新村駅 (長野県)
新村駅 | |
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駅舎(2024年10月) | |
にいむら Niimura | |
◄AK-07 北新・松本大学前 (0.8 km) (1.4 km) 三溝 AK-09► | |
所在地 | 長野県松本市大字新村548 |
駅番号 | AK-08 |
所属事業者 | アルピコ交通 |
所属路線 | ■上高地線 |
キロ程 | 6.2 km(松本起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
137人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
285人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)10月2日[1] |
新村駅(にいむらえき)は、長野県松本市大字新村にあるアルピコ交通上高地線の駅である[1]。駅番号はAK-08。駅構内に新村車両所が併設されている。
歴史
[編集]開業時以来の駅舎が使用されてきたが、2012年(平成24年)3月24日から新駅舎の使用が開始された。旧駅舎は処遇が決まるまで存置されていたが[2]、2017年(平成29年)3月に解体された[3]。
年表
[編集]- 1921年(大正10年)10月2日:松本駅 - 当駅間開業により筑摩鉄道の駅として開業[1]。
- 1922年(大正11年)
- 1932年(昭和7年)12月2日:松本電気鉄道に社名変更。
- 2011年(平成23年)4月1日:アルピコ交通に社名変更。
- 2012年(平成24年)3月24日:新駅舎使用開始。
- 2017年(平成29年)3月下旬:旧駅舎解体[3]。
- 2021年(令和3年)
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初代駅舎(2006年9月)
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しばらくは新旧駅舎が並んでいた(2012年6月)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅になっている[1]。跨線橋はなく、駅舎からホームへは構内踏切を渡って行く。直営駅(ただし窓口営業時間は7時20分 - 15時05分)である[5]
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■上高地線 | 下り | 波田・新島々方面 |
2 | 上り | 信濃荒井・松本方面 |
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ホーム(2024年10月)
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駅名標(2024年10月)
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構内踏切とスロープ(2024年10月)
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駅舎内(2024年10月)
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駅窓口(2024年10月)
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待合室(2024年10月)
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駅構内(2009年4月)
新村車両所
[編集]駅に隣接して上高地線の車両基地(新村車両所)を有し、留置線がある。新村車庫には、かつて使用されていた日本国有鉄道(鉄道院)の最初の電車「ハニフ1」が保管されていたが、2007年にさいたま市に開館した鉄道博物館に寄贈された。ハニフ1は、2007年3月21日夜にトレーラー輸送で当駅を離れたが、寄贈が決まった2006年年末から2007年3月の搬送までの土・日曜日(年末年始期間と悪天候による公開中止もあった)に一般公開を実施。最初の2日は車内に立ち入ることができたが、予想以上に傷みが発生する懸念が出たため、安全上の理由からその後は外側から見るだけに変更された。搬送日には式典と最後の一般公開が実施され、イベント終了後に輸送準備が実施された。
また、同所には5000形(元東急初代5000系)5005-5006編成も保存されており、2011年(平成23年)には東急時代の緑一色に復元されたが、2020年(令和2年)3月に搬出され、群馬県前橋市富士見町赤城高原で保存されている東急デハ3450形3499号車の隣へ移設された。
現在は凸型電気機関車のED301のみが保存されている。
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車庫(2024年10月)
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倉庫に使用される木造貨車ワ1・ワ2(2024年10月)
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保存されていた5000形(2009年4月)
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東急色に塗り替えられた5000形(2012年6月)
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ED301形電気機関車(2024年10月)
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軌道モーターカー(2024年10月)
利用状況
[編集]「松本市統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2009 | 107 |
2010 | 101 |
2011 | 117 |
2012 | 123 |
2013 | 137 |
2014 | 134 |
2015 | 137 |
2016 | 142 |
2017 | 137 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]当駅を発着する路線バスは2023年3月31日をもって廃止された。末期は下記の各路線を運行していた。
- 新村駅
- 松本市西部地域コミュニティバス(2022年4月現在[6])
- A線(島内・新村線):ラーラ松本 行
- B線(南松本・新村線):南松本駅 行(一部はイトーヨーカドー(南松本店) 行)
- C線(梓川・波田線):アイシティ21 行(一部は波田駅 行)
隣の駅
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、312-313頁。ISBN 9784784071647。
- ^ 「アルピコ交通新村駅が旧駅舎から新駅舎へ」『鉄道ピクトリアル』第863号、電気車研究会、2012年6月、98頁。
- ^ a b “築96年の駅舎ついに解体へ…アルピコ交通、新村旧駅舎を一般公開”. Response. (株式会社イード). (2017年3月10日) 2017年4月9日閲覧。
- ^ a b 松本電気鉄道株式会社『50年のあゆみ』1970年4月1日発行/1991年10月再発行
- ^ 営業時間は、松本電気鉄道発行 2009年12月16日改正時刻表による。
- ^ 西部地域コミュニティバス
- ^ a b “ドラマ「白線流し」で生まれた駅の名シーン 亡き脚本家が込めた思い”. 朝日新聞デジタル (asahi.com). 朝日新聞社 (2022年10月13日). 2023年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月12日閲覧。
- ^ a b “「青春とは走ること」あの名作ドラマが伝えたかった高校生活のリアル”. 朝日新聞デジタル (asahi.com). 朝日新聞社 (2022年10月23日). 2023年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新村駅 - アルピコ交通
- 動画で見るニッポンみちしる 新村駅 - NHKアーカイブス(旧駅舎の映像)