松前港
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松前港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道松前郡松前町 |
座標 | 北緯41度25分14秒 東経140度05分30秒 / 北緯41.42056度 東経140.09167度座標: 北緯41度25分14秒 東経140度05分30秒 / 北緯41.42056度 東経140.09167度 |
詳細 | |
管理者 | 松前町 |
種類 | 地方港湾(避難港) |
統計 | |
統計年度 | 平成27年 |
発着数 | 5,901隻[1] |
貨物取扱量 | 16,507トン[1] |
松前港(まつまえこう)は、北海道松前郡松前町にある港湾。港湾管理者は松前町。港湾法上の「地方港湾」、「避難港」に指定されている。
港湾施設
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港には弁天島があり、天然の湾曲部を利用して港湾を整備している[2]。
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弁天島と松前灯台(2010年5月)
沿革
[編集]1604年(慶長9年)、徳川家康によって江戸幕府が開かれると、蝦夷地の独占権を得て日本最北の藩となる「松前藩」が成立した[3]。1630年(寛永7年)に松前藩は福山、江差、箱館の3港に番所を設置し、交易を支配した[4]。当初の交易は近江商人が独占的に支配する状態であったが[5]、場所請負制が導入されると経営能力に長けた商人に生産を請負わせるようになり、「北前船」が台頭した[4]。こうして松前には様々な物資や文化がもたらされており、1869年(明治2年)の「箱館戦争」による松前城の攻防戦によって城下の3分の2が焼失するまで蝦夷地(北海道)の中心地として繁栄した[6]。
年表
[編集]- 1889年(明治22年):弁天島に福山灯台(現在の松前灯台)設置。
- 1929年(昭和 4年):「農山村漁村救済事業」指定。
- 1951年(昭和26年):「避難港」指定。
- 1953年(昭和28年):「地方港湾」指定し、松前町が港湾管理者となる。
- 1966年(昭和41年):公有水面埋立法による「乙号港湾」指定。
- 2014年(平成26年):「松前港福山波止場」が「土木学会選奨土木遺産」選定[7]。
脚注
[編集]- ^ a b “平成27年 北海道港湾統計年報《概要版》” (PDF). 北海道. 2017年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月7日閲覧。
- ^ “弁天島”. 北海道松前藩観光奉行. 松前町ツーリング推進協議会. 2017年12月7日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “松前藩の成立”. 松前歴史物語. 松前町. 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b “江差湾の推移”. 江差の文化・歴史. 江差町. 2015年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月7日閲覧。
- ^ “藩政時代の松前”. 松前歴史物語. 松前町. 2017年12月7日閲覧。
- ^ “幕末へ…”. 松前歴史物語. 松前町. 2017年12月7日閲覧。
- ^ “松前港福山波止場”. 土木学会選奨土木遺産. 土木学会. 2017年12月7日閲覧。