動物園駅 (愛知県犬山市)
動物園駅 | |
---|---|
駅舎(2008年7月) | |
どうぶつえん DŌBUTSUEN | |
◄成田山 (0.7 km) | |
所在地 | 愛知県犬山市大字犬山字官林2 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | モンキーパークモノレール線 |
キロ程 | 1.2 km(犬山遊園起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,505人/日 -1992年[1]- |
開業年月日 | 1962年(昭和37年)3月21日 |
廃止年月日 | 2008年(平成20年)12月28日 |
動物園駅(どうぶつえんえき)は、かつて愛知県犬山市犬山にあった、名鉄モンキーパークモノレール線の駅。同線の終点である。
歴史
[編集]- 1962年(昭和37年)3月21日:開業。
- 2008年(平成20年)12月28日:モンキーパークモノレール線廃線により廃止。
- 2009年(平成21年)3月19日:MRM100形モノレール車両MRM101-MRM201を駅跡地に静態保存。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅。当駅は日本モンキーパークの敷地内にあり、基本的には入・出場時に乗車券(運賃)の他に同施設の入場料金が必要であったが、改札内にあまり知られていない改札口も存在しており、モノレール線の利用だけの乗降も可能であった。しかし、一般道からはまるで秘境駅の様相であった。また、団体客向けにホームへ直接移動できる通路も設置されていた。
レストランカフェ「ジャングリラ」が駅舎の上層部に設置されていた。きっぷうりばは改札外にあり、日本モンキーパークから帰りにモノレールを利用する時に乗車券を発売していたが、一般道からモノレールを利用する時は改札内で発売していた。自動券売機はなかった。線路は当駅を出て数十メートル先まで続いていた留置線まで伸び、増結編成の留置および整備に利用されていた。
-
ホーム(2008年7月)
-
一般道から駅舎へ向かう入口(2008年4月)
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,505人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中192位、モノレール線(3駅)中2位であった[1]。
現在の状況
[編集]駅跡はMRM100形モノレール車両MRM101-MRM201の静態保存場所として利用されている。
駅舎は2021年(令和3年)時点では現存し、レストランカフェ「ジャングリラ」は日本モンキーセンターのレストラン「楽猿」として営業されている。改札口及び待合所は日本モンキーセンターの倉庫になっている。
2014年(平成26年)4月に日本モンキーパークが遊園地(日本モンキーパーク)と動物園(日本モンキーセンター)に分離されたさい、旧動物園駅がその境界となり、遊園地と動物園の間(旧動物園駅南)には連絡ゲートが設置された。旧駅舎は日本モンキーセンター側にあるが保存車輛を見ることが出来ず、保存車輛は日本モンキーパーク側からしか見ることが出来ない。
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]- 名古屋鉄道
- モンキーパークモノレール線
- 成田山駅 - 動物園駅
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 手柄山交流ステーション - 姫路市交通局モノレール線の車両を同様に駅プラットフォーム跡で保存している。