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駅前駅 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
駅前駅
省線大曽根駅と連絡する駅前駅
(『近畿關西旅行案内 : 修學旅行の栞』)
えきまえ
森下 (0.6 km)
(0.2 km) 大曽根
所在地 名古屋市東区東大曽根町
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 5.0km(堀川起点)
栄町から4.4 km
駅構造 地上駅
開業年月日 1913年大正2年)7月15日
廃止年月日 1956年(昭和31年)10月15日
備考 路線線形近代化工事に伴う廃止。
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駅前駅(えきまええき)は、かつて愛知県名古屋市東区東大曽根町[1]にあった名古屋鉄道瀬戸線廃駅)。

主として、鉄道省(後の国鉄JR東海中央本線大曽根駅との旅客乗り換え連絡の目的で設置されていた駅である[2]。一方で貨物運輸では(瀬戸線)大曽根駅と(中央本線)大曽根駅間に連絡線が敷設されており[1][3]、鉄道省では当駅ではなく(瀬戸線)大曽根駅を中央本線連絡駅として扱った[1]

歴史

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駅の位置関係

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駅前駅の営業当時、「大曽根」を称する駅は省線大曽根駅、名鉄大曽根駅の2駅があり、それに加え路面電車停留場名古屋市電大曽根電停が存在したが、それぞれ離れた位置に設置されており、現在のように集約されていなかった。市電は後年名古屋市電大曽根線を延伸し大曽根駅付近に乗入れるが、電停名は東大曽根電停とされた。3事業者の大曽根駅および電停に近接するのは省線大曽根駅が駅前駅、名鉄大曽根駅が市電東大曽根電停、市電大曽根電停が名鉄森下駅であった[6]

隣の駅

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名古屋鉄道
瀬戸線
森下駅 - 駅前駅 - 大曽根駅

脚注

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  1. ^ a b c d 鉄道省 編 『鉄道停車場一覧 昭和12年10月1日現在』p.308 川口印刷所出版部 1934年 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 瀬戸市史編纂委員会(編)『瀬戸市史 資料編5 近現代1』付図「瀬戸電鉄沿線御案内」、瀬戸市、2006年。
  3. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、46頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、879頁。 
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。 
  6. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、23頁。ISBN 978-4-10-790025-8 

関連項目

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