コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

瀬戸市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
せとし ウィキデータを編集
瀬戸市
瀬戸市旗 瀬戸市章
瀬戸市旗 瀬戸市章
1930年9月12日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23204-1
法人番号 3000020232041 ウィキデータを編集
面積 111.40km2
総人口 125,112[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 1,123人/km2
隣接自治体 名古屋市春日井市尾張旭市豊田市長久手市
岐阜県多治見市土岐市
市の木 クロガネモチ
市の花 ツバキ
瀬戸市役所
市長 川本雅之
所在地 489-8701
愛知県瀬戸市追分町64番地の1
北緯35度13分26秒 東経137度05分03秒 / 北緯35.224度 東経137.08403度 / 35.224; 137.08403座標: 北緯35度13分26秒 東経137度05分03秒 / 北緯35.224度 東経137.08403度 / 35.224; 137.08403
瀬戸市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

瀬戸市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
定光寺
尾張瀬戸駅と瀬戸市中心市街地
海上の森方面から見た瀬戸デジタルタワー

瀬戸市(せとし)は、愛知県尾張北東部に位置する。旧東春日井郡[注釈 1]1929年昭和4年)市制施行。

概要

[編集]

日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として知られる。「瀬戸物」(せともの)という名称は、この地の古くからの地名である「瀬戸」に由来する[1]。市内に点在する鉱山では、陶磁器ガラスの原料となる粘土珪砂が産出される[2]。市の主産業であった窯業は輸出向け製品が低迷しているものの、ファインセラミックス産業に力を入れている[3]

名古屋市中心部から北東約20kmに位置しており、名鉄瀬戸線大曽根と結ばれているほか、市内西部を愛知環状鉄道が縦断している。このため名古屋市だけでなく岡崎市豊田市春日井市へのアクセスも容易である。2000年代に入ると東海環状自動車道せと品野ICせと赤津ICが開通し、三河地方へのアクセスが更に改善された。

毎年9月の第2土・日曜日に開催されるせともの祭は、全国最大級の陶器の廉売市が行われ、毎年約50万人の人出で賑わう市内最大のイベントである[4]。せと農業塾を立ち上げ、瀬戸豚やせトマトなど農業ブランドの確立を推進している。 近年には街全体を博物館に見立て「せと・まるっとミュージアム」を展開している[5]

長久手町(現・長久手市)と共に開催された2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の2会場の一つである。のちに瀬戸会場は瀬戸万博記念公園 愛・パークとして、またシャトルバス発着場であった場所は知の拠点あいちとして整備された。

市外局番は大半の地域で0561を使っているが春日井市に隣接する鹿乗町のみ0568を使っている。

地名の由来

[編集]

「瀬戸」は、瀬戸内海早鞆ノ瀬戸のように「瀬戸に挟まれた内の海」を意味する言葉であり、通常狭い海峡の出口のことをいう。しかし、元々は「瀬の開ける場所」、すなわち「狭くて流れが急な場所から開けたところに出る場所」を意味しており、瀬戸市におけるの「瀬戸」も、その地勢からとって「狭い山間を流れる川が急に開けた場所」を意味する。

また「陶処(すえと:陶器の産地)」が転じたとする説もある[6]

地理

[編集]
瀬戸市中心部周辺の空中写真。市街地の北側に陶磁器等の原料となる粘土珪砂を採掘する採土場が広がる。1987年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

尾張丘陵の一角に位置し、市を東西に流れる矢田川の支流瀬戸川の河岸に中心部がある。この中心部を含めたいわゆる市街地や官公庁、鉄道等は市域の南西に位置する丘陵部に集中しており、それを取り囲むように北部・東部・南東部にかけて山地が広がる。特に南東部には海上の森(かいしょのもり)がある。なお、市の南端に中京圏のテレビ放送の親局である瀬戸デジタルタワーがある。

高度経済成長期には窯業の低迷と入れ替わるように名古屋市のベッドタウン化が顕著になり、ニュータウンの開発が進んだ。南部に市内最大の住宅地である菱野団地が、西部には水野団地がある。工業団地の誘致も行われており、中央部に穴田企業団地や暁工業団地が、南東部には赤津工業団地がある。

市西部の北みずの坂・みずの坂のように現在も新興住宅地の開発が進む一方、中心市街地では高齢化率が高く人口の減少に歯止めがかかっていない。小中学校の統廃合が議論された結果、2020年4月に市内初の義務教育学校として瀬戸市立にじの丘学園が開校した。

地形

[編集]

山地

[編集]
主な山

河川

[編集]

市内を流れる河川は全て庄内川水系である。

主な川

地域

[編集]

町名

[編集]

人口

[編集]
瀬戸市と全国の年齢別人口分布(2005年) 瀬戸市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 瀬戸市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
瀬戸市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 92,681人
1975年(昭和50年) 112,569人
1980年(昭和55年) 120,774人
1985年(昭和60年) 124,623人
1990年(平成2年) 126,340人
1995年(平成7年) 129,393人
2000年(平成12年) 131,650人
2005年(平成17年) 131,925人
2010年(平成22年) 132,224人
2015年(平成27年) 129,046人
2020年(令和2年) 127,792人
総務省統計局 国勢調査より

隣接する自治体・行政区

[編集]
愛知県の旗愛知県
岐阜県の旗岐阜県

歴史

[編集]

瀬戸焼の興り

[編集]

10世紀頃から焼き物作りが始まったとされている。

鎌倉時代には良質の土が取れるこの地で加藤四郎左衛門景正(藤四郎)が陶器の製造を始める。

江戸時代には尾張藩尾張徳川家)の直轄領となり、瀬戸で産する陶器製造は藩の独占産業となった。

18世紀後半になると陶器が磁器に押され始めたため、加藤民吉肥前で磁器を学び、その技術によって瀬戸での磁器の製造が始まった。

明治維新以後

[編集]
愛知県の人口上位自治体(1921年末)[7]
# 自治体 人口 # 自治体 人口
1 名古屋市 633,274 11 渥美郡高師村 14,405
2 豊橋市 65,033 12 丹羽郡古知野町 13,965
3 岡崎市 41,684 13 渥美郡田原町 13,831
4 一宮市 30,558 14 海部郡津島町 13,772
5 東春日井郡瀬戸町 23,092 15 中島郡祖父江町 13,300
6 碧海郡安城町 19,607 16 西加茂郡挙母町 12,317
7 知多郡半田町 17,141 17 渥美郡福江町 12,256
8 幡豆郡西尾町 15,511 18 宝飯郡蒲郡町 12,120
9 知多郡亀崎町 15,170 19 東春日井郡小牧町 12,101
10 幡豆郡一色町 15,114 20 碧海郡矢作町 11,345

明治時代になるとますます窯業が盛んとなった。鉄道やバスなどの交通基盤の整備などが進み、人口が増加したことから、1929年(昭和4年)に市制を施行した。愛知県では一宮市に次いで5番目の市制施行である[8]昭和恐慌太平洋戦争を経て、長期的に見れば製造業としての窯業は衰退している。高度経済成長期には名古屋市ベッドタウン化が進行し、その後窯業は観光資源としての位置づけを高めつつある。高速道路ICも開業し、工業団地などに企業誘致を積極的に行っている。

愛・地球博 瀬戸会場

21世紀

[編集]
  • 2003年(平成15年)8月23日 : 瀬戸デジタルタワーが開塔。
  • 2004年(平成16年)3月20日:瀬戸菱野トンネルが開通。
  • 2005年(平成17年)
    • 2月19日 : パルティせと完成。
    • 3月19日 : 瀬戸蔵・瀬戸蔵ミュージアム完成。東海環状道せと赤津IC、せと品野IC開業。
    • 3月25日 - 9月25日 : 愛・地球博開催。瀬戸会場が置かれる。
  • 2006年(平成18年)12月16日 : 瀬戸市コミュニティバス運行開始。
  • 2008年(平成20年)3月25日 : 市内全域でレジ袋有料化が始まる。
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)4月1日 : 瀬戸市立瀬戸養護学校さくらんぼ学園開校。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月19日 : 市内公共施設内での全面禁煙が始まる。
  • 2012年(平成24年)
    • 6月:陶祖800年祭が平成26年まで市内一円で始まる。
    • 12月1日:尾張旭市と共同で消防指令センターの運用開始。
  • 2013年(平成25年)3月22日:知の拠点あいち内のあいちシンクロトロン光センターの運用が開始される。
  • 2014年(平成26年)
    • 6月20日:名古屋市と瀬戸市に跨る志段味古墳群が国の史跡に追加される。
    • 10月1日:全国で初となる病児・病後児の一時預かりを専門に扱う施設の運用が始まる。
  • 2015年(平成27年)
    • 11月7日より岩屋堂紅葉まつりにてシャトルバスの運行が開始。
    • 2月16日:市役所新庁舎が完成。運用を開始。
  • 2017年(平成29年)
  • 2020年 (令和2年):2月1日市内6校の小中学校を統合し小中一貫校の瀬戸市立にじの丘学園が開校。

行政

[編集]

市長

[編集]
  • 市長:川本雅之(2023年5月1日就任、1期目)
氏名 就任年月日 退任年月日
初代 小出鉢三  1929年10月1日 1933年7月14日
2代 稲葉俊太郎 1933年7月14日 1934年3月7日
3代 泉崎三郎 1934年5月2日 1937年4月30日
4代 古村貢三郎 1938年1月13日 1939年2月10日
5代 水野憲吾 1939年6月11日 1943年6月10日
6代 橘筬丸 1943年6月19日 1945年11月5日
7代 加藤章  1946年1月12日 1963年4月30日
8代 加藤繁太郎 1963年5月1日 1987年4月30日
9代 井上博通 1987年5月1日 1999年4月30日
10代 増岡錦也 1999年5月1日 2015年4月30日
11代 伊藤保徳 2015年5月1日 2023年4月30日
12代 川本雅之 2023年5月1日 現職

財政

[編集]

2019年度(平成31年度)当初予算案[広報 1]

会計名 予算額 前年度対比
一般会計 417億4,000万円 8.6%増
特別会計 269億0200万円 2.3%減
企業会計 35億2,854万5千円 11.0%減
全会計 721億7,054万5千円 3.2%増

姉妹都市・提携都市

[編集]

国外

[編集]

焼き物つながりの都市と提携を結んでいるのが特徴である。

姉妹都市
友好都市
フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が120の万博公式参加国をそれぞれフレンドシップ相手国として迎え入れた[広報 2]

国内

[編集]
提携都市
  • 愛知県の旗常滑市愛知県
    2012年(平成24年)7月5日 日本六古窯都市災害時相互応援協定締結

議会

[編集]

市議会

[編集]

県議会

[編集]
2019年愛知県議会議員選挙
  • 選挙区:瀬戸市選挙区
  • 定数:2人
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:105,764人[11]
  • 投票率:33.96%[11]
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
島倉誠 57 自由民主党 16,953票
長江正成 59 無所属 14,281票
近藤利彦 73 無所属 3,849票
2015年愛知県議会議員選挙
  • 選挙区:瀬戸市選挙区
  • 定数:2人
  • 投票日:2015年4月12日
  • 当日有権者数:104,417人[12]
  • 投票率:35.68%[12]
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
島倉誠 53 自由民主党 17,353票
長江正成 55 民主党 14,882票
酒向英一 65 無所属 4,252票

衆議院

[編集]
  • 選挙区:愛知6区(瀬戸市、春日井市
  • 任期:2024年10月27日 - 2028年10月26日
  • 投票日:2024年10月27日
  • 当日有権者数:355,077人[13]
  • 投票率:52.72%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
丹羽秀樹 51 自由民主党 92,083票
前田雄吉 64 無所属 32,608票
大西雅人 29 社会民主党 26,854票
原田学 74 日本社会党 26,425票

施設

[編集]
愛知県陶磁美術館
瀬戸蔵
瀬戸市立図書館
公立陶生病院

国家機関

[編集]
厚生労働省
防衛省
法務省
財務省
裁判所

警察

[編集]
警察署
交番
  • 品野交番(品野町6丁目)
  • 原山交番(八幡台1丁目)
  • 瀬戸口交番(瀬戸口町)
  • 共栄交番(共栄通6丁目)
  • 孫田交番(東横山町)
  • 記念橋交番(末広町)
  • 水野交番(中水野町)
駐在所
  • 定光寺駐在所(定光寺町)
  • 上品野駐在所(上品野町)
  • 赤津駐在所(西窯町)
  • 山口駐在所(田中町)

消防

[編集]
本部
消防署
  • 瀬戸市消防署(苗場町101)
分署
  • 東分署(品野町1-190-1)
  • 南分署(南山口町143)

医療

[編集]
保健所
  • 愛知県瀬戸保健所
主な病院

郵便局

[編集]
主な郵便局

運動施設

[編集]
  • 瀬戸市民球場
  • 瀬戸市体育館
  • 瀬戸市民プール
  • 瀬戸市弓道場
  • 瀬戸市武道場

公共施設

[編集]
  • 産業支援センターせと
  • 定光寺野外活動センター
  • 瀬戸市埋蔵文化財センター
  • 瀬戸市国際センター
  • ねむの森
  • あいち産業科学技術総合センター 瀬戸窯業技術センター
  • 瀬戸市クリーンセンター
  • 瀬戸市デジタルリサーチパークセンター
  • 知の拠点あいち[注釈 3]
  • パルティせと(市の公共施設および、飲食店・証券会社・物販などの複合施設)
  • 瀬戸蔵・瀬戸蔵ミュージアム
  • 岩屋堂バンガロー村
  • せとっ子ファミリー交流館
  • 窯神グランド
  • 瀬戸市学校給食センター
  • あいち海上の森センター
  • 瀬戸市斎苑
  • 春雨墓苑
  • 瀬戸市健康福祉会館(やすらぎ会館)
  • 瀬戸市交通児童遊園
  • 瀬戸市蛇ヶ洞浄水場
  • 瀬戸市馬ヶ城浄水場
  • ケアプラザ瀬戸
  • しなのバスセンター

処理施設

[編集]

文化施設

[編集]
資料館
  • 赤津焼会館
  • 瀬戸市下水道資料館
  • 瀬戸市歴史民俗資料館
  • 山口郷土資料館
美術館
博物館
その他

公民館

[編集]
公民館
  • 陶原
  • 深川
  • 祖母懐
  • 古瀬戸
  • 東明
  • 效範
  • 長根
  • 水南
  • 山口
  • 幡山
  • 下品野
  • 掛川
  • 原山
  • 萩山
  • 八幡
地域交流センター
  • 西陵地域交流センター(ふれあいかん)
  • 品野台地域交流センター(ぬくも里)
  • 道泉地域交流センター(ぐるっぺ道泉)
  • 水野地域交流センター(まほろば)
  • 新郷地域交流センター(さとの家)
  • 下品野地域交流センター(ふれあい)

経済

[編集]
せと銀座通り商店街
せと末広町商店街

しょうゆ味のいわゆる瀬戸焼きそばがあるほか、五目ごはんの発祥地でもある。昔は窯焼きの人の栄養補給にうなぎが重宝されていた為、現在でもうなぎ屋が多い。また焼肉のホルモンを「せんまい」と呼びそれが浸透している。愛知県下で全市的にレジ袋を有料化した最初の自治体でもある。

商業

[編集]
市場
  • 尾張東地方卸売市場(瀬戸市南山口町)
主な商業施設

本社を置く主な企業

[編集]

事業所を置く主な企業

[編集]

情報・通信

[編集]

新聞社

[編集]

放送局

[編集]
ラジオ
テレビ

集約電波塔

[編集]

市外局番

[編集]

生活基盤

[編集]

電力

[編集]

ガス

[編集]

水道

[編集]
上下水道

教育

[編集]

市立の小・中学校は平成28年度まで隣接学校選択制を導入していたが、新規の小中一貫校設置に向け選択制を廃止した[15]

2026年4月に、原山小学校・萩山小学校・八幡小学校と光陵中学校が統合し、小中一貫校に移行予定[16]

知の拠点あいち

大学

[編集]
国立
私立
大学コンソーシアムせと

市内および周辺自治体にある5大学(愛知工業大学金城学院大学名古屋学院大学名古屋産業大学南山大学)と「大学コンソーシアムせと」の協定を締結しており、パルティせとが竣工した2005年4月より本格的な活動を開始した。当市を中心とした地域で「新しい文化活動を創成」することを標榜しており、生涯学習のための企画のほか、市民と学生の交流や小中高校との連携、まちづくりの支援などを各大学の特色を生かして行うとしている[広報 3]。事務局をパルティせと市民交流センターに設置しており、セミナーなどを実施できるスペースも設けている。なお、運営のための負担金は大学ごとに定額金と学生数によって決められているほか、参加する大学が拠出した金額の合計と同じ金額を市も拠出している。

専修学校

[編集]
公立
  • 瀬戸旭看護専門学校(進陶町)
私立
  • 緑ヶ丘女学院(松原町) ※ 2019年廃校

高等学校

[編集]
県立

尾張地方の端に位置する市であるが、日進市や豊明市のような調整特例はなく、瀬戸市の中学生は愛知環状鉄道で行き来できる豊田市の公立高校普通科へは進学できない[注釈 6]

私立

中学校

[編集]
市立(現存)
市立(廃止)

いずれも、2020(令和2)年3月末廃校で、義務教育学校である瀬戸市立にじの丘学園設置に伴う廃止。

私立

小学校

[編集]
市立(現存)
私立
市立(廃止)

いずれも、2020(令和2)年3月末廃止。義務教育学校である瀬戸市立にじの丘学園設置に伴う小学校の廃止。

義務教育学校

[編集]
  • 瀬戸市立にじの丘学園(中山町) ※2020(令和2)年4月に5つの小学校(深川・道泉・東明・古瀬戸・祖母懐)と2つの中学校(祖東・本山)を統合して誕生した。

特別支援学校

[編集]
県立
市立

インターナショナルスクール

[編集]
朝鮮学校

その他の教育施設

[編集]

交通

[編集]
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅
愛知環状鉄道線瀬戸市駅

鉄道

[編集]

鉄道は概ね市の西部に建設されており、東側の山間部には存在しない。名鉄瀬戸線は西側の尾張旭市より市内に入ってきて中部にある尾張瀬戸駅を終点としている。愛知環状鉄道は市西部を縦断している。

名古屋鉄道
瀬戸線:(尾張旭大曽根方面) - 水野駅 - 新瀬戸駅 - 瀬戸市役所前駅 - 尾張瀬戸駅
愛知環状鉄道
愛知環状鉄道線:(高蔵寺名古屋方面) - 中水野駅 - 瀬戸市駅 - 瀬戸口駅 - 山口駅 - (新豊田岡崎方面)
  • 中心となる駅:尾張瀬戸駅

名鉄瀬戸線新瀬戸駅と愛知環状鉄道線瀬戸市駅は隣接している。

バス

[編集]

路線バス

[編集]
名鉄バス
新瀬戸駅、瀬戸駅前を中心に名鉄バスセンター行きの基幹バスや、菱野団地、愛・地球博記念公園駅(土休日のみ)などへ向かう路線を運行している。
なお、現在の名鉄バス路線には廃止されたJR東海バスの路線が含まれているが、2009年10月より市から受託して運行している。
東濃鉄道
多治見駅前から県境を越えて市北部にある下半田川まで運行している。愛知県内で東濃鉄道の路線バスが走っているのは当市だけである。
瀬戸市コミュニティバス
瀬戸万博記念公園 愛・パーク行きシャトルバス
菱野団地住民バス

道路

[編集]

高速道路

[編集]
せと赤津PA

国道

[編集]

県道

[編集]
主要地方道
一般県道

道の駅

[編集]

ナンバープレート

[編集]

名所・旧跡・観光スポット

[編集]
岩屋堂公園の紅葉
瀬戸蔵
物見山から望む海上の森
洞本業窯
窯神神社
深川神社
今村城の水堀

文化財

[編集]
国の特別天然記念物である、蛇ヶ洞川に生息するオオサンショウウオ

国の文化財が10件[17]、県の指定文化財が10件、市の指定文化財が51件ある[18]

国による指定
愛知県による指定
  • 木造阿弥陀如来立像
瀬戸市による指定
  • 深川神社 本殿

名所・旧跡

[編集]
主な城郭
主な寺院
主な神社

観光スポット

[編集]

かさはら潮見の森は本市上半田川町と多治見市笠原町との境界にあるが、本市から直接入ることはできない。

文化

[編集]

祭事・催事

[編集]
せともの祭
主な祭事・催事
  • 尾張えびす(1月5日)
  • 陶のまち 瀬戸のお雛めぐり(2月上旬 - 3月3日)
  • 陶祖まつり(4月)
  • 水野窯めぐり(4月第2土日・11月第2土日)
  • 性空祭(4月24・25日)
  • 瀬戸つばき祭り(4月中旬)
  • 品野工房めぐり(5月第1土日・11月第2土日)
  • 北川民次アトリエ公開(5月第2土日・11月第2土日)
  • ガラスウィークin瀬戸(4月29日 - 5月5日)
  • 瀬戸市民体育大会(5月最終日曜日)
  • 品野祇園祭(7月第3土曜日)
  • せとなつ(7月下旬 - 8月31日)
  • 本地地蔵祭り(8月第3土曜日)
  • せともの祭(9月第2土・日曜日)
  • 来る福招き猫まつり(9月29日周辺の土日)
  • せと市民祭(10月) ※2003年を最後に実施されていなかったが2016年よりせとまちフェスティバルと改称し実施。
  • 警固祭り(10月)
  • ごんか祭(10月)
  • せとあとりえ参道(10月第1土日)
  • 窯垣の小径まつり(10月)
  • 宝泉寺薬師(あめんぼう祭り)(11月8日・12日)
  • 岩屋堂公園もみじまつり(ライトアップ期間 : 11月中旬 - 11月23日)
  • 定光寺もみじまつり(11月中旬 - 11月30日)
  • 瀬戸地方近郊駅伝大会(12月の第2日曜日)
  • 瀬戸市民歩け歩け大会(駅伝と同時開催)
  • 陶のあかり路(12月上旬 - 12月24日)

名物・名産品

[編集]
名産品

団体

[編集]
市民団体

方言

[編集]

郷土食

[編集]

瀬戸市出身の人物

[編集]

政治家

[編集]

経営者・ジャーナリスト

[編集]

学者・大学教授

[編集]

歌人

[編集]

棋士

[編集]

料理人

[編集]

陶芸家

[編集]

彫刻家

[編集]

写真家

[編集]

映画監督

[編集]

漫画家

[編集]

野球

[編集]

サッカー

[編集]

ボウリング

[編集]

卓球

[編集]

ゴルフ

[編集]

フィギュアスケート

[編集]

陸上

[編集]

競泳

[編集]

テコンドー

[編集]

騎手

[編集]

調教師

[編集]

歌手

[編集]

アナウンサー・DJ

[編集]

放送作家

[編集]

俳優・タレント

[編集]

ゆかりのある人物

[編集]

瀬戸市の学校に通っていた人物

[編集]

瀬戸市に居住歴のある人物

[編集]

瀬戸市の広報関係

[編集]

マスコットキャラクター

[編集]

瀬戸市を舞台とした作品

[編集]

ドラマ

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ただし旧幡山村愛知郡
  2. ^ 現在は一部が名鉄バス東濃鉄道の路線となっている。
  3. ^ 豊田市との境にあり、本部の所在地は豊田市になっているが、電話番号は瀬戸市の市外局番である0561になっている。あいち産業科学技術総合センター本部
  4. ^ 市内局番は水野・品野地区が主に40番台を、その他は主に80番台(または21)を使用するが、最近では他の市内局番も見られる。なお、瀬戸MAの市外局番である0561は、他に尾張旭市長久手市日進市みよし市愛知郡東郷町で使用される(斜字は一部が違う市外局番となっている自治体)。
  5. ^ 市内局番は主に50番台を使用する。なお、同じ春日井MAの市外局番である0568は、春日井市小牧市犬山市北名古屋市西春日井郡豊山町で使用される。
  6. ^ 進学できないのは普通科のみであり、専門学科や総合学科への進学は問題なくできる。

出典

[編集]
  1. ^ 第2版,世界大百科事典内言及, 精選版 日本国語大辞典,食器・調理器具がわかる辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典. “瀬戸物とは”. コトバンク. 2022年5月10日閲覧。
  2. ^ 市の沿革 | 瀬戸市”. www.city.seto.aichi.jp. 2022年5月10日閲覧。
  3. ^ 瀬戸市勢要覧 P06-07陶都瀬戸のあゆみ | 瀬戸市”. www.city.seto.aichi.jp. 2022年5月10日閲覧。
  4. ^ せともの祭とは – WEBせともの祭陶器市”. 2022年5月10日閲覧。
  5. ^ せと・まるっとミュージアム 瀬戸市観光情報公式サイト”. せと・まるっとミュージアム 瀬戸市観光情報公式サイト (2022年4月27日). 2022年5月10日閲覧。
  6. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 743.
  7. ^ 安城市史編集委員会『新編安城市史 3 通史編 近代』安城市、2008年、p.311。おおもとの出典は『愛知県統計書』。
  8. ^ 愛知県瀬戸市に学ぶ地場産業を生かした地域開発 名古屋大学大学院国際開発研究
  9. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、92頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  10. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、122頁。ISBN 9784816922749 
  11. ^ a b 平成31年4月7日執行 愛知県議会議員一般選挙 投票状況速報” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2019年4月7日). 2019年4月7日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年4月12日執行 愛知県議会議員一般選挙 投票状況速報” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2015年4月12日). 2019年4月7日閲覧。
  13. ^ 第50回衆議院議員総選挙(小選挙区) 投票状況速報”. 愛知県選挙管理委員会. 2024年10月29日閲覧。
  14. ^ "停電情報 旭名東営業所"”. 中部電力パワーグリッド. 2020年4月8日閲覧。
  15. ^ 校区外通学に関するお知らせ | 瀬戸市”. www.city.seto.aichi.jp. 2022年2月22日閲覧。
  16. ^ 菱野団地における学校再編 | 瀬戸市”. www.city.seto.aichi.jp. 2024年7月20日閲覧。
  17. ^ 国指定文化財等データベース”. 文化庁. 2011年12月24日閲覧。
  18. ^ 有形文化財”. 瀬戸市. 2011年12月24日閲覧。
  19. ^ あらゆるサーチ「東海3県の地元あるあるin瀬戸市」”. 名古屋テレビ放送株式会社 (2021年5月26日). 2023年3月9日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
  1. ^ 平成31年度当初予算の概要” (PDF). 瀬戸市役所 (2019年2月13日). 2019年2月17日閲覧。
  2. ^ あいちフレンドシップ交流アルバム 愛知県
  3. ^ 概要 - 大学コンソーシアムせと(2012年1月24日閲覧)
  4. ^ 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林”. 東京大学. 2016年10月1日閲覧。
  5. ^ 「知の拠点あいち」あいちシンクロトロン光センター”. 公益財団法人科学技術交流財団. 2016年10月1日閲覧。
  6. ^ 小崎陽一

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]