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池下駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
池下駅
池下バスターミナル内にある1番改札口
いけした
Ikeshita
H13 今池 (0.9 km)
(0.6 km) 覚王山 H15
地図
所在地 名古屋市千種区覚王山通七丁目11
北緯35度10分4.5秒 東経136度56分46秒 / 北緯35.167917度 東経136.94611度 / 35.167917; 136.94611座標: 北緯35度10分4.5秒 東経136度56分46秒 / 北緯35.167917度 東経136.94611度 / 35.167917; 136.94611
駅番号 H14
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 東山線[1]
キロ程 12.6 km(高畑起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
13,734人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
27,573[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1960年昭和35年)6月15日[1]
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配線図
サンクレア池下

池下駅(いけしたえき)は、愛知県名古屋市千種区覚王山通7丁目にある、名古屋市営地下鉄東山線である。駅番号はH14

当駅は東山線運転区が管理している。

東山線運転上の主要な駅に数えられ乗務員の交代が当駅で行われるほか、早朝にはこの駅を始発とする列車も1本設定されている(前日の夜に藤が丘駅から回送されてくる)。

歴史

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駅構造

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相対式2面2線のホームを持つ地下駅可動式ホーム柵が設置されている。なお高畑寄りには旧池下車庫への引込み線を利用した留置線がある。当駅付近では東山線は比較的浅いところを通っているため、1番出入口に直結する改札口(西改札口)が地上にある。この改札口はバスターミナルの中にあるため、バスとの連絡も容易。ただしエレベーターはこちらの改札口にはなく、改札内のエレベーターは東改札口へのみ繋がっている(地上へのエレベーターはサンクレア池下のものを利用)。

2017年平成29年)7月18日より、西改札外に「ローソン名古屋地下鉄池下駅店」が設置されている[3][4](かつては「サークルKミニ名古屋池下店」があったが、契約満了のため2017年(平成29年)3月16日に閉店した[5])。この店舗は中日ドラゴンズの選手やドアラのデザインがなされている特別店舗であり、ドラゴンズのオフィシャルグッズが販売されている[6]

当駅の東側は急カーブして錦通の地下から広小路通の地下へと移る。この区間のトンネルは名古屋市営地下鉄で初めての(単線)シールドトンネルとなっている。東山線でシールドトンネルとなっているのはここが唯一である。

のりば

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ホーム 路線 行先
1 東山線 東山公園藤が丘方面
2 名古屋高畑方面

利用状況

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2019年令和元年)度の乗車人員は5,026,823人[7]、同年度の1日平均乗車人員は13,734人である。

近年の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別乗車人員
年度 乗車人員
1日平均 年度毎[7]
1987年(昭和62年) 15,908 5,822,355
1988年(昭和63年) 14,080 5,139,345
1989年(平成元年) 15,318 5,591,222
1990年(平成02年) 14,957 5,459,377
1991年(平成03年) 15,604 5,710,913
1992年(平成04年) 13,213 4,822,922
1993年(平成05年) 13,822 5,045,188
1994年(平成06年) 13,077 4,773,011
1995年(平成07年) 13,804 5,052,087
1996年(平成08年) 13,575 4,954,883
1997年(平成09年) 13,824 5,045,939
1998年(平成10年) 12,625 4,608,185
1999年(平成11年) 13,045 4,774,516
2000年(平成12年) 12,632 4,610,691
2001年(平成13年) 13,385 4,885,392
2002年(平成14年) 13,081 4,774,595
2003年(平成15年) 13,289 4,863,647
2004年(平成16年) 13,596 4,962,463
2005年(平成17年) 13,797 5,035,902
2006年(平成18年) 14,027 5,119,843
2007年(平成19年) 14,145 5,177,248
2008年(平成20年) 13,640 4,978,449
2009年(平成21年) 12,974 4,735,418
2010年(平成22年) 12,669 4,624,074
2011年(平成23年) 12,628 4,622,021
2012年(平成24年) 13,008 4,747,920
2013年(平成25年) 13,615 4,969,487
2014年(平成26年) 13,781 5,029,942
2015年(平成27年) 14,157 5,181,510
2016年(平成28年) 14,049 5,127,709
2017年(平成29年) 13,987 5,105,324
2018年(平成30年) 13,874 5,063,996
2019年(令和元年) 13,734 5,026,823

駅周辺

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池下駅1番出口内に商業施設「チカシン池下」があり、一部店舗でmanacaが使える。 駅周辺は、サンクレア池下を中心に、商業地区として再度の発展を目指している。ナゴヤセントラルガーデン古川美術館などの最寄り駅である。千種警察署などが最寄りにある。周辺の一角には中高層の店舗兼共同住宅を中心とした住宅地区もある[8]

なお、概ね当駅のあたりが東部の丘陵地帯名古屋市中心部の台地の境界となっており、当駅の東側は起伏の多い地形となっている。

周辺の施設

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グランドメゾン池下ザ・タワー(左)とチカシン池下(右)

池下バスターミナル

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池下バスターミナル

バス路線

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名古屋市営バス

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名古屋市営バス池下」バス停

1番出入口隣接のバスターミナルと、広小路通沿いの停留所が存在する。ターミナル内ののりばは4ヶ所。

池下車庫

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池下車庫(いけしたしゃこ)は愛知県名古屋市千種区池下町の地上部にあった、名古屋市営地下鉄の車庫である[10]

跡地は、社会保険庁に売却され、愛知厚生年金会館となったのち、民間企業に売却され、現在はマンション「グランドメゾン池下ザ・タワー」となっている。

概要

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昭和35年6月の地下鉄東山線栄町~池下間の延伸開業と同時に「池下車庫」として開設された。 土地は路面電車の池下車庫用地に加え、隣接した淑徳高校の用地を買収し,総面積2万4472㎡の用地に収容能力77両の名古屋の地下鉄初の本格的な車庫を設けた。

その後、昭和44年4月に開設された、藤ケ丘工場に役割を譲り、廃止された。

業務

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毎日の点検から全般検査に至るまで東山線の車両保守を行っていた。

施設

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事務所棟、教習所、修車工場、検車工場、整備工場、変電所、留置線が存在していた。

本線との接続

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地下の本線と地上車庫との連絡は,池下駅の西(名古屋方面)約170mの位置にある両渡り線(2003年に片渡り線化)より分岐し、45‰の急勾配の引上線で繋がっていた。現在も地下の留置線部分はそのまま残っており、夜間に車両が留置されている。地上へ繋がる線路は途中で分断されており、保守基地となっている。

隣の駅

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名古屋市営地下鉄
東山線
今池駅 (H13) - 池下駅 (H14) - 覚王山駅 (H15)

脚注

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  1. ^ a b c d 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
  2. ^ 交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局. 2021年4月4日閲覧。
  3. ^ 高畑駅はじめ8駅にローソンがオープン”. 名古屋市交通局 (2017年7月12日). 2017年7月23日閲覧。
  4. ^ 名古屋市営地下鉄内に新たな駅ナカコンビニが誕生 7月18日(火)に「ローソン」8店舗オープン”. ローソン (2017年7月10日). 2017年7月23日閲覧。
  5. ^ 閉店のお知らせ”. 株式会社ビーエスエス (2017年3月29日). 2017年7月23日閲覧。
  6. ^ 中日ドラゴンズラッピング店舗が名古屋地下鉄池下駅にオープン! 中日ドラゴンズ公式サイト 2017年7月18日配信
  7. ^ a b 市営地下鉄 各駅乗車人員の推移 - 名古屋市
  8. ^ 国土交通省地価調査課 (February 2009). 主要都市の高度利用地地価動向報告~地価LOOKレポート~【第5回】平成20年第4四半期 (PDF) (Report).
  9. ^ 名古屋市:千種区役所・千種保健センターは令和5年1月4日に仮設庁舎へ移転しました(千種区)”. www.city.nagoya.jp. 2023年1月11日閲覧。
  10. ^ 市営地下鉄開業50周年記念 名古屋の地下鉄 メモリアル50

関連項目

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外部リンク

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