コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

清水駅 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水駅
1990年に高架化された清水駅(2019年2月)
しみず
SHIMIZU
ST02 東大手 (0.7 km)
(0.5 km) 尼ヶ坂 ST04
地図
所在地 名古屋市北区清水二丁目5-1
北緯35度11分14秒 東経136度54分50秒 / 北緯35.18722度 東経136.91389度 / 35.18722; 136.91389座標: 北緯35度11分14秒 東経136度54分50秒 / 北緯35.18722度 東経136.91389度 / 35.18722; 136.91389
駅番号 ST  03 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 2.2 km(栄町起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,139人/日
-2020年-
開業年月日 1911年明治44年)5月23日
備考 2006年より無人化
堀川起点時代 (-1976年)

土居下 (0.6km)
(0.5km) 尼ヶ坂


キロ程:2.8km(堀川起点)


土居下(仮)起点時代 (1976-1978年)

(0.5km) 尼ヶ坂


キロ程:0.2km(土居下(仮)起点)
テンプレートを表示

清水駅(しみずえき)は、愛知県名古屋市北区清水にある、名鉄瀬戸線である。駅番号ST03

歴史

[編集]

1976年2月15日から1978年8月20日まで栄町駅乗り入れ工事が行われた時は、西へ200メートルのところに仮設の土居下駅があった。

駅構造

[編集]

相対式2面2線ホーム高架駅。駅集中管理システムが導入された無人駅である。地平駅時代は構内踏切を有していた。エレベーターやエスカレーターは設置されていない。

番線 路線 方向 行先
1 ST 瀬戸線 下り 尾張瀬戸方面[5]
2 上り 栄町ゆき[5]

配線図

[編集]
清水駅 構内配線略図

大曽根
尾張瀬戸方面
清水駅 構内配線略図
栄町方面
凡例
出典:[6]


駅周辺

[編集]

主な施設

[編集]
  • 中日信用金庫 本店
  • ヤマナカ 清水店
  • 名古屋市立清水小学校
  • 名古屋市立八王子中学校
  • 国道41号(空港線)
  • 清水の大坂
    • 国道41号線とクロスする型の上街道の坂。古くは東片端から楽田を通り中山道の伏見宿に抜ける上街道はこの清水の大坂を抜けており、坂の上は清水口と呼ばれ名古屋城下の玄関口であった。
  • 七尾神社(亀尾天満宮)
    • かつて七尾神社の崖下には名古屋の三名水の一つ、亀尾の志水という湧水があり、この湧水が清水の名の由来となったと言われている。
  • 名古屋高速1号楠線

武家屋敷の面影を残す白壁地区は当駅または隣の尼ヶ坂駅が最寄り駅となる(徒歩5分)。

路線バス

[編集]

最寄りのバス停は、空港線上にある「名鉄清水」で、以下の路線が乗り入れ、全て名古屋市交通局名古屋市営バス)により運行されている。

利用状況

[編集]
  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は2,139人である[7]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると、2013年度当時の一日平均乗降人員は2,277人で、この値は名鉄全駅(275駅)中172位、瀬戸線(20駅)中19位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると、1992年度当時の一日平均乗降人員は2,179人で、この値は名鉄岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中166位、瀬戸線(19駅)中16位であった[9]
  • 名古屋市の統計によると、2009年度の一日平均乗車人員は1,058人で、瀬戸線の駅では20駅中16位である。

備考

[編集]

車内放送(自動放送)での駅名読みのアクセントは静岡県の清水駅のような高低低ではなく低高高(平板)で発音される。

以前は、名古屋市電清水口延長線の深田町電停との乗り換えができたこともあり、1978年の栄町駅乗り入れまでは準急停車駅であった。また、1971年4月1日に市電が廃止されるまでは平面交差(ダイヤモンドクロッシング)であった。なお、市電廃止後も市バスの停留所は「深田町」のままであったが、2011年に「名鉄清水」へ変更された。

2001年9月30日までは揖斐線にも清水駅(きよみずえき)があったため、当時の乗車券には(瀬)清水と路線名区別記号付きで表記されていた。

manaca、TOICAの利用履歴では当駅は名鉄清水と表示、印字され、静岡県の清水駅(こちらは何も付かない)と区別している。

隣の駅

[編集]
名古屋鉄道
ST 瀬戸線
急行準急
通過
普通
東大手駅(ST02) - 清水駅(ST03) - 尼ヶ坂駅(ST04)
瀬戸線(栄町駅乗り入れ工事開始以前)
土居下駅 - 清水駅 - 尼ヶ坂駅

脚注

[編集]
  1. ^ “東大手-大曽根間 上り線が立体化 名鉄 10日から使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年12月8日) 
  2. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ “名鉄瀬戸線 栄町-矢田間 連続立体化に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年9月6日) 
  4. ^ 「名鉄、不動産事業を育成 高架下商店街の第2弾」日本経済新聞』朝刊2020年3月26日(中部経済面)2020年3月29日閲覧
  5. ^ a b 清水(ST03)(しみず) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号「特集 - 名古屋鉄道」巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]