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熱田区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あつたく ウィキデータを編集
熱田区
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
名古屋市
市町村コード 23109-6
面積 8.20km2
総人口 67,534[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 8,236人/km2
隣接自治体
隣接行政区
名古屋市昭和区中区中川区瑞穂区南区港区
区の木 クロガネモチ
区の花 ハナショウブ
熱田区役所
所在地 456-8501
愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号
北緯35度7分42.4秒 東経136度54分37.3秒 / 北緯35.128444度 東経136.910361度 / 35.128444; 136.910361座標: 北緯35度7分42.4秒 東経136度54分37.3秒 / 北緯35.128444度 東経136.910361度 / 35.128444; 136.910361
熱田区役所
外部リンク 名古屋市熱田区
熱田区の県内位置熱田区位置図
特記事項 世帯数:28,490世帯(2006年10月1日)
外国人登録者数:1,733人(2004年10月1日)
ウィキプロジェクト

熱田区(あつたく)は、名古屋市を構成する16区のうちの1つ。古代からは熱田神宮鳥居前町近世からは東海道五十三次宮宿宿場町として栄えた場所である。

概要

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南部副都心である金山
日比野

面積はやや小さく、位置的には名古屋の中央の南寄りに位置する。熱田神宮周辺は典型的な下町で、中区大須地区などと並んで名古屋の風情を色濃く残している。 熱田神宮から金山駅にかけての熱田台地は比較的標高が高いが、それより西側の堀川周辺などの地域は低地であり、海抜ゼロメートル未満の地域も多い。 熱田区の人口は1965年におよそ9万人を記録して以来、漸減傾向にあったが、近年はザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワーや一条タワー金山のようなタワーマンションに代表される再開発により、人口増加に転じている。 また、六野の大同特殊鋼跡にイオン熱田ショッピングセンター(現・イオンモール熱田)が開店し、また名古屋高速道路のインターチェンジが開設された。 近年、金山駅周辺にアスナル金山など再開発され、名古屋南部の副都心として成長している。

道路は、国道1号、八熊通、大津通、伏見通、江川線、中野橋通が通じている。

熱田区の中心地点は玉の井町である。

地名の由来

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熱田の地名の由来は諸説がある。定説は、日本書紀の「其蛇飮酒而睡、素盞烏尊(すさのおのみこと)拔劒斬之、至斬尾時、劒刃少缺、割而視之、則劒在尾中、是號草薙劒(くさなぎのつるぎ)、今在尾張國吾湯市村(あゆちのむら)、即熱田祝部所掌之神是也。」の記述を根拠とした吾湯市(あゆち)という地名にルーツを求めた説である。また、万葉集に詠まれた熱田の光景である「年魚市方あゆちがた 塩干家良思 知多乃浦尓 朝榜舟毛 奥尓依所見」の年魚市潟あゆちがた[注釈 1]という呼び名を熱田の語源とする説もある[1]

地理

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新堀川

地形

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河川

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主な川

湖沼

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主な池

地域

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区内の町名

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人口

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2022年10月現在、名古屋市16区の中で最も人口が少ない。

熱田区の人口の推移
2000年(平成12年) 62,611人
2005年(平成17年) 63,619人
2010年(平成22年) 64,683人
2015年(平成27年) 65,984人
2020年(令和2年) 66,363人
総務省統計局 国勢調査より[2]

隣接行政区

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名古屋市内

歴史

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古代

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古墳時代

第12代景行天皇の時代、日本武尊が東国平定の帰路に尾張へ滞在した際に、尾張国造乎止与命(おとよのみこと)の娘・宮簀媛命と結婚し、草薙剣を妃の手元へ留め置いた。 日本武尊が伊勢国能褒野(のぼの)で亡くなると、宮簀媛命は熱田に社地を定め、剣を奉斎鎮守したのが熱田神宮の始まりと言われる。 そのため、三種の神器のうち草薙剣は熱田に奉納されているとされ、伊勢神宮に次いで権威ある神宮のある地として栄えることとなった。

近世

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江戸時代
宮宿は、古代からの鳥居前町宿場町のみならず、七里の渡し十里の渡しの拠点となる港町名古屋城城下の入口としても発展していた為、東海道で最大規模の宿場町だった。

近代

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明治時代

近現代

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昭和時代(戦前)

出先機関・施設

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国家機関

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経済産業省

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厚生労働省

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日本年金機構

財務省

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国税庁

農林水産省

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林野庁

法務省

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施設

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熱田警察署
協立総合病院
熱田郵便局
名古屋市熱田図書館
熱田文化小劇場
名古屋市体育館

警察

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本部
交番

消防

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消防署
  • 名古屋市熱田消防署
出張所
  • 船方(熱田区一番2-42-2)

医療・福祉

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主な病院

郵便局

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主な郵便局

文化施設

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図書館
劇場

運動施設

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主なスポーツ施設

経済

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名古屋市中央卸売市場
金山
神宮
伝馬町

第三次産業

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商業

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主な繁華街
主な商業施設

本社を置く企業

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上場企業
その他

教育・研究機関

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名古屋学院大学
白鳥学舎
名古屋市立南養護学校
名古屋市工業研究所

大学

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私立

専修学校

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私立

高等学校

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県立

中学校

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市立
(かつては分校と称していた。さらにこの場所は1974年まで名古屋市電西町工場だった)

小学校

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市立

特別支援学校

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市立

研究機関

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交通

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南部の副都心である金山総合駅構内の名鉄中央改札口
名古屋高速4号東海線
名古屋高速4号東海線とローゼ式跨道橋(地下鉄六番町駅、六番一丁目交差点付近)

鉄道

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鉄道路線

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東海旅客鉄道(JR東海)

CA 東海道本線
CF 中央本線
  • - 金山駅 -

名古屋鉄道(名鉄)

NH 名古屋本線TA 常滑線

地下鉄

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名古屋市交通局名古屋市営地下鉄

名城線
名港線

金山駅のJRと地下鉄の駅設備は中区に属するが、熱田区側からも利用できる。

区役所は熱田駅からすぐの場所に位置する。利用者は神宮前駅の方が多い。

バス

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路線バス

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バスターミナル

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道路

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高速道路

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名古屋高速道路

国道

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県道

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主要地方道
一般県道

市道

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主要地方道

幹線道路の道路通称名

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<南北の道路>
<東西の道路>

観光

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熱田神宮
誓願寺
東海道 宮宿
熱田白鳥の歴史館

名所・旧跡

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主な寺院

主な神社

宿場町

主な遺跡

観光スポット

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公園

文化施設

施設

文化・名物

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祭事・催事

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熱田まつり花火
主な祭事
  • 熱田神宮例祭(尚武祭・熱田まつり)
  • 高蔵祭
  • 円通寺火渡り神事
主な催事
この博覧会開催に合わせ白鳥貯木場は埋め立てられた。

名産・特産

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名物

出身・関連著名人

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源頼朝

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 年魚市潟あゆちがたとは、氷河期の終わりに縄文海進と呼ばれる海面上昇により出現した旧愛知郡一帯にかけて広がっていた干潟のこと。
  2. ^ a b c 出生時は南区から熱田区が分区する前。

出典

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外部リンク

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