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「日本の車両基地一覧」の版間の差分

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* [[富山ライトレール]]
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** 城川原車庫 (富山県富山市、[[城川原駅]]構内)
** 城川原車庫 (富山県富山市、[[城川原駅]]構内)
* [[万葉線]]
* [[万葉線 (企業)|万葉線]]
** 米島口車庫(富山県高岡市、米島口アルビス米島店駅構内)
** 米島口車庫(富山県高岡市、米島口アルビス米島店駅構内)



2020年9月27日 (日) 09:10時点における版

日本の車両基地(にほんのしゃりょうきち)は、日本に存在する鉄道車両車両基地について、JR各社は支社別、大手私鉄及び公営鉄道は会社別、準大手・地方私鉄及び第三セクターは地方別に、統合などで廃止された基地及び開設予定の基地を含めて列挙したものである。

なお、車両を持たない鉄道会社(神戸高速鉄道等の第三種鉄道事業者)、車両の管理を他社に委託する鉄道会社(野岩鉄道東武鉄道に委託)、横浜高速鉄道東急電鉄に委託)等)、ケーブルカー(鋼索鉄道)などは割愛する。

車両基地名及び場所等は特記なければ2017年4月1日現在[1][2][3]のデータ。

各車両基地の詳細は、それぞれのリンク先を参照。

各車両基地の旧名称表記

各車両基地の旧名称は、現名称の直前の名称を表記する。

但し、JR各社は、

  • 1987年4月以降に車両配置区で名称と略号両方が変更
  • 車両配置区が車両無配置となり、名称変更かつ略号が無表記になった
  • 車両無配置基地が車両配置区となり、名称変更かつ略号が付いた

場合のみを表記し、また以下の場合は、旧称を無表記とする(一部に例外あり[注 1][4])。

  1. 名称か、所属支社の変更のみの場合(例:川越車両センター〈宮ハエ〉←川越電車区〈宮ハエ〉、網干総合車両所〈近ホシ←神ホシ〉、秋田総合車両センター←旧・土崎工場)
  2. 車両工場がJR化後に車両配置された場合(例:吹田総合車両所〈近スイ〉←旧・吹田工場〈近スイ←京スイ〉←吹田工場)
  3. 工場や電車区などが統合で名称変更した場合(例:鎌倉車両センター〈横クラ〉←鎌倉総合車両センター〈横クラ〉←鎌倉総合車両所〈横クラ〉←旧・大船電車区〈横フナ〉、旧・大船工場)
  4. 国鉄時代に車両無配置になり、JR化後に名称変更した場合(例:鎌倉車両センター東神奈川派出所←旧・東神奈川電車区〈南ヒナ〉)
  5. 車両無配置基地の名称変更の場合(例:高崎車両センター籠原派出所←旧・籠原運輸区)

JRの車両基地

  • 太字は車両配置のある車両基地。〈 〉内に配置車両の車体に記される略号を示す。また、開設予定の基地は、所属が未定の場合は末尾にまとめて示す。

北海道旅客鉄道

本社鉄道事業本部
函館支社
旭川支社
釧路支社
開設予定

東日本旅客鉄道

三鷹車両センター(東京都・JR東日本)
新幹線統括本部
盛岡支社
秋田支社
仙台支社
高崎支社
水戸支社
千葉支社
大宮支社
東京支社
横浜支社
八王子支社
新潟支社
長野支社

東海旅客鉄道

仕業検査、交番検査、台車検査、臨時検査、全般検査施工箇所

東海鉄道事業本部
静岡支社
新幹線鉄道事業本部
関西支社
開設予定

西日本旅客鉄道

博多総合車両所広島支所(広島県・JR西日本)
新幹線鉄道事業本部
金沢支社
近畿統括本部

このほか留置線として、以下のものがある。

福知山支社
岡山支社
和歌山支社

車両配置のある車両基地はなく、留置線として以下のものがある。

米子支社
広島支社
開設予定

四国旅客鉄道

本社鉄道事業本部

九州旅客鉄道

本社鉄道事業本部
本社鉄道事業本部新幹線部
長崎支社
大分支社
熊本支社
鹿児島支社
開設予定

日本貨物鉄道

※は、過去(1987年(昭和62年)4月1日以降)車両配置があり、2017年(平成29年)4月1日現在で、車両無配置で留置などを行っている車両基地

北海道支社
東北支社
関東支社
東海支社
関西支社
九州支社

大手私鉄の車両基地

★は、廃止された車両基地。

東京地下鉄

東武鉄道

京成電鉄

各車両基地の詳細は京成電鉄の車両検修施設にて説明

東急電鉄

小田急電鉄

各車両基地の詳細は小田急電鉄の車両検修施設にて説明

京浜急行電鉄

西武鉄道

京王電鉄

相模鉄道

名古屋鉄道

2019年現在の車両基地[24]

定期検査や大規模修繕を行う検査場と日常検査を行う検車支区がある[25]。この他にも栄生電留線など駅構内に留置設備を持つ駅が多数あるが、検査等は行われない[26]

過去の車両基地[27]

工場が現在の検査場に、検車区が検車支区に相当する。検車区は検車場と呼ばれていた時期があるほか、規模や目的の違いから貨車区車庫分庫などもあった。「喜多山工場→喜多山車庫→喜多山検車区」など、同じ車両基地でも組織改編により時期によって名称も変化した(ここでは一例のみ掲載 )。

未成の車両基地

近畿日本鉄道

2018年現在
以下は、近鉄グループホールディングスの連結子会社であるが、近鉄が管理する車両基地。

南海電気鉄道

京阪電気鉄道

阪急電鉄

阪神電気鉄道

西日本鉄道

公営鉄道の車両基地

★は、廃止された車両基地。

札幌市交通局

廃止された札幌市電の車庫は札幌市電#営業所・車庫を参照。

函館市企業局交通部

仙台市交通局

廃止された仙台市電の車庫は仙台市電#車庫を参照。

東京都交通局

廃止された東京都電の車庫は東京都電車#車庫を参照。

横浜市交通局

廃止された横浜市電の車庫は横浜市電#車庫を参照。

名古屋市交通局

廃止された名古屋市電の車庫は名古屋市電の車両基地を参照。

神戸市交通局

京都市交通局

廃止された京都市電の車庫は京都市電#車庫を参照。

福岡市交通局

熊本市交通局

  • 交通局本局車庫(交通局前電停、機能の大半は上熊本に移転)
  • 上熊本営業所(熊本県熊本市西区、上熊本駅

鹿児島市交通局

市電車庫機能はJT鹿児島工場跡地に2015年5月1日に移転)

準大手・地方私鉄の車両基地

★は、廃止された車両基地。

北海道地方

貨物専業鉄道

東北地方

貨物専業鉄道

廃止鉄道

関東地方

貨物専業鉄道

廃止鉄道

中部地方

貨物専業鉄道

廃止鉄道

近畿地方

中国地方

江波車庫(広島県・広島電鉄)

廃止鉄道

四国地方

九州地方

第三セクターの車両基地

★は、廃止された車両基地。

北海道地方

東北地方

貨物専業鉄道

関東地方

中部地方


貨物専業鉄道

近畿地方

中国地方

四国地方

九州地方

脚注

注釈

  1. ^ JR東日本4箇所
    ・盛岡車両センター、仙台車両センター宮城野派出所、新庄運転区、京葉車両センター
    JR西日本5箇所
    ・吹田総合車両所日根野支所新在家派出所、網干総合車両所明石支所加古川派出所、同所放出派出所、後藤総合車両所出雲支所、下関総合車両所新山口支所
    JR九州1箇所
    ・小倉総合車両センター門司港派出
    JR貨物1箇所
    仙台総合鉄道部
    の計11箇所
  2. ^ 新幹線車両に限り「幹アキ」表記として、新幹線統括本部所属車両の常駐扱いとする。
  3. ^ a b c d e f g h 現在車両無配置ではあるが、配置車両に表示された略号を表記。
  4. ^ 車両は、習志野電車区〈千ラシ〉の所属で、当所に常駐していた。
  5. ^ 2016年3月31日にて廃止だが、配置車両に表示された略号は表記。当面、夜間滞泊基地として使用とのこと。
  6. ^ 2012年(平成24年)6月1日に、運転部門が鳳電車区に変更された為、現在は検修部門のみの名称。
  7. ^ 存在時はほとんどが布施市であったが、廃止直前の1967年に、合併により東大阪市となった。
  8. ^ 車庫存在時のほとんどの期間は旧駅名の「守口駅」だった。

例外

  1. ^ 前者が無表記条件1.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:2000年(平成12年)4月1日)。
  2. ^ 前者が無表記条件1.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:2003年(平成15年)10月1日)。
  3. ^ 無表記条件1.に該当するが、略号が支社と電略両方が変更されている為表記(変更年月日:1988年(昭和63年)4月1日)。
  4. ^ 前者が無表記条件1.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:1990年(平成2年)3月10日)。
  5. ^ 前者が無表記条件1.3.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:2008年(平成20年)8月1日)。
  6. ^ 前者が無表記条件3.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:2009年(平成21年)7月1日)。
  7. ^ 前者が無表記条件5.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:1997年(平成9年)3月8日)。
  8. ^ 無表記条件3.に該当するが、名称及び略号変更が表記条件に合致する為表記(変更年月日:2008年(平成20年)6月1日)。
  9. ^ 無表記条件3.に該当するが、名称及び略号変更が表記条件に合致する為表記(変更年月日:2009年(平成21年)6月1日)。
  10. ^ 無表記条件3.に該当するが、名称及び略号変更が表記条件に合致する為表記(変更年月日:2011年(平成23年)4月1日)。
  11. ^ 前者が無表記条件1.に該当するが、前者←後者の変更が表記条件に合致する為表記(前者←後者の変更年月日:1999年(平成11年)8月2日)。

出典

  1. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 本文
  2. ^ ジェー・アール・アール編 『JR気動車客車編成表』 2017 交通新聞社 本文
  3. ^ ジェー・アール・アール編 『私鉄車両編成表』 2017 交通新聞社 本文
  4. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 及び、『JR気動車客車編成表』 2017 交通新聞社 両本文
  5. ^ 新幹線札幌駅ホームは「大東案」で決着…乗換え跨線橋は在来線改良工事として建設”. response.jp. 2018年4月19日閲覧。
  6. ^ a b c d 『JR電車編成表』2019夏 ジェー・アール・アール 交通新聞社 2019年 p.13
  7. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P22
  8. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P34-35
  9. ^ 小榑弘明 『鉄道ジャーナル』 1990年10月号 特集●JRの車両基地 鉄道ジャーナル社 P58
  10. ^ 『鉄道ジャーナル』 1987年7月号 特集●JR・東日本旅客鉄道 鉄道ジャーナル社 JR東日本の車両基地 P85
  11. ^ 末次清 『鉄道ピクトリアル』 2002年8月号 特集:JR武蔵野線・京葉線 電気車研究会 P66
  12. ^ 大島康介 電化の波、118年に幕 JRの伊勢車両区 中日新聞2016年3月19日付 2016年4月4日閲覧。
  13. ^ a b "中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その1)の認可申請について" (PDF) (Press release). 東海旅客鉄道. 26 August 2014. 2018年4月19日閲覧
  14. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P166
  15. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P184
  16. ^ 祖田圭介 『鉄道ファン』 2006年1月号 特集:短絡線ミステリー8「首都圏・関西圏JR通勤電車の車両基地」 交友社 P74
  17. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P194
  18. ^ ジェー・アール・アール編 『JR気動車客車編成表』 2017 交通新聞社 P71
  19. ^ 北陸新幹線の整備状況について” (pdf). 福井県敦賀市 (2017年12月). 2018年4月19日閲覧。
  20. ^ ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 2017夏 交通新聞社 P219
  21. ^ 九州新幹線 建設工事の状況(大村市区間)”. 長崎県大村市 (2018年1月16日). 2018年4月19日閲覧。
  22. ^ 【長崎】待望の車両基地駅の新設決定 大村市”. 地方建設専門紙の会(建設新聞社・長崎) (2017年1月19日). 2018年4月19日閲覧。
  23. ^ 『鉄道ファン』2000年7月号 交友社 「車両の話題 JR貨物」 91頁。
  24. ^ 清水、田中 2019, pp. 136–139.
  25. ^ 清水、田中 2019, p. 136.
  26. ^ 清水、田中 2019, p. 139.
  27. ^ 清水、田中 2019, pp. 140–149.
  28. ^ 地下鉄との相互直通運転と小牧線の複線化 - 名古屋鉄道、(ウェイバックマシンによるアーカイブ、2001年1月16日取得、2019年8月27日閲覧)。

参考文献

  • ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』 各年冬・夏号 交通新聞社 各本文
  • ジェー・アール・アール編 『私鉄車両編成表』 各年号 交通新聞社 各本文
  • ジェー・アール・アール編 『JR気動車客車編成表』 各年号 交通新聞社 各本文
  • 『鉄道ピクトリアル』 大手私鉄各社特集 各臨時増刊号 電気車研究会 各本文
  • 鉄道ファン編集部 『鉄道ファン』 1988~2017年 (各年)7・8月号 JR旅客会社の車両配置表(別冊付録も含む) 交友社 各本文
  • 新潮「旅」ムック 『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線』 1~12号 (各号)車両基地一覧 新潮社
  • 小榑弘明他著 『鉄道ジャーナル』 1990年10月号 第24巻10号(通巻288号) 特集●JRの車両基地 鉄道ジャーナル社 P48 - P58、P78 - P86
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2000年3月号 第40巻3号(通巻467号) 特集:短絡線ミステリー3「新幹線の引込み線」 交友社 P25 - P61
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2001年12月号 第41巻12号(通巻488号) 特集:短絡線ミステリー5「車両基地はどこだ?~在来線の特急配置区を探す~」 交友社 P6 - P60
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2003年2月号 第43巻2号(通巻502号) 特集:短絡線ミステリー6「地下鉄の謎」 交友社 P6 - P59
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2004年1月号 第44巻1号(通巻513号) 特集:短絡線ミステリー7「車両工場へのルート」 交友社 P10 - P70
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2006年1月号 第46巻1号(通巻537号) 特集:短絡線ミステリー8「首都圏・関西圏JR通勤電車の車両基地」 交友社 P7 - P86
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2013年3月号 第53巻3号(通巻623号) 特集:短絡線ミステリー11「大手私鉄の車両基地 その1」 交友社 P9 - P52
  • 祖田圭介 『鉄道ファン』 2013年4月号 第53巻4号(通巻624号) 特集:短絡線ミステリー11「大手私鉄の車両基地 その2」 交友社 P10 - P53
  • 編集部 『鉄道ピクトリアル』 2000年9月号 第50巻9号(通巻690号) 特集:JRの車両工場 電気車研究会 P6 - P23、P25 - P35、P41 - P64
  • 編集部 『鉄道ピクトリアル』 2002年12月号 第52巻12号(通巻725号) 特集:JRの車両基地 電気車研究会 P1 - P7、P25 - P39、P42 - P62
  • 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 下巻』アルファベータブックス、2019年8月。 

関連項目