浦和美園車両基地
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浦和美園車両基地 | |
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浦和美園車両基地 | |
基本情報 | |
所在地 | 埼玉県さいたま市緑区 |
座標 | |
鉄道事業者 | 埼玉高速鉄道 |
最寄駅 | 浦和美園駅 |
管轄路線 | 埼玉高速鉄道線 |
管轄車両 |
埼玉高速鉄道2000系 東京地下鉄9000系 |
車両基地概要 | |
敷地面積 |
50,739.925 m2[1] ただし、65,000 m2となっている資料もある[2] |
留置線本数 | 8本 |
検査線本数 | 3本 |
洗浄線本数 | 2本(手洗浄線) |
その他設備 | 修繕線、車輪転削線、試運転線など |
最大収容両数 |
120両(8両編成15本)[3] 112両(8両編成14本)となっている資料もある[2] |
配置両数 | 60両 |
浦和美園車両基地(うらわみそのしゃりょうきち)は、埼玉県さいたま市緑区にある、埼玉高速鉄道の車両基地である。
概要
[編集]埼玉高速鉄道線の開業に合わせて運用を開始した。当車両基地では埼玉高速鉄道線車両の列車検査および月検査、車輪転削、車両清掃、車両故障対応等を実施している[2]。2001年(平成13年)4月からは当時の営団地下鉄車両の一部の列車検査と車輪転削、車両清掃も実施している[4] 。また、東京メトロ南北線・東急電鉄・相模鉄道それぞれの車両の留置および夜間滞泊も行っている。
- 敷地面積:50,739.925 m2[1][5]。ただし、65,000 m2となっている資料もある[2]
- 留置能力:120両(8両編成15本)[3]。ただし、112両(8両編成14本)となっている資料もある[2]
構内には以下の設備を有する。
- 構内試運転線(1番線)[2]。
- 検修庫があり、修繕線が1線(2番線)、ピット構造の月検査線が1線(3番線)、列車検査線が2線(4・5番線)ある[2]。
- 手洗浄台のある洗浄線が2線(6・7番線)[5]。
- 留置線が8線(8 - 15番線)[5]。
- 構内試運転線が折り返す形で、車輪転削庫に繋がる転削線が1線ある[2]。
- 折り返す形で、車両洗浄機を有する機械洗浄線が1線ある[2]。
配置車両
[編集]- 2000系 - 60両
担当車両
[編集]- 埼玉高速鉄道線
- 2000系
- 東京メトロ南北線
その他入庫車両
[編集]- 東急目黒線・東急新横浜線
- 相模鉄道
- 21000系
- 自社の2000系が2本以上入場した場合は予備編成がなくなるため、これら4形式および東京メトロ9000系を1編成、およびそれ以上の編成を借用する場合がある。
その他
[編集]車両基地の付近には埼玉スタジアム2002があり、その近くに駅を設置する計画がある。また、線路の一部は将来、岩槻・蓮田方面へ延伸した際には本線となる予定である。
毎年ハロウィン時期に開催される「浦和美園まつり&花火大会」にあわせ一日だけ車両基地が一般公開(日程は若干前後する場合もある)されており[6]、2000系と東京メトロ9000系のほか、東急3000系、5080系、3020系のどれかが展示されたこともある。2024年10月27日の一般公開では初めて、相鉄21000系が展示された。
2004年8月、東京都交通局6300形電車の第31編成が誘導障害の試験のため東京メトロ南北線を経て当車両基地まで走行した記録があり、6300形の中では唯一埼玉県内へ入線した。
脚注
[編集]- ^ a b 埼玉高速鉄道 浦和美園車両基地(岩崎電気納入事例)。
- ^ a b c d e f g h i j 日本鉄道車両機械協会「ROLLINGSTOCK&MACHINERY」2001年4月号国内情報「埼玉高速鉄道線の機械設備の概要について」pp.53 - 58記事。
- ^ a b 埼玉高速鉄道線 浦和美園車両基地(復建エンジニアリング実績紹介)。
- ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2005年3月臨時増刊号「東京地下鉄特集」記事。
- ^ a b c 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2001年8月号「埼玉高速鉄道の概要」p.105 - 109。
- ^ 県民の日は埼玉高速鉄道線で楽しもう!!(埼玉高速鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2001年時点の版)。
参考文献
[編集]- 日本鉄道車両機械協会『ROLLINGSTOCK&MACHINERY』2001年4月号国内情報「埼玉高速鉄道線の機械設備の概要について」pp.53 - 58
- 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2001年8月号「埼玉高速鉄道の概要」p.105 - 109。
関連項目
[編集]座標: 北緯35度53分50.59秒 東経139度43分25.07秒 / 北緯35.8973861度 東経139.7236306度