三戸町
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さんのへまち 三戸町 | |||||
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三戸城温故館 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 青森県 | ||||
郡 | 三戸郡 | ||||
市町村コード | 02441-4 | ||||
法人番号 | 3000020024414 | ||||
面積 |
151.79km2 | ||||
総人口 |
8,177人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 53.9人/km2 | ||||
隣接自治体 |
三戸郡南部町、田子町、新郷村 秋田県鹿角市 岩手県二戸市 | ||||
町の木 | キリ | ||||
町の花 | フクジュソウ | ||||
村の鳥 | コノハズク | ||||
三戸町役場 | |||||
町長 | 沼沢修二 | ||||
所在地 |
〒039-0198 青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43 北緯40度22分42秒 東経141度15分32秒 / 北緯40.37839度 東経141.25878度座標: 北緯40度22分42秒 東経141度15分32秒 / 北緯40.37839度 東経141.25878度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
三戸町(さんのへまち)は、青森県三戸郡の南端、岩手県との境に位置する町。八戸市などとともに三八地域に属する[2]。
古くから三戸郡の中核機能を有する町として栄えてきた。
地理
[編集]地形は比較的平坦であり、田子町、新郷村と接する北西部に山地が広がる。町の中心部を南北に馬淵川が流れ、支流である猿辺川、熊原川が合流する。
気候
[編集]寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。
三戸(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 14.4 (57.9) |
18.2 (64.8) |
23.1 (73.6) |
31.2 (88.2) |
34.7 (94.5) |
35.6 (96.1) |
37.7 (99.9) |
37.4 (99.3) |
35.0 (95) |
29.4 (84.9) |
25.2 (77.4) |
18.7 (65.7) |
37.7 (99.9) |
平均最高気温 °C (°F) | 2.4 (36.3) |
3.5 (38.3) |
7.8 (46) |
14.9 (58.8) |
20.8 (69.4) |
23.9 (75) |
27.0 (80.6) |
28.3 (82.9) |
24.7 (76.5) |
18.6 (65.5) |
11.8 (53.2) |
5.0 (41) |
15.7 (60.3) |
日平均気温 °C (°F) | −1.8 (28.8) |
−1.2 (29.8) |
2.4 (36.3) |
8.5 (47.3) |
14.2 (57.6) |
18.0 (64.4) |
21.8 (71.2) |
22.9 (73.2) |
18.8 (65.8) |
12.1 (53.8) |
6.0 (42.8) |
0.6 (33.1) |
10.2 (50.4) |
平均最低気温 °C (°F) | −6.3 (20.7) |
−6.1 (21) |
−2.8 (27) |
2.1 (35.8) |
8.1 (46.6) |
12.9 (55.2) |
17.6 (63.7) |
18.7 (65.7) |
14.1 (57.4) |
6.5 (43.7) |
0.8 (33.4) |
−3.6 (25.5) |
5.2 (41.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −17.6 (0.3) |
−20.2 (−4.4) |
−17.7 (0.1) |
−8.7 (16.3) |
−1.3 (29.7) |
1.9 (35.4) |
7.6 (45.7) |
8.9 (48) |
1.8 (35.2) |
−2.9 (26.8) |
−8.1 (17.4) |
−17.0 (1.4) |
−20.2 (−4.4) |
降水量 mm (inch) | 49.4 (1.945) |
49.1 (1.933) |
63.3 (2.492) |
65.0 (2.559) |
81.9 (3.224) |
96.4 (3.795) |
161.4 (6.354) |
160.3 (6.311) |
159.4 (6.276) |
114.0 (4.488) |
66.1 (2.602) |
64.8 (2.551) |
1,131.1 (44.531) |
降雪量 cm (inch) | 111 (43.7) |
109 (42.9) |
77 (30.3) |
5 (2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
3 (1.2) |
65 (25.6) |
367 (144.5) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 10.4 | 10.2 | 10.4 | 10.2 | 10.3 | 9.2 | 11.6 | 11.7 | 11.1 | 10.5 | 11.2 | 10.6 | 127.3 |
平均月間日照時間 | 102.3 | 105.3 | 153.5 | 181.5 | 190.7 | 157.6 | 136.5 | 152.7 | 141.2 | 148.9 | 121.9 | 102.6 | 1,694.7 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[4] |
歴史
[編集]古くから縄文人が定住していた集落が存在していたと見られ縄文時代の遺跡から石器など遺物が多数出土している。
鎌倉時代の始め、奥州合戦の功により南部光行が糠部五郡を拝領[注釈 1]して以降、南部氏の支配地となる。
戦国時代には本城である三戸城が築かれ城下町として栄える。江戸時代に本城が盛岡城に移された後は代官所が置かれる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により同心町、八日町、馬喰町、二日町、在府小路町、六日町、川守田町、久慈町および川守田村、梅内村(一部)が合併して三戸町が発足。
- 1955年(昭和30年)3月20日 - (旧)三戸町、斗川村、留崎村、猿辺村が合併し、現在の三戸町が発足。
行政・議会
[編集]経済
[編集]主産業は商業と農業である。また歴史遺産も多く観光整備が続けられている。
産業
[編集]郵便
[編集]- 三戸郵便局(集配局) (84011)
- 目時簡易郵便局 (84704)
- 梅内簡易郵便局 (84728)
- 川守田簡易郵便局 (84754)
- 斗川簡易郵便局 (84793)
- 猿辺簡易郵便局 (84803)
姉妹都市・提携都市
[編集]国外
[編集]- オーストラリア ニューサウスウェールズ州 タムワース - 2001年(平成13年)7月5日 姉妹都市提携 文化・教育等の交流
国内
[編集]地域
[編集]人口
[編集]平成27年国勢調査によって前回調査からの人口増減をみると、10.30%減の10,135人であり、増減率は県下40市町村中27位。
三戸町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三戸町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 三戸町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
三戸町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
健康
[編集]- 平均年齢
所轄警察署
[編集]所轄消防署
[編集]- 三戸消防署
教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]2013年に三戸小学校と三戸中学校が一体化し、小中一貫校三戸学園となる。
小学校
[編集]※以下は廃校。
- 三戸町立三戸小学校〈旧〉(1960年・三戸小学校〈新〉を統合新設)
- 三戸町立梅内小学校(同上)
- 三戸町立泉山小学校(同上)
- 三戸町立貝守小学校(1969年・三戸北小学校を統合新設)
- 三戸町立下田小学校(同上)
- 三戸町立袴田小学校(同上)
- 三戸町立斗内小学校(1997年・斗川小学校を統合新設)
- 三戸町立豊川小学校(同上)
- 三戸町立大舌小学校(同上)
- 三戸町立蛇沼小学校(2004年・三戸北小学校へ統合)
- 三戸町立目時小学校(2006年・三戸小学校へ統合)
- 三戸町立三戸北小学校(2009年・三戸小学校へ統合)
- 三戸町立杉沢小中学校(2022年・小中一貫校三戸学園へ統合[5])
図書館
[編集]金融機関
[編集]※:かつては町内に北日本銀行の支店があったが、2006年(平成18年)8月18日に廃止し、8月21日付けで同行二戸支店(岩手県二戸市)に統合された(その後に店舗は売却され、同行のATMを店舗外コーナーとして同心町地区に移設して設置されている)。
その他主要機関・企業
[編集]- 太子食品工業:大豆製品加工販売
交通
[編集]鉄道
[編集]路線バス
[編集]道路
[編集]- 一般国道
- 県道
- 農道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 三戸城址(県立城山公園):戦国時代に南部氏本城として築城された。三戸町が舞台となった連続テレビ小説繭子ひとりを記念した主人公の繭子の像がある。
- 斗内千人塚 墳丘・供養塔 〔斗内字清水田〕県史跡[1]、天明の大飢饉の際の餓死者を弔うもの。
- 泉山の登拝行事:泉山の七歳児参りもしくは月山参りと呼ばれる。重要無形民俗文化財に指定されている。[2]
- 道の駅さんのへ
- 南部俵づみ唄・踊り:祝時において謡われる祝い唄。
- えんぶり
- さんのへ夏祭り(提灯祭り)
- 三戸秋祭り
- まける市:300年の伝統をもつ。
- 佐滝本店〔八日町〕登録有形文化財。青森県内最古の現存する鉄筋コンクリート造
- 歴史民俗資料館〔城山公園内、梅内字城ノ下〕[3]
- 桑の木 〔六日町〕県天然記念物、樹齢120年。[4]
- 関根の松 〔川守田字関根〕県天然記念物、推定樹齢360年余で、南部藩御野馬別当一戸五右衛門の屋敷跡にある。[5]
- 檜山御前五輪塔 〔同心町字古間木平〕県重宝、檜山御前(南部信直の次女)の墓所とされる。[6]
- 稲荷神社 〔斗内字田屋ノ下〕本殿(県重宝)
- 三戸城(温故館)
著名な出身者
[編集]- 鏡里喜代治(力士):第42代横綱。青森県出身力士として初の横綱
- 金田一国士(実業家):花巻温泉創始者
- 下村青(俳優):本名および旧芸名は下村 尊則(しもむら たかのり)。男子バトントワラーの第一人者としても知られ1983年にはバトントワリングの全米オープンアジア初のグランドチャンピオンに。その後劇団四季や歌舞伎に多数出演。ドラマ『営業部長 吉良奈津子』にも出演した。
- 時津浪朋納(力士):十両
- 中嶋英夫(政治家):衆議院議員を5期14年間、川崎市議会議員、神奈川県議会議員も務めた。所属は日本社会党
- 馬場のぼる(漫画家、絵本作家):代表作に「11ぴきのねこ」シリーズ
- 武士沢友治(騎手):JRA所属騎手
- 松尾官平(政治家):参議院議員を通算約16年務める。1995年(平成7年)8月〜1998年(平成10年)7月に参議院副議長。所属は自由民主党、新生党、新進党
- 吉原忠男(医師、推理作家):元埼玉県医師会長。作家は海庭良和名義
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 図典 日本の市町村章 p26
- ^ “IV 地域別情報”. 青森県. 2024年12月1日閲覧。
- ^ 気象庁(三戸の観測史上1-10位の値)
- ^ “三戸 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年9月22日閲覧。
- ^ “杉沢小中が三戸学園に統合へ/22年度”. デーリー東北 (2020年12月1日). 2022年3月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ホーム/三戸町公式ホームページ
- 三戸町(さんのへまち)公式 (@Sannohe_Nyago) - X(旧Twitter)
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