コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

白糸台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白糸台駅[※ 1]
駅舎(2022年10月)
しらいとだい
Shiraitodai
SW03 多磨 (1.4 km)
(1.5 km) 競艇場前 SW05
地図下は武蔵野台駅
所在地 東京都府中市白糸台二丁目71-6
北緯35度39分59.5秒 東経139度30分35.6秒 / 北緯35.666528度 東経139.509889度 / 35.666528; 139.509889座標: 北緯35度39分59.5秒 東経139度30分35.6秒 / 北緯35.666528度 東経139.509889度 / 35.666528; 139.509889
駅番号 SW04
所属事業者 西武鉄道
所属路線 多摩川線
キロ程 5.5 km(武蔵境起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[西武 1]6,286人/日
-2023年-
開業年月日 1917年大正6年)10月22日
備考 駅務管区所在駅[2]
  1. ^ 2001年平成13年)3月28日に「北多磨駅」から「白糸台駅」に改称[1]
テンプレートを表示

白糸台駅(しらいとだいえき)は、東京都府中市白糸台二丁目にある西武鉄道多摩川線駅番号SW04

所長駅長配置駅であり、「多摩川線管理所」として、多摩川線の全駅を管理している[2]

歴史

[編集]
北多磨駅時代の駅舎(1995年9月)
  • 1917年大正6年)10月22日:多摩鉄道の北多磨駅(きたたまえき)として開業。境(現・武蔵境) - 北多磨間の開業に伴い、終着駅として開業した。
  • 1919年(大正8年)6月1日:北多磨 - 常久(現・競艇場前)間の延伸開業により、途中駅となる。
  • 1927年昭和2年)8月30日:多摩鉄道線の(旧)西武鉄道による買収に伴い、西武鉄道の駅となる。
  • 1977年(昭和52年)6月23日:改良工事によりホーム移設[3][4]
  • 2001年平成13年)3月28日:隣の多磨墓地前駅が多磨駅に改称した事に伴い、それより南にある当駅は混乱防止のため、現在の所在地名にちなみ白糸台駅に改称[1]

駅名の由来

[編集]

当駅の所在地名にちなむ。当地は古くは白糸村と呼ばれており、白糸台の地名はそれによる。

旧称の「北多磨」は、当駅南方に先行開業していた京王電気軌道(現・京王電鉄)の「多磨駅」(現・多磨霊園駅)の北方に開業したことに因んでいた。

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は駅の西南にあり、改札口を入って構内踏切で上り線を渡ると左手(上り方、武蔵境側)にホームがある。かつてのホームは構内踏切の下り方(是政側)にあったが、1977年6月の改良工事の際に現在の位置に移設された[4]

トイレは改札口を入って右手にある。2008年2月にユニバーサルデザインの一環として多機能トイレが追設された。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 SW 多摩川線 上り 武蔵境方面
2 下り 是政方面

(出典:西武鉄道:駅構内図

  • ただし、初電車の是政行きが1番ホームから発車する場合がある。

利用状況

[編集]

2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員6,286人であり、西武鉄道全92駅中76位[西武 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
1990年(平成02年) 1,956 [* 1]
1991年(平成03年) 2,049 [* 2]
1992年(平成04年) 2,074 [* 3]
1993年(平成05年) 2,192 [* 4]
1994年(平成06年) 2,274 [* 5]
1995年(平成07年) 2,273 [* 6]
1996年(平成08年) 2,351 [* 7]
1997年(平成09年) 4,751 2,427 [* 8]
1998年(平成10年) 4,850 2,460 [* 9]
1999年(平成11年) 4,834 2,464 [* 10]
2000年(平成12年) 4,774 2,444 [* 11]
2001年(平成13年) 4,824 2,455 [* 12]
2002年(平成14年) 4,937 2,515 [* 13]
2003年(平成15年) 4,965 2,530 [* 14]
2004年(平成16年) 5,045 2,493 [* 15]
2005年(平成17年) 5,009 2,389 [* 16]
2006年(平成18年) 4,909 2,342 [* 17]
2007年(平成19年) 4,839 2,342 [* 18]
2008年(平成20年) 5,122 2,488 [* 19]
2009年(平成21年) 5,371 2,633 [* 20]
2010年(平成22年) 5,267 2,608 [* 21]
2011年(平成23年) 5,209 2,568 [* 22]
2012年(平成24年) 5,354 2,655 [* 23]
2013年(平成25年) 5,519 2,742 [* 24]
2014年(平成26年) 5,635 2,808 [* 25]
2015年(平成27年) 5,863 2,918 [* 26]
2016年(平成28年) 5,999 2,984 [* 27]
2017年(平成29年) 6,038 2,995 [* 28]
2018年(平成30年) 6,253 3,104 [* 29]
2019年(令和元年) 6,439 3,199 [* 30]
2020年(令和02年) [西武 2]4,970
2021年(令和03年) [西武 3]5,410
2022年(令和04年) [西武 4]6,038
2023年(令和05年) [西武 1]6,286

駅周辺

[編集]
駅の南にある品川街道との踏切

駅の東側(駅舎の反対側)に接して、多摩川線の開業以来の車両基地である白糸台車両基地がある。そのため、早朝には当駅始発の列車が設定されている。以前は当駅終着の列車も運行されていた。

駅の北側に旧甲州街道の踏切があり、駅舎からこの踏切にかけての線路沿いの道に、数軒の商店がある。旧駅名の由来の旧多磨村の中心地に近い。

駅の南側を、品川道が通っている。

近隣の施設等

[編集]

近隣の駅

[編集]

当駅から600 mほど離れた場所には京王線の駅が2駅ある。当駅改札口付近には両駅への案内図が掲出され、車内自動放送でも「京王線はお乗り換え」という案内がされる。ただし、京王線からは当駅への正式な乗換案内は行っていない上、連絡運輸も行っていない。

隣の駅

[編集]
西武鉄道
SW 多摩川線
多磨駅 (SW03) - 白糸台駅 (SW04) - 競艇場前駅 (SW05)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 3月28日(水)、多摩川線の駅名を変更します。新駅名 「多磨」(現・多磨墓地前)「白糸台」(現・北多磨)』(プレスリリース)西武鉄道、2001年2月21日。オリジナルの2004年8月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20040803225728/http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2001/ekimeikae.html2022年3月26日閲覧 
  2. ^ a b 田中孝憲(西武鉄道鉄道本部運輸部管理課)「駅・乗務所のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第63巻第12号(通巻884号)、電気車研究会、2013年12月10日、50頁、ISSN 0040-4047 
  3. ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
  4. ^ a b 鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号(通巻716号)、電気車研究会、p.154
  5. ^ 府中市統計書 - 府中市
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京都統計年鑑
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2023年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2024年6月21日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  3. ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  4. ^ 駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月30日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]