]。同年10月より、自由民主党の広報局次長、青年局次長、自由民主党 農林水産関係団体委員会 副委員長、自由民主党 NPO・NGO関係団体委員会 副委員長を務める[7]。その後福田改造内閣麻生内閣において防衛大臣政務官を務めた。麻生おろしに際しては両院議員総会開催を要求する署名に署名するも、後に撤回[9]

2010年(平成22年)7月の第22回参議院議員通常選挙で民主党公認の原田大二郎らを破り再選。2011年(平成23年)4月14日東日本大震災の復興補正予算が議論される中、復興予算捻出のためのODA削減案に反対する超党派連合のメンバーとして名を連ねる[10][11]

衆議院へ鞍替え

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2012年(平成24年)11月30日、第46回衆議院議員総選挙山口2区から立候補するため参議院議員を辞職[12][13]。12月16日、民主党前職の平岡秀夫らを破って初当選した。

2013年(平成25年)9月30日外務副大臣に就任。

2014年12月14日投開票の第47回衆議院議員総選挙で再選。

2016年(平成28年)1月4日衆議院外務委員長に就任[14]

2016年(平成28年)8月5日、再び外務副大臣に就任[15]

2017年(平成29年)10月22日投開票の第48回衆議院議員総選挙で3選。

2018年(平成30年)10月、衆議院安全保障委員長に就任[16]

2019年(令和元年)9月26日、衆議院議院運営委員会筆頭理事に就任。

2020年(令和2年)9月16日菅義偉内閣で初入閣。防衛大臣に就任。

2021年(令和3年)夏ごろから杖を使い始め、同年9月には体調不良のため閣議を欠席。検査の結果、尿路感染症との診断を受けた。その後、2022年(令和4年)からは車椅子を使い始めた[17]

2021年(令和3年)10月31日投開票の第49回衆議院議員総選挙で4選。

安倍晋三銃撃事件以後

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2022年(令和4年)7月8日、実兄の安倍晋三が奈良市で参院選の遊説中、市内在住の男に背後から犯人自作の銃で射殺される(安倍晋三銃撃事件[18]

同年7月21日、晋三の妻の安倍昭恵は自民党本部で開かれた清和政策研究会(安倍派)の総会に出席し、晋三の死去に伴う山口4区の補選について「立候補する考えはない」と話した[19][20]。安倍家では、岸の長男の岸信千世(元フジテレビ社会部記者で、岸の大臣秘書官)[21]か次男から後継を出す案も検討されたが、本人らは同案を拒否した[22]

同年8月10日内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当)に就任。同年11月18日、衆議院の小選挙区の数を「10増10減」する改正公職選挙法が参議院で可決[23]。山口県の小選挙区は「4」から「3」に削減され、山口2区は1区との調整により、周南市の全域が含まれることとなった。

同年12月11日、岩国市で行われた後援会の会合で「このあたりで(長男の)信千世に譲りたい」と発言。体調不良を理由に次期衆議院選挙には立候補しない考えを表明した。長男の岸信千世も会合に同席しており、「地域のために頑張りたい」と述べ、立候補する意欲を示した。公表にはまだ早いと考えていた関係者は「ここだけの話にしておいてください」と参加者へ口止めしていたが、岸の発言は会場の外に丸聞こえだったため、待機していた報道各社の記者の知るところとなった。会合後、報道陣は岸を取り囲んで発言内容を確認。岸が事実と認め、同日中に一斉に報じられた[24][25]。周南市に居所を構える山口1区の高村正大[26][27]との調整問題が浮上し、またSNSでは「選挙区はあんたの領地じゃない」「なぜ当たり前に世襲なのか」など批判の声が上がった[17]。12月15日、岸の後援会連合会長を務める柏原伸二は、朝日新聞の取材に対し、岸の体調悪化を受け止め「早期に議員を辞職し、補欠選挙が実施される可能性もある」との見通しを示した[28]。2023年1月14日、中国新聞など主要メディアは、岸が2月上旬にも議員辞職願を提出する意向を固めたと報じた[29][30]。2月2日に安倍派の会合にて近く議員辞職することを正式に表明[31]。翌3日に衆議院議長公邸に赴き議員辞職願を提出した。内閣総理大臣補佐官も同日辞職した[32][33][34]。同月7日の衆議院本会議で議員辞職が許可された[35]

議員辞職後

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議員辞職をした2023年2月7日、長男の岸信千世は岩国市内で記者会見し、4月23日に投開票される衆院山口2区補選(兄の晋三の死去に伴う山口4区補選も同日実施予定)に後継として立候補する意向を表明。自民党県連の候補者公募に応募すると述べた[36]。信千世はこの補選に自由民主党公認で立候補し当選を果たした[37]

ギャラリー

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政策・主張

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憲法

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  • 憲法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[38]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[39]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[40]

外交・安全保障

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  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]
  • 北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]
  • 普天間基地辺野古移設について、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]

ジェンダー

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  • 選択的夫婦別姓制度導入について、2010年のアンケートで「反対」と回答し[41]、同年に反対の請願を出した[42]。2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]。同年のNHKのアンケートで回答しなかった[39]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]。同年のNHKのアンケートで回答しなかった[39]。「同性婚を制度として認めるべきだと考るか」との2021年の毎日新聞社のアンケートに対し回答しなかった[40]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[38]
  • クオータ制の導入について、2021年のNHKのアンケートで回答しなかった[39]

その他

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  • 原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のNHKのアンケートで回答しなかった[39]
  • 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げについて、2021年のNHKのアンケートで回答しなかった[39]
  • 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[43]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[44]9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した[45]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し「これ以上、調査や説明は必要ない」と回答[40]
  • 女性宮家の創設について、2012年のアンケートで「反対」と回答[46]

選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第20回参議院議員通常選挙 2004年07月11日 45 山口県 自由民主党 36万5462票 49.10% 1 1/5 /
第22回参議院議員通常選挙 2010年07月11日 51 山口県 自由民主党 42万1055票 57.76% 1 1/3 /
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 53 山口2区 自由民主党 10万5760票 55.37% 1 1/4 /
第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 55 山口2区 自由民主党 9万6799票 58.41% 1 1/3 /
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 58 山口2区 自由民主党 11万3012票 73.83% 1 1/2 /
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 62 山口2区 自由民主党 10万9914票 76.94% 1 1/2 /

旧統一教会との関係

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  • 2006年5月、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「天宙平和連合(UPF)」主催の「祖国郷土還元日本大会」が日本国内20か所で開催された。『世界日報』によれば、男女計2,500組の合同結婚式も併催され[47]、そのうち5月13日にマリンメッセ福岡で開かれた大会に岸は祝電を送った[48][49]
  • 2013年6月30日、安倍晋三首相は自民党本部の総裁応接室で、日本統一教会会長の徳野英治、全国祝福家庭総連合会総会長の宋龍天、国際勝共連合会長の太田洪量と面談した[注 2]。面談には、岸、萩生田光一、国際勝共連合の幹部2人が同席した[55][56][注 3]。安倍は、4日後に公示を控えた参院選に比例区から立候補する北村経夫の当落予想について徳野、太田らと協議し、徳野に北村の支援を直接依頼した[63]。出席者のあいだで、教団側が全国組織を生かして北村の票の積み上げをすることが確認された[55][63][64]。7月1日に日本経済新聞が配信した「30日の首相動静」には「13時9分 萩生田副幹事長、岸信夫衆院議員」とあるのみだった[56]。2024年9月17日付の朝日新聞が安倍ら8人が並んだ記念写真を公表するまで、教団トップの徳野、宋、太田がその場にいたことは伏せられていた[65]。7月21日投開票。北村は知名度も低く「当選には程遠い」と言われていたが[50]、自民党が比例代表で獲得した18議席中、15位で初当選した[66]
  • 2022年7月26日の記者会見で、統一教会との関係について「付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている。電話作戦等々、ボランティアでお手伝いをいただいたケースはあると思う」「選挙なので、支援者の数が多く集まることは必要なことだ」「統一教会に手伝ってもらったというよりは、メンバーの方にお力をいただいたということだ」と述べた[67][68]。今後の選挙も手伝ってもらうのかとの問いに対し「軽々に答えることはできない」と答えた[69][70]。さらに29日の会見では、旧統一教会の霊感商法や献金強要被害などの問題が指摘されていることの認識を問われ、「そういうことが言われている団体だということは認識をしていた」「社会問題化し、それによって迷惑を被り、多大な被害を負っている方がいることは大変問題だと思っている」と答え、批判が殺到した[71]
  • 2022年8月2日の記者会見で、統一教会との関係について「これまでの関係について、しっかり見直さなければいけないと思う」と述べた[72]

主な役職・所属団体等

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その他所属団体

家族・親族

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前列:左から岸良子、岸信和岸信介、吉田寛。後列:佐藤栄作。1923年撮影。

系譜

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岸家(山口県熊毛郡田布施町東京都
 
 
 
 
 
 
 
 
鮎川弥八
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
井上馨
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鮎川弥一
 
鮎川純太
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鮎川義介
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鮎川金次郎
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なか
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小沢正路
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
田辺譲
 
仲子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
田辺誠民
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岸信夫
(安倍)
 
岸信千世
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岸信政
 
良子
 
 
岸信和
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岸要蔵
 
岸信祐
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
安倍晋三
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
佐藤秀助
(岸)
 
岸信介
(佐藤)
 
 
洋子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
安倍寛
 
安倍晋太郎
 
 
安倍寛信
 
 
 
 
 

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 信夫の政界入りに兄の晋三は賛成ではなかったとされる[8]
  2. ^ 総裁応接室のテーブルに資料を広げ、安倍が宋龍天と徳野英治と向き合い、そのあいだに太田洪量が座る写真が2024年9月17日付の朝日新聞朝刊に掲載された。元渉外担当の信者はTBSの取材に応じ、「宋総会長は日本語ができないので、韓国語ができる太田さんが通訳している可能性がある」と証言した[50]。2016年6月、安倍は、徳野と宋の妻の李海玉[51]を首相官邸に招待した[52][53]。2023年5月23日、宋は世界平和統一家庭連合の世界会長に就任した[54]
  3. ^ ジャーナリストの鈴木エイトは、朝日新聞で「勝共連合の幹部2人」と記されている人物はそれぞれ、国際勝共連合副会長、世界平和連合副会長、UPFジャパン理事の渡辺芳雄[57][58]と、国際勝共連合理事長、世界平和連合事務総長の横田浩一[59][60][61]だろうと述べている[62]

出典

[編集]
  1. ^ 佐藤武嗣. “防衛相に安倍氏の実弟起用 三つの仮説と安保のジレンマ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年10月30日閲覧。
  2. ^ 安倍元首相の実弟・岸防衛相、核共有を容認せず「非核三原則を堅持」兄は議論すべきとの考え”. 日刊スポーツ (2022年3月1日). 2022年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月1日閲覧。
  3. ^ 「地元の課題にも全力で」 岸衆院議員、防衛相で初入閣 基地、原発など手腕注目”. 日刊新周南 (2020年9月18日). 2022年12月14日閲覧。
  4. ^ 岸信夫 Twitter 2021年10月26日 午後10:07”. 2022年12月12日閲覧。
  5. ^ 野上 2004, p. 62.
  6. ^ a b 野上 2004, p. 63.
  7. ^ a b c d プロフィール”. 岸信夫. 2020年10月25日閲覧。
  8. ^ a b “中国を驚かせた菅義偉首相の絶妙な閣僚人事”. JBPRESS. 日本ビジネスプレス. (2020年9月24日). https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62212 2020年9月24日閲覧。 
  9. ^ 両院議員総会開催を求める署名の名簿掲載者 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)”. web.archive.org (2009年7月18日). 2020年9月17日閲覧。
  10. ^ 超党派議員がODA削減反対で一致 政府に申し入れへ Archived 2011年4月15日, at the Wayback Machine.
  11. ^ 荒井広幸 平成23年4月14日第一次補正予算におけるODA削減に関する勉強会[リンク切れ]
  12. ^ “岸信夫氏、衆院にくら替え「山口2区の議席奪回を」”. 山口新聞. (2012年8月7日). オリジナルの2016年11月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161112080335/http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/0807/1p.html 2016年11月11日閲覧。 
  13. ^ “自民の岸、義家両参院議員が辞職…衆院くら替え”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2012年11月30日). オリジナルの2012年12月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121221112543/http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121130-OYT1T01000.htm 2021年11月4日閲覧。 
  14. ^ 衆院.自公、委員長人事を内定
  15. ^ 副大臣.20人交代 閣議決定
  16. ^ 自民党が衆院常任・特別委員長ら了承 予算委員長に野田聖子前総務相
  17. ^ a b 岸信夫前防衛大臣が引退宣言も「息子に譲りたい」発言に「選挙区はあんたの領地じゃない」「なぜ当たり前に世襲」の猛批判”. Smart FLASH (2022年12月12日). 2022年12月14日閲覧。
  18. ^ 安倍元首相の暗殺 どのように起きたのか”. BBC (2022年7月9日). 2022年7月10日閲覧。
  19. ^ 安倍昭恵氏、衆院山口4区補選「立候補の考えない」 首相らと面会”. 毎日新聞 (2022年7月21日). 2022年12月16日閲覧。
  20. ^ “安倍派、現体制維持を決定 元首相死去後初の総会”. 共同通信. (2022年7月21日). https://web.archive.org/web/20220721034551/https://nordot.app/922696143681830912 2022年7月22日閲覧。 
  21. ^ 岸首相補佐官、次期衆院選出馬せず 後継に長男、信千世氏”. 産経新聞 (2022年12月11日). 2022年12月14日閲覧。
  22. ^ 山口でくすぶり続ける「昭恵さん待望論」 林家に“シマ”を渡したくない安倍家支援者の悪あがき”. デイリー新潮 (2022年10月31日). 2022年12月16日閲覧。
  23. ^ 衆院 選挙区「10増10減」の改正公職選挙法が成立 | NHK”. NHKニュース (2022年11月18日). 2022年11月20日閲覧。
  24. ^ 岸信夫氏の世襲を阻む「もう一つの名門」 安倍家VS林家の決着もつかず山口県は大混乱”. デイリー新潮 (2022年12月13日). 2022年12月14日閲覧。
  25. ^ “【速報】岸信夫元防衛大臣・次期衆院選に出馬せず引退の意向示す 後継は長男の信千世氏”. TBS NEWS DIG. (2022年12月11日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/227282?display=1 2022年12月11日閲覧。 
  26. ^ 徳大問題「市、市議会の判断尊重」 高村衆院議員が共同会見 次期衆院選「自前の選挙を」”. 日刊新周南 (2021年7月14日). 2022年12月12日閲覧。
  27. ^ 政党支部名簿”. 自民党山口県支部連合会. 2022年12月12日閲覧。
  28. ^ 川本裕司 (2022年12月16日). “岸信夫氏の引退「早期の可能性、補欠選挙も」 体調悪化受け後援会長”. 朝日新聞. 2022年12月16日閲覧。
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  30. ^ 岸信夫前防衛相が2月にも議員辞職の意向固める 山口では「ダブル補選」の可能性も”. TBS NEWS DIG. TBSテレビ (2023年1月14日). 2023年1月14日閲覧。
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参考文献

[編集]
  • 安倍洋子『わたしの安倍晋太郎―岸信介の娘として』文春ネスコ、1992年4月。ISBN 978-4890368334 
    • 増補版『宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る』(文藝春秋、2022年9月)
  • 野上忠興『気骨―安倍晋三のDNA』講談社、2004年4月17日。ISBN 978-4062123082 
  • 安倍晋三美しい国へ』〈文春新書〉2006年7月21日。ISBN 978-4166605248 

外部リンク

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公職
先代
河野太郎
日本の旗 防衛大臣
第21・22・23代:2020年 - 2022年
次代
浜田靖一
先代
鈴木俊一
松山政司

木原誠二
武藤容治

日本の旗 外務副大臣
薗浦健太郎
三ツ矢憲生と共同

2013年 - 2014年
2016年 - 2017年
次代
中山泰秀
城内実

中根一幸
佐藤正久

先代
寺田稔
秋元司
日本の旗 防衛大臣政務官
武田良太と共同 
2008年 - 2009年
次代
楠田大蔵
長島昭久
先代
寺田稔
日本の旗 内閣総理大臣補佐官
(国家安全保障に関する重要政策
及び核軍縮・不拡散問題担当)

2022年 - 2023年
次代
木原誠二
議会
先代
寺田稔
日本の旗 衆議院安全保障委員長
2018年 - 2019年
次代
西銘恒三郎
先代
土屋品子
日本の旗 衆議院外務委員長
2016年
次代
三ツ矢憲生
先代
中川雅治
日本の旗 参議院沖縄及び北方問題
に関する特別委員長

2011年 - 2012年
次代
猪口邦子