東大阪市
ひがしおおさかし 東大阪市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 大阪府 | ||||
市町村コード | 27227-2 | ||||
法人番号 | 8000020272272 | ||||
面積 |
61.78km2 | ||||
総人口 |
485,328人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 7,856人/km2 | ||||
隣接自治体 |
大阪市、大東市、八尾市 奈良県:生駒市、生駒郡平群町 | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | ウメ | ||||
市民の花 | キキョウ | ||||
東大阪市役所 | |||||
市長 | 野田義和 | ||||
所在地 |
〒577-8521 大阪府東大阪市役所本庁舎: 大阪府東大阪市荒本北一丁目1番1号 北緯34度40分46秒 東経135度36分03秒 / 北緯34.67936度 東経135.60089度座標: 北緯34度40分46秒 東経135度36分03秒 / 北緯34.67936度 東経135.60089度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
東大阪市(ひがしおおさかし)は、大阪府の中河内地域に位置する市。大阪市の東に位置し、市域の東側は生駒山地で奈良県と府県境を接する。
中核市に指定されている。人口は約48万人であり、大阪市および堺市の両政令指定都市に次いで大阪府第3位の人口を擁する。大阪市の衛星都市・ベッドタウンであるとともに、大阪都市圏における中心都市の一角でもある。
ラグビーの聖地である東大阪市花園ラグビー場を擁する「ラグビーのまち」として、また技術力の高い製造業の中小企業が多数立地するものづくりのまちとして全国に知られる。
地理
大阪平野の東部に位置する。市域の大半は平坦な低地で河川の多くは天井川であり、この地形的要因から1972年(昭和47年)の大東大水害では大きな被害を受けた。市内を流れる主な河川には長瀬川、恩智川、玉串川、第二寝屋川などがある。
市東部は生駒山系の山々が連なっており、豊富な自然が残されている。
歴史
市域は、令制国の河内国中部にあたる。古代にはこの一帯は河内湾と呼ばれる大阪湾の奥にある小さな湾であったが、次第に海から分離して湖となった。その湖が大和川を経て上流から運ばれてくる土砂が堆積したことによって徐々に陸地化したが、こうした経緯から湿地や、底に足がつきにくい水田(深田)が多く、また洪水に見舞われやすい土地であったが、早くから開けていた。
古代には豪族物部氏が本拠地を置き、物部守屋最期の地は、現在は市南西部にある衣摺(きずり)である。飛鳥時代には中国大陸への玄関口であった難波津との街道筋にあたり、沿道には多くの集落ができた。奈良時代になると、平城京と難波津を結ぶ街道が整備され、その街道筋にも多くの集落ができた。
平安時代になり、熊野詣や高野山参詣へ上皇や平安貴族が訪れるようになると、その街道として生駒山麓を辿る高野街道が利用された。この沿線にあたる市の東部には多くの集落が点在しており、今なお旧村として市内に静かな佇まいを残している。平安時代には、枚岡神社の勢力が大きく、それを背景とする水走氏が有力な領主として市東部を中心に活動した。
室町時代初期、河内守護に任ぜられた畠山氏が若江城を築き、河内を統治する拠点とした。以後、畠山氏の守護代である遊佐氏がこの城を治めるが、応仁の乱やその後も続いた家督争いによって衰え、城主は細川氏や遊佐河内守長教、三好氏など転々とする。最終的に城は織田信長の家臣となった三好義継の旧臣の若江三人衆が治め、石山本願寺攻めが始まると織田方の拠点とされ、織田信長もこの城で指揮を執るなどしたが、両者が和睦した後に廃城とされた。またこの付近は大坂夏の陣における若江の戦いの舞台としても知られ豊臣秀頼方の将木村重成の終焉の地でもあることで知られる。
江戸時代中期以降、中甚兵衛らの嘆願によって大和川の付け替え工事が行われると、新田開発が大坂の商人らによって積極的に推進された。また商品作物の栽培も盛んで、木綿の産地として名の知られた存在だった。
東大阪市の中央部は長い間、北にある深野池や西にある新開池、そこに注いでいる付け替え前の大和川のため長らく湿地帯で、東大阪市の市域で早くに開けたのは、確かにこれら大和川の流域と高野街道沿いの地域ではあるが、開発は遅れがちであった。室町時代以降、河内国の行政の中心であった若江城でさえ、四方を沼地に囲まれた難攻不落の平城として記録されている[1]。
1934年(昭和9年)9月21日、室戸台風の暴風雨。強風により楠根小学校、弥刀村小学校の木造校舎が倒壊。児童らが下敷きとなり多くの死傷者を出した[2]。
市成立後の沿革
- 1967年2月1日 : 布施市、河内市、枚岡市が合併し、大阪府下31番目の市として東大阪市が発足。市役所は旧 河内市役所を使用したほか、旧 布施市役所に「西支所」を、旧 枚岡市役所「東支所」をそれぞれ設置し、2003年の新庁舎建設に伴う機能併合まで3庁舎ともに使用していた。
- 1969年(昭和44年)12月4日: 一般国道308号が指定(1970年4月1日施行)。
- 2003年5月6日 : 市役所が現在地に移転。
- 2005年4月1日 : 大阪府下では、堺市(現在は政令指定都市)、高槻市に次ぐ中核市に移行する。
主な出来事
ご当地キャラクター
- 東大阪市マスコットキャラクター「トライくん」
- 石切参道商店街「いしキリンちゃん」
- 東大阪社会福祉協議会「しゃきょうりゅうクン」
- 布施商店街「ふせロボくん」
- 東大阪消防局「消防トライくん&消防ミライちゃん」
- 社会福祉法人川福会「かわふくん」
- 社会福祉法人若草会「わかちゃん」
楽曲
- 東大阪市市歌(1967年制定)
- 作詞:上出満 作曲:外山雄三
- 東大阪市音頭(1971年選定)
- 作詞:足立万里 作曲:鈴木量視
- 東大阪 めっちゃ元気な「まち」やねん(2005年選定)
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 辰巳佐太郎 | 1967年2月19日 | 1970年6月14日 | 1期 |
2代 | 伏見格之助 | 1970年6月14日 | 1982年6月13日 | 3期 |
3代 | 北川謙次 | 1982年6月14日 | 1989年12月6日 | 2期、病気療養を理由に辞職 |
4代 | 清水行雄 | 1989年12月24日 | 1998年5月20日 | 3期、辞職 |
5代 | 長尾淳三 | 1998年7月12日 | 2002年7月11日 | 1期 |
6代 | 松見正宣 | 2002年7月12日 | 2006年7月11日 | 1期 |
7代 | 長尾淳三 | 2006年7月12日 | 2007年9月14日 | 1期、市議会における不信任決議で失職 |
8代 | 野田義和 | 2007年10月28日 | 現職 | 4期目 |
議会
市議会
定数は38人。
大阪府議会(東大阪市選出)
- 定数:5名
- 任期:2019年(令和元年)5月28日~2023年(令和5年)5月27日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
広野瑞穂 | 大阪維新の会大阪府議会議員団 | |
山下浩昭 | 公明党大阪府議会議員団 | |
塩川憲史 | 自由民主党・無所属大阪府議会議員団 | 党籍は自由民主党 |
西野弘一 | 改革保守 | 党籍は無所属 |
内海公仁 | 日本共産党大阪府議会議員団 |
衆議院
- 任期 : 2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
大阪府第13区(東大阪市) | 岩谷良平 | 日本維新の会 | 1 | 選挙区 |
宗清皇一 | 自由民主党 | 3 | 比例復活 |
産業
日本有数の中小製造業集積地であり、高い技術を持った町工場が多数集まっている。2002年12月に東大阪宇宙開発協同組合(現・宇宙開発協同組合SOHLA)を設立し人工衛星の開発を進めるなど、世界シェアを占める企業も多い。面積に対する工場の割合では全国1位。工場の数も大阪市や神奈川県横浜市などの政令指定都市を除くと1位である。
しかし近年は減少傾向であり、工場跡地に住宅が建てられるケースもある。2007年には製造品出荷額で隣市の八尾市に抜かれ、2011年のみ東大阪市が上位に返り咲いたものの[4]、その差は広まりつつある。
市内には近畿大学があり、地元製造業との産学連携に取り組んでいる[5]。
江戸時代には旧大和川の川床などにおける木綿栽培が行われ、大阪の繊維製品取引の中心である船場に近いという地の利があり、木綿を加工するための小規模な工業が発展していた。明治維新で家内的な木綿工業は一気に壊滅したが、残された技術が、現在の当地を支える原動力になっていった。生産機械のための機械作りやその部品作りである。
1958年、日本で初めての回転寿司店である元禄寿司が開店した町でもある(旧布施市:現在の近鉄布施駅付近)。
東大阪市に本社を持つ企業
東大阪市にて創業した主な企業
- アート引越センター(現在の本社は大阪市中央区)
- アイリスオーヤマ(現在の本社は宮城県仙台市青葉区)
- トラスコ中山(現在の本社は東京都港区)
- 松下冷機(現:パナソニック アプライアンス社。現在の本部は滋賀県草津市)
- 生和コーポレーション(旧:生和建設。現在の本店は大阪市福島区)
- ABCサービス(現:スプラウト・イット。現在の本社は大阪市中央区)
スポーツ
ラグビー
野球
サッカー
障害者スポーツ
花園ラグビー場に隣接地に東大阪市が2020年12月に開設した東大阪立ウィルチェアスポーツコートは、障害者スポーツに幅広く対応している[7]。
姉妹都市・提携都市
日本国内
日本国外
- →「グレンデール (カリフォルニア州) § 慰安婦像」、および「慰安婦像 § カリフォルニア州 グレンデール市」も参照
地域
人口
平成22年(2010年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.83%減の509,533人であり、増減率は府下43市町村中26位、72行政区域中45位である。
東大阪市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 東大阪市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 東大阪市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
東大阪市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
高等学校(および相当校)以上について記載する。
大学・短期大学
高等学校
- 大阪府立布施高等学校
- 大阪府立花園高等学校
- 大阪府立みどり清朋高等学校
- 大阪府立かわち野高等学校
- 大阪府立枚岡樟風高等学校
- 大阪府立布施北高等学校
- 大阪府立城東工科高等学校
- 大阪府立布施工科高等学校
- 東大阪市立日新高等学校
- 近畿大学附属高等学校
- 大阪商業大学高等学校
- 樟蔭高等学校
- アナン学園高等学校(旧・樟蔭東高等学校)
- 東大阪大学敬愛高等学校
その他
日本郵政グループ
(2012年12月時点)
- 大阪支店布施出張所が、布施/永和郵便局内に置かれている。また、市内には各郵便局などに65箇所(布施出張所を含む)に現金自動預け払い機 (ATM) が設置されており、うち19箇所(同)でホリデーサービスを実施している。
- 東大阪支店が、布施駅前に置かれている。
※ 東大阪市内の郵便番号は以下の通り。
- 577-00xx・577-08xx : 市の西部に相当し、布施郵便局が集配を担当している。
- 578-09xx : 市の中部に相当し、河内郵便局が集配を担当している。
- 579-80xx : 市の東部に相当し、枚岡郵便局が集配を担当している。
隣接している自治体・行政区
市内の地名
交通
鉄道
同位置に所在する乗換駅などをまとめると26の駅がある。比較的発展していた3市が合併して誕生した市であるので、中心的な役割を果たす駅は特定できない。
乗降人員は近鉄奈良線と近鉄大阪線が合流する布施駅が最も多く、近鉄百貨店東大阪店を中心に商業圏が広がっている。また、JTBパブリッシングが発行する「JTB時刻表」も布施駅を代表駅としている。また、旧枚岡市域では瓢箪山駅を市東部の玄関口と見る向きもある。東大阪市役所本庁の最寄り駅は荒本駅である。
以下のうち、Osaka Metro中央線と近鉄けいはんな線は一体的な運行系統となっており、当市にある長田駅を介して直通運転を行っている。
また、おおさか東線の高井田中央駅・JR河内永和駅・JR俊徳道駅はそれぞれOsaka Metro中央線高井田駅・近鉄奈良線河内永和駅・近鉄大阪線俊徳道駅と近接しており、それぞれ乗り換え可能となっている。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
近畿日本鉄道(近鉄)
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)
路線バス
高速バス
一般路線
- 近鉄バス
- 布施線、中央環状線、加美線、春宮線、萱島線、花園線、東花園線、四条畷線、東大阪市立病院線、経法大線、近畿大学線
- 大阪シティバス(旧・大阪市営バス)
- 86号系統 布施駅前 - 上新庄駅前、12号系統 布施駅前 - あべの橋
- 市内には、布施駅前停留所があり、上記系統が発着している。なお、12号系統は市バスの操車場があったことから布施三ノ瀬へ乗り入れていたが2013年より布施駅前へ乗り入れることになった。
- 大阪バス
- 布施八尾線、東大阪西地区循環バス、俊徳道駅・近畿大学線
- 同社の市内路線バスは2016年7月29日に運行が開始された布施八尾線を皮切りに、2022年3月の時点で3路線が運行されている。 これらの路線は公共交通空白地域を解消する目的から東大阪市や八尾市・大阪府などとの協業により開設された路線である[9]。
- 大東市コミュニティバス(近鉄バスが運行)
- Aコース 南新田・朋来方面
- 当市内を通過するが、停留所は存在しない。
道路
南北方向には大阪府道2号大阪中央環状線、国道170号(大阪外環状線)、東西方向には中央大通と呼ばれる国道308号があり市内の大動脈となっている。
しかし、その他の道路は東西南北すべての方向において貧弱であり、主要地方道でも狭隘な道路(八尾茨木線の一部)や渋滞が激しい道路(八尾枚方線など)もあり、路線バスの運行にも影響がある。
- 高速自動車国道
- 都市高速道路
- 一般有料道路
- 一般国道
- 大阪府道
- 主要地方道
- 大阪府道2号大阪中央環状線
- 大阪府道8号大阪生駒線
- 大阪府道15号八尾茨木線
- 大阪府道20号枚方富田林泉佐野線(東大阪市内では全区間で国道170号の旧道と重複)
- 大阪府道21号八尾枚方線
- 大阪府道24号大阪東大阪線
- 一般府道
- 主要地方道
名所・旧跡・観光スポットなど
- 記念館・資料館
- 司馬遼太郎記念館:近鉄八戸ノ里駅近くには司馬遼太郎の自宅が保存されており、隣には司馬遼太郎記念館が作られている。司馬遼太郎の書斎は生前のまま残されており、外から見学することもできる。司馬遼太郎は、東大阪市の名誉市民でもある[10]。
- 樟徳館
- 田辺聖子文学館
- 施設・競技場
- 東大阪市花園ラグビー場:日本初のラグビー専用競技場。全国高等学校ラグビーフットボール大会の会場として全国的に有名。
- 東大阪市文化創造館:近鉄八戸ノ里駅付近に在る芸術センター。同市における文化施設の中では最大級である。
- 寺院・神社
- 石切劔箭神社:近鉄石切駅、新石切駅近くにあり、「でんぼ」(腫れ物)の神様として広く知られている。付近の商店街は独特の風情がある。また、この付近等から生駒山へのハイキングコースが伸びている。
- 枚岡神社(河内国一宮):枚岡駅下車すぐ。生駒山頂への登山コースが神社内から始まっている。付近は枚岡公園となっている。社叢はかおり風景100選
- 瓢箪山稲荷神社:近鉄奈良線 瓢箪山駅から徒歩(南側の商店街アーケード南端の辻を東へ)約5分。 日本三大稲荷の一つである。辻占が有名。
- 往生院六萬寺:近鉄瓢箪山駅下車、南へ徒歩16分(1.1 km)、六万寺交番を左折し徒歩20分(1.3 km)。
- 遺跡、城跡、古墳[注釈 1]
- 鴻池新田会所(国の史跡・重要文化財):JR鴻池新田駅の南側にあり、春期・秋期に公開されている。
- 河内寺廃寺跡(国の史跡)
- 池島・福万寺遺跡:縄文時代晩期から近代までの生産遺構を中心とする遺跡。
- 瓜生堂遺跡:弥生時代晩期から平安時代までの住居遺構や方形周溝墓を中心とする遺跡。
- 若江城:河内の中央部にあった、室町時代の行政の中心であった。戦国時代には争奪戦が行われた軍事上重要な存在であった。現在は石碑が立つのみであるが、訪れる人は多い。
- 松原宿跡:かつて暗越奈良街道に存在していた旅籠の一つである「松原宿(まつばらじゅく)」の痕跡。名の由来は古来に存在していた松原村にちなむ。
- 芝山古墳:天皇クラスを被葬者とされる前方後円墳といわれており、ウィリアム・ゴーランドによって発掘調査されたが1962年、宅地開発に伴い消滅した。
- 山畑古墳群
- 二本松古墳
- 旧吉田川跡
- 日下貝塚
- その他
- 瓢箪山商店街:近鉄瓢箪山駅前には、全国で2箇所しかない国道(国道170号)中の商店街・アーケードがあり、昼間は歩行者天国だが、深夜には普通に自動車が走行する(もう1箇所は長崎県の国道324号浜町アーケード)。「ひょうたんモニュメント」が駅・商店街を中心に1000個設置された。商店街内には「ひょっこりひょうたん島」のテーマソングが流れることも[注釈 2]。
- 小阪城:近鉄河内小阪駅の駅前商店街
- 大阪府立中央図書館
東大阪市出身の人物
歴史上の人物
- 蘇我理右衛門:河内国五條(現在の東大阪市)出身で安土桃山時代から江戸時代にかけての銅商。尚、住友財閥の創業者の1人で「業祖」と呼ばれている。
- 中甚兵衛:大和川付け替え工事を推進した庄屋。
- 水走季忠:枚岡神社の神主で、平安時代後期の武士。
- 遊佐長教:遊佐河内守長教(1491-1551年)。河内国の戦国大名で、若江城主。
政界、学界、言論界
- 審良静男:大阪大学教授(免疫学の世界的権威)
- 伊藤忠通:奈良県立大学学長・副理事長(財政学、地方財政)
- 今西芳治:近畿大学名誉教授(財政学)
- 江崎玲於奈:横浜薬科大学学長、日本学士院会員。1973年ノーベル物理学賞受賞者。
- 城戸淳二: 山形大学工学部機能高分子工学科教授。グルメ研究家(参考)
- 木村幹:神戸大学大学院国際協力研究科教授。比較政治学
- 塩川正三:旧布施市の市長。塩川正十郎の父。
- 塩川正十郎:元財務大臣、元衆議院議員。名誉市民[10]。
- 建部正義:経済学者、日本金融学会理事。
- 豊川義明 :弁護士、関西学院大学大学院司法研究科教授。
- 藤田勝利:近畿大学法学部教授。元大阪市立大学法学部長、元 副学長(商法、国際取引法)
- 松岡和美:慶應義塾大学経済学部教授
- 山中伸弥:京都大学iPS細胞研究所名誉所長・教授、日本学士院会員。2012年ノーベル生理学・医学賞受賞者。名誉市民[10]。
芸能界・放送界・エンターテイナー
- 愛内里菜(歌手、実業家)
- 荒木悠司(タレント)
- 池脇千鶴(女優)
- 石井亮次(フリーアナウンサー、元CBCテレビアナウンサー)
- 上田悦子(毎日放送アナウンサー)
- 植田圭輔(俳優、タレント)
- 占部沙矢香(元CBCテレビアナウンサー、広島県生まれ)
- エハラマサヒロ
- 大倉忠義(SUPER EIGHT)
- 大沢あかね(タレント)
- 加島茜(ミュージカル俳優)
- 河島英五(歌手)
- 川西賢志郎(元和牛)
- 河野真也(オクラホマ)
- 川原亜矢子(モデル、女優)
- 君夕子(歌手、女優)
- 桐山照史(WEST.)
- 呉城久美(女優)
- 黒田有(メッセンジャー)
- 古川優奈(モデル)
- 古川結菜(モデル)
- 小坂まさる(元俳優、元ジャニーズJr.)
- 斉藤真木子(SKE48メンバー、2代目SKE48キャプテン)
- シルヴィア(歌手)
- 神部美咲(タレント)
- せいや(霜降り明星)
- 芹洋子(歌手)
- 高畑充希(女優、歌手)
- 高見(スーズ、元ヒガシ逢ウサカ)
- たくませいこ(女優)
- 竹本多佳良(NHK奈良放送局キャスター)
- タケヤキ翔(アーティスト、YouTuber)
- タナカカツキ(漫画家)
- 司茜(詩人)
- つんく♂(シャ乱Q、元歌手、現・作曲家、音楽プロデューサー。平成17年に東大阪のイメージソングの作曲・ボーカルを担当。市の公式サイトにて、モノラル圧縮版であるが、曲データが公開されている[11])
- TENN(歌手)[12]
- 豊田道倫(歌手)
- 仲根かすみ(タレント)
- 中村美律子(演歌歌手)
- 新山(さや香)
- 西森洋一(モンスターエンジン)
- 彦摩呂(タレント)
- 松嶋尚美(元オセロ)
- 松本真一 (放送作家)
- 未知やすえ(吉本新喜劇女優)
- 三原勇希(モデル、タレント)
- 宮崎浩輔(NHKアナウンサー)
- 森元流那(ばんばんざい、タレント、歌手)
- 矢野浩二(俳優)
- 山根星子(音楽家、作曲家、ヴァイオリニスト、ドイツのロックバンド「タンジェリン・ドリーム」のメンバー)
- 山野さと子(歌手、声優)
- ゆしん(タレント)※出生地は神奈川県横浜市)
- 吉岡美穂(タレント)
- 吉見由香(元KBS京都アナウンサー、元フリーアナウンサー、元DJ)
宝塚歌劇団
スポーツ選手
- 朝光亀太郎:元大相撲力士
- 犬伏稔昌:元プロ野球選手
- 植田睦:柔道家
- 安田昇:ラグビー日本代表選手
- 大西将太郎:ラグビー日本代表選手
- 大西崇之:元プロ野球選手
- 大沼幸二:元プロ野球選手
- 神野由佳:スピードスケート選手。ソルトレーク・トリノ五輪代表。
- 北川利之:元プロ野球選手
- 木津武士:ラグビー日本代表選手
- 木下文信:元プロ野球選手
- 杉原愛子:女子体操選手で、2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表選手。
- 聖愛:キックボクサー
- 太晨光真:元力士
- 高杉奈緒子:レーシングライダー
- 谷佳知:元プロ野球選手
- 田村栄敏:プロボクサー
- 李健太:プロボクサー
- 福本豊:元プロ野球選手
- 藤井彰人:元プロ野球選手
- 松井稼頭央:元プロ野球選手
- 元山飛優:プロ野球選手
- 南渕時高:元プロ野球選手
- 元木由記雄:ラグビー日本代表選手
- 山田弘喜:元プロ野球選手
- 吉野正人:プロレスラー
- 藤春廣輝:プロサッカー選手(ガンバ大阪)
- 登里享平:プロサッカー選手(川崎フロンターレ)
- 多田修平:陸上競技選手(短距離走)
- 中村祐紀:陸上競技選手(中距離走・長距離走・マラソン)
- 中村友哉:陸上競技選手(中距離走・長距離走、祐紀の実弟)
- 高橋陽大:ラグビー選手
- 市川敬太:ラグビー選手
- 山村勝悟:ラグビー選手
- 江良颯:ラグビー選手
その他
- 大倉忠司:鳥貴族創業者。長男はSUPER EIGHTの大倉忠義。
- 井山裕太:囲碁棋士。名誉市民[10]。
- 山本真也:将棋棋士
- スージー鈴木:野球評論家
- 増田晶文:作家
- 小籔良隆:コヤブボード開発者
- 秦充洋:ケアネット共同創業者
- 宮島義嗣:OKK社長
- 山形和行:元ANA機長
- 石野貴之:ボートレーサー
- 山本篤志:ラグビーレフリー
- 山下光洋:ライター
- 竹之下裕之:TSグループ創業者
- 横尾誠:新聞記者、政治活動家
ゆかりのある人物
- 司馬遼太郎:小説家。大阪市出身で1996年に亡くなるまで東大阪市に住んでいた。名誉市民。
- 中山千夏:女優・声優・タレント。熊本県出身で4歳から小学5年まで東大阪市(旧布施市域)に家族とともに住んでいた。
- 平井堅:歌手。2歳まで東大阪市に住んだ後、三重県名張市に移り住む。
東大阪市を舞台にした作品
テレビドラマ
- 桜2号(2006年、朝日放送)
- オトンの宝物(2007年、NHK大阪放送局)※主な舞台は京都府京丹後市
- 花園オールドボーイ(2014年、NHK大阪放送局)
- 不惑のスクラム(2018年、NHK大阪放送局)花園ラグビー場が登場する。
- 贋作 男はつらいよ(2020年、NHK総合)
- 舞いあがれ!(2022年、NHK大阪放送局)
映画
小説
脚注
注釈
出典
- ^ “東大阪市新規採用職員研修 バネ工場見学”. www.fusehatsu.co.jp. 2024年5月7日閲覧。
- ^ 高潮の阪神沿道で三百人行方不明『大阪毎日新聞』昭和9年9月22日号外(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p330 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 「塩素ガス漏れ住民バタバタ 東大阪約百人が入院」『朝日新聞』夕刊1976年(昭和51年)3月26日11面(3版)
- ^ 八尾市の製造品出荷額が大阪府下第3位になりました。八尾市長 田中誠太のオフィシャルブログ(2014年12月2日)2016年4月11日閲覧
- ^ 近畿大学公式サイト内:東大阪の優れたモノづくり技術の継承と現代ハイテクとの融合(2024年10月23日閲覧)
- ^ “大阪府東大阪市の三和薬品工業株式会社”. 三和薬品工業株式会社. 2024年12月28日閲覧。
- ^ [スポ×まち共創]青空の下 車いすで仲間と球技/共生社会の実現目指す東大阪市/国内初 屋外コートを整備]『東京新聞』夕刊[2024年10月18日2面掲載の共同通信記事
- ^ 【平成28年6月1日】吉田住道線、石切線、久宝寺(南系統)ダイヤ改正及び金剛団地線(津々山台系統)の廃止のお知らせ - 近鉄バス公式Webページ(2016年5月6日付)
- ^ バスラマインターナショナル No.179. ぽると出版. (2020年4月25日). p. 13
- ^ a b c d “名誉市民”. 東大阪市. 2022年8月11日閲覧。
- ^ 「がんばろう!東大阪」イメージソング(2015年12月14日付、2016年4月20日閲覧)
- ^ http://topics.jp.msn.com/entertainment/general/article.aspx?articleid=5947243[リンク切れ]
関連項目
外部リンク
大東市 | ||||
大阪市 | 生駒市 | |||
東大阪市 | ||||
八尾市 | 平群町 |