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岡山新幹線運転所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡山新幹線運転所(おかやましんかんせんうんてんしょ)は、かつて岡山県岡山市北長瀬本町(現在の北区)にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)福岡支社博多総合車両所管轄の山陽新幹線の車両基地である。現在は、博多総合車両所岡山支所になっている。

概要

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正門
電留線

1972年3月の山陽新幹線新大阪駅 - 岡山駅間の開業にあわせて新設された。電留線4線、仕業検査線1線の設備を整えていた[1]が、岡山開業時には既に岡山駅 - 博多駅間の建設も始まっていたので、当時の岡山着のすべての車両を収容できるほどの容量はなく、一部は大阪方面へ折り返して対応していた。1973年2月に電留線2線、仕業検査線1線、7月に電留線5線を増強した[1]

2006年に博多総合車両所と組織統合され、名称が博多総合車両所岡山支所に変更された[2]。設備は全17線。現在、車両の配置はなく、主な業務は新幹線車両の仕業検査・臨時検査などである。

国鉄時代に大阪第一運転所の支所だった経緯から、民営化後に増設した部分を除いて土地が東海旅客鉄道(JR東海)からの借地となっている[3]

イベント

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「おかやま新幹線まつり」として一般公開が行われていたが、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故の影響で、その後の一般公開は中止されていた。しかし、2010年11月7日に「山陽新幹線ふれあいデー」として復活した[4]

沿革

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脚注

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  1. ^ a b 『新幹線10年誌』日本国有鉄道新幹線総局、1975年、p.469。
  2. ^ a b 『JR気動車客車編成表 2011』交通新聞社、2011年。ISBN 978-4-330-22011-6
  3. ^ 『新幹線EX』No.54、44ページ、イカロス出版、2020年1月21日発売。
  4. ^ 「山陽新幹線ふれあいデー」の開催についてインターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年10月15日
  5. ^ a b 『国鉄気動車客車情報 61.11.1改正号』ジェー・アール・アール、1986年。
  6. ^ 『JR気動車客車情報 87年版』ジェー・アール・アール、1987年。
  7. ^ “岡山運転所で車止めを突破 山陽新幹線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年5月7日) 
  8. ^ 鉄道ジャーナル』第31巻第8号、鉄道ジャーナル社、1997年8月、104頁。 
  9. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-124-4 

関連項目

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