桶狭間 (名古屋市)
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桶狭間 | |
---|---|
長福寺本堂 (2012年(平成24年)7月) | |
北緯35度3分6.14秒 東経136度58分21.37秒 / 北緯35.0517056度 東経136.9726028度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 緑区 |
町名制定[1] | 2010年(平成22年)11月6日 |
面積 | |
• 合計 | 0.215784928 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,135人 |
• 密度 | 5,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
458-0925[4] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[5] |
ナンバープレート | 名古屋 |
桶狭間(おけはざま)は、愛知県名古屋市緑区の町名。現行行政地名は桶狭間(丁番を持たない単独町名)および有松町大字桶狭間。住居表示未実施[6]。
地理
[編集]桶狭間(丁番なし)は名古屋市緑区の東部に位置し、南に桶狭間上の山、北に桶狭間北、西に桶狭間神明と南陵、東に豊明市栄町と接する。
歴史
[編集]知多郡桶廻間村を前身とする。江戸期には「桶狭間」や「桶廻間」、「桶迫間」等の表記があったが、明治時代以降は「桶狭間」に統一されている。
後述の通り1893年には有松町の一部となっているが、もともと有松は東海道整備による開発のため桶廻間村から分離独立した村であり、地名の歴史としては桶狭間のほうが先である[7]。
桶狭間の地名は主に桶狭間の戦いとして知られている。合戦が行われたとされる地は隣接する豊明市にまたがっており諸説あるが、緑区側にはそれを示すものとして桶狭間古戦場公園(桶狭間北三丁目所在)が存在する[7]。
地名の由来
[編集]古くは洞迫間(くけばさま、ほけばさま)と呼ばれていたのが変化したものとされる[8]。狭間は丘陵と谷底平野が交錯する地形を意味する[7]。
沿革
[編集]有松町大字桶狭間
[編集]- 1878年(明治11年)12月28日 - 桶廻間村が追分村・追分新田・木之山村・八ツ屋新田・又右衛門新田・伊右衛門新田・長草村と合併し、共和村の一部となる[9]。
- 1881年(明治14年) - 旧桶廻間村域が共和村より分立し桶狭間村となる[9]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行・合併に伴い、共和村大字桶狭間となる[9][注釈 1]。
- 1893年(明治26年)12月4日 - 大字桶狭間が共和村より分離し有松町へ編入[9]。
- 1964年(昭和39年)12月1日 - 名古屋市緑区へ編入し、同区有松町大字桶狭間となる[9]。
- 1988年(昭和63年)9月25日 - 一部が桶狭間北二〜三丁目となる[9]。
- 1989年(平成元年)10月8日 - 一部が野末町となる[9]。
- 2001年(平成13年)2月17日 - 一部が有松愛宕・有松三丁山・有松南・緑花台となる[10]。
- 2009年(平成21年)11月7日 - 一部が有松・桶狭間切戸・桶狭間清水山・桶狭間神明・桶狭間森前・清水山一〜二丁目・南陵・文久山となり、一部を野末町へ編入[11]。
- 2010年(平成22年)11月6日 - 一部が桶狭間・桶狭間上の山・桶狭間南となる[12]。
- 2016年(平成28年)10月8日 - 一部が有松幕山・桶狭間西・桶狭間巻山となる[13]。
桶狭間
[編集]世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
桶狭間 | 466世帯 | 1,135人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
2015年(平成27年) | 1,102人 | [14] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[15]。また、公立高等学校全日制普通科に通う場合の学区[注釈 2]は以下の通りとなる。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立桶狭間小学校 | 名古屋市立有松中学校 | 尾張学区 |
施設
[編集]- 長福寺
- 名古屋市立有松中学校
- 有松神社
交通
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “名古屋市緑区の一部で町名・町界変更を実施”. 名古屋市 (2013年6月6日). 2019年4月1日閲覧。
- ^ “愛知県名古屋市緑区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年3月31日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “緑区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年3月31日閲覧。
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 632.
- ^ 角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 321.
- ^ a b c d e f g 名古屋市計画局 1992, p. 864.
- ^ “緑区の一部で町名・町界を変更します”. 名古屋市. 2001年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ^ “名古屋市緑区の一部で町名・町界変更を実施(平成21年11月7日実施)”. 名古屋市. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “名古屋市緑区の一部で町名・町界変更を実施(平成22年11月6日実施)”. 名古屋市. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “名古屋市緑区の一部で町名・町界整理を実施(平成28年10月8日実施)”. 名古屋市. 2019年4月7日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年3月31日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、桶狭間 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。