奥尻港
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奥尻港 | |
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奥尻フェリーターミナル建屋 | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道奥尻郡奥尻町 |
座標 | 北緯42度10分40秒 東経139度31分12秒 / 北緯42.17778度 東経139.52000度座標: 北緯42度10分40秒 東経139度31分12秒 / 北緯42.17778度 東経139.52000度 |
詳細 | |
管理者 | 奥尻町 |
種類 | 地方港湾(避難港) |
統計 | |
統計年度 | 平成27年 |
発着数 | 2,877隻[1] |
貨物取扱量 | 479,879トン[1] |
旅客数 | 70,359人[1] |
奥尻港(おくしりこう)は、北海道奥尻郡奥尻町にある港湾。港湾管理者は奥尻町。港湾法上の「地方港湾」、「避難港」に指定されている。
港湾施設
[編集]主な港湾施設は次の通り。
外郭施設
- 北島防波堤
- 東島防波堤
- 東外防波堤
- 東防波堤
- 南防波堤
- 北外防波堤
- 北防波堤
- 北防波護岸
- 南防波護岸
係留施設
- 新港地区
- 北物揚場(-3.5 m)
- -6.5 m岸壁
- -4.5 m岸壁
- -6.0 m岸壁
- 南地区
- 南物揚場(-2.5 m)
- 物揚場(-4.0 m)
航路
[編集]フェリー航路
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1999年(平成11年)4月16日から2017年(平成29年)4月30日まで就航していた「アヴローラおくしり」(奥尻港にて)(2011年8月)
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2017年(平成29年)5月1日から就航している「カランセ奥尻」(江差港にて)(2017年8月)
沿革
[編集]1993年(平成5年)7月12日に発生した「北海道南西沖地震」は奥尻島に甚大な被害をもたらし、奥尻港では液状化現象による岸壁損壊のほか、津波によりフェリーターミナル1階部分が流失するなどの被害を受けた。地震後の数日間はフェリーの運航ができなかったが、同月16日に試験運航を行い、翌日から通常ダイヤで運航した[4]。
- 1951年(昭和26年):「避難港」指定。奥尻町が港湾管理者となる。
- 1952年(昭和27年):「奥尻港電探基地整備事業」による拡張工事施行[5]。
- 1966年(昭和41年):「地方港湾」指定。東堤防波堤灯台完成[5]。
- 1967年(昭和42年):東日本海フェリー(現在のハートランドフェリー)による江差—奥尻間フェリー航路開設[5]。
- 1977年(昭和52年):奥尻港旅客上屋(フェリーターミナル)完成[5][6]。瀬棚—奥尻間フェリー航路開設。
- 1991年(平成 3年):フェリー大型化(2,000 t級)。
- 1993年(平成 5年)「北海道南西沖地震」発生し、港湾施設被災。
- 1994年(平成 6年):フェリー岸壁災害復旧工事竣工[7]。フェリーターミナル完成[6][7]。
- 1997年(平成 9年):-6.5 m岸壁(耐震)完成。
- 2003年(平成15年):奥尻港東島防波堤灯台(航路標識)完成[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c “平成27年 北海道港湾統計年報《概要版》” (PDF). 北海道. 2017年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月6日閲覧。
- ^ “ハートランド奥尻-せたな航路休止へ ホテル閉館見通しで”. 北海道新聞 (2019年1月22日). 2019年4月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “「せたな-奥尻島航路」運航休止のお知らせ” (PDF). ハートランドフェリー (2019年2月13日). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “港湾の防災に関する研究会(第2回)” (PDF). 国土交通省. p. 11-16 (2003年6月10日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ a b c d “奥尻町のあゆみ 昭和のできごと” (PDF). 奥尻町. 2017年12月6日閲覧。
- ^ a b “会社案内”. ハートランドフェリー. 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b c “奥尻町のあゆみ 平成のできごと” (PDF). 奥尻町. 2017年12月6日閲覧。