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仙台総合鉄道部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙台総合鉄道部
基本情報
所在地 宮城県仙台市宮城野区燕沢字前塚82-1
座標: 北緯38度17分06秒 東経140度56分02秒 / 北緯38.28487447度 東経140.93388737度 / 38.28487447; 140.93388737
鉄道事業者 日本貨物鉄道
帰属組織 東北支社
所属略号 仙貨
最寄駅 東北本線東仙台信号場東仙台駅 - 岩切駅間)に併設
車両基地概要
敷地面積 46,383 m2
配置両数
電気機関車 69両
内燃機関車 2両
合計 71両
備考 2024年3月現在のデータ
敷地面積は有価証券報告書の値[1]
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仙台総合鉄道部(せんだいそうごうてつどうぶ)は、宮城県仙台市宮城野区にある日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社の車両基地・乗務員基地などを含む現業機関である。前身は国鉄時代の長町機関区であり、1987年4月1日のJR貨物発足時もこの名称を継承した。

1999年4月1日に盛岡機関区の配置車両を移管・集約[注 1]したのち、長町駅東側に広がる広大な貨物ヤード跡地の都市開発計画を受けて同年8月に現在地へ移転、名称を仙台機関区に変更[注 2][2]し、2000年4月1日現組織に改組された[3]。なお、旧機関区の敷地は仙台市と都市再生機構によって土地区画整理事業が実施され、「あすと長町」として整備されている。

2017年現在、JR貨物の中で唯一車両配置のある総合鉄道部でもある。酒田地区常駐のDE10形東新潟機関区所属)を除く、東北地区のJR貨物の機関車の大半が所属する基地である。

配置車両に表示される略号

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  • 仙貨」 - 仙台を意味する「仙」と、貨物を意味する「貨」から構成される。
    • 」 - 長町機関区時代。長町を意味する「長」で構成される。
    • 」は仙台車両センターが使用する。

歴史

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長町操車場(1954年)

配置車両

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配置車輛は2024年3月現在、運用範囲は2016年3月26日改正時[4]

電気機関車

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EH500形
69両(1-44・51-65・66・73-81・901号機)が所属。
65.66.73号機の3両は、門司機関区に転属のため、2021年12月1日現在、仙貨所属は66両。
定期運用範囲は以下のとおり。

ディーゼル機関車

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DE10形
1500番台2両(1539・1591号機)が所属[5]
2024年3月のダイヤ改正で定期運用が消滅した[5]
2024年3月のダイヤ改正までは秋田貨物駅での入換作業を担当していた。また、本来は愛知機関区所属のDD200形の運用である仙台貨物ターミナルでの入換作業と東北本線・石巻線の貨物列車牽引の代走を行うこともあった。
過去の運用範囲

仙台総合鉄道部宮城野派出

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仙台総合鉄道部宮城野派出(せんだいそうごうてつどうぶ・みやぎのはしゅつ)は、宮城県仙台市宮城野区にある日本貨物鉄道(JR貨物)の検修区所である。

所在地

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仙台市宮城野区宮城野3丁目2−1(仙台貨物ターミナル駅構内)

脚注

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注釈

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  1. ^ 盛岡機関区の乗務員部門は青森機関区の派出に、貨車検修部門は盛岡貨物ターミナル駅と統合して盛岡総合鉄道部に、それぞれ移行し、盛岡機関区は廃止。
  2. ^ 2代目。初代は現在の仙台車両センター

出典

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  1. ^ 第35期有価証券報告書 35頁 (PDF) - 日本貨物鉄道
  2. ^ a b 鉄道ピクトリアル』第49巻11号(通巻677号)、電気車研究会、1999年11月、87-88頁。 
  3. ^ a b 「車両の話題 JR貨物」『鉄道ファン』第40巻7号(通巻471号)、交友社、2000年7月、91頁。 
  4. ^ 「2021貨物時刻表」 公益社団法人鉄道貨物協会発行
  5. ^ a b 『レイルマガジン』No.456、ネコ・パブリッシング、2024年、pp.77-80
  6. ^ 「2015貨物時刻表」 公益社団法人鉄道貨物協会発行

関連項目

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