コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

名古屋市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蓬左から転送)
なごやし ウィキデータを編集
名古屋市
名古屋城
名古屋テレビ塔と オアシス21
熱田神宮
東山公園
有松
名古屋港
名古屋市旗 名古屋市章
名古屋市旗 名古屋市章
1907年10月30日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23100-2
法人番号 3000020231002 ウィキデータを編集
面積 326.46km2
(境界未定部分あり)
総人口 2,332,248[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 7,144人/km2
隣接自治体 瀬戸市春日井市東海市大府市尾張旭市豊明市日進市清須市北名古屋市あま市長久手市愛知郡東郷町西春日井郡豊山町海部郡大治町蟹江町飛島村
市の木 クスノキ
市の花 ユリ
市の歌 名古屋市歌(1910年(明治43年)2月28日制定)
名古屋市役所
市長 広沢一郎
所在地 460-8508
愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
北緯35度10分53秒 東経136度54分23秒 / 北緯35.1814度 東経136.9064度 / 35.1814; 136.9064座標: 北緯35度10分53秒 東経136度54分23秒 / 北緯35.1814度 東経136.9064度 / 35.1814; 136.9064
外部リンク 公式ウェブサイト

名古屋市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

名古屋市行政区画図
地図
ウィキプロジェクト

名古屋市(なごやし)は、愛知県北西部の尾張地方に位置する。愛知県の県庁所在地である。愛知県および中部地方で最多の人口を有する市であり、政令指定都市中枢中核都市に指定されている。

概要

[編集]
ミッドランドスクエアから見た名古屋都心部 (2015年11月) 東山スカイタワーから見た名古屋のスカイライン夜景 (2021年12月)
ミッドランドスクエアから見た名古屋都心部
(2015年11月)
東山スカイタワーから見た名古屋のスカイライン夜景
(2021年12月)

東京特別区部を除くと、横浜市大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有しており、東海地方における行政経済文化の中枢を担う。名古屋市を中心とする中京圏名古屋都市圏)は、日本の三大都市圏の一つであり、その範囲は愛知県内や岐阜県南部(美濃)、三重県北部(北勢)の東海3県に及び、多くの衛星都市を持つ。2019年都市的地域の人口は約1,024万人と推計され[1]メガシティの1つでもある。

古くは三種の神器のひとつである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る[2]熱田神宮がある鳥居前町であり、江戸時代には徳川御三家の筆頭である尾張徳川家の治める名古屋城城下町として繁栄した歴史を持つ。市章は、尾張徳川家の合印に由来する「㊇」であり、市バスの前面などにも施されている[3][4]。戦前は名古屋鎮台(後の日本陸軍第3師団)や名古屋陸軍造兵廠が置かれ、軍都としての性格が強くなったことから、アメリカ軍による名古屋大空襲の被害を受けた。その際に築400年の名古屋城が消失した(その後、鉄筋コンクリートによって復元)。

中心市街地エリア(中区)は中部地方最大の繁華街ビジネス街であり[5]、市のシンボルである名古屋テレビ塔久屋大通公園が所在している[6]。また、巨大ターミナル駅名古屋駅周辺の名駅エリア(中村区)は2000年代以降の再開発により、日本有数の超高層ビル街へと変貌を遂げた[5][6]。道路網も整備されており、日本に3つしかない100m道路のうち2つ(久屋大通若宮大通)が名古屋にある。

自動車工業都市である豊田市石油化学コンビナートで有名な三重県四日市市などとともに、日本最大の工業地帯である中京工業地帯の中枢を担う。全国的な製造業の本社や工場が集積しており[7]、工場の郊外・海外移転により名古屋市自体の製造品出荷額は低下傾向にあるものの[8]、年間3兆円を超える重工業都市でもある[8]。巨大な工業地帯を背景とする名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は日本一である[9]

2008年ユネスコデザイン都市に認定された[10]。2019年のアメリカの企業A.T.カーニーによる「グローバル都市指標」やイギリスラフバラー大学による2020年の「GaWC研究」では「γ-」レベルの世界都市として評価されている[11][12]

地理

[編集]
名古屋市中心部周辺の空中写真。2020年10月1日撮影の180枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

位置

[編集]

愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市新城市岡崎市に次いで、4番目に広い面積を有する市である。

名古屋市の地形は、東部の丘陵地、中央部の台地、北・西・南部の沖積地の、大きく3つに分かれる[13]

市の中核を担う、中区東区中村区熱田区昭和区瑞穂区は、海抜10 - 15メートルの平野[13] で、官庁街のほか、矢場町大須金山名駅といった大規模な商業地を持つ。

市の東部の守山区千種区名東区天白区緑区は、海抜50 - 100メートルの丘陵住宅街[13] で、千種区の東山公園平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの、森林を残した大規模な緑地公園も点在し、星が丘藤が丘覚王山本山といった丘や山の字がつく地名が多く、商業も発達している。

北・西・南部(北区西区中村区中川区港区と、熱田区南区の一部)は、河川の堆積作用によって形成された沖積地[13] のために海抜が低く、水害に悩まされてきた地域である。港区海抜0 mの臨海工業地帯(中京工業地帯の一部)で、名古屋港を有する。港区西部は市最大の穀倉地帯が広がる。南区は港区とともに工業地を抱えている。北区西区中川区は、主に住宅地が広がる。

以上のように、市の中心部より西側は低地が多い一方で、東側は台地や丘陵地帯が多いことから、名古屋市の地形は東高西低であると評されている[13][14]

地形

[編集]

山岳・丘陵

[編集]
丘陵名 よみ 画像 標高
(m)
標高の根拠 所在地 基準点など 備考
東谷山 とうごくさん 大久手池西岸から望む東谷山 198.4 国土地理院地図[15] 守山区大字上志段味字東谷
瀬戸市十軒町
上志段見村二等三角点 名古屋市内最高地点。頂部に尾張戸神社古墳・尾張戸神社が座す。
(名称不詳) 131.4 都市計画基本図[16] 守山区大森北
守山区大字吉根字長廻間
親鸞山 しんらんやま 親鸞山山頂付近 111.4
106.4
現地案内板
都市計画基本図[16]
名東区猪高町大字高針字勢子坊
長久手市市が洞三丁目
猪高緑地・ほとぎの里緑地にある。
ロバの背山 ろばのせやま ロバの背山山頂付近 109.1 都市計画基本図[16] 名東区猪高町大字高針字勢子坊
長久手市市が洞三丁目
猪高緑地・ほとぎの里緑地にある。
(名称不詳) 田代村二等三角点 105.0 国土地理院地図[15] 千種区田代町字鹿子殿 田代村二等三角点 平和公園くらしの森にある。
天狗台 てんぐだい 天狗台山頂付近 103.4 都市計画基本図[16] 名東区猪高町大字高針字勢子坊
長久手市市が洞三丁目
猪高緑地・ほとぎの里緑地にある。
富士見台 ふじみだい 富士見台四等三角点 102.2 国土地理院地図[15] 千種区田代町字瓶杁 富士見台四等三角点 東山公園にある。
藤巻山 ふじまきやま 97.1 都市計画基本図[16] 千種区天白町大字植田字植田山
名東区植園町三丁目
東山公園にある。
御殿山 ごてんやま 御殿山山頂付近 93.9 都市計画基本図[16] 千種区田代町字瓶杁 東山公園にある。
植田山 うえだやま 植田山図根三角点 90.4 国土地理院地図[15] 千種区天白町大字植田字植田山 植田山図根三角点 東山公園にある。
毘沙門天王 びしゃもんてんのう 毘沙門天王 84.3 都市計画基本図[16] 緑区鳴海町字神ノ倉
裏山
(八事裏山)
うらやま
(やごとうらやま)
八事霊園から裏山を望む 81.2 国土地理院地図[15] 天白区天白町大字八事字裏山 裏山四等三角点 八事裏山古窯群があり、灰原が残存する[17]
権現山 ごんげんやま 73.4 国土地理院地図[15] 天白区植田東一丁目 植田三等三角点 愛知県立天白高等学校敷地内にある。ただし、本来の権現山は植田本町二丁目地内(北緯35度8分2.005秒 東経136度59分35.239秒 / 北緯35.13389028度 東経136.99312194度 / 35.13389028; 136.99312194)に三角点(88.8メートル)があった[注釈 1]
からす山 からすやま 猪子石三等三角点 72.6 国土地理院地図[15] 名東区猪高町大字猪子石字鰻廻間 猪子石三等三角点 明徳公園にある。
一ツ山 ひとつやま 69.3 国土地理院地図[15] 天白区久方二丁目 野並村二等三角点 豊田工業大学敷地内にある。
おんか山 おんかやま 66.7 都市計画基本図[16] 名東区猪高町大字上社字井堀 猪高緑地にある。
でこぼこ山 でこぼこやま でこぼこ山 64.5 都市計画基本図[16] 天白区平針南 愛知県営平針住宅敷地内にある。
滝ノ水緑地 たきのみずりょくち 滝ノ水緑地 63.7 国土地理院地図[15] 緑区滝ノ水二丁目 滝ノ水緑地四等三角点 滝ノ水緑地。
西の山 にしのやま 60.1 国土地理院地図[15] 天白区天白町大字島田字黒石 島田四等三角点 天白公園にある。
秋葉山 あきばさん 秋葉山慈眼寺境内 58.1 都市計画基本図[16] 天白区天白町大字平針字大根ケ越 頂部に慈眼寺の伽藍が座す。
御幸山 みゆきやま 御幸山公園にある「御統監之所」碑 56.4 都市計画基本図[16] 天白区御幸山
高根山 たかねやま 55.1 国土地理院地図[15] 緑区高根山 高根山一等三角点 高根山緑地にある。名古屋市内で唯一の一等三角点。
平部山 ひらぶやま 54.4 都市計画基本図[16] 緑区大高町字平部高根 大高緑地 高根の森にある。
稲葉山 いなばやま 稲葉山公園 53.7 都市計画基本図[16] 天白区植田一丁目 稲葉山公園を含む。ただし、本来の稲葉山は植田二丁目の寿荘付近(北緯35度7分55.597秒 東経136度59分23.786秒 / 北緯35.13211028度 東経136.98994056度 / 35.13211028; 136.98994056)に標高点(72メートル)があった[注釈 2]
高針西山 たかばりにしやま 53.3 都市計画基本図[16] 名東区西里町
日和山 ひよりやま 日和山山頂にある名古屋地方気象台 52.3 国土地理院地図[15] 千種区日和町二丁目 名古屋二等水準点 山頂に名古屋地方気象台が立地する。
相生山 あいおいやま 四等三角点「相生山」 51.6 国土地理院地図[15] 天白区天白町大字野並字相生 相生山四等三角点 相生山緑地にある。
東の山 ひがしのやま 東の山山頂にある中山神社 50.4 都市計画基本図[16] 天白区天白町大字平針字黒石 天白公園にあり、頂部に中山神社が座す。
文根山 ぶんねやま 大高緑地展望台からの眺望 44.9 都市計画基本図[16] 緑区大高町字文根山 頂部に大高緑地展望台が立地する。
城山 しろやま 末盛城址碑 44.3 都市計画基本図[16] 千種区城山町二丁目 城山八幡特別緑地保存地区の一部である。末盛城址があり、城山八幡宮昭和塾堂が座る。
菅田山 すげたやま 四等三角点「菅田」 43.1 国土地理院地図[15] 天白区菅田三丁目 菅田四等三角点 相生山緑地オアシスの森にある。
火上山 ひがみやま 火上山山頂にある元宮と宮簀媛命趾碑 36.7 都市計画基本図[16] 緑区大高町字火上山 氷上姉子神社の境内にあり、火上山特別緑地保存地区の一部である。頂部に元宮、宮簀媛命趾碑が座す。
蜜柑山 みかんやま 蜜柑山山頂にある山神社 33.9 国土地理院地図[15] 瑞穂区下山町一丁目 密柑山三等三角点 山神社特別緑地保存地区の一部である。頂部に山神社が座す。
天楽山 てんらくやま 32.9 都市計画基本図[16] 緑区大高町字東古根 かつて天楽山古窯があり、山茶碗、小皿を出土した[17]
斎山 いつきやま
みささぎやま
斎山山頂にある斎山古墳 31.4 都市計画基本図[16] 緑区大高町字斎山 頂部に斎山稲荷社が座す。本殿の下部に斎山古墳があり、埴輪(同筒形、朝顔形)片を出土する[17]
三王山 さんのうやま 三王山にある千鳥塚 28.7 都市計画基本図[16] 緑区鳴海町字三王山 千句塚公園にある。頂部付近に緒畑稲荷神社が座す。三王山遺跡があり、溝状遺構のほか、土師器破片、須恵器、山茶碗、石棒などを出土する[17]。公園南端に千鳥塚(名古屋市指定文化財)がある。
姥神山 うばかみやま 南より姥神山を望む 28.6 都市計画基本図[16] 緑区大高町字東姥神 北麓に朝苧社が座す。姥神遺跡があり、土師器、須恵器、灰釉陶器、布目瓦、土器片を出土する[17]
八幡山 はちまんやま 八幡山古墳 24.4 都市計画基本図[16] 昭和区山脇町一丁目 鶴舞公園にある。八幡山古墳を山体とする。
丹八山
(鳥居山)
たんぱちやま
(とりいやま)
丹八山公園 14.4 都市計画基本図[16] 南区笠寺町字迫間
南区鳥山町三丁目
丹八山公園にある。
熊沢山 くまざわやま 昭和区鶴舞一丁目 鶴舞公園にある。
吉田山 よしだやま 昭和区鶴舞一丁目 鶴舞公園にある。

河川・湖沼

[編集]
主な河川と流域図
[編集]
一級水系庄内川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
庄内川 しょうないがわ 本川 一級河川 国土交通大臣 守山区、北区、西区、中村区、中川区、港区 37,430 20,260 1,010 岐阜県恵那市の夕立山に端を発し、流下して伊勢湾に注ぐ。
白鳥川 しろとりがわ 1次支川 普通河川 名古屋市長 守山区 560 0.50 東谷池を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。
大矢川 おおやがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 1,143 1,143 0.96 石捨池を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。
野添川 のぞえがわ 1次支川 一級河川 名古屋市長 守山区 1,847 1,847 6.3 守山区大字上志段味地内に端を発し、流下して庄内川に注ぐ。
長戸川 ながとがわ   1次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 867 867 1.31 海老蔓池(滝ノ水池)を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。
一級河川 1,199 1,199 4.8
深沢川 ふかさわがわ 1次支川 普通河川 名古屋市長 守山区 143 0.23
至来川 とうらいがわ 1次支川 普通河川 名古屋市長 守山区 364 0.38
白沢川 しらさわがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 1,014 1,014 3.79
地蔵川 じぞうがわ 1次支川 (春日井市)       名古屋市内は経由しない。
新地蔵川 しんじぞうがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 北区 3,400 3,400 36.7 地蔵川と八田川が交差する地点を起点とし、流下して新川に注ぐ
新生棚川 しんなまたながわ 3次支川 普通河川 名古屋市長 北区 1,170 3.29
生棚川 なまたながわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 北区 2,850 2,600 1.00 県営名古屋空港付近に端を発し、流下して新地蔵川に注ぐ。
境川 さかいがわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 北区 2,250 1,500 0.55
八田川 はったがわ 1次支川 一級河川 愛知県知事 北区 0 1,050 19.5
矢田川 やだがわ 1次支川 一級河川 愛知県知事 守山区、千種区、東区、北区、西区、名東区 12,600 12,520 125.0 猿投山に端を発し(赤津川)、海上川と合流した地点より矢田川と名を変え、流下して庄内川に注ぐ。
国土交通大臣
天神川 てんじんがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 守山区 1,000 1,000 8.4
隅除川 すみよけがわ   2次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 859 859 1.73
一級河川 1,895 1,895 2.6
天神下川 てんじんしたがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 718 0.14
香流川 かなれがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 守山区、名東区、千種区 4,300 5,100 28.3 長久手市の三ケ峯付近に端を発し、流下して矢田川に注ぐ。
森孝川 もりたかがわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 442 442 1.62
藤の木川 ふじのきがわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 名東区 1,177 555 3.56
八前川 はちまえがわ 4次支川 普通河川 名古屋市長 名東区 412 2.46
千種台川 ちくさだいがわ
せんしゅだいがわ
2次支川 準用河川 名古屋市長 千種区 3,520 3,520 3.58
東山幹線排水路 3次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 607 0.54
守山川 もりやまがわ   2次支川 準用河川 名古屋市長 守山区 666 666 0.58
一級河川 2,736 2,736 2.6
堀川 ほりかわ 1次支川 一級河川 名古屋市長 守山区、北区、西区、中区、中村区、中川区、熱田区、南区、港区 16,200 16,200 52.9 庄内川の庄内用水頭首工から分岐し、流下して名古屋港へ注ぐ。
新堀川 しんほりかわ 2次支川 一級河川 名古屋市長 中区、昭和区、熱田区、瑞穂区、南区 5,950 5,950 22.8 掘留水処理センターに端を発し、流下して堀川に注ぐ。
新川 しんかわ 1次支川 一級河川 愛知県知事 北区、西区、中川区、港区 17,700 14,500 249.4
合瀬川 あいせがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 北区 440 0 21.8
大山川 おおやまがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 北区 730 447 45.1
久田良木川 くたらぎがわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 北区 118 0 4.81
水場川 すいばがわ 2次支川 一級河川 愛知県知事 西区 1,760 1,760 11.8
庄内川水系のため池
  • 東谷池(とうごくいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
  • 石ひろい池(神池)(いしひろいいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。東谷山フルーツパーク内にある。
  • 石ひろい池(石捨池)(いしひろいいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。東谷山フルーツパーク内にある。
  • 馬舟池(上池)(まふねいけ) - 守山区大字上志段味字寺山。
  • 下新池(新池)(しもしんいけ) - 守山区大字上志段味字寺山。
  • 大久手池(おおくていけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
  • 大村池(おおむらいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。愛知県森林公園内にある。
  • 蛭池(上志段味)(ひるいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
  • 筧池(かけひいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
  • 安田池(やすだいけ) - 守山区大字中志段味字南原。
  • 海老蔓池(えびづるいけ) - 守山区大字下志段味字穴ケ洞、尾張旭市。
  • 滝水池(たきみずいけ) - 守山区大字下志段味字穴ケ洞。
  • 風越上池(かざこしかみいけ) - 守山区大字下志段味字長廻間。
  • 風越池(かざこしいけ) - 守山区大字下志段味字長廻間。
  • 東禅寺上池(とうぜんじうわいけ) - 守山区大字下志段味字生下り・守山区泉が丘。
  • 東禅寺中池(とうぜんじなかいけ) - 守山区大字下志段味字生下り・守山区泉が丘。
  • 日ノ後池(ひのごいけ) - 守山区泉が丘
  • 平池(ひらいけ) - 守山区花咲台・守山区平池東
  • 大池(小幡)(おおいけ) - 守山区竜泉寺小幡緑地本園に隣接する。
  • アマ池(あまいけ) - 守山区竜泉寺。小幡緑地本園に隣接する。
  • 緑ケ池(みどりがいけ) - 守山区大字牛牧・守山区大字小幡字北山。小幡緑地本園内にある。
  • 竜巻池(たつまきいけ) - 守山区大字牛牧・守山区大字小幡字北山。小幡緑地本園内にある。
  • 見返ケ池(みかえりがいけ) - 守山区大字牛牧・守山区小幡北。小幡緑地本園内にある。
  • 二ツ池(大森)(ふたついけ) - 守山区翠松園。翠松園緑地内にある。
  • 六ケ池(ろくがいけ) - 北区六が池町
  • 池ノ端池(いけのはたいけ) - 北区如意
  • 蛭池(大森)(ひるいけ) - 守山区御膳洞
  • 新池(大森)(しんいけ) - 守山区大森八龍。八竜緑地内にある。
  • 雨池(あまいけ) - 守山区御膳洞。雨池公園内にある。
  • 明徳池(めいとくいけ) - 名東区猪高町大字藤森字森。
  • 奥池(おくいけ) - 千種区田代町字瓶杁。東山公園東山植物園)内にある。
  • 上池(東山上池)(かみいけ) - 千種区田代町字瓶杁。東山公園(東山動物園)内にある。
  • 新池(東山新池)(しんいけ) - 千種区星が丘山手。東山公園内にある。
  • 猫ケ洞池(ねこがほらいけ) - 千種区平和公園平和公園内にある。山崎川の源頭でもある。
  • 茶屋ケ坂池(ちゃやがさかいけ) - 千種区鍋屋上野町字汁谷。茶屋ケ坂公園内にある。
二級水系境川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
境川 (さかいがわ) 本川 (豊田市、みよし市、東郷町、刈谷市、豊明市、大府市、東浦町)     220.9 名古屋市内は経由しない。
宮前川
皆瀬川
みやまえがわ
(みなせがわ)
1次支川 緑区       皆瀬川の上流部を宮前川といい、水晶池(豊明市)もしくは西池(豊明市)を源流としつつ、一部名古屋市内を経由する[注釈 3]
石ケ瀬川 (いしがせがわ) 1次支川 (大府市、東浦町)     26.4 名古屋市内は経由しない。
鞍流瀬川 くらながせがわ 2次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 1,452 1,933 1.84 大池(有松大池)に端を発し、流下して大府市月見町にて石ケ瀬川へ注ぐ。
二級河川 0 250 15.7
鞍流瀬川支川 くらながせがわしせん 3次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 2,357 1.06
東ノ川 ひがしのがわ 3次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 494 494 0.38
境川水系のため池
二級水系天白川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
天白川 てんぱくがわ 本川 二級河川 愛知県知事 天白区、瑞穂区、南区、緑区 11,790 13,290 118.8 日進市の三ケ峯付近に端を発し、流下して名古屋港に注ぐ。
繁盛川 はんもりがわ 1次支川 二級河川 愛知県知事 天白区 2,050 0 2.9
忠兵衛川 ちゅうべえがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 天白区 1,872 1,872 1.52
大根川 おおねがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 天白区 679 679 1.56 本地池を源頭とし、流下して天白川に注ぐ。
植田川 うえだがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 名東区・天白区・瑞穂区・南区 4,343 3,919 10 長久手市内に端を発し(井堀川)、流下して天白川に注ぐ。
二級河川 4,790 4,790 21.0
前川 まえかわ 2次支川 準用河川 名古屋市長 名東区 1,063 1,063 2.70
八事裏川 やごとうらがわ 1次支川 普通河川 名古屋市長 天白区 2,019 1.49
地蔵川 じぞうがわ 1次支川 普通河川 名古屋市長 天白区 762 1.41 天白区内に端を発し、流下して天白川に注ぐ。
藤川 ふじかわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 緑区、天白区 2,283 2,283 3.36 緑区内に端を発し、流下して
二級河川 565 565 5.3 天白川に注ぐ。
郷下川 ごうしたがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 天白区 2,254 1.83
扇川 おうぎがわ 1次支川 二級河川 名古屋市長 緑区 9,835 9,835 29.8 大池(赤松大池)を源頭とし、流下して天白川に注ぐ。
神沢川 かみさわがわ 2次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 1,200 1,200 2.17
細口川 ほそぐちがわ 2次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 563 563 0.61
水広下川 みずひろげがわ 2次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 985 985 1.26
敷田川 しきたがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 1,374 1.23
滝ノ水川 たきのみずがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 1,291 1.51
旭出川 あさひでがわ   2次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 1,306 0.79
準用河川 727 727 1.04
大高川 おおだかがわ 2次支川 二級河川 名古屋市長 緑区 2,880 2,880 7.2 水主ケ池を源頭とし、流下して扇川の下流部に注ぐ。
瀬木川 せぎがわ   3次支川 準用河川 名古屋市長 緑区 183 183 0.94
二級河川 1,040 1,040 2.6
手越川 てこしがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 1,022 1.21 豊明市内に端を発し、流下して扇川に注ぐ。
二級河川 1,985 1,985 3.6
中平部川 なかひらぶがわ 3次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 1,757 0.83
太鼓田川 たいこでんがわ 3次支川 普通河川 名古屋市長 緑区 881 0.51
天白川水系のため池
  • 荒池(あらいけ) - 天白区天白町大字平針字荒池下。荒池緑地内にある。
  • 大堤池(おおつつみいけ) - 天白区天白町大字平針字大堤下。荒池緑地内にある。
  • 細口池(ほそぐちいけ) - 天白区平針南。細口池公園内にある。
  • 本地池(ほんじいけ) - 天白区御前場町
  • 大根池(おおねいけ) - 天白区天白町大字島田字山ノ杁。天白公園内にある。
  • 井堀上池(いぼりかみいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
  • 井堀下池(いぼりしもいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
  • 西堀池(にしほりいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
  • 塚ノ杁池(つかのいりいけ) - 名東区猪高町大字上社字池ノ表。猪高緑地内にある。
  • こもれび池(こもれびいけ) - 名東区猪高町大字上社字池ノ表。猪高緑地内にある。
  • すり鉢池(すりばちいけ) - 名東区猪高町大字高針字勢子坊。猪高緑地内にある。
  • デッチョ池(でっちょいけ) - 名東区神丘町。神丘公園内にある。
  • 牧野池(まきのいけ) - 名東区猪高町大字高針字前山。牧野ヶ池緑地内にある。
  • 新池(高針)(しんいけ) - 名東区山香町
  • 五合上池(ごごうかみいけ) - 名東区猪高町大字高針字山ノ中。愛知カンツリー倶楽部内にある。
  • 五合下池(ごごうしもいけ) - 名東区猪高町大字高針字山ノ中。愛知カンツリー倶楽部内にある。
  • 天白渓下池(てんぱくけいしもいけ) - 天白区天白町大字八事字裏山。天白渓下池公園内にある。
  • 新池(島田)(しんいけ) - 天白区高宮町
  • 双子池(ふたごいけ) - 天白区海老山町。『二子塚池』の誤り。
  • 戸笠池(とがさいけ) - 天白区久方・緑区鳴海町字螺貝。戸笠公園内にある。
  • 螺貝池(ほらがいいけ) - 緑区相川。螺貝公園内にある。
  • 鳴子池(なるこいけ) - 緑区相川。
  • 四郎曽池(しろそいけ) - 緑区長根町。四郎曽池公園内にある。
  • 大池(赤松)(おおいけ) - 緑区藤塚。白土中央公園内にある。
  • 神池(かみいけ) - 緑区元徳重。徳重神池公園内にある。
  • 二ツ池(ふたついけ) - 緑区徳重。通曲公園内にある。
  • 神沢池(かみさわいけ) - 緑区鳴海町字神沢。
  • 要池(かなめいけ) - 緑区乗鞍。要池公園内にある。
  • 平手池(ひらていけ) - 緑区細口。乗鞍公園に隣接する。
  • 横吹大池(よこぶきおおいけ) - 緑区鳴海町字横吹。鳴海カントリークラブ内にある。
  • 水広下池(みずひろげいけ) - 緑区水広。水広公園内にある。
  • 松池(まついけ) - 緑区鳴海町字尾崎山。鳴海公園内にある。
  • 滝ノ水北池(たきのみずきたいけ) - 緑区滝ノ水滝ノ水緑地内にある。
  • 上朝日出池(かみあさひでいけ) - 緑区旭出。上朝日出公園内にある。
  • 新海池(にいのみいけ) - 緑区鳴海町字池上。新海池公園内にある。
  • 権平池(ごんべいいけ) - 緑区桶狭間西
  • 西鰌池(にしどじょういけ) - 緑区緑花台。西鰌池公園内にある。
  • 琵琶ケ池(びわがいけ) - 緑区鳴海町字鴻ノ巣。大高緑地内にある。
  • 籠池(かごいけ) - 緑区文久山
  • 水主ケ池(かこがいけ) - 緑区忠治山。水主池公園内にある。
  • 蝮池(まむしいけ) - 緑区大高町字蝮池。
  • 蛇池(大高)(じゃいけ) - 緑区定納山。定納山公園に隣接する。
  • 平野池(ひらのいけ) - 緑区大高町字平野池末。氷上公園内にある。
二級水系山崎川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
山崎川 やまざきがわ 本川 準用河川 名古屋市長 千種区、昭和区、瑞穂区、南区、港区 1,160 1,160 1.84 猫ケ洞池に端を発し、流下して名古屋港に注ぐ。
二級河川 12,446 12,446 26.6
新池排水路 しんいけはいすいろ 1次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 1,150 1.06
橋本排水路 はしもとはいすいろ 2次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 1,092 0.27
楠元排水路 くすもとはいすいろ 1次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 1,864 0.70
鏡池排水路 かがみいけはいすいろ 1次支川 普通河川 名古屋市長 千種区 951 1.35
五軒家川 ごけんやがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 昭和区 1,040 1,040 2.00
山崎川水系のため池
  • 猫ケ洞池(ねこがほらいけ) - 千種区平和公園。
  • 鏡ケ池(かがみがいけ) - 千種区幸川町名古屋大学構内にある。
  • 隼人池(はやといけ) - 昭和区隼人町。隼人池公園内にある。
  • 曽池(そいけ) - 南区呼続呼続公園内にある。
二級水系日光川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
日光川 にっこうがわ 本川 二級河川 愛知県知事 港区 6,360 0 299.0
蟹江川 かにえがわ 1次支川 二級河川 愛知県知事 港区 250 0 16.8
福田川 ふくたがわ 1次支川 二級河川 愛知県知事 中川区、港区 5,540 3,210 33.5 稲沢市小池付近に端を発し、流下して日光川に注ぐ。
戸田川 とだがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 中川区・港区 1,944 1,944 2.01 中川区富田町内に端を発し、流下して日光川河口部に注ぐ。
二級河川 7,150 7,150 11.8
服部川 はっとりがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 中川区 1,231 1.31
新茶屋川 しんちゃやがわ 2次支川 普通河川 名古屋市長 港区 900 1.87
東小川 ひがしおがわ 1次支川 準用河川 名古屋市長 港区 680 680 4.02
二級水系大江川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
大江川 おおえがわ 本川 普通河川 名古屋市長 南区 2,341 5.19 下八事下池(現天白区表山)を水源とする中井用水が流下して南区元塩町六丁目付近で大江川に注ぎ、西進して名古屋港に注ぐ。
二級水系荒子川
[編集]
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
荒子川 あらこがわ 本川 普通河川 名古屋市長 中川区・港区 6,714 6.46 中川区岩塚町付近に端を発し、流下して荒子川ポンプ場に至り、名古屋港へ排水される。
その他の河川
[編集]
中川運河
河川名 よみ 画像 次数 河川の
種類
市内における
管理者
主な経過地 市内流路延長
(m)
流域面積
(平方km)
備考
左岸 右岸
中川運河 なかがわうんが 名古屋港管理組合 中川区、港区 6,390 10.21 名古屋港からの海水、露橋水処理センターからの放流水、工場排水、降雨時の雨水などが流入し、ポンプ所を通じて堀川や名古屋港へ排水される。
北支線 名古屋港管理組合 中川区 730  
東支線 名古屋港管理組合 港区 1,090  
用水

海岸

[編集]
湾岸
干潟

土地

[編集]
平野
台地
低地
丘陵地

気候

[編集]
名古屋市
雨温図説明
123456789101112
 
 
51
 
9
1
 
 
65
 
11
1
 
 
116
 
15
5
 
 
128
 
20
10
 
 
150
 
25
15
 
 
187
 
28
19
 
 
211
 
31
24
 
 
140
 
33
25
 
 
232
 
29
21
 
 
165
 
23
15
 
 
79
 
17
9
 
 
57
 
12
3
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁
インペリアル換算
123456789101112
 
 
2
 
49
34
 
 
2.5
 
51
35
 
 
4.6
 
58
40
 
 
5
 
68
49
 
 
5.9
 
76
59
 
 
7.3
 
82
67
 
 
8.3
 
89
74
 
 
5.5
 
92
76
 
 
9.1
 
84
70
 
 
6.5
 
74
59
 
 
3.1
 
63
47
 
 
2.2
 
53
38
気温(°F
総降水量(in)

太平洋側気候に区分されるが、外洋から離れる伊勢湾の最奥部に面するため内陸性に近い気候となり、1日の寒暖差が大きい。は高温多湿で非常に蒸し暑く、平均湿度が70%を超える[13]。2018年8月3日には、千種区名古屋地方気象台)で観測史上最高となる40.3℃を記録している[注釈 4][18]伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹くなど太平洋側の特徴も見られる一方、三河地方に比べて晴天の日は少なく、強い冬型の気圧配置になると大雪に見舞われるなど日本海側のような特徴も見られる。これは若狭湾と伊勢湾を結ぶ線が短く、近距離で日本海へ通じており、野坂山地の標高が低く、伊吹山地鈴鹿山脈関ケ原で途切れるため、日本海側の気象の影響を受けやすいことによる。2005年12月19日には平成18年豪雪により、名古屋市で1947年2月3日以来、58年ぶりとなる23cmの積雪を記録[19]。さらに、2014年12月18日にも23cmの積雪を記録した[20]。ちなみに名古屋市の最も多い積雪量は、1945年12月19日に記録した49cmである。

名古屋市(名古屋地方気象台、標高51.1m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 21.0
(69.8)
23.5
(74.3)
25.8
(78.4)
30.5
(86.9)
34.8
(94.6)
37.9
(100.2)
39.6
(103.3)
40.3
(104.5)
38.0
(100.4)
32.7
(90.9)
27.2
(81)
22.6
(72.7)
40.3
(104.5)
平均最高気温 °C°F 9.3
(48.7)
10.5
(50.9)
14.5
(58.1)
20.1
(68.2)
24.6
(76.3)
27.6
(81.7)
31.4
(88.5)
33.2
(91.8)
29.1
(84.4)
23.3
(73.9)
17.3
(63.1)
11.7
(53.1)
21.1
(70)
日平均気温 °C°F 4.8
(40.6)
5.5
(41.9)
9.2
(48.6)
14.6
(58.3)
19.4
(66.9)
23.0
(73.4)
26.9
(80.4)
28.2
(82.8)
24.5
(76.1)
18.6
(65.5)
12.6
(54.7)
7.2
(45)
16.2
(61.2)
平均最低気温 °C°F 1.1
(34)
1.4
(34.5)
4.6
(40.3)
9.7
(49.5)
14.9
(58.8)
19.4
(66.9)
23.5
(74.3)
24.7
(76.5)
21.0
(69.8)
14.8
(58.6)
8.6
(47.5)
3.4
(38.1)
12.3
(54.1)
最低気温記録 °C°F −10.3
(13.5)
−9.5
(14.9)
−6.8
(19.8)
−2.1
(28.2)
2.8
(37)
8.2
(46.8)
14.0
(57.2)
14.4
(57.9)
9.5
(49.1)
1.5
(34.7)
−2.7
(27.1)
−7.2
(19)
−10.3
(13.5)
降水量 mm (inch) 50.8
(2)
64.7
(2.547)
116.2
(4.575)
127.5
(5.02)
150.3
(5.917)
186.5
(7.343)
211.4
(8.323)
139.5
(5.492)
231.6
(9.118)
164.7
(6.484)
79.1
(3.114)
56.6
(2.228)
1,578.9
(62.161)
降雪量 cm (inch) 4
(1.6)
5
(2)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
3
(1.2)
12
(4.7)
平均降水日数 (≥0.5mm) 6.3 7.2 9.8 10.4 10.7 12.7 13.0 9.4 11.9 10 7.0 7.5 115.9
平均降雪日数 (≥0cm) 5.4 4.8 1.7 0 0 0 0 0 0 0 0 2.8 14.7
湿度 64 60 58 59 64 71 73 69 70 68 66 66 66
平均月間日照時間 174.5 175.5 199.7 200.2 205.5 151.8 166.0 201.3 159.6 168.9 167.1 170.3 2,141
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年[21]、極値:1890年 - 現在[22])

人口

[編集]

住民基本台帳による人口動態では、名古屋市の人口は令和2年(2020年)を境に減少に転じた[23]。2021年の人口移動報告によると名古屋市への転入超過は1302人で、比較可能な14年以降で最少であった。男性人口に限ると大都市であるにもかかわらず転出超過に陥っている[24]。とりわけ東京志向を背景に関東地方への転出超過が著しく[23]、さらに新型コロナウイルスの流行により郊外志向が強まったことや、外国人労働者が入国できない状況が続いたことが人口減少の要因として挙げられている[24]

名古屋市と全国の年齢別人口分布(2005年) 名古屋市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 名古屋市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
名古屋市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 2,036,053人
1975年(昭和50年) 2,079,740人
1980年(昭和55年) 2,087,902人
1985年(昭和60年) 2,116,381人
1990年(平成2年) 2,154,793人
1995年(平成7年) 2,152,184人
2000年(平成12年) 2,171,557人
2005年(平成17年) 2,215,062人
2010年(平成22年) 2,263,894人
2015年(平成27年) 2,295,638人
2020年(令和2年) 2,332,176人
総務省統計局 国勢調査より


地域

[編集]
名古屋市区割図
(2022年6月現在)

市内の地名

[編集]

行政区

[編集]

名古屋市は以下の16区で構成されている。

名古屋市の各区
コード 区名 設置日 設置理由 人口
(人)
面積
(km2)
人口密度
(人/km2
区の花 区の木
23101-1 千種区 1937年(昭和12年)10月1日 東区から分区 165,715 18.18 9,115 アジサイ ハナミズキ
23102-9 東区 1908年(明治41年)4月1日 区制施行時に設置 88,272 7.71 11,449 ボタン モクレン
23103-7 北区 1944年(昭和19年)2月11日 東区と西区から分区 161,019 17.53 9,185 コスモス サクラ
23104-5 西区 1908年(明治41年)4月1日 区制施行時に設置 151,662 17.93 8,459 サクラソウ ヤナギ
23105-3 中村区 1937年(昭和12年)10月1日 中区と西区から分区 141,675 16.30 8,692 スイセン サツキ
23106-1 中区 1908年(明治41年)4月1日 区制施行時に設置 103,312 9.38 11,014 パンジー イチョウ
23107-0 昭和区 1937年(昭和12年)10月1日 中区と南区から分区 108,819 10.94 9,947 ハナショウブ ハナミズキ
23108-8 瑞穂区 1944年(昭和19年)2月11日 昭和区と熱田区から分区 107,847 11.22 9,612 サクラ サクラ
23109-6 熱田区 1937年(昭和12年)10月1日 南区から分区 67,534 8.20 8,236 ハナショウブ クロガネモチ
23110-0 中川区 1937年(昭和12年)10月1日 中区と南区から分区 217,236 32.02 6,784 ハボタン クロマツ
23111-8 港区 1937年(昭和12年)10月1日 南区から分区 140,104 45.64 3,070 ハイビスカス クスノキサザンカ
23112-6 南区 1908年(明治41年)4月1日 区制施行時に設置 130,804 18.46 7,086 ヒマワリ クスノキ
23113-4 守山区 1963年(昭和38年)2月15日 守山市を編入して設置 176,166 34.01 5,180 キキョウ ドングリ
23114-2 緑区 1963年(昭和38年)4月1日 鳴海町を編入して設置 247,645 37.91 6,532 ミヤコワスレ カエデ
23115-1 名東区 1975年(昭和50年)2月1日 千種区から分区 162,080 19.45 8,333 ナデシコ ケヤキ
23116-9 天白区 1975年(昭和50年)2月1日 昭和区から分区 162,358 21.58 7,524 マーガレット キンモクセイ
市域と区の変遷

隣接自治体

[編集]
  • 市境界未定部分のひとつである勅使池北岸付近。
    (2018年(平成30年)8月)
    名古屋市は16の市町村(11市4町1村)と隣接しており、日本一隣接する市町村が多い自治体となっている。
    愛知県 愛知県

歴史

[編集]

先史

[編集]
縄文時代
  • 大曲輪貝塚下内田貝塚など、縄文時代前期・晩期を中心とする集落の遺跡が、瑞穂区で発見されたことにより、当時の海岸線が現在の御器所台地などの台地や丘陵の縁に当たる場所まで入り込んでいたことが示された。
弥生時代

古代

[編集]
古墳時代
飛鳥時代

中世

[編集]
平安時代
源頼朝の生誕地とされる熱田神宮大宮司藤原氏の別邸跡(誓願寺
その名残が「妙音通」などの地名に残っている。また、当時師長を慕っていた井戸田荘里長の娘が見送った場所で「白菊の琵琶」を贈ったことに由来する伝説が「枇杷島」の地名として残っている。

その他、闇之森八幡社社伝によると、保元の乱で破れた源為朝伊豆大島流罪となるが、流刑先の島で出来た子とされる尾頭次郎義次尾張国愛知郡古渡へ来たとされる。義次は土御門天皇の命により当時紀伊国で暴れていた鬼党を討伐し、古渡一帯の領地を賦与され、「尾頭町」「尾頭橋」などの地名が残っている。またその際に朝廷から「鬼頭氏」の姓も与えられた。

鎌倉時代
室町時代
戦国時代
桶狭間の戦い

近世

[編集]
江戸時代

近代

[編集]
明治時代
大正時代
三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所大江工場 空襲後の名古屋市街
空襲後の名古屋市街
昭和では、戦後最悪と言われた伊勢湾台風の被災地を取材するカメラマン 東海豪雨時の天白区野並
昭和では、戦後最悪と言われた伊勢湾台風の被災地を取材するカメラマン
昭和時代・戦前

現代

[編集]
戦後
平成
令和

行政

[編集]
中部地方政治の中心となる三の丸官庁街と、中部地方経済の中心のひとつとなる丸の内オフィス街
名古屋市歌インストゥルメンタル

市長

[編集]

行政機構

[編集]

以下の局、室および16の区役所、その他行政委員会などにより組織される。

市長室

[編集]

行政局

[編集]
防災危機管理局
総務局
財政局
  • 市税事務所
市民経済局
観光文化交流局
環境局
  • 環境事業所
健康福祉局
子ども青少年局
  • 保育園
住宅都市局
緑政土木局
上下水道局
  • 営業所
  • 水処理事務所
交通局
  • 営業所
病院局
  • 市立病院
消防局
  • 消防署
  • 消防学校
区役所(16区、6支所)
  • 保健所
会計管理者
  • 会計室

行政委員会

[編集]
監査委員
  • 監査事務局
人事委員会
  • 人事委員会事務局
農業委員会
  • 農業委員会事務局
選挙管理委員会
  • 選挙管理委員会事務局
固定資産評価審査委員会
  • 固定資産評価審査委員会事務室(財政局税務部所管)
教育委員会
市会議長
  • 市会事務局

議会

[編集]

名古屋市会

[編集]

市議会議員の年収は1455万円(2019年時点)。2011年(平成23年)に800万円まで引き下げられた事もあった[60]

愛知県議会

[編集]
  • 定数:31名
  • 任期:2023年(令和元年)4月30日 - 2027年(令和5年)4月29日
選挙区 氏名 会派名 備考
千種区 (2) 黒田太郎 新政あいち 党籍は国民民主党
辻秀樹 自由民主党愛知県議員団
東区 (1) 政木理香 自由民主党愛知県議員団
北区 (2) 松川浩明 自由民主党愛知県議員団
井上慎也 減税日本
西区 (2) 田中泰彦 自由民主党愛知県議員団
島袋朝太郎 減税日本
中村区 (2) 寺西睦 自由民主党愛知県議員団
鳴海康裕 新政あいち 党籍は立憲民主党
中区 (1) 増田裕二 自由民主党愛知県議員団
昭和区 (2) 谷口知美 新政あいち 党籍は立憲民主党
成田修 自由民主党愛知県議員団
瑞穂区 (2) 川嶋太郎 自由民主党愛知県議員団
高木浩司 新政あいち 党籍は立憲民主党
熱田区 (1) 華地山義章 新政あいち 党籍は立憲民主党
中川区 (3) 村嶌嘉将 新政あいち 党籍は立憲民主党
稲本和仁 自由民主党愛知県議員団
犬飼明佳 公明党愛知県議員団
港区 (2) 直江弘文 自由民主党愛知県議員団
安井伸治 新政あいち 党籍は国民民主党
南区 (2) 伊藤辰夫 自由民主党愛知県議員団
久野哲生 新政あいち 党籍は立憲民主党
守山区 (2) 森井元志 新政あいち 党籍は国民民主党
南部文宏 自由民主党愛知県議員団
緑区 (3) 松本守 新政あいち 党籍は立憲民主党
増田成美 自由民主党愛知県議員団
岡明彦 公明党愛知県議員団
名東区 (2) 富田昭雄 新政あいち 党籍は国民民主党
筒井隆彌 県政自民クラブ 党籍は自由民主党
天白区 (2) 須崎幹 自由民主党愛知県議員団
古林千恵 減税日本

衆議院

[編集]
選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
愛知県第1区東区西区北区中区 熊田裕通 自由民主党 4 選挙区
吉田統彦 立憲民主党 3 比例復活
愛知県第2区千種区守山区名東区 古川元久 国民民主党 9 選挙区
中川貴元 自由民主党 1 比例復活
愛知県第3区昭和区緑区天白区 近藤昭一 立憲民主党 9 選挙区
池田佳隆 自由民主党 4 比例復活
愛知県第4区瑞穂区熱田区港区南区 工藤彰三 自由民主党 4 選挙区
牧義夫 立憲民主党 7 比例復活
愛知県第5区中村区中川区など) 神田憲次 自由民主党 4 選挙区
岬麻紀 日本維新の会 1 比例復活

官公庁・施設

[編集]

国家機関

[編集]

中部地方東海地方を所管する中央省庁出先機関地方支分部局)の多くが中区三の丸界隈に置かれている。

行政機関など

[編集]

司法機関など

[編集]

施設

[編集]
愛知県警察本部
名古屋市中消防署
名古屋医療センター
名古屋中央郵便局
愛知県図書館

警察

[編集]
本部
警察署

消防

[編集]
本部
消防署

医療

[編集]
愛知県災害拠点病院

郵便局

[編集]
主な郵便局

文化施設

[編集]
図書館
交流施設
MICE施設

対外関係

[編集]
名古屋市公館
(名古屋迎賓館)
中日本におけるMICE施設の1つである名古屋国際会議場
久屋大通公園にあるシャンゼリゼ委員会との友好提携記念碑

姉妹都市・提携都市

[編集]

名古屋市の姉妹友好提携都市は6国の6都市と結ばれており、さまざまな分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また、各都市からの記念品が名古屋市中区三の丸の名古屋市公館(名古屋迎賓館)地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。なお2012年から南京市とは交流を停止している[61]

海外

[編集]
姉妹都市
都市名 国名 地域名 提携年月日
ロサンゼルス市 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国 カリフォルニア州 1959年昭和34年)4月1日
メキシコ市 メキシコの旗メキシコ合衆国 メキシコシティ 1978年昭和53年)2月16日
南京市 中華人民共和国の旗中華人民共和国 江蘇省 1978年昭和53年)12月21日
シドニー市 オーストラリアの旗オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州 1980年昭和55年)9月16日
トリノ市 イタリアの旗イタリア共和国 ピエモンテ州 トリノ県 2005年平成17年)5月27日
ランス市 フランスの旗フランス共和国 グラン・テスト地方 マルヌ県 2017年平成29年)10月20日[62]
パートナー都市
都市名 国名 地域名 提携年月日
台中市 中華民国の旗中華民国台湾 直轄市 2019年令和元年)10月25日[63]
タシュケント市 ウズベキスタンの旗ウズベキスタン共和国 タシュケント特別市 2019年令和元年)12月18日[64]
その他
名称 国名 地域名 提携年月日
シャンゼリゼ通 フランスの旗フランス共和国 イル・ド・フランス地方 パリ 1989年平成元年)9月26日 久屋大通と友好提携調印
ルイーズ通 ベルギーの旗ベルギー王国 ブリュッセル首都圏 ブリュッセル 2014年平成26年)9月25日 栄町商店街と姉妹提携調印[65]
パサージュ・デ・パノラマ商店街 フランスの旗フランス共和国 イル・ド・フランス地方 パリ 2015年平成27年)4月2日 円頓寺商店街と友好提携調印[66]

日本

[編集]
提携都市
都市名 都道府県 地方名 提携年月日
豊田市 愛知県の旗愛知県 中部地方 1986年昭和61年)10月24日 ふれあい交流協定提携調印
中津川市 岐阜県の旗岐阜県 中部地方 1986年昭和61年)10月24日 ふれあい交流協定提携調印
陸前高田市 岩手県の旗岩手県 東北地方 2014年平成26年)10月28日 産業振興協定提携調印[67]
その他

姉妹港・友好提携港

[編集]
奥に見えるのは名港トリトン(名港西大橋)

名古屋港は日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつであり、2016年度のデータでは[68]、取扱貨物量は国内最大、貿易額においては東京港に次いで2位。黒字幅が大きいのが特徴で輸出額に絞れば約11.7兆円と突出した規模である。

友好姉妹港
港湾名 国名・地域名 提携年月日
ロサンゼルス アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国 カリフォルニア州 1959年昭和34年)3月31日 友好姉妹港提携調印
フリーマントル港 オーストラリアの旗オーストラリア連邦 西オーストラリア州 1983年昭和58年)4月19日 友好姉妹港提携調印
ボルティモア アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国 メリーランド州 1985年昭和60年)10月24日 友好姉妹港提携調印
シドニー オーストラリアの旗オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州 2010年平成22年)11月4日 友好姉妹港提携調印
友好港
港湾名 国名・地域名 提携年月日
アントワープ ベルギーの旗ベルギー王国 アントワープ州 1988年昭和63年)11月16日 友好港提携調印
ブルージュ ベルギーの旗ベルギー王国 ウェスト・フランデレン州 2013年平成25年)7月 友好港提携調印
友好交流港
港湾名 国名・地域名 提携年月日
上海 中華人民共和国の旗中華人民共和国 直轄市 2003年平成15年)2月25日 友好交流港提携調印

姉妹空港・提携空港

[編集]

名古屋市を含む4市町にまたがる県営名古屋空港は、アメリカ合衆国ワシントン州モーゼスレイク市にあるグラント郡国際空港と姉妹空港提携を行っている[69]

空港名 国名・地域名 提携年月日
グラント郡国際空港 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国 ワシントン州 2016年平成28年)10月18日 県営名古屋空港と姉妹提携調印

国際機関

[編集]
名古屋国際センター
ブラジル銀行名古屋支店

国際連合機関

[編集]

領事館

[編集]
総領事館[70]
領事館
名誉総領事館
名誉領事館

金融機関

[編集]

外国政府関連機関

[編集]

経済

[編集]

中日本中部地方の経済の中心地である。名古屋市を核とする中京圏の域内総生産は約4,038億ドル(2021年度)であり、これは国内で3番目、世界で第40番目の規模である[73]。 日本三大証券取引所の一角である名古屋証券取引所名古屋商工会議所中部経済連合会などの金融商品取引所や経済団体などが存在する。

名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は横浜港神戸港を上回り全国一であった[9]

2017年度の名古屋市の名目市内総生産は13兆5,860億円である[74]

名古屋中小企業投資育成などのベンチャーキャピタルも所在し、投資先企業の価値向上を図るなど活発的な経済活動が行われている。近年では、日本の中央部に位置している立地を活かして「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ(GNI)」のような、域内の産業経済をより世界にオープンなものとし、世界から優れた「企業・技術・人・情報」を呼び込むことを目的とした、行政・産業界・大学・研究機関など官民が一体となって行うプロモーション活動、企業誘致活動などが日本初のモデルプロジェクトとして行われている。

名古屋市の都市開発は高度成長期昭和30年代半ば以降、市の外縁部で大きく進んだが、その恩恵を主に受けたのは名東区・天白区などの市東部である[注釈 8]一方、中川区・港区などの市西部は交通網整備・住宅地開発などの都市開発が遅れ、1987年(昭和62年)時点では人口増加率・地価上昇率ともに市東部が市西部を著しく上回っていた[注釈 9][75]。また市内の人口分布の中心を示す「人口重心」も初めて区政が敷かれた明治41年時点では中区三丁目(1988年当時、丸栄百貨店があった付近)に位置していた一方、戦前はまっすぐ南へ移動していき、戦後になると東または南東方向へ移動するようになり、特に1970年(昭和45年)から1975年(昭和50年)にかけては東進が著しかった[注釈 10][76]。1970年(昭和45年)以降は1985年(昭和60年)時点まで、市の人口重心は昭和区に位置していた[76]。このことから名古屋の都市構造、および都市発展は東高西低と評されている[75][76]

第一次産業

[編集]

農業

[編集]

市内の大半が宅地、商工業地帯となっているため全般には振るわない。農地の大半は庄内川以西の中川区や港区に立地し、野菜と水稲を栽培し、大消費地に立地するという優位性を生かした地産地消の推進に取り組んでいる。

  • 鍋料理に欠かせない白菜の発祥の地である[77]。そのため現在でも白菜の品種名は「野崎白菜二号」や「愛知白菜」など名古屋と関連する名前が多い。
  • フキの生産量が全国1位である愛知県東海市をはじめとして、名古屋市西部を中心に食用フキの栽培が盛んである。

水産業

[編集]
  • 水産では下之一色町が1955年ごろまで漁港だった。その名残で魚市場が2021年3月まで存在していた[78]
  • 小規模ではあるが、市内の運河や堀川などから出航し、イカナゴイワシなどを漁獲する水産業もある。民間の釣り船では名古屋港内でハゼスズキが釣れる。

第二次産業

[編集]

工業

[編集]

豊田市四日市市などとともに中京工業地帯の中核都市であり、自動車産業航空宇宙産業鉄道車両鉄鋼特殊鋼電機セラミックス産業などが盛んである。名古屋市の製造品出荷額は1991年度には6兆円を超えていたが、本社機能を残して工場が郊外・地方や海外に移転したことにより減少し[7]2017年度の統計では3兆3,636億円であった[79]

主要な製造業の工場

第三次産業

[編集]

商業

[編集]
名古屋駅付近の高層ビル群(2022年)
栄エリアにある大津通のスクランブル交差点(2021年)
名古屋最大のアーケードが広がる大須(2009年)
南部副都心である金山駅周辺(2018年)
西部新都心となるささしまライブ24地区のグローバルゲート(2017年)

2007年度の名古屋市の卸売業販売額は約27兆656億円で全国で東京都区部大阪市に次ぐ。また小売業販売額は約3兆1,917億円で東京都区部・大阪市・横浜市に次いで額が大きい[81]

2000年代に再開発が進み、名駅エリアを中心に高層ビルの建設が急速に進んでいる。2020年代になると栄エリアにも高層ビル建設が複数計画されている[82]

名駅大須金山などが市外からも広く集客する繁華街となっており、栄と名駅一帯には広大な地下街が広がっている[83]。東部の今池千種エリア、西部のささしまライブ24、南部の金山エリアや北部の大曽根エリアが、乗り換えのターミナルとなったり、新たなオフィス街が形成されるなど、副都心新都心として発達している。

また、グルメ激戦区として名を馳せており、特有の文化を持った「名古屋めし」などを筆頭にさまざまな料理が集まる。2019年には、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版[84] が出版されるなど、世界的にも注目が集まっている。

名駅
大須
金山
主な商業施設
東部
西部
南部
北部

本社を置く企業

[編集]
上場企業
その他のおもな企業

情報・生活

[編集]

マスメディア

[編集]

新聞社・通信社

[編集]
一般紙

※全国紙は愛知県・岐阜県・三重県[注釈 11]

スポーツ紙・専門紙
通信社

テレビ放送局

[編集]
地上波テレビ局

放送対象地域は、NHK名古屋総合・テレビ愛知は県域放送、他は当県、岐阜県三重県の「東海3県」を放送エリアとする中京広域圏としている。

ラジオ放送局

[編集]

※放送対象地域は、NHK名古屋第1・第2とCBCラジオ、東海ラジオは当県を含む中京広域圏、NHK名古屋FMとFM AICHI、ZIP-FMは県域放送としている。

ライフライン

[編集]
名古屋市上下水道局東山配水場

電力

[編集]

ガス

[編集]

東邦ガス(本社:熱田区)- 日本四大都市ガスの1つである。また、名古屋財界の有力企業「五摂家」の一社に挙げられる。

主要事業所[86]
  • 名古屋支社(千種区
  • 星が丘事業所(千種区)
  • 北事業所(北区
  • 笠寺事業所(南区

水道

[編集]
営業所

電信

[編集]
事業所
  • 名古屋中央支店(NTT栄ビル)- 中区
  • 名古屋東支店(NTT覚王山ビル)- 千種区
  • 名古屋南支店(NTT名古屋港ビル)- 港区
市外局番
  • 市外局番は市内全域で052(名古屋MA)が使用される。

教育・研究機関

[編集]

大学

[編集]

多くの大学が名古屋市内にキャンパスを置く。郊外への移転が著しい時期もあったが、最近では都心回帰も見られる。

国立大学
愛知県立大学守山キャンパス 名古屋市立大学田辺通キャンパス
愛知県立大学守山キャンパス
名古屋市立大学田辺通キャンパス
公立大学
南山大学ライネルス館 中京大学名古屋キャンパス
南山大学ライネルス館
中京大学名古屋キャンパス
愛知大学名古屋キャンパス 名城大学天白キャンパス
愛知大学名古屋キャンパス
名城大学天白キャンパス
私立大学

専門職大学

[編集]
私立

専修学校

[編集]

高等学校

[編集]

中学校

[編集]

小学校

[編集]

幼稚園

[編集]

特別支援学校

[編集]

研究機関

[編集]

インターナショナルスクール

[編集]
名古屋国際学園
国際バカロレア認定校
ブラジル学校
  • コレージオ・ブラジル・ジャパン
朝鮮学校

指定自動車教習所

[編集]

学校教育以外の施設

[編集]
職業能力開発校

交通

[編集]

空路

[編集]

空港

[編集]
中部国際空港(セントレア) エアポートウォーク名古屋(小牧空港)
中部国際空港(セントレア)

現在、名古屋の空の玄関口は、市南郊の知多半島にある常滑市沖に浮かぶ海上空港中部国際空港(セントレア)と市北郊の北区小牧市西春日井郡豊山町春日井市にまたがる名古屋飛行場(県営名古屋空港、小牧空港)である。

県営名古屋空港名古屋飛行場)- 別名小牧空港

かつて国内線、国際線共に多く発着していた旧名古屋空港(小牧空港)は、2005年に開催された愛知万博に合わせて開港した中部国際空港に主たる機能を移転後、県営名古屋空港と改称。現在ではERJを主力機材とするフジドリームエアラインズ(FDA)が国内8か所(青森花巻山形新潟高知福岡熊本出雲)に就航している。この小牧空港周辺には、国産初のジェット旅客機であるMitsubishi SpaceJetを製造する三菱航空機も、名古屋飛行場敷地に隣接する土地に製造拠点を置いており、旧名古屋空港時代から航空自衛隊の小牧基地と滑走路を共同使用する軍民共用空港である。

空港アクセスに関する観光案内表記では中部国際空港は「名古屋/中部」、県営名古屋空港(名古屋飛行場)は「名古屋/小牧」と表記されるため、航空便で名古屋市に到着する場合は、あらかじめどちらの空港へ到着するのか注意が必要である。

中部国際空港

基本的に国内地方路線8路線が発着する名古屋飛行場(小牧空港)路線以外は、すべて中部国際空港への到着となる。デルタ航空によるアメリカ合衆国/デトロイト線や、ルフトハンザドイツ航空によるドイツ連邦共和国/フランクフルト線、フィンエアーによるフィンランド共和国/ヘルシンキ線などの欧米諸国との間に国際定期直行便が運航されているほか、東南アジアおよび東アジア各地(中国各都市・韓国・台湾)への国際便も高頻度で定期運航されている。太平洋諸地域(ハワイ/ホノルルグアムサイパンなど)への直行便も1年を通して定期運航されている。2010年以降はジェットスタージャパン春秋航空などといった格安航空会社(LCC)も中部空港へ就航し、それぞれ国内外への定期路線を運航している。

中部国際空港へのアクセスは、名古屋市南部の鉄道ターミナル駅である金山駅や、JR東海本社ビルと地下通路で連絡している名鉄名古屋駅から空港特急および空港急行が発着している。名鉄名古屋駅と名鉄常滑線空港線直通特急ミュースカイにより最速28分で結ばれている。また各区の中心駅や郊外名東区藤が丘など、市内各所中心地から中部国際空港へ向かう高速バスも運行されている。

県営名古屋空港とは直接の鉄道アクセスはないが、バス路線と都市高速道路が整備されている。

鉄道

[編集]

名古屋市営地下鉄名古屋市営バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)の主要3社が乗り入れている。市の中核を担うターミナル駅としては名古屋駅・栄駅金山駅がある。

鉄道の代表駅である名古屋駅は、名古屋の旧城下町西部に位置する「笹島」と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置している。現在では名古屋市の都心の1つとなっている。東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅の他に名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅地下鉄あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき)と呼ぶことがある。名駅という呼称は、名古屋駅周辺の行政地名(中村区西区名駅一丁目から五丁目、中村区名駅南一丁目から五丁目)にもなっている。

鉄道路線

[編集]
鉄道事業者名 路線名 駅一覧 所在地 路線図
東海旅客鉄道
JR東海
東海道新幹線 - 名古屋駅 - 中村区
CA東海道本線 - 名古屋駅 - 尾頭橋駅 - 金山駅 - 熱田駅 - 笠寺駅 - 大高駅 - 南大高駅 - 中村区中川区中区
熱田区南区緑区
CF中央本線 名古屋駅 - 金山駅 - 鶴舞駅 - 千種駅 - 大曽根駅 - 新守山駅 - 中村区中川区熱田区
中区昭和区千種区
東区北区守山区
CJ関西本線 名古屋駅 - (笹島信号場) - 八田駅 - 春田駅 - 中村区中川区
名古屋鉄道
名鉄
NH名古屋本線 - 東枇杷島駅 - 栄生駅 - 名鉄名古屋駅 - 山王駅 - 金山駅 - 神宮前駅 - 堀田駅 - 呼続駅- 桜駅 - 本笠寺駅 - 本星崎駅 - 鳴海駅 - 左京山駅 - 有松駅 - 中京競馬場前駅 - 西区中村区中川区
中区熱田区瑞穂区
南区緑区
IY犬山線 - 中小田井駅 - 上小田井駅 - 西区
TA常滑線 - 神宮前駅 - 豊田本町駅 - 道徳駅 - 大江駅 - 大同町駅 - 柴田駅 - 熱田区、南区
CH築港線 - 大江駅 - (名電築港駅) - 東名古屋港駅 南区、港区
ST瀬戸線 栄町駅 - 東大手駅 - 清水駅 - 尼ヶ坂駅 - 森下駅 - 大曽根駅 - 矢田駅 - 守山自衛隊前駅- 瓢箪山駅 - 小幡駅 - 喜多山駅 - 大森・金城学院前駅 - 東区、中区、北区、
守山区
KM小牧線 上飯田駅 - 味鋺駅 - 北区
近畿日本鉄道
近鉄
E名古屋線 近鉄名古屋駅 - 米野駅 - 黄金駅 - 烏森駅 - 近鉄八田駅 - 伏屋駅 - 戸田駅 - 中村区中川区
名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
東山線 高畑駅 - 八田駅 - 岩塚駅 - 中村公園駅 - 中村日赤駅 - 本陣駅 - 亀島駅 - 名古屋駅- 伏見駅 - 栄駅 - 新栄町駅 - 千種駅 - 今池駅 - 池下駅 - 覚王山駅 - 本山駅- 東山公園駅 - 星ヶ丘駅 - 一社駅 - 上社駅 - 本郷駅 - 藤が丘駅 中川区中村区中区
東区千種区名東区
名城線 金山駅 - 東別院駅 - 上前津駅 - 矢場町駅 - 栄駅 - 久屋大通駅 - 名古屋城駅 - 名城公園駅- 黒川駅 - 志賀本通駅 - 平安通駅 - 大曽根駅 - ナゴヤドーム前矢田駅 - 砂田橋駅 - 茶屋ヶ坂駅- 自由ヶ丘駅 - 本山駅 - 名古屋大学駅 - 八事日赤駅 - 八事駅 - 総合リハビリセンター駅- 瑞穂運動場東駅 - 新瑞橋駅 - 妙音通駅 - 堀田駅 - 熱田神宮伝馬町駅 - 熱田神宮西駅 - 西高蔵駅 - 金山駅 中区、東区、北区、千種区、
昭和区瑞穂区熱田区
名港線 金山駅 - 日比野駅 - 六番町駅 - 東海通駅 - 港区役所駅 - 築地口駅 - 名古屋港駅 中区、熱田区、港区
鶴舞線 上小田井駅 - 庄内緑地公園駅 - 庄内通駅 - 浄心駅 - 浅間町駅 - 丸の内駅 - 伏見駅 - 大須観音駅- 上前津駅 - 鶴舞駅 - 荒畑駅 - 御器所駅 - 川名駅 - いりなか駅 - 八事駅 - 塩釜口駅- 植田駅 - 原駅 - 平針駅 - 西区、中区、昭和区天白区
桜通線 太閤通駅 - 名古屋駅 - 国際センター駅 - 丸の内駅 - 久屋大通駅 - 高岳駅 - 車道駅 - 今池駅- 吹上駅 - 御器所駅 - 桜山駅 - 瑞穂区役所駅 - 瑞穂運動場西駅 - 新瑞橋駅 - 桜本町駅 - 鶴里駅- 野並駅 - 鳴子北駅 - 相生山駅 - 神沢駅 - 徳重駅 中村区、中区、東区、
千種区、昭和区、瑞穂区、
南区、天白区、緑区
上飯田線 平安通駅 - 上飯田駅 北区
JR東海交通事業 城北線 - 小田井駅 - 比良駅 - 西区
名古屋臨海高速鉄道 西名古屋港線
(あおなみ線)
名古屋駅 - ささしまライブ駅 - (笹島信号場) - 小本駅 - 荒子駅 - 南荒子駅- 中島駅 - 港北駅 - 荒子川公園駅 - 稲永駅 - (潮凪信号場) - 野跡駅 - 金城ふ頭駅 中村区中川区港区
愛知高速交通
リニモ
東部丘陵線 藤が丘駅 - 名東区
名古屋ガイドウェイバス ガイドウェイバス志段味線
ゆとりーとライン
大曽根駅 - ナゴヤドーム前矢田駅 - 砂田橋駅 - 守山駅- 金屋駅 - 川宮駅 - 川村駅 - 白沢渓谷駅 - 小幡緑地駅 - 北区、東区、守山区
日本貨物鉄道
JR貨物
■東海道本線支線
(「名古屋港線」)
名古屋港駅 ※JR貨物が保有。 港区
■西名古屋港線
(あおなみ線)
名古屋貨物ターミナル駅 中川区
名古屋臨海鉄道 東築線 東港駅 - 名電築港駅 南区港区
東港線 笠寺駅 - 東港駅 南区
南港線 東港駅 - 名古屋南貨物駅 - 南区
汐見町線 東港駅 - 船見町駅 - 汐見町駅 南区港区
昭和町線 東港駅 - 昭和町駅 南区港区

各区の主要駅

[編集]
名古屋駅 南部の副都心である金山総合駅構内の名鉄中央改札口
南部の副都心である金山総合駅構内の名鉄中央改札口

名古屋市を構成する16区の主要駅は以下の通り。さまざまな利用の起点・目的点として代表される駅である。太字区役所最寄駅。

市内の廃止駅

[編集]
名古屋鉄道
JR東海
JR東海・JR貨物
JR貨物
名古屋港駅(貨物駅)
日本国有鉄道

バス

[編集]
栄駅オアシス21バスターミナル)

路線バス

[編集]

バス路線は市バスのほか、名鉄グループ名鉄バス近鉄グループ三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。バス利用についても市バスが路線密度の高さからもっとも多くの利用者を集めている。名鉄バス三重交通バスについては、一部地域での運営にとどまっているが、基幹バス星ヶ丘駅発着路線など、利用率の高いものもある。

名古屋市営バス(市バス)の大部分が均一運賃の前乗り後降り先払いであるのに対し、名鉄バス・三重交通バスは整理券による区間制運賃で後乗り前降り後払い方式である。市バスでも、名鉄と共同運行する基幹2系統や名古屋ガイドウェイバスに直通するゆとりーとラインでは後乗り前降り後払いの方式をとっている。名鉄バスと三重交通バスの市バス競合区間は市バスと同額の均一運賃である。

バスターミナル

[編集]

代表的なバスターミナルとして、地区のオアシス21バスターミナル、名駅地区の名鉄バスセンター・名古屋バスターミナルがあり、多くの中長距離路線バスが乗り入れている。

この他にも地下鉄の主要駅を中心にバスターミナルが設置され、周辺区において地下鉄へのフィーダー輸送の役目を果たしている。

道路

[編集]
名港トリトンブリッジ
名古屋高速都心環状線

名古屋市の大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3 - 5車線の道路が走っており、幅広い道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100m道路と呼ばれる幅員約100メートルの広い道路久屋大通若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるため、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。

日本一ともいわれる広い道路網の原点は、広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にある[87]。後にくる車社会を見越し、太平洋戦争の戦災復興都市計画に基づいてさらに整備されたものである。この都市計画は大変大胆なもので、空襲により焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1か所に集約するというものであった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年に「名誉市民」の称号が贈られている。

市内の中心部には環状に名古屋高速都心環状線が走り、外側に名古屋第二環状自動車道が環状に市域を取り巻く。都心環状線以外の名古屋高速道路の各路線が中心部から放射状に延びており、中心部と郊外や他の高速道路とを結ぶ。市東郊外の名東区東名高速道路名古屋インターチェンジがあり、都心部の繁華街(地区や大須付近)からは名古屋高速道路と名古屋第二環状自動車道を利用すれば15分程度、一般道(愛知県道60号名古屋長久手線など)では渋滞のない状態で30分 - 45分程度となっている。南部の湾岸エリアには伊勢湾岸自動車道が通っている。そのほか、郊外にも名神高速道路中央自動車道東海北陸自動車道知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んでいる地域ともいえる。

また、有料高速道路以外にも名四国道西知多産業道路名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。

市内を通る高速道路のうち伊勢湾岸自動車道知多半島道路を除いて料金水準が大都市近郊区間と同じ水準である。

高速道路

[編集]

国道

[編集]

市内の主な通り

[編集]
幹線部の通り
中心部の通り
  • 木挽町通
  • 皆戸通
  • 竪三蔵通
  • 中ノ町通
  • 御園通
  • 堀川東通
  • 西大須通
  • 常盤通
  • 桑名町通
  • 長島町通
  • 長者町通
  • 本町通
  • 七間町通
  • 呉服町通
  • 伊勢町通
  • 大須本通
  • 門前町通
  • 裏門前町通
  • 新天地通
  • 武平通
  • 東栄通
  • 前津通
  • 西川端通
  • 東川端通
  • 千代田通
  • 七本松通
  • 中央線西通
  • 京町通
  • 上中通
  • 魚ノ棚通
  • 杉ノ町通
  • 伝馬町通
  • 袋町通
  • 本重町通
  • 入江町通
  • 三蔵通
  • 白川通
  • 矢場町通
  • 瓦通
  • 東陽通
  • 花園通
  • 大須観音西通
  • 赤門明王通
  • 赤門通
  • 大須観音通
  • 万松寺通
  • 仁王門通
  • 東仁王門通
  • 松元通
  • 松ヶ枝通
  • 宇津木橋通
金城埠頭中心部の通り
  • 南京大路
  • メキシコ大通
  • ロサンゼルス大通

ナンバープレート

[編集]

名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2020年時点で「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市東海市知多市半田市常滑市知多郡津島市愛西市弥富市あま市海部郡豊明市日進市長久手市愛知郡である[88]

航路

[編集]
名古屋港

港湾

[編集]

名古屋港は宮の渡しで有名だった熱田港が周辺海域の干拓の進展や、浅い水深で近代港湾としての機能を果たせないとの観点から、熱田前新田の沖合いを埋立浚渫して築港された近代港湾である[89][90]第2次世界大戦で被害を受けるが、戦後はこの跡地への他工場進出や、地元資本と富士製鐵の合弁の東海製鐵日本製鉄名古屋製鉄所の前身)が進出するなどして発展した。伊勢湾に面しており、西から弥富市飛島村、名古屋市港区東海市知多市と5つの市町村にまたがる。周辺施設名には「名港」(めいこう)と略して冠する場合が多い。名古屋港に関しては、おもに愛知県内に生産拠点を持ち、多数の自動車を世界各国に輸出するトヨタ自動車工業など大企業が利用するため、戦前から日本を代表する輸出入の拠点であり、また大型船の横付けも可能な港湾設備を持つため、「クイーンエリザベス」などの世界的に有名な豪華客船が寄港することもある。

船舶

[編集]
太平洋フェリー

観光

[編集]

都市のイメージ

[編集]

地元メディアは名古屋は大都市の中で最も魅力に欠けると報道しており[91]、名古屋市の調査では名古屋市民の地元推奨度・愛着度・誇り度がいずれも他都市に比べて極めて低く、市民の「地元をほめない」傾向が外部からのイメージを悪化させているとの分析がある[92]。名古屋は自虐的な気質が強く観光PRが下手と言われている[93][94]

国内で名古屋を揶揄する風潮は1980年代には存在し、当時のテレビやラジオでのタモリの影響力もあって、名古屋の方言や気風に対するバッシングも苛烈化した(詳細はエビフリャーの記事を参照)。そうした社会的背景もあり、1994年に日本で販売された英和辞典joke town(嘲笑の的になる街)として名古屋が例に出され、当時の西尾武喜市長が中日新聞に対して「名古屋はいじめられっ子だ」と語ったことがある(名古屋ジョークタウン事件)。

名古屋ライターで知られる大竹敏之は「名古屋人は自己主張が苦手で、お国自慢も品が無いと控える傾向があるので、全国に魅力が伝わっていない」としたうえで、1980年代のタモリの名古屋バッシングによって「名古屋人自身が東京や大阪から見下されていると思いこんでしまったフシがある」と名古屋の自虐体質を分析している[95]

海外からの名古屋に対する評価は様々で、アメリカTIME誌において2023年版「世界の最も素晴らしい場所50選」に選出された[96][97]ほか、カナダのレゾナンス・コンサルタンシー社が居住性、魅力度、繁栄度という観点でつけた世界都市ランキングでは81位にランク入りし、国内都市では東京、大阪に次いで高かった[98]。一方で、アメリカの市場調査企業insider monkeyが公表した『世界の10の退屈な都市』にシンガポールブリュッセルなどともに名古屋が選出されている[99]

インバウンド需要

[編集]

インバウンド向けのPRも不十分であり、東京や大阪と比較してインバウンド需要が低調な都市として知られている[100][101]。中部国際空港の国際便はコロナで減少して以降、他の主要空港と比べて回復が遅いという指摘がある[102]。訪日ラボによると愛知県でインバウンドに人気のある観光地Top10はいずれも名古屋市内に集中しており、特に名古屋城が高い人気がある[103]

2018年における外国人宿泊客数は約200万人であった[104]

トリップアドバイザーによると、外国人観光客に人気の高いフォトジェニックスポットとしてオアシス21が国内2位に選ばれている[105]

国内観光需要

[編集]

平成29年度における名古屋市の観光入り込み客数は4,728万人であり[106]、日本人観光客数に限ると同年度の京都市よりも多い[107]。名古屋市への観光客の約68%が東海地方の居住者であり、関東居住者は約11%、近畿居住者は9%であった[106]

日本人観光客となれば当然国内小・中・高校による修学旅行需要を逸することはできないが、ここでも現況は不振であって、かつてのお得意様、東北地方の諸学校が、1982年(昭和57年)6月の東北新幹線開通以降、"名古屋飛ばし"で京都・大阪を選定し始め[108]、『金の卵たちに名古屋産業界に興味を持ってもらおうと市・名商・地元財界肝いり』[109]で1961年(昭和36年)に建設した修旅生向けホテル「名古屋観光会館」も"空室でガラガラ"になってしまった[108]。 1998年7月、愛知県・名古屋市等17市町村に加え、JR東海・名鉄・近畿日本ツーリストなどからなる「名古屋修学旅行誘致促進協議会」が発足[110]、"産業観光"を標榜して工業高校などに売り込みを図ったが、2020年に至ってもなお数字となって表れてはいない[111]


名所・旧跡

[編集]
城郭・砦
神社
寺院
おもな古墳
おもな遺跡
おもな公園

面積2ヘクタール以上の公園を以下に掲載する。面積には都市公園、公園予定区域、その他の公園、住宅都市局都市計画課による公園を含む。 (出典:『名古屋市の公園 2020年』)

その他

観光スポット

[編集]
桜の名所
文化施設
スポーツ施設
中日ドラゴンズのホーム、ナゴヤドーム

その他の観光スポット

[編集]

文化・名物

[編集]

文化財

[編集]

建造物

[編集]
重要文化財(国指定)
  • 観音寺多宝塔 - 観音寺(荒子観音)(中川区荒子町)
  • 竜泉寺仁王門 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
  • 名古屋城西南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城東南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城西北隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城表二の門 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 富部神社本殿 - 富部神社(南区呼続)
  • 名古屋城二之丸大手二之門 - 名古屋城内(中区二の丸)
  • 名古屋城旧二之丸東二之門 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 興正寺五重塔 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 - 東区白壁
  • 東山植物園温室前館 - 千種区田代町
  • 名古屋市庁舎 - 中区三の丸
  • 愛知県庁舎 - 中区三の丸
  • 名古屋テレビ塔 1基 - 中区錦
愛知県指定有形文化財
  • 瑞泉寺総門 1棟 - 瑞泉寺(緑区鳴海町)
  • 建中寺徳川家霊廟 4棟 - 建中寺(東区筒井)
  • 東照宮社殿 2棟 - 名古屋東照宮(中区丸の内)
  • 草結庵 1棟 - 日泰寺(千種区法王町)
  • 暮雨巷 1棟 - 三菱UFJ銀行(瑞穂区陽明町)
  • 無縫塔 1棟 - 長慶寺(守山区小幡中)
  • 旧藤山家住宅日本家 1棟 - 龍興寺(昭和区御器所)
  • 旧渡辺家書院及び茶室 1件 - 後藤報恩会(昭和区汐見町)
  • 日泰寺奉安塔 1基 - 日泰寺(千種区城山新町)
    • 附 石門及び玉垣、設計図、礼拝殿、通天門、土塀
  • 服部家住宅 11棟 - 個人所有。
  • 伊藤家住宅 5棟 - 個人所有。
  • 服部幸平家住宅倉 1棟 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 宗円寺宝篋印塔 1基 - 宗円寺(昭和区御器所)
  • 宝生院開山塔 1基 - 八事霊園内(天白区天白町大字八事)
  • 宝生院中興開山印雅上人逆修塔 1基 - 八事霊園内(天白区天白町大字八事)
  • 光音寺無縫塔 1基 - 光音寺(北区光音寺町)
  • 余芳亭 1棟 - 中区本丸
  • 薬草倉 1棟 - 名古屋市立大学薬学部内(瑞穂区田辺通)
  • 須弥壇 1具 - 龍潭寺(中川区野田)
  • 丹羽家住宅 1棟 - 熱田区神戸町
  • 建中寺 総門・三門・鐘楼・御成門 4棟 - 建中寺(東区筒井)
  • 鶴舞公園噴水塔 1基 - 鶴舞公園内(昭和区鶴舞)
  • 鶴舞公園普選壇 1基 - 鶴舞公園内(昭和区鶴舞)
  • 松重閘門 1式 - 中川区山王
  • 勝鬘寺 本堂・山門 ・太鼓楼 3棟 - 勝鬘寺(中区栄)
  • 岡家住宅 4棟 - 岡啓(緑区有松)
  • 井元家住宅 5棟 - 東区橦木町
  • 富部神社祭文殿・東廻廊・西廻廊 3棟 - 富部神社(南区呼続)
  • 日泰寺大書院鳳凰台 1棟 - 日泰寺(千種区法王町)
  • 建中寺本堂・経蔵 2棟 - 建中寺(東区筒井)
  • 建中寺開山堂・源正公廟 3棟1基 - 建中寺(東区筒井)
  • 揚輝荘 5棟 - 千種区法王町
  • 鍋屋上野浄水場 旧第一ポンプ所 1棟 - 千種区宮の腰町
  • 東山配水場 旧計量室 1棟 - 千種区田代町
  • 本願寺名古屋別院 鐘楼 1棟 - 本願寺名古屋別院(中区門前町)
  • 笠覆寺 本堂・多宝塔・仁王門・鐘楼 4棟 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 風信亭 1棟 - 個人所有。
  • 旧志水家玄関車寄せ 1棟 - 個人所有。
  • 熱田荘 1棟 - 個人所有。
  • 小塚家住宅 3棟 - 個人所有。
  • 竹田家住宅 9棟 - 個人所有。
国登録文化財
  • 徳川美術館本館 1棟 - 徳川黎明会(東区徳川町)
  • 徳川美術館南収蔵庫 1棟 - 徳川黎明会(東区徳川町)
  • 乃木倉庫 1棟 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 愛知学院大学 楠元学舎第1号館 1棟 - 愛知学院(千種区楠元町)
  • 東海学園大講堂 1棟 - 東海学園(東区筒井)
  • 南山学園ライネルス館 1棟 - 南山学園(昭和区五軒家町)
  • 金城学院高等学校 榮光館 1棟 - 金城学院(東区白壁)
  • 名古屋港跳上橋(1・2号地間運河可動橋) 1基 - 名古屋港管理組合(港区入船・千鳥)
  • 長母寺 本堂 1棟 - 長母寺(東区矢田)
  • 長母寺 庫裡  1棟 - 長母寺(東区矢田)
  • 長母寺 山門 1棟 - 長母寺(東区矢田)
  • 建中寺 徳興殿 1棟 - 建中寺(東区筒井)
  • 旧加藤商会ビル 1棟 - 中区錦
  • 又兵衛(旧坂上家住宅) 1棟 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 龍影閣(旧名古屋博物館品評所) 1棟 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 料亭河文 主屋 1棟 - 河文(中区丸の内)
  • 料亭河文 表門,塀及び脇門 1棟 - 河文(中区丸の内)
  • 料亭河文 新用亭及び渡廊下 1棟 - 河文(中区丸の内)
  • 料亭河文 用々亭 1棟 - 河文(中区丸の内)
  • 料亭河文 厨房 1棟 - 河文(中区丸の内)
  • 旧川上貞奴邸 主屋(文化のみち二葉館) 1棟 - 東区橦木町
  • 旧川上貞奴邸 蔵 1棟 - 東区橦木町
  • 春江院 本堂 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 本玄関及び書院 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 不老閣 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 茶室 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 庫裏 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 山門 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 春江院 鐘楼 1棟 - 春江院(緑区大高町)
  • 松楓閣 本館 1棟 - 松楓閣(千種区山門町)
  • 松楓閣 離れ 1棟 - 松楓閣(千種区山門町)
  • オリエンタルビル屋上観覧車 1基 - オリエンタルビル(中区栄)
  • 萬乗醸造 主屋 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 旧精米作業場 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 瓶詰作業場 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 元蔵 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 中蔵 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 新蔵 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 白米倉庫 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 離れ 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 土蔵 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 内井戸 1所 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 旧仕込蔵及び樽修理場 1棟 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 萬乗醸造 外井戸 5基 - 萬乗醸造(緑区大高町)
  • 名古屋大学医学部附属病院門及び外塀(旧愛知県立医学専門学校正門及び外塀) 1基 - 名古屋大学(昭和区鶴舞町)
  • 名古屋大学医学部附属病院門及び外塀(旧愛知県立病院正門及び外塀) 1基 - 名古屋大学(昭和区鶴舞町)
  • 名古屋大学医学部附属病院門及び外塀(旧愛知県立病院通用門及び外塀) 1基 - 名古屋大学(昭和区鶴舞町)
  • 中濱家住宅 主屋 1棟 - 個人蔵(緑区)
  • 中濱家住宅 土蔵 1棟 - 個人蔵(緑区)
  • 中濱家住宅 物置 1棟 - 個人蔵(緑区)
  • 中濱家住宅 門 1棟 - 個人蔵(緑区)
  • 中濱家住宅 石垣及び塀 1所 - 個人蔵(緑区)
  • 名古屋陶磁器会館 1棟 - 名古屋陶磁器会館(東区徳川)
  • 棚橋家住宅 主屋 1棟 - 個人蔵(緑区有松)
  • 名古屋大学豊田講堂 1棟 - 名古屋大学(千種区仁座町)
  • カトリック主税町教会信者会館 1棟 - カトリック名古屋教区(東区主税町)
  • カトリック主税町教会司祭館 1棟 - カトリック名古屋教区(東区主税町)
  • カトリック主税町教会煉瓦塀 1基 - カトリック名古屋教区(東区主税町)
  • 石原家住宅主屋 1棟 - 個人蔵(北区)
  • 神谷家住宅柏露軒 1棟 - 個人蔵(中区)
  • 神谷家住宅狐葊 1棟 - 個人蔵(中区)
  • 神谷家住宅腰掛待合 1棟 - 個人蔵(中区)
  • 神谷家住宅中潜門 1棟 - 個人蔵(中区)
  • 日本福音ルーテル復活教会 1棟 - 日本福音ルーテル教会(東区徳川町)
  • 名古屋市東山荘 主屋 1棟 - 名古屋市(瑞穂区初日町)
  • 名古屋市東山荘 正門及び塀 1棟 - 名古屋市(瑞穂区初日町)
  • 名古屋市東山荘 庭門及び塀 1棟 - 名古屋市(瑞穂区初日町)
  • 筧家住宅 主屋 1棟 - 個人蔵(中村区下米野)
  • 徳川園黒門 1棟 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 徳川園脇長屋 1棟 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 徳川園塀 1棟 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 徳川園釣瓶井戸 1基 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 蓬左文庫旧書庫 1棟 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 蘇山荘 1棟 - 名古屋市(東区徳川町)
  • 徳川美術館山の茶屋 1棟 - 徳川黎明会(東区徳川町)
  • 徳川美術館心空庵及び餘芳軒 1棟 - 徳川黎明会(東区徳川町)
  • 徳川美術館餘芳軒東屋 1棟 - 徳川黎明会(東区徳川町)
  • 日本陶磁器センター旧館 1棟 - 日本陶業連盟(東区代官町)
  • 日本陶磁器センター新館 1棟 - 日本陶業連盟(東区代官町)
  • 名古屋カテドラル聖ペトロ聖パウロ大聖堂 1棟 - カトリック名古屋教区(東区葵)
  • 崇覚寺本堂 1棟 - 崇覚寺(中区橘)
  • 鈴木家住宅主屋 1棟 - 個人蔵(昭和区)
  • 蓮教寺本堂 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 蓮教寺書院 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 蓮教寺庫裏 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 蓮教寺鐘楼 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 蓮教寺山門及び脇塀 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 梵音寺本堂 1棟 - 蓮教寺(名東区高針)
  • 愛知県立旭丘高等学校正門門柱(旧愛知県立第一中学校正門) 1基 - 東区出来町
  • 中村公園記念館 1棟 - 中村公園内(中村区中村町)
  • 中村公園豊頌軒 1棟 - 中村公園内(中村区中村町)
  • 愛知県立瑞陵高等学校旧正門門柱(旧愛知県商業学校正門) 1基 - 瑞穂区北原町
  • 愛知県立惟信高等学校正門門柱(旧愛知県惟信中学校正門) 1基 - 港区惟信町
  • 善行寺本堂 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 善行寺玄関座敷 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 善行寺鐘楼 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 善行寺太鼓楼 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 善行寺手水舎 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 善行寺山門 1棟 - 善行寺(中川区愛知町)
  • 爲三郎記念館 爲春亭 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 爲三郎記念館 知足庵 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 爲三郎記念館 待合 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 爲三郎記念館 雪隠 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 爲三郎記念館 正門 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 爲三郎記念館 東門 1棟 - 古川知足会(千種区堀割)
  • 真宗大谷派名古屋別院東門及び土塀 1棟 - 真宗大谷派名古屋別院(中区橘)
  • 七所神社本殿 1棟 - 七所神社(南区笠寺町)
  • 川原田家住宅主屋 1棟 - 個人蔵(昭和区)
  • 川原田家住宅表門及び塀 1棟 - 個人蔵(昭和区)
  • 川原田家住宅裏門及び塀 1棟 - 個人蔵(昭和区)
  • 川原田家住宅石垣 1基 - 個人蔵(昭和区)
  • 名古屋市公会堂 1棟 - 昭和区鶴舞
  • 愛知県立瑞陵高等学校感喜堂(旧講堂) 1棟 - 瑞穂区北原町

絵画

[編集]
重要文化財(国指定)
  • 絹本著色仏涅槃図 1幅 - 宝生院(中区大須)
  • 紙本著色法華経涌出品 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 絹本著色騎馬武者像(伝足利尊氏像) 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 名古屋城旧本丸御殿障壁画 331面 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城旧本丸御殿天井板絵 331面 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 紙本著色山紅於染図、浦上玉堂筆 1幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
  • 金地著色秋草鶉図、六曲屏風 1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本白描絵因果経(巻第二上断簡) 1巻 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本墨画淡彩富嶽列松図、與謝蕪村筆 1幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
  • 浦上玉堂筆、・紙本墨画淡彩秋色半分図・紙本墨画淡彩酔雲醒月図・紙本墨画山水図・五言絶句、七十四歳の款記がある 4幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
  • 紙本墨画淡彩四季山水図、六曲屏風 1双 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 絹本著色千手観音二十八部衆像 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 藤原興風像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 小牧市小牧
  • 紙本著色藤原敏行像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 個人所有。
  • 紙本著色源宗于像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 個人所有。
愛知県指定有形文化財
  • 茶屋新六交趾渡航図巻 1幅 - 情妙寺(東区筒井町)
  • 紙本著色伝織田又六画像(天正三年仁峯賛) 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 絹本著色加藤清正画像(慶長十六年日遙賛) 1幅 - 妙行寺(中村区中村町)
  • 紙本著色一尊四菩薩画像 1幅 - 妙行寺(中村区中村町)
  • 紙本墨画豊干禅師図 1幅 - 円福寺(熱田区神宮町)
  • 織田信長公画像 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 旧清須城障壁画 4幅 - 総見寺(中区大須)
  • 伝虎関師練頂相 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 長谷川宗宅筆蘇東坡杜少陵騎馬図 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 紙本著色熱田神宮古絵図 11枚 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 増上寺本紙本著色法然上人絵伝(模本) 2巻 - 光明寺(中村区道下町)
  • 紙本金箔地著色相応寺襖絵 12面 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本著色四季花鳥図屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本著色築城図屏風 6曲1隻 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 楽々園四季真景図巻(作宋紫岡) 1巻 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 山水図押絵貼屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 渡辺崋山手録、全楽堂日録、客参録、客退紀聞 3冊 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 紙本墨画徳川宗春戯画賛 1幅 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本墨画徳川義直画賛顔回像 1幅 - 大林寺(千種区城山町)
  • 絹本彩画滝川忠征像 1幅 - 大林寺(千種区城山町)
  • 絹本著色松平忠吉像 1幅 - 性高院(千種区幸川町)
    • 附 厨子 1基
  • 絹本著色地蔵菩薩像 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 絹本著色尊勝種子曼荼羅図 1幅 - 護国院(北区楠味鋺)
  • 絹本著色仏眼曼荼羅図 1幅 - 護国院(北区楠味鋺)
  • 紙本著色渡唐天神像 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 梨木禽鳥図屏風 2曲1双 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 唐人物図屏風 6曲1双 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 伊勢参宮図屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 紙本淡彩大石王像徳川義直筆 1幅 - 個人所有。

彫刻

[編集]
重要文化財(国指定)
  • 木造観音菩薩坐像及勢至菩薩坐像 2躯 - 七寺(中区大須)
  • 木造舞楽面 12面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 木造無住和尚坐像(開山堂安置) 1躯 - 長母寺(東区矢田)
  • 木造地蔵菩薩立像 1躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
  • 木造阿弥陀如来立像 1躯 - 宝勝院(熱田区神戸町)
愛知県指定有形文化財
  • 木造聖徳太子立像 1躯 - 聖徳寺(熱田区大瀬子町)
  • 木造十一面観音菩薩立像 1躯 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 鋳鉄地蔵菩薩立像 2躯 - 観聴寺(熱田区金山)
  • 鋳鉄地蔵菩薩立像 1躯 - 青大悲寺(熱田区旗屋)
  • 神事面(老爺) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(壮年男) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 木造阿弥陀如来坐像 1躯 - 栄国寺(中区橘)
名古屋市指定有形文化財
  • 木造十一面観世音菩薩立像 1躯 - 成願寺(北区成願寺)
  • 木造如来仏頭 1個 - 龍潭寺(中川区野田)
  • 木造観音菩薩立像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 銅造大日如来坐像(総本尊) 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 銅造大日如来坐像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 木造薬師如来坐像 1躯 - 新福寺(西区名塚町)
  • 木造馬頭観音および熱田大明神・天照皇太神立像 3躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
    • 附 千体仏 535点

工芸

[編集]
国宝
  • 短刀 銘来国俊 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 來國光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
重要文化財(国指定)
  • 金銅兵庫鎖太刀 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 菊蒔絵手筥 1合 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 則国 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 宗吉作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 備州長船兼光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 脇指 銘 長谷部国信 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 宗吉作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 国友 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 長光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 備州長船重光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 剣 銘 吉光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 長谷部国信 藤原友吉 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 国光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 了戒 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 無銘 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 真行 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 脇差 銘 (葵紋)奉納 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 剣 銘 包利 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 剣 銘 為清 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 元弘三年六月一日 実阿作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 古神宝類 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 鏡及鏡箱 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 行平作 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 太刀 銘 雲生 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 太刀 銘 国泰 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 古瀬戸黄釉魚波文瓶 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 金銅装唐鞍 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 黒楽茶碗(時雨) 光悦作 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 染分綸子地御所車花鳥文様繍箔小袖 1領 - Jフロントリテイリング史料館(中区栄)
  • 刀 無銘 貞宗 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 刀 無銘(吉岡一文字) 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 刀 無銘 伝国俊 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 太刀 銘 備州長船住成家 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 短刀 銘 備州長船住長義 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 短刀 銘 来国光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 太刀 銘 来国光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 太刀 銘 備州長船住景光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 太刀 銘 国行 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 短刀 銘 光包 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
  • 能装束 4領 - Jフロントリテイリング史料館(中区栄)
  • 短刀、銘了戒 1口 - 個人所有。
  • 太刀、銘順慶 1口 - 個人所有。
  • 刀、銘備前国長船与三左衛門尉祐定為栗山与九郎作之 1口 - 個人所有。
  • 太刀、銘備前国友成 1口 - 個人所有。
  • 太刀、銘備州長船景光 1口 - 個人所有。
  • 太刀、銘近房 1口 - 個人所有。
  • 薙刀、銘是介、附鉄はばき 1口 - 個人所有。
  • 刀、銘長曽禰興里入道乕徹 1口 - 個人所有。
  • 太刀、包次 1口 - 個人所有。
愛知県指定有形文化財
  • 太刀 友重(越前国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 直胤(武蔵国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 守利(備中国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 行平(豊後国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 瑞花双鳳文八稜鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 鳥獣花文鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 瑞花双鸞文八稜鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 瑞花唐草双鳥文五花鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 双竜雲文鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 尺八 1管 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 大鈴 (天文元年在銘) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 脇差 長門守藤原氏雲 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 兼武 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 春敲門額 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 古箙 1個 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 鐃鈸 (建武五年在銘) 1揃 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 長谷部国信 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 村正 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 太刀 銘 兼房 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 倶利迦羅剣 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 明治天皇御奉幣大判 2枚 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 鋳鉄釣灯籠 1基 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 金銅釘隠 1個 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 荷太鼓 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 鼉太鼓 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 青貝梨子地刳抜文鞍 1背 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 御飯台 5基 - 熱田神宮(熱田区神宮)
    • 附 粥柄杓 1柄 御飯器 1口
  • 脇差 無銘 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 脇差 銘 表吉光 裏亀王丸 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 懸仏 1面 - 長栄寺(中区橘)
  • 梵鐘 1個 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 銅造十一面観世音並びに六稜式厨子及び古甕 2個 - 笠覆寺(南区笠寺町)
    • 附 高力種信筆、出現縁起 2張
  • 南蛮渡り金入り織物紙入 1個 - 総見寺(中区大須)
    • 附 立涌亀甲文刺繍切一切
  • 古喚鐘 1口 - 総見寺(中区大須)
  • 堆烏・長方形の蓋 1個 - 総見寺(中区大須)
  • 打刀拵(水野太郎左衛門拝領) 1口 - 総見寺(中区大須)
  • 灰釉魚波文四耳壺 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 陶製瀬戸鉄釉狛犬 1対 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 三尊来迎繍仏 1幅 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 黒漆厨子 千体観音図貼付 1基 - 愛知県美術館(東区東桜)
名古屋市指定有形文化財
  • 和鏡  2面 - 洲崎神社(中区栄)
    • 附 黒漆塗鏡筥 1合
  • 擬宝珠(旧裁断橋所用) 4基 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 瀬戸、鉄釉狛犬 1個 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 梵鐘 1口 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 願王寺(西区中小田井)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 光明院(中村区名駅)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 栄国寺(中区橘)
  • 真宗大谷派名古屋別院梵鐘 1口 - 真宗大谷派名古屋別院(中区橘)
  • 黒漆葵紋瓜蒔絵懸盤・椀 - 徳川美術館(寄託)(東区徳川町)

書跡

[編集]
国宝
  • 漢書食貨志第四 1巻 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 琱玉集巻第十二、第十四 2巻 - 東京国立博物館(寄託)(東京都台東区上野公園)
  • 古事記、賢瑜筆 3帖 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 翰林学士詩集 1巻 - 宝生院(中区大須)
重要文化財(国指定)
  • 七寺一切経・黒漆一切経唐櫃(中蓋、内箱共) 3398巻・1556帖・30合 - 七寺(中区大須)・名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 日本霊異記、巻中下 2巻 - 宝生院(中区大須)
  • 口遊 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 本朝文粋 - 宝生院(中区大須)
    • 本朝文粋 2巻
    • 本朝文粋 1冊
  • 倭名類聚抄(抄本) 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 空也誄 1巻 - 宝生院(中区大須)
  • 熊野三山関連資料 - 宝生院(中区大須)
    • 熊野三所権現御記文 1巻
    • 熊野権現蔵王殿造功日記 2巻
    • 熊野三所権現金峯金剛蔵王降下御事 1巻
    • 熊野王子眷属 1巻
  • 往生伝 - 宝生院(中区大須)
    • 続本朝往生伝 1帖
    • 拾遺往生伝 3帖
    • 後拾遺往生伝 3帖
    • 三外往生記 1帖
    • 本朝新修往生伝 1帖
    • 往生浄土伝 3帖
    • 法花経伝 3帖
  • 弘法大師伝記類 - 宝生院(中区大須)
    • 弘法大師伝 2巻
    • 弘法大師伝 1冊
    • 弘法大師伝記 1巻
    • 弘法大師行化記 1巻
    • 高野大師伝 1帖
    • 弘法大師御入定勘決記 2帖
    • 弘法大師御入定勘決抄 1冊
    • 高野口決 1巻
  • 将門記残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
  • 尾張国解文残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
  • 七大寺年表 2巻 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本玉編 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本新雕雙金 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本僧史略 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本広韻、上声 1冊 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本礼部韻略(去声闕) 3冊 - 宝生院(中区大須)
  • 宋刊本紹聖新添周易神殺暦等残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
  • 紙本墨書扶桑略記 2帖 - 宝生院(中区大須)
  • 紙本墨書古事記上巻抄 1巻 - 宝生院(中区大須)
  • 後花園天皇宸翰御消息 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 日本書紀(紙背和歌懐紙) 15巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 色紙墨書妙法蓮華経、巻五 1巻 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 紙本墨書源家長筆熊野懐紙(山河水鳥旅宿埋火) 1幅 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
  • 紙本墨書宇多院歌合 1巻 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
  • 紙本墨書永久四年四月四日院北面和歌合 1巻 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
  • 彩牋墨書三宝絵残巻(八十六枚) 1帖 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 続日本紀(金沢文庫本) 30巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 侍中群要(金沢文庫本) 10巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 斉民要術(金沢文庫本) 22巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 源氏物語(河内本) 23冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 論語集解 10冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 宋版太平聖恵方(金沢文庫本) 24冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 朝鮮版高麗史節要(銅活字本) 35冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
  • 無住道暁筆文書 3幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 万葉集(紀州本) 20帖 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
  • 古今和歌集残巻(筋切本) 1帖 - 個人所有。
  • 古今和歌集残巻(関戸本) 1帖 - 個人所有。
  • 藤原信綱筆懐紙(くれなゐの) 1幅 - 個人所有。
  • 明極楚俊墨蹟 1幅 - 個人所有。
  • 大鏡 6巻 - 個人所有。
  • しょう隠悟逸墨蹟、与友山士思語 1幅 - 個人所有。
  • 寸松庵色紙(しらゆきの) 1幅 - 個人所有。
愛知県指定有形文化財
  • 笠覆寺文書 9巻1帖 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 永享四年連歌懐紙 1綴 - 円福寺(熱田区神戸町)
  • 尾張円福寺文書 1巻34通 - 円福寺(熱田区神戸町)
  • 景川和尚墨跡 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 熱田神宮踏歌祭頌文 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 熱田神宮修造勧進状 2巻1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 紺紙金字般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 極細字法華経 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 「熱田太神宮」神号 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 法華経安楽行品 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 阿弥陀経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 三位法印常関(三好吉房)書状 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 法楽歌仙連歌懐紙 1帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 寛永十三・四年熱田万句 312帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 熱田神宮馬場家文書 8巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 「因明三十三過記」紙背文書 24通 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 石山切 1幅 - 個人所有。

考古資料

[編集]
重要文化財(国指定)
  • 愛知県朝日遺跡出土品 2028点 - 埋蔵文化財調査センター(弥富市前々須町)
  • 袈裟欅文銅鐸、福井県坂井郡大石村大字井向出土 1口 - 個人所有。
愛知県指定有形文化財
  • 鉄地金銅張馬具 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 弥生式壺形土器 1個 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 横矧板鋲留短甲 1領 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 三角縁神獣鏡及び六神鏡 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 西浦の条痕文土器 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 弥生時代壺棺 1個 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 大須二子山古墳出土品 29件 - 南山学園(昭和区山里町)
  • 大須二子山古墳出土品 6件 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 桜田貝塚出土魚形土器 1点 - 個人所有。

歴史資料

[編集]
重要文化財(国指定)
  • 交代寄合西高木家関係資料 - 名古屋大学附属図書館(千種区不老町)
    • 文書、記録類 32647点
    • 典籍類 109点
  • ホジ6014号蒸気動車 大正2年 汽車製造製 1両 - リニア・鉄道館(港区金城ふ頭)
愛知県指定有形文化財
  • 尾張国絵図 2鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
  • 三河国絵図 4鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
  • 尾張藩領産物帳 4部20冊、紙数1512丁 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 水野家文書 3巻 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 横井也有関係資料 90件(128点) - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 伊藤圭介関係資料 1690点 - 名古屋市東山植物園(千種区田代町)
  • 兼松家資料 40件(40点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)
  • 近江木下家資料 37件(39点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)

記念物

[編集]
国登録記念物
  • 鶴舞公園 1件 - 昭和区鶴舞
史跡
[編集]
国の特別史跡
  • 名古屋城跡 - 名古屋城内(中区本丸)
国の史跡
名古屋市指定史跡
  • 千鳥塚 - 千句公園内(緑区鳴海町)
  • 刈跡塚(翁塚) - 法蔵寺(西区新道)
  • 芭蕉最古の供養塔 - 誓願寺(緑区鳴海町)
  • 守山瓢箪山古墳 1基 - 守山区西島町
  • 深沢第3号墳 1基 - 個人所有。
  • 桜神明社古墳 1基 - 神明社(南区呼続)。
名勝
[編集]
国の名勝
  • 名古屋城二之丸庭園 - 名古屋城内(中区二の丸)
名古屋市指定名勝
  • 旧「年魚市潟」展望地 - 白毫寺(南区岩戸町)
天然記念物
[編集]
国の天然記念物
  • 名古屋城のカヤ 1樹 - 名古屋城内(中区本丸)
名古屋市指定天然記念物
  • 宝珠院のイヌナシ 2本 - 宝珠院(昭和区広路町)
  • 大乃伎神社のボダイジュ 1樹 - 大乃伎神社(西区大野木)
  • 村上社のクスノキ 1樹 - 八幡社(南区楠町)

無形文化財

[編集]
芸能
[編集]
名古屋市指定無形文化財
  • 催馬楽桜人 - 催馬楽桜人保存会(瑞穂区)
  • 志野流香道 - 志野流香道松隠会(西区)

有形民俗文化財

[編集]
名古屋市指定有形民俗文化財
  • 戸部の車楽「高砂車」 1両 - 富部神社(南区呼続町)
  • 観聴寺月待碑 3基 - 観聴寺(熱田区金山)
  • 高橋家伝来医薬器具 1括 - 瑞穂区瑞穂通
  • 高針北島大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針北島大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針前山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針前山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針西山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 一社大鳥毛馬標及馬具 1式 - 一社大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区貴船)
  • 荒子大中脇屋敷馬標及馬道具 1式 - 荒子大中脇屋敷馬標及び馬道具保存会(中川区荒子)
  • 荒子西の畑屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
  • 荒子西屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
  • 十王像 14体 - 十王講(名東区陸前町)
  • 六地蔵石仏 1基 - 安栄寺(北区志賀町)
  • 長久寺庚申塔 1基 - 長久寺(東区白壁)
  • 双体地蔵石碑 1基 - 性高院(千種区幸川町)
  • 十七夜待供養碑 1基 - 塩田自治会(瑞穂区塩入町)

無形民俗文化財

[編集]
愛知県指定無形民俗文化財
  • 桜の棒の手 - 桜の棒の手保存会(南区元桜田町)
  • 守山の棒の手 - 守山棒の手保存会(守山区大森・川村)
名古屋市指定無形民俗文化財
  • 名古屋港筏師一本乗り - 名古屋港筏師一本乗り保存会(港区名港)
  • 七所社「きねこさ祭」 - きねこさ祭保存会(中村区岩塚町)
  • 中根町「見当流棒の手」 - 中根東八幡社見当流棒の手保存会(瑞穂区中根町)
  • 鍋屋上野町「源氏天流棒の手」 - 鍋屋上野町源氏天流棒の手保存会(千種区赤坂町)
  • 善進町「真影流棒の手」 - 善進町真影流棒の手保存会(港区入場)
  • 猪高町「鷹羽検藤流棒の手」 - 猪高町鷹羽検藤流棒の手保存会(名東区陸前町)
  • 平針「木遣り音頭」 - 平針木遣り音頭保存会(天白区平針)
  • 高針棒の手 - 高針棒の手保存会連合会(名東区高針)
  • 筒井町天王祭の山車行事と神皇車 - 神皇車保存会(東区筒井)
  • 筒井町天王祭の山車行事と湯取車 - 湯取車保存会(東区筒井)
  • 花車神明社祭の山車行事と二福神車 - 下花車二福神車保存会(中村区名駅)
  • 花車神明社祭の山車行事と唐子車 - 内屋敷唐子車保存会(中村区名駅南)
  • 花車神明社祭の山車行事と紅葉狩車 - 紅葉狩車保存会(中村区名駅)
  • 出来町天王祭の山車行事と鹿子神車 - 西之切奉賛会(東区新出来)
  • 出来町天王祭の山車行事と河水車 - 中之切奉賛会(東区出来町)
  • 出来町天王祭の山車行事 - 古出来町お祭囃子保存会(東区古出来)
  • 若宮祭りの山車行事と福禄寿車 - 若宮八幡社福禄寿車山車保存会(中区栄)
  • 牛立天王祭の山車行事と牛頭天王車 - 牛頭天王車山車保存会(中川区牛立町)
  • 有松祭りの山車行事と布袋車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
  • 有松祭りの山車行事と唐子車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
  • 有松祭りの山車行事と神功皇后車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
  • 比良祭りの山車行事と二福神車 - 二福神車山車保存会(西区比良)
  • 比良祭りの山車行事と湯取神子車 - 湯取神子車山車保存会(西区比良)
  • 戸田祭りの山車行事と白山社山車 - 郷土芸能保存会(中川区戸田)
  • 戸田祭りの山車行事と神明社山車 - 戸田五之割神明社山車保存会(中川区戸田)
  • 戸田祭りの山車行事と八幡社山車 - 八幡社山車保存会(中川区戸田)
  • 戸田祭りの山車行事と天神社山車 - 戸田祭りの山車行事と天神社山車保存会(中川区戸田)
  • 戸田祭りの山車行事と鈴宮社山車 - 戸田三之割山車保存会(中川区戸田)
  • 鳴海表方祭の山車行事と唐子車 - 相原町山車保存会(緑区鳴海町)
  • 大森天王祭の山車行事 - 大森天王祭山車奉賛会(守山区大森)
  • 鳴海祭(裏方)の山車行事と丹下・北浦・花井・城之下の山車 - 成海神社山車保存会(緑区鳴海町)
  • 鳴海祭(表方)の山車行事と作町・根古屋・本街・中嶋の山車 - 作町町内会・根古屋町内会・本町町内会・下中町内会(緑区鳴海町)
  • 大森郷祭のオマント行事 - 大森共存会(守山区大森地区)

主な遺跡

[編集]

旧石器・縄文時代

[編集]

弥生時代

[編集]
  • 片山神社遺跡 - 東区芳野。
  • 味鋺B遺跡 - 北区楠町。
  • 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
  • 平手町遺跡 - 北区平手町。
  • 若葉通遺跡 - 北区若葉通・石園町。
  • 朝日遺跡 - 西区長先町・中沼町・上橋町・見寄町、清須市。
  • 月縄手遺跡 - 西区比良。
  • 西志賀遺跡 - 西区貝田町・北区西志賀町。
  • 堀越町遺跡 - 西区堀越町・南堀越。
  • 伊勢山中学校遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 金山北遺跡 - 中区金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 旧紫川遺跡 - 中区大須。
  • 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
  • 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
  • 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
  • 富士見町遺跡 - 中区上前津・富士見町・大井町ほか。
  • 古沢町遺跡 - 中区伊勢山・金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 正木町遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 村雲小学校南遺跡 - 昭和区村雲町・御器所。
  • 聞天閣貝塚 - 昭和区鶴舞。
  • 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
  • 大喜梅林遺跡 - 瑞穂区大喜町。
  • 中根遺跡 - 瑞穂区軍水町。
  • 仁所遺跡 - 瑞穂区丸根町・中根町・軍水町。
  • 瑞穂遺跡 - 瑞穂区前田町・牧町・豊岡通ほか。
  • 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
  • 玉ノ井遺跡 - 熱田区玉の井町。
  • 森後町遺跡 - 熱田区森後町・玉の井町。
  • 市場遺跡 - 南区笠寺町。
  • 扇田町遺跡 - 南区桜本町・扇田町。
  • 駈上町遺跡 - 南区駈上・菊住。
  • 春日野町遺跡 - 南区貝塚町・春日野町・霞町ほか。
  • 桜小学校遺跡(旧桜台町遺跡) - 南区桜台。
  • 桜台町遺跡 - 南区桜台。
  • 桜田貝塚(貝塚町遺跡) - 南区見晴町・貝塚町・呼続町ほか。出土した魚形土器は名古屋市指定有形文化財。
  • 桜本町遺跡 - 南区霞町・桜本町・扇田町ほか。
  • 下新町遺跡 - 南区笠寺町。
  • 曽池遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
  • 東郷梅遺跡 - 南区桜台。
  • 本城町遺跡 - 南区本城町。
  • 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
  • 六本松遺跡 - 南区霞町・元桜田町。
  • 牛牧離レ松古墳 - 守山区城土町。
  • 西城遺跡 - 守山区西城。
  • 石神遺跡 - 緑区大高町。
  • 上ノ山遺跡 - 緑区鳴海町。
  • 三王山遺跡 - 緑区鳴海町。
  • 城遺跡 - 緑区鳴海町。
  • 清水寺遺跡 - 緑区鳴海町。

古墳時代

[編集]
  • 城山古墳群 - 千種区城山町。
    • 城山1号墳
  • 東山48号窯跡 - 千種区稲舟町。
  • 東山11号窯跡 - 千種区清住町。
  • 東山61号窯跡 - 千種区不老町。
  • 馬走塚古墳 - 千種区吹上。
  • 蝮ケ池窯跡 - 千種区高見。
  • 片山神社遺跡 - 東区芳野。
  • 長久寺遺跡 - 東区白壁。
  • 味鋺大塚古墳 - 北区楠味鋺。
  • 岩屋堂古墳 - 北区楠味鋺。
  • 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
  • 白山藪古墳 - 北区楠町。
  • 朝日遺跡 - 西区長先町・中沼町・上橋町・見寄町、清須市。
  • 貴生町遺跡 - 西区貴生町。
  • 月縄手遺跡 - 西区比良。
  • 岩塚古墳群 - 中村区岩塚町。七所社境内にある。
    • 岩塚1号墳
    • 岩塚2号墳
  • 伊勢山中学校遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 大須二子山古墳 - 中区門前町。出土品は名古屋市指定有形文化財。
  • 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 金山北遺跡 - 中区金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
  • 那古野山古墳 - 中区大須。
  • 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
  • 西塚古墳 - 中区新栄。
  • 白山神社古墳 - 中区新栄。
  • 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
  • 古沢町遺跡 - 中区伊勢山・金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 正木町遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 一本松古墳 - 昭和区御器所町。
  • 八幡山古墳 - 昭和区山脇町。国の史跡。
  • 東山44号窯跡 - 昭和区滝川町。
  • 東山111号窯跡 - 昭和区伊勝町。
  • 井守塚古墳 - 瑞穂区軍水町。
  • おつくり山古墳 - 瑞穂区井戸田町。
  • 下山古墳 - 瑞穂区田辺通。
  • 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
  • 髙田古墳 - 瑞穂区高田町。
  • 津賀田古墳 - 瑞穂区津賀田町。
  • 八高古墳 - 瑞穂区瑞穂町。名古屋市立大学構内。
  • 八高2号墳(剣ケ森古墳) - 瑞穂区瑞穂町。名古屋市立大学構内。
  • 琵琶ケ峯古墳 - 瑞穂区田辺通。
  • 瑞穂古墳群 - 瑞穂区豊岡通。
    • 瑞穂1号墳 - 名古屋市立豊岡小学校敷地内。
    • 瑞穂2号墳
  • 村上おどり山古墳 - 瑞穂区村上町。
  • 白鳥古墳 - 熱田区白鳥。
  • 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
  • 高蔵古墳群 - 熱田区高蔵町。
    • 高蔵1号墳
    • 高蔵2号墳
    • 高蔵3号墳
    • 高蔵4号墳
    • 高蔵5号墳
    • 高蔵6号墳
    • 高蔵7号墳
    • 高蔵8号墳
  • 断夫山古墳 - 熱田区旗屋町。国の史跡。
  • 扇田町遺跡 - 南区桜本町・扇田町。
  • 春日野町遺跡 - 南区貝塚町・春日野町・霞町ほか。
  • 桜神明社古墳 - 南区呼続町。
  • 桜本町遺跡 - 南区霞町・桜本町・扇田町ほか。
  • 曽池遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
  • 鳥栖神明社古墳 - 南区鳥栖。
  • 鳥栖八剣社古墳 - 南区鳥栖。
  • 野屋古墳 - 南区呼続町。
  • 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
  • 呼続遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
  • 六本松遺跡 - 南区霞町・元桜田町。
  • 池下古墳 - 守山区喜多山。
  • 牛牧離レ松古墳 - 守山区城土町。
  • 大久手古墳群 - 守山区大字上志段味。
  • 大塚古墳群 - 守山区大字上志段味。
  • 大森大塚古墳 - 守山区大森。
  • 小幡古墳 - 守山区小幡。
  • 小幡茶臼山古墳 - 守山区翠松園。
  • 尾張戸神社古墳 - 守山区大字上志段味。国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
  • 勝手塚古墳 - 守山区大字上志段味。国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
  • 上島古墳群 - 守山区深沢。
    • 上島1号墳
    • 上島2号墳
    • 上島3号墳
    • 上島4号墳
    • 上島神明社境内の古墳
  • 川東山遺跡 - 守山区大字川。
  • 川東山古墳群 - 守山区城土町・松坂町・大字川。
    • 川東山1号墳
    • 川東山2号墳
    • 川東山4号墳
    • 川東山8号墳
    • 川東山9号墳
  • 越水古墳 - 守山区吉根。
  • 笹ケ根古墳群 - 守山区笹ケ根ほか。
    • 笹ケ根1号墳
    • 笹ケ根2号墳
    • 笹ケ根3号墳
    • 笹ケ根4号墳
    • 笹ケ根5号墳
  • 白鳥塚古墳 - 守山区大字上志段味。国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
  • 白鳥古墳群 - 守山区大字上志段味。
    • 白鳥1号墳(東谷山白鳥古墳) - 国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
    • 白鳥4号墳
    • 白鳥5号墳
    • 白鳥7号墳
    • 白鳥8号墳
  • 先生塚古墳 - 守山区大森。
  • 寺林1号墳(上寺林古墳) - 守山区大字中志段味。
  • 東谷山古墳群 - 守山区大字上志段味。
    • 東谷山1号墳
    • 東谷山2号墳
    • 東谷山3号墳
    • 東谷山4号墳
    • 東谷山5号墳
    • 東谷山7号墳
    • 東谷山8号墳
    • 東谷山9号墳
    • 東谷山12号墳
    • 東谷山14号墳
    • 東谷山15号墳
    • 東谷山16号墳
    • 東谷山26号墳
    • 東谷山28-A号墳
    • 東谷山28-B号墳
    • 東谷山32号墳
    • 東谷山34号墳
  • 東禅寺古墳群 - 守山区大字下志段味。
    • 東禅寺1号墳
    • 東禅寺2号墳
    • 東禅寺3号墳
    • 東禅寺4号墳
  • 長塚古墳 - 守山区小幡。
  • 中社古墳 - 守山区大字上志段味。国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
  • 羽根古墳 - 守山区大字上志段味。
  • 深沢古墳群 - 守山区深沢。
    • 深沢1号墳
    • 深沢3号墳 - 名古屋市指定史跡。
  • 松ケ洞古墳群 - 守山区竜泉寺。
    • 松ケ洞8号墳
    • 松ケ洞9号墳
    • 松ケ洞13号墳
    • 松ケ洞14号墳
    • 松ケ洞15号墳
    • 松ケ洞20号墳(小幡緑地1号墳)
    • 松ケ洞21号墳(小幡緑地2号墳)
    • 松ケ洞22号墳(小幡緑地3号墳)
  • 南社古墳 - 守山区大字上志段味。国の史跡「志段味古墳群」の内の1基。
  • 守山白山古墳 - 守山区市場。
  • 守山瓢箪山古墳 - 守山区西島町。名古屋市指定史跡。
  • 山の田古墳 - 守山区大字上志段味。
  • 石神遺跡 - 緑区大高町。
  • 斎山古墳 - 緑区大高町。
  • 三王山遺跡 - 緑区鳴海町。
  • 城遺跡 - 緑区鳴海町。
  • 鳴海赤塚古墳 - 緑区鳴海町。
  • 鳴海大塚古墳 - 緑区鳴海町。
  • 鳴海廃寺 - 緑区鳴海町。
  • 菩薩遺跡 - 緑区大高町。
  • 東山50号窯跡 - 名東区亀の井。
  • 東山15号窯跡 - 天白区天白町大字八事。
  • 東山16号窯跡 - 天白区天白町大字八事。

古代

[編集]
集落
  • 東二葉町遺跡 - 東区白壁。
  • 味鋺B遺跡 - 北区楠町。
  • 伊勢山中学校遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 金山北遺跡 - 中区金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 白川公園遺跡 - 中区栄。
  • 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
  • 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
  • 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
  • 富士見町遺跡 - 中区上前津・富士見町・大井町ほか。
  • 古沢町遺跡 - 中区伊勢山・金山。古渡遺跡群を構成する。
  • 正木町遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 瑞穂グラウンド遺跡 - 瑞穂区汐路町・萩山町・豊岡通。
  • 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
  • 玉ノ井遺跡 - 熱田区玉の井町。
  • 桜台高校遺跡 - 南区楠町・霞町・春日野町・若草町。。
  • 桜本町遺跡 - 南区霞町・桜本町・扇田町ほか。
  • 曽池遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
  • 戸部町遺跡 - 南区呼続・戸部町。
  • 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
  • 小幡遺跡 - 守山区小幡南。
  • 海東遺跡 - 守山区上志段味。
  • 天白元屋敷遺跡 - 守山区大字中志段味。
寺院
窯業生産遺跡
その他

中世

[編集]
集落
  • 片山神社遺跡 - 東区芳野。
  • 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
  • 平手町遺跡 - 北区平手町。
  • 若葉通遺跡 - 北区若葉通・石園町。
  • 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
  • 仁所遺跡 - 瑞穂区丸根町・中根町・軍水町。
  • 瑞穂遺跡 - 瑞穂区前田町・牧町・豊岡通ほか。
  • 熱田-B遺跡 - 熱田区伝馬。
  • 熱田神宮内遺跡 - 熱田区神宮。
  • 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
  • 千音寺遺跡 - 中川区富田町大字千音寺・新家。
  • 戸田遺跡 - 中川区戸田・戸田明正。
  • 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
  • 天白元屋敷遺跡 - 守山区大字中志段味。
  • 鳴海廃寺 - 緑区鳴海町。
城館
窯業生産遺跡
その他

近世

[編集]

祭事・催事

[編集]

主な祭事

[編集]

江戸時代、東照宮祭・若宮祭・天王祭を「名古屋三大祭り」と呼び、山車からくり人形を乗せた「山車からくり」が名古屋城下で曳き回された。しかし、太平洋戦争で山車の大半を失い、現在その面影はほとんど見られなくなっている。なお、名古屋まつりで行われる山車揃は、焼失を免れた名古屋各地の山車が一堂に揃う往年の三大祭ゆかりの行事である。

ミス名古屋コンテスト
  • 1969年から1991年、名古屋市主催のミス・コンテスト「ミス名古屋コンテスト」は23回開催された。受賞者は毎年、姉妹都市のロサンゼルス、シドニーに親善大使として訪問した。才色兼備の未婚女性から代表者を選ぶコンテストであり、1次審査は書類選考、2次審査は面接オーディション、最終の3次審査は公開審査により英語によるスピーチなども行われ語学力も試された。

主な催事

[編集]
スポーツイベント

名産・特産

[編集]

文化・芸能

[編集]

江戸時代、尾張徳川家の歴代藩主が積極的に芸能を奨励し、"芸どころ"名古屋と呼ばれた[116]。特に徳川光友徳川宗春徳川斉荘は、現代につながる名古屋の文化に大きな影響を与えている。

茶道
名古屋の茶道流派は松尾流がよく知られる。
香道
志野流が名古屋を中心に全国200か所に教場を開設し、香道の総本山となっている。現在は、ボストンにも教場がある。
狂言
山脇和泉元宜が尾張徳川家に召し抱えられ和泉流を創設した。現在は狂言共同社がその伝統を守っている。
日本舞踊
1841年、西川仁蔵が名古屋に移り、1860年に西川鯉三郎を名乗り「名古屋西川流」を創流した。名古屋をどりがよく知られている。
尾張萬歳
現在の東区矢田町の長母寺の住職であった無住が、村人に法華経を分かりやすく説くために節をつけて教えるようになったのが起源とされる。現在の漫才のルーツともいわれる[117]玉子屋円辰)。
都々逸
熱田の宮の宿の仲居が歌い始めたのが始まり。
剣術
柳生新陰流の道統は尾張柳生家に伝わり、現在も名古屋を中心に活動している[118]
居合道
夢想流上泉信綱の孫上泉秀信が開いた居合流派。
「蕉風発祥之地」碑
蕉風発祥の地
松尾芭蕉は現在の名古屋テレビ塔付近で地元の俳人らとともに連句の会を行い、句集『冬の日』をまとめる[119]。これが蕉風の始まりといわれ、蕉風発祥の地の碑が立てられている[119]。また、緑区の千句塚公園には、芭蕉存命中に作られた唯一の直筆の石碑(千鳥塚)がある。
漫画喫茶発祥の地
名東区で営業していた「ザ・マガジン」が元祖漫画喫茶発祥の店と言われており[120]、名古屋にも多数漫画喫茶が設けられている。
伝統工芸品[121]

音楽

[編集]
オーケストラ

おもなプロオーケストラは以下の通りである。

その他

また、ロックのサブジャンルに、名古屋系がある。

スポーツ

[編集]

日本トップリーグ連携機構(JTL)のスポーツなど、数多くのチームが本拠を置いている。

プロスポーツ

[編集]
男子
名称 競技種目 所属リーグ 本拠地 運営会社・団体 設立
中日ドラゴンズ 野球 セ・リーグウエスタン・リーグ ナゴヤドーム
ナゴヤ球場
中日ドラゴンズ 1936年
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ バスケットボール Bリーグ・B1リーグ 愛知県体育館
東スポーツセンター(カルポート東)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 1950年
ファイティングイーグルス名古屋 バスケットボール Bリーグ・B1リーグ 枇杷島スポーツセンター ファイティングイーグルス名古屋 1957年
大同特殊鋼フェニックス ハンドボール リーグH 大同特殊鋼星崎工場体育館 大同特殊鋼 1964年
大同特殊鋼レッドスター バレーボール Vリーグ 大同特殊鋼星崎工場体育館 大同特殊鋼 1968年
名古屋サイクロンズ アメリカンフットボール Xリーグ 名古屋市港サッカー場 株式会社アドバ 1980年
名古屋フラーテル フィールドホッケー HJL 庄内緑地公園陸上競技場 NPO法人愛知スポーツ倶楽部 1985年
名古屋グランパスエイト サッカー JリーグJ1リーグ 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
豊田スタジアム
名古屋グランパスエイト 1991年
名古屋80D'sers 野球 プロ野球マスターズリーグ ナゴヤドーム 日本プロ野球OBクラブ 2001年
名古屋オーシャンズ フットサル Fリーグ テバオーシャンアリーナ 名古屋オーシャンズ 2006年
名古屋オルクス アイスホッケー IJリーグ 邦和スポーツランド サンエスサービス株式会社 2023年
女子
名称 競技種目 所属リーグ 本拠地 運営会社・団体 設立
三菱電機コアラーズ バスケットボール Wリーグ 愛知県体育館
東スポーツセンター(カルポート東)
三菱電機 1956年
トヨタ自動車アンテロープス バスケットボール Wリーグ 千種スポーツセンター トヨタ自動車 1963年
HC名古屋 ハンドボール JHL ブラザー工業体育館 NPO法人名古屋スポーツクラブ 1967年
ラブリッジ名古屋 サッカー なでしこリーグ 名古屋市港サッカー場 株式会社LOVELEDGE 1995年
TOP名古屋 卓球 Tリーグ テバオーシャンアリーナ 株式会社トップ 2018年

スポーツ施設

[編集]
主なスポーツ施設

社会人スポーツチーム

[編集]
社会人野球
練習グラウンドは瀬戸市にグラウンドが所在している。以前は山本球場に存在した。
1928年創部の企業チーム。
1953年創部の企業チーム。練習グラウンドは大府市に所在している。2020年に三菱重工業の社会人野球の再編により、活動終了。
東海地区を中心に居酒屋などの飲食店を経営するジェイプロジェクト(現 ジェイグループホールディングス)が2009年に発足させた企業チーム。
1949年に企業チームとして創部し、1999年途中からクラブチームとなり、2002年に解散した。
1994年に創部し、2007年に解散した企業チーム。
1961年に創部し、1998年に解散した企業チーム。
1958年に創部し、1967年に解散した企業チーム。
2006年創部のクラブチーム。本拠地はBASEBALL ONE名古屋フィールド。
2015年創部のクラブチーム。2016年には全日本クラブ野球選手権大会への出場を果たしている。
サッカー
名古屋市を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
名古屋市港区を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
名古屋市瑞穂区に本拠地を置くサッカーのクラブチーム。東海社会人サッカーリーグ2部リーグに所属している。
ホームタウンは名古屋市だが、ホームスタジアムは、豊田自動織機大府グラウンド・阿久比スポーツ村陸上競技場・半田運動公園陸上競技場と知多半島に多い。
フットサル
名古屋市をホームタウンとするフットサルクラブチーム。
プロレス
名古屋市を中心に活動するプロレス団体DIAMOND HALL大日本プロレスで名物となっている蛍光灯デスマッチなども行われている。
中区千代田三丁目にあるプロレスリング常設スポーツバースポルティーバアリーナ」の経営とプロレス興行を運営する会社
露橋スポーツセンターで旗揚げ戦を開催。東海地方を中心に活動している社会人プロレス団体。

出身・関連著名人

[編集]

作品

[編集]

撮影協力・市内大規模ロケ実施作品

[編集]

小説・ライトノベル

[編集]

絵本

[編集]

漫画

[編集]

テレビドラマ

[編集]
NHK
東海テレビ、フジテレビ系列
中京テレビ、日本テレビ系列
中部日本放送・CBCテレビ、TBS系列
名古屋テレビ・メ~テレ、テレビ朝日系列
テレビ愛知、テレビ東京系列

映画

[編集]

音楽

[編集]

中部地方のご当地ソング一覧」も参照。

テレビアニメ

[編集]

コンピュータゲーム

[編集]

ドキュメンタリー

[編集]

広報・広聴関係

[編集]

テレビ・ラジオ関連番組

[編集]
現在
基本的には以下の番組がレギュラー放送されているが、不定期で特番が放送されることがある。
過去

など

新聞形式

[編集]
  • 広報なごや
  • 広報なごや点字版

その他

[編集]
  • 市政広報映像配信システム(8:40 - 17:20まで、市役所西庁舎1Fロビー、各区役所・支所[注釈 13] の待合ロビーで放送)
  • 声の広報なごや

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
  2. ^ 『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
  3. ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「太子」(令和3年測量)
  4. ^ この記録は、2020年8月17日静岡県浜松市中区(現・中央区)で41.1℃を記録するまでは、政令指定都市における最高気温の最高記録であった。なお、最高気温の記録は、東山丘陵と呼ばれる高台にある名古屋地方気象台の記録であることに留意する必要がある。
  5. ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「若王子池」(令和3年測量)
  6. ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「極楽」(令和3年測量)
  7. ^ 当初は9月1日に開業予定だったが、台風10号の影響で9月6日に延期された[58]
  8. ^ 両区では丘陵部で区画整理が順調に行われたほか、東名高速名古屋IC開通(1968年)、地下鉄東山線の藤が丘延伸(1969年)など、交通網整備が他地域より先駆けて行われた[75]
  9. ^ 1975年(昭和50年)から1987年にかけての人口増加率は名東区が1.6倍、天白区が1.3倍だった一方、中川区は1.0倍、港区は1.1倍だった[75]。また愛知県地価調査によれば、住宅地の前年比地価上昇率も名東区は20.1%、天白区は6.1%と、それぞれ市内1位・2位の上昇率だった一方、港区・中川区はいずれも1.6 - 1.7%の上昇率にとどまっていた[75]
  10. ^ 戦前は港区・南区内に軍需工場などの大規模工場や住宅が立地していた一方、戦後は守山・名東・天白・緑の東部4区で宅地開発・人口増加が急激に進んだためとされる[76]
  11. ^ 三重県に関しては、朝日・毎日・日経は伊賀市名張市熊野市以南を除く地域のみの発行で、読売は伊賀市・名張市を除く地域のみの発行となる(それらの地域は大阪本社管轄)。産経に関しては、産経新聞大阪本社で発行されたものが名古屋市を含む東海3県内にて販売されている。
  12. ^ 「新御三家」は他にトヨタ自動車東海旅客鉄道(JR東海)。「五摂家」のうち、旧東海銀行は経営統合で消滅しており、現在は東邦瓦斯名古屋鉄道松坂屋を含む4社。さらに松坂屋は大丸との経営統合でJ.フロント リテイリング大丸松坂屋百貨店となって本社機能は東京へ移転している。名古屋財界の有力企業については、「愛知|御園座の救済で見えた 五摂家・新御三家 真の実力」『週刊東洋経済』2017年10月28日号/第1特集 地方の名門企業77(2020年3月29日閲覧、ネットでの全文購読は有料)などを参照。
  13. ^ ただし区役所で日曜窓口が行われる日は、8:40 - 12:00までの放送

出典

[編集]
  1. ^ Demographia: World Urban Areas & Population Projections (英語)
  2. ^ 熱田神宮について | 初えびす 七五三 お宮参り お祓い 名古屋 | 熱田神宮”. www.atsutajingu.or.jp. 2019年2月9日閲覧。
  3. ^ ご存じですか?八マーク”. 名古屋市. 2019年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月3日閲覧。
  4. ^ 丸八マークの由来を知りたい”. レファレンス共同データベース. 2023年9月30日閲覧。
  5. ^ a b 名古屋に出張や長期滞在するときのおすすめエリアは? 繁華街や観光エリアをご紹介|コラム”. マイナビBiz. 2023年1月3日閲覧。
  6. ^ a b 栄エリア概要 ~ 栄│人気の街情報 ここまち!│三菱UFJ不動産販売「住まい1」”. 栄│人気の街情報 ここまち!│三菱UFJ不動産販売「住まい1」. 2023年1月3日閲覧。
  7. ^ a b 伊藤健司「名古屋市における製造業本社の立地」『人文地理』第46巻第4号、人文地理学会、1994年、85頁、doi:10.4200/jjhg1948.46.435ISSN 0018-7216NAID 130000995265 
  8. ^ a b 名古屋市:平成29年 工業統計調査結果(名古屋市分)(平成30年6月20日掲載、平成31年3月26日訂正)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2022年1月8日閲覧。
  9. ^ a b 日本一の名古屋港”. 名古屋港管理組合. 2021年6月22日閲覧。
  10. ^ About | ユネスコ・デザイン都市なごや”. www.creative-nagoya.jp. 2019年2月9日閲覧。
  11. ^ 【A.T. カーニー 2019年グローバル都市調査】 世界の都市指標ランキング1位は今年もニューヨーク。”. zakzak. 2022年4月26日閲覧。
  12. ^ GaWC世界都市一覧”. GaWC. 2020年8月21日閲覧。
  13. ^ a b c d e f 名古屋市:地形と気候(観光・イベント情報)”. 名古屋市公式ウェブサイト(www.city.nagoya.jp). 名古屋市. 2022年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月5日閲覧。
  14. ^ 都市計画概要2013 第1編 総論 第1章 市勢” (PDF). 名古屋市住宅都市局 (2013年10月1日). 2023年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ2023年12月20日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2021年9月25日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 名古屋市都市計画情報提供サービス”. 名古屋市. 2021年9月25日閲覧。[リンク切れ]
  17. ^ a b c d e 愛知県文化財マップ(埋蔵文化財・記念物)”. 愛知県. 2021年9月25日閲覧。
  18. ^ 名古屋市:地勢・気象(統計でみた名古屋のスケッチ)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2020年2月6日閲覧。
  19. ^ 大雪:名古屋で23センチ 58年ぶり”. MSN毎日インタラクティブ (2005年12月19日). 2005年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月5日閲覧。
  20. ^ 大雪で運休や欠航相次ぐ 名古屋では23センチの積雪”. 日本経済新聞 (2014年12月18日). 2022年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月5日閲覧。
  21. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年5月19日閲覧。
  22. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2022年7月2日閲覧。
  23. ^ a b 名古屋市:令和3年 愛知県人口動向調査結果(名古屋市分)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2022年5月30日閲覧。
  24. ^ a b 名古屋市の転入超、最小に 21年の人口移動”. 日本経済新聞 (2022年1月28日). 2022年5月30日閲覧。
  25. ^ 尾張の山車まつり 東照宮祭 尾張の山車まつり、2023年9月30日閲覧
  26. ^ 津金文左衛門胤臣(つがねぶんざえもんたねおみ) 名古屋市港区役所、2017年3月27日
  27. ^ ええじゃないか150年 名古屋市博物館、2017年9月27日
  28. ^ a b c d e f 荒俣宏監修 名古屋開府400年記念事業実行委員会『尾張名古屋大百科』114-115頁、ISBN 978-4-8356-1761-9
  29. ^ 愛知県図書館 郷土資料展「愛知の博覧会」”. 2013年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月14日閲覧。
  30. ^ 明治時代の名古屋「名古屋郵便局と名古屋電信局」 Network2010、2011年12月5日
  31. ^ 茶人の松尾宗五(好古斎)が呈茶をした レファレンス協同データベース、2023年9月30日閲覧
  32. ^ 愛知県博覧会を開催した名古屋博物館が改称したもの。愛知教育博物館関係史料の紹介と開設(その2) hdl:2237/9331 を参照。
  33. ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、412頁。ISBN 4-309-22361-3 
  34. ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p350、p352 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
  35. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、27頁。ISBN 9784816922749 
  36. ^ 六大府県で味噌、醤油の割当配当(昭和17年1月8日 朝日新聞(夕刊))『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p124 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  37. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、92頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  38. ^ a b 特集 優勝1954年”. 中日ドラゴンズ. 中日ドラゴンズ. 2021年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月16日閲覧。
  39. ^ 『名古屋はヤバイ』64頁。発行は『ワニブックスPLUS』で新書。著者は『矢野新一』
  40. ^ 台風17号東海以西で豪雨被害 千ミリ超す異常雨量『朝日新聞』1976年(昭和51年)9月13日朝刊、13版、1面
  41. ^ 中日新聞 2009年12月28日 塾やバイトに学生定期券 名古屋市地下鉄で新設
  42. ^ 日本経済新聞 2014年5月22日 名古屋市、待機児童ゼロ達成 4月1日時点
  43. ^ 名古屋市がフェアトレードタウンに!”. 一般社団法人 フェアトレード タウン・ジャパン. 2015年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月30日閲覧。
  44. ^ 名古屋市の税収 過去最高の5833億円 18年度見込み 日本経済新聞 2019年6月28日
  45. ^ 宅地開発や商業施設ができて人口増 名古屋市守山区に9年ぶり新設小学校 CBCテレビ 2021年4月7日 
  46. ^ 内田やすひろ. “即位後、初の天皇皇后両陛下の地方行幸啓”. 2021年8月21日閲覧。
  47. ^ 「敬老パス」JRや名鉄、近鉄も可能に 名古屋市、日本経済新聞 2019年10月15日 
  48. ^ 11/21-24は「G20愛知・名古屋外務大臣会合」開催”. NAGOYA CONVENTION & VISITORS BUREAU (2019年11月20日). 2023年5月11日閲覧。
  49. ^ 日本経済新聞 2020年9月18日 三井不動産、名古屋市久屋大通公園に公園と商業施設が一体となった「Hisaya-odori Park」を再整備しオープン
  50. ^ 名鉄・三交バス追加へ 名古屋市の敬老パス 中日新聞 2020年11月30日
  51. ^ 将来的には「将棋会館」の誘致も…名古屋市と日本将棋連盟が連携協定 市の施設を連盟事業向けに提供 東海テレビ 2020年12月18日 
  52. ^ 名古屋・栄の新たなランドマークへ 「中日ビル」が 2024年4月23日(火)に全面開業 名古屋初を含む93のテナントが出店” (PDF). 中日ビル. 中部日本ビルディング 中日新聞社 (2014年1月11日). 2024年1月13日閲覧。
  53. ^ 中日ビル4月23日に全面開業 中部初の「ブルーボトルコーヒー」など93テナントが出店”. 中日新聞. 中日新聞社 (2024年1月11日). 2024年1月13日閲覧。
  54. ^ 新生「中日ビル」が4月23日に全面開業!施設概要・テナントリストまとめ。”. 名古屋情報通. 名古屋情報通 (2014年1月11日). 2024年1月13日閲覧。
  55. ^ 神宮前駅西街区の開発計画について”. 名古屋鉄道. 2023年8月30日閲覧。
  56. ^ 名鉄神宮前駅の商業施設名「あつたnagAya」 24年9月開業”. 日本経済新聞 (2023年12月20日). 2023年12月24日閲覧。
  57. ^ 熱田神宮の玄関口に新施設 名古屋めしなど13店、街の活性化なるか”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2024年9月6日). 2024年9月8日閲覧。
  58. ^ 台風の影響で9/6開業に延期…名古屋・熱田神宮前の新商業施設『あつたnagAya』16店舗が長屋のように並ぶ”. 東海テレビNEWS (2024年8月30日). 2024年8月31日閲覧。
  59. ^ 日本最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」が2024年10月31日にグランドオープン”. Prtimes. Prtimes (2024年10月10日). 2024年10月10日閲覧。
  60. ^ 産経新聞 2019年3月14日 【顔の見えない議員たち】(中)議員報酬「適正額」どう示す
  61. ^ 南京市、名古屋との交流中止 河村市長発言に反発”. 日本経済新聞 電子版. 2019年9月2日閲覧。
  62. ^ 「名古屋・ランス 姉妹都市提携」
  63. ^ 【祝】 名古屋市と台中市が「観光分野におけるパートナー都市協定」を締結
  64. ^ 名古屋市とウズベキスタンのタシケント市が「パートナー都市協定」締結
  65. ^ “名古屋の栄町商店街 ベルギー有名繁華街と提携”. スポニチ Annex. (2014年9月26日). オリジナルの2015年9月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150919130149/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/09/26/kiji/K20140926008996190.html 
  66. ^ 円頓寺商店街がパリの商店街・パノラマと姉妹提携、来日した理事長ら調印式”. 名駅経済新聞 (2015年4月3日). 2015年4月14日閲覧。
  67. ^ “復興支援の名古屋市と友好協定 陸前高田市、28日に”. 岩手日報WebNews. (2014年10月11日). オリジナルの2014年10月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141013090311/http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/y2014/m10/sh1410111.html 
  68. ^ データで見る名古屋港”. 名古屋港管理組合公式ウェブサイト. 2020年2月5日閲覧。
  69. ^ ワシントン州との友好交流及び相互協力に関する覚書並びにグラント・カウンティ国際空港との姉妹空港提携締結について”. 愛知県. 2017年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月14日閲覧。
  70. ^ 愛知県の領事館一覧
  71. ^ 名古屋にフィリピン総領事館開設
  72. ^ フランスのCCIが中部事務所を開設
  73. ^ Global Wealth PPP Distribution: Who Are The Leaders Of The Global Economy? - Full Size”. www.visualcapitalist.com. 2022年2月5日閲覧。
  74. ^ 名古屋市:市民経済計算(分野別統計調査結果)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2020年2月5日閲覧。
  75. ^ a b c d e 『中日新聞』1988年2月1日朝刊一面1頁「「健康とスポーツの里」建設 名古屋の戸田川一帯 60ヘクタール、緑地など整備 新基本計画素案」(中日新聞社)
  76. ^ a b c d 『中日新聞』1988年7月28日朝刊市民版16頁「「人口重心」名古屋のヘソは鶴舞4丁目 市発展「東高西低」を反映 統計課まとめ」(中日新聞社)
  77. ^ 白菜が舶来野菜?! その歴史は意外に浅かった。”. 花ごころ (2015年10月1日). 2023年9月30日閲覧。
  78. ^ 活気の朝 閉場惜しむ 名古屋・中川区の下之一色魚市場”. 中日新聞Web. 2021年11月5日閲覧。
  79. ^ 名古屋市:平成29年 工業統計調査結果(名古屋市分)(平成30年6月20日掲載、平成31年3月26日訂正)(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2019年9月2日閲覧。
  80. ^ 跡地は、ノリタケの森地区計画 https://www.noritake.co.jp/news/detail/7/
  81. ^ 2005 我が国の商業|商業統計”. www.meti.go.jp. 経済産業省. 2019年9月2日閲覧。
  82. ^ “名駅前・栄、容積率1300%に 市、今年中にも上限緩和へ リニア開業見据え再開発促進 /愛知”. 毎日新聞. (2020年1月29日). https://mainichi.jp/articles/20200129/ddl/k23/010/091000c 
  83. ^ 浦野莉恵 (2022年9月16日). “名古屋の地下街がすごい”. NHK. 2023年9月30日閲覧。
  84. ^ 2018年10月24日中日新聞朝刊24面
  85. ^ 「企業の活力取り戻す」中経連会長に中部電水野氏 日本経済新聞、(2020年2月3日)2020年3月27日閲覧
  86. ^ 主要事業所
  87. ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』. 日本実業出版社. (2001年11月10日) 
  88. ^ 管轄区域”. 愛知運輸支局. 2020年4月7日閲覧。
  89. ^ 明治時代の熱田界隈と名古屋港開港 - Time Travel in Nagoya”. timetravel.network2010.org. 2020年2月21日閲覧。
  90. ^ 名古屋港の歴史”. 名古屋市. 2020年2月21日閲覧。
  91. ^ 「名古屋は行きたくない街」2年連続“魅力度”最下位のワケは?市の担当者に聞いてみた”. FNN.jpプライムオンライン. 2019年8月29日閲覧。
  92. ^ なぜ「名古屋」は魅力度が低いのか? | テンミニッツTV” (jp). 10mtv.jp. 2021年12月12日閲覧。
  93. ^ 山下奈緒子. “名古屋人が「自虐」体質な理由 「ほめてほしいけど卑下したい」”. withnews.jp. 2024年11月6日閲覧。
  94. ^ 「どうせなら最下位」自虐に走る茨城と名古屋”. 読売新聞オンライン (2018年11月1日). 2024年11月6日閲覧。
  95. ^ 名古屋は魅力なし? 地元民が自虐的に誇れない「名古屋人気質」とは - 社会 - ニュース”. 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] (2016年9月7日). 2024年12月7日閲覧。
  96. ^ THE WORLD'S GREATEST PLACES OF 2023”. TIME USA LLC. (2023年3月16日). 2023年4月8日閲覧。
  97. ^ 山田稔 (2023年8月16日). “「世界の50選」に上り詰めた名古屋の見違える変貌”. 東洋経済. https://toyokeizai.net/articles/-/694022?page=2 2023年9月30日閲覧。 
  98. ^ 産経新聞 (2024年11月28日). “東京4位、他に大阪、名古屋、札幌がランクイン 世界都市ランキング100”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年12月7日閲覧。
  99. ^ Top 10 Most Boring Cities in The World” (英語). Insider Monkey. 2024年11月6日閲覧。
  100. ^ 「《名古屋市長選2024 11.24》インバウンド東京、大阪集中 三大都市で独り負け…」『中日新聞』2024年11月15日、朝刊 28面。「箱根や富士山、京都が強く、名古屋にはなかなか立ち寄ってもらえない現状がある。アクセスの良さが強みであり、弱みでもある。東京―大阪間にあるものの宿泊地が京都や大阪だと消費を取りこぼしてしまう』」
  101. ^ 發起調查的名古屋包攬「最具魅力城市」的最後一名及「最欠缺魅力城市」的第一名,再度蟬聯為「日本國內最無聊城市」
  102. ^ インバウンド誘致の「勝ち組」「負け組」にくっきり差…人気がない名古屋・神戸は「夏休み」の狙い目?(FRIDAY)”. Yahoo!ニュース. 2024年11月6日閲覧。
  103. ^ 愛知県のインバウンド人気観光スポットランキング”. 訪日ラボ. 2024年12月7日閲覧。
  104. ^ 名古屋市の2018年観光客動向 外国人宿泊者数20%増 | やまとごころ.jp”. インバウンドビジネスプラットフォーム「やまとごころ.jp」. 2020年4月22日閲覧。
  105. ^ 日本一つまらない街なんの…オアシス、訪日客集う新名所:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年4月22日閲覧。
  106. ^ a b 名古屋市:平成29年名古屋市観光客・宿泊客動向調査(市政情報)”. www.city.nagoya.jp. 2019年8月29日閲覧。
  107. ^ 京都市における観光調査関係の資料一覧”. 京都市観光協会(DMO KYOTO). 2024年11月24日閲覧。
  108. ^ a b 「修学旅行に時代の波 公立校も海外へ 東海で初、三重・飯野高あす韓国へ」『中部読売新聞』1994年11月22日、朝刊 第二社会面 30。
  109. ^ 「◇お知らせ◇修旅生向けに設備した名古屋観光会館四月開館」『月刊修学旅行 昭和36年2月号』1961年、36頁。 
  110. ^ 「名古屋飛ばし待った 修学旅行誘致 愛知で官民が協議会」『日本経済新聞』1998年6月8日、3面。
  111. ^ 「くらしの中から考える>修学旅行」『中日新聞』2020年9月4日。
  112. ^ 「寅」柄のサンショウウオ  名古屋港水族館”. 産経ニュース (2022年1月5日). 2022年1月5日閲覧。
  113. ^ 『マンガ うんちく名古屋』54頁
  114. ^ NIKKEI STYLE 盆踊り、あなたはどう踊る?昭和歌謡やロックも人気”. 日本経済新聞社・日経BP (2017年8月31日). 2023年3月9日閲覧。
  115. ^ お城note 尾張・名古屋の盆踊り”. 名古屋観光文化交流局名古屋城総合事務所 (2021年8月1日). 2023年3月9日閲覧。
  116. ^ 『芸処名古屋』(名古屋市著 創英社/三省堂書店 2020/5/25発行)
  117. ^ 漫才の歴史”. 独立行政法人日本芸術文化振興会. 2020年5月10日閲覧。
  118. ^ 新陰流兵法公式サイト
  119. ^ a b 愛知芸術文化センター愛知県図書館 (2008年3月31日). “蕉風発祥の地は、どのあたりになるのか。またその由来を知りたい。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2016年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月24日閲覧。
  120. ^ 荒俣宏、名古屋開府400年記念事業実行委員会『尾張名古屋大百科』、145頁。ISBN 978-4-8356-1761-9 
  121. ^ 名古屋の伝統産業 技とこころ
  122. ^ 名古屋市長定例記者会見”. スターキャット. 2012年6月26日閲覧。[リンク切れ]
  123. ^ 名古屋市長定例記者会見”. グリーンシティケーブルテレビ. 2012年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月26日閲覧。
  124. ^ 名古屋トリビア”. FM AICHI (2010年3月31日). 2016年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月26日閲覧。

関連項目

[編集]
  • 「名古屋の歌」騒動-名古屋市公式市歌の歌詞"城がなければただの町"に名古屋市長が激怒したと言われる騒動
  • 外部リンク

    [編集]
    行政
    観光
    その他