コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

土木学会選奨土木遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

土木学会選奨土木遺産(どぼくがっかいせんしょうどぼくいさん)は、社団法人土木学会が、日本国内の歴史的建造物のうち土木構造物について、これの保存に資することを目的として構造物群を「土木遺産」に認定して顕彰する制度、及びこれにより顕彰された土木構造物群のこと。2000年より認定を開始している。2019年1月時点で394件が選ばれている[1]

基本的に日本国内の土木構造物を対象としているが、2009年以降は、日本統治時代に建設された台湾の土木構造物についても認定が行われている。

認定遺産一覧

[編集]

自治体名称は認定が行われた当時のもの。その後の市町村合併実施などにより変更されている場合がある。

2000年認定

[編集]

2001年認定

[編集]
夷川発電所京都市左京区

2002年認定

[編集]

2003年認定

[編集]
東西用水酒津樋門(岡山県倉敷市

2004年認定

[編集]

2005年認定

[編集]
箱根の函嶺洞門
旧大浜埼船舶通航潮流信号所

2006年認定

[編集]
利根運河

2007年認定

[編集]
荒川(福島市)の霞堤群

2008年認定

[編集]

2009年認定

[編集]

2010年認定

[編集]
相模野基線神奈川県
国土地理院の説明碑の下に土木学会選奨土木遺産のプレートが掲示されている

2011年度認定

[編集]

2012年度認定

[編集]

2013年度認定

[編集]
長生橋新潟県長岡市

2014年度認定

[編集]

2015年度認定

[編集]

2016年度認定

[編集]

2017年度認定

[編集]

2018年度認定

[編集]
ハンマーヘッドクレーン(横浜市)

2019年度認定

[編集]

2020年度認定

[編集]
灘拱橋

2021年度認定

[編集]

2022年度認定

[編集]

2023年度認定

[編集]

2024年度認定

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2020年に旧呉鎮守府防空指揮所および地下壕から改称[28]

出典

[編集]
  1. ^ 「土木遺産 頑張ってます/首都圏に111件/明治、大正、昭和…生活支え次の時代へ」東京新聞』朝刊2019年1月17日(30面)2019年1月20日閲覧。
  2. ^ “本年度の土木遺産 函館の水道施設群”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年11月15日)
  3. ^ 土木遺産(関西エリア)心斎橋駅舎他,御堂筋線の地下駅群”. heritage.jsce-kansai.net. 2022年6月9日閲覧。
  4. ^ 梅田駅天井改修、並びにそれに伴う広告媒体提案について”. 大阪市交通局. 2 Mar 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月8日閲覧。
  5. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 前橋地先の利根川の護岸と水制工”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  6. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 所野第一発電所 外山原取水施設”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  7. ^ 関東の土木遺産 - 神奈川県営水道施設群、土木学会関東支部事務局。
  8. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 日光稲荷川流域の砂防堰堤群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  9. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 江ノ島電鉄”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  10. ^ 旧北陸本線トンネル群 位置図”. 福井県. 2022年6月9日閲覧。
  11. ^ 公益社団法人土木学会北海道支部 | 土木遺産”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  12. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 足利市近代水道施設群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  13. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 筑波山ケーブルカー”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  14. ^ 平成28年度 土木学会選奨土木遺産 認定 磐越西線鉄道施設群”. 福島県立博物館. 2 Mar 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
  15. ^ 関東の土木遺産 - わたらせ渓谷鐵道関連施設群 、土木学会関東支部事務局。
  16. ^ 信濃川 千手水力発電所施設群”. 関東の土木遺産. 土木学会関東支部. 2020年9月10日閲覧。
  17. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 湘南港”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  18. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / JR上越線清水トンネル関連施設群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  19. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 里川水系水力発電所群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月12日閲覧。
  20. ^ 土木遺産(関西エリア)奈良市水道施設遺産”. heritage.jsce-kansai.net. 2022年6月9日閲覧。
  21. ^ “選奨土木遺産に上電関連施設群 県内14件目|文化・イベント|上毛新聞ニュース” (日本語). 上毛新聞. (2018年9月29日). https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/culture/82525 2018年11月2日閲覧。 
  22. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 上毛電気鉄道関連施設群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  23. ^ 北國新聞社 (2018年9月29日). “辰巳用水が土木遺産に 県内4件目の認定 - 石川県のニュース | 北國新聞社”. www.hokkoku.co.jp. 2018年11月2日閲覧。
  24. ^ 辰巳用水にまなぶ会 (2019年11月20日). “土木遺産認定銘板を城内に設置 – 辰巳用水にまなぶ会”. 2022年6月9日閲覧。
  25. ^ a b 土木学会関西支部 (2019年7月). “支部だより No.76 2019.7”. 土木学会関西支部. 2019年9月5日閲覧。
  26. ^ 土木学会/18年度選奨土木遺産選定/阪神大震災被災構造物群など24件”. 日刊建設工業新聞 (2018年10月1日). 2018年11月2日閲覧。
  27. ^ 道明寺線の橋梁に「土木学会選奨土木遺産」認定証が授与されました”. 近畿日本鉄道株式会社 (2019年5月10日). 2019年6月12日閲覧。
  28. ^ 呉鎮守府地下施設群”. 土木学会選奨土木遺産. 土木学会. 2021年1月17日閲覧。
  29. ^ 【長岡】旧浦村鉄橋が土木学会選奨土木遺産に認定されました - 新潟県ホームページ”. www.pref.niigata.lg.jp. 新潟県 (2020年10月13日). 2022年6月9日閲覧。
  30. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 鹿島港”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  31. ^ 旧熱海線鉄道施設群 選奨土木遺産に認定 小田原市として2件目 | 小田原・箱根・湯河原・真鶴”. タウンニュース (2019年10月12日). 2019年10月26日閲覧。
  32. ^ 賀茂川・鴨川河川構造物群”. 京都府. 2019年10月26日閲覧。
  33. ^ 土木遺産(関西エリア)嵯峨野観光鉄道の構造物群”. heritage.jsce-kansai.net. 2022年6月9日閲覧。
  34. ^ 土木遺産(関西エリア)戦前竣工の京都市児童公園群”. heritage.jsce-kansai.net. 2022年6月9日閲覧。
  35. ^ 土木遺産(関西エリア)琵琶湖疏水鴨川運河施設群”. heritage.jsce-kansai.net. 2022年6月9日閲覧。
  36. ^ 土木学会選奨土木遺産の認定について~若松港築港関連施設群~”. 若築建設株式会社 東京本社 経営企画部 (2019年9月27日). 2019年10月26日閲覧。
  37. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 横浜港新港埠頭 関東大 震災復興 岸壁群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  38. ^ 「大阪狭山市域の南海電鉄煉瓦造暗渠群」が、「土木学会選奨土木遺産」に認定されました/大阪狭山市ホームページ”. www.city.osakasayama.osaka.jp. 2020年10月8日閲覧。
  39. ^ 阪急電鉄神戸市内線高架橋が 「土木学会選奨土木遺産」に認定されました”. 阪急電鉄株式会社 (2020年10月5日). 2020年10月8日閲覧。
  40. ^ 姫路モノレールが土木学会選奨土木遺産に認定されました”. 姫路市. 2020年10月8日閲覧。
  41. ^ 豊岡市水道の創設期施設が「土木学会選奨土木遺産」に認定されました”. 豊岡市公式ウェブサイト. 2020年10月8日閲覧。
  42. ^ 九州の近代土木遺産 九州の近代土木遺産マップ 八代の石造干拓施設群 - 公益社団法人 土木学会西部支部”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  43. ^ “福島県境の只見線鉄道施設群が認定 土木学会の選奨土木遺産 全線再開通への弾みに”. 福島民報. (2021年9月29日). https://www.minpo.jp/news/moredetail/2021092990757 2021年9月29日閲覧。 
  44. ^ 「只見線土木遺産」の魅力”. 只見線ポータルサイト. 2021年9月28日閲覧。
  45. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 渡良瀬川上流域足尾の砂防堰堤群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月8日閲覧。
  46. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 栗尾沢砂防施設群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月8日閲覧。
  47. ^ 京都市上下水道局:琵琶湖疏水(第1疏水,第2疏水,疏水分線ほか)の土木学会選奨土木遺産への認定について”. 京都市情報館. 2021年9月28日閲覧。
  48. ^ 「福島の石橋群」土木遺産に認定 県内8件目、高い技術力注目”. 福島民友新聞社 (2022年9月13日). 2022年9月19日閲覧。
  49. ^ 大阪市水道創設期及び拡張初期の施設群 | 土木学会 選奨土木遺産”. committees.jsce.or.jp. 2022年9月19日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]