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長洲駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長洲駅
駅舎南口(2017年1月)
ながす
Nagasu
南荒尾 (4.6 km)
(4.7 km) 大野下
地図
熊本県玉名郡長洲町大字高浜1482[1][2]
北緯32度56分8.32秒 東経130度27分15.48秒 / 北緯32.9356444度 東経130.4543000度 / 32.9356444; 130.4543000 (長洲駅)座標: 北緯32度56分8.32秒 東経130度27分15.48秒 / 北緯32.9356444度 東経130.4543000度 / 32.9356444; 130.4543000 (長洲駅)
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 159.4 km(門司港起点)
電報略号 カス
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
556人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1891年明治24年)4月1日[1]
備考 簡易委託駅
テンプレートを表示

長洲駅
配線図

南荒尾駅

3 2 1


STRg STRf
KRWgl+l KRWgr+r
STR+l ABZgr STR
PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L)
STRl ABZg+r STR
KRWgl+l KRWgr+r
STRg STRf

大野下駅

長洲駅(ながすえき)は、熊本県玉名郡長洲町大字高浜にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である[1]

歴史

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年表

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駅名の由来

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開業時の地名(玉名郡長洲町)が由来。開業以来地名が変わっていない。

「長洲」の歴史は古く、1160年(永暦元年)、扇崎より三人の開拓僧が移り住んだのが始まりといわれている。当時は「長渚」「千鳥ヶ浜」「泣洲の浜」などと呼ばれていたが、その地形が「有明海に面した潮汐差の大きくて細長い」であったことから戦国時代頃には今の「長洲」になったと言われる。

元々は漁業中心の港町であったが、肥後藩主であった加藤清正細川綱利による干拓事業によって今のような水田が作られた。

駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅橋上駅舎を有する。大きな金魚のオブジェが、それぞれのプラットホームに1台ずつ設置(計2台)されている。

長洲町が駅業務を受託する簡易委託駅であり、シルバーセンターの人が配置されている。2012年12月1日よりSUGOCAが利用可能となるが、自動改札機の設置は行われず、ICの取機(SUGOCA簡易カードリーダー)のみ設置されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 鹿児島本線 下り 玉名熊本八代方面 2番のりばは待避・始発用
2・3 上り 大牟田久留米博多方面

停車列車

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現在では当駅を含む区間を通る定期旅客列車は普通列車のみとなっているため、当駅も普通列車のみ停車する。朝の下り1本のみ、当駅始発の普通列車が設定されている。

九州新幹線全通までは特急「有明」が停車しており、博多駅熊本駅方面のいずれも概ね1時間に1本の特急が停車していた。2011年3月12日に九州新幹線が開業したため「有明」は朝夕夜間のみの運行となったのち、2014年3月15日ダイヤ改正では熊本駅発着の「有明」が廃止された[12]。その後もしばらく当駅発着(博多駅 - 長洲駅間)の「有明」は運行が続けられたが、2018年3月17日ダイヤ改正で「有明」は大牟田駅始発1本のみに削減され、大牟田 - 当駅間も定期運行の優等列車設定が無くなった[7](後に大牟田始発の有明も廃止)。

利用状況

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2016年からの1日平均乗車人員の推移は下記の通り[13]

年度 1日平均
乗車人員
増加率
2016年 735
2017年 759 3.3%
2018年 720 -5.1%
2019年 720 0.0%
2020年 525 -27.1%

駅周辺

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北口
南口

過去には産交バスが駅前に発着していた[14](玉名、荒尾方面)。2020年9月末で廃止となり[15]予約制タクシーに移行した[16]

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線
区間快速・普通
南荒尾駅 - 長洲駅 - 大野下駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は3月11日にみどりの窓口の営業を終了する予定だったが、雇用契約の関係により3月12日から3月31日までの間は、JR九州グループの社員が派遣され窓口・案内業務などが行われた

出典

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  1. ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、22頁。 
  2. ^ 熊本支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月30日閲覧。
  3. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、682-683頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ “長洲駅装い新たにオープン”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1982年9月17日) 
  5. ^ “10駅に「みどりの窓口」設置へ JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年3月5日) 
  6. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  7. ^ a b 平成30年3月にダイヤを見直します(熊本エリア)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年12月15日). 2017年12月15日閲覧。
  8. ^ 駅体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年12月23日。オリジナルの2021年12月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211223064144/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/12/23/211223_ekitaisei_minaoshi.pdf2021年12月24日閲覧 
  9. ^ 自治体等との駅業務委託契約に向けた協議状況について』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2022年3月12日https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/03/10/220310_ekitaisei_kyougi.pdf2022年3月17日閲覧 
  10. ^ “無人化の長洲駅 4月から“有人”に 町が予算「安心安全を」”. 熊本日日新聞. (2022年3月11日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220409113507/https://kumanichi.com/articles/584294 2022年4月9日閲覧。 
  11. ^ “無人となったJRの駅に町が人員を配置 熊本・長洲町”. 熊本朝日放送. (2022年4月2日). オリジナルの2022年4月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220402114152/https://news.yahoo.co.jp/articles/f89993f377c46ce52921c5f71a3ea98797325e99 2022年4月9日閲覧。 
  12. ^ 平成26年春ダイヤ改正』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2013年12月20日。オリジナルの2014年11月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141109201115/http://www13.jrkyushu.co.jp/NewsReleaseWeb.nsf/a1ed4d49de57a3b049257acc00537891/4f0ac469b07b069149257c4b001a6f6c/%24FILE/%E5%B9%B3%E6%88%9026%E5%B9%B4%E6%98%A5%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E6%94%B9%E6%AD%A3.pdf2013年12月26日閲覧 
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月4日閲覧。
  14. ^ バス停の新設・名称変更・移設・廃止”. 九州産交バス. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  15. ^ 【2020年10月1日】路線バスダイヤ改正のご案内”. 九州産交バス (2020年9月29日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月19日閲覧。
  16. ^ きんぎょタクシー利用案内”. 長洲町(熊本県) (2022年9月1日). 2022年12月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 長洲駅(駅情報) - 九州旅客鉄道