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福井港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三国港から転送)
福井港
九頭竜川と福井港、石油備蓄基地が隣接する。2007年8月18日撮影
所在地
日本の旗 日本
所在地 福井県坂井市福井市
詳細
開港 2005年[1]
管理者 福井県
種類 特定港
統計
公式サイト 福井港(福井県サイト)

福井港(ふくいこう)は、福井県北部の坂井市九頭竜川河口部に位置する港湾地方港湾)である。港湾管理者は福井県港則法上の特定港に指定されている。三国港地区本港地区からなる。

概要

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もともと九頭竜川河口の三国港がこの地区の中心港であった。後に日本海側の三里浜砂丘に大型港湾を整備し、あわせて福井港と称するようになった。2009年(平成21年)には、大型港湾地区を本港地区と称している。

特定港としての現地業務部署は港長業務を行う第八管区海上保安本部福井海上保安署のみの設置であり、外航船舶の入出港時は以下各所との往来もしくは通信による対応となる。なお動物検疫指定港とはなっておらず、動物検疫所の管轄となる指定動物や畜産物などの輸出入は不可。

三国港地区

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三国港

古くから三津七湊の1つでもあって日本を回航する北前船、および福井城下はじめ九頭竜川水系の水運拠点として繁栄した三国港(みくにこう)(別名:三国湊(みくにみなと)、坂井港)がその前身[2]。港内には越前がにアマエビの水揚げで有名な三国港市場(みくにみなといちば、坂井市三国町宿)がある[3][4][5]

旧来の港である九頭竜川右岸地区は、食品流通業界や市場向かいにあるえちぜん鉄道三国芦原線の終着駅名として旧称の三国港を用いており、一般的にも工業地区と区別する意味を含め三国港と呼ばれている。

三国港一帯はみなとオアシスとして登録されており[1]、三国湊町家館を代表施設とするみなとオアシス三国湊として情報発信拠点ともなっている。

本港地区

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福井港の本港を中心とする地域には、福井臨海工業地帯(テクノポート福井)が建設されている。

30基の油槽のうち20基が福井市に位置し、福井市側の沖合に浮かぶ一点係留ブイも港湾施設の一つであり、そこから陸上の石油備蓄基地へ繋がる海底パイプラインにより荷揚げを行う。

沿革

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交通

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鉄道
道路
道の駅

近隣の港湾

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脚注

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  1. ^ a b c d e 『福井県土木史 第III巻』福井県土木技術協会、2022年3月10日、381頁。 
  2. ^ a b c “2年半の別れまでもうすぐ 司馬遼太郎が称えた北前船模型”. 産経ニュース. (2020年9月30日). https://www.sankei.com/article/20200930-I4ZJMLVU7NM7XABJ4HGDJAYGCE/ 2022年9月25日閲覧。 
  3. ^ “魚の競り見学できる市場、福井県坂井市にオープン 三国港市場を一新、4月中旬から日曜朝市も”. 福井新聞ONLINE. (2022年3月21日). オリジナルの2022年4月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220401082248/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1515512 2022年9月25日閲覧。 
  4. ^ 「カニに取り憑かれた俳優」吉沢亮 究極の越前がに「極」を求めてセリに挑む!”. 沸騰ワード10 (2021年12月24日). 2022年9月25日閲覧。
  5. ^ “三国港市場、エビづくし 秋の甘ガサ祭”. 日刊県民福井Web. (2022年9月13日). オリジナルの2022年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220915025635/https://www.chunichi.co.jp/article/543691 2022年9月25日閲覧。 
  6. ^ エッセル堤 - 国土交通省北陸地方整備局
  7. ^ a b c d e f g h i 福井港の沿革”. 福井県土木部港湾空港課 (2017年1月26日). 2022年9月25日閲覧。
  8. ^ 三国港(旧阪井港)突堤 - 文化遺産オンライン文化庁
  9. ^ 『福井を伝えて一世紀 福井新聞百年史 別冊資料編・年表』福井新聞社、2000年3月27日、302頁。 

関連項目

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外部リンク

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