ハードロック工業
ハードロック工業本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒577-0063 大阪府東大阪市川俣1丁目6番24号 |
設立 |
1977年(昭和52年) 創業:1974年(昭和49年) |
業種 | 金属製品 |
法人番号 | 1122001005881 |
事業内容 | 工業用ナットの製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 若林雅彦 |
資本金 | 1,000万円 |
売上高 | 約20億円(2022年6月期)[1] |
従業員数 | 90名(2023年6月現在) |
外部リンク | https://hardlock.co.jp/ |
特記事項:東京支店は東京都台東区東上野2丁目5番9号 東上野三和ビル3Fに所在する。 |
ハードロック工業株式会社(ハードロックこうぎょう、英: Hardlock Industry Co.,Ltd.)は、大阪府東大阪市川俣に本社を置く、工業用ナットのメーカーである。1974年(昭和49年)創業。
会社概要
[編集]創業者の若林克彦が、大阪工業大学卒業後に設計技師として企業に就職後、1961年(昭和36年)に、戻り止めナットをさらに改良した「Uナット」を開発し、それを元に独立、同社の創業となる1974年(昭和49年)に、緩み留めナットの代表的製品として知られる「ハードロックナット」を開発。これが阪神電鉄のレール固定に採用されたのを発端として、多数の企業で採用されるようになり、シェアを上げる。
同社の「ハードロックナット」はクサビの原理を応用し、凹凸一対から成り立っており、滅多なことでは緩むことがないことから、その技術力を買われ、多数の企業に採用されている。また「ハードロックナット」は、同社の特許商品であると共に商標登録もされており、現在では国内外の鉄鋼・建設・重工業・宇宙分野でシェアを有する企業の一つである。
工業が盛んで、町工場の多い東大阪市で生まれた企業として知られ、近年では「元気な中小企業」として、雑誌等で取材されることも多い。
2010年(平成22年)のバンクーバー五輪のボブスレー日本代表チームが使用するそり[2] に、また2012年(平成24年)5月22日に開業した東京スカイツリーにも、同社のナットが採用されている[3]。
CM・その他
[編集]同社が大阪府に本社を置く企業ということもあり、主に関西地方を地盤とした宣伝が多数を占める。中でも朝日放送とは非常に密接な関係にあり、同社の系列衛星放送チャンネルの「スカイ・A Sports+」では長年に渡って、テレビCMが放送されている。この他、サンテレビで朝日放送制作のプロ野球リレーナイターおよびリレー中継のスポンサーにもなっている。またMBSラジオや朝日放送ラジオでCMを放送している他、大阪環状線のJR福島駅近郊には、ネオンサインが設置されてもいる。
関東地方では、TBSラジオやニッポン放送でラジオCMが放送されている。なお、同社のテレビCMが全国で見られるのはスカイ・A Sports+のみである。
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 「"安全"を開発せよ!~ナニワの発明王が吼える!日本のものづくりは死なない~」(2008年10月27日、テレビ東京)- 出演:代表取締役社長 若林克彦[4]。
書籍
[編集]関連書籍
[編集]- 『絶対にゆるまないネジ 小さな会社が「世界一」になる方法』(著者:若林克彦)(2011年3月2日、中経出版)ISBN 9784806139744
脚注
[編集]- ^ 会社概要 | 緩み止めナットのハードロック工業
- ^ “【町工場から五輪へ】(1)ボブスレーのナット”. 産経関西 (大阪市浪速区: 産経新聞大阪本社): エンタメ&スポーツ. (2010年2月8日). オリジナルの2010年2月8日時点におけるアーカイブ。 2010年2月9日閲覧。
- ^ 「人が喜ぶアイデアを」ハードロック工業社長 若林克彦さん MSN産経ニュース
- ^ 「"安全"を開発せよ!~ナニワの発明王が吼える!日本のものづくりは死なない~」 - テレビ東京 2008年10月27日
外部リンク
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