大村市
おおむらし 大村市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
市町村コード | 42205-3 | ||||
法人番号 | 5000020422053 | ||||
面積 |
126.73km2 | ||||
総人口 |
97,677人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 771人/km2 | ||||
隣接自治体 |
諫早市、東彼杵郡東彼杵町 佐賀県:鹿島市、嬉野市、藤津郡太良町 | ||||
市の木 | イチイガシ | ||||
市の花 | おおむらざくら | ||||
大村市役所 | |||||
市長 | 園田裕史 | ||||
所在地 |
〒856-8686 長崎県大村市玖島一丁目25番地 北緯32度54分00秒 東経129度57分30秒 / 北緯32.9度 東経129.9583度座標: 北緯32度54分00秒 東経129度57分30秒 / 北緯32.9度 東経129.9583度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
大村市(おおむらし)は、長崎県において諫早市と共に県央とされる市。長崎空港があることから、長崎県の空の玄関口としての面も併せ持つ。
概要
[編集]人口は9万人と中規模ではあるが着実に人口が増加している(1970年から50年近く連続で人口増)。
長崎県における地域区分のうち県央地域に含まれ、諫早市・長崎市・佐世保市へのアクセスも良くベッドタウンとしての一面を持つ。現在もその傾向は強く、新興住宅地や中規模マンションの開発が行われている。
交通の便はJR(西九州新幹線・大村線)・バス・航空(長崎空港)・船舶・高速道路(大村IC・木場スマートIC)等がある。近年では、長崎県交通局(県営バス)が運営する高速シャトルバスや空港バス(長崎空港リムジンバス)の運行により長崎市内へのアクセスが整備された。
以前より企業・大学誘致に力を注いでいる。商業については郊外に大型店舗等の進出が多く、2013年(平成25年)には核店舗であった大村浜屋が閉店するなど[1]、昔ながらの商店街は苦戦しているものの中央部は大型マンション、郊外では新興住宅地の開発が進んでいる。土地が平坦なためか、自転車の利用も非常に多い。
財政では大村競艇場の売上が増加している影響もあり[注 1][2]、市への繰入れ金額も増加している。
2019年10月5日に長崎県立図書館(ミライon図書館)が全館オープンした。
元大村海軍病院の国立病院機構長崎医療センター(ドクターヘリ配備)、元海軍共済病院の大村市民病院を有する。
地理
[編集]多良山系の西麓、大村湾の東岸に位置する。大村平野は長崎県内でも数少ない、まとまった面積を持つ平坦地でもある。
市西部の市街地は郡川・大上戸川の扇状地の上にある。平野部が比較的広く生活の不便が少ない。また、平野部から山間部にかけてはなだらかな起伏となっている。市の東部は標高1,076mの経ヶ岳を筆頭に多良山系の切り立った山地があり、各河川によって深い谷が刻まれる。
- 平野: 大村平野
- 湾: 大村湾
- 山岳: 多良山系経ヶ岳・五家原岳(ごかはらだけ)・郡岳(こおりだけ)
- 渓谷: 黒木渓谷
- 河川: 郡川(こおりがわ)・大上戸川(だいじょうごがわ)・内田川・鈴田川・東大川
- 島: 箕島(みしま: 長崎空港)・臼島
- 湖沼: 野岳湖・池田堤
- ダム: 萱瀬(かやぜ)ダム・重井田ダム
気候
[編集]大村(1996年 - 2020年(降水量、平均降水日数は1991年 - 2020年))の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 20.3 (68.5) |
22.0 (71.6) |
25.0 (77) |
28.3 (82.9) |
31.7 (89.1) |
36.2 (97.2) |
37.2 (99) |
38.7 (101.7) |
36.0 (96.8) |
32.2 (90) |
27.6 (81.7) |
24.9 (76.8) |
38.7 (101.7) |
平均最高気温 °C (°F) | 10.5 (50.9) |
12.0 (53.6) |
15.5 (59.9) |
20.3 (68.5) |
24.6 (76.3) |
27.3 (81.1) |
30.8 (87.4) |
32.6 (90.7) |
29.3 (84.7) |
24.5 (76.1) |
18.6 (65.5) |
12.9 (55.2) |
21.6 (70.9) |
日平均気温 °C (°F) | 6.7 (44.1) |
7.6 (45.7) |
10.7 (51.3) |
15.2 (59.4) |
19.7 (67.5) |
23.3 (73.9) |
27.1 (80.8) |
28.3 (82.9) |
25.0 (77) |
20.0 (68) |
14.4 (57.9) |
9.0 (48.2) |
17.3 (63.1) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.9 (37.2) |
3.5 (38.3) |
6.2 (43.2) |
10.8 (51.4) |
15.5 (59.9) |
20.0 (68) |
24.3 (75.7) |
25.1 (77.2) |
21.6 (70.9) |
15.9 (60.6) |
10.4 (50.7) |
5.3 (41.5) |
13.5 (56.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −6.2 (20.8) |
−4.7 (23.5) |
−0.9 (30.4) |
2.7 (36.9) |
7.7 (45.9) |
12.8 (55) |
18.0 (64.4) |
19.1 (66.4) |
13.3 (55.9) |
7.6 (45.7) |
2.1 (35.8) |
−2.4 (27.7) |
−6.2 (20.8) |
降水量 mm (inch) | 57.4 (2.26) |
77.4 (3.047) |
112.6 (4.433) |
143.5 (5.65) |
158.0 (6.22) |
305.5 (12.028) |
305.5 (12.028) |
221.1 (8.705) |
179.7 (7.075) |
94.3 (3.713) |
88.3 (3.476) |
67.7 (2.665) |
1,811.1 (71.303) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 8.0 | 8.3 | 10.2 | 9.2 | 8.7 | 12.7 | 11.0 | 10.2 | 9.0 | 5.8 | 7.9 | 8.1 | 109.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[3] |
隣接する自治体
[編集]地区
[編集]- 大村地区・西大村地区・竹松地区・福重地区・松原地区・萱瀬地区・鈴田地区・三浦地区
- 詳しい町名については大村市の地名を参照。
歴史
[編集]大村藩
[編集]大村藩の起源は言い伝えによると藤原氏の遠縁にあたる藤原直純(諸説あり)が900年代前後に東彼杵荘大村に入り、久原(大村市久原町)に屋敷を建てて定住したのが始まり。その後16代領主純伊の際、島原の有馬氏に敗北。所領を失った。
しかしその後は北九州地方の豪族の手を借り旧領を回復。豊臣秀吉以前の大村家は長崎外海地方(現在の出島の起源とも)を領有しており、南蛮貿易も盛んだった。18代領主大村純忠は日本初のキリシタン大名。当然領内のキリスト教信仰は盛んになるが、反面仏教を排斥するというキリシタンの暴徒化もあり、いくつかの寺が焼き討ちされた。
19代(初代藩主)大村喜前の代で関ヶ原の戦いが起きた。大村家は東軍に付き、所領を安堵される。2万7千石の城下町として栄えたが、彼の代よりキリシタン弾圧が始まり、1657年(明暦3年)の郡崩れ(こおりくずれ)では、608名が検挙され、最終的に411名が処刑された。
幕末は明治新政府側につき、最終的に3万石となり、廃藩置県により大村県とされた後、長崎県に統合された。最後の藩主は大村純熈であった。
明治維新の際は明治政府側に立ったため所領を安堵され、明治以降も医学・政治などの分野で多くの偉人を輩出している。
近現代
[編集]大村藩の領地であった彼杵郡は東西に分割され、1889年の町村制施行によりさらに細分化された。大村藩解体後もしばらくは西彼杵半島方面との繋がりも深かったものの、城下町としての地位を失った大村は衰退をみることとなる。
1897年に熊本の歩兵第46連隊(日本陸軍)が放虎原(ほうこばる)に駐屯し、各種サービス業者が営業を開始したことにより状況は一変する。1923年には海軍航空隊が、1941年にはアジア最大ともいわれた第21海軍航空廠が開設され、大村は「軍都」として発展した。1941年の人口は3万3千人ほどであったが、1943年には6万7千人と倍増し、1942年2月11日に大村町、三浦村、萱瀬(かやぜ)村、福重(ふくしげ)村、鈴田村、松原村の1町5村が合併し市制施行した。
第21海軍航空廠は1944年10月25日の大村大空襲で壊滅し、その後も度々米軍の艦載機等の攻撃に晒されている。長崎市への原子爆弾投下の際には海軍や陸軍の病院があったため(前者は現在の国立病院機構長崎医療センター、後者は現在の市立大村市民病院)多くの被爆者が搬送されてきた。一時期、長崎師範学校(現: 長崎大学教育学部)や長崎医科大学基礎医学部などが大村市内に移転しており学園都市としての発展も期待されていたが、いずれも1949年から1953年にかけて長崎市に再移転している。
戦後は世界初の海上空港である長崎空港や高速道路などのアクセスの利便性を活かしたハイテク産業などの面でも発展を続けている。
行政区域の変遷
[編集]- 1871年(明治4年)
- 明治初年 - 大村城下各町が合併して大村町となる。
- 1878年(明治11年)10月28日 - 郡区町村編制法の長崎県での施行により、彼杵郡のうち現在の市域を含む区域に行政区画としての東彼杵郡が発足。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
- 1925年(大正14年)4月1日 ‐ 大村町・大村が合併し、改めて大村町が発足。
- 1939年(昭和14年)11月3日 ‐ 大村町・西大村・竹松村が合併し、改めて大村町が発足。
- 1942年(昭和17年) 2月11日 ‐ 大村町・三浦村・鈴田村・萱瀬村・福重村・松原村が合併し市制施行。大村市が発足。
- 1963年(昭和38年)7月1日 - 東彼杵町の一部、武留路郷が大村市に編入。
教育史
[編集]主な災害
[編集]行政
[編集]市長
[編集]代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山口尚章 | 1942年7月15日 | 1946年7月14日 | |
2-3 | 松本寅一 | 1946年8月15日 | 1948年12月27日 | |
4 | 柳原敏一 | 1949年1月31日 | 1952年11月17日 | |
5-8 | 大村純毅 | 1952年12月10日 | 1968年12月9日 | |
9-10 | 松本寅一 | 1968年12月10日 | 1976年5月26日 | |
11 | 高木隆虎 | 1976年6月20日 | 1979年3月27日 | |
12-13 | 戸島英二 | 1979年4月22日 | 1987年4月23日 | |
14-15 | 松本崇 | 1987年4月26日 | 1994年9月15日 | 収賄容疑で逮捕され辞職 |
16-17 | 甲斐田國彦 | 1994年10月16日 | 2002年10月15日 | |
18-21 | 松本崇 | 2002年10月16日 | 2015年9月25日 | 在職中に病死[6] |
22-23 | 園田裕史 | 2015年11月8日 | 現職 |
庁舎
[編集]- 大村市役所
国の機関
[編集]長崎空港があるため、空港関係の機関が多い。
- 経済産業省
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構長崎事務所
- 農林水産省
- 長崎森林管理署大村森林事務所
- 門司植物検疫所福岡支所長崎出張所空港分室
- 動物検疫所門司支所長崎空港出張所
- 裁判所
- 長崎地方裁判所 大村支部
- 長崎家庭裁判所 大村支部
- 大村簡易裁判所
長崎県の機関
[編集]地理的にも長崎県の中央に位置し、離島とも空路で結ばれているため、県の機関も多い。
- 教育
- 警察
- 農林
- 長崎県環境保健研究センター
- 長崎県農林技術開発センター
- 長崎県畜犬管理所
- 長崎県畜犬愛護指導協力会
- その他
- 県央振興局(諫早市)が担当
警察
[編集]消防
[編集]- 県央地域広域市町村圏組合
- 大村消防署
- 宮小路分署
- 久原分署
- 大村消防署
医療
[編集]- 国立病院機構長崎医療センター(643床)
- 長崎県精神医療センター(141床、旧長崎県立大村病院)
- 市立大村市民病院(284床)
- 大村共立病院(198床)
- 貞松病院(76床)
- 中澤病院(60床)
- 南野病院(95床)
-
大村市水道局
-
大村市民病院
福祉
[編集]- 社会福祉法人 光と緑の園
- 社会福祉法人 大村福祉会(泉の里)
- 社会福祉法人 ことの海会
- 社会福祉法人 とみのはら福祉会
議会
[編集]市議会
[編集]- 定数:25人
- 任期:2023年5月2日 - 2027年5月1日
衆議院
[編集]- 2024年衆議院議員補欠選挙
- 選挙区:長崎3区(佐世保市(早岐・三川内・宮の各支所管内)、大村市、対馬市、壱岐市、五島市、東彼杵郡、北松浦郡(小値賀町)、南松浦郡)
- 投票日:2024年4月28日
- 当日有権者数:231,747人
- 投票率:35.45%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
当 | 山田勝彦 | 44 | 立憲民主党 | 前 | 53,381票 |
井上翔一朗 | 40 | 日本維新の会 | 新 | 24,709票 |
- 2021年衆議院議員総選挙
- 選挙区:同上
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:236,525人
- 投票率:60.93%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 谷川弥一 | 80 | 自由民主党 | 前 | 57,223票 | |
比当 | 山田勝彦 | 42 | 立憲民主党 | 新 | 55,189.084票 | ○ |
山田博司 | 51 | 無所属 | 新 | 25,566.906票 | ||
石本啓之 | 52 | 改新党 | 新 | 2,750票 |
経済
[編集]農業
[編集]漁業
[編集]産業
[編集]- 大村ハイテクパーク・オフィスパーク大村
- 伸和コントロールズ
大村市に本社を置く主な企業
[編集]- SUMCO TECHXIV
- オリエンタルエアブリッジ
- ボートレース大村
- 長崎空港ビルディング株式会社(NABIC)
- 九州教具株式会社
- 株式会社琴花園
金融機関
[編集]- 銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 西海みずき信用組合 - 早岐支店大村出張所
- 長崎県央農業協同組合(JAバンク) - 大村北支店、大村中央支店、郡支店、三鈴支店
郵便局
[編集]- ホテル
- 大村ステーションホテル長崎空港
- 大村ステーションホテル
- チサンイン大村長崎空港
- 大村セントラルホテル
- 長崎インターナショナルホテル
- 大村マリーナホテル
- 大村ヤスダオーシャンホテル
- ビジネスホテル 花まるみ
- ヴィラテラス大村ホテル&リゾート
- HOTEL AZ 長崎大村店
- ビジネスホテル 古賀島
- みなと 旅館
- Village BFH
- ビジネスホテル よし川
- 旅館いろは
- 出雲屋旅館
- 旅館 浮亀
- ビジネス民宿 ふるさと
- ホテル 伊出屋
姉妹都市・友好都市
[編集]姉妹都市
[編集]- 国内
- 国外
友好都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]大村市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大村市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大村市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大村市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
[編集]大学
[編集]- 私立
- 活水女子大学 大村キャンパス
高等学校
[編集]中学校
[編集]- 市立
小学校
[編集]- 市立
幼稚園
[編集]- 市立
- 大村幼稚園
- 西大村幼稚園
- 福重幼稚園
- 松原幼稚園
- 私立
- 大村聖母幼稚園
- 向陽幼稚園
- 長崎星美幼稚園
保育所
[編集]- 市立
- 三城保育所
- 私立
- 池田保育園
- 植松保育園
- おひさま保育園
- かたまち保育園
- 萱瀬保育園
- 三浦保育園
- 久原保育園
- 桜馬場保育園
- 新城保育園
- 諏訪保育園
- かしのき保育園
- 松原保育園
- ふるまち保育園
- ときわ保育園
- 妙宣寺保育園
- ゆりかご保育園
- わかば保育園
認定こども園
[編集]- 市立
- 放虎原こども園(旧・放虎原幼稚園)
- 私立
- かめりあこども園(旧・大村市立竹松幼稚園)
- ひまわり認定こども園
- 認定こども園たんぽぽ園
- くじら認定こども園
- 認定こども園昊天宮保育園
- 認定こども園すずたこども園
- フォルテこども園
- 認定こども園わんぱくはうす
特別支援学校
[編集]- 県立
その他の学校
[編集]- 県立
- 長崎県消防学校
- 私立
- 長崎リハビリテーション学院
- 大村建設技術専門学院
施設
[編集]図書館
[編集]- 長崎県立図書館(ミライon)・・・県立図書館と市立図書館の施設区分のない一つの図書館として整備された。
- 大村市立図書館
- 中地区公民館(コミュニティーセンター)図書室
- 市の出張所にも図書室がある(三浦・鈴田・竹松・福重・松原・萱瀬)
博物館
[編集]- 大村市こども科学館(プラットおおむら(中心市街地複合ビル)5階)
ホール
[編集]- 大村市民会館(2015年3月31日閉館・跡地にミライon)
- シーハットおおむら(大村市体育文化センター)---ホール、体育館など。
- 長崎県立図書館(ミライon)
スポーツ施設
[編集]交通
[編集]航空
[編集]- 長崎空港-オリエンタルエアブリッジが同空港を運航拠点としている。
鉄道
[編集]中心駅は大村駅。【 】印は快速列車全列車が停車する駅。
バス路線
[編集]一般路線バス
[編集]高速バス
[編集]- 大村市街地発着
- 高速シャトルバス(長崎県営バス):長崎市 - 大村市
- 長崎空港連絡バス
- 以下は長崎市と各地を結ぶ中長距離高速バスで、大村市内の長崎自動車道上の高速松原、大村IC、大村木場に停車
道路
[編集]- 高速自動車国道
- 長崎自動車道
- 一般車両用施設: 大村インターチェンジ - 木場PA/スマートIC(PAは下り線のみ)
- バス停留所: 松原バスストップ - 大村インターチェンジ - 高速大村木場(上り線は単独設置、下り線は木場パーキングエリアに併設)
- PA(パーキングエリアは)は大村湾PA、木場PA、今村PA
- ICは大村IC、木場スマートIC
- 長崎自動車道
- 一般国道
- 主要地方道(県道)
- 一般県道
- 長崎県道126号松原停車場線
- 長崎県道127号竹松停車場線
- 長崎県道257号大村外環状線
- 道の駅
港
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 大村公園
- 玖島城址二重馬場の桜トンネル、大手(大村神社)の桜を筆頭に、大村公園は日本のさくら名所100選に選出されている。4月中旬頃「オオムラザクラ」も見られる。花見の名所であり、特に3月から7月にかけては様々な催しが行われ、来客も多い。城堀跡に作られた菖蒲園もあり、シーズン期間中は花菖蒲の見所となっている。また、菖蒲園付近にある池にはボラが多数生息している。
- 旧円融寺: 国の名勝に指定されている枯山水様式の庭園がある。
- 大村競艇場: 競艇発祥の地。県内、県外の来客も多い。入場料は100円。観覧無料のお笑いライブも多い。日本最南端の競艇場。
- 野岳湖: キャンプ、遠足などに適した公園施設。道が広いため車で行きやすい。ゴルフ場も近い。また、付近には鉢巻山展望所がある。
- 裏見の滝: 野岳湖に近く有名な滝。滝の裏側に回ることができることに由来。裏見の滝自然花苑が併設されており、世界各地のしゃくなげ6,000本が植えられている。
- 琴平スカイパーク
- おおむら夢ファーム「シュシュ」: アイスクリーム,シャーベットが有名。他にレストランやマーケットもある。
- おおむら夏越まつり: 例年8月の始めに催される。初日は花火大会、2・3日目が本祭り。
- 森園公園: 空港入口(箕島大橋)にある。景色も良く、海風も当たる。
- サンスパおおむら: 空港入口の天然温泉。温泉以外にも、飲食店・コミックカフェ・ゲームセンターなど数多くの店舗がある。
- 大村湾サーキット: 野岳湖の横に位置しているレーシングカートコース。一般向けにレンタルカート完備。県内、県外の来客も多い。
- フルーツの里ふくしげ: 福重地区にある、果樹農家が密集している地区の総称・ブランド。シーズン中には、梨狩りやブドウ狩りを提供する農園もある。
- スコーコーヒーパーク: 日本初のコーヒー温室栽培に成功。自家生産によるコーヒー専門店。店舗スタッフによる観光客向けのショーも行われている。国道34号寿古町沿い。
郷土芸能・名産品
[編集]- 黒丸踊り - 寿古踊り、沖田踊りと共に郡三踊りと呼ばれている。空港入り口交差点に黒丸踊りの像が建てられている。
- 大村寿司 - 四角形の押し寿司で、上に錦糸卵を載せたもの。主要販売店などで購入可。全日空の機内食(長崎 - 東京)でも食べられる。
- 塩ゆで落花生 - 落花生を塩ゆでしたもの。ゆでピーの愛称で親しまれている。大村市内の学校給食でも食べられている。
- 松原鎌、包丁 - 郡地区・松原本町で生産される刃物の総称。
- 黒田五寸人参 - 主に黒丸町で生産される特産品。
- 寿古コーヒー - 寿古町で生産される国産コーヒー。大村湾PAでも購入できる。
- 大村あま辛まっ黒!カレー - 2008年に考案されたご当地カレー。
その他
[編集]- 長崎OMURA室内合奏団 - 社団法人日本オーケストラ連盟の準会員である九州で2つ目となるプロオーケストラ。
- シーハットおおむら・さくらホールを拠点に大村市、長崎市、佐世保市で定期演奏会を年間5回開催。
大村市出身の人物
[編集]スポーツ
[編集]その他
[編集]- 池内比呂子(テノ. ホールディングス創業者・社長、女性初の九州経済連合会理事)
- 石井筆子(教育者)
- 楠本正隆(第三代衆議院議長、東京府知事、東京市会議長、長崎府判事)
- 貞松隆弥(サダマツ社長)
- 沢山精八郎(貴族院多額納税者議員)
- 杉田亮毅(元日本経済新聞社社長)
- 田崎俊作(東証一部上場企業・TASAKI創業者)
- 田口健二(元衆議院議員)
- 浜田彪(元三菱造船会長)
- 園田裕史(大村市長)
- 横山寅一郎(長崎市長)
- 蝶々夫人(プッチーニの歌劇「蝶々夫人」の主人公で架空の人物)
- 長岡半太郎(物理学者、大阪帝国大学初代総長、大村藩校五教館最後の入学者)
- 福田雅太郎(陸軍大将、旧制私立大村中学玖島学館卒)
- 丸谷浩介(法学者、九州大学教授)
- 三岳博輔(元日本NCR専務)
- 荒木十畝(横山大観と並び称される日本画の大家、私立大村中学玖島学館卒)
- 太田大八(絵本作家・画家)
- LAMP IN TERREN(ロックバンド)
- ANZA(女優、歌手)
- 谷川史子(漫画家)
- 津田菜都美 (女優、タレント)
- 徳島早苗(漫画家)
- 松尾伴内(タレント・たけし軍団)
- 古賀一樹(アダージョ)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー沖縄所属のお笑い芸人)
- JOE(ドラマー)
- 宮脇詩音(歌手)
- 小湊よつ葉(女優、元フェアリーズ)
- ジェットセイヤ(go!go!vanillas、ドラムス)
- 渡辺清(福岡県・福島県知事)
- 渡辺昇(大阪府知事)
- 田中萬一(元最高検察庁刑事部長)
- 佐久吉忠夫(作家)
- 尾崎世里花(STU48)
大村市ゆかりの人物
[編集]- 今里広記(日本精工会長から経団連副会長、波佐見町出身)
- 蛭子能収(漫画家、タレント、大村競艇場で毎年蛭子能収杯が開催、長崎市出身[注 5])
- 大村純毅(旧大村藩主家大村氏第33代当主、元大村市長、名誉市民。静岡県静岡市生まれ、東京都出身)
- 黒板勝美(国史学の権威、東京帝国大学教授、旧制私立大村中学玖島学館卒業、波佐見町出身)
- 長与専斎(衛生行政の祖、長崎府医学校(後の長崎大学医学部)校長、大村藩校五教館に学ぶ)
- 福田清人(児童文学、旧制長崎県立大村中学玖島学館卒業、波佐見町出身)
- 力道山(力士、プロレスラー、番付上の出身地は東彼杵郡大村町、出生地は朝鮮咸鏡南道)
- 宇野常寛(評論家、幼少期の一時期、大村市で過ごす)
- 高垣麗子 (ファッションモデル、母親、母方の祖父が大村市出身)[8][9]。
- 山本美月(女優、ファッションモデル、小学3年生まで大村市で育つ)
- 片山さつき(国会議員、大村藩家臣の朝長氏の子孫で大村37士の4番目朝長熊平は曽祖父にあたる)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 百貨店、29年の歴史に幕 浜屋大村店が閉店 長崎(朝日新聞デジタル)2013年8月2日閲覧。
- ^ “大村ボート3年連続売上日本一 最高更新1807億円 電話・ネット投票後押し”. 長崎新聞 (2023年4月7日). 2023年12月14日閲覧。
- ^ “大村 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月24日閲覧。
- ^ “令和2年7月豪雨による浸水状況について”. 国土交通省 (2020年7月31日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ “国助成で拡幅目指す 7月豪雨で決壊の大村・佐奈河内川”. 長崎新聞 (2020年9月19日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ “松本崇氏が死去 長崎県大村市長”. 日本経済新聞. (2015年9月25日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ 新市役所の建設地に…大村市民プールが営業終了 2029年度に移転・統合し再オープンへ【長崎】 - テレビ長崎(2024年8月26日閲覧)
- ^ “いらっしゃい|高垣麗子オフィシャルブログ”. Ameba (2016年10月30日). 2020年3月17日閲覧。
- ^ “大村市にて|高垣麗子オフィシャルブログ”. Ameba (2016年11月5日). 2020年3月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 大村市史編纂委員会編著『大村市史(上・下)』大村市役所、1962年
- 久田松和則『大村史 琴湖の日月』国書刊行会、1989年
- 牧野一成 「城下町から高速交通の拠点都市へ - 大村市」『九州 地図で読む百年』平岡昭利編、古今書院、1997年、73-78頁、ISBN 4-7722-1665-0
関連文献
[編集]- 大村市 『新編大村市史』第一巻~第五巻
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 大村市 (city.omura) - Facebook
- 大村市 - YouTubeチャンネル
- 大村市 (@omuracity) - LINE公式アカウント
- 大村観光ナビ
- 大村商工会議所ホームページ
- 大村商工会議所青年部
- 社団法人 大村青年会議所ホームページ
- 長崎リンク
- ウィキトラベルには、大村市に関する旅行ガイドがあります。
- 大村市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ