大阪仕業検査車両所
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大阪仕業検査車両所(おおさかしぎょうけんさしゃりょうしょ)は、大阪府摂津市安威川南町にある、東海旅客鉄道(JR東海)関西支社に属する車両基地。東海道・山陽新幹線、九州新幹線で使用される新幹線用車両の仕業検査、申告作業を主に行う。東海道新幹線の京都駅 - 新大阪駅間に位置する。近接する大阪交番検査車両所・大阪修繕車両所・大阪台車検査車両所とあわせて鳥飼車両基地と総称される。
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)10月1日:東海道新幹線支社大阪運転所として発足する。
- 1970年(昭和45年)8月15日:新幹線総局大阪運転所となる。
- 1975年(昭和50年)1月20日:乗務員部門を大阪第二運転所として分離し、大阪第一運転所に名称変更する[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)新幹線鉄道事業本部大阪第一運転所となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日:大阪第一車両所に改称。同時に大阪第一運転所の交番検査部門が大阪第二車両所、台車検査部門が大阪第三車両所として分割される。
- 2009年(平成21年)7月1日:基地内の車両所再編等に伴い、大阪第一車両所が大阪仕業検査車両所と大阪修繕車両所に分離・名称変更される。
所属車両
[編集]所属車両はない。
検査担当形式と所属区所
[編集]- 500系 - 博多総合車両所(V編成)
- 700系 - 博多総合車両所(E・B編成)
- N700系 - 東京交番検査車両所(X・G編成)・大阪交番検査車両所(X・G編成)・博多総合車両所(F・K・S編成)・熊本総合車両所(R編成)
設備
[編集]- 検修庫
- 電留線(着発線・西電留線・引上線・組替線・復元線・東電留線)台交線
- 臨修庫
- 研削線
- 列車扱所・検修当直
- 作業庫
脚注
[編集]- ^ 『新幹線50年史』財団法人交通協力会、2015年、263頁。ISBN 978-4-330-56715-0。