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赤津町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 瀬戸市 > 赤津町
赤津町
赤津町交差点
赤津町交差点
赤津町の位置(愛知県内)
赤津町
赤津町
赤津町の位置
北緯35度13分34.36秒 東経137度7分47.93秒 / 北緯35.2262111度 東経137.1299806度 / 35.2262111; 137.1299806
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 瀬戸市
地区[1] 東明連区
町名制定[2] 1943年昭和18年)8月9日
面積
 • 合計 0.08858764 km2
標高 208.1 m
人口
2024年令和6年)1月1日現在)[5]
 • 合計 132人
 • 密度 1,500人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
489-0022[6]
市外局番 0561(瀬戸MA[7]
ナンバープレート 尾張小牧

赤津町(あかづちょう)は、愛知県瀬戸市東明連区の町名。丁番を持たない単独町名である。

地理

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河川

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  • 木ノ下川赤津川支流) : 町の南東端部、中畑町との境界付近を西流している。

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 瀬戸市立にじの丘小学校 瀬戸市立にじの丘中学校 尾張学区

歴史

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町名の由来

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かつてこの地は「飽津保(あきつほ)」「飽津(あくつ)」と呼ばれており、これがのちに訛って赤津となったといわれる[12]。瀬戸町と合併して町名を設定する際、赤津の町名がなくなることを恐れた地元の人々は、赤津村の中心地である北窯島と西窯島の一部を赤津町として残すこととされたものである[12]

沿革

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この項では、赤津の地名の変遷についても述べる。

世帯数と人口

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2024年令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]

町丁 世帯数 人口
赤津町 57世帯 132人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 194人 [18]
2000年(平成12年) 181人 [19]
2005年(平成17年) 170人 [20]
2010年(平成22年) 148人 [21]
2015年(平成27年) 121人 [22]
2020年令和2年) 129人 [23]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 55世帯 [18]
2000年(平成12年) 51世帯 [19]
2005年(平成17年) 58世帯 [20]
2010年(平成22年) 45世帯 [21]
2015年(平成27年) 38世帯 [22]
2020年(令和2年) 46世帯 [23]

交通

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鉄道

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町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は、名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。

バス

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名鉄バス本地ヶ原線

  • 【10】瀬戸駅前 - 古瀬戸 - 赤津 系統

名鉄バス「東山線

  • 【11】【12】瀬戸駅前 - 一里塚 - 赤津 系統
以上、2路線3系統共通 : 大松バス停

道路

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施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
150 m
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
赤津焼工業協同組合
2
飽津窯 宮地生成工房
3
菊陶園
4
ギャラリーてしごと屋
5
拝戸窯 稲山
6
喜多窯 霞仙
7
作助窯
8
有限会社三陶
9
玉樹窯
  • 赤津焼工業協同組合(赤津焼会館)[8] : 赤津焼の研究資料・民俗資料保存を目的として建設された[24]
  • 飽津窯 宮地生成工房 : 赤津瓦の屋根を施した、築100年を経た木と土のぬくもりを感じられる心落ち着くギャラリー[25]
  • 菊陶園 : 粉引、焼〆、御深井、三島など数種類の器を、旧い絵描き場そのままの展示場に展示している[26]
  • ギャラリーてしごと屋 : 風通しのよい山小屋風のギャラリー。陶器の作品だけでなく、手編みのカゴやリースなど、自然の要素を感じさせる雑貨も展開[27]
  • 拝戸窯 稲山 : 赤津焼伝統工芸士の窯元。織部・黄瀬戸・御深井等の釉薬や、麦わら手(ラク十草)・織部絵・削ぎ紋の加飾した器の製造販売をしている[28]
  • 喜多窯 霞仙 : 江戸時代から12代続く赤津焼の窯元。併設のギャラリーでは窯元価格で作品の購入も可能。赤津焼の説明やワークショップも開催[29]
  • 作助窯 : 150年以上続く、瀬戸赤津の名門窯「作助」。陶祖・加藤四郎佐衛門景正に続き、現在も技を受け継ぎ作陶を続けている[30]
  • 有限会社三陶 : 歴史ある織部焼窯元。ブランド物から普段使いの器まで、数千点の品揃えが楽しめる[31]
  • 玉樹窯 : 瀬戸赤津の伝統の意匠を凝らした器が並ぶ。自分用にも、贈り物にも最適な商品を見つけることができる[32]

その他

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日本郵便

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脚注

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出典

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  1. ^ 町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月13日閲覧。
  2. ^ a b 瀬戸市 1943.
  3. ^ 愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2020年12月12日閲覧。
  4. ^ 瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年10月1日閲覧。
  5. ^ a b 人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月13日). 2024年1月13日閲覧。
  6. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2021年7月14日閲覧。
  7. ^ 市外局番の一覧” (PDF). 総務省. 2020年10月29日閲覧。
  8. ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1695.
  9. ^ 赤津地区” (PDF). 愛知県瀬戸市歴史文化基本構想. 2021年12月25日閲覧。
  10. ^ 町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年1月13日閲覧。
  11. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2020年10月28日閲覧。
  12. ^ a b 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 168.
  13. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 75.
  14. ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 76.
  15. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 28.
  16. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 62.
  17. ^ a b 市の沿革”. 瀬戸市 (2017年3月31日). 2021年12月25日閲覧。
  18. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2020年10月28日閲覧。
  19. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2020年10月28日閲覧。
  20. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2020年10月28日閲覧。
  21. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2020年10月28日閲覧。
  22. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2020年10月28日閲覧。
  23. ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年4月9日閲覧。
  24. ^ 赤津焼工業協同組合 - Setopedia”. 瀬戸市 (2015年4月6日). 2021年7月14日閲覧。
  25. ^ 飽津窯 宮地生成 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  26. ^ 菊陶園 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  27. ^ ギャラリー・カフェ てしごと屋 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  28. ^ 拝戸窯 稲山 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  29. ^ 喜多窯 霞仙 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  30. ^ 作助窯 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  31. ^ 有限会社三陶 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  32. ^ 玉樹窯 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2021年12月25日閲覧。
  33. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年7月14日閲覧。

注釈

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  1. ^ このとき、同時に旭町大字今旭町大字美濃ノ池も瀬戸町に編入している。
  2. ^ a b 信号のない交差点である。

参考文献

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  • 東春日井郡 編『東春日井郡誌』東春日井郡、1923年。 
  • 瀬戸市 編『昭和18年8月9日施行 町名設定調書(其ノ三)赤津地区』瀬戸市、1943年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。 

関連項目

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外部リンク

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