吉野ヶ里町
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よしのがりちょう 吉野ヶ里町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 佐賀県 | ||||
郡 | 神埼郡 | ||||
市町村コード | 41327-5 | ||||
法人番号 | 5000020413275 | ||||
面積 |
43.99km2 | ||||
総人口 |
16,322人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 371人/km2 | ||||
隣接自治体 |
神埼市、三養基郡上峰町、みやき町 福岡県:福岡市、那珂川市 | ||||
町の木 | さざんか | ||||
町の花 | さくら | ||||
吉野ヶ里町役場 | |||||
町長 | 伊東健吾 | ||||
所在地 |
〒842-8501 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田321-2 北緯33度19分16秒 東経130度23分56秒 / 北緯33.32122度 東経130.39886度座標: 北緯33度19分16秒 東経130度23分56秒 / 北緯33.32122度 東経130.39886度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
吉野ヶ里町(よしのがりちょう)は、佐賀県東部に位置する町。現在神埼郡に属する唯一の町である。
地理
[編集]佐賀県の東部、佐賀市から東へ約10 km、福岡市から南へ約30 kmの場所に位置している。町内を長崎本線、国道34号、長崎自動車道が東西に貫いている。町域は南北に細長く、中央部から南側は佐賀平野の北端部に含まれる平地であるが、長崎自動車道より北側の地域は脊振山地の南端部にあたる山がちな地形である。
地形
[編集]-
水田が広がる低地と住宅地が広がる丘陵地(吉田、吉野ヶ里公園駅北)
-
国道385号沿いの道の駅と千石山
-
ダム建設に伴い移植された佐賀県天然記念物の「小川内の杉」(2017年、移植1年後)
気候
[編集]隣接している自治体・行政区
[編集]- 佐賀県
- 福岡県
地名
[編集]地域 | 面積/km2 | 世帯[* 1] | 人口[* 1] | 旧町村 | 位置 | 町・字 |
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旧三田川町 | 10.85 | 2917 | 8050 | 三田川町 | 南 | 立野[* 2]・田手・箱川・豆田・吉田 |
旧東脊振村 | 33.09 | 2561 | 8355 | 東脊振村 | 中央から北 | 石動・大曲・松隈・三津 |
計 | 43.94 | 5478 | 16405 |
人口
[編集]吉野ヶ里町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 吉野ヶ里町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 吉野ヶ里町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
吉野ヶ里町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]1986年(昭和61年)に現在の町域西部(旧三田川町~旧神埼町)の吉野ヶ里丘陵にある工場団地予定地から弥生時代の環濠集落遺跡が発見され、吉野ヶ里遺跡と命名された。町名はこの吉野ヶ里遺跡に由来する。
近現代
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる三田川村・東脊振村が発足。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 三田川村が町制施行。三田川町となる。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 三田川町・東脊振村が対等合併し、吉野ヶ里町が発足。
行政
[編集]歴代町長
[編集]- 吉野ヶ里町(2006年-)歴代町長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初-2 | 江頭正則 | 2006年4月16日 | 2014年4月15日 | |
3 | 多良正裕 | 2014年4月16日 | 2018年4月15日 | |
4 | 伊東健吾 | 2018年4月16日 | 現職 |
議会
[編集]- 議会定数:12名[1]
町役場所在地
[編集]- 三田川庁舎(旧三田川町役場):神埼郡吉野ヶ里町吉田321-2
- 東脊振庁舎(旧東脊振村役場):神埼郡吉野ヶ里町三津777
県政
[編集]神埼市・神埼郡選挙区から選出される佐賀県議会議員の定数は2議席である。
国政・国の出先機関
[編集]出先機関
警察
[編集]- 神埼警察署
- 三田川交番
- 東脊振警察官駐在所
消防
[編集]- 佐賀広域消防局
- 吉野ヶ里出張所
産業
[編集]農業
[編集]工業
[編集]長崎自動車道の東脊振インターチェンジが町の中央に位置し、また、九州自動車道の鳥栖ジャンクションに近い地の利を活かし、製造業の誘致が図られている。
吉野ヶ里町に工場・事業所を置く企業
[編集]- 不二家吉野ヶ里工場
- リンガーハット佐賀工場
- ロックペイント九州工場
- 大塚製薬佐賀工場
- ブリヂストン佐賀工場
- 中国塗料九州工場
- エフピコ九州工場、九州配送センター、九州ピッキングセンター
- ニシム電子工業佐賀工場
- 日清紡マイクロデバイス佐賀事業所(日清紡マイクロデバイスAT)
- ゴール九州工場
- カナフレックスコーポレーション九州工場
- NRS九州物流センター
市外局番
[編集](交換局が、那珂川市からの接続となるため)
- 福岡MA(市内局番954)
郵便局
[編集]- 郵便番号
- 〒842-0xxx
金融機関
[編集]健康・福祉
[編集]- 平均年齢 : 42.52歳
- 年少人口(0 - 14)割合:16.06 %
- 生産年齢人口(15 - 64)割合:64.04 %
- 老年人口(65 - )割合:19.90 %
教育
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]幼稚園
[編集]- 吉野ヶ里町立東脊振幼稚園
- 三田川幼稚園
- 吉野ヶ里こども園
保育所
[編集]- 吉野ヶ里町立吉野ヶ里保育園
- くるみ保育園
- 認定こども園きらり
交通
[編集]鉄道
[編集]- 九州旅客鉄道(JR九州)
バス路線など
[編集]- 西鉄バス(西日本鉄道・西鉄バス久留米・西鉄バス佐賀) - 国道34号および県道22号を通り旧三田川町域を経由して久留米市(JR久留米駅・西鉄久留米駅)と佐賀市中心部を結ぶ路線、同じく国道34号を通り旧三田川町域を経由して鳥栖市と神埼市を結ぶ路線を運行している。
- 高速バス - 西鉄が吉野ヶ里町と福岡空港を結ぶ高速バスを1往復運行している(福岡空港 - 佐賀間、神埼市経由)。
- 吉野ヶ里町コミュニティバス - 2023年10月よりデマンド型乗合タクシーに代替され、通勤通学線3路線のみとなった。
- デマンド型乗合タクシー「よしくる」 - 2023年10月2日運行開始。予約制。町内の任意の場所および隣の神埼市・上峰町の指定施設で乗降可能。
タクシー
[編集]吉野ヶ里観光タクシーが町内で営業している。
道路
[編集]高速道路
[編集]有料道路
[編集]一般国道
[編集]主要地方道
[編集]文化施設
[編集]- 吉野ヶ里町吉野ヶ里駅公園コミュニティホール
- 吉野ヶ里町町民憩いの家
- 吉野ヶ里町東脊振村制100周年籾岳展望台・記念塔
- 吉野ヶ里町東脊振運動公園
- 吉野ヶ里町トム・ソーヤの森
- 吉野ヶ里町立野地区学習等供用施設
スポーツ施設
[編集]- 吉野ヶ里町三田川中央公園多目的広場
- 吉野ヶ里町三田川武道館
- 吉野ヶ里町三田川武道館
- 吉野ヶ里町町民温水プール
- 吉野ヶ里町三田川中央公園野球場
- 吉野ヶ里町丸山球場
- 吉野ヶ里町三田川中央公園テニスコート
- 吉野ヶ里町東脊振運動公園テニスコート
- 吉野ヶ里町町民三田川プール
- 吉野ヶ里町児童体育館
- 吉野ヶ里町三田川中央公園多目的広場
特産品
[編集]- 栄西茶 - 緑茶栽培の発祥地と言い伝えられている、旧東脊振村でつくられたお茶(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)。
- 赤米 - 古代米の一種。古来は神事や宮廷料理で供されていたと言われている。吉野ヶ里遺跡周辺で作られている。現在は、地元中学校の生徒による赤米の田植え・稲刈りなども行われている。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
- やよいもち - 古代米の赤米を使って作られたもち。色は桜色で、中にはこしあんが入っている。もち米、小豆とも吉野ヶ里町産のものが使用されている。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
- いちごジャム - 吉野ヶ里町産のイチゴを使用したジャム。イチゴが採れる3月~5月までの期間限定商品。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
- 柿みそ - すりおろした柿の入った合わせ味噌。柿に含まれるビタミン等の成分が体に良く評判である。柿の甘味が味噌にまろやかさを加えており、珍味である。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
- さしみ蒟蒻
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 吉野ヶ里遺跡・吉野ヶ里歴史公園
- 石塔院
- 東妙寺
- 長崎街道
- 村制100周年記念塔
- トムソーヤの森
- 千石山サザンカ自生北限地(国の天然記念物)
- 九州自然歩道
- 霊仙寺跡(茶栽培発祥の地)
- 道の駅 吉野ヶ里 さざんか千坊館
- 小川内(おがわち)の杉 - 山祗神社の神木。五ケ山ダム建設に伴い、200 m余離れた高台に社殿と共に移設された[2]。
- 日吉神社(日吉城跡)
- 田手畷の戦い
- 田手川の戦い
祭事・催事
[編集]- 吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市(毎月第一日曜日)
- 聖茶まつり(5月)
- 兵庫祭り(蛤水道、5月)
- 「夏」ふれあい祭り(8月)
- 吉野ヶ里ふるさと炎まつり(10月下旬)
- 竹ものがたり(11月)
- 菜の花マーチ、春の「さざんか千坊館」祭り(3月)
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霊仙寺跡の乙護法堂
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蛤水道
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道の駅吉野ヶ里
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佐賀県天然記念物のラカンマキ(石塔院)
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国天然記念物の千石山サザンカ自生地
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吉野ヶ里歴史公園東口広場。中央の通路と右の駐車場で軽トラ市が開催される。
吉野ヶ里町出身の有名人・著名人
[編集]- 金剛敏彦 - 元十両力士
- 中島輝士 - 元プロ野球選手
- 大隈栄一 -「オークマ(株)国内工作機械製造メーカー 」創設者 (1870~1950)
- 原貢 (1936~2014) - 元高校野球・大学野球監督。息子が巨人監督・原辰徳。
- 溝上たんぼ - お笑い芸人、新作のハーモニカ
- KOSEI(八谷晃生)- ピアニスト、シンガーソングライター、アーティスト
- 古賀紗理那 - バレーボール選手(NECレッドロケッツ)[3]
脚注
[編集]- ^ “○吉野ヶ里町議会の議員の定数を定める条例”. 2018年12月22日閲覧。
- ^ 福岡県五ケ山ダム建設事務所、「五ケ山ダムだより」、第27号、p.2「「小川内の杉」の移植が完了しました! (PDF) 」、2016年6月発行
- ^ "女子バレー古賀紗理那の攻撃が進化中 五輪延期「何かの意味がある」". 西日本スポーツ. 西日本新聞社. 20 September 2020. 2022年9月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 吉野ヶ里町に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ