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川尻駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川尻駅
駅舎(2019年4月)
かわしり
Kawashiri
西熊本 (2.1 km)
(3.4 km) 富合
地図
所在地 熊本市南区川尻二丁目8-1[1][2]
北緯32度44分37.5秒 東経130度40分47.8秒 / 北緯32.743750度 東経130.679944度 / 32.743750; 130.679944座標: 北緯32度44分37.5秒 東経130度40分47.8秒 / 北緯32.743750度 東経130.679944度 / 32.743750; 130.679944
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
あまくさみすみ線含む)
キロ程 201.9 km(門司港起点)
電報略号 カワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
910人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1894年明治27年)8月11日[1][3]
備考 直営駅
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川尻駅(かわしりえき)は、熊本県熊本市南区川尻二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

宇土駅から三角線に入る「あまくさみすみ線」系統も乗入れており、利用が可能である。

歴史

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年表

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川尻駅のりば変更案内

なお、1965年(昭和40年)2月に廃止された熊本市交通局熊本市電川尻線)の川尻駅前電停[1]当駅から東に200m離れたバスのりば2そばのコンビニ裏の交差点(元・バスのりば3付近)の所に所在した。

駅名の由来

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開業当時の地名(飽田郡川尻町)が由来。

「川尻」の「川」は付近を流れる緑川、「尻」は河口を示し、川尻が緑川の河口に築かれたことが由来となっている。かつては駅付近が河口で港町として栄えたが、河川の工事や干拓が進んで河口が遠ざかったため、今では港町としての面影はない。

駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線だったが、2019年(平成31年)3月に島式ホームの旧・2番のりば廃止し線路を撤去、現在は単式ホーム2面2線のホームを有する地上駅で、入口は東口のみで駅前広場も東口前にある。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては側線も多数存在し、当駅始発終着の営業列車や回送列車も設定されていたが、九州新幹線の建設に伴い整理され、留置線は北側の電留線と統合された。駅舎は1917年(大正6年)12月に改築された2代目のものである[1]

直営駅であるが駅長の配置はない。きっぷうりばが設置されている[9]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 鹿児島本線 下り 八代方面
あまくさみすみ線 網田三角方面
2 鹿児島本線
あまくさみすみ線含む)
上り 熊本大牟田方面
過去ののりばについて
2013年9月30日までは、駅舎から1番線(八代・三角方面)・2番線(特急往来時期の待避線)・3番線(熊本方面)・通過線の2面4線だった。

利用状況

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2015年度までは「熊本市統計書」による、2016年度分からはJR九州のサイトで公表されている乗車人員数データに基づく。 2023年度の1日平均乗車人員910人である[10]。2016年には駅の北側に西熊本駅が新しく開業したために利用者が減少した。

年度 1日平均
乗車人員
増加率
2001年 1,262
2002年 1,257 -0.4%
2003年 1,223 -2.7%
2004年 1,187 -2.9%
2005年 1,181 -0.5%
2006年 1,161 -1.7%
2007年 1,160 -0.1%
2008年 1,144 -1.4%
2009年 1,071 -6.4%
2010年 1,055 -1.5%
2011年 1,088 3.1%
2012年 1,114 2.3%
2013年 1,151 3.3%
2014年 1,128 -1.9%
2015年 1,208 7.1%
2016年 1,052 -12.9%
2017年 982 -6.7%
2018年 982 0.0%
2019年 951 -3.1%
2020年 737 -22.3%
2021年 826 12.1%
2022年 871 5.4%
2023年 910 4.5%

駅周辺

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駅前風景

西側は田畑が広がっているが、東側は住宅密集地で商店も点在している。

バス路線

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「川尻駅前」停留所にて、産交バスの路線が発着する。

バスのりば・1
バスのりば・2

かつてはバスのりば・3(市道・旧電車通り- 駅から東へ300m)が存在したが、2016年9月30日をもって廃止(バスのりば・2(旧道)と一本化)。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線・あまくさみすみ線(三角線直通)
区間快速・普通
西熊本駅 - 川尻駅 - 富合駅

脚注

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  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、23頁。 
  2. ^ 熊本支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、684-685頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「熊鉄、第四次“営近”を実施」『交通新聞』交通協力会、1973年9月22日、1面。
  5. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  6. ^ 川尻駅のりば変更のお知らせ
  7. ^ 北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
  8. ^ 鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
  9. ^ 川尻駅 - JR九州.2021年12月10日閲覧
  10. ^ 駅別乗車人員

関連項目

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外部リンク

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  • 川尻駅(駅情報) - 九州旅客鉄道