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東野圭吾

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東野 圭吾
(ひがしの けいご)
誕生 (1958-02-04) 1958年2月4日(66歳)
日本の旗 日本大阪府大阪市生野区
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士
最終学歴 大阪府立大学工学部
活動期間 1985年 -
ジャンル ミステリーサスペンス
代表作秘密』(1998年)
白夜行』(1999年)
容疑者Xの献身』(2006年)
流星の絆』(2008年)
ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2012年)
祈りの幕が下りる時』(2013年)
主な受賞歴 江戸川乱歩賞(1985年)[1]
日本推理作家協会賞長編部門(1999年)
直木三十五賞(2006年)
本格ミステリ大賞小説部門(2006年)
中央公論文芸賞(2012年)
柴田錬三郎賞(2013年)
吉川英治文学賞(2014年)
菊池寛賞(2023年)
紫綬褒章(2023年)
紺綬褒章(2024年)
デビュー作放課後』(1985年)[1]
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(ひがしの けいご、1958年2月4日 -)は、日本小説家大阪府大阪市生野区生まれ(本籍東区玉造・現中央区)。

1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。1999年に『秘密』で日本推理作家協会賞を受賞し、直木賞候補になってからは毎年のように作品が直木賞候補に挙がり、2006年に『容疑者Xの献身』で直木賞や本格ミステリ大賞を受賞する。

2009年日本推理作家協会理事長、2014年から2019年まで、直木賞の選考委員を務める。

略歴

学生時代

1958年2月4日、大阪市生野区に3人姉弟の末っ子として生まれる。実家は時計メガネ貴金属の小売店(父は時計職人)。当時の街が1999年に刊行された『白夜行』や『浪花少年探偵団』シリーズの舞台となっているなど、作品には自身の体験が幅広く取り入れられている。また、東野という名字は、最初は「とうの」と読んでいたが、圭吾の父親が「ひがしの」と読み方を変えたらしい(「ひがしの」のほうがアイウエオ順でもイロハ順でも「とうの」よりは後になるからという理由らしい)。以来その地で育ち、大阪市立小路小学校大阪市立東生野中学校に進学。この頃の体験などを綴った自身のエッセイあの頃ぼくらはアホでした』などによると、成績は「オール3」であり、また読書少年でもなかった。

その後大阪府立阪南高等学校に入学し、2年生になった1974年、偶然手に取った小峰元『アルキメデスは手を汚さない』を読み、推理小説に初めて嵌る。同時に江戸川乱歩賞の存在を知り、さらに松本清張の著作を読み漁るようになり、やがて推理小説を書き始める。処女作は『アンドロイドは警告する』だが、現在まで内容は公開されていない。

また、『アンドロイドは警告する』を書き終えた後、『スフィンクスの積木』という犯人当て小説を書き始めるが、さほど熱中できず、1978年にやっと完成した。しかし友人などに見せ、不評を買った、と語っている。

卒業後は1年間の浪人を経て、大阪府立大学工学部電気工学科に進学。大学在学中はアーチェリー部の主将を務め、デビュー作『放課後』では題材として使われている。

大学卒業後

その後、1981年に日本電装株式会社(現デンソー)に技術者として入社する。勤務の傍ら推理小説を書き、1983年に『人形たちの家』を第29回江戸川乱歩賞に応募する。結果は二次予選通過であった。この頃(1983年)結婚するが、当時の妻の職業が女子高の非常勤教師であったため、『放課後』の主人公・前島を女子高勤務にすることを思いつく。また妻は、裏千家の茶人でもあったので、妻から雪月花之式(茶会での儀式のひとつ)のことを聞き、『卒業』でそれを使うことを思いつく。

1984年の第30回乱歩賞では、『魔球』が最終候補作にまで残るも落選する。翌1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせる[1]1986年には退職し、3月に上京、以後は専業作家としての道を歩むこととなる。

専業作家後

作家となってからは、著作が増刷されずに終わることも珍しくないなど、なかなかヒットに恵まれず、また文学賞に15回も落選するなど、厳しい時代が続いたが、1996年に『名探偵の掟』で『このミステリーがすごい!1997』の3位になるなど、にわかに注目を集め、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイクする。同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞する。

以後、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞するなど着実に評価を高めてゆく一方で、作家版の長者番付でも上位に顔を出すようになるなど、人気作家の仲間入りを果たした。エッセイ『たぶん最後の御挨拶』で離婚しているとの記述がある(1997年に「独身に戻った」旨記載あり)。そのほか「たぶん僕のなかで変わったものがあるとすれば、力が抜けたんだと思います。夫として、妻の気持ちをわかろうというのは必要だと思うんです。でも、難しいですよね。夫婦という関係を解消してしまったあとのほうが、相手の気持ちが見えてくるというか。一歩下がって見られるようになったというか……。」と記した。

2009年5月に行われた日本推理作家協会の特別理事会で、大沢在昌の後任の理事長として選出され、同年6月1日付で就任した[2]。2014年からは、直木賞の選考委員を務める[3]。2019年、執筆活動に専念するため退任する[4]

2023年3月、100冊目となる新作『魔女と過ごした七日間』を刊行し、4月に著作の国内累計発行部数が1億部を突破したことが発表された[5][6]

受賞歴・候補歴

太字が受賞。

ミステリ・ランキング

  • 本格ミステリ・ベスト10
    • 1997年 - 『どちらかが彼女を殺した』5位、『名探偵の掟』6位
    • 1999年 - 『秘密』16位
    • 2000年 - 『白夜行』7位、『私が彼を殺した』12位
    • 2002年 - 『超・殺人事件』24位
    • 2003年 - 『レイクサイド』16位
    • 2004年 - 『ゲームの名は誘拐』13位
    • 2006年 - 『容疑者Xの献身』1位
    • 2008年 - 『赤い指』14位
    • 2009年 - 『聖女の救済』4位
    • 2010年 - 『新参者』5位
    • 2012年 - 『マスカレード・ホテル』29位
    • 2019年 - 『沈黙のパレード』10位
    • 2024年 - 『あなたが誰かを殺した』3位
  • ミステリが読みたい!
    • 2010年 - 『新参者』5位、『聖女の救済』12位
    • 2012年 - 『麒麟の翼』11位、『マスカレード・ホテル』20位
    • 2014年 - 『祈りの幕が下りる時』11位
    • 2020年 - 『沈黙のパレード』11位
    • 2024年 - 『あなたが誰かを殺した』5位
  • MRC大賞
    • 2023年 - 『あなたが誰かを殺した』5位

作風

  • 初期の作風は、学園物・本格推理・サスペンス・パロディ・エンターテイメントなど多彩である。原子力発電や脳移植などの科学を扱った作品も多い。
  • スポーツにも関心があり、大学時代には部の主将を務めていたアーチェリーや中学時代にやっていた剣道、野球、スキージャンプ、スノーボード等を題材にした作品もある。
  • 『秘密』がベストセラーになる前は、爆発的な話題作には恵まれず、特定のセールスポイントを打ちだすこともなかったため、一般的には地味な存在であった。ただし、ひそかな愛読者は少なくなく、子供時代の東野を熱中させたウルトラシリーズを手がけた一人でもある映画監督の実相寺昭雄は、1993年にパソコン誌の連載エッセイで、私にとって大切な作家と言い切っている。
  • エッセイ『あの頃ぼくらはアホでした』で、ほとんど読書と無縁の青少年期を送ったことを記している(マンガすらさほど読まなかったという)。高校時代まで江戸川乱歩の存在も知らず、姉に「帰化人で、本名はエドガー・アラン・ポーという」とデタラメな説明をされてそのまま信じたという。ちなみに、同書で触れられる創作物はほとんどが東宝円谷の特撮ものであり、これ以外にはブルース・リー関連映画が若干挙げられている程度である。
  • シリーズキャラクターを必要最低限しか使わず、『赤い指』『卒業』『私が彼を殺した』『悪意』『眠りの森』などの加賀恭一郎、『探偵ガリレオ』『予知夢』『容疑者Xの献身』の湯川学など数えるほどしかいない。また、同じ主人公でもストーリーはそれぞれ独立している。
  • 推理小説というジャンルそのものや出版業界に対する批判・皮肉をユーモアを交えて描いた『名探偵の掟』『名探偵の呪縛』『超・殺人事件』などを発表している。
  • 推理小説に関しては、作品を重ねるごとに徐々に作風が変化している。初期の本格推理のような意外性に重きを置いた作品が減少し、社会派推理小説のような現実的な設定にこだわるようになる。1986年の『白馬山荘殺人事件』では「密室だとか暗号だとかの、いわゆる古典的な小道具が大好きで、たとえ時代遅れだといわれようとも、こだわり続けたい」と語り、本格推理小説の「お約束事」を好む発言をしていた。ところがその4年後には『名探偵の掟』のプロローグとエピローグに当たる『脇役の憂鬱』を発表、そのような「お約束事」に疑問を抱くようになる。1990年の『宿命』で「犯人は誰か、どういうトリックかといった手品を駆使したそういう謎もいいが、もっと別のタイプの意外性も想像したい」と語り、2人に課せられた宿命という意外性を読者に示した。それ以降東野の推理小説は『どちらかが彼女を殺した』『私が彼を殺した』などのフーダニット(Who had done it)を重視した作品や、『探偵ガリレオ』『予知夢』などのハウダニット(How done it)を重視した作品などスタイルを大きく転換することとなり、ミステリーの枠を広げる試みを続けている。近年は、社会性に重きを置いた作品が多い。『容疑者Xの献身』は高い評価と同時に、一部から強い批判も浴びた。

プライベート

  • 客室乗務員をしている長姉(5歳上)と、小学校教師をしている次姉がいる(3人姉弟の末っ子)。彼女たちの職業を参考にして『殺人現場は雲の上』、『浪花少年探偵団』シリーズを執筆した(自作解説より)。
  • 遠い血縁者(東野圭吾氏の母親の義兄(伯母の夫)の弟の孫という関係)に萩原智子がおり、彼女の結婚式に招待された。また、萩原智子の『ハギトモ』(2006年5月刊)に「ハギトモの新たなスタートに、親戚のおっさんから贈る言葉」を寄せている。
  • 猫を飼っている。名前は「夢吉」。捨て猫であったのを拾ったとのこと。また、その猫の写真は一時期公式サイトの背景として使用されていたほか、エッセイ『夢はトリノをかけめぐる』では人間に変身してスポーツに挑戦したり(もちろんフィクション)、『たぶん最後の御挨拶』のカバーにもなっている。がっかりするくらいつかえない猫だと同書で語っている。
  • 近年は銀座の文壇バーによく行く。大沢在昌奥田英朗らはそこでの飲み仲間でもある(『野性時代』2006年2月号)。
  • 怪獣が好き。
  • スノーボードが趣味(2002年、44歳のころから練習を始め夢中になった)。スキー派の作家仲間である二階堂黎人貫井徳郎笠井潔黒田研二らに誘われてゲレンデへ行くこともある。

エピソード

  • 映画好きで映画監督になりたかったこともあり、学生時代には自分で映画を撮ったことがある。また、『あの頃ぼくらはアホでした』には、「いまでも映画監督を夢みている。だが、小説家で我慢している」といった趣旨の文がある。自作の映像化に関しては大幅な脚色にも寛容であり、そのために映像化作品の多い作家となっている。なお、自作を原作とした映画『秘密』と『g@me.』に一場面だけ出演している。
  • かつては双葉社とは「小説推理」誌上で『むかし僕が死んだ家』『悪意』を連載するなど良好な関係にあったが、長編『ゼブラの夏』連載途中に編集者と衝突し(掲載誌目次に『ジラフの夏』と誤記されるなどコミュニケーション不足が遠因とされる)、結局東野の意向により未完のまま連載打ち切りとなった。東野の作家人生において唯一の未完成長編とされ、それ以降、東野と双葉社とは疎遠になっている。
  • 2011年の東日本大震災に際して、『麒麟の翼』の増刷分10万部分の印税を救援金として寄付した[13]
  • 2020年4月27日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響で外出自粛している在宅者向けに、作品が初めて電子書籍化される[14][15]
  • 才能ある小説家たちが活躍できる新たなステージになるかもしれないと期待し、初の試みとして単行本などの紙媒体や電子書籍などを経ず、初出がオーディオブックとなることを前提に加賀恭一郎シリーズ 第13作『誰かが私を殺した』を講談社、およびAudibleの協力により2024年7月24日に配信した。[16]

作品一覧

★は書下ろし

小説

シリーズ作品

加賀恭一郎シリーズ
ガリレオシリーズ
  • 探偵ガリレオ(1998年 文藝春秋 / 2002年 文春文庫
    • 収録作品:燃える / 転写る / 壊死る / 爆ぜる / 離脱る
  • 予知夢(2000年 文藝春秋 / 2003年 文春文庫)
    • 収録作品:夢想る / 霊視る / 騒霊ぐ / 絞殺る / 予知る
  • 容疑者Xの献身(2005年 文藝春秋 / 2008年 文春文庫)
  • ガリレオの苦悩(2008年 文藝春秋 / 2011年 文春文庫)
    • 収録作品:落下る / 操縦る / 密室る / 指標す / 攪乱す
  • 聖女の救済(2008年 文藝春秋 / 2012年 文春文庫)
  • 真夏の方程式(2011年 文藝春秋 / 2013年 文春文庫)
  • 虚像の道化師 ガリレオ7(2012年 文藝春秋)
    • 【増補・改題】虚像の道化師(2015年 文春文庫)- 『禁断の魔術 ガリレオ8』収録の3編を追加。
      • 収録作品:幻惑す / 透視す(文庫のみ) / 心聴る / 曲球る(文庫のみ) / 念波る(文庫のみ) / 偽装う / 演技る
  • 禁断の魔術 ガリレオ8(2012年 文藝春秋)★
    • 【長編化】禁断の魔術(2015年 文春文庫) - 「猛射つ」を改稿し長編小説として刊行。
      • 収録作品(単行本):透視す / 曲球る / 念波る / 猛射つ
  • 沈黙のパレード(2018年 文藝春秋 / 2021年 文春文庫)★
  • 透明な螺旋(2021年 文藝春秋 / 2024年 文春文庫)★
    • 文庫版は巻末に短篇「重命る」を特別収録。
ジュニア版

ガリレオシリーズを児童向けの書籍として刊行したもの。画:うめ

  • ガリレオの事件簿1 ポルターガイストの謎を解け(2022年 文藝春秋)
    • 収録作品:騒霊ぐ / 落下る / 転写る / 絞殺る
  • ガリレオの事件簿2 幽体離脱の謎を追え(2022年 文藝春秋)
    • 収録作品:指標す / 霊視る / 爆ぜる / 離脱る
  • ガリレオvs.メタルの魔術師 ガリレオの事件簿(2023年 文藝春秋)
    • 収録作品:操縦る / 曲球る / 幻惑す
天下一大五郎シリーズ
浪花少年探偵団シリーズ
  • 浪花少年探偵団(1988年 講談社 / 1991年 講談社文庫)
  • 浪花少年探偵団2(1993年 講談社)
    • 【改題】しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立篇(1996年 講談社文庫)
笑小説シリーズ
「マスカレード」シリーズ
スキー場シリーズ
ラプラスの魔女シリーズ
  • ラプラスの魔女(2015年 KADOKAWA / 2018年 角川文庫)★
  • 魔力の胎動(2018年 KADOKAWA / 2021年 角川文庫)〈『ラプラスの魔女』の前日譚〉
    • 収録作品:あの風に向かって翔べ / この手で魔球を / その流れの行方は / どの道で迷っていようとも / 魔力の胎動★[17]
  • 魔女と過ごした七日間(2023年 KADOKAWA)★
ブラック・ショーマンシリーズ
クスノキの番人シリーズ
  • クスノキの番人(2020年 実業之日本社 / 2023年 実業之日本社文庫)★
  • クスノキの女神(2024年 実業之日本社)
    • 収録作品:おーい、クスノキ vol.1-2 / 今日の僕から明日の僕へ vol.3-6( 全て『The forward』〈実業之日本社〉)[18]
五代努シリーズ

ノンシリーズ作品

長編
短編集
  • 依頼人の娘(1990年 祥伝社 ノン・ノベル
    • 【改題】探偵倶楽部(1996年 祥伝社文庫 / 2005年 角川文庫)
      • 収録作品:偽装の夜 / 罠の中 / 依頼人の娘 / 探偵の使い方 / 薔薇とナイフ
  • 犯人のいない殺人の夜(1990年 光文社 / 1994年 光文社文庫 / 2020年 光文社文庫〈新装版〉)
    • 収録作品:小さな故意の物語 / 闇の中の二人 / 踊り子 / エンドレス・ナイト / 白い凶器 / さよならコーチ / 犯人のいない殺人の夜
  • 交通警察の夜(1991年 実業之日本社)
    • 【改題】天使の耳(1995年 講談社文庫)
      • 収録作品:天使の耳 / 分離帯 / 危険な若葉 / 通りゃんせ / 捨てないで / 鏡の中で
  • 怪しい人びと(1994年 光文社 / 1998年 光文社文庫 / 2020年 光文社文庫〈新装版〉)
    • 収録作品:寝ていた女 / もう一度コールしてくれ / 死んだら働けない / 甘いはずなのに / 結婚報告 / 灯台にて / コスタリカの雨は冷たい
  • 超・殺人事件 推理作家の苦悩(2001年 新潮社 新潮エンターテイメント倶楽部SS / 2004年 新潮文庫)
    • 【改題】超・殺人事件(2020年 角川文庫)
      • 収録作品:超税金対策殺人事件 / 超理系殺人事件 / 超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇) / 超高齢化社会殺人事件 / 超予告小説殺人事件 / 超長編小説殺人事件 / 魔風館殺人事件(超最終回・ラスト五枚) / 超読書機械殺人事件
  • あの頃の誰か(2011年 光文社文庫)
    • 収録作品:シャレードがいっぱい / 玲子とレイコ / 再生魔術の女 / さよなら『お父さん』 / 名探偵退場 / 眠りたい死にたくない / 二十年目の約束
  • 素敵な日本人(2017年 光文社 / 2020年 光文社文庫)
    • 収録作品:正月の決意 / 十年目のバレンタインデー / 今夜は一人で雛祭り / 君の瞳に乾杯 / レンタルベビー / 壊れた時計 / サファイアの奇跡 / クリスマスミステリ / 水晶の数珠

エッセイ

児童書

  • サンタのおばさん(絵本)(2001年 文藝春秋)★絵:杉田比呂美

アンソロジー(編纂)

  • スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001(2006年 講談社文庫)

アンソロジー(収録)

「」内が東野圭吾の作品

  • 紫陽花の殺意(1989年 光文社 カッパ・ノベルス)「エンドレス・ナイト」
    • 【改題】疑惑のシンフォニー(1994年 光文社文庫)
  • 推理小説代表作選集 1991年版(1991年 講談社)「天使の耳」
    • 【改題・再編集】明日からは、殺人者 ミステリー傑作選26(1994年 講談社文庫)
  • 日本ベストミステリー「珠玉集」〈上〉(1992年 光文社 カッパ・ノベルス)「甘いはずなのに」
    • 【改題】悪夢のマーケット(1996年 光文社文庫)
  • 推理小説代表作選集 1993年版(1993年 講談社)「鏡の中で」
    • 【改題】もうすぐ犯行記念日 ミステリー傑作選30(1996年 講談社文庫)
  • やっぱりミステリーが好き(1995年 講談社文庫)「名探偵退場」
  • 「傑作推理(ベスト・オブ・ベスト)」大全集〈上〉(1995年 光文社 カッパ・ノベルス)「再生魔術の女」
    • 【改題】仮面のレクイエム 日本ベストミステリー選集25(1998年 光文社文庫)
  • 教室は危険がいっぱい 学園ミステリー傑作集(1996年 光文社文庫)「小さな故意の物語」
  • ザ・ベストミステリーズ1998 推理小説年鑑(1998年 講談社)「爆ぜる」
    • 【分冊・改題】殺人者 ミステリー傑作選38(2000年 講談社文庫)
  • 最新「珠玉推理(ベスト・オブ・ベスト)」大全〈下〉(1998年 光文社 カッパ・ノベルス)「誘拐電話網」
    • 【改題】闇夜の芸術祭(2003年 光文社文庫)
  • 推理作家になりたくて第5巻 マイベストミステリー 鍵(2004年 文藝春秋)「小さな故意の物語」
    • 【改題】マイ・ベスト・ミステリー5( 2007年 文春文庫)
  • 闇に香るもの(2004年 新潮文庫)「栄光の証言」
  • 小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所(2007年 集英社 / 2011年 集英社文庫)「目指せ乱歩賞!」
  • ザ・ベストミステリーズ2007 推理小説年鑑(2007年 講談社)「落下る」
    • 【改題】ULTIMATE MYSTERY 究極のミステリー、ここにあり(2010年 講談社文庫)
  • 十代のための新名作 きみが見つける物語 恋愛編(2008年 角川文庫)「小さな故意の物語」
  • 驚愕遊園地 最新ベスト・ミステリー(2013年 光文社)「クリスマスミステリ」
  • スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎009(2014年 講談社文庫)「爆ぜる」
  • ザ・ベストミステリーズ2015 推理小説年鑑(2015年 講談社)「十年目のバレンタインデー」
  • 復活する男 冒険の森へ 傑作小説大全11(2015年 集英社)「誘拐天国」
  • 私がふたり 冒険の森へ 傑作小説大全17(2015年 集英社)「分身」
  • 飛翔への夢 冒険の森へ 傑作小説大全13(2016年 集英社)「超たぬき理論」
  • 殺意の隘路 最新ベスト・ミステリー(2016年 光文社)「ルーキー登場」
  • 夢現 日本推理作家協会70周年アンソロジー(2017年 集英社文庫)「あるジーサンに線香を」
  • Propose 告白は突然に(2018年 講談社文庫)「十年目のバレンタインデー」
  • Day to Day(2021年 講談社)「みんなの顔を」
  • Jミステリー2022 SPRING(2022年 光文社文庫)「リノベの女」
  • Jミステリー2022 FALL(2022年 光文社文庫)「マボロシの女」
  • Jミステリー2023 SPRING(2023年4月 光文社文庫)「相続人を宿す女」
  • 時ひらく(2024年2月 文春文庫)「重命(かさな)る」 - ガリレオシリーズ

単行本未収録作品

  • ゼブラの夏(『小説推理』1998年8月号 - 9月号 双葉社) - 連載途絶

メディア・ミックス

テレビドラマ

フジテレビ
日本テレビ
テレビ朝日
NHK
テレビ東京BSジャパン
WOWOW
TBS

配信ドラマ

  • ドラマJOKER 東野圭吾ドラマシリーズ”笑”(J:COMオンデマンド / auスマートフォン ビデオパス・スマートパス)
    • 第1笑・モテモテ・スプレー(2012年8月1日、主演:濱田岳、原作:モテモテ・スプレー『黒笑小説』所収)
    • 第2笑・あるジーサンに線香を(2012年9月1日、主演:笹野高史、原作:あるジーサンに線香を『怪笑小説』所収)
    • 第3笑・誘拐電話網(2012年10月1日、主演:三上博史、原作:誘拐電話網『毒笑小説』所収)

映画

舞台

漫画

  • 捨てないで(2000年11月 エメラルドコミックス
  • 浪花少年探偵団 浪花の熱血先生と教え子探偵団の事件簿(2003年04月 サスペリアミステリーコミックス
  • HEADS【全4巻】(2003年2月 - 2003年6月 ヤングサンデーコミックス
  • 東野圭吾ミステリー(2006年4月 ミッシィコミックス
  • 東野圭吾ミステリー 探偵倶楽部(2006年7月 ミッシィコミックス)
  • 東野圭吾ミステリー 快笑小説(2006年10月 ミッシィコミックス)
  • 東野圭吾ミステリー(2007年2月 秋田トップコミックスWIDE)
  • 東野圭吾ミステリースペシャル レイクサイド・分離帯(2009年1月 マンサンコミックス
  • コミック東野圭吾ミステリー傑作選(2009年4月 秋田文庫
  • 放課後(2010年3月 別冊フレンドKC
  • 東野圭吾ミステリー2(2012年6月 秋田トップコミックス)
  • プラチナデータ(2013年03月 バーズコミックススペシャル
  • 東野圭吾The BEST(2013年7月 ミッシィコミックス)
  • コミック東野圭吾ミステリー「白銀ジャック」(2013年12月 マンサンコミックス)
  • コミック東野圭吾ミステリー「ウインクで乾杯」(2014年1月 マンサンコミックス)
  • 東野圭吾The BEST 犯人のいない殺人の夜(2014年4月 ミッシィコミックス)
  • 東野圭吾The BEST 怪しい人びと(2014年7月 ミッシィコミックス)
  • マンガ東野圭吾ミステリースペシャル(2015年1月 マンサンコミックス)
  • 4大作家からの挑戦状 傑作ミステリースペシャル(2015年4月 マンサンコミックス)
  • コミック東野圭吾ミステリー傑作選2(2015年8月 秋田文庫)
  • 天空の蜂(2015年9月 イブニングKC〈上・下〉)
  • 疾風ロンド(2016年10月 マンサンコミックス)

脚注

  1. ^ a b c d 三橋暁(小説本編は東野圭吾)「解説」『予知夢』(第33刷)文藝春秋〈文春文庫〉、2008年8月25日、265頁。ISBN 978-4-16-711008-6 
  2. ^ 東野圭吾さん=日本推理作家協会の新理事長に決まった”. 毎日新聞 (2009年5月28日). 2022年9月19日閲覧。
  3. ^ 直木賞選考委員に高村薫氏と東野圭吾氏 来年選考会から”. BOOKasahi.com (2013年10月24日). 2014年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月21日閲覧。
  4. ^ 高樹のぶ子さん、東野圭吾さんが退任 芥川賞・直木賞選考委員”. 産経新聞 (2019年7月24日). 2022年9月19日閲覧。
  5. ^ 東野圭吾、著作100冊。国内累計発行部数1億部突破!”. PR TIMES. 講談社 (2023年4月3日). 2023年4月4日閲覧。
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  18. ^ 本巻末に記載。
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  20. ^ 東日本大震災の影響で公演中止が決定するも2012年4月に公演が行われた『あるジーサンに線香を』公演中止のお知らせ”. ワンワークス (2011年3月18日). 2011年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月24日閲覧。三越劇場「あるジーサンに線香を」復活4月公演先行予約について”. 2014年4月24日閲覧。
  21. ^ サンシャイン劇場35周年記念公演キャラメルボックス2013スプリングツアー『ナミヤ雑貨店の奇蹟』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2013年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月5日閲覧。
  22. ^ 東野圭吾のミステリー小説「ある閉ざされた雪の山荘で」室龍太主演で舞台化、共演に今江大地”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月13日). 2024年1月28日閲覧。

関連項目

外部リンク