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柳原水閘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯35度45分07秒 東経139度53分31秒 / 北緯35.751987度 東経139.891995度 / 35.751987; 139.891995

柳原水閘

柳原水閘 (やなぎはらすいこう)は、千葉県松戸市にある河川の水門である。

概要

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江戸川流域坂川治水を目的として、1904年明治37年)に坂川普通水利組合によって設けられた、四連アーチ構造の美しい煉瓦造りである。

大きさは、河川横断方向に17メートル、河川縦断方向に13メートル。材質はアーチ部分が煉瓦および石造り、橋脚部分が石造りである。設計は鬼怒川水力電気事業や京浜運河工事の設計を手がけた技師・井上二郎(1873年生まれ)が行った。

現在は水閘としては使用されていないが、文化財として保存されている。[1]1995年松戸市指定文化財に指定、2004年100周年記念式典とともに土木学会選奨土木遺産に認定、2007年経済産業省によって近代化産業遺産に認定された[2]

直線距離で約500m離れた場所に、栗山配水塔(2006年土木学会選奨土木遺産認定)がある。

諸元

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  • 構造 四連アーチ
  • 河川横断方向 17メートル
  • 河川縦断方向 13メートル
  • 材質
    • アーチ部 煉瓦造、石造
    • 脚部 石造

沿革

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  • 1904年 竣工
  • 1995年 松戸市指定文化財に指定
  • 2004年 100周年記念式典、土木学会選奨土木遺産に認定
  • 2007年 経済産業省・近代化産業遺産に認定

所在地・交通

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脚注

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  1. ^ 水門の機能は隣接地に建設された柳原水門に引き継がれている。柳原水門と同時期に柳原排水機場が建設されている。下矢切・柳原地区 | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
  2. ^ 近代化産業遺産群33” (PDF). 経済産業省. 2019年6月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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