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稲荷町駅 (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
稲荷町駅
駅舎(2008年8月)
いなりまち
Inarimachi
(稲荷公園前)
地図
所在地 富山県富山市稲荷町四丁目1番73号
北緯36度41分47.75秒 東経137度13分52.49秒 / 北緯36.6965972度 東経137.2312472度 / 36.6965972; 137.2312472座標: 北緯36度41分47.75秒 東経137度13分52.49秒 / 北緯36.6965972度 東経137.2312472度 / 36.6965972; 137.2312472
駅番号 T02
所属事業者 富山地方鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
乗車人員
-統計年度-
559人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
1,217人/日
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)8月15日[1][2]
乗入路線 2 路線
所属路線 本線
キロ程 1.6 km(電鉄富山起点)
T01 電鉄富山 (1.6 km)
(0.9 km) 新庄田中 T03
所属路線 不二越線
キロ程 0.0 km(稲荷町起点)
(0.6 km) 栄町 T58
備考 駅員終日配置駅
テンプレートを表示

稲荷町駅(いなりまちえき)は、富山県富山市稲荷町四丁目にある、富山地方鉄道である。駅番号T02

利用可能な鉄道路線

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歴史

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駅構造

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本線は相対式ホーム2面2線、不二越・上滝線は単式ホーム1面1線[11]を持つ3面3線の地上駅である[1]。駅員が終日配置されている(2021年時点)[12]木造駅舎を有する。

稲荷町駅の東側、本線と不二越・上滝線の線路の間に稲荷町テクニカルセンター(車両基地[13][14]・工場)[15]が設置されている[16][17]。定期検査や修繕、冷房化改造、中古車両の改造も行っている。富山軌道線の車両の定期検査もこの工場で行っており、その際には不二越線南富山駅 - 当駅間は軌道線車両をディーゼル機関車で牽引して回送する。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
3 不二越・上滝線 上り 富山方面
下り 岩峅寺方面
1 本線
立山線直通電車含む)
上り 富山方面
2 本線 下り 宇奈月方面
立山線 立山方面

利用状況

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「富山県統計年鑑」[18]および「富山市統計書」[19]によると、2018年度の1日平均乗車人員557人である。

近年の1日平均乗降人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1995年 1,177
1996年 1,157
1997年 1,152
1998年 1,116
1999年 1,049
2000年 1,011
2001年 969 490
2002年 1,020 518
2003年 985 503
2004年 971 499
2005年 1,018 521
2006年 1,024 524
2007年 1,066 544
2008年 1,056 538
2009年 1,053 536
2010年 1,041 523
2011年 1,073 544
2012年 1,092 554
2013年 1,068 544
2014年 1,086 517
2015年 1,141 532
2016年 1,156 538
2017年 1,176 548
2018年 1,185 557
2019年 1,217 559
2020年 972 468
2021年 988 477
2022年 1,028 483

駅周辺

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隣の駅

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富山地方鉄道
本線・立山線(電鉄富山 - 寺田間は本線)
特急・快速急行
通過
急行(上りのみ運転)・普通
電鉄富山駅 (T01) - 稲荷町駅 (T02) - 新庄田中駅 (T03)
不二越・上滝線
電鉄富山駅 (T01) - 稲荷町駅 (T02) - 栄町駅 (T58)

脚注

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注釈

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  1. ^ 当駅 - 富山田地方駅間は両社線の単線並列で当駅の西側に平面交差があった。

出典

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  1. ^ a b c 川島 2010, p. 63.
  2. ^ a b 寺田 2013, p. 243.
  3. ^ a b c d e f g 朝日 2011, p. 14.
  4. ^ a b c d e f 寺田 2013, p. 242.
  5. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1914年12月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ a b c d 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、182頁。 
  7. ^ a b c 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、175頁。 
  8. ^ 朝日 2011, p. 15.
  9. ^ a b 『富山地方鉄道五十年史』(1983年3月28日、富山地方鉄道株式会社発行)530頁。
  10. ^ 『富山地方鉄道70年史 -この20年のあゆみ-』(2000年9月、富山地方鉄道発行)102頁。
  11. ^ 川島 2010, p. 75.
  12. ^ 鉄道線各駅の駅員配置時間表” (PDF). 富山地方鉄道 (2021年4月1日). 2021年10月23日閲覧。
  13. ^ 富山地鉄、稲荷町車両基地の一般公開イベント実施…11月3日”. Response. (2013年10月24日). 2021年10月23日閲覧。
  14. ^ “鉄道の安全運行学ぶ 富山で県民生涯学習カレッジ”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北日本新聞). (2019年6月9日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000019943 2021年10月23日閲覧。 
  15. ^ “ひとえきものがたり 改造レッドアローとともに 稲荷町駅(富山県、富山地方鉄道)”. 朝日新聞. (2011年12月19日). オリジナルの2011年12月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111224142422/http://www.asahi.com/travel/hitoekigatari/TKY201112190153.html 2021年10月23日閲覧。 
  16. ^ 朝日 2011, p. 4.
  17. ^ 朝日 2011, p. 26.
  18. ^ 富山県統計年鑑(とやま統計ワールド)”. 富山県. 2024年8月29日閲覧。
  19. ^ 富山市統計書”. 富山市. 2024年8月29日閲覧。
  20. ^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)554頁。

参考文献

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  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』講談社、2010年10月20日。ISBN 978-4-06-270067-2 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 19 富山地方鉄道 富山ライトレール・万葉線 黒部峡谷鉄道・北越急行』朝日新聞出版、2011年7月24日。 
  • 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4 

関連項目

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外部リンク

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