コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

白老港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白老港
所在地
日本の旗 日本
所在地 北海道白老郡白老町
白老港の位置(北海道南部内)
白老港
白老港 (北海道南部)
白老港の位置(北海道内)
白老港
白老港 (北海道)
白老港の位置(日本内)
白老港
白老港 (日本)
座標 北緯42度31分21秒 東経141度19分23秒 / 北緯42.52250度 東経141.32306度 / 42.52250; 141.32306座標: 北緯42度31分21秒 東経141度19分23秒 / 北緯42.52250度 東経141.32306度 / 42.52250; 141.32306
詳細
開港 1990年
管理者 白老町
種類 地方港湾
係留施設数 漁港区:2、商港区:7
埠頭数 漁港区:1、商港区:3
統計
統計年度 2016年
発着数 4,358[1]
貨物取扱量 1,044,142 トン[2]
公式サイト 白老港 | 白老町

白老港(しらおいこう)は、北海道白老郡白老町にある港湾港湾法上の「地方港湾」に指定されている。港湾管理者は白老町。

概要

[編集]

苫小牧港室蘭港の中間に位置し、道央自動車道経由で新千歳空港まで約35分、札幌市まで約60分の距離にある[3]。1982年(昭和57年)に新規着工した北海道内で最も新しい港であり、北海道内の地方港湾の中で取扱貨物量が第1位になっている(フェリー貨物除く)[3]。2013年(平成25年)に-11 m岸壁を擁する第3商港区が供用開始した[4]。港の背後地に分譲用地を整備しているほか[5]、周辺には日本製紙北海道工場白老事業所や工業団地(石山特別工業団地、石山工業団地)がある[6][7]。港では『元気まちしらおい港まつり』やいぶり中央漁業協同組合による『朝市・夕市』を開催している。

港湾施設

[編集]

主な港湾施設は次の通り。

係留施設

  • 漁港区
    • 第1岸壁
    • 第2岸壁
  • 東埠頭
    • 第1岸壁
    • 第2岸壁
  • 中央埠頭
    • 第1岸壁
    • 第2岸壁
    • 第3岸壁
    • 第4岸壁
  • 西埠頭
    • 第1岸壁

保管施設

  • 公共中央1号上屋

港内施設

  • インカルミンタル「眺望の広場」
  • 緑地「汐音ひろば」

沿革

[編集]
  • 1970年昭和45年):北海道港湾懇談会において白老港委員会を設置[8]
  • 1982年(昭和57年):「白老港港湾計画基本構想」策定[8]。白老港港湾区域認可[8]。着工式[8]
  • 1988年(昭和63年):白老港湾振興会設立[8]
  • 1990年平成02年):「白老港港湾計画基本構想」改訂[8]。漁港区の一部供用開始[8]。開港記念式典開催[8]
  • 1991年(平成03年):親水護岸(インカルミンタル)が『日本港湾協会技術賞』受賞[8][9]
  • 1995年(平成07年):第1商港区一部供用開始[8]
  • 1998年(平成10年):汐音ひろば完成[8]
  • 1999年(平成11年):「白老港港湾計画基本構想」改訂[8]
  • 2001年(平成13年):第2商港区、公共埠頭1号上屋供用開始[8]。白老港港湾事務所完成[8]
  • 2005年(平成17年):「白老港港湾計画基本構想」改訂[8]
  • 2006年(平成18年):初の外国貨物船、外国客船入港[8]
  • 2009年(平成21年):「白老港港湾計画基本構想」一部変更[8]
  • 2013年(平成25年):第3商港区供用開始[8][4]
  • 2014年(平成26年):アメリカ陸軍の機材を積んだコンテナ船入港[10][11]

脚注

[編集]
  1. ^ 白老港「入港隻数・総トン数」の推移”. 白老町. 2017年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
  2. ^ 白老港「取扱貨物量」の推移”. 白老町. 2017年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
  3. ^ a b 白老港のご紹介” (PDF). 白老町. 2017年3月22日閲覧。
  4. ^ a b “白老港・第3商港区が暫定供用 第一船は砂利運搬船”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2013年11月2日). オリジナルの2017年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170423155101/http://www.tomamin.co.jp/2013116732 2017年3月22日閲覧。 
  5. ^ 臨海部の分譲について”. 白老町. 2017年3月22日閲覧。
  6. ^ 北海道工場白老事業所”. 日本製紙グループ. 2017年3月22日閲覧。
  7. ^ 工業団地のご紹介”. 白老町. 2017年3月22日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 白老港の概要”. 白老町. 2017年3月22日閲覧。
  9. ^ 展望台備えた護岸に技術賞−白老”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1991年6月6日). 2017年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
  10. ^ “米軍ヘリなど積載船が白老に入港 27日から日米共同訓練”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2014年10月21日). オリジナルの2017年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170423154415/http://www.tomamin.co.jp/20141018160 2017年3月22日閲覧。 
  11. ^ “米軍機を積んだコンテナ船が白老を出港”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2014年11月13日). オリジナルの2017年4月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170423154424/http://www.tomamin.co.jp/20141118927 2017年3月22日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]