吉原忠男
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ペンネーム | 海庭 良和 |
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誕生 |
1935年7月8日(89歳) 日本 青森県三戸郡三戸町 |
職業 |
医師 推理作家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 東京慈恵会医科大学医学部 |
代表作 |
『太陽連合』(1962年) 『ハーレムのサムライ』(1981年) |
主な受賞歴 |
作家として 月刊放送ドラマ新人賞(1959年) 月刊SFマガジン新人賞(1962年) 第3回ハヤカワ・SFコンテスト佳作(1964年) オール讀物新人賞(1981年) 医師として 医療功労賞(2006年) 日本対癌協会賞(2010年) 旭日小綬章(2011年) |
デビュー作 | シナリオ『雪の中の声』(1959年) |
活動期間 | 1959年 - |
配偶者 | あり |
[1] -)は、日本の医師(外科学)、推理作家。医学博士。埼玉県医師会元会長[2]。
(よしはら ただお、1935年7月8日経歴・人物
[編集]青森県三戸郡三戸町出身。1960年、東京慈恵会医科大学医学部卒業。1962年に医師国家試験合格(医籍174945号)。同大学第一外科学教室助手を経て、1968年に埼玉県浦和市(現・さいたま市)で吉原医院を開設。1970年、医学博士(東京慈恵会医科大学)。
埼玉県医師会常任理事を経て、2004年4月から2010年まで埼玉県医師会長。2006年に医療功労賞(読売新聞社主催)を受賞。2011年4月、旭日小綬章を受章[3]。
現役の開業医として地域の保険・医療活動に力を入れながら、合間を縫って海庭良和(かいば よしかず)のペンネームにて豊富な医学知識を生かしたミステリー作品の執筆活動に取り組む。日本ペンクラブ会員。
1964年『太陽連合』にて第3回ハヤカワ・SFコンテスト佳作。1975年『走る人たち』にて「文學界新人賞」候補。1981年『ハーレムのサムライ』にて「オール讀物新人賞」受賞。また同年『ジーザスの夏祭り』にて「野性時代新人賞」候補となった。
著書
[編集]海庭良和名義
- 『B型肝炎殺人事件』(徳間書店、1989年)
- 『巨構の殺意 多喜二の伝説』(現代書林、1989年)
- 『「おくのほそ道」殺人紀行 女外科医・草加部景子』(徳間ノベルス、1991年)
- 『ノルウェーの石蟹: 味紀行』(森林書房、1991年)
- 『禽獣の殺意 女外科医・草加部景子』(徳間書店、1992年)
- 『トンガル殺人紀行』(郁朋社、2002年)
- 『ニューヨーク小景 味紀行』(郁朋社、2004年)
- 『冬の鎖 秩父夜祭殺人事件』(埼玉新聞社、2006年)
- 『カルチェ・ラタンの食鬼(グルマン)たち』(合同フォレスト、2012年)
- 『マンハッタン冬歌』(合同フォレスト 2014年)
脚注
[編集]- ^ “【医療制度改革を考える】埼玉県医師会顧問 吉原忠男”. www.saitama.med.or.jp. 埼玉県医師会. 2020年9月7日閲覧。
- ^ “埼玉県医 現職の吉原会長が3選”. 日刊薬業 (2008年2月25日). 2020年9月6日閲覧。
- ^ “海庭良和│プロフィール”. HMV&BOOKS online. 2020年9月6日閲覧。